JP2020186687A - 真空ポンプとそのネジ溝ポンプ部の固定部品 - Google Patents

真空ポンプとそのネジ溝ポンプ部の固定部品 Download PDF

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Abstract

【課題】真空ポンプから真空チャンバ側への粒子の逆流を防止するのに好適な真空ポンプを提供する。【解決手段】真空ポンプP1は、回転翼7と固定翼8とによりガス分子を排気するターボ分子ポンプ部PTと、ターボ分子部より下流に設けられるとともに、円筒状の回転部品(円筒部6)とその外周に設けた円筒状の固定部品(ネジ溝ポンプ部ステータ9)とで形成されるネジ溝流路Rによりガス分子を排気するネジ溝ポンプ部PSと、を備え、ターボ分子ポンプ部より下流には、ネジ溝ポンプ部からターボ分子ポンプ部の方向への粒子の跳ね返りを防止する反跳防止手段Jが設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体製造装置、フラット・パネル・ディスプレイ製造装置、ソーラー・パネル製造装置におけるプロセスチャンバ、その他の真空チャンバのガス排気手段として利用される真空ポンプとそのネジ溝ポンプ部の固定部品に関し、特に、真空ポンプから真空チャンバ側への粒子の逆流を防止するのに好適なものである。
ターボ分子ポンプやねじ溝式ポンプなどの真空ポンプは、高真空を必要とする真空チャンバの排気に多用されている。図7は、真空チャンバのガス排気手段として従来の真空ポンプを採用した排気システムの概要図である。
図7の排気システムを構成する従来の真空ポンプZは、吸気口2から排気口3までの間に、ターボ分子ポンプ部PTを有し、ターボ分子ポンプ部PTの下流に更にネジ溝ポンプ部PSを有している。
従来の真空ポンプZにおける前述のターボ分子ポンプ部PTは、排気段PT1、PTnごとに、放射状に所定間隔で配置された複数の回転翼7と固定翼8とを有し、その回転翼7と固定翼8とでガス分子を排気する構造になっている。
ところで、図7の排気システムでは、真空チャンバCHや圧力調整バルブBL側から真空ポンプZの方向に粒子が自重で落下してくる場合がある。このように落下してくる粒子は、ターボ分子ポンプ部PTの構造上の隙間を通って、最終的にはネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)の上面に衝突し、ネジ溝ポンプ部PSからターボ分子ポンプ部PTの方向に跳ね返る。そして、図7の排気システムでは、そのような跳ね返りによって散乱する一部の粒子Paが、ターボ分子ポンプ部PTの構造上の隙間や吸気口2を通って、真空チャンバCHの方向に逆流する場合がある。
前記のような粒子の跳ね返り方向を制御することにより、真空チャンバCHの方向に逆流する粒子の数を減らす手段として、従来は、ネジ溝ポンプ部PSの固定部品(具体的には、円筒状の回転部品6と対向することでガス分子を排気するためのネジ溝流路Rを形成しているネジ溝ポンプ部ステータ9)の上面9Aを傾斜させるように構成している(特許文献1の段落0019の記載を参照)。
しかしながら、ネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)上面9Aの表面粗さによる凹凸の高低差に比べて粒子の粒径が例えば10−3倍である等、該上面9Aの表面粗さに対して粒子が十分に小さい場合もある。この場合、ネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)上面9Aに衝突した粒子は不規則に反射する。このため、前記のようにネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)上面9Aを傾斜させる従来の構成では、ネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)上面9Aでの粒子の跳ね返り方向を十分に制御することができず、真空チャンバCHの方向に逆流する粒子の数を効果的に減らすことができないという問題点がある。
特許第6414401号
本発明は前記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、真空ポンプから真空チャンバ側への粒子の逆流を防止するのに好適な真空ポンプを提供することである。
