JP2020516555A - 破断可能な容器 - Google Patents

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Abstract

容器(10)は、1つ以上の内容物を収容するための空洞(23)を有する本体(11)を含む。容器(10)は、本体(11)の周囲に編成されるフランジ(20)を含む。カバー(24)は、内容物を空洞(23)内に密閉するためのフランジ(20)に貼付される。屈曲部(31)を含む破断可能部分(30)は、第1のフランジ部分(21)から第2のフランジ部分(22)まで本体(11)を横断して延在する。破断可能部分(30)は、本体(11)を屈曲部(31)の一方の側の第1の本体部分(12)と屈曲部(31)の他方の側の第2の本体部分(13)とに二分する。破断可能部分(30)は、ユーザが所定レベルを超える力を屈曲部(31)の両側の第1及び第2の本体部分(12、13)のそれぞれに印加する場合に、それに沿って本体(11)が破断するように適合される破断経路(35)を画成する。破断経路(35)は開始破断点及び一対の終端(33)を有し、1つの前記終端(33)は、本体(11)が各終端(33)に向かう破断経路(35)に沿って反対方向に破断点から破断するように適合されるように、第1及び第2のフランジ部分(21、22)のそれぞれにある。破断可能部分(30)は破断経路(35)に沿って互いに離間する複数の破断導体(40)を有する。各破断導体(40)は、破断導体(40)が破断経路(35)に沿った破断の伝播を案内することを支援するように、破断可能部分(30)の剛性の局所的変化によって画成される。

Description

発明の分野
本発明は、容器の分野に関し、特に、破断経路に沿って破断することによって開封することができる容器に関する。
発明に対する背景
容器は様々な製品のために用いられ、多くの場合、収容される製品に応じて又は美的目的のための所望の又は必要とされる形状を有している。現在の多くの容器は、材料を収容するための空洞を画成する本体と、空洞の上の開口部を覆う蓋とを含んでいる。かかる容器は、ミシン目を用いたり、線に沿って切り目を付けたり、又は薄くしたりすることによって本体の壁の脆弱化により、所望の経路に沿って開封することができる。状況によっては、脆弱化させた壁を用いることは望ましくなく、これは容器の望ましくない開封又は脆弱化に沿った不十分な障壁性能につながる可能性があるためである。
幾つかの代替容器は、開口部が破断経路の両側への力の印加により容器の本体に形成される寸法形状破断機能を有している。かかる容器は、向上した障壁性能を有するより頑丈な製品を提供することができる。
本出願人の米国特許第8,485,360号は、破断経路にわたって略一定の壁厚を有する破断経路に沿って破断可能な、いわゆる「スナップ機能」を備える容器を提供している。容器の本体は、中立軸と屈曲部の基底面との間の距離(y)を増加させ、破断経路における面積の2次モーメント(I)を低減することにより、破断経路に沿って応力を集中させるよう構成されている。容器の本体を形成する材料は、容器が屈曲部において破断経路に沿って破断することができるよう十分に脆性がなければならない。米国特許第8,485,360号によって提供されるこの編成は、ある特定の大きさ及び形状を有する容器及び破断経路を持つ用途にも限定されている。特に、破断経路は比較的短い距離を移動するよう制限されている。破断の長さを増加させることによる等の破断経路の寸法形状、又は脆性の低い材料を用いることによる等の容器本体を形成する材料を変更することは、破断経路を一貫して辿らないか、亀裂若しくは鋸歯状縁部を形成するか、又は所望の経路に沿って完全に開封されない破断につながる可能性がある。容器がひび割れた又は不均一な経路に沿って破断する状況は、それらを視覚的に魅力がないと見なし、且つ容器の一部が容器内の製品内へ粉々になったと疑っている可能性のある消費者にとって望ましくない。このようにひび割れた若しくは不均一な、又は更に粉砕された経路の幾つかは、また、開封した容器の不均一な縁部に引っ掛かって彼らの皮膚を引き裂く可能性のあるユーザに対する危険性を与える可能性もある。
米国特許’360号で説明されているスナップ機能は、容器の全体的な外観を変化させる可能性を限定している。スナップ機能の要件は、また、結果として容器内のデッドスペースの要因も生じる可能性がある。これは、スナップ機能を含む容器の視覚的な魅力が限定され、無駄なスペースや過剰なパッケージの認識につながる可能性があることを意味している。
自然界において、亀裂はまっすぐな経路を自然に辿ることはない。通常、自然に形成された亀裂は、地震後に地面に作成される亀裂、氷で見られる亀裂、又はガラス等の物体が落下した場合の亀裂のように鋸歯状となり、分岐する。この自然現象は、長い距離にわたる直線に沿った裂け目を作成することを困難にしている。これは、先行技術の限界の背後にある1つの理由である可能性がある。
先行技術に関連する1つ以上の問題を克服する破断によって開封することができる容器を提供することが望ましい。例えば、従来可能であったものよりも長い破断経路を持つ容器、三次元で経路をより容易に辿ることができる破断可能な部分を持つ容器、様々な形状及び大きさの製品をより容易に収容及び適量供給するような形状とすることができる容器、より軽量の材料から製造することができる容器、又は、清浄な経路に沿ってよりむらなく破断する容器のうちの1つ以上を提供することが望ましい。
この明細書内の文献、装置、作用、又は知識のいずれかの検討は発明の文脈を説明するために含まれている。いかなる資料も、本明細書中の特許請求の範囲の優先日以前に、先行技術の基礎又は関連技術における共通の一般知識の一部を形成したことを容認するものとして捉えるべきではない。
発明の概要
本発明の第1の態様は、容器であって、1つ以上の内容物を収容するための空洞を有する本体と、本体の周囲に編成されるフランジと、内容物を空洞内に密閉するためのフランジに貼付されるカバーと、第1のフランジ部分から第2のフランジ部分に本体を横断して延在する屈曲部を含む破断可能部分であって、本体を屈曲部の一方の側の第1の本体部分と、屈曲部の他方の側の第2の本体部分とに二分する破断可能部と、を含み、破断可能部分は、ユーザが所定レベルを超える力を屈曲部の両側の第1及び第2の本体部分のそれぞれに印加する場合に、それに沿って本体が破断するように適合される破断経路を画成し、破断経路は開始破断点及び一対の終端を有し、1つの前記終端は、本体が各終端に向かう破断経路に沿って反対方向に破断点から破断するように適合されるように、第1及び第2のフランジ部分のそれぞれにあり、破断可能部分は破断経路に沿って互いに離間する複数の破断導体を含み、各破断導体は、破断導体が破断経路に沿った破断の伝播を案内することを支援するように、破断可能部分の剛性の局所的変化によって画成される、容器を提供する。
「破断経路」とは、それに沿って容器の本体が破断する画成された経路である。言い換えれば、破断経路は、容器が開封される場合に破断が通る経路である。「破断可能部分」とは、破断する容器の本体の部分である。
「所定レベル」とは、破断可能部分が破断経路に沿って破断するように適合されるよりも上の力の量である。所定レベル以下の力が印加された場合、破断可能部分は破断せず、容器は未開封状態のままである。一方、所定レベルを超える力が印加されると、破断可能部分は開始破断点において破断し、次いで、破断経路全体が破断し、容器が開封状態になるまで破断経路に沿って破断する。第1及び第2の本体部分のそれぞれへの力の印加は、第2の本体部分をしっかりと保持し、次いで第1の本体部分の前面を押圧するユーザによって提供されてもよい。第2の本体部分をしっかりと保持し、第1の本体部分を押圧することによって生じる力が所定レベルを超えると、破断可能部分は破断経路に沿って破断する。破断経路に沿って破断することにより容器を開封することは、ユーザの片手又は両手の動作により実行されてもよい。
破断導体は所望の経路に沿って伝播するよう破断を支援する。破断導体は、従って、所定位置の導体なしには不可能であるかもしれない容器が破断経路に沿って破断することを可能にしてもよい。破断導体は、破断が破断経路から逸脱することを防いでもよい。破断導体は同様の容器の破断の堅実性を増加させてもよいが、一方で、先行技術の幾つかの容器は所望の破断経路に沿って堅実性の低い破断を行うであろう。破断導体は、従って、消費者を美的に喜ばせる破断を容器の本体に作成することを支援する。
