JPH06211279A - 使い捨て容器 - Google Patents
使い捨て容器Info
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- JPH06211279A JPH06211279A JP3019109A JP1910991A JPH06211279A JP H06211279 A JPH06211279 A JP H06211279A JP 3019109 A JP3019109 A JP 3019109A JP 1910991 A JP1910991 A JP 1910991A JP H06211279 A JPH06211279 A JP H06211279A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- contents
- discharge port
- seal
- seal portion
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/40—Packages formed by enclosing successive articles, or increments of material, in webs, e.g. folded or tubular webs, or by subdividing tubes filled with liquid, semi-liquid, or plastic materials
- B65D75/44—Individual packages cut from webs or tubes
- B65D75/48—Individual packages cut from webs or tubes containing liquids, semiliquids, or pastes, e.g. cushion-shaped packages
Abstract
(57)【要約】
【目的】 醤油等の低粘性の液体調味料や液状洗剤,液
状化粧品等を封入,シ−ルし、内容物を排出させたいと
きは、容器を二つ折りして手の掌や指等で加圧すること
により、内容物を排出させるようにした使い捨て容器を
提供する。 【構成】 内部に液状物を収容してシ−ルし、裂開して
内容物を取り出す使い捨て容器において、該容器を二分
する中心線Cを中心として、円形状,楕円形状,菱形状
等をなす細幅のシ−ル部8を形成すると共に、該シ−ル
部の中央部に排出口を設けるか、又は該シ−ル部の内容
物を排出させたい側の中央部に、容器に予め設けた吐出
口9に連通する排出口8aを設けて成る。
状化粧品等を封入,シ−ルし、内容物を排出させたいと
きは、容器を二つ折りして手の掌や指等で加圧すること
により、内容物を排出させるようにした使い捨て容器を
提供する。 【構成】 内部に液状物を収容してシ−ルし、裂開して
内容物を取り出す使い捨て容器において、該容器を二分
する中心線Cを中心として、円形状,楕円形状,菱形状
等をなす細幅のシ−ル部8を形成すると共に、該シ−ル
部の中央部に排出口を設けるか、又は該シ−ル部の内容
物を排出させたい側の中央部に、容器に予め設けた吐出
口9に連通する排出口8aを設けて成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体調味料や液状洗
剤,液状化粧品,液状薬品等を封入してシ−ルし、内容
物を排出させたいときは、容器を二つ折りして手の掌や
指等で加圧することにより、内容物を排出させるように
した使い捨て容器に関するものである。
剤,液状化粧品,液状薬品等を封入してシ−ルし、内容
物を排出させたいときは、容器を二つ折りして手の掌や
指等で加圧することにより、内容物を排出させるように
した使い捨て容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような使い捨て容器は、通
常、図7に示すように、シ−ル部に開封用のノッチを設
け、このノッチから容器を引き裂いて内容物を排出させ
たり、取り出すようにしたものが一般的である。
常、図7に示すように、シ−ル部に開封用のノッチを設
