JP7439685B2 - 内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関 - Google Patents
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Description
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子から先端側に突出した中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
該ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、
該プラグカバー及び上記中心電極に対して電気的に絶縁された浮遊電極(7)と、
該浮遊電極を挿通させて保持しつつ上記ハウジングの先端部に配設された絶縁保持体(6)と、を有し、
上記絶縁碍子の先端側には、一部が上記プラグカバーと上記絶縁保持体とによって囲まれた副燃焼室(51)が形成され、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と外部とを連通させる複数の噴孔(52)が形成されており、
上記副燃焼室には、上記中心電極と上記浮遊電極との間に形成された第1放電ギャップ(G1)が設けられ、
上記浮遊電極と上記プラグカバーとの間に形成された第2放電ギャップ(G2)が、上記絶縁保持体の外表面(611)に沿って設けられ、
プラグ軸方向(Z)の先端側から見たとき、上記第2放電ギャップは、少なくとも一つの上記噴孔とプラグ中心軸(C)とを通る直線(L0)から離れた位置に形成されている、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
上記スパークプラグは、上記プラグカバーが上記内燃機関の主燃焼室(8)に露出する状態にて配設されており、
上記噴孔は、上記副燃焼室と上記主燃焼室とを連通させており、
少なくとも一つの上記噴孔は、上記主燃焼室に形成される気流(A)の上流側を向いており、
プラグ軸方向の先端側から見たとき、上記第2放電ギャップは、プラグ中心軸を通ると共に上記気流に沿った直線(L2)から、離れた位置に形成されている、内燃機関にある。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関に係る実施形態について、図1~図7を参照して説明する。
本形態の内燃機関用のスパークプラグ1は、図1、図2に示すごとく、筒状の絶縁碍子3と、中心電極4と、筒状のハウジング2と、プラグカバー5と、浮遊電極7と、絶縁保持体6と、を有する。中心電極4は、絶縁碍子3の内周側に保持されると共に絶縁碍子3から先端側に突出している。ハウジング2は、絶縁碍子3を内周側に保持する。プラグカバー5は、ハウジング2の先端部に設けられている。浮遊電極7は、プラグカバー5及び中心電極4に対して電気的に絶縁されている。絶縁保持体6は、浮遊電極7を挿通させて保持しつつハウジング2の先端部に配設されている。
なお、直線L0の基準となる噴孔52を、以下、基準噴孔521ともいう。
本形態の内燃機関10は、図5~図7に示すごとく、内燃機関用のスパークプラグ1を備える。スパークプラグ1は、プラグカバー5が内燃機関10の主燃焼室8に露出する状態にて配設されている。噴孔52は、副燃焼室51と主燃焼室8とを連通させている。少なくとも一つの噴孔52は、主燃焼室8に形成される気流Aの上流側を向いている。図7に示すごとく、プラグ軸方向Zの先端側から見たとき、第2放電ギャップG2は、プラグ中心軸Cを通ると共に気流Aに沿った直線L2から、離れた位置に形成されている。
本形態の内燃機関用のスパークプラグ1は、プラグカバー5に複数の噴孔52を有する。スパークプラグ1は、プラグ軸方向Zの先端側から見たとき、第2放電ギャップG2が、直線L0から離れた位置に形成されている。それゆえ、スパークプラグ1は、少なくとも一つの噴孔52を主燃焼室8の気流Aの上流側に向け、さらに、第2放電ギャップG2が、直線L2から離れるように、内燃機関10に設置することができる。これにより、副燃焼室51及び主燃焼室8のそれぞれに形成された放電が気流Aによって伸長しやすい。その結果、着火性を向上させることができる。
本例では、図8に示すように、主燃焼室8において一定方向の気流Aが流れる内燃機関10に、実施形態1のスパークプラグ1を設置し、スパークプラグ1の周囲を流れる気流Aを解析した。本例においては、スパークプラグ1を、直線L0が気流Aに沿うように内燃機関10に設置すると共に、基準噴孔521が気流Aの上流側を向くように設置した。また、一定方向に流れる気流Aの速度は、5m/sとした。この気流の解析は、計算流動力学(以下において、CFDという。)を用いて、算出した。すなわち、実施形態1のスパークプラグ1を取り付けた内燃機関10において、実際の自動車用エンジンとして用いる際に生じる気流を想定して、CFDによって一般的なシミュレーション解析を行った。図8において、多数の矢印のそれぞれが、各箇所における気流Aの向きを示す。
