JP2003148378A - 真空ポンプおよびそのバランス取り穴形成方法 - Google Patents

真空ポンプおよびそのバランス取り穴形成方法

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Masayoshi Takamine
正義 高峯
Takashi Okada
隆志 岡田
Yasushi Maejima
靖 前島
Shinji Kawanishi
伸治 川西
Yuko Sakaguchi
祐幸 坂口
Satoshi Okudera
智 奥寺
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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D19/00Axial-flow pumps
    • F04D19/02Multi-stage pumps
    • F04D19/04Multi-stage pumps specially adapted to the production of a high vacuum, e.g. molecular pumps
    • F04D19/042Turbomolecular vacuum pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/66Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing
    • F04D29/661Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing especially adapted for elastic fluid pumps
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間に亘り回転体のバランス取りを行なう
ことができ、かつ、応力集中による回転体破壊を防止で
きる安全性の高い真空ポンプを提供する。 【解決手段】 上面にガス吸気口2を開口したポンプケ
ース1と、ポンプケース1内に回転可能に支持されたロ
ータ軸5と、ポンプケース1内に収容され、ロータ軸5
に固定された円筒型のロータ8外壁面8aに一体加工さ
れた複数枚のロータ翼10,10,…と、複数枚のロー
タ翼10,10,…間に交互に位置決めされ、ポンプケ
ース1内に固定された複数枚のステータ翼11,11,
…と、ロータ軸5を回転させるための駆動モータ9とか
らなる真空ポンプのバランス取りとして、ロータ8を主
軸台21に保持し、ロータ8に対して傾斜して配置され
た工具台23に装着され、かつ、略半球状の先端部31
aを有するエンドミル30を用いてロータ8の外壁面8
aまたは内壁面8bの所定箇所に略半球状のバランス取
り穴16を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置、
電子顕微鏡、表面分析装置、質量分析装置、粒子加速
器、核融合実験装置等に用いられる真空ポンプに関し、
特に、回転体のバランス取りのための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造工程におけるドライエ
ッチングやCVD等のプロセスのように、高真空のプロ
セスチャンバ内で処理を行なう工程では、プロセスチャ
ンバ内のガスを排気して一定の高真空度を形成する手段
として、例えばターボ分子ポンプのような真空ポンプが
用いられている。
【0003】この種の真空ポンプにおいては、ポンプ組
立製造段階で、回転体の高速回転時のバランス取りを行
なう必要がある。このようなバランス取りの手段として
は、一般に、ドリルやエンドミル等の切削工具により回
転体の外周面や内周面を一部削り取ることによって回転
体の質量を変化させてバランスの微調整を行なう方法が
知られている。
【0004】上記のような削り取りによるバランス取り
の場合、バランス取り穴を形成するための切削工具は、
その作業性を考慮して、先端部分の刃先が鋭角なものが
使用されており、このため、回転体の表面に形成された
バランス取り穴の形状は、先端が鋭角な円錐状に形成さ
れることになる。
【0005】しかしながら、従来の円錐状に形成された
バランス取り穴は、その先端部分に回転体の高速回転に
よる応力集中が起こり、このような応力集中が起こる
と、バランス取り穴の先端部分を起点とする剪断応力に
よって回転体の応力亀裂が発生する。
【0006】さらに、回転体の応力亀裂が進行すると、
最悪の場合、回転体破壊に繋がり、真空ポンプ外部にも
影響を及ぼすことがあるという問題点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、長期間に亘り回転体のバランス取りを行なう
ことができ、かつ、応力集中による回転体破壊を防止で
きる安全性の高い真空ポンプを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、少なくともポンプケース内に回転可能に