け、このノッチから容器を引き裂いて内容物を排出させ
たり、取り出すようにしたものが一般的である。
【0003】然し乍ら、従来の容器は、ノッチから容器
を引き裂くことが容易でないものが多く、そのため、
引裂時に内容物が飛散して被服等を汚す、食品用のも
のにあっては引裂した破片が食物の中に入ることが屡々
あり、衛生的でない、上記破片に付着した内容物によ
り被服等を汚すことがある、2種以上の液体を混合し
て使用する充填剤等の容器として簡易な開封又は開口構
造を具備した使い捨て容器はない、といった問題点があ
る。
を引き裂くことが容易でないものが多く、そのため、
引裂時に内容物が飛散して被服等を汚す、食品用のも
のにあっては引裂した破片が食物の中に入ることが屡々
あり、衛生的でない、上記破片に付着した内容物によ
り被服等を汚すことがある、2種以上の液体を混合し
て使用する充填剤等の容器として簡易な開封又は開口構
造を具備した使い捨て容器はない、といった問題点があ
る。
【0004】上記の〜のような問題点がなく、しか
も開封の容易な容器として、特開昭56-82849号公報に記
載されたものが提案されている。この容器は、図8に示
すように、可撓性シ−ト材料で作られ、その周縁部がシ
−ルされた容器にして、その内容物を取り出す時に容器
自体が裂開する容器において、周縁部のシ−ル部分が頂
点を内側に向けた実質上V字形をなすように設けられて
おり、外部から容器に圧力を加えた時に、上記V字形の
頂点からシ−ルが剥がれ始め、裂開部は予め定められた
通路に沿って順次伝播して行き、容器から内容物を予め
定められた方向へ流出させるようにしたものであるが、
これを試作し、実際に使用してみたところ、所定部位が
裂開されないことが判明した。即ち、上記の容器は、シ
−ル部に圧力をかけてV字形シ−ル部を裂開させようと
するものであるが、内容物を流出又は取り出す開口部に
形成するためのシ−ル部の外郭線が単に容器の内側に向
けV字形に形成されているだけであるため、V字形シ−
ル部の頂点部分は裂けるものの、この裂開は予定された
通路に沿って伝播せず、容器両側の縦シ−ル部が先に裂
開されてしまうのである。また、圧力をかけてシ−ル部
を裂開させ、開口部を形成して内容物を押出す方式であ
るため、これが上記予定部分の裂開困難性と相俟って、
シ−ル部両サイドに裂開開口部が形成された途端に内容
物が急激にその予定外の開口部から飛び出して周囲に飛
散したり、内容物を所定の位置に流出させにくいという
問題のあることも判ったのである。更に、2種以上の液
体を混合して使用する充填剤等の容器として、簡易な開
封又は開口構造を具備した使い捨て容器は開発されてい
ない。
も開封の容易な容器として、特開昭56-82849号公報に記
載されたものが提案されている。この容器は、図8に示
すように、可撓性シ−ト材料で作られ、その周縁部がシ
−ルされた容器にして、その内容物を取り出す時に容器
自体が裂開する容器において、周縁部のシ−ル部分が頂
点を内側に向けた実質上V字形をなすように設けられて
おり、外部から容器に圧力を加えた時に、上記V字形の
頂点からシ−ルが剥がれ始め、裂開部は予め定められた
通路に沿って順次伝播して行き、容器から内容物を予め
定められた方向へ流出させるようにしたものであるが、
これを試作し、実際に使用してみたところ、所定部位が
裂開されないことが判明した。即ち、上記の容器は、シ
−ル部に圧力をかけてV字形シ−ル部を裂開させようと
するものであるが、内容物を流出又は取り出す開口部に
形成するためのシ−ル部の外郭線が単に容器の内側に向
けV字形に形成されているだけであるため、V字形シ−
ル部の頂点部分は裂けるものの、この裂開は予定された
通路に沿って伝播せず、容器両側の縦シ−ル部が先に裂
開されてしまうのである。また、圧力をかけてシ−ル部
を裂開させ、開口部を形成して内容物を押出す方式であ
るため、これが上記予定部分の裂開困難性と相俟って、
シ−ル部両サイドに裂開開口部が形成された途端に内容
物が急激にその予定外の開口部から飛び出して周囲に飛
散したり、内容物を所定の位置に流出させにくいという
問題のあることも判ったのである。更に、2種以上の液
体を混合して使用する充填剤等の容器として、簡易な開
