JP6927747B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、医薬品、食品、化粧品等の被収容物が収容される包装袋に関する。
従来の包装袋は、医薬品、食品、化粧品等の被収容物を分包、個装するために、例えば、樹脂フィルム等の2枚のシートを重畳し、外縁部を熱溶着(ヒートシール)等によって密閉して封着したシール部を有する軟包装であって、シール部の一側部には、被収容物を取り出す開口部が上側に開口するように、シール部の他側部に向かって切り裂く開封口が形成されている。この種の包装袋では、開封口からシール部の他側部に向かって切り裂くことによって切裂片が分離され、分離された切裂片を別途処分する作業が必要となることから、上側のシール部に、切裂片の切り裂きの進行を中途位置で停止するためのストッパを設けることによって、開封口からシール部の他側部に向かって切り裂いたとき、切裂片が上側のシール部に連結され、切裂片が分離されないようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2009−255959号公報
しかしながら、上記の包装袋は、開封口からシール部の他側部に向かって切り裂いたとき、切裂片が上側のシール部に連結されているから、上側に開口する開口部から被収容物を取り出すとき、被収容物が上側のシール部に連結された切裂片に接触することとなり、もって、被収容物が切裂片を伝って手指に付着したり、被収容物をスムーズに取り出したりすることができないという問題があった。
本発明は、上述の事情に鑑み、切裂片を別途処分する作業を不要とすることができるとともに、被収容物が手指に付着することなく、被収容物をスムーズに取り出すことができる包装袋を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための手段を図面の参照符号を付して示せば、請求項1の発明に係る包装袋1は、
2枚のシートを重畳し、外縁部を封着して設けられるシール部2と、
前記シール部2の内周側に設けられ、被収容物Pが収容される内部空間3aを有する収容部3と、
左端部4a(一端部)の側面が外部空間Aと連通し、右端部4b(他端部)の側面が前記収容部3の内部空間3aと非連通となるように前記左シール部2b(シール部2の一側部)に設けられるノッチ4(開封口)と、
前記左シール部2b(シール部2の一側部)と対向する右シール部2c(シール部2の他側部)に設けられると共に、上端部5d(基端部)及び下端部5e(先端部)が前記外部空間Aと非連通となるように設けられるスリット5(切込部)と、を備え、
前記スリット5(切込部)は、
前記ノッチ4(開封口)が前記収容部3の内部空間3aと連通し前記シール部2に開口部10が形成されるように前記ノッチ4(開封口)から前記右シール部2c(シール部2の他側部)に向かって切り裂かれる方向と交差するように設けられ、
前記スリット5(切込部)の下端部5e(先端部)は、前記右シール部2c(シール部2の他側部)の下端部2c2(先端部)から、該右シール部2c(シール部2の他側部)の下端部2c2(先端部)に隣接する下シール部2d(シール部2の他側部の先端部に隣接する側部)に折れ曲がるように延出され、
前記ノッチ4(開封口)が前記収容部3の内部空間3aと連通し前記シール部2に開口部10が形成されるように前記ノッチ4(開封口)から前記右シール部2c(シール部2の他側部)に向かって切り裂かれた際、前記シール部2の一部が切裂片12及び切込片13となり、
前記切裂片12は、前記スリット5(切込部)を基点として前記シール部2の一部より分離されて、前記開口部10より離間され、
前記切込片13は、一端部13aが前記切裂片12と連結し、他端部13bが、前記右シール部2c(シール部2の他側部)の下端部2c2(先端部)に隣接する下シール部2d(シール部2の他側部の先端部に隣接する側部)に連結されてなることを特徴としている。
