JP2020191162A - 内燃機関用のスパークプラグ及び内燃機関 - Google Patents

内燃機関用のスパークプラグ及び内燃機関 Download PDF

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Abstract

【課題】着火性に優れた内燃機関及びスパークプラグを提供すること。【解決手段】スパークプラグ10は、ハウジング2と絶縁碍子3と中心電極4と接地電極5と副室形成部6とを有する。副室形成部6の内側には副室60が形成されている。副室形成部6は複数の噴孔61を有する。複数の噴孔61のうちの少なくとも一つは、プラグ中心軸Cに対して放電ギャップGが配される側に形成されたギャップ側噴孔611である。接地電極5は、副室60の内壁面62から突出すると共に、プラグ軸方向Xの基端側の面に、プラグ中心軸Cに近付くほど、プラグ軸方向Xの先端側へ向かうように傾斜した接地傾斜面52を有する。接地傾斜面52のプラグ中心軸C側の端縁である斜面先端縁521は、中心電極4との間に放電ギャップGを形成している。【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関用のスパークプラグ及び内燃機関に関する。
放電ギャップを囲む副室を備えたスパークプラグを取り付けた内燃機関が、例えば、特許文献1に開示されている。
かかる内燃機関は、副室において混合気に着火することにより火炎を形成する。そして、副室内にて生じた火炎を、副室と主燃焼室とを連通させる噴孔から噴出させる。これにより、主燃焼室内に火炎を伝搬させて混合気を燃焼させる。
特許文献1においては、副室内の気流の跳ね返り効果を利用して、火炎の成長を促進することが開示されている。
特開2016−53370号公報
しかしながら、特許文献1に記載の内燃機関においては、火炎の成長については考慮されているものの、副室内における混合気への着火、すなわち、初期火炎の形成自体については、考慮されていない。つまり、副室内の放電を引き伸ばして着火性を向上させることについては、何ら考慮されていない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、着火性に優れた内燃機関及びスパークプラグを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、筒状のハウジング(2)と、
該ハウジングの内側に保持された筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内側に保持されると共に、該絶縁碍子の先端側に突出した中心電極(4)と、
該中心電極に外周側から対向して、上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(5)と、
上記ハウジングの先端部に設けられた副室形成部(6)と、を有し、
上記副室形成部の内側には、上記放電ギャップが配置される副室(60)が形成されており、
上記副室形成部は、上記副室と上記副室形成部の外部とを連通させる複数の噴孔(61)を有し、
上記複数の噴孔のうちの少なくとも一つは、プラグ中心軸(C)に対して上記放電ギャップが配される側に形成されたギャップ側噴孔(611)であり、
上記接地電極は、上記副室の内壁面(62)から突出すると共に、プラグ軸方向の基端側の面に、上記プラグ中心軸に近付くほど、プラグ軸方向の先端側へ向かうように傾斜した接地傾斜面(52)を有し、
上記接地傾斜面のプラグ中心軸側の端縁である斜面先端縁(521)は、上記中心電極との間に上記放電ギャップを形成している、内燃機関用のスパークプラグ(10)にある。
本発明の他の態様は、上記内燃機関用のスパークプラグを備えた内燃機関(1)であって、
上記放電ギャップは、上記プラグ中心軸よりも、上記内燃機関の主燃焼室(11)内における気流(A)の上流側に配置されている、内燃機関にある。