前記目的を達成するために、本発明は、回転翼と固定翼とによりガス分子を排気するターボ分子ポンプ部と、前記ターボ分子部より下流に設けられるとともに、円筒状の回転部品とその外周に設けた円筒状の固定部品とで形成されるネジ溝流路により前記ガス分子を排気するネジ溝ポンプ部と、を備えた真空ポンプにおいて、前記ターボ分子ポンプ部より下流に、前記ネジ溝ポンプ部から前記ターボ分子ポンプ部の方向への粒子の跳ね返りを防止する反跳防止手段を設けたことを特徴とする。
前記本発明において、前記反跳防止手段は、前記ターボ分子ポンプ部と対向している前記固定部品の上面が傾斜し、かつ、平滑になっていることを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記反跳防止手段は、前記ターボ分子ポンプ部と対向している前記固定部品の上部に凹部を備えた構造であることを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記凹部は、前記固定部品を貫通する形状になっており、更に、粒子捕捉空間と接続されていることを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記凹部は、前記回転翼の外端側に設けられる隙間の直下付近に位置することを特徴としてもよい。
前記本発明において、前記凹部は、少なくとも一部の面が平滑になっていることを特徴としてもよい。
また、本発明は、回転翼と固定翼とによりガス分子を排気するターボ分子ポンプ部より下流に設けられるとともに、円筒状の回転部品とでネジ溝流路を形成し前記ガス分子を排気する、真空ポンプのネジ溝ポンプ部の固定部品であって、前記ネジ溝ポンプ部から前記ターボ分子ポンプ部の方向への粒子の跳ね返りを防止する反跳防止手段を備えたことを特徴とする。
前記本発明において、『反跳』とは、何かに当たって跳ね返ることを意味する。また『隙間の直下』とは、当該隙間の”まっすぐ下”だけでなく、当該隙間の”すぐ下”という状態を含む。これらのことは上述の実施形態でも同様とする。
本発明では、前述の反跳防止手段により、ネジ溝ポンプ部からターボ分子ポンプ部の方向への粒子の跳ね返りが防止されるため、そのような跳ね返りの粒子が真空ポンプ上流の真空チャンバ側へ逆流する割合が減少する点で、真空ポンプから真空チャンバ側への粒子の逆流を防止するのに好適な真空ポンプを提供し得る。
本発明を適用した真空ポンプの断面図。 図1の真空ポンプにおけるネジ溝ポンプ部を構成する固定部品の断面図。 図3(a)はネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)の上面が傾斜していない場合における該上面での跳ね返りによる粒子の理想的な散乱確立の説明図、同図(b)は図1のようにネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)の上面が傾斜している場合における該上面での跳ね返りによる粒子の理想的な散乱確立の説明図。 反跳防止手段の構成例(その2)を適用した真空ポンプの断面図。 図5(a)は図4の真空ポンプにおけるネジ溝ポンプ部を構成する固定部品の上面図、図5(b)は同図(a)のA矢視断面図。 図6(a)(b)(c)は図5(a)に示したB部の詳細図。 真空チャンバのガス排気手段として従来の真空ポンプを採用した排気システムの概要図。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した真空ポンプの断面図、図2は、図1の真空ポンプにおけるネジ溝ポンプ部を構成する固定部品の断面図である。
図1を参照すると、同図の真空ポンプP1は、断面筒状の外装ケース1と、外装ケース1内に配置された円筒部6(ロータ)と、円筒部6を回転可能に支持する支持手段と、円筒部6を回転駆動する駆動手段を備えている。
外装ケース1は、筒状のポンプケース1Aと有底筒状のポンプベース1Bとをその筒軸方向に締結ボルトで一体に連結した有底円筒形になっており、ポンプケース1Aの上端部側は、ガスを吸気するための吸気口2として開口し、また、ポンプベース1Bの下端部側面には、外装ケース1外へガスを排気するための排気口3を設けてある。
吸気口2は、図示しない圧力調整バルブを介して、半導体製造装置のプロセスチャンバなどのように高真空となる真空チャンバに接続される。排気口3は、図示しない補助ポンプに連通接続される。