以下に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。請求項1の発明に係る包装袋1に係るスリット5(切込部)は、ノッチ4(開封口)が収容部3の内部空間3aと連通するようにノッチ4(開封口)から右シール部2c(シール部2の他側部)に向かって切り裂かれる方向と交差し、ノッチ4(開封口)が収容部3の内部空間3aと連通し、シール部2に開口部10が形成されるようにノッチ4(開封口)から右シール部2c(シール部2の他側部)に向かって切り裂かれた際、シール部2より分離され開口部10より離間される切裂片12が、当該スリット5(切込部)によってシール部2より分離され開口部10より離間される切込片13の一端部13aと連結するように設けられている。そして、切込片13の他端部13bは、シール部2に連結されている。これにより、切裂片12が、切込片13を介して、シール部2と連結されるから、切裂片12を別途処分する作業を不要とすることができるとともに、切裂片12が、切込片13とともに、開口部10より離間することとなるから、開口部10から被収容物Pを取り出すとき、被収容物Pが切裂片12に接触することがなくなり、もって、被収容物Pが手指に付着することなく、被収容物Pをスムーズに取り出すことができる。
さらに、請求項の発明によれば、スリット5(切込部)の下端部5e(先端部)が、右シール部2cの下端部2c2(先端部)から右シール部2cの下端部2c2(先端部)に隣接する下シール部2d(シール部2の他側部の先端部に隣接する側部)に折れ曲がるように延出され、切込片13の他端部13bは、その下シール部2d(シール部2の他側部の先端部に隣接する側部)に連結されているから、切裂片12が開口部10に対してさらに遠方に離間することとなり、もって、開口部10から被収容物Pを取り出すとき、被収容物Pが切裂片12にさらに接触することがなくなる。これにより、被収容物Pが手指にさらに付着することなく、被収容物Pをさらにスムーズに取り出すことができる。
本発明の一実施形態に係る包装袋を例示する平面図である。 同実施形態に係る包装袋から被収容物を取り出す手順を(a)〜(c)の順に例示する斜視図である。 同実施形態の変形例に係る包装袋を例示する平面図である。 同実施形態の別の変形例に係る包装袋を例示する平面図である。 同実施形態のさらに別の変形例に係る包装袋を例示する平面図である。 同実施形態のさらに別の変形例に係る包装袋を例示する平面図である。
以下に、本発明に係る包装袋の一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明において、上下左右の方向を示す場合は、図示正面から見た場合の上下左右をいうものとする。
図1に示すように、本実施形態に係る包装袋1は、医薬品、食品、化粧品、洗剤、トイレタリ用品、衛生用品等の粉体、粒体、固体(固形物)、液体などの被収容物Pを分包、個装するために、矩形状の2枚のシートを重畳し、矩形状の四辺の外縁部を熱溶着(ヒートシール)によって密閉して封着する四方シールの軟包装である。そして、この包装袋1に収容される被収容物Pは、例えば、醤油、ソース、ドレッシング、ケチャップ、マヨネーズ、ジャム、シロップ等の調味料、健康食品、栄養補助食品(サプリメント)等の液体(エマルション(乳濁液)、サスペンション(懸濁液)、ゾル、ゲル等のコロイド分散系を含む)である。
ところで、このような包装袋1は、図1に示すように、2枚のシート(図示せず)を重畳し、外縁部を封着して設けられるシール部2と、シール部2の内周側に設けられ、被収容物Pが収容される内部空間3aを有する収容部3と、左端部4aの側面が外部空間Aと連通し、右端部4bの側面が収容部3の内部空間3aと非連通となるノッチ4と、スリット5と、を備えている。
シール部2は、例えば、アルミニウム等の金属フィルムが積層(ラミネート)されたポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリオレフィン(PO)等の樹脂フィルムからなる矩形状の2枚のシート(図示せず)を重畳し、矩形状の四辺の外縁部を熱溶着(ヒートシール)によって密閉して封着する四方シール部分である。このようなシール部2は、図1に示すように、上側に設けられた上シール部2aと、左側に設けられた左シール部2bと、左シール部2bと対向するように右側に設けられた右シール部2cと、上シール部2aと対向するように下側に設けられた下シール部2dと、で構成されている。そして、左シール部2bの上端部2b1は、上シール部2aの左端部と連結され、左シール部2bの下端部2b2は、下シール部2dの左端部と連結されている。そしてさらに、右シール部2cの上端部2c1は、上シール部2aの右端部と連結され、右シール部2cの下端部2c2は、下シール部2dの右端部と連結されている。
かくして、上記のように構成されるシール部2は、上シール部2a、左シール部2b、右シール部2c、下シール部2dの隣り合う端部において連結されており、この結果、ロ字形状をなしている。また、このようなシール部2は、上シール部2a、左シール部2b、右シール部2c、下シール部2dの幅が同一となるように形成されており、滑らかに連続する形状となっている。