破断導体における破断可能部分の剛性の変化とは、容器の本体が形成される材料の剛性の変化を指してもよい。代替として、破断導体における破断可能部分の剛性の変化とは、破断導体が存在しない破断可能部分の同じ長さとは異なる破断導体における破断可能部分の所定の長さの剛性を指してもよい。
好ましい実施形態によれば、各破断導体は屈曲部の深さの局所的変化を含む。屈曲部の深さは、屈曲部の一方の側の本体部分の表面レベルより上又は下の屈曲部上の点の最大距離である。屈曲部が表面レベルから空洞内に突出する実施形態において、屈曲部の深さは表面レベルより下の最大距離である。一方、屈曲部が表面レベルから空洞の外側に延在する実施形態において、屈曲部の深さは表面レベルから空洞の外側の最大距離である。表面レベルより上又は下の最大距離における屈曲部の点は破断経路上にあるのが好ましい。破断導体における屈曲部の深さの変化は、従って、破断導体が存在しない断面における屈曲部の深さと、破断導体が存在する断面における屈曲部の深さとの間の差である。幾つかの実施形態において、破断導体における屈曲部の深さは、破断導体が存在しない屈曲部の深さと比較して増加する。他の実施形態において、破断導体における屈曲部の深さは、破断導体が存在しない屈曲部の深さと比較して減少する。
1つ以上の破断導体は、屈曲部の深さの局所的変化で構成されてもよい。代替として、破断導体のうちの少なくとも1つは屈曲部の深さの局所的変化を含む。好ましくは、屈曲部の深さの局所的変化は、破断経路の約0.5mm〜約5mmの距離に及ぶ。屈曲部の深さの局所的変化は、破断経路の約1mm〜約4mmの距離に及んでいてもよい。屈曲部の深さの局所的変化は、破断経路の約2mm〜約3mmの距離に及んでいてもよい。好ましくは、屈曲部の深さの変化は、屈曲部の全深さの約15%〜約90%である。より好ましくは、屈曲部の深さの変化は、屈曲部の全深さの約30%〜約70%である。最も好ましくは、屈曲部の深さの変化は、屈曲部の全深さの約40%〜約60%である。代替として、屈曲部の深さの変化は、屈曲部の全深さの90%を超える。他の実施形態において、屈曲部の深さの変化は、屈曲部の全深さの15%未満であってもよい。
好ましくは、破断導体が存在しない破断経路上の位置において、屈曲部の深さは略一定である。破断導体が存在しない領域における屈曲部の深さは、約0.1mm〜約10mmであってもよい。代替として、破断導体が存在しない領域における屈曲部の深さは、約0.3mm〜約5mmであるのが好ましい。より好ましくは、破断導体が存在しない領域における屈曲部の深さは、約0.5〜約3mmである。破断導体が存在しない領域における屈曲部の深さは、約2mm〜約3mmであるのが最も好ましい。破断導体が存在しない領域における屈曲部の深さは、本体が形成される材料の特性及び/又は本体の材料の厚さによって必要に応じて変更されてもよい。
代替として又は追加として、各破断導体は、屈曲部の断面形状の局所的変化を含む。屈曲部の断面形状は、屈曲部と垂直に取られた断面に沿った屈曲部における本体の形状である。好ましくは、屈曲部の断面形状の局所的変化は、破断経路の0.5mm〜5mmの距離に及ぶ。屈曲部の断面形状の局所的変化は、第1の屈曲部分上で凹状であることと、第2の屈曲部分上で凹状であることとの間の移行点を含んでいてもよい。第1の屈曲部分は破断経路の一方の側の屈曲部にあってもよく、第2の屈曲部分は破断経路の他方の側の屈曲部にあってもよい。
代替として又は追加として、各破断導体は屈曲部の方向の局所的変化を含む。
別の実施形態によれば、本体は結晶化可能材料から形成され、各破断導体は屈曲部における材料の結晶化の局所的変化を含む。代替として、少なくとも1つの破断導体は屈曲部における本体材料の結晶化の局所的変化を含む。1つ以上の破断導体は、屈曲部における本体材料の結晶化の局所的変化で構成されてもよい。材料の結晶化の変化は、加熱又は超音波励起によって生じてもよい。代替として、他の任意の方法が材料の結晶化を生じるよう用いられてもよい。好ましくは、結晶化可能材料はポリマー材料である。例えば、結晶化可能材料は、ポリエチレンテレフタレート(PET)又はアモルファスポリウレタンテレフタレート(APET)であってもよい。
屈曲部における深さの局所的変化、又は屈曲部における本体材料の結晶化の局所的変化を含むか若しくはそれらからなる破断導体は、破断導体が存在しない破断経路の他の区間と比較して破断導体における破断経路の増加した剛性の原因となる。増加した剛性とは、破断経路が破断導体においてより容易に破断することを意味する。増加した剛性とは、追加として又は代替として、破断導体における本体の増加した脆弱性を意味してもよい。本体が破断する場合、破断は破断点から各終端に向かって破断経路に沿って伝播する。破断は、増加した剛性により、破断経路に沿って各破断導体に向かって引き寄せられ、次いで、それを通過してもよい。破断導体が正しく位置決めされている場合、破断は破断経路に沿って破断する可能性が高くてもよい。
可能性のある代替の実施形態において、破断導体は、屈曲部における深さの局所的変化又は屈曲部における本体材料の結晶化の局所的変化以外の手段を含む。
好ましい実施形態において、本体を形成する壁の厚さは全体にわたって略一定である。言い換えれば、本体が形成される材料の厚さは全体にわたって一定である。本体の厚さは、屈曲部の長さ及び幅にわたって略一定であることが好ましい。本体の厚さは、破断経路全体に沿って略一定であることが好ましい。これは、破断経路に、本体材料の厚さの薄化に起因するミシン目又は脆弱領域がないことを意味する。本体の厚さの非常に僅かな差異は製造プロセスに起因する可能性があるが、これらは意図的なものではない。本体の略一定の厚さは、障壁特性が改善され、堅牢であり、材料のミシン目又は薄化によって生じる脆弱線を有する容器と比較して偶発的に開封され難い容器を提供してもよい。
破断導体は、破断導体が存在する破断可能部分の累積距離が、破断導体が存在しない破断可能部分の距離よりも小さくなるように、破断経路に沿って離間されるのが好ましい。破断経路に沿った破断導体の数は、破断経路の全長に依存してもよい。より多くの破断導体が短い破断経路よりも長い破断経路上で用いられることが好ましい。破断導体の数は、破断経路の形状に依存してもよい。多数のうねり、曲線、又は角度を有する破断経路上の破断導体の数は、より少ないうねり、曲線、又は角度を有する破断経路よりも少ないことが好ましい。破断導体の数及び位置は、開封される場合の破断の堅実性を最適化するよう容器の形状及び大きさに応じて選択されてもよい。
一実施形態において、破断導体は破断経路の細長い直線区間に沿って離間されて、破断経路の細長い直線部分に沿った破断の伝播を案内することを支援する。破断経路の細長い直線部分は、フランジと略平行であってもよい。フランジと平行な細長い直線部分に沿った破断経路に沿って堅実な破断を作成することは、先行技術において困難又は不可能であった。直線状の細長い経路に沿って導体を離間することは、逸脱の低減した可能性を有する破断経路に沿って直線で破断を維持することを支援する変化した剛性の局所領域を提供する。
別の実施形態によれば、破断導体は、破断経路の湾曲区間上の移行点において位置決めされて、破断経路の湾曲区間に沿った破断の伝播を案内することを支援する。破断経路の曲線区間上の移行点は変曲点であってもよい。変曲点は、曲線が凹から凸に、又はその逆に変化する曲線上の点である。代替として又は追加として、破断経路の湾曲区間上の移行点は、曲線の形状が破断経路上の隣接点よりも多かれ少なかれ急勾配で変化する点であってもよい。移行点は、破断経路が直線から曲線に移行する破断上の点であってもよい。先行技術において、破断経路の所望の形状、又は破断経路に沿って堅実に破断する三次元の1つ以上の曲線に従う破断経路、の湾曲区間を作成することは困難又は不可能であり得る。
更なる実施形態によれば、破断導体は、破断経路の角度区間上の移行点において位置決めされて、破断経路の角度区間に沿った破断の伝播を案内することを支援する。1つ以上の破断導体は、破断経路の1つの略直線区間から破断経路の別の略直線区間への角度をなす移行部の角に位置決めされてもよい。