上記内燃機関において、放電ギャップは、プラグ中心軸よりも、主燃焼室内における気流(以下、適宜「主室気流」ともいう)の上流側に配置されている。それゆえ、上記スパークプラグの上記ギャップ側噴孔も、主室気流の上流側を向かせることができ、ギャップ側噴孔から副室内へ気流が導入されやすい。そして、副室内に導入された気流は、副室内にて循環して、プラグ中心軸よりも主室気流の上流側の位置においてプラグ軸方向の先端側へ向かう。上記接地電極は、上記接地傾斜面を有する。それゆえ、副室内におけるプラグ軸方向の先端側へ向かう気流の一部は、接地傾斜面によってガイドされ、プラグ中心軸側へ向かう。そうすると、放電ギャップに生じた放電を、副室の中央付近に向って引き伸ばすことができる。それゆえ、副室内における着火性を向上させることができる。その結果、噴孔から主燃焼室への火炎噴出を強化することができる。
以上のごとく、上記態様によれば、着火性に優れた内燃機関及びスパークプラグを提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、内燃機関の断面説明図。 実施形態1における、スパークプラグの先端部の断面説明図。 図2のIII−III線矢視断面図。 実施形態1における、噴孔の開口方向の延長線を記入した、スパークプラグの先端部の断面説明図。 図1のV−V線矢視断面図。 図2のVI−VI線矢視断面図。 実施形態1における、噴孔の基端面の延長線及びテーパ状先端部の延長線を記入した、スパークプラグの先端部の断面説明図。 実施形態1における、接地電極の斜視図。 実施形態1における、放電の引き伸ばし効果を説明する、スパークプラグの先端部の断面説明図。 実施形態2における、接地電極の斜視図。 図10のXI矢視図。 実施形態2における、スパークプラグの先端部の断面説明図。 図12のXIII−XVIII線矢視断面図。 実施形態3における、スパークプラグの先端部の断面説明図。 実施形態4における、スパークプラグの先端部の断面説明図。 図15のXVI−XVI線矢視断面図。 実施形態4における、プラグ中心軸側から見た接地電極の正面説明図。 図16のXVIII−XVIII線矢視断面相当の接地電極の断面図。 実施形態5における、接地電極の一部断面側面図であって、図20のXIX-XIX線矢視断面相当図。 図19のXX矢視図。 中心電極を加えた図20のXXI矢視図。 実施形態6における、接地電極の一部断面側面図であって、図23のXXII-XXII線矢視断面相当図。 図22のXXIII矢視相当の接地電極の正面図。 中心電極を加えた図23のXXIV矢視図。 実施形態7における、スパークプラグの先端部の断面説明図。 実施形態8における、スパークプラグの先端部の断面説明図。 図26のXXVII−XXVII線矢視断面図。 実施形態9における、スパークプラグの先端部の断面説明図。 図28のXXIX−XXIX線矢視断面図。
(実施形態1)
内燃機関及びスパークプラグに係る実施形態について、図1〜図9を参照して説明する。
本形態の内燃機関1は、図1に示すごとく、スパークプラグ10が取り付けられた内燃機関である。
本形態のスパークプラグ10は、図2、図3に示すごとく、筒状のハウジング2と、筒状の絶縁碍子3と、中心電極4と、接地電極5と、副室形成部6と、を有する。絶縁碍子3は、ハウジング2の内側に保持されている。中心電極4は、絶縁碍子3の内側に保持されると共に、絶縁碍子3の先端側に突出している。接地電極5は、中心電極4に外周側から対向して、中心電極4との間に放電ギャップGを形成している。副室形成部6は、ハウジング2の先端部に設けられている。
副室形成部6の内側には、副室60が形成されている。副室60に、放電ギャップGが配置されている。副室形成部6は、複数の噴孔61を有する。噴孔61は、副室60と副室形成部6の外部とを連通させる。複数の噴孔61のうちの少なくとも一つは、プラグ中心軸Cに対して放電ギャップGが配される側に形成されたギャップ側噴孔611である。図4に示すごとく、ギャップ側噴孔611は、開口方向の延長線L1と副室60の内壁面62とが交差する角度αが、開口方向の延長線L1の基端側において90°を超えるよう形成されている。
接地電極5は、副室60の内壁面62から突出する。また、接地電極5は、プラグ軸方向Xの基端側の面に、接地傾斜面52を有する。接地傾斜面52は、プラグ中心軸Cに近付くほど、プラグ軸方向Xの先端側へ向かうように傾斜している。接地傾斜面52のプラグ中心軸C側の端縁である斜面先端縁521は、中心電極4との間に放電ギャップGを形成している。
