JP2020165105A - 間仕切りにおける縦支柱の補強構造および補強方法 - Google Patents
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Abstract
Description
そこでこのような間仕切りの強度アップを図るため、間仕切りの左右方向中間部に袖パネル部を見込み方向(前後方向)に突出するようにして設けることが試みられている(例えば特許文献1参照。)。
請求項2の発明は、支柱支持材は、調整基材に上下位置調整自在に設けられたアジャスタボルトに当接するボルト当接片部と、該ボルト当接片部から上方に延出していて縦支柱下端縁部が螺子固定される支柱固定片部と、ボルト当接片部から下方に延出していて下部補強材が螺子固定される補強材固定片部とを備えていることを特徴とする請求項1記載の間仕切りにおける縦支柱の補強構造である。
請求項3の発明は、支柱固定片部は、ボルト当接片部の前後方向端縁部から上方に延出し、補強材固定片部は、調整基材に外嵌する状態でボルト当接片部の左右方向端縁部から下方に延出しており、支柱支持材は、補強材固定片部が調整基材の左右端縁部に摺接することで上下方向の移動案内がなされることを特徴とする請求項2記載の間仕切りにおける縦支柱の補強構造である。
請求項4の発明は、縦支柱の下端縁部は、左右見込み片部に対して前後見付け片部が下方に延出していて調整基材に外嵌する延出部を備え、該延出部は、外嵌する調整基材に螺子固定されていることを特徴とする請求項3記載の間仕切りにおける縦支柱の補強構造である。
請求項5の発明は、上側が開口し、底片部が床面側に固定される床レールと、該床レールに支持される状態で左右方向に間隔を存して立設する縦支柱と、隣接する縦支柱間を連結する横連結材と、縦支柱の高さ調整手段とを備えて構成される間仕切りにおいて、前記高さ調整手段は、床レールに内嵌する調整基材と、該調整基材に対して上下位置調整自在に支持され、かつ縦支柱の下端縁部が螺子固定される支柱支持材とを備えて構成され、床レールには、床面側に固定される下部補強材が内嵌され、該下部補強材は、支柱支持材の調整基材に対する上下位置調整をすることで縦支柱の上下位置調整がなされた後、該上下位置調整された支柱支持材に螺子固定されることを特徴とする間仕切りにおける縦支柱の補強方法である。
請求項2の発明とすることにより、縦支柱の高さ調整をするため設けられるアジャスタボルトに当接するボルト当接片部に、縦支柱に螺子固定される支柱固定片部と下部補強材に螺子固定される補強材固定片部とを設けただけの構造の簡単なもので、下部補強材を介して縦支柱の補強ができることになる。
請求項3の発明とすることにより、支柱支持材に設けた補強材固定片部が、該支柱支持材の上下方向の移動案内をするための案内部材に兼用されることとなって、縦支柱の補強を、支柱支持材の精度の高い上下移動と併せてできることになる。
請求項4の発明とすることにより、縦支柱に設けた延出部が調整基材に螺子固定されることとなって、縦支柱の調整基材との一体化が図れ、更なる強度アップに寄与できることになる。
一方、前記縦支柱3は、左右の見込み片部3aと前後の見付け片部3bとを有した四角筒形をしているが、本実施の形態では、一方の見込み片部3aの前後方向中央部位が縦割り状に開口した縦割り開口部3cを有していることでC型の型材(縦支柱3は、縦割り開口部3cのないものであっても勿論よい。)で構成されている。さらに縦支柱3の下端縁部は、左右両見込み片部3aの下端縁部が切り欠かれており、これによって、該左右見込み片部3aの下端縁3eに対し、前後見付け片部3bは下方に延出した延出部3dが設けられた構成、換言すると、縦支柱3の下端縁部は、見込み片部3aの下端縁3eが溝上辺となり、見付け片部延出部3dの左右端縁3fが溝側辺になった冂形の溝状部3gが形成されたものになっている。
そして縦支柱延出部3dは、後述するように縦支柱3を高さ調整手段7にセットした場合に、床レール2の前後側片部2bに外嵌する設定になっている。
そして支柱支持材9は、前記補強材固定片部9cの前後方向両端縁部が調整基材前後脚片部8bの左右方向両端縁部に当接(摺接)することで、左右方向に位置ズレのない上下方向の移動案内がなされるようになっている。
前記縦支柱延出部3dと支柱固定片部9bとをビス3hを介して螺子固定する際に、縦支柱延出部3dと支柱固定片部9bとの位置決め(仮保持状の位置決め)が必要になるが、この位置決めは、縦支柱3の見込み片部下端縁3eを、支柱支持材9のボルト当接片部9aと補強材固定片部9cとのコーナー部9eの上側片部(ボルト当接片部9aの左右方向端縁部)に当接するようセットすることでできるようになっている。