湾曲又は角度区間の移行点において破断導体を位置決めすることは、接線において逸脱する破断なく、所望の曲線又は角度を中心とする破断の伝播を案内することを支援してもよい。
破断可能部分の剛性の局所的変化は、また、破断経路の剛性の局所的変化も意味する。破断導体における破断可能部分の剛性の局所的変化とは、破断導体における剛性が、破断導体が存在しない破断可能部分上の点における剛性と異なることを意味する。好ましい実施形態において、破断導体における破断可能部分の剛性の局所的変化は、破断可能部分の剛性の増加である。ここにおいて、破断導体における破断可能部分の剛性は、破断導体が存在しない破断可能部分の一部と比較して、剛性の局所的増加を含む。代替として、破断導体における破断可能部分の剛性の局所的変化は、破断可能部分の剛性の低下である。破断導体が低下した剛性を有する状況において、破断導体が存在しない破断可能部分の区間は、破断導体が存在する区間と比較して増加した剛性を有する。
容器の本体は、力がユーザによって正しく印加される場合に、本体が破断経路に沿って破断することを可能にする材料から形成されるべきである。弾力性がありすぎるか又は変形しやすいか又は極めて高い弾性を有する材料は適切ではない可能性がある。本体はポリマーから形成されてもよい。本体は、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アモルファスポリウレタンテレフタレート(APET)、ポリ塩化ビニル(PVC)、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリ乳酸(PLA)、バイオ材料、ミネラル充填材料、薄金属成形材料、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、又はラミネートを含む材料から形成されるのが好ましい。
本体は、シート熱成形、射出成形、圧縮成形、又は3Dプリンティングのうちの少なくとも1つによって形成されてもよい。先行技術において、破断経路に沿って堅実に破断する破断可能容器を3Dプリンティングを用いて作成することは困難又は不可能であった。破断経路に沿った破断導体の追加は、3Dプリンティングによって形成される容器のより堅実な破断を可能にしてもよい。
カバーはフランジに接着及び封止されることが好ましい。カバーは、加熱、超音波圧接、圧感接着剤、又は熱作動接着剤を含む任意の適切な手段によりフランジに接着及び封止されてもよい。
第1及び第2の本体部分は屈曲部で交差する。屈曲部は交差部に隣接する第1及び第2の本体部分の領域を含む。第1及び第2の本体部分間の交差部は、破断経路の少なくとも一部を提供する。好ましくは、第1及び第2の本体部分間の交差部が破断経路である。破断導体が存在しない屈曲部の区間において、第1及び第2の本体部分のそれぞれは直線又は曲線として交差部に近づいてもよい。例えば、第1及び第2の本体部分の両方が直線として交差部に近づいた場合、交差部を中心とするこの領域の断面はV字型に似たものになる。代替として、第1及び第2の本体部分の両方が曲線として交差部に近づいた場合、交差部を中心とする領域の断面は、U字型に似ていてもよいか、又は両側が点まで着実に下方に湾曲することを示してもよいか、又はU字型の半分を作成する一方の側と、U字型の外側曲線に接触するよう着実に下向きに湾曲する他方の側とを有していてもよい。
好ましい実施形態によれば、第1及び第2の本体部分間の交差部は約20°〜約170°の角度を形成し、より好ましくは、角度は約45°〜約105°である。第1及び第2の本体部分間の交差部は、第1の本体部分上の第1の屈曲部分と第2の本体部分上の第2の屈曲部分との間の交差部によって形成される。第1及び第2の屈曲部分間に形成される角度は、約20°〜約170°であるのが好ましい。より好ましくは、角度は約45°〜約120°である。約70°〜約100°の角度は、容器の本体が開封される場合に堅実な破断を作成することを支援してもよい。より好ましくは、第1及び第2の屈曲部分間に形成される角度は、約75°〜約90°であるのが好ましい。1つの材料から形成される本体を破断するための最も好ましい角度は、別の材料から形成される本体を破断するための最も好ましい角度と同じでなくてもよい。更に、本体を形成するために用いられる材料の厚さも、最も好ましい角度に影響を及ぼす可能性がある。屈曲部の深さと全体的な大きさは、加えて、他よりも大きな利点を提供するある特定の角度に通じてもよい。
一実施形態によれば、第1及び第2のフランジ部分は、第1及び第2のフランジ部分に隣接するフランジの区間と比較して増加したフランジ幅を有する。フランジ幅は、フランジにおける第1及び第2の本体部分間の交差部が増加した幅を提供するように、空洞に向かって内側に向けられる屈曲部により、第1及び第2のフランジ部分において増加されてもよい。
別の実施形態によれば、第1及び第2のフランジ部分は、第1及び第2のフランジ部分に隣接するフランジの区間と略同じフランジ幅を有する。屈曲部は、第1及び第2のフランジ部分において前記略同じフランジ幅を提供するために、本体からフランジまで直線的に移行してもよい。屈曲部は、第1及び第2のフランジ部分において前記略同じフランジ幅を提供するために、本体からフランジまで曲線状に移行してもよい。代替として、屈曲部は、直線及び曲線の組み合わせで、第1及び第2のフランジ幅部分において本体からフランジまで移行してもよい。
代替として、フランジは、第1及び第2のフランジ部分の両側のフランジの区間と比較して、第1及び第2のフランジ部分において幅が減少されてもよい。別の代替の実施形態において、フランジ幅は、第1及び第2のフランジ部分の第1の側のフランジの区間と比較して第1及び第2のフランジ幅部分において減少させ、第1及び第2のフランジ部分の第2の側のフランジの区間と比較して増加させてもよい。代替として、フランジは、第1及び第2のフランジ部分の第1の側のフランジの区間と第1及び第2のフランジ幅部分において同じ幅であってもよく、第1及び第2のフランジ部分の第2の側のフランジの区間と比較して増加又は減少させてもよい。
破断経路は2つ以上の破断点を有していてもよい。2つ以上の破断点がある場合、本体は各破断点において同時に又は略同時に破断し、各破断点から伝播する破断は隣接する破断点に向かって移動する。破断点が破断経路上の他の2つの破断点の間にある場合、その破断点からの破断は、破断経路に沿って他の破断点のそれぞれに向かう各方向に伝播する。破断点が破断経路に沿った一方向における別の破断点及び破断経路に沿った他の方向における終端を有する場合、その破断点からの破断は、他の破断点に向かう一方向及び終端に向かう他の方向に破断経路に沿って伝播する。
好ましくは、破断導体が存在しない破断経路上の位置において、屈曲部の深さは略一定である。幾つかの実施形態において、屈曲部の深さは、破断導体が存在する場合でさえ、略一定であることが可能である。
第1のフランジ部分と第2のフランジ部分との間で本体を横断して延在する屈曲部は、本体の空洞内に延在してもよい。代替として、第1のフランジ部分と第2のフランジ部分との間で本体を横断して延在する屈曲部は、空洞から離れて本体から外側に延在してもよい。外側に延在する屈曲部とは、屈曲部の両側の第1及び第2の本体部分の領域と比較して、屈曲部が本体空洞の外に延在することを意味する。好ましい実施形態において、屈曲部は空洞内に内側に延在する。内側に延在する屈曲部とは、屈曲部の両側の第1及び第2の本体部分の領域と比較して、屈曲部が本体空洞内に延在することを意味する。
破断導体が屈曲部の深さの変化によって形成される状況において、屈曲部が本体空洞内に内側に延在する場合、破断導体も本体空洞内に内側に延在するのが好ましい。破断導体は、破断導体が存在しない屈曲部の区間よりも容器本体内により深く延在してもよい。好ましくは、破断導体は、破断導体が存在しない屈曲部の区間と比較して深さが減少している。
屈曲部は、凹み、溝、又はチャネルの形であってもよく、これは、屈曲部が容器の空洞内に延在することを意味する。屈曲部の深さは、破断導体が存在しない区間全体で一定であるのが好ましい。代替として、屈曲部は、破断導体が存在しない区間において、容器の本体上の位置に応じて異なる深さを有していてもよい。