本形態の内燃機関1は、上記スパークプラグ10を、次のような姿勢にて取り付けてなる。すなわち、図3、図4に示すごとく、スパークプラグ10の放電ギャップGは、プラグ中心軸Cよりも、内燃機関1の主燃焼室11内における気流Aの上流側に配置されている。
本形態において、スパークプラグ10は、図2、図3に示すごとく、中心電極4の先端部に、上流側に突出した電極突出部41が形成されている。接地電極5と中心電極4の電極突出部41とは、プラグ径方向において互いに対向している。接地電極5の突出端(すなわち、斜面先端縁521)と中心電極4の電極突出部41との間に、放電ギャップGが形成されている。なお、プラグ径方向は、プラグ中心軸Cに直交する方向である。
そして、放電ギャップGは、プラグ中心軸Cよりも主燃焼室11内の気流Aの上流側に形成されている。すなわち、図4において、プラグ中心軸Cよりも左側に、放電ギャップGが位置している。
なお、副室60は、中心電極4の周辺における、ハウジング2の先端部の内周側の空間をも含む。したがって、副室60の内壁面62は、副室形成部6の内面の他、ハウジング2の先端部の内面をも含む。
図1、図5に示すごとく、内燃機関1は、吸気ポート120を開閉する吸気弁12と、排気ポート130を開閉する排気弁13とを備えている。スパークプラグ10は、エンジンヘッドにおける、吸気ポート120と排気ポート130とに囲まれた位置に配設されている。図5に示すごとく、吸気ポート120および排気ポート130は、一つの主燃焼室11に対して、2個ずつ配設されている。そして、各吸気ポート120に吸気弁12が開閉可能に取り付けられ、各排気ポート130に排気弁13が開閉可能に取り付けられている。
2つの吸気ポート120と2つの排気ポート130とは、スパークプラグ10の周りにおいて、周状に配列されている。スパークプラグ10の周りにおいて、2つの吸気ポート120同士が互いに隣り合い、2つの排気ポート130同士が互いに隣り合っている。図1に示すごとく、吸気ポート120及び排気ポート130は、その開口方向が主燃焼室11の中心軸側に向かうように、ピストン14の進退方向に対して傾斜している。また、図4に示すごとく、主燃焼室11の基端面は、スパークプラグ10から遠ざかるにつれて先端側へ向かうように傾斜している。
図1に示すごとく、スパークプラグ10は、先端部を主燃焼室11へ突出させている。すなわち、副室形成部6を主燃焼室11に露出させており、噴孔61を主燃焼室11に露出させている。なお、プラグ軸方向Xにおいて、スパークプラグ10における主燃焼室11を向く側を先端側、その反対側を基端側という。
主燃焼室11を構成するシリンダ内に、ピストン14が摺動可能に配置されている。
内燃機関1は、ピストン14の往復運動に伴って、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程が順次繰り返される。吸気行程において、2つの吸気ポート120からガスが主燃焼室11内に導入され、排気行程において、2つの排気ポート130から主燃焼室11内のガスが排出される。
そして、主燃焼室11内においては、主として、図1の矢印Aに示すごとく、ピストン14の摺動方向に直交する方向の軸周りの気流である、タンブル流が形成される。そして、この気流は、主燃焼室11内のスパークプラグ10の先端部付近においては、吸気弁12側から排気弁13へ向かう向きとなる。より具体的には、図5に示すごとく、プラグ軸方向Xから見たとき、2つの吸気ポート120の中間位置から、2つの排気ポート130の中間位置へ向かう方向Aに沿った気流が、スパークプラグ10の先端部付近の主な気流となる。
なお、主燃焼室11内の気流は、常に一定となっているわけではなく、サイクル間、或いは1サイクル中の異なるタイミングの間において、変動し得る。ただし、主な気流の向き、特に、点火タイミングにおける気流は、概略定まっており、上述した気流は、点火タイミングにおける主な気流を意味する。