支持されたロータ軸と、上記ロータ軸に固定された円筒
型のロータとを具備する真空ポンプの高速回転時のバラ
ンス取りを行なうためのバランス取り穴形成方法であっ
て、上記ロータを主軸台に保持し、上記ロータに対して
傾斜して配置された工具台に装着され、かつ、略半球状
の先端部を有するエンドミルを用いて上記ロータの外壁
面または内壁面の所定箇所に略半球状の切削穴を形成す
ることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明に係る真空ポンプは、上面に
ガス吸気口を開口したポンプケースと、上記ポンプケー
ス内に回転可能に支持されたロータ軸と、上記ポンプケ
ース内に収容され、上記ロータ軸に固定された円筒型の
ロータ外壁面に一体加工された複数枚のロータ翼と、上
記複数枚のロータ翼間に交互に位置決めされ、上記ポン
プケース内に固定された複数枚のステータ翼と、上記ロ
ータ軸を回転させるための駆動モータと、上記ロータの
外壁面または内壁面に形成され、かつ、略半球状に形成
されたバランス取り穴と、を具備することを特徴とする
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る真空ポンプお
よびバランス取り穴の形成方法の実施形態について、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】図1は本発明に係る真空ポンプの一実施形
態の構成を示す縦断面図である。
【0012】同図に示すように、本実施形態における真
空ポンプPは、円筒部1−1とその下端に取り付けられ
たベース1−2とからなるポンプケース1内部に収容さ
れたポンプ機構部とから構成されている。
【0013】ポンプケース1の上面は開口されていて、
ガス吸気口2となっており、ガス吸気口2には図示しな
いプロセスチャンバ等の真空容器がボルトによりネジ止
め固定され、ポンプケース1の下部一側面にはガス排気
口3となる排気パイプが設けられている。
【0014】ポンプケース1の下部底面はエンドプレー
ト1−3で蓋され、エンドプレート1−3内中央部に
は、ポンプケース1内部に向かって立設するステータコ
ラム4がネジ止め固定されており、ステータコラム4に
は、その端面間を貫通するロータ軸5が回転可能となる
ように、ステータコラム4内部に設けられたラジアル方
向電磁石6−1,軸方向電磁石6−2により、ロータ軸
5のラジアル方向および軸方向にそれぞれ軸受支持され
ている。なお、符号7はドライ潤滑剤が塗布されたボー
ルベアリングであり、上記磁気軸受の電源異常時に、ロ
ータ軸5と電磁石6−1,6−2とが接触するのを保護
し、ロータ軸5を支持するためのものであり、通常運転
時にはロータ軸5には接触していない。
【0015】また、ポンプケース1内部には、円筒型に
成形されたロータ8がステータコラム4を包囲するよう
に配置され、ロータ軸5にネジ止め固定されており、ロ
ータ軸5の軸方向略中央部には、ロータ軸5とステータ
コラム4との間に、高周波モータ等からなる駆動モータ
9が配設されており、ロータ軸5とロータ8とは駆動モ
ータ9により高速回転するように構成されている。
【0016】また、本実施形態における真空ポンプPの
ポンプ機構部は、ポンプケース1内部に収容され、ロー
タ8外壁面とポンプケース1内壁面との間における上方
半分のターボ分子ポンプ機構部PA と、下方半分のネジ
溝ポンプ機構部PB とから構成された複合型のポンプ機
構を採用している。
【0017】ターボ分子ポンプ機構部PA は、ロータ8
の上方半分の外壁面にガス吸気口2側からロータ8の回
転中心軸線L方向にかけて一体加工された複数枚のブレ
ード状のロータ翼10,10,…が形成されており、ポ
ンプケース1の上方半分の内壁面には、複数枚のロータ
翼10,10,…間に交互に配設された複数枚のステー
タ翼11,11,…がスペーサ12,12,…を介して
固定されている。
【0018】一方、ネジ溝ポンプ機構部PB は、ロータ
8の下方半分の外壁面が平坦な円筒面8aとなってお
り、ポンプケース1の下方半分の内壁面には、ロータ8
外壁の円筒面8aと狭い間隔で対向する円筒型のネジス
テータ14が配設され、ネジステータ14内壁に螺旋状
のネジ溝13が刻設されている。
【0019】上記構成からなる真空ポンプPは、図示し
ないプロセスチャンバ内のガスを排気する手段として使
用され、ガス排気口3に接続された図示しない補助ポン
プを作動させて、プロセスチャンバ内をある程度の真空
状態にした後、駆動モータ9を作動させると、ロータ軸
5と一体にロータ8およびロータ翼10が高速回転する
が、このロータ軸5、ロータ8、ロータ翼10からなる
回転体の高速回転時のバランス取りを行なうための手段
として、ロータ8の外壁面8aまたは内壁面8bの一部
を切削し、バランス取り穴16を形成してロータ8の質
量を変化させることにより回転体のバランス取りの微調
整作業が行なわれる。