屈曲部は、表面の隆起又は細長い上昇の形であってもよく、これは、屈曲部が空洞から離れて容器本体の外側に延在することを意味する。隆起又は細長い上昇の高さは、破断導体が存在しない区間全体で一定であるのが好ましい。代替として、屈曲部は、破断導体が存在しない区間において、容器の本体上の1つの位置から別の位置まで変化する高さを有していてもよい。
本発明による容器は、ユーザによって片手で容易に開封されてもよい。容器の大きさ及びその内容物に応じて、ユーザは両手を用いて容器を開封することを選択してもよい。
図面の簡単な説明
本発明の好ましい実施形態を、例だけとして、以下の添付図面を参照してここで説明する。
図1Aは、第1の実施形態による容器を示す。 図1Bは、第1の実施形態による容器を示す。 図1Cは、第1の実施形態による容器を示す。 図1Dは、第1の実施形態による容器を示す。 図2Aは、第2の実施形態による容器を示す。 図2Bは、第2の実施形態による容器を示す。 図2Cは、第2の実施形態による容器を示す。 図2Dは、第2の実施形態による容器を示す。 図3Aは、閉位置にある図1Aの第1の実施形態による容器を示す。 図3Bは、閉位置にある図1Aの第1の実施形態による容器を示す。 図3Cは、閉位置にある図1Aの第1の実施形態による容器を示す。 図3Dは、閉位置にある図1Aの第1の実施形態による容器を示す。 図3Eは、閉位置にある図1Aの第1の実施形態による容器を示す。 図3Fは、閉位置にある図1Aの第1の実施形態による容器を示す。 図4Aは、開封位置にある図1Cの第1の実施形態による容器を示す。 図4Bは、開封位置にある図1Cの第1の実施形態による容器を示す。 図4Cは、開封位置にある図1Cの第1の実施形態による容器を示す。 図4Dは、開封位置にある図1Cの第1の実施形態による容器を示す。 図4Eは、開封位置にある図1Cの第1の実施形態による容器を示す。 図5Aは、第3の実施形態による容器を示す。 図5Bは、第3の実施形態による容器を示す。 図5Cは、第3の実施形態による容器を示す。 図5Dは、第3の実施形態による容器を示す。 図5Eは、第3の実施形態による容器を示す。 図6Aは、第4の実施形態による容器を示す。 図6Bは、第4の実施形態による容器を示す。 図6Cは、第4の実施形態による容器を示す。 図6Dは、第4の実施形態による容器を示す。 図6Eは、第4の実施形態による容器を示す。 図7Aは、第5の実施形態による容器を示す。 図7Bは、第5の実施形態による容器を示す。 図7Cは、第5の実施形態による容器を示す。 図7Dは、第5の実施形態による容器を示す。 図8Aは、第6の実施形態による容器を示す。 図8Bは、第6の実施形態による容器を示す。 図8Cは、第6の実施形態による容器を示す。 図8Dは、第6の実施形態による容器を示す。 図8Eは、第6の実施形態による容器を示す。 図8Fは、第6の実施形態による容器を示す。 図8Gは、第6の実施形態による容器を示す。 図8Hは、第6の実施形態による容器を示す。 図8Iは、第6の実施形態による容器を示す。 図9Aは、凹部とフランジとの間の交差部におけるフランジ幅が変更されている図1の第1の実施形態の変形例を示す。 図9Bは、凹部とフランジとの間の交差部におけるフランジ幅が変更されている図1の第1の実施形態の変形例を示す。 図9Cは、凹部とフランジとの間の交差部におけるフランジ幅が変更されている図1の第1の実施形態の変形例を示す。 図9Dは、凹部とフランジとの間の交差部におけるフランジ幅が変更されている図1の第1の実施形態の変形例を示す。 図9Eは、凹部とフランジとの間の交差部におけるフランジ幅が変更されている図1の第1の実施形態の変形例を示す。 図9Fは、凹部とフランジとの間の交差部におけるフランジ幅が変更されている図1の第1の実施形態の変形例を示す。
好ましい実施形態の説明
図1Aは第1の実施形態による閉封された容器10の正面図を示し、図1Bはその等角図を示している。容器10は、1つ以上の内容物(図示せず)を収容するための空洞23を有する本体11を含んでいる。本体11は角部に曲率を有する略矩形立方体の形状をしている。本体は、前壁14と、前壁14の上端から延在する上壁15と、前壁14の下端から延在する下壁16と、前壁14の両側から延在する2つの側壁17とを含んでいる。前、上、下、及び側壁は空洞23を画成している。フランジ20は容器本体11の周囲に編成されている。フランジ20は本体の前壁の表面と略平行である。フランジ20は、上壁15、下壁16、及び側壁17の端部から本体の周囲に延在している。図1Dに示すカバー24はフランジ20に貼付されている。カバー24は本体11の後部を完全に覆うようフランジ20の側面の間に貼付されている。カバー24は容器10の空洞23内に内容物を封入するために用いられている。
破断可能部分30は本体11の幅にわたって延在している。破断可能部分30は、一方の側で第1のフランジ部分21と本体11の側壁17との間の交差部から延在し、他方の側壁17と第2のフランジ部分22との間の交差部に達するまで、前記側壁17、前壁14、及び反対側の側壁17に沿って進む。破断可能部分30は、この実施形態において、凹状チャネルである屈曲部31を含んでいる。破断可能部分30は、本体11の上及び下壁15、16と平行に本体11を横断して略延在している。
破断可能部分30は、本体11を、屈曲部31の一方の側の第1の本体部分12と、屈曲部31の他方の側の第2の本体部分13とに二分する。第1の本体部分12及び第2の本体部分13は屈曲部31で交差する。屈曲部31は交差部に隣接する第1及び第2の本体部分12、13の領域を含む。
破断可能部分30は破断経路35を含んでいる。本体11は、ユーザが第2の本体部分13を保持し、所定レベルを超える力を第1の本体部分12の前壁14に印加すると、破断経路35に沿って破断するように適合されている。ユーザが一方の本体部分を確実に保持し、他方の本体部分に圧力を印加することにより、力が破断経路35の両側の本体部分12、13に印加される。破断経路35は第1の本体部分12と第2の本体部分13との間の交差部にある。
容器10の本体11は破断経路に沿った1つ以上の破断点で最初に破断するように適合されている。開始破断点は、初期破断の原因となるよう最も力又は応力が集中する破断経路35上の位置である。図1Aの実施形態において、容器は、前壁14から各側壁17への移行部において破断経路35上の開始破断点を有する可能性が高い。他の実施形態において、破断点は1つしかない。また、3つ以上の破断点を持つ実施形態が存在する可能性もある。破断は2つの終端33で終了し、1つの終端33は各側壁17上の破断経路35と第1又は第2のフランジ部分21、22との間の接合部にある。開始後、破断は、破断が他の破断点から伝播する破断に到達するまで、又は破断が終端33に到達するまで、各破断点から離れていずれの方向にも破断経路35に沿って伝播する。
破断を開始するために必要な力は、破断経路35に沿って断裂を伝播するために必要な力よりも大きい。結果として、容器10は、より高い応力に耐え、密封状態を維持することができるが、容器10が初めに破断されると、容易に開封することが可能となる。
破断経路35に沿った破断の伝播を支援し、所定の破断経路35から逸脱する破断の可能性を防止又は低減するために、幾つかの破断導体40が提供される。各破断導体40は、破断経路に沿って剛性が増大した局所領域を提供する。破断導体40における増加した剛性とは、本体がこれらの点においてより容易に破断され、開始後、破断が各破断導体40に向かって引き寄せられることを意味する。破断導体40同士は破断経路35に沿って離間され、図1Aの実施形態は4つの破断導体40を有している。破断経路35が直線よりも長いか、又はそれよりも多くの様々な若しくは異なる経路を有する実施形態において、所定位置により多くの破断導体40が存在する必要があってもよい。破断導体40は、従って、破断経路に沿った破断を案内することを支援する。破断導体40が正しく配置されている場合、それらが存在しない場合と比較して、破断は破断経路35を辿る可能性が高くなる。
図1の実施形態において、破断経路35は、本体10の前壁14と各側壁17との間で自然に湾曲している。破断導体が存在していない場合、前壁14上に位置する破断経路35の区間は、破断経路35の側壁区間への各湾曲移行部間で直線となる。