そして、「主燃焼室11内の気流」或いは「主室気流」というときは、特に断らない限り、上述の、点火タイミングにおける、スパークプラグ10の先端部付近の気流を意味する。また、単に「上流側」、「下流側」というときは、特に断らない限り、上記「主燃焼室11内の気流」すなわち上記「主室気流」における、上流側、下流側を意味する。
図5、図6に示すごとく、スパークプラグ10の副室形成部6には、複数の噴孔61が形成されている。そのうちの半数が、ギャップ側噴孔611となる。特に、本形態においては、副室形成部6に6個の噴孔61が、周方向に等間隔に配設されている。そして、そのうちの3個の噴孔61が、ギャップ側噴孔611であり、プラグ中心軸Cよりも主室気流Aの上流側に配置される。他の3個の噴孔61は、プラグ中心軸Cよりも下流側に形成されている。
また、3個のギャップ側噴孔611のうちの一つは、図5に示すごとく、プラグ軸方向Xから見て、プラグ中心軸Cから、2つの吸気ポート120の中間位置に向かう位置に配置されている。すなわち、プラグ軸方向Xから見たとき、当該一つのギャップ側噴孔611とプラグ中心軸Cとを結ぶ直線は、主室気流Aに略平行となっている。そして、吸気行程においては、当該一つのギャップ側噴孔611から最も多くのガスが導入される。
図4に示すごとく、噴孔61は、外側から内側に向うほど基端側へ向かうように傾斜している。各噴孔61の中心軸を延長したとき、その延長線は、副室60における反対側の内壁面62に交わる。つまり、ギャップ側噴孔611の中心軸を延長した延長線L1は、副室60における下流側の内壁面62と交差する。この交差した点において、延長線L1と内壁面62とのなす角度のうち、基端側の角度αが、90°を超える角度、すなわち鈍角となっている。
なお、内壁面62が基端側へ向かうほど外側へ向かうように傾斜している場合、ギャップ側噴孔611は、例えば、プラグ軸方向Xに直交するような向きに形成することもできる。
本形態においては、内壁面62は、プラグ軸方向Xに平行に形成されている。そして、上述のように、噴孔61は、外側から内側に向うほど基端側へ向かうように傾斜している。その結果、延長線L1と内壁面62とが基端側においてなす角度が、鈍角となっている。
図7に示すごとく、絶縁碍子3は、先端側へ向かうほど縮径するテーパ状先端部31を有する。プラグ中心軸Cを含むと共に放電ギャップGを通る平面による断面(図7に示す断面)において、放電ギャップGは、テーパ状先端部31の外周面の延長線L2よりも、主室気流Aの上流側に形成されている。
かかる構成を実現すべく、スパークプラグ10としては、以下の構成を有する。すなわち、プラグ中心軸Cを含むと共に放電ギャップGを通る平面による断面において、放電ギャップGは、テーパ状先端部31の外周面の延長線L2よりも、プラグ中心軸Cから離れた位置に形成されている。
図2、図3に示すごとく、副室形成部6は、筒状のハウジング2の先端部を覆うように配設されている。また、ハウジング2と絶縁碍子3のテーパ状先端部31との間には、環状の空間であるポケット部15が形成されている。つまり、絶縁碍子3は、その外周面の一部においてハウジング2の内周面の一部に係止されている(図示略)。この係止部よりも先端側の絶縁碍子3の部分が、テーパ状先端部31となっている。このテーパ状先端部31の外側面とハウジング2の内側面との間には、環状のポケット部15が形成されている。副室形成部6の内側の空間である副室60と、ポケット部15とは互いに繋がっている。
図7に示すごとく、放電ギャップGは、ギャップ側噴孔611の基端面の延長線L3よりも、基端側に配置されている。ここで、ギャップ側噴孔611の基端面の延長線L3は、ギャップ側噴孔611の中心軸に沿った直線のうち、ギャップ側噴孔611の基端面に接する直線である。本形態においては、接地電極5は、副室形成部6における、噴孔61よりも基端部に近いプラグ軸方向位置から突出している。
また、図7、図8に示すごとく、接地電極5は、プラグ軸方向Xの先端側の面である接地先端側面53を有する。接地先端側面53は、プラグ径方向に平行、又は、プラグ中心軸Cに近付くほど基端側に向かうように傾斜している。本形態においては、接地先端側面53は、プラグ中心軸Cに近付くほど基端側に向かうように傾斜している。
