JP7274344B2 - 内燃機関用のスパークプラグ及びこれを備えた内燃機関 - Google Patents
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Description
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端露出部(41)を露出させた中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記先端露出部を覆うように上記ハウジングの先端部に設けられたカバー部(5)と、を有し、
上記カバー部には、該カバー部の内側の空間である副室(51)と上記カバー部の外部とを連通させる複数の貫通孔が形成されており、
上記カバー部における上記複数の貫通孔のうち、1個の上記貫通孔は、該貫通孔の内周端部(521)が、上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極となる第1貫通孔(52)であり、
該第1貫通孔の中心(C1)は、プラグ中心軸(C)から離れている、内燃機関用のスパークプラグ(1)にある。
主燃焼室(6)と、
上記スパークプラグと、
上記主燃焼室に設けられた吸気バルブ(62)及び排気バルブ(63)と、を有し、
プラグ軸方向から見て、上記第1貫通孔は、上記プラグ中心軸よりも上記排気バルブに近い側に配されている、内燃機関にある。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
内燃機関用のスパークプラグ1及びこれを備えた内燃機関10に係る実施形態について、図1~図7を参照して説明する。
本形態における内燃機関用のスパークプラグ1は、図1に示すごとく、筒状の絶縁碍子3と、中心電極4と、筒状のハウジング2と、カバー部5とを有する。中心電極4は、絶縁碍子3の内周側に保持されると共に、絶縁碍子3の先端側に先端露出部41を露出させている。ハウジング2は、絶縁碍子3を内周側に保持する。カバー部5は、先端露出部41を覆うようにハウジング2の先端部に設けられている。
本形態における内燃機関用のスパークプラグ1を備えた内燃機関10は、図6に示すごとく、主燃焼室6と、スパークプラグ1と、主燃焼室6に設けられた吸気バルブ62及び排気バルブ63とを有する。本形態における内燃機関10は、図7に示すごとく、プラグ軸方向から見て、第1貫通孔52は、プラグ中心軸Cよりも排気バルブ63に近い側に配されている。
本形態の内燃機関用のスパークプラグ1は、第1貫通孔52の内周端部521と中心電極4との間に放電ギャップGを形成する。それゆえ、第1貫通孔52の近傍に火花放電Sが生じ、初期火炎が生じることとなる。その結果、副室51内と共に副室51外にも火炎が伝播しやすい。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態1のスパークプラグ1に対して、第1貫通孔52及び第2貫通孔53の形状を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態1のスパークプラグ1に対して、第2貫通孔53の形状を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態1のスパークプラグ1に対して、中心電極4の電極突出部411の配置を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態1のスパークプラグ1に対して、中心電極4の電極突出部411の配置を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
なお、突出側端面412は、第1貫通孔52の外側開口端524と、同一面上に配されていても良い。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態1のスパークプラグ1に対して、中心電極4の電極突出部411の形状を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態1のスパークプラグ1に対して、カバー部5の内側面の形状を変更した形態である。
内側凸部57は、例えば、溶接等によって凸状部材をカバー部5の内側に接合することで形成することができる。
本形態においては、ガイド面571の先端は、内周端部521の内側開口端523と一致している。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態1のスパークプラグ1に対して、カバー部5の外側の形状を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態8のスパークプラグ1に対して、先端凸部58の形状を変更した形態である。
その他は、実施形態8と同様である。
その他、実施形態8と同様の作用効果を有する。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態1のスパークプラグ1に対して、カバー部5の外側の形状を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態1のスパークプラグ1に対して、第1貫通孔52の形状を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
なお、第1貫通孔52の形状は、楕円形状に限らず、例えば楕円に該当しない長円形状や、長方形状その他の多角形状とすることもできる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
本形態のスパークプラグ1は、実施形態1のスパークプラグ1に対して、中心電極4の形状、及び第1貫通孔52の位置を変更した形態である。
その他は、実施形態1と同様である。
また、電極突出部411(図2参照)を設けないため、スパークプラグ1を簡素化しやすい。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
2 ハウジング
3 絶縁碍子
4 中心電極
41 先端露出部
5 カバー部
51 副室
52 第1貫通孔
521 内周端部
G 放電ギャップ
C プラグ中心軸
C1 第1貫通孔の中心
Claims (5)
- 筒状の絶縁碍子(3)と、
該絶縁碍子の内周側に保持されると共に該絶縁碍子の先端側に先端露出部(41)を露出させた中心電極(4)と、
上記絶縁碍子を内周側に保持する筒状のハウジング(2)と、
上記先端露出部を覆うように上記ハウジングの先端部に設けられたカバー部(5)と、を有し、
上記カバー部には、該カバー部の内側の空間である副室(51)と上記カバー部の外部とを連通させる複数の貫通孔が形成されており、
上記カバー部における上記複数の貫通孔のうち、1個の上記貫通孔は、該貫通孔の内周端部(521)が、上記中心電極との間に放電ギャップ(G)を形成する接地電極となる第1貫通孔(52)であり、
該第1貫通孔の中心(C1)は、プラグ中心軸(C)から離れている、内燃機関用のスパークプラグ(1)。 - 上記貫通孔として、上記第1貫通孔と、該第1貫通孔とは異なる第2貫通孔(53)とを有し、プラグ軸方向から見て、上記第1貫通孔と上記プラグ中心軸との並び方向において、上記第2貫通孔は上記プラグ中心軸を挟んで上記第1貫通孔と反対側に形成されている、請求項1に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 上記第1貫通孔の中心と、上記第2貫通孔の中心(C2)とを結ぶ線分の長さ(L)は、上記副室の半径(R)よりも長い、請求項2に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 上記中心電極は、上記プラグ中心軸に対して交差する方向に突出した電極突出部(411)を有し、該電極突出部と上記第1貫通孔の上記内周端部との間に、上記放電ギャップが形成されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
- 請求項1~4のいずれか一項に記載の内燃機関用のスパークプラグを備えた内燃機関(10)であって、
主燃焼室(6)と、
上記スパークプラグと、
上記主燃焼室に設けられた吸気バルブ(62)及び排気バルブ(63)と、を有し、
プラグ軸方向から見て、上記第1貫通孔は、上記プラグ中心軸よりも上記排気バルブに近い側に配されている、内燃機関。
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JP2014159778A (ja) | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 点火プラグ及びエンジン |
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