図3Bは、図3Aにおける線Bに沿った容器10の断面を示している。断面は、太線として描かれる破断経路35が、導体40の配置により前壁14を横断する非直線経路で延在することを示している。各導体40において、破断経路35は直線であることから局所的な湾曲経路への方向に偏移する。各破断導体40によって囲まれる破断経路35に沿った距離は0.5mm〜5mmの範囲にあるのが好ましい。好ましい実施形態において、破断経路に沿ったこの距離は2mm〜3mmである。
図3Aの区間Aの拡大図を示す図3Dにおいて、破断導体40の形状を見て取ることができる。破断導体40の全体形状は鼻に似ている。破断導体40の下面は破断導体40を横断する破断経路35の一部を形成している。破断導体40は完全に屈曲部31の境界内に留まっており、すなわち、破断導体40は屈曲部31の両側の前壁14の表面を超えて外側に延在しない。破断導体40が、第1及び第2の本体部分12、13の前壁14の平面を超えて破断可能部分30の外側に延在した場合、導体40が破断開始因子として作用する可能性があり、これはある状況において望ましくない可能性がある。従って、好ましい実施形態において、破断導体40は、屈曲部31に隣接する両側の第1及び第2の本体部分12、13の表面によって画成される平面を超えて屈曲部31から延在しない。
図3Dに示す破断導体40は屈曲部31の深さの局所的な減少を与える。屈曲部31の深さは、屈曲部31に隣接する両側の第1及び第2の本体部分12、13の表面によって画成される平面からの屈曲部31の最下点の距離である。図3A〜3Fの実施形態において、屈曲部31は空洞23内に延在する凹状チャネルであり、深さはチャネルに基づく深さである。屈曲部31が空洞から外側に延在する隆起部である他の実施形態において、屈曲部31の深さは隆起部の頂点の高さによって表される。図3Eは、破断導体40が存在しない位置での破断可能部分30を横断する本体の断面図を示している。図3Fは、破断導体40の中心を通る破断可能部分30を横断する本体の断面図を示している。図3E及び3Fのそれぞれの左側の太線は、破断可能部分30を横断する前壁14の外形を示し、図3Fにおける屈曲部31の深さは、図3Eにおける屈曲部31の深さよりも小さいことが見て取れる。代替の実施形態において、破断導体における屈曲部31の深さは、破断導体が存在しない屈曲部の深さと比較して増加させてもよい。好ましい実施形態において、破断導体40における屈曲部31の深さの減少は、破断導体40が存在しない屈曲部31の全深さの15%〜90%の減少である。
屈曲部31における減少した深さに加えて、破断導体40は、また、屈曲部31の形状の変化も提供する。破断導体40が存在しない屈曲部31上の位置において、断面外形は略一定である。一方、各破断導体40は屈曲部31の外形上で鼻形状を提供する。破断導体40が存在しない位置において、屈曲部31は、図3Eにおいて見て取れるように、略V字型の断面外形を有している。屈曲部のV字型断面は、交差部で第2の屈曲部分38と交わる第1の屈曲部分37によって提供される。第1及び区間屈曲部分37、38との間の角度wは約75°である。可能な代替の実施形態において、異なる角度wが用いられてもよく、例えば約20°〜約160°、好ましくは約45°〜約120°、最も好ましくは約70°〜約90°である。角度は破断経路に沿った本体の破断を支援するよう選択されるべきであり、最適な角度は本体を形成するために用いられる異なる材料によって異なっていてもよい。大きすぎるか又は小さすぎる角度は、破断経路が正しく破断できない可能性があり、所望の経路から分岐する破断につながる可能性がある。図3Fに示すように、破断導体における第1及び第2の屈曲部分37、38間の角度xは、角度wと比較して増加している。角度xは約100°である。他の実施形態において、破断導体における角度xは角度wより小さくてもよい。代替として、角度xは角度wと同じか又は類似したままであってもよく、かかる場合において、第1及び第2の屈曲部分間の交差部の向きは変更されてもよい。
第1の屈曲部分37と第2の屈曲部分38との間の交点は破断経路35上にある。第1の屈曲部分37は第1の本体部分12上にある。第2の屈曲部分38は第2の本体部分13上にある。破断導体40は第1及び第2の屈曲部分37、38の一方又は両方に位置決めされる。図3A〜3Fに示す実施形態において、破断導体40は第1の屈曲部分37上に大きく位置決めされている。破断導体40における破断経路35の一区間は、第1及び第2の屈曲部分37、38間の交差部に残っている。全ての実施形態において、破断経路35は、容器の本体が所定の破断経路を辿るように、2つの本体部分の交差部又は他の画成された線によって提供される。
第1の本体部分12の前壁14は、ユーザの片方の親指又は両方の親指で容易に押圧されるよう寸法又は形状をしている係合可能面18を含んでいる。係合可能面18は、凹状部分又は内側に湾曲した区間を含んでいてもよい。図1A及び図3Aに示す実施形態の側面図である図3Cは、第1の本体部分12の係合可能面18が上壁15に近づくにつれて、それがどのように下方及び外側に湾曲するかを示している。
図1C及び4A〜4Eは、本体11が破断経路35に沿って破断され、僅かに開封された場合の容器10を示している。一旦破断されると、第1及び第2の本体部分12、13は互いから分離される。容器10の開口部は第1及び第2のフランジ部分21、22において蝶着されている。容器10は、また、第1及び第2のフランジ部分21、22に沿って破断してもよい。容器が第1及び第2のフランジ部分に沿って破断する場合、カバー24は第1及び第2の本体部分12、13を共に保持し、ヒンジとしての機能を果たす。代替として、容器は第1及び第2のフランジ部分に沿って完全に破断されなくてもよく、その場合、フランジはヒンジとしての機能も果たす。図示の実施形態において、容器は第1及び第2のフランジ部分間で直線水平線で蝶着されている。カバー24は、本体が破断する場合に破断しない可撓性材料から形成されることが好ましい。図4Aに示すように、破断経路35に沿った開口部は、それぞれ破断導体40の編成に起因する第1の本体部分12上の突出部41と第2の本体部分13上の撓み42とを含んでいる。図1Cのように部分的に開封される場合、フランジ20は曲がり、ヒンジとしての機能を果たす。図1Dに示すように大きく開封される場合、フランジ20は、第1及び第2のフランジ部分21、22を破断するために十分に大きい力を受けている。
図2A〜2Dは、容器210の全体的な大きさ及び形状が図1Aの実施形態と同じままであるが、破断可能部分230が本体211の上及び下壁215、216と平行ではない経路を与える方向にずれている代替の実施形態を示している。本体211は、カバー224によって囲まれる空洞223を取り囲んでいる。断面が破断経路235に垂直に取られた場合、断面形状は、破断導体240が存在しない図3Eに示すものと同じとなる。図2Aの実施形態の破断導体240は図1Aの実施形態で用いられているものよりも小さいが、それらは依然として増加した剛性の同じ局所領域を提供する。破断導体240は屈曲部231内に残り、各破断導体240は屈曲部231の形状及び深さの局所的な変化を示す。屈曲部231は、破断経路235において屈曲部231の最深部で交差する、第1の本体部分212上の第1の屈曲部分237と第2の本体部分213上の第2の屈曲部分238とを有している。
破断経路235は各終端233間で本体211を横断して延在している。第1の終端233は第1のフランジ部分221に隣接して位置決めされ、第2の終端233は第2のフランジ部分222に隣接して位置決めされる。図1Aに示す実施形態において、終端33は本体の両側で互いに垂直に対向していた。図2Aに示す実施形態において、終端233はオフセットされており、互いに正反対になく、同様に、第1及び第2のフランジ部分221、222は互いに対して位置的にオフセットされている。第1のフランジ部分221に隣接する第1の終端233は、第2のフランジ部分222に隣接する第2の終端233よりも本体211の下壁216の近傍に位置決めされる。
破断経路235は、フランジ220の平面に対して略垂直に各側壁217に沿って延在している。破断経路235は側壁217と前壁214との間で曲線状に徐々に移行する。図2Aに示すように、本体211の前壁214の左側から右に移動すると、破断経路235は下壁216に向かって下方に湾曲し、変曲点250を通過し、その後頂点251に到達し、別の変曲点252を通過して上方に湾曲し、水平になって側壁217と略垂直な方向で前壁214の右側に到達する。
