JP2020504225A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. （ａ）少なくとも１つのＡブロックであって、前記Ａブロックは少なくとも１つのフッ素化モノマーから誘導される繰り返しの二価モノマー単位を含む半結晶性セグメントである、Ａブロックと、
   （ｂ）少なくとも１つのＢブロックであって、前記Ｂブロックは少なくとも１つのフッ素化モノマー及びニトリル含有硬化部位モノマーから誘導される繰り返しの二価モノマー単位を含むセグメントである、Ｂブロックと、
   を有するフッ素化ブロックコポリマー
   を含む、硬化性組成物。
2. 前記Ａブロックが、ＴＦＥ、及び５ｗｔ％未満のコモノマーから誘導される、請求項１に記載の硬化性組成物。
3. 前記Ａブロックが、ＴＦＥ、ＨＦＰ、及びＶＤＦから誘導される、請求項１又は２に記載の硬化性組成物。
4. 前記フッ素化ブロックコポリマーが、少なくとも１００℃、及び最大で２７５℃の融点を有する、請求項１〜３のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
5. 前記Ｂブロックが、少なくともＶＤＦ、及び前記ニトリル含有硬化部位モノマーから誘導される、請求項１〜４のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
6. 前記ＡブロックのＴｇが、０℃より高く、８０℃未満である、請求項１〜５のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
7. 前記ＢブロックのＴｇが０℃未満である、請求項１〜６のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
8. 前記Ａブロック、前記Ｂブロックのうち少なくとも１つ、又は前記Ａブロックと前記Ｂブロックの両方が、式
   

   

   ［式中、Ｒ^１、Ｒ^２、Ｒ^３、Ｒ^４、Ｒ^５、及びＲ^６は独立して、Ｈ、Ｃ１〜Ｃ５アルキル基、又はＣ１〜Ｃ５フッ素化アルキル基であり、Ｚは、直鎖又は分枝鎖であり、任意選択的に酸素原子を含有し、任意選択的にフッ素化された、アルキレン又はシクロアルキレンＣ１〜Ｃ１８基である。］
   のビスオレフィンモノマーから誘導される、請求項１〜７のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
9. 前記フッ素化ブロックコポリマーが、前記フッ素化ブロックコポリマーの重量に基づいて、約０．０５ｗｔ％〜約１ｗｔ％のヨウ素を含む、請求項１〜８のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
10. 前記フッ素化ブロックコポリマーのガラス転移温度が−２０℃未満である、請求項１〜９のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
11. 前記フッ素化ブロックコポリマーが、１００℃にて１％の歪み及び１Ｈｚの周波数で測定された際、少なくとも０．１ＭＰａ、及び最大で２．５ＭＰａの弾性率を有する、請求項１〜１０のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
12. 請求項１〜１１のいずれか一項に記載の硬化性組成物から誘導された硬化物品。