ポンプケース1A内の中央部には各種電装品を内蔵する円筒状のステータコラム4が設けられている。図1の真空ポンプP1では、ポンプベース1Bとは別部品としてステータコラム4を形成してポンプベース1Bの内底にネジ止め固定することで、ステータコラム4をポンプベース1B上に立設しているが、これとは別の実施形態として、このステータコラム4をポンプベース1Bの内底に一体に立設してもよい。
ステータコラム4の外側には前述の円筒部6が設けられている。円筒部6は、ポンプケース1A及びポンプベース1Bに内包され、かつ、ステータコラム4の外周を囲む円筒形状になっている。
ステータコラム4の内側には回転軸5(ロータ軸)が設けられている。回転軸5は、その上端部が吸気口2の方向を向き、その下端部がポンプベース1Bの底面の方向を向くように配置してある。また、回転軸5は、磁気軸受(具体的には、公知の2組のラジアル磁気軸受MB1と1組のアキシャル磁気軸受MB2)により回転可能に支持されている。さらに、ステータコラム4の内側には駆動モータMOが設けられており、この駆動モータMOにより回転軸5はその軸心周りに回転駆動される。
回転軸5の上端部はステータコラム4の円筒上端面から上方に突出し、その突出した回転軸5の上端部に対して円筒部6の上端側がボルト等の締結手段で一体に取付け固定されている。したがって、円筒部6は、回転軸5を介して、磁気軸受(ラジアル磁気軸受MB1、アキシャル磁気軸受MB2)で回転可能に支持されており、また、この支持状態において、駆動モータMOを起動すると、円筒部6は、回転軸5と一体にその回転軸心周りに回転することができる。要するに、図1の真空ポンプP1では、回転軸5と磁気軸受が円筒部6を回転可能に支持する支持手段として機能し、また、駆動モータMOが円筒部6を回転駆動する駆動手段として機能する。
図1の真空ポンプP1では、先に説明した円筒部6の略中間より上流がターボ分子ポンプ部PTとして機能し、このターボ分子ポンプ部PTの下流側、つまり円筒部6の略中間より下流がネジ溝ポンプ部PSとして機能する。以下、このターボ分子ポンプ部PTとネジ溝ポンプ部PSの構成、排気動作について説明をする。
《ターボ分子ポンプ部PTの構成》
円筒部6の略中間より上流の円筒部6外周面には、円筒部6と一体に回転する複数の回転翼7が設けられており、これらの回転翼7は、円筒部6の回転中心軸(具体的には回転軸5の軸心)若しくは外装ケース1の軸心(以下「真空ポンプ軸心」という)を中心として放射状に所定間隔で配置されている。
一方、ポンプケース1Aの内周側には複数の固定翼8が設けられており、これらの固定翼8もまた、回転翼7と同じく、真空ポンプ軸心を中心として放射状に所定間隔で配置されている。なお、ポンプケース1Aの内周側には真空ポンプ軸心方向に沿って段積みされた複数のスペーサSが設けられており、これらのスペーサSによって固定翼8は所定位置に位置決め固定されている。
そして、図1の真空ポンプP1では、前記のように放射状に所定間隔で配置された複数の回転翼7と固定翼8とからなる排気段PT1が真空ポンプ軸心に沿って多段に設けられることによって、ターボ分子ポンプ部PTを構成している。
つまり、図1の真空ポンプP1のターボ分子ポンプ部PTでは、それぞれの排気段PT1、PT2、…PTnごとに、放射状に所定間隔で配置された複数の回転翼7と固定翼8とを備え、これらによりガス分子を排気するガス排気構造を形成している。
いずれの回転翼7も、円筒部6の外径加工部と一体的に切削加工で切り出し形成したブレード状の切削加工品であって、ガス分子の排気に最適な角度で傾斜している。いずれの固定翼8もまた、ガス分子の排気に最適な角度で傾斜している。
《ターボ分子ポンプ部PTによる排気動作》
駆動モータMOの起動により、最上段の排気段PT1では、回転軸5および円筒部6と一体に複数の回転翼7が高速で回転し、回転翼7の傾斜面(具体的には、回転方向前面でかつ下向き(吸気口2から排気口3に向かう方向、以降下向きと略する)の傾斜面)によって、吸気口2から入射したガス分子に対して下向きかつ接線方向の運動量を付与する。このような運動量を有するガス分子が、固定翼8の傾斜面(具体的には、回転翼7と回転方向に逆向きの下向きの傾斜面)によって、次の排気段PT2へ送り込まれる。
そして、次の排気段PT2およびそれ以降の排気段でも、最上段の排気段PT1と同じく、前記のような回転翼7によるガス分子への運動量の付与と固定翼8によるガス分子の送り込み動作とが行われることで、吸気口2付近のガス分子は、円筒部6の下流に向かって順次移行するように排気される。
《ネジ溝ポンプ部の構成》