破断導体同士240は、破断経路235に沿って間隔を空けられ、容器210が開封される場合に破断経路235に沿って破断を案内することを支援するよう位置決めされる。4つの破断導体240が設けられており、前壁214から各側壁217への破断経路235の移行部に近接する本体211の前壁214の両側に1つずつある。別の破断導体240は頂点251に位置決めされる。他の破断導体240は破断経路235の曲線上の移行点に位置決めされる。好ましくは、破断経路が非線形である場合、破断導体は、接線において方向転換することなく破断経路に沿って破断を案内することを支援するように位置決めされるべきであり、これは破断導体が用いられない場合に可能性が高い。
前で検討した実施形態と同様に、容器210は、容器210を開封するユーザの一方又は両方の親指によって係合されるよう、第1の本体部分212上に係合可能面218を含む。終端233並びに第1及び第2のフランジ部分221、222の位置間のオフセットにより、本体211が破断され且つ容器210が開封される場合、第1及び第2の本体部分212、213は斜角で蝶着される。容器210の開封動作は、他の点で前で検討した実施形態と同様である。開封した場合、第1及び第2の本体部分212、213の第1及び第2の屈曲部分237、238は、非線形形状の破断経路235を示す。破断した本体部分は、また、破断導体240の位置を反映する突出部又は撓みも示す。
図5A〜5Gは、破断経路535が、各終端533及び破断経路535上のその他の点によって画成される略単一平面内の経路に沿って破断するように適合されている実施形態を示している。破断経路535の平面は、本体の上壁515及び下壁516のそれぞれの平面と略平行である。これは、単一平面内にあるものとして破断経路535を示す図5A、5C、及び5Eに示している。
容器510は前の実施形態のものと同様の全体形状をしている。容器510は第1及び第2の本体部分512、513を有する本体511を含んでいる。本体511は、前壁514、上壁515、下壁516、及び側壁517を有している。前壁514は、図5Cにおいて見て取れるように、湾曲した断面形状を有し、側壁517間の中心はカバー524からの最大深さを有している。フランジ520は、上、下、及び側壁の周囲に設けられ、空洞523が本体内に画成されている。カバー524は、空洞523内に1つ以上の内容物(図示せず)を封入するようフランジ520上に貼付され、封止されている。
破断可能部分530は、本体510の一方の側で側壁517と第1のフランジ部分521との交差部から本体の幅にわたって、前壁514を横断し、他方の側で他方の側壁517と第2のフランジ部分522との交差部に延在する。破断可能部分530は、本体511の上及び下壁515、516と略平行に本体511を横断して延在している。破断可能部分530は、この実施形態において、破断経路535の両側に交互の凹部545を含む凹状チャネルである屈曲部531を含んでいる。破断可能部分530は、本体511を、屈曲部531の一方の側の第1の本体部分512と、屈曲部531の他方の側の第2の本体部分513とに二分する。第1の本体部分512及び第2の本体部分513は破断経路535で交差する。第1の屈曲部分537は第1の本体部分512の一部であり、第2の屈曲部分538は第2の本体部分513の一部である。凹部545は、それらが第1の屈曲部分537と第2の屈曲部分538との間で交互になるように屈曲部上に位置決めされる。
破断経路535における屈曲部531の深さは、図5Cによって示すように、本体511の前壁514にわたって略一定のままである。本体511の側壁517上の破断経路535における屈曲部531の深さは、前壁514に沿った屈曲部531の深さと比較して減少している。
図5Eは、図5Aの詳細Iの拡大図を示している。図5Fは、図5Eの線Kに沿った断面を示している。図5Gは、図5Eの線Lに沿った断面を示している。図5F及び5Gにおける太線は、それぞれ線K及びLに沿った本体511の前壁514の輪郭を示している。図5Gにおいて、凹部545が第1の屈曲部分537に設けられ、第2の屈曲部538には凹部が設けられていない。その一方で、図5Fにおいて、凹部545が第2の屈曲部538に設けられ、第1の屈曲部537には凹部が設けられていない。凹部545が存在する第1及び第2の屈曲部分537、538の区間は、下向きに湾曲し、対向する本体部分に向かって徐々に外向きに湾曲する湾曲断面外形を有する。この曲線は、破断経路535に到達するまで対向する屈曲部分に近づくにつれて略平らになる。凹部が存在しない第1及び第2の屈曲部分537、538の区間は、外側に湾曲し、徐々に下方に湾曲する反対に湾曲した断面外形を有する。この反対の曲線は、他の屈曲部分との交差部である破断経路535に近づくにつれて増加する勾配を有している。これらの湾曲外形は図5F及び5Gに示されている。
第1又は第2の屈曲部分537、538の各凹部領域545は、その周囲に部分的な段階的移行部546を含む。段階的移行部546は、凹部545の深さと凹部545を取り囲む非凹状部分の高さとの間の湾曲領域である。
図5A〜5Gの実施形態の破断導体540は、前で検討した実施形態のような屈曲部531の深さの個々の変更ではなく、代わりに屈曲部531の凹部領域545の交差部に位置している。凹部545は、第1又は第2の屈曲部分537、538における凹部545の角が対向する屈曲部分の凹部545の角と略一致するように位置決めされる。凹部545の角が略交差するこれらの位置は、破断経路535上にあり、破断経路535上の他の点よりも高い剛性を有する。剛性が局所的に増加するこれらの領域は破断導体540である。
ユーザがパッケージを保持し、破断可能部分530の両側の第1及び第2の本体部分512、513に所定レベルよりも大きい力を印加する場合、破断は開始破断点において開始する。2つ以上の開始破断点が存在するかもしれない可能性がある。破断点は、力が第1及び第2の本体部分512、513のそれぞれに印加される場合に、応力が集中する破断経路535上の位置又は複数の位置である。破断は、各破断点において開始し、各終端533に向かって破断経路535に沿って各方向に伝播する。増加した剛性の局所領域を含む破断導体540は、本体511が所望の位置でより容易に破断することを意味する。破断導体540は、従って、破断経路535に沿って所望の方向に伝播するよう破断を案内することを支援する。
図6A〜6Eは、破断導体640が屈曲部631の深さの局所的な増加及び破断経路635を提供する別の実施形態を示す。特に、図6Bは、破断経路635と、前壁614の下の深さが各破断導体640においてどのように増加するかを示している。好ましい実施形態において、破断導体640における屈曲部631の深さの増加は、破断導体640が存在しない屈曲部631の全深さの15%〜90%の増加である。容器610は前の実施形態のものと同様の全体形状をしている。容器610は第1及び第2の本体部分612、613を有する本体611を含んでいる。本体611は、前壁614、上壁615、下壁616、及び側壁617を有している。フランジ620は、上、下、及び側壁の周囲に設けられ、空洞623が本体内に画成されている。カバー624は、空洞623内に1つ以上の内容物(図示せず)を封入するようフランジ620上に貼付され、封止されている。
破断可能部分630は、本体611の一方の側で側壁617と第1のフランジ部分621との交差部から本体の幅にわたって、前壁614を横断し、他方の側で他方の側壁617と第2のフランジ部分622との交差部に延在する。破断可能部分630は、本体611の上及び下壁615、616と略平行に本体611を横断して延在している。破断可能部分630は屈曲部631を含んでいる。屈曲部631は、一方の側壁617から他方の側壁617まで本体611を横断して通るチャネルである。破断経路635は、屈曲部631の長さに沿った任意の所定の位置において屈曲部631上の最下点にある。
