JP2006117948A5 - - Google Patents

Claims (22)

1. 式：
   

   

   〔式中、Ｒ_Ｌ基は、１５より大きい分子量を有する〕
   の配列を含む安定なフリーラジカルの存在下にラジカル経路により重合可能な少なくとも１種の単量体を重合又は共重合する方法であって、単量体から重合体又は共重合体への重合率が５０％を超えて、１０，０００より大きい重量平均分子量を有する重合体又は共重合体を得るために十分な温度と時間で行うことを特徴とする前記方法。
2. Ｒ_Ｌが、式：
   

   

   〔式中、同一でも異なっていてもよいＲ^１及びＲ^２は、ハロゲン、又は、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリ−ルオキシ、アリール、アラルキルオキシ、ペルフルオロアルキル若しくはアラルキル基から選択される〕
   によって表し得ることを特徴とする、請求項１に記載の方法。
3. Ｒ^１及びＲ^２が１〜２０個の炭素原子を含むことを特徴とする、請求項２に記載の方法。
4. 安定なフリーラジカルが、Ｎ−ｔ−ブチル−１−ジエチルホスホノ−２，２−ジメチルプロピルニトロキシドであることを特徴とする、請求項２又は３に記載の方法。
5. Ｒ_Ｌが、少なくとも１個の芳香環を含むことを特徴とする、請求項１に記載の方法。
6. Ｒ_Ｌがフェニル基であることを特徴とする、請求項５に記載の方法。
7. 安定なフリーラジカルが、Ｎ−ｔ−ブチル−１−フェニル−２−メチルプロピルニトロキシドであることを特徴とする、請求項６に記載の方法。
8. Ｒ_Ｌが３０より大きい分子量を有することを特徴とする、請求項１から７のいずれか一項に記載の方法。
9. Ｒ_Ｌが４０〜４５０の範囲の分子量を有することを特徴とする、請求項８に記載の方法。
10. 式（１）の炭素原子と窒素原子の残りの原子価が一価の基に結合していることを特徴とする、請求項１から９のいずれか一項に記載の方法。
11. 安定なフリーラジカルが、重合可能単量体と安定なフリーラジカルの総量の０．００５〜５重量％の割合で存在することを特徴とする、請求項１から１０のいずれか一項に記載の方法。
12. フリーラジカル開始剤が存在することを特徴とする、請求項１から１１のいずれか一項に記載の方法。
13. フリーラジカル開始剤が、重合可能単量体の質量に対して５０〜５０，０００ｐｐｍの割合で存在することを特徴とする、請求項１２に記載の方法。
14. １００，０００〜４００，０００の範囲の重量平均分子量を有する重合体又は共重合体を得ることを特徴とする、請求項１から１３のいずれか一項に記載の方法。
15. 少なくとも１種の単量体がアクリル又はメタクリル単量体であることを特徴とする、請求項１から１４のいずれか一項に記載の方法。
16. 少なくとも１種の重合可能単量体がビニル芳香族であることを特徴とする、請求項１から１５のいずれか一項に記載の方法。
17. 少なくとも１種のビニル芳香族単量体がスチレンであることを特徴とする、請求項１６に記載の方法。
18. 温度が９０〜１２０℃の範囲であることを特徴とする、請求項１から１７のいずれか一項に記載の方法。
19. 温度が１００〜１２０℃の範囲であることを特徴とする、請求項１８に記載の方法。
20. 温度が１２０〜２００℃であることを特徴とする、請求項１から１７のいずれか一項に記載の方法。
21. 重合又は共重合混合物はゴムも含み、耐衝撃性ビニル芳香族重合体を生ずることを特徴とする、請求項１６から２０のいずれか一項に記載の方法。
22. ゴムが１種以上のポリブタジエンであることを特徴とする、請求項２１に記載の方法。