ネジ溝ポンプ部PSは、円筒部6の外周側(具体的には、円筒部6の略中間より下流の円筒部6部分の外周側)にネジ溝流路Rを形成する手段として、ネジ溝ポンプ部ステータ9(図2参照)を有しており、このネジ溝ポンプ部ステータ9は、ネジ溝ポンプ部PSの固定部品として、外装ケース1の内側に取付けてある。
ネジ溝ポンプ部ステータ9は、その内周面が円筒部6の外周面に対向する円筒形の固定部材であって、円筒部6の略中間より下流の円筒部6部分を囲むように配置してある。
また、円筒部6の略中間より下流の円筒部6部分は、ネジ溝ポンプ部PSの回転部品として回転する部分であって、ネジ溝ポンプ部ステータ9の内側に、所定のギャップを介して挿入・収容されている。
ネジ溝ポンプ部ステータ9の内周部には、深さが下方に向けて小径化したテーパコーン形状に変化するネジ溝91(図2参照)を形成してある。このネジ溝91はネジ溝排気部ステータ9の上端から下端にかけて螺旋状に刻設してある。
前記のようなネジ溝91を備えたネジ溝ポンプ部ステータ9により、円筒部6の外周側には、ガス排気のためのネジ溝流路Rが形成される。なお、図示は省略するが、先に説明したネジ溝91を円筒部6の外周面に形成することで、前記のようなネジ溝流路Rが設けられるように構成してもよい。
ネジ溝ポンプ部PSでは、ネジ溝91と円筒部6の外周面でのドラッグ効果により、気体を圧縮しながら移送するため、ネジ溝91の深さは、ネジ溝流路Rの上流入口側(吸気口2に近い方の流路開口端)で最も深く、その下流出口側(排気口3に近い方の流路開口端)で最も浅くなるように設定してある。
ネジ溝流路Rの入口(上流開口端)は、最下段の排気段PTnを構成する固定翼8Eとネジ溝ポンプ部ステータ9との間の隙間(以下「最終隙間GE」という)に向って開口し、また、同ネジ溝流路Rの出口(下流開口端)は、ポンプ内排気口側流路Sを通じて排気口3に連通している。
ポンプ内排気口側流路Sは、円筒部6やネジ溝ポンプ部ステータ9の下端部とポンプベース1Bの内底部との間に所定の隙間(図1の真空ポンプP1では、ステータコラム4の下部外周を一周する形態の隙間)を設けることによって、ネジ溝流路Rの出口から排気口3に至るように形成してある。
《ネジ溝ポンプ部PSにおける排気動作》
先に説明した複数の排気段PT1、PT2、…PTnの排気動作による移送によって前述の最終隙間GEに到達したガス分子は、ネジ溝流路Rに移行する。移行したガス分子は、略中間より下流の円筒部6の回転によって生じるドラッグ効果によって、遷移流から粘性流に圧縮されながらポンプ内排気口側流路Sに向かって移行する。そして、ポンプ内排気口側流路Sに到達したガス分子は排気口3に流入し、図示しない補助ポンプを通じて外装ケース1の外へ排気される。
《粒子の反跳とその反跳防止手段Jの説明》
図7を参照すると、真空チャンバCH内でのケミカルプロセスにより副次的に生成される微粒子状のプロセス副生成物は、真空チャンバCH内を浮遊・拡散し、自重やガス分子による移送効果により真空ポンプP1の吸気口2に向って落下すると想定される。さらに真空チャンバCHの内壁面に付着堆積した堆積物や圧力調整バルブBLに付着堆積した堆積物等も、振動などによって剥がれ落ち、自重により真空ポンプP1の吸気口2に向って落下すると想定される。また、吸気口2に到来した粒子Paは、回転翼7と固定翼8との間の隙間からなるターボ分子ポンプ部PTのガス分子排気流路や、回転翼7の外端とスペーサSとの間に設けられる回転構造上の隙間G1(以下「ターボ分子ポンプ部PTの回転隙間G1」という)を通って、円筒部6の下流、具体的には最終隙間GEの方向に落下する。この落下によって最終隙間GEに到達した粒子Paは、ネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)の上面に衝突し、ネジ溝ポンプ部PSからターボ分子ポンプ部PTの方向に跳ね返る。このように跳ね返った一部の粒子Paは、回転隙間G1や吸気口2を通って、真空チャンバCHの方向に逆流する場合がある。
以上のことから、図1の真空ポンプP1では、粒子の逆流による真空チャンバCHの汚染を防止するため、ターボ分子ポンプ部PTより下流に、ネジ溝ポンプ部PSからターボ分子ポンプ部PTの方向への粒子の跳ね返りを防止する反跳防止手段Jを設けている。
《反跳防止手段Jの構成例(その1)》