封又は開口構造を具備した使い捨て容器は開発されてい
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、容器に圧力をかけてシ−ル部を部
分的に剥離裂開させて開口部を形成する型式の使い捨て
容器において、圧力による裂開容易性を実現できると共
に、裂開されて形成された開口部から内容物が飛散しな
い、換言すれば、流出させたい個所に内容物を押し出す
ことができ、更には、2種の液体を区分して収容し、そ
れら液体を同時に流出させながら混合できる使い捨て容
器を提供することである。
しようとする課題は、容器に圧力をかけてシ−ル部を部
分的に剥離裂開させて開口部を形成する型式の使い捨て
容器において、圧力による裂開容易性を実現できると共
に、裂開されて形成された開口部から内容物が飛散しな
い、換言すれば、流出させたい個所に内容物を押し出す
ことができ、更には、2種の液体を区分して収容し、そ
れら液体を同時に流出させながら混合できる使い捨て容
器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的としてなされたもので、その構成は、内
部に液状物を収容してシ−ルし、裂開して内容物を取り
出す使い捨て容器において、該容器を二分する中心線を
中心として、円形状,楕円形状,菱形状等をなす細幅の
シ−ル部を形成すると共に、該シ−ル部の中央部に排出
口を設けるか、又は該シ−ル部の内容物を排出させたい
側の中央部に、容器に予め設けた吐出口に連通する排出
口を設けて成り、該容器を二つ折りして加圧することに
よりシ−ル部を剥離裂開し、排出口から内容物を排出す
るようにしたことを特徴とするものである。即ち、本発
明は内容物を収容した容器を二つ折りして加圧すること
により、シ−ル部をその両側端から剥離裂開して排出口
から内容物を排出するようにしたもので、シ−ル部の形
状が横長の菱形の場合はそのままでよいが、円形状又は
楕円形状の場合は、それらの両側端部を乳頭状をなす小
突起シ−ル部に形成して、加圧時に剥離し易くし、ま
た、排出口から内容物が飛び出さないようにするため、
シ−ル部が剥離裂開した後、内容物の排出される速度が
減速されるよう、シ−ル部内の面積を排出口のそれより
できるだけ大きくすることが望ましい。而して、本発明
において使用する材料としては、ヒ−トシ−ル性を有す
る合成樹脂樹脂フィルム、ヒ−トシ−ル性のない合成樹
脂フィルムにヒ−トシ−ル性合成樹脂を積層したもの、
或はそれらにアルミニウム箔等を積層したものなどが主
として挙げられ、場合によっては接着剤によりシ−ルす
るものも用いられる。
することを目的としてなされたもので、その構成は、内
部に液状物を収容してシ−ルし、裂開して内容物を取り
出す使い捨て容器において、該容器を二分する中心線を
中心として、円形状,楕円形状,菱形状等をなす細幅の
シ−ル部を形成すると共に、該シ−ル部の中央部に排出
口を設けるか、又は該シ−ル部の内容物を排出させたい
側の中央部に、容器に予め設けた吐出口に連通する排出
口を設けて成り、該容器を二つ折りして加圧することに
よりシ−ル部を剥離裂開し、排出口から内容物を排出す
るようにしたことを特徴とするものである。即ち、本発
明は内容物を収容した容器を二つ折りして加圧すること
により、シ−ル部をその両側端から剥離裂開して排出口
から内容物を排出するようにしたもので、シ−ル部の形
状が横長の菱形の場合はそのままでよいが、円形状又は
楕円形状の場合は、それらの両側端部を乳頭状をなす小
突起シ−ル部に形成して、加圧時に剥離し易くし、ま
た、排出口から内容物が飛び出さないようにするため、
シ−ル部が剥離裂開した後、内容物の排出される速度が
減速されるよう、シ−ル部内の面積を排出口のそれより
できるだけ大きくすることが望ましい。而して、本発明
において使用する材料としては、ヒ−トシ−ル性を有す
る合成樹脂樹脂フィルム、ヒ−トシ−ル性のない合成樹
脂フィルムにヒ−トシ−ル性合成樹脂を積層したもの、
或はそれらにアルミニウム箔等を積層したものなどが主
として挙げられ、場合によっては接着剤によりシ−ルす