本形態は、図9に示すごとく、実施形態1に対し、電極突出部722の幅を大きくした形態である。
その他は、実施形態1と同様である。なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態は、図10に示すごとく、2つの電極突出部722を有する形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態は、図11に示すごとく、実施形態3に対し、電極突出部722の幅を大きくした形態である。
その他は、実施形態3と同様である。
その他、実施形態3と同様の作用効果を有する。
本形態は、図12に示すごとく、電極突出部722の幅が、プラグ径方向の外側へ向かうに従って、小さくなる形態である。言い換えると、電極突出部722の幅は、プラグ中心軸Cに近づくに従って、大きくなっている。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態は、図13、図14に示すごとく、第2放電ギャップG2が、絶縁保持体6の外周面612と先端面613とにわたって形成されている形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態は、図15、図16に示すごとく、第2放電ギャップG2が、先端面613に沿って設けられた形態である。
その他の構成及び作用効果は、実施形態1と同様である。
Claims (5)
- 筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子から先端側に突出した中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
該ハウジングの先端部に設けられたプラグカバー(5)と、
該プラグカバー及び上記中心電極に対して電気的に絶縁された浮遊電極(7)と、
該浮遊電極を挿通させて保持しつつ上記ハウジングの先端部に配設された絶縁保持体(6)と、を有し、
上記絶縁碍子の先端側には、一部が上記プラグカバーと上記絶縁保持体とによって囲まれた副燃焼室(51)が形成され、
上記プラグカバーには、上記副燃焼室と外部とを連通させる複数の噴孔(52)が形成されており、
上記副燃焼室には、上記中心電極と上記浮遊電極との間に形成された第1放電ギャップ(G1)が設けられ、
上記浮遊電極と上記プラグカバーとの間に形成された第2放電ギャップ(G2)が、上記絶縁保持体の外表面(611)に沿って設けられ、
プラグ軸方向(Z)の先端側から見たとき、上記第2放電ギャップは、少なくとも一つの上記噴孔とプラグ中心軸(C)とを通る直線(L0)から離れた位置に形成されている、内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - プラグ軸方向の先端側から見たとき、上記直線(L0)と、プラグ中心軸と上記第2放電ギャップとを結ぶ線分(L1)とのなす角度(α1)は、上記直線(L0)の基準となる上記噴孔のある側において、135°以下である、請求項1に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 上記絶縁保持体は、上記プラグカバーよりも先端側に突出しており、上記第2放電ギャップの少なくとも一部は、上記プラグカバーの先端側における上記絶縁保持体の外周面(612)に沿って形成されている、請求項1又は2に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 請求項1~3のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグを備えた内燃機関(10)であって、
上記スパークプラグは、上記プラグカバーが上記内燃機関の主燃焼室(8)に露出する状態にて配設されており、
上記噴孔は、上記副燃焼室と上記主燃焼室とを連通させており、
少なくとも一つの上記噴孔は、上記主燃焼室に形成される気流(A)の上流側を向いており、
プラグ軸方向の先端側から見たとき、上記第2放電ギャップは、プラグ中心軸を通ると共に上記気流に沿った直線(L2)から、離れた位置に形成されている、内燃機関。 - プラグ軸方向の先端側から見たとき、プラグ中心軸と上記第2放電ギャップとを結ぶ線分(L1)は、上記気流の向きに対して、45°以上の角度(α2)を有する、請求項4に記載の内燃機関。
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