反跳防止手段Jの具体的な構成例(その1)として、図1の真空ポンプP1では、図2にも示したように、ターボ分子ポンプ部PTと対向しているネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)の上面9Aが傾斜し、かつ、平滑、具体的には平滑の一例として鏡面となるように構成している。この鏡面は、例えば、ネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)の上面9Aを研摩等の機械加工によって形成してもよいし、予め鏡面仕上げされた板体をネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)の上面9Aに設置してもよく、また、これら以外の方法で形成してもよい。
また、図1の真空ポンプP1では、粒子Paの跳ね返り方向をネジ溝流路Rの方向に傾けることでネジ溝流路R側への粒子Paの移行を促進するために、ネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)の上面は、ネジ溝流路Rの上流端に向かって下り勾配の傾斜面となるように構成している。
図3(a)は、ネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)の上面が傾斜していない場合における該上面での跳ね返りによる粒子の理想的な散乱確立の説明図、同図(b)は、図1のように、ネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)の上面が傾斜している場合における該上面での跳ね返りによる粒子の理想的な散乱確立の説明図である。
図3(a)および(b)に示したように、粒子力学上、ネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)上面9Aでの跳ね返りによる粒子Paの散乱は、該上面の法線nと密接な関係があり、法線nから所定角度θ傾いた範囲(以下「粒子の散乱範囲」という)で生じる。
このため、図3(b)のようにネジ溝ポンプ部ステータ9の(固定部品)上面9Aが傾斜している場合は、該上面9Aの法線nがネジ溝流路Rの上流端に向かって傾いている分、粒子Paの散乱範囲がネジ溝流路Rの上流端に近くなる、つまり、該上面9Aで跳ね返る粒子Paは下向き(ターボ分子ポンプ部PTとは反対方向)の指向性が強くなることから、ネジ溝流路R側への粒子Paの移行が促進される。
ところで、ネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)上面9Aの表面粗さによる凹凸の高低差に比べて粒子の粒径が例えば10−3倍である等、該上面の表面粗さに対して粒子が十分に小さい場合は、該上面に衝突した粒子は前述の散乱範囲より広い範囲で不規則に反射するため、ネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)上面9Aが傾斜している構成だけでは、粒子の反射方向を十分に制御することができず、ネジ溝ポンプ部PSからターボ分子ポンプ部PTの方向への粒子の跳ね返りを効果的に防止することができない。
以上のことから、図1の真空ポンプP1では、前記のように傾斜したネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)の上面9Aを鏡面とする、つまり該上面の平滑度を鏡面仕上げの状態まで高めることにより、該上面での粒子の不規則な反射を少なくし、ネジ溝ポンプ部PSからターボ分子ポンプ部PTの方向への粒子の跳ね返りを効果的に防止できるようにしている。
最下段の排気段PTnを構成する回転翼7または固定翼8の下面(ネジ溝ポンプ部9のネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)上面9Aと対向する面)の表面粗さに対して粒子が十分に小さい場合は、その回転翼7または固定翼8の下面に衝突した粒子もまた、前述の散乱範囲より広い範囲で不規則に反射する。このため、そのような不規則な反射による粒子の散乱を防止することでネジ溝流路R側への粒子Paの移行を促進する手段として、最下段の排気段PTnを構成する回転翼7または固定翼8の下面を鏡面としてもよい。
例えば、鏡面仕上げとしては、JIS規格での仕上げ記号の算術平均粗さRaが3.2以下となるような仕上げ加工が挙げられるが、これに限定はしない。より好ましくは、算術平均粗さRaが1.60以下の仕上げ加工とする。
《反跳防止手段Jの構成例(その2)》
図4は、反跳防止手段の構成例(その2)を適用した真空ポンプP2の断面図、図5(a)は図4の真空ポンプにおけるネジ溝ポンプ部を構成する固定部品の断面図、図5(b)は同図(a)のA矢視断面図である。