図6Cは、図6Aの詳細Nの拡大図を示している。図6Dは、図6Cの線Pに沿って取られた断面である。図6Eは、図6Cの線Qに沿って取られた断面である。図6Dは、破断導体640が存在しない破断可能部分630を横断する断面を示し、第1及び第2の屈曲部分637、638はそれぞれ、略等しい勾配で破断経路635の交差部に近づいている。第1及び第2の屈曲部分637、638間の交差部は角度yを形成している。角度yは45°〜105°の間であるのが好ましく、70°〜95°の間であるのがより好ましい。最も有益な角度yは、容器の本体が形成される材料によって影響を受ける可能性がある。
図6Eに示すように、破断導体640が存在する場合、第2の屈曲部分638は図6Dと全く同じ方法で接近するが、それが同じ終点に到達すると、カバー624の平面と垂直により深い破断経路635に向かって直接移動する角度で移行する。破断導体640における第1の屈曲部分637は、屈曲部631の深さで破断経路635に向かって直線状に角度が付けられている。破断経路635に隣接する第1及び第2の屈曲部分637、638間の交差部は角度zを形成している。図6D及び6Eから分かるように、角度zの向きは角度yとは異なるが、角度zは角度yと略同様である。
容器610は、第1の本体部分612の係合可能面618に所定レベルよりも大きい力を印加するユーザによって第2の本体部分613で保持されることにより、前の実施形態と同様の方法で開封される。容器610の本体611は、印加された力の応力が最も大きく集中する破断経路635上の1つ以上の破断点において最初に破断する。破断は、次いで、各破断点から各方向に各終端633に向かって破断経路635に沿って伝播する。
図7A〜7Dは、破断導体71、72、73、74、75、76の変形例によって提供され得る屈曲部80の形状及び深さの可能性のある変形例を示している。破断導体71、72、73は、略第2の屈曲部分82上に設けられている。各導体71、72、73は、図7Bに示すように、前壁84の下の屈曲部80の深さの局所的な増加を提供する。破断導体74、75、76は、それぞれ略第1の屈曲部81上に設けられている。各破断導体74、75、76は、図7Bに示すように、前壁84の下の屈曲部80の深さの局所的な減少を提供する。破断経路77は屈曲部80の基部において最下点を辿る。容器70は、前の実施形態に関連して説明したのと同様の方法で開封される場合、破断経路77に沿って破断する。
破断導体71、76は、他の表示された破断導体72、73、74、75と比較して、屈曲部の延長された長さに沿って移動する長い導体を提供する。破断導体72、75は、図7Bで見て取れるように、それぞれ屈曲部80の深さの放物線状の増加又は減少を提供する曲線形状導体を提供する。破断導体73、74は、図7Bに示すように、破断経路のそれぞれの側から直線で屈曲部80上の最下点又は最高点までテーパが付けられた導体を提供する。図7C及び7Dは、破断経路77に沿って破断することにより開封された後の容器を示している。
図8A〜8Iは、容器810が対称ではなく、複雑な三次元形状を提供する実施形態を示している。破断経路835は三次元を通って偏位する経路を辿る。図8A〜8Cは、閉じた場合の容器810の側面、正面、及び等角図を示している。図8D〜8Fは、破断経路835の両側のフランジ820が破断しないように、部分的に開封された場合の容器810の側面、正面、及び等角図を示している。図8G〜8Iは、容器810がより広く開封され、容器810がカバー824の周りに蝶着されるように、フランジ820も破断した場合の容器の側面、正面、及び等角図を示している。
図9A及び9Bは、第1のフランジ部分21が第1のフランジ部分21の両側のフランジ20の一部よりも広い、図1Aの実施形態の変形例を示している。この実施形態は第2のフランジ部分22にも等しく適用することができる。第1のフランジ部分21におけるフランジ幅の増加は、直線であるフランジ20の外縁部と、第1のフランジ部分21において屈曲部31の輪郭に従って本体と接触するフランジ20の内縁部とによってもたらされる。破断経路35の終端33は、フランジ幅が最も広い第1のフランジ部分21上の位置を提供する。増加したフランジ幅は、また、図5A〜5G及び6A〜6Eの実施形態にも示されている。
図9C及び9Dは、図1Aと同じ実施形態における第1のフランジ部分を示している。第1のフランジ部分21におけるフランジ幅は、第1のフランジ部分21の両側のフランジ20の一部と略同じである。この実施形態は第2のフランジ部分22にも等しく適用可能である。略一定のフランジ幅は、本体とフランジとの間の交差部に近づくにつれて、屈曲部31の移行区間34によって提供される。移行区間34は、直線としてフランジ20に向かってテーパが付けられる平坦区間であってもよい。代替として、移行区間34は、フランジ20に向かって湾曲した移行部であってもよい。移行区間34は、フランジ20に近づくにつれて屈曲部31の深さの減少を表している。フランジ20において、屈曲部31は、屈曲部31の両側で側壁17の一部の表面より下に深さを有していない破断経路35の終端33を含んでいる。略一定のフランジ幅も、図7A〜7Dの実施形態において示されている。
図9E及び9Fは、フランジ幅が、第1のフランジ部分21の両側のフランジ20の一部と同様に、第1のフランジ部分21にわたって略一定のままである図1Aの実施形態の変形例を示している。略一定のフランジ幅は、側壁17上の屈曲部31との交差部において内側フランジ縁部の輪郭に略従う切欠区間25によって提供される。代替の実施形態において、切欠区間25が第1のフランジ部分21への距離において増加された場合、切欠区間25は、第1のフランジ部分21の両側のフランジの区間と比較してフランジ幅における減少を提供してもよい。代替として、第1のフランジ部分21における減少したフランジ幅は、図9C及び9Dに示す屈曲部31の移行区間34と組み合わせて、図9E及び9Fに示す切欠区間25を備えていてもよい。これらの実施形態は第2のフランジ部分22にも等しく適用することができる。屈曲部が空洞から離れて本体の外側に延在する代替の実施形態において、フランジ幅は、屈曲部が第1のフランジ部分と接触するようにフランジの外縁部に向かう屈曲部の突出する性質により、第1及び第2のフランジ部分において減少させてもよい。
実施形態のいずれかにおいても、本体及びフランジは単一部材として形成されることが好ましい。本体及びフランジは、適切な製造プロセス、特に、シート熱成形、射出成形、圧縮成形、又は3Dプリンティングのうちの1つによって形成することができる。本体及びフランジは、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル(PVC)、アモルファスポリエチレンテレフタレート(APET)、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリ乳酸(PLA)、バイオ材料、ミネラル充填材料、薄金属成形材料、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、又はラミネートのうちの1つ又は2つ以上の組み合わせを含む材料から形成されるのが好ましい。特に、容器の実施形態は、約100μm〜1000μm、より好ましくは約300μm〜900μm、より好ましくは400μm〜750μmの範囲にある厚さのポリスチレン材料又はポリプロピレン材料から形成される本体及びフランジを有していてもよい。用いられる材料及びその厚さは、破断経路に沿って破断可能な容器が形成されることを保証するよう選択されるべきである。破断導体の使用は、以前は堅実に破断容器を提供できなかった材料及びその厚さが、所定の破断経路に沿って堅実に破断する容器を提供するという目標をここで達成できることを意味する。
本体及びフランジが上記の方法のうちの1つから形成される場合、内容物は空洞内に挿入又は配設することができる。カバーは、次いで、内容物を密閉するようフランジの外面に適用される必要がある。内容物が液体又は他の流動性物質であるか又は腐敗しやすい場合等の状況によっては、本体、フランジ、及びカバーが内容物の周囲に気密シールを形成することが望ましい。カバーは、加熱、超音波圧接、圧感接着剤、熱作動接着剤、又は別の種類の接着剤によってフランジに接着され、封止されるのが好ましい。ただし、カバーをフランジに接着及び封止するための他の公知の方法が用いられてもよい。