本形態においては、接地電極5は、図8に示すような略三角形状の板状体からなる。つまり、図2に示すごとく、プラグ中心軸C及び接地電極5の突出方向との双方に直交する方向(以下において、適宜、Y方向ともいう。)から見たとき、接地電極5は、略三角形状に形成されている。また、接地先端側面53は、上述の延長線L3よりも基端側に配置されている。つまり、接地電極5は、その全体が、延長線L3よりも基端側に配されている。また、本形態において、接地傾斜面52は平面である。
図3に示すごとく、プラグ軸方向Xから見たとき、接地電極5と中心電極4との対向方向に直交する方向において、接地傾斜面52の幅w5が、中心電極4の幅w4以上である。本形態においては、接地傾斜面52の幅w5は、中心電極4の幅w4よりも大きい。そして、接地傾斜面52の幅方向(すなわちY方向)の中心は、中心電極4の幅方向の中心と、概略一致している。
本形態において、中心電極4の幅w4は、放電ギャップGに対向する電極突出部41の幅である。また、本形態においては、接地傾斜面52の幅w5は、上述の板状体である接地電極5の板厚に相当する。なお、接地傾斜面52の幅が位置によって変化するような形状の場合は、幅w5は、斜面先端縁521における幅とする。また、図6に示すごとく、接地傾斜面52の幅w5は、噴孔61の直径d61と同等以上とすることが好ましい。
また、図2に示すごとく、斜面先端縁521は、プラグ軸方向Xにおいて、中心電極4の先端部に対して同等の位置又は先端側の位置に配置されている。本形態においては、斜面先端縁521は、プラグ軸方向Xにおいて、中心電極4の先端部よりも先端側の位置に配置されている。
上記のように構成された内燃機関1においては、主燃焼室11内のガスが、噴孔61を介して、副室60内に導入され、副室60から、噴孔61を介して、主燃焼室11へ導出される。ここで、主燃焼室11における気流Aが、図1に示すようなタンブル流となっていることから、主燃焼室11のガスは、主として、ギャップ側噴孔611から導入される。
副室60に導入されたガスの主流は、図9の矢印A1に示すごとく、副室60の下流側の内壁面62に向かうと共に、当該内壁面62に沿うように、基端側へ向かい、下流側のポケット部15に導入される。
下流側のポケット部15に入ったガスの主流は、ポケット部15内において上流側に向きを変えると共に、上流側のポケット部15に沿って、先端側へ向かう。そして、ガスの一部は、放電ギャップGを先端側へ向かって通過する。
以上のガスの流れ(すなわち気流A1)は、あくまでも主流であり、必ずしもすべてのガスがそのような流れとなるとは限らない。
上記のような気流A1が副室60内に形成されるため、プラグ中心軸Cよりも主室気流Aの上流側においては、気流A1が先端側へ向かうこととなる。そして、その先端側へ向かう気流A1の一部は、接地電極5の接地傾斜面52に沿って、斜め先端側へ向かうこととなる。つまり、接地傾斜面52に沿って、放電ギャップGに向かって斜めに、一部の気流A1が向かう。そして、その気流A1は、放電ギャップGを、先端側へ向かいつつプラグ中心軸Cに向うように斜めに、吹き抜ける。それゆえ、図9に示すごとく、放電ギャップGに形成された放電Sは、プラグ中心軸Cに向って斜め先端側へ引き伸ばされることとなる。つまり、副室60の中央部付近に向って、放電Sが引き伸ばされる。
次に、本形態の作用効果につき説明する。
上記内燃機関1において、放電ギャップGは、プラグ中心軸Cよりも、主室気流Aの上流側に配置されている。それゆえ、スパークプラグ10のギャップ側噴孔611も、主室気流Aの上流側を向かせることができ、ギャップ側噴孔611から副室60内へ気流が導入されやすい。そして、副室60内に導入された気流A1は、副室60内にて循環して、プラグ中心軸Cよりも主室気流Aの上流側の位置においてプラグ軸方向Xの先端側へ向かう。接地電極5は、接地傾斜面52を有する。それゆえ、副室60内におけるプラグ軸方向Xの先端側へ向かう気流の一部は、接地傾斜面52によってガイドされ、プラグ中心軸C側へ向かう。そうすると、放電ギャップGに生じた放電Sを、副室60の中央付近に向って引き伸ばすことができる(図9参照)。それゆえ、副室60内における着火性を向上させることができる。その結果、副室60内の燃焼が促進され、噴孔61から主燃焼室11への火炎噴出を強化することができる。