【0020】本発明に係る真空ポンプPのバランス取り
穴16は、ロータ8の外壁面8aまたは内壁面8bに略
半球状に形成されることを特徴とするものであり、以
下、このバランス取り穴16の形成方法について説明す
る。
【0021】図2は本発明に係る真空ポンプのバランス
取り穴形成方法に使用する切削装置の一実施例を示す図
である。
【0022】同図に示す切削装置20は主軸台21およ
び切込みテーブル22を具備し、主軸台21は円筒型に
形成されたロータ8をチャック21aによって保持する
ことにより固定し、切込みテーブル22は主軸台21の
チャック21aに保持されたロータ8の端面に沿って往
復移動可能に設けられており、切込みテーブル22上に
は工具台23が載置されている。
【0023】また、工具台23には主軸台21に保持さ
れたロータ8と対向する側に略半球状の先端部31aを
有するエンドミル30を具備し、このエンドミル30は
ロータ8に対して一定の角度で傾斜して配置されてお
り、工具台23の主軸23aに着脱自在に装着されてい
る。
【0024】上記構成からなる切削装置20によってロ
ータ8の外壁面8aまたは内壁面8bにバランス取り穴
16を形成する際には、工具台23に装着されているエ
ンドミル30を高速回転させ、切込みテーブル22がロ
ータ8に向かって移動(送り)しながらエンドミル30
の先端部31aがロータ8の外壁面8aまたは内壁面8
bを切削する。
【0025】このとき、エンドミル30はロータ8に対
して一定の角度で傾斜して配置されており、ロータ8に
対して主としてエンドミル30の略半球状の先端部31
aのエッヂ部分に接触するので、切削抵抗が小さくエン
ドミル30の振れが防止でき、ロータ8の外壁面8aま
たは内壁面8bを精密に切削加工することができる。
【0026】ここで、上記工具台23に装着されるエン
ドミル30は、公知の超硬合金製のボールエンドミルを
使用することができ、少なくとも先端部31aが略半球
状に形成されていることを条件とする。
【0027】例えば、図3に示すように、このエンドミ
ル30は、主切刃33と副切刃34とからなる2枚刃仕
様であって、エンドミル本体31の先端部31aの外周
には回転軸線に沿って断面略V字形の一対の切屑排出溝
32,32が対向して螺旋状に形成され、各切屑排出溝
32,32の回転方向を向く壁面32aの先端側の稜線
が略半球状に形成された主切刃33、副切刃34となっ
ている。
【0028】なお、主切刃33、副切刃34と連通する
切屑排出溝32の壁面32aはすくい面とされ、先端部
31aの表面は逃げ面とされている。
【0029】また、被削体であるロータ8の素材はアル
ミ合金等の比較的軟質な金属であるため、エンドミル3
0のすくい面33aの角度および逃げ面31aの角度は
所定値に設定されていればよく、所定の回転数、および
送りにより切削加工される。
【0030】上記のように略半球状の先端部を有するエ
ンドミル30により切削されたロータ8の外壁面8a
は、図2に示すように、略半球状に切削されたバランス
取り穴16を有することとなる。
【0031】このように、ロータ8の外壁面8aに形成
されたバランス取り穴16の形状は略半球状となり、従
来のように先端が鋭角な円錐状に形成されたバランス取
り穴に比して、バランス取り穴の先端部分に生じる応力
集中を低減でき、ロータ8の高速回転時の遠心力による
応力亀裂を防止することができる。したがって、応力亀
裂によるロータ8の破壊が起こらない安全性の高い真空
ポンプを提供することができる。
【0032】図4は、従来方法によって円錐状に形成さ
れたバランス取り穴と、本発明方法によって略半球状に
形成されたバランス取り穴との真空ポンプにおける回転
体応力を比較したものである。
【0033】同図(a)に示すように、従来方法によっ
てロータ8の外壁面8aに形成されるバランス取り穴1
6aの形状が、穴形φ7.6mm、深さ3.0mm、入
射角がそれぞれ47.5°に設定された円錐状の場合、
この円錐状のバランス取り穴16aを有する真空ポンプ
を駆動させることによりバランス取り穴16aの先端部
分Paに加わる回転体応力は、353N/mm2 であっ
た。
【0034】一方、同図(b)に示すように、本発明方
法によってロータ8の外壁面8aに形成されるバランス
取り穴16bの形状が、穴形φ8.0mm、深さ2.0
mm、曲率半径(R)が5.0mmに設定された半球状
の場合、この半球状のバランス取り穴16bを有する真
空ポンプを駆動させることによりバランス取り穴16b
の先端部分Pbに加わる回転体応力は、323N/mm
2 であり、本発明方法により形成された半球状のバラン
ス取り穴は、従来方法により形成された円錐状のバラン
ス取り穴に比して、バランス取り穴の先端部分における
回転体応力を約一割程度低減することができることが判
明した。
【0035】また、本発明方法により形成されたバラン
ス取り穴の先端部分における曲率半径(R)を、図4に
示す値よりも大きく設定することにより、バランス取り
穴の先端部分に加わる回転体応力は小さくなるため、回