るものも用いられる。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を図により説明する。図
1は本発明の第一実施例の平断面図、図2乃至図6は第
二実施例乃至第七実施例の平断面図、図7及び図8は従
来品の平断面図である。図において、1は少なくとも対
向面をヒ−トシ−ル可能に形成した2枚のシ−ト材を重
ねて、その四方をヒ−トシ−ル2〜5することにより形
成される袋状の容器で、従来の容器は、図7に示すよう
に、切裂開口を形成したい部分のシ−ル部3にノッチ6
を設けていたが、このような開口構造であると、多くの
問題があることは先に述べたとおりである。そこで、図
8に示す容器が提案されている。この容器はノッチを設
けず、容器内部側にV字状に突出させた裂開部8を設
け、容器に圧力を加えることにより、裂開部7を裂開さ
せ、シ−ル部2を開口させるようにしたものである。然
し乍ら、この容器は、開口部を形成したい裂開部7を有
するシ−ル部2のシ−ル形状に問題があって、容易な開
口性を実現出来ないこと、及びかなり大きな圧力を加え
て裂開による開口が形成されると、この圧力によって内
容物の液体が飛散することが判明した。
1は本発明の第一実施例の平断面図、図2乃至図6は第
二実施例乃至第七実施例の平断面図、図7及び図8は従
来品の平断面図である。図において、1は少なくとも対
向面をヒ−トシ−ル可能に形成した2枚のシ−ト材を重
ねて、その四方をヒ−トシ−ル2〜5することにより形
成される袋状の容器で、従来の容器は、図7に示すよう
に、切裂開口を形成したい部分のシ−ル部3にノッチ6
を設けていたが、このような開口構造であると、多くの
問題があることは先に述べたとおりである。そこで、図
8に示す容器が提案されている。この容器はノッチを設
けず、容器内部側にV字状に突出させた裂開部8を設
け、容器に圧力を加えることにより、裂開部7を裂開さ
せ、シ−ル部2を開口させるようにしたものである。然
し乍ら、この容器は、開口部を形成したい裂開部7を有
するシ−ル部2のシ−ル形状に問題があって、容易な開
口性を実現出来ないこと、及びかなり大きな圧力を加え
て裂開による開口が形成されると、この圧力によって内
容物の液体が飛散することが判明した。
【0008】本発明は上記のような問題点のない容器を
提供するものである。而して、図1乃至図6において、
図7,図8と同一符号は同一部材を指す。図1におい
て、8は、容器1の中心線Cを中心として、細幅で楕円
形状なすように設けられたシ−ル部で、その両側端部を
乳頭状部8aに形成し、シ−ル部5側の中央部に排出口8b
を設けると共に、この排出口8bを予めシ−ル部5に設け
た吐出口9に連通させてある。8cはシ−ル部8内部の空
間で、内容物を排出する際にその速度を遅くするための
減速室である。このように形成することにより、容器1
内に収容された液体を排出する場合、容器1を前記中心
線Cから二つ折りにして加圧すると、その圧力によりシ
−ル部8の両乳頭部8aが剥離裂開して、液体が減速室8c
において流速を減速され、排出口8bから吐出口9を経
て、安定した状態で吐出される。従って、内容物である
液体が飛散するおそれはなく、吐出口9を目的の個所に
向ければ、所望の個所に内容物を供給することが出来
る。図2,図3に示すものは、シ−ル部2,5が設けら
れた容器1に剥離裂開用のシ−ル部を設けたもので、図
2のシ−ル部81は円形状をなし、その両側端部に乳頭状
部81a、シ−ル部5側の中央部に排出口81bがそれぞれ設
けられ、シ−ル部81の内部は減速室81cとなっており、
また、図3のシ−ル部82は横長菱形状をなし、シ−ル部
5側の中央部に排出口82bが設けられ、シ−ル部82の内
部は減速室82cとなっておいて、それらの作用は図1の
ものと同一である。尚、シ−ル部82に乳頭状部を設けな
いのは、その両側の頂点部82aが乳頭状部と略同等の作
用をなすからである。
提供するものである。而して、図1乃至図6において、
図7,図8と同一符号は同一部材を指す。図1におい
て、8は、容器1の中心線Cを中心として、細幅で楕円
形状なすように設けられたシ−ル部で、その両側端部を
乳頭状部8aに形成し、シ−ル部5側の中央部に排出口8b
を設けると共に、この排出口8bを予めシ−ル部5に設け