収容部3は、図1に示すように、矩形状の2枚のシート(図示せず)を重畳し、矩形状の四辺の外縁部を熱溶着(ヒートシール)によって密閉して封着したシール部2を形成するとき、シール部2の内周側に密閉された内部空間3aが形成されるものであって、内部空間3aには、例えば、調味料、健康食品、栄養補助食品(サプリメント)等の液体からなる被収容物Pが収容されている。また、この収容部3は、外形がシール部2の矩形状の外形と相似形状となるように矩形状に形成されるとともに、各頂点が丸められた形状となっている。
ノッチ4は、図1に示すように、左シール部2bの上端部2b1よりもやや下方位置に設けられた開封口(切り口、破り口)であって、左シール部2bの外周部分に位置する左端部4aから左シール部2bの中間部分に位置する右端部4bに向かって右方向にまっすぐに延びるIノッチ(直線状の切り込み)にて形成されている。このようなノッチ4は、左端部4aの側面が外部空間Aと連通し、右端部4bの側面が収容部3の内部空間3aと非連通となるように形成されている。すなわち、ノッチ4の切り込みが収容部3の内部空間3aに到達しないように形成されている。
スリット5は、図1に示すように、右シール部2cの下端部2c2から下シール部2dに左方向に折れ曲がるように形成された1本の切り込みからなる切込部である。より詳しく説明すると、このスリット5は、右シール部2cの上端部2c1から下端部2c2に向かって下方向にまっすぐに延びる直線部5aと、下シール部2dの右端部において左方向にまっすぐに延びる直線部5bと、直線部5aの下端部と直線部5bとの右端部とを滑らかに連結するアール形状の湾曲部5cと、直線部5aの上端部に大径かつ円形となるように形成された上端部5dと、直線部5bの左端部に大径かつ円形となるように形成された下端部5eと、を有している。しかして、このようなスリット5は、上端部5d、直線部5a、湾曲部5c、直線部5b、下端部5eの順に連続して延出される1本の切り込みであって、収容部3の外周部に近接するとともに、収容部3の外形に沿うように所定の間隔をあけて、逆L字形状となるように延出されているものである。
ところで、このように形成されるスリット5は、図2(a)に示すように、ノッチ4の右端部4bの側面が収容部3の内部空間3aと連通して開口部10が開口するようにノッチ4から右シール部2cに向かって右方向に切り裂いたとき切裂部11が形成されるが、その切裂部11と連通する連通部5fが右シール部2cの上端部2c1よりもやや下方位置となる直線部5aに設けられている。より詳しく説明すると、直線部5aは、図2(a)に示すように、切裂部11の切り裂き方向(右方向)と直交しており、連通部5fから開口部10の開口方向(上方向)に向かって右シール部2cの上端部2c1に延出され、連通部5fから開口部10の開口方向と逆方向(下方向)に向かって右シール部2cの下端部2c2に延出されている。そして、直線部5aの上端部は、大径かつ円形となるように形成された上端部5dに接続され、直線部5aの下端部は、下シール部2dの右端部に左方向に折れ曲がる湾曲部5cの上端部が接続されている。そしてさらに、湾曲部5c左端部は、直線部5bの右端部に接続され、直線部5bの左端部は、大径かつ円形となるように形成された下端部5eに接続されている。なお、上端部5d及び下端部5eは、側面が外部空間Aと非連通、スリット5(直線部5a,5b)の切り込みが外部空間Aに到達しないように形成されており、スリット5(直線部5a,5b)の切り込みの進行を抑制するように形成されている。
かくして、上記のように構成される包装袋1から被収容物Pを取り出すにあたっては、図2(a)〜(c)に示すように取り出される事となる。
すなわち、まず、図2(a)に示すように、左シール部2bに設けられているノッチ4から右シール部2cに向かって右方向に切り裂いて切裂部11を形成すると、ノッチ4の右端部4bの側面と切裂部11の左端部11aの側面とが連通することとなる。これにより、ノッチ4の右端部4bの側面が収容部3の内部空間3aと連通し、シール部2の上部側(以下、切裂片12と言う)がシール部2より完全に分離され、開口部10が上方向に開口することとなる。一方、切裂部11の右端部11bの側面は、スリット5の連通部5fの側面と連通し、もって、切裂部11とスリット5の直線部5aとが連通することとなる。