そして下部補強材11は、前述したように底片部11aがビス2cにより床レール底片部2aと共に床面F側に螺子固定された状態で、見込み起立片部11cがビス11fにより前記高さ調整された支柱支持材9の補強材固定片部9cにネジ固定されるようになっており、このようにして縦支柱3の下端縁部の下部補強材11による補強ができるようになっている。
尚、縦支柱3の見付け片部3bと上部補強材12の前後側片部12bとは、ビス3oを介してさらに螺子固定されている。
ところで横連結材4は、上片部4aと前後側片部4bとを備えていることで、下方が開口した断面冂字形に構成されており、そして前後側片部4bを補強受け材13の横片部13bに外嵌し、上片部4aを横片部13bに当接した状態で、上片部4aからビス4cを横片部13bに螺入することで、横連結材4と補強受け材13とが螺子固定されるようになっている。
この場合に、横連結材前後側片部4bの左右端縁部は、前記縦支柱3の露出した状態のコーナー部3jの見込み側片部に当接するようになっており、これによって横連結材4が組込まれた場合に、該横連結材4の前後側片部4bと縦支柱3の見付け片部3bとの見付け面同士が面一状になるよう設定されている。
尚、この場合に、床レール2の上端が開口したままの状態になるため、冂形状の塞ぎ材20により塞いだものとしている。
またこの場合に、前記コーナー部についても補強する必要があり、そこで図17に示すように、上端縁部については、前記縦支柱3mの上端縁部に上部補強材20が設けられたものにする一方、下端縁部については、縦支柱3mの延出部3pを下部補強材11の第二上端縁11eが形成される部位の見付け起立片部11bにネジ固定する構成になっている。
2 床レール
2a 底片部
3 縦支柱
3a 見込み片部
3b 見付け片部
3c 縦割り開口部
3d 延出部
4 横連結材
4b 前後側片部
5 横枠材
7 高さ調整手段
8 調整基材
8a 上片部
8b 前後脚片部
9 支柱支持材
9a ボルト当接片部
9b 支柱固定片部
9c 補強材固定片部
10 アジャスタボルト
11 下部補強材
11a 底片部
11c 見込み起立片部
12 上部補強材
12a 上片部
12b 前後側片部
12c 左右側片部
13 補強受け材
13a 縦片部
13b 横片部
A 縦支柱見込み片部の見込み面
F 床面
H 天井面
Claims (5)
- 上側が開口し、底片部が床面側に固定される床レールと、
該床レールに支持される状態で左右方向に間隔を存して立設する縦支柱と、
隣接する縦支柱間を連結する横連結材と、
縦支柱の高さ調整手段とを備えて構成される間仕切りにおいて、
前記高さ調整手段は、床レールに内嵌する調整基材と、縦支柱の上下位置調整をするため調整基材に対して上下位置調整自在に支持され、かつ縦支柱の下端縁部が螺子固定される支柱支持材とを備えて構成され、
床レールには、床面側に固定される下部補強材が内嵌され、
該下部補強材は、上下位置調整された支柱支持材に螺子固定されることを特徴とする間仕切りにおける縦支柱の補強構造。 - 支柱支持材は、調整基材に上下位置調整自在に設けられたアジャスタボルトに当接するボルト当接片部と、該ボルト当接片部から上方に延出していて縦支柱下端縁部が螺子固定される支柱固定片部と、ボルト当接片部から下方に延出していて下部補強材が螺子固定される補強材固定片部とを備えていることを特徴とする請求項1記載の間仕切りにおける縦支柱の補強構造。
- 支柱固定片部は、ボルト当接片部の前後方向端縁部から上方に延出し、補強材固定片部は、調整基材に外嵌する状態でボルト当接片部の左右方向端縁部から下方に延出しており、支柱支持材は、補強材固定片部が調整基材の左右端縁部に摺接することで上下方向の移動案内がなされることを特徴とする請求項2記載の間仕切りにおける縦支柱の補強構造。
- 縦支柱の下端縁部は、左右見込み片部に対して前後見付け片部が下方に延出していて調整基材に外嵌する延出部を備え、該延出部は、外嵌する調整基材に螺子固定されていることを特徴とする請求項3記載の間仕切りにおける縦支柱の補強構造。
- 上側が開口し、底片部が床面側に固定される床レールと、
該床レールに支持される状態で左右方向に間隔を存して立設する縦支柱と、
隣接する縦支柱間を連結する横連結材と、
縦支柱の高さ調整手段とを備えて構成される間仕切りにおいて、
前記高さ調整手段は、床レールに内嵌する調整基材と、該調整基材に対して上下位置調整自在に支持され、かつ縦支柱の下端縁部が螺子固定される支柱支持材とを備えて構成され、
床レールには、床面側に固定される下部補強材が内嵌され、
該下部補強材は、支柱支持材の調整基材に対する上下位置調整をすることで縦支柱の上下位置調整がなされた後、該上下位置調整された支柱支持材に螺子固定されることを特徴とする間仕切りにおける縦支柱の補強方法。
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