た吐出口9に連通させてある。8cはシ−ル部8内部の空
間で、内容物を排出する際にその速度を遅くするための
減速室である。このように形成することにより、容器1
内に収容された液体を排出する場合、容器1を前記中心
線Cから二つ折りにして加圧すると、その圧力によりシ
−ル部8の両乳頭部8aが剥離裂開して、液体が減速室8c
において流速を減速され、排出口8bから吐出口9を経
て、安定した状態で吐出される。従って、内容物である
液体が飛散するおそれはなく、吐出口9を目的の個所に
向ければ、所望の個所に内容物を供給することが出来
る。図2,図3に示すものは、シ−ル部2,5が設けら
れた容器1に剥離裂開用のシ−ル部を設けたもので、図
2のシ−ル部81は円形状をなし、その両側端部に乳頭状
部81a、シ−ル部5側の中央部に排出口81bがそれぞれ設
けられ、シ−ル部81の内部は減速室81cとなっており、
また、図3のシ−ル部82は横長菱形状をなし、シ−ル部
5側の中央部に排出口82bが設けられ、シ−ル部82の内
部は減速室82cとなっておいて、それらの作用は図1の
ものと同一である。尚、シ−ル部82に乳頭状部を設けな
いのは、その両側の頂点部82aが乳頭状部と略同等の作
用をなすからである。
【0009】一方、図4乃至図6に示すものは、図1の
容器と同様のタイプでシ−ル部5に吐出口を設けない容
器1の中央部に剥離裂開用のシ−ル部を設けたもので、
図4のシ−ル部83は円形状をなし、その両側端部に乳頭
状部83a、中央部に排出口83bがそれぞれ設けられ、シ−
ル部83の内部は減速室83cとなっており、図5及び図6
に示すものは、図4のものと略同様で、剥離裂開用のシ
−ル部の形状が異なっているのみである。即ち、84はシ
−ル部、84aはその両側頂部で上記の乳頭状部に相当す
るもの、84bは排出口、84cは減速室、85はシ−ル部、85
aは乳頭状部、85bは排出口、85cは減速室である。而し
て、図4乃至図6の容器は、その中心線Cから二つ折り
にして加圧すれば容器内の液体は各シ−ル部の乳頭状部
或は頂部の外側を強く押圧して剥離させると共にシ−ル
部を徐々に裂開させて、液体を減速室に送り込み、減速
室中央に位置する排出口から外部へ排出されるのである
が、各容器の液体は減速室において流速を減速されるの
で、排出口から液体が飛散するおそれはなく、また、排
出口を目的の個所に向けておけば、所望の個所に内容物
を供給できる。上記の実施例においては、1種の液体を
封入して取り出す例についてのみ述べたが、本発明は2
種の液体を封入して、それら液体を同時に取り出しなが
ら混合させることも可能である。そのためには、容器の
中心線C上にシ−ルを施して容器を二分し、それぞれに
異なった液体を封入しておき、中心線Cから容器を二つ
折りにして加圧し、剥離裂開用のシ−ル部を裂開させれ
ばよい。
容器と同様のタイプでシ−ル部5に吐出口を設けない容
器1の中央部に剥離裂開用のシ−ル部を設けたもので、
図4のシ−ル部83は円形状をなし、その両側端部に乳頭
状部83a、中央部に排出口83bがそれぞれ設けられ、シ−
ル部83の内部は減速室83cとなっており、図5及び図6
に示すものは、図4のものと略同様で、剥離裂開用のシ
−ル部の形状が異なっているのみである。即ち、84はシ
−ル部、84aはその両側頂部で上記の乳頭状部に相当す
るもの、84bは排出口、84cは減速室、85はシ−ル部、85
aは乳頭状部、85bは排出口、85cは減速室である。而し
て、図4乃至図6の容器は、その中心線Cから二つ折り
にして加圧すれば容器内の液体は各シ−ル部の乳頭状部
或は頂部の外側を強く押圧して剥離させると共にシ−ル
部を徐々に裂開させて、液体を減速室に送り込み、減速
室中央に位置する排出口から外部へ排出されるのである
が、各容器の液体は減速室において流速を減速されるの
で、排出口から液体が飛散するおそれはなく、また、排
出口を目的の個所に向けておけば、所望の個所に内容物
を供給できる。上記の実施例においては、1種の液体を
封入して取り出す例についてのみ述べたが、本発明は2
種の液体を封入して、それら液体を同時に取り出しなが
ら混合させることも可能である。そのためには、容器の