代替の実施形態において、変化した剛性の局所領域は、破断導体の深さ又は形状の寸法形状特徴を通して作成されない。幾つかの実施形態において、破断導体は、離間した破断導体における本体の材料の結晶化の形で、増加した剛性の局所領域を含んでいてもよい。かかる実施形態において、容器の本体は結晶化可能材料から形成される。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)及びアモルファスポリウレタンテレフタレート(APET)等のポリマー材料を用いることができる。ポリプロピレン及び/又は長時間にわたって加熱される場合に、増加した結晶化の特性及び機械的特性の変化を示す他のポリマーを含む代替の結晶化可能ポリマー材料も用いることができる。材料の増加した結晶化を含む離間された破断導体の形での増加した剛性の局所領域は、破断導体の所望位置での本体材料の加熱又は超音波励起によって形成することができる。
国際公開第2016/081996号は、破断可能な開口部を有する容器を製造するための方法を提供し、その詳細を参照して本明細書中に組み込む。増加した剛性の局所領域を提供するよう破断経路に沿った本体材料の結晶化は、結晶化可能材料の結晶化レベルを30%を超えて、場合によっては85%にまで高めるよう破断導体における選択的加熱によって生じる可能性がある。破断可能領域の結晶化に最適な温度は、結晶化可能ポリマー材料のガラス転移温度(Tg)よりも高い。このガラス転移温度は、通常、ポリマー材料の配合に応じて約70℃である。最大結晶化率は、約130℃〜約200℃の温度範囲で、より好ましくは約160℃〜約170℃の範囲で達成されてもよい。温度は、最も好ましくは約165℃であってもよい。破断可能領域の選択的加熱に対する最適な時間長さは、選択的加熱がシェル部分の生産サイクル内又はその後に行われるかによって異なってもよい。この時間は、選択的加熱が標準的な生産サイクル内で行われる場合に3〜5秒であってもよい。代替として、材料の局所的な結晶化は、超音波励起等の加熱以外の方法により生成されてもよい。
上で説明した実施形態のそれぞれにおいて、材料の厚さは本体全体及び破断可能部分にわたって略一定である。厚さの僅かな変化は、容器本体の形成プロセスに続いて、明らかになってもよいが、これらの変化は材料の薄化のミシン目又は他の意図的な線を表すものではない。

Claims (19)

  1. 容器であって、
    1つ以上の内容物を収容するための空洞を有する本体と、
    前記本体の周囲に編成されるフランジと、
    前記内容物を前記空洞内に密閉するための前記フランジに貼付されるカバーと、
    第1のフランジ部分から第2のフランジ部分に前記本体を横断して延在する屈曲部を含む破断可能部分であって、前記本体を前記屈曲部の一方の側の第1の本体部分と、前記屈曲部の他方の側の第2の本体部分とに二分する破断可能部と、を含み、
    前記破断可能部分は、ユーザが所定レベルを超える力を前記屈曲部の両側の前記第1及び第2の本体部分のそれぞれに印加する場合に、それに沿って前記本体が破断するように適合される破断経路を画成し、前記破断経路は開始破断点及び一対の終端を有し、1つの前記終端は、前記本体が各終端に向かう前記破断経路に沿って反対方向に前記破断点から破断するように適合されるように、第1及び第2のフランジ部分のそれぞれにあり、
    前記破断可能部分は前記破断経路に沿って互いに離間する複数の破断導体を含み、各破断導体は、前記破断導体が前記破断経路に沿った前記破断の伝播を案内することを支援するように、前記破断可能部分の剛性の局所的変化によって画成される、
    容器。
  2. 各破断導体は、前記屈曲部の深さ及び/又は断面形状の局所的変化を含む、請求項1に記載の容器。
  3. 前記屈曲部の深さ及び/又は断面形状の前記局所的変化は、前記破断可能部分の0.5mm〜5mmの距離に及ぶ、請求項2に記載の容器。
  4. 前記屈曲部の深さ及び/又は断面形状の前記局所的変化は、前記屈曲部の全深さの15%〜90%の深さの変化である、請求項2又は3のいずれか一項に記載の容器。
  5. 前記本体は結晶化可能材料から形成され、各破断導体は前記屈曲部における前記材料の結晶化の局所的変化を含む、請求項1に記載の容器。
  6. 前記材料の結晶化の変化は、加熱又は超音波励起によって生じる、請求項5に記載の容器。
  7. 前記破断可能部分の剛性の前記局所的変化は、前記破断可能部分の前記剛性の局所的増加である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の容器。
  8. 前記破断導体は前記破断経路の細長い直線区間に沿って離間されて、前記破断経路の前記細長い直線部分に沿った前記破断の伝播を案内することを支援する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の容器。
  9. 前記破断導体は、前記破断経路の湾曲区間上の移行点において位置決めされて、前記破断経路の前記湾曲区間に沿った前記破断の伝播を案内することを支援する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の容器。
  10. 前記破断導体は、前記破断経路の角度区間上の移行点において位置決めされて、前記破断経路の前記角度区間に沿った前記破断の伝播を案内することを支援する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の容器。
  11. 前記本体及びフランジは、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アモルファスポリウレタンテレフタレート(APET)、ポリ塩化ビニル(PVC)、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリ乳酸(PLA)、バイオ材料、ミネラル充填材料、薄金属成形材料、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、又はラミネートを含む材料から形成される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の容器。
  12. 前記本体及びフランジは、シート熱成形、射出成形、圧縮成形、又は3Dプリンティングのうちの少なくとも1つによって形成される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の容器。
  13. 前記カバーは、加熱、超音波圧接、圧感接着剤、熱作動接着剤、又は別の種類の接着剤のうちの1つによって前記フランジに接着及び封止される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の容器。
  14. 前記屈曲部は前記第1の本体部分と前記第2の本体部分との間の交差部によって形成され、破断導体が存在しない前記屈曲部の区間において、各本体部分は直線又は曲線として前記交差部に近づく、請求項1〜13のいずれか一項に記載の容器。
  15. 前記第1及び第2の本体部分間の前記交差部は20°〜170°の間の角度を形成し、より好ましくは、前記角度は45°〜105°の間である、請求項14に記載の容器。
  16. 前記第1及び第2のフランジ部分は、前記第1及び第2のフランジ部分に隣接する前記フランジの区間と比較して増加したフランジ幅を有する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の容器。
  17. 前記第1及び第2のフランジ部分は、前記第1及び第2のフランジ部分に隣接する前記フランジの区間と略同じフランジ幅を有し、前記屈曲部は、前記本体から前記フランジまで直線又は曲線で移行して、前記第1及び第2のフランジ部分において前記フランジ幅を提供する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の容器。
  18. 前記破断経路は2つ以上の破断点を有する、請求項1〜17のいずれか一項に記載の容器。
  19. 前記本体の厚さは前記破断経路に沿って略一定である、請求項1〜18のいずれか一項に記載の容器。
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