JP6905424B2 - 箱体及び局所排気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、体及び局所排気装置に関するものである。
実験施設(例えば、研究所等)での理化学実験では、局所排気装置が用いられる場合がある。局所排気装置は、開口部を有する箱部と、箱部にスライド昇降可能に支持されて開口部を開閉する昇降扉と、を主に有している。
局所排気装置を使用する際は、昇降扉を所定量上昇させ、開口部の一部を開放させる。その後、箱部及び昇降扉により画成された作業空間に、開口部から手を差し入れる。これにより、作業空間での作業が可能になる。
上述した昇降扉は、線材支持部材(例えば、滑車等)に掛け回された吊架線材(例えば、ワイヤ等)の第1端部に接続されている。吊架線材の第2端部には、錘が接続されている。局所排気装置では、昇降扉と錘との釣り合いを取ることで、昇降扉のスムーズかつ正確な昇降操作を可能にしている。つまり、局所排気装置では、例えば昇降扉の重量ばらつき等によって昇降扉と錘との重量差が生じると、スムーズな昇降操作ができなくなったり、昇降扉を所望の位置で停止させることができなくなったりする可能性がある。
そこで、例えば下記特許文献1には、吊架線材の第2端部に、複数の錘を収容可能な錘ケースが接続された構成が開示されている。この構成によれば、錘ケース内の錘の個数を調整することで、錘全体の重さを調整できるとされている。
特開2009−291750号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の構成では、錘ケースが箱部の骨格を構成する支柱内に収納されている。そのため、重さ調整作業を行うにあたって、錘ケースを取り出すには、支柱の上端部に設けられた線材支持部材や支柱キャップ等を取り外す必要がある。
しかも、錘ケースは、使用者から見て昇降扉よりも後方に配置されるのが一般的である。そのため、錘ケースにアクセスすること自体が難しい場合もある。
このように、従来の局所排気装置では、重さ調整作業の効率化を図る点で未だ改善の余地があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、重さ調整作業の効率化を図り、スムーズかつ正確な昇降操作を可能とする体及び局所排気装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る箱体は、線材支持部材に掛け回されるとともに、第1端部にメイン錘が接続された吊架線材の第2端部に接続され、前記線材支持部材に沿った前記吊架線材の走行によりスライド昇降可能に構成された昇降扉と、前方に開口するとともに、前記昇降扉のスライド昇降によって開閉される開口部を有し、前記昇降扉とともに内部空間を画成する箱部と、を備え、前記昇降扉は、扉本体と、前記扉本体に設けられ、当該昇降扉自体の重さを調整可能な重さ調整機構と、を備え、前記メイン錘は、前記箱部を構成する支柱の内部、及び周壁部の内部の何れかに収納され、前記重さ調整機構は、前記支柱及び前記周壁部のうち前記メイン錘が収納された部分よりも前方に配置されている。
本態様によれば、扉本体に設けられた重さ調整機構によって昇降扉自体の重さを調整することで、例えば支柱等に収納されたメイン錘の重さを調整する場合のように、支柱に設けられた線材支持部材や支柱キャップ等を取り外す必要がない。また、昇降扉はメイン錘よりも前方に配置されるのが一般的であるため、メイン錘の重さを調整する場合に比べて重さ調整機構へのアクセスが容易になる。
これにより、重さ調整作業の効率化を図ることができる。その結果、例えば扉本体の重量ばらつきに関わらず、昇降扉とメイン錘とのバランスを取ることができ、昇降扉のスムーズかつ正確な昇降操作が可能になる。
また、メイン錘が外部から視認不能になるので、箱体の意匠性を向上させることができる。特に、上記態様に係る昇降扉を備えているため、支柱の内部や周壁部の内部に収納されたメイン錘にアクセスすることなく、重さ調整作業を行うことができる。
本発明の一態様に係る昇降扉において、前記重さ調整機構は、調整錘を収容可能な錘収容部を備えていてもよい。
この構成によれば、例えば重さの異なる調整