中心線C上にシ−ルを施して容器を二分し、それぞれに
異なった液体を封入しておき、中心線Cから容器を二つ
折りにして加圧し、剥離裂開用のシ−ル部を裂開させれ
ばよい。
【0010】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、ヒ−ト
シ−ル性を有する材料を用い、内部に液状物を収容して
シ−ルし、裂開して内容物を取り出す使い捨て容器にお
いて、該容器を二分する中心線を中心として、円形状,
楕円形状,菱形状等をなす細幅のシ−ル部を形成すると
共に、該シ−ル部の中央部に排出口を設けるか、又は該
シ−ル部の内容物を排出させたい側の中央部に、容器に
予め設けた吐出口に連通する排出口を設けて成るもので
あるから、液体調味料や液状洗剤,液状化粧品,液状薬
品等を封入してシ−ルし、容器を二つ折りして手の掌や
指等で加圧することにより、内容物を取り出す使い捨て
容器として好適であり、また、容器を二分してそれぞれ
に異なった液体を封入しておけば、これらを取り出しな
がら混合させることも可能となる。また、容器を二つ折
りしたとき2つの減速室が重なり、互に加えられる押圧
力を及ぼし合うので、この点でも内容物の急激な飛出し
が防止できる。
シ−ル性を有する材料を用い、内部に液状物を収容して
シ−ルし、裂開して内容物を取り出す使い捨て容器にお
いて、該容器を二分する中心線を中心として、円形状,
楕円形状,菱形状等をなす細幅のシ−ル部を形成すると
共に、該シ−ル部の中央部に排出口を設けるか、又は該
シ−ル部の内容物を排出させたい側の中央部に、容器に
予め設けた吐出口に連通する排出口を設けて成るもので
あるから、液体調味料や液状洗剤,液状化粧品,液状薬
品等を封入してシ−ルし、容器を二つ折りして手の掌や
指等で加圧することにより、内容物を取り出す使い捨て
容器として好適であり、また、容器を二分してそれぞれ
に異なった液体を封入しておけば、これらを取り出しな
がら混合させることも可能となる。また、容器を二つ折
りしたとき2つの減速室が重なり、互に加えられる押圧
力を及ぼし合うので、この点でも内容物の急激な飛出し
が防止できる。
【図1】本発明の第一実施例を示す平断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す平断面図である。
【図3】本発明の第三実施例を示す平断面図である。
【図4】本発明の第四実施例を示す平断面図である。
【図5】本発明の第五実施例を示す平断面図である。
【図6】本発明の第六実施例を示す平断面図である。
【図7】従来容器の一例を示す平断面図である。
【図8】従来容器の別例を示す平断面図である。
1 使い捨て容器 2,3,4,5 ヒ−トシ−ル 8,81,82,83,84,85 剥離裂開用シ−ル部 8a,81a,82a,83a,84a,85a 乳頭状部 8b,81b,82b,83b,84b,85b 排出口 8c,81c,82c,83c,84c,85c 減速室 9 吐出口 C 容器の中心線
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に液状物を収容してシ−ルし、裂開
して内容物を取り出す使い捨て容器において、該容器を
二分する中心線を中心として、円形状,楕円形状,菱形
状等をなす細幅のシ−ル部を形成すると共に、該シ−ル
部の中央部に排出口を設けるか、又は該シ−ル部の内容
物を排出させたい側の中央部に、容器に予め設けた吐出
口に連通する排出口を設けて成り、該容器を二つ折りし
て加圧することによりシ−ル部を剥離裂開し、排出口か
ら内容物を排出するようにしたことを特徴とする使い捨
て容器。 - 【請求項2】 容器を二分する中心線上にシ−ルを施し
た請求項1に記載の使い捨て容器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3019109A JPH06211279A (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 使い捨て容器 |
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