図4の真空ポンプP2の基本的な構成は、先に説明した図1の真空ポンプP1と共通であるため、図4の真空ポンプP2では図1の真空ポンプP1と同一の部材に同一の符号を付し、その詳細説明は省略する。
反跳防止手段Jの構成例(その2)として、図4の真空ポンプP2では、ターボ分子ポンプ部PTと対向しているネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)の上部に、凹部J1(図5(a)(b)を参照)を備えている。この凹部J1は、ネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)上面9A付近の粒子を捕捉する空間として機能する。また、図5(a)(b)を参照すると、同図の真空ポンプP2では凹部J1を複数設けている。
ところで、吸気口2に到来した粒子Paの数が増大すると、それに応じて、ネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)上面付近における粒子の数も増大し、ネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)上面付近では、粒子同士の衝突による粒子の散乱が生じ易く、ターボ分子ポンプ部PTの方向へ跳ね返る粒子の数が増えるものと想定される。
図4の真空ポンプ1では、前述のように吸気口2に到来した粒子Paの数が増大した場合でも、ネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)上面付近における一部の粒子が凹部J1に入り込んで該凹部J1で捕捉されることから、前記のような粒子同士の衝突による粒子の散乱が減少し、その結果、ターボ分子ポンプ部PTの方向へ跳ね返る粒子の数は減る。
前記凹部J1の具体的な構成例として、図4の真空ポンプP2では、かかる凹部J1はネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)を貫通する形状となるように構成している。つまり、当該凹部J1はその底が抜けて該凹部J1とは別の粒子捕捉空間J2に連通し接続された構造になっている。
また、前記凹部J1は少なくともその一部の面が平滑になっていてもよい。前記凹部J1が貫通しない形状、つまり凹部J1が側面と底面によって構成される場合において、例えば当該凹部J1の側面を鏡面仕上げ等によって平滑なものとし、それに比べて当該凹部J1の底面の粗さを悪くした場合は、底面での粒子の捕捉効果や運動エネルギーの低減効果を高めることができる。
さらに、上述のように前記凹部J1が貫通する形状になっている場合において、その凹部J1の側面を鏡面仕上げ等によって平滑なものとし場合は、粒子捕捉空間J2への粒子の移行をスムーズにできる。
前記粒子捕捉空間J2の具体的な構成例として、図4の真空ポンプP2では、ポンプベース1Bの上部とネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)との間に所定のギャップを設けることで、ポンプベース1Bの上面とポンプケース1Aの内面とネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)の外面とで囲まれた空間を粒子捕捉空間J2として採用しているが、これに限定されることはない。
前記粒子捕捉空間J2を備えた構成の場合、凹部J1に入り込んだ粒子は、更に粒子捕捉空間J2に入り込み、粒子捕捉空間J2でも捕捉されることから、凹部J1においての粒子同士の衝突がし難くなる点で、当該凹部J1の効果すなわち粒子の捕捉と、それによるターボ分子ポンプ部PT方向への跳ね返り粒子数の減少という作用効果を長期に亘って維持することができる。
また、前記凹部J1の具体的な構成例として、図4の真空ポンプP2では、かかる凹部J1は回転翼7の外端側に設けられる隙間、すなわちターボ分子ポンプ部PTの回転隙間G1の直下付近に位置するように構成している。
ネジ溝ポンプ部ステータ9(固定部品)上面付近の粒子はターボ分子ポンプ部PTの回転隙間G1から落下してくるものが多いため、図4の真空ポンプP2のように、その回転隙間G1の直下付近に凹部J1が位置するように構成することで、効率よく凹部J1で粒子を捕捉することが可能となり、ターボ分子ポンプ部PT方向への跳ね返り粒子数の更なる減少という作用効果が期待できる。