次いで、図2(b)に示すように、切裂部11とスリット5の直線部5aとが連通すると、スリット5の直線部5aによって、シール部2の右部側(以下、切込片13と言う)がシール部2より分離される。このとき、切裂片12は、スリット5の直線部5aによって分離された切込片13の一端部13aと連結される。この際、切込片13の他端部13bは、右シール部2cの下端部2c2と連結されると共に、右シール部2cの下端部2c2に隣接する下シール部2dと連結されることとなる。これにより、切込片13はシール部2より完全に分離されないこととなる。そして、これによって、切裂片12は、切込片13とともに、開口部10の開口方向と逆方向(下方向)に向かって分離することとなる。
次いで、図2(c)に示すように、切裂片12を、切込片13とともに、開口部10の開口方向と逆方向(図2(c)の右上方向)に向かって分離した状態で、開口部10を、図2(c)の左下方向に開口するように傾けると、収容部3の内部空間3aに収容された被収容物Pが、開口部10から取り出されることとなる。かくして、このようにして、包装袋1から被収容物Pを取り出すことができる。
しかして、以上説明した本実施形態によれば、包装袋1のスリット5は、ノッチ4の右端部4bの側面が収容部3の内部空間3aと連通するようにノッチ4から右シール部2cに向かって右方向に切り裂かれる方向と直交し、ノッチ4の右端部4bの側面が収容部3の内部空間3aと連通し、シール部2に開口部10が形成されるようにノッチ4から右シール部2cに向かって切り裂かれた際、シール部2より分離され開口部10より離間される切裂片12が、当該スリット5によってシール部2より分離され開口部10より離間される切込片13の一端部13aと連結するように設けられている。そして、切込片13の他端部13bは、シール部2に連結されている。これにより、切裂片12が、切込片13を介して、シール部2と連結されるから、切裂片12を別途処分する作業を不要とすることができるとともに、切裂片12が、切込片13とともに、開口部10より離間することとなるから、開口部10から被収容物Pを取り出すとき、被収容物Pが切裂片12に接触することがなくなり、もって、被収容物Pが手指に付着することなく、被収容物Pをスムーズに取り出すことができる。
また、本実施形態によれば、スリット5の下端部5eが、右シール部2cの下端部2c2から右シール部2cの下端部2c2に隣接する下シール部2dに折れ曲がるように延出され、切込片13の他端部13bは、その下シール部2dに連結されているから、切裂片12が開口部10に対してさらに遠方に離間することとなり、もって、開口部10から被収容物Pを取り出すとき、被収容物Pが切裂片12にさらに接触することがなくなる。これにより、被収容物Pが手指にさらに付着することなく、被収容物Pをさらにスムーズに取り出すことができる。
なお、本実施形態にて示した形状・寸法等はあくまで例示であり、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、本実施形態では、包装袋1の熱溶着(ヒートシール)の態様として、四方シールを例示したが、これに限らず、三方シール、二方シール、スティック包装、ピロー包装等の対向するシール部2を熱溶着(ヒートシール)するものであってもよい。また、包装袋1の溶着方法は、熱溶着(ヒートシール)に限らず、高周波溶着、超音波溶着等であってもよい。また、本実施形態では、包装袋1として、アルミニウム等の金属フィルムが積層(ラミネート)されたポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリオレフィン(PO)等の樹脂フィルム等の2枚のシートを重畳した軟包装を例示したが、これに限らず、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリオレフィン(PO)等の樹脂フィルム等の2枚のシートを重畳したレトルトパウチ、スタンディングパウチ等の軟包装であってもよい。また、本実施形態では、包装袋1に収容される被収容物Pとして、調味料、健康食品、栄養補助食品(サプリメント)等の液体を例示したが、これに限らず、散剤(粉薬)、細粒剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、タブレット等の医薬品、野菜、果物、魚肉、惣菜、菓子、インスタント食品、レトルト食品、フリーズドライ食品(お茶漬け、お吸い物、スープ等)、ふりかけ、かやく、からし、わさび、かつお節、刻みのり、だし、砂糖、バター、マスタード等の食品、化粧水、乳液、美容液、クリーム等の化粧品、洗濯用洗剤、台所用洗剤等の洗剤、シャンプー、ボディソープ、リンス、入浴剤等のトイレタリ用品、絆創膏、綿棒、マスク等の衛生用品など、粉体、粒体、固体(固形物)、液体であってもよい。