転体応力によるロータ破壊の防止効果は増大する。
【0036】なお、上述した実施形態においては、本発
明をターボ分子ポンプに適用した例について説明した
が、スクロール型ポンプ等、回転体の回転を利用して高
真空度を形成するその他のポンプにも適用できる。
【0037】また、上述した実施形態においては、バラ
ンス取り穴をロータ外壁の円筒面に形成した例について
説明したが、ロータ内壁面に形成してもよく、バランス
取り穴の形成箇所については、設計上、適宜変更が可能
である。
【0038】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ロータを主軸台に保持し、ロータに対して傾斜
して配置された工具台に装着され、かつ、略半球状の先
端部を有するエンドミルを用いてロータの外壁面または
内壁面の所定箇所に略半球状の切削穴を形成するように
したため、従来のように先端が鋭角な円錐状に形成され
たバランス取り穴に比して、バランス取り穴の先端部分
に生じる応力集中を低減でき、ロータの高速回転時の遠
心力による応力亀裂を防止し、応力亀裂によるロータ破
壊の起こらない安全性の高い真空ポンプを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空ポンプの一実施形態の構成を
示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る真空ポンプのバランス取り穴形成
方法に使用する加工装置の一実施例を示す図である。
【図3】(a)は本発明方法に使用するエンドミルの構
成を示す斜視図、(b)は(a)のB方向矢視図であ
る。
【図4】本発明に係る真空ポンプにおけるバランス取り
穴と、従来の真空ポンプにおけるバランス取り穴との回
転体応力を比較するための図である。
【符号の説明】
1 ポンプケース 1−1 円筒部 1−2 ベース 2 ガス吸気口 3 ガス排気口 4 ステータコラム 5 ロータ軸 6−1 ラジアル方向電磁石(磁気軸受) 6−2 軸方向電磁石(磁気軸受) 7 ボールベアリング(保護用軸受) 8 ロータ 8a ロータ外周面(円筒面) 8b ロータ内周面 9 駆動モータ 10 ロータ翼 11 ステータ翼 12 スペーサ 13 ネジ溝 14 ネジステータ 16 バランス取り穴 20 切削装置 21 主軸台 21a チャック 22 切込みテーブル 23 工具台 23a 主軸 30 エンドミル 31 エンドミル本体 31a 先端部(逃げ面) 32 切屑排出溝 33 主切刃 33a すくい面 34 副切刃 P 真空ポンプ PA ターボ分子ポンプ機構部 PB ネジ溝ポンプ機構部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前島 靖 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 川西 伸治 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 坂口 祐幸 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 奥寺 智 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 3H031 DA02 EA07 FA01 FA03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともポンプケース内に回転可能に
    支持されたロータ軸と、上記ロータ軸に固定された円筒
    型のロータとを具備する真空ポンプの高速回転時のバラ
    ンス取りを行なうためのバランス取り穴形成方法であっ
    て、 上記ロータを主軸台に保持し、上記ロータに対して傾斜
    して配置された工具台に装着され、かつ、略半球状の先
    端部を有するエンドミルを用いて上記ロータの外壁面ま
    たは内壁面の所定箇所に略半球状の切削穴を形成するこ
    とを特徴とする真空ポンプのバランス取り穴形成方法。
  2. 【請求項2】 上面にガス吸気口を開口したポンプケー
    スと、 上記ポンプケース内に回転可能に支持されたロータ軸
    と、 上記ポンプケース内に収容され、上記ロータ軸に固定さ
    れた円筒型のロータ外壁面に一体加工された複数枚のロ
    ータ翼と、 上記複数枚のロータ翼間に交互に位置決めされ、上記ポ
    ンプケース内に固定された複数枚のステータ翼と、 上記ロータ軸を回転させるための駆動モータと、 上記ロータの外壁面または内壁面に形成され、かつ、略
    半球状に形成されたバランス取り穴と、 を具備することを特徴とする真空ポンプ。
JP2001352267A 2001-11-16 2001-11-16 真空ポンプおよびそのバランス取り穴形成方法 Withdrawn JP2003148378A (ja)

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