また、回転隙間G1の直下付近に凹部J1があることで、ネジ溝ポンプ部ステータ(固定部品)上面9Aに対する跳ね返りに寄与する面積が少なくなるだけでなく、ターボ分子ポンプ部PTの回転隙間G1を介して吸気口2側への跳ね返っていく粒子が多く存在すると思われる回転隙間G1の直下付近の上面が減少する為、ターボ分子ポンプ部PT方向への跳ね返り粒子数の更なる減少という作用効果も期待できる。
以上説明した凹部の断面形状やその数や配置構成等については、必要に応じて適宜変更することができる。例えば、凹部J1の断面形状としては、図6(a)のような角穴の断面形状、同図(b)のような長孔の断面形状、または同図(c)のような丸穴の断面形状を採用することができる。凹部J1の数は、図5(a)の例に限定されることはなく、必要に応じて適宜増減することができる。また、凹部J1の配置構成も、図5(a)の例に限定されることはなく、必要に応じて適宜変更することができる。
《作用効果》
以上説明した実施形態の真空ポンプP1、P2では、反跳防止手段Jにより、ネジ溝ポンプ部PSからターボ分子ポンプ部PTの方向への粒子の跳ね返りが防止されるため、そのような跳ね返りの粒子が真空ポンプP1、P2上流の真空チャンバ側へ逆流する割合が減少する点で、真空ポンプP1、P2から真空チャンバ側への粒子の逆流を防止するのに好適である。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により多くの変形が可能である。
例えば、前述の《反跳防止手段の構成例(その1)》と《反跳防止手段の構成例(その2)》は、必要に応じて適宜組み合わせて採用してもよい。
1 外装ケース
1A ポンプケース
1B ポンプベース
2 吸気口
3 排気口
4 ステータコラム
5 回転軸
6 円筒部(回転部品)
61 凹部
62 凸部
7 回転翼
8 固定翼
9 ネジ溝ポンプ部ステータ(ネジ溝ポンプ部の固定部品)
9A ネジ溝ポンプ部ステータ(ネジ溝ポンプ部の固定部品)の上面
91 ネジ溝
BL 圧力調整バルブ
CH 真空チャンバ
G1 ターボ分子ポンプ部の回転隙間
GE 最終隙間
J 反跳防止手段
J1 凹部
J2 粒子捕捉空間
MB1 ラジアル磁気軸受
MB2 アキシャル磁気軸受
MO 駆動モータ
P1、P2 真空ポンプ
Pa 微粒子
PS ネジ溝ポンプ部
PT ターボ分子ポンプ部
PT1 最上段の排気段
PTn 最下段の排気段
R ネジ溝流路
S ポンプ内排気口側流路
Z 従来の真空ポンプ

Claims (7)

  1. 回転翼と固定翼とによりガス分子を排気するターボ分子ポンプ部と、
    前記ターボ分子部より下流に設けられるとともに、円筒状の回転部品とその外周に設けた円筒状の固定部品とで形成されるネジ溝流路により前記ガス分子を排気するネジ溝ポンプ部と、を備えた真空ポンプにおいて、
    前記ターボ分子ポンプ部より下流に、前記ネジ溝ポンプ部から前記ターボ分子ポンプ部の方向への粒子の跳ね返りを防止する反跳防止手段を設けたこと
    を特徴とする真空ポンプ。
  2. 前記反跳防止手段は、前記ターボ分子ポンプ部と対向している前記固定部品の上面が傾斜し、かつ、平滑になっていること
    を特徴とする請求項1に記載の真空ポンプ。
  3. 前記反跳防止手段は、前記ターボ分子ポンプ部と対向している前記固定部品の上部に凹部を備えた構造であること
    を特徴とする請求項1に記載の真空ポンプ。
  4. 前記凹部は、前記固定部品を貫通する形状になっており、更に、粒子捕捉空間と接続されていること
    を特徴とする請求項3に記載の真空ポンプ。
  5. 前記凹部は、前記回転翼の外端側に設けられる隙間の直下付近に位置すること
    を特徴とする請求項3から4のいずれか1項に記載の真空ポンプ。
  6. 前記凹部は、少なくとも一部の面が平滑になっていること
    を特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の真空ポンプ。
  7. 回転翼と固定翼とによりガス分子を排気するターボ分子ポンプ部より下流に設けられるとともに、円筒状の回転部品とでネジ溝流路を形成し前記ガス分子を排気する、真空ポンプのネジ溝ポンプ部の固定部品であって、
    前記ネジ溝ポンプ部から前記ターボ分子ポンプ部の方向への粒子の跳ね返りを防止する反跳防止手段を備えたこと
    を特徴とする真空ポンプのネジ溝ポンプ部の固定部品。
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