接地電極5の接地先端側面53は、プラグ中心軸Cに近付くほど基端側に向かうように傾斜している。これにより、接地先端側面53と副室60の内壁面62との間に、気流A1を妨げる空間が形成されることを抑制することができる。それゆえ、仮に当該空間が形成された場合に懸念される気流の淀みや気流の渦が生じることを抑制することができる。その結果、副室60内の気流A1の循環を円滑化して、放電Sの引き伸ばし効果を、より得やすくすることができる。
また、接地傾斜面52の幅w5が、中心電極4の幅w4以上である。それゆえ、接地傾斜面52によって、充分な量の気流A1をガイドしやすくすることができる。かかる観点においては、接地傾斜面52の幅w5はより大きい方が好ましい。ただし、接地電極5の形成領域は、プラグ周方向における角度範囲として、180°以下とすることが好ましい。つまり、接地電極5は、プラグ中心軸Cよりも上流側の領域にのみ形成することが好ましい。これにより、副室60内におけるプラグ中心軸Cよりも下流側において気流A1が基端側へ向かう流れを、接地電極5が妨げることを防ぐことができる。すなわち、副室60内における気流A1の循環(すなわちタンブル流)を確保することができる。なお、プラグ周方向は、プラグ中心軸を中心とする円に沿った方向である。
また、斜面先端縁521は、プラグ軸方向Xにおいて、中心電極4の先端部に対して先端側の位置に配置されている。それゆえ、接地傾斜面52にガイドされた気流A1によって、より効果的に、放電を副室60の中央付近へ導くことができる。なお、斜面先端縁521が、プラグ軸方向Xにおいて、中心電極4の先端部に対して同等の位置とすることによっても、上記効果に準ずる効果を得ることができる。
以上のごとく、本形態によれば、着火性に優れた内燃機関及びスパークプラグを提供することができる。
(実施形態2)
本形態は、図10〜図13に示すごとく、接地傾斜面52の斜面先端縁521を、凹状曲線状に形成した形態である。
すなわち、図13に示すごとく、プラグ軸方向Xから見て、斜面先端縁521が凹状曲線状となっている。
図10、図11に示すごとく、接地電極5は、接地傾斜面52の先端と接地先端側面53の基端との間に、プラグ軸方向Xに略平行であると共に、幅方向(すなわち、Y方向)の中央側が後退した凹状面522を有する。
その他は、実施形態1と同様である。なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本形態においては、接地傾斜面52の斜面先端縁521の全体にわたり、中心電極4との間の距離のバラツキを小さくすることができる。それゆえ、両者間の放電ギャップGの大きさのバラツキを小さくすることができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態3)
本形態は、図14に示すごとく、接地電極5における接地先端側面53を、プラグ径方向に平行に形成した形態である。
すなわち、接地電極5は、Y方向から見て、略直角三角形状を有する。
その他は、実施形態1と同様である。
本形態においては、接地電極5の体積を比較的小さくすることができる。その結果、副室60内の火炎成長空間が広くなるため、比較的、副室60内における火炎の成長を確保しやすい。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態4)
本形態は、図15〜図18に示すごとく、接地電極5を、プラグ軸方向Xから見て、略扇形状とした形態である。
これに伴い、接地傾斜面52も、略扇形形状となっている。
そして、本形態においては、接地傾斜面52は、傾斜方向に沿った傾斜溝部523を有する。傾斜溝部523は、斜面先端縁521に近付くほど幅w50が小さくなるように形成されている。また、傾斜溝部523の曲率半径も、斜面先端縁521に近付くほど小さくなるように形成されている。なお、図18に示すごとく、傾斜溝部523は、接地傾斜面52が、プラグ周方向の両端よりも、その内側の方がプラグ先端側へ凹んだ形状となるように形成されている。
その他は、実施形態1と同様である。
本形態においては、接地傾斜面52が略扇形形状を有するため、副室60内の気流A1をより多くガイドすることができる。