また、本実施形態では、ノッチ4として、Iノッチを例示したが、これに限らず、Uノッチ、Vノッチ、ベースノッチ(亀甲ノッチ、UVノッチ)であってもよい。なお、開封口は、ノッチ4に限らず、ミシン目等の切り取り線(弱め線)、表面に非貫通の微細孔を多数形成する易開封性加工(傷痕加工、例えば、マジックカット(登録商標))するものであってもよい。
さらにまた、本実施形態では、スリット5として、直線部5aが、切裂部11の切り裂き方向と直交するものを例示したが、これに限らず、切裂部11の切り裂き方向と交差するものであってもよい。さらにまた、本実施形態では、スリット5として、上端部5d及び下端部5eが、大径かつ円形となるものを例示したが、これに限らず、直線部5a,5bと同径となるものであってもよい。なお、切込部は、スリット5に限らず、ミシン目等の切り取り線(弱め線)であってもよい。
さらにまた、本実施形態では、スリット5として、右シール部2cの下端部2c2から下シール部2dに左方向に折れ曲がるように形成された1本の切り込みからなるものを例示したが、これに限らず、例えば、図3に示すように、右シール部2cのみに形成された直線状のスリット5であってもよい。また、図4に示すように、右シール部2cの下端部2c2から下シール部2dに左方向に折れ曲がるように形成された切り込みと、左シール部2bの下端部2b2から下シール部2dに右方向に折れ曲がるように形成された切り込みと、を有する2本の切り込みからなるスリット5であってもよい。さらにまた、図5に示すように、右シール部2cの下端部2c2から下シール部2dに左方向に折れ曲がるように形成された切り込みと、左シール部2bの上端部2b1から上シール部2aに右方向に折れ曲がるように形成された切り込みと、を有する2本の切り込みからなるスリット5であってもよい。さらにまた、図6に示すように、右シール部2cの上端部2c1から上シール部2aに左方向に折れ曲がるとともに、右シール部2cの下端部2c2から下シール部2dに左方向に折れ曲がるように形成された切り込みと、左シール部2bの上端部2b1から上シール部2aに右方向に折れ曲がるとともに、左シール部2bの下端部2b2から下シール部2dに右方向に折れ曲がるように形成された切り込みと、を有する2本の切り込みからなるスリット5であってもよい。
1 包装袋
2 シール部
2a 上シール部
2b 左シール部(シール部の一側部)
2b1 上端部
2b2 下端部
2c 右シール部(シール部の他側部)
2c1 上端部
2c2 下端部(先端部)
2d 下シール部(シール部の他側部の先端部に隣接する側部)
3 収容部
3a 内部空間
4 ノッチ(開封口)
4a 左端部(一端部)
4b 右端部(他端部)
5 スリット(切込部)
5a,5b 直線部
5d 上端部(基端部)
5e 下端部(先端部)
5f 連通部
5c 湾曲部
10 開口部
11 切裂部
11a 左端部
11b 右端部
12 切裂片
13 切込片
13a 一端部
13b 他端部
A 外部空間
P 被収容物

Claims (1)

  1. 2枚のシートを重畳し、外縁部を封着して設けられるシール部と、
    前記シール部の内周側に設けられ、被収容物が収容される内部空間を有する収容部と、
    一端部の側面が外部空間と連通し、他端部の側面が前記収容部の内部空間と非連通となるように前記シール部の一側部に設けられる開封口と、
    前記シール部の一側部と対向する他側部に設けられると共に、基端部及び先端部が前記外部空間と非連通となるように設けられる切込部と、を備え
    前記切込部は、
    前記開封口が前記収容部の内部空間と連通し前記シール部に開口部が形成されるように前記開封口から前記シール部の他側部に向かって切り裂かれる方向と交差するように設けられ、
    前記切込部の先端部は、前記シール部の他側部の先端部から、該シール部の他側部の先端部に隣接する側部に折れ曲がるように延出され、
    前記開封口が前記収容部の内部空間と連通し前記シール部に開口部が形成されるように前記開封口から前記シール部の他側部に向かって切り裂かれた際、前記シール部の一部が切裂片及び切込片となり、
    前記切裂片は、前記切込部を基点として前記シール部の一部より分離されて、前記開口部より離間され、
    前記切込片は、一端部が前記切裂片と連結し、他端部が、前記シール部の他側部の先端部に隣接する側部に連結されてなる包装袋。
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