また、接地傾斜面52が傾斜溝部523を有し、傾斜溝部523は斜面先端縁521に近付くほど幅が小さくなるように形成されている。これにより、基端側から接地傾斜面52にガイドされる気流A1は、より斜面先端縁521に集まりやすくなる(図17の矢印A1参照)。その結果、放電ギャップGを斜め先端側に向って吹き抜ける気流A1の速度を向上させることができる。その結果、放電の引き伸ばし効果をより得やすい。
また、傾斜溝部523の曲率半径も斜面先端縁521に近付くほど小さくなるように形成されていることによっても、上記の効果は得られやすい。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態5)
本形態は、図19〜図21に示すごとく、プラグ軸方向Xを含む平面による断面形状において、接地傾斜面52を、凹状の曲線形状とした形態である。
また、この接地傾斜面52は、実施形態4と同様に、傾斜溝部523をも構成している。つまり、接地傾斜面52が、プラグ周方向の両端よりも、その内側の方がプラグ先端側へ凹んだ形状となるように形成されている。そして、この傾斜溝部523は、斜面先端縁521に近付くほど幅が狭くなる形状に形成されている。また、傾斜溝部523は、幅方向及びプラグ軸方向Xに沿った断面における曲率半径も、斜面先端縁521に近付くほど小さくなるような形状に、形成されている。
また、接地先端側面53は、プラグ軸方向Xを含む平面による断面形状において、プラグ中心軸C側に凸の曲線状となっている。
その他は、実施形態4と同様である。
本形態においては、接地傾斜面52にガイドされる気流A1を、よりプラグ中心軸C側へ向かうように軌道修正しやすい。その他、実施形態4と同様の作用効果を有する。
(実施形態6)
本形態は、図22〜図24に示すごとく、接地先端側面53を、ギャップ側噴孔611の開口方向の延長線L1に平行に形成した形態である。
特に本形態においては、ギャップ側噴孔611の基端面の延長線L3に沿うように、接地先端側面53を形成している。
本形態においては、接地電極5は、プラグ軸方向Xを含む平面による断面形状において、略台形状となるような形状となっている。
その他は、実施形態4と同様である。
本形態においては、ギャップ側噴孔611から導入された気流A1が、接地先端側面53に沿って、副室60内における、プラグ中心軸Cよりも主室気流Aの下流側へ導かれやすくすることができる。その他、実施形態4と同様の作用効果を有する。
(実施形態7)
本形態は、図25に示すごとく、中心電極4の電極突出部41の突出端面に、傾斜面411を設けた形態である。
この傾斜面411は、プラグ軸方向Xの先端側へ向かうにつれてプラグ中心軸Cに近付くような傾斜となっている。
その他は、実施形態1と同様である。
本形態においては、中心電極4の傾斜面411が、接地傾斜面52と共に、放電ギャップGを通過する気流A1をガイドすることができる。その結果、気流A1を、より円滑に、副室中央付近に導くことができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態8)
本形態は、図26、図27に示すごとく、中心電極4の先端部に、直径の大きい大径部42を設けた形態である。
すなわち、中心電極4の先端部を、その全周にわたり、径方向に突出させている。これにより、放電ギャップGの位置をプラグ中心軸Cから遠ざけている。そして、ポケット部15からの気流A1が放電ギャップGを先端側へ通過するように構成している。
その他は、実施形態1と同様である。
本形態においては、中心電極4の先端部に円柱形状の大径部42を設けることで、放電ギャップGの位置を調整することができる。それゆえ、生産性を向上させることができる。その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態9)
本形態は、図28、図29に示すごとく、副室60内に、傾斜隆起部7を形成した形態である。
傾斜隆起部7は、ギャップ側噴孔611から遠ざかるほど基端側へ向かうように傾斜したギャップ側傾斜面71を基端側に備えている。また、ギャップ側傾斜面71は、プラグ軸方向Xに直交する断面の形状が、直線状である
その他は、実施形態1と同様である。
本形態においては、ギャップ側噴孔611から副室60に導入された気流A1を効果的に基端側へ向かってガイドして、副室60内の気流の循環を促すことができる。また、ギャップ側噴孔611から導入された気流A1は、ある程度、その向きにばらつきが生じる。この向きのばらついた気流A1の多くを、ギャップ側傾斜面71によって斜め基端側へ向かわせることで、効率的に副室60において、タンブル流を形成することができる。これにより、接地傾斜面52に沿って、放電ギャップGへ向かう気流A1がより強化されやすくなる。
すなわち、本形態においては、ギャップ側傾斜面71による副室60内の気流A1の循環促進効果と、上記の接地傾斜面52による気流A1を副室60の中心付近へ向かわせる効果とが相俟って、より効果的な着火性向上が期待できる。その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
上記各実施形態においては、副室形成部6をハウジング2と別部材とした形態を示したが、例えば、副室形成部6がハウジング2と一体化された構成とすることもできる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。
1 内燃機関
10 スパークプラグ
4 中心電極
5 接地電極
52 接地傾斜面
521 斜面先端縁
6 副室形成部
60 副室
61 噴孔
611 ギャップ側噴孔

Claims (6)

  1. 筒状のハウジング(2)と、
    該ハウジングの内側に保持された筒状の絶縁碍子(3)と、
    該絶縁碍子の内側に保持されると共に、該絶縁碍子の先端側に突出した中心電極(4)と、
    該中心電極に外周側から対向して、上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極(5)と、
    上記ハウジングの先端部に設けられた副室形成部(6)と、を有し、
    上記副室形成部の内側には、上記放電ギャップが配置される副室(60)が形成されており、
    上記副室形成部は、上記副室と上記副室形成部の外部とを連通させる複数の噴孔(61)を有し、
    上記複数の噴孔のうちの少なくとも一つは、プラグ中心軸(C)に対して上記放電ギャップが配される側に形成されたギャップ側噴孔(611)であり、
    上記接地電極は、上記副室の内壁面(62)から突出すると共に、プラグ軸方向の基端側の面に、上記プラグ中心軸に近付くほど、プラグ軸方向の先端側へ向かうように傾斜した接地傾斜面(52)を有し、
    上記接地傾斜面のプラグ中心軸側の端縁である斜面先端縁(521)は、上記中心電極との間に上記放電ギャップを形成している、内燃機関用のスパークプラグ(10)。
  2. 上記接地電極は、プラグ軸方向の先端側の面である接地先端側面(53)を有し、該接地先端側面は、プラグ径方向に平行、又は、プラグ中心軸に近付くほど基端側に向かうように傾斜している、請求項1に記載の内燃機関用のスパークプラグ(10)。
  3. プラグ軸方向から見たとき、上記接地電極と上記中心電極との対向方向に直交する方向において、上記接地傾斜面の幅が、上記中心電極の幅以上である、請求項1又は2に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  4. 上記斜面先端縁は、プラグ軸方向において、上記中心電極の先端部に対して同等の位置又は先端側の位置に配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  5. 上記接地傾斜面は、傾斜方向に沿った傾斜溝部(523)を有し、該傾斜溝部は、上記斜面先端縁に近付くほど幅が小さくなるように形成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグを備えた内燃機関(1)であって、
    上記放電ギャップは、上記プラグ中心軸よりも、上記内燃機関の主燃焼室(11)内における気流(A)の上流側に配置されている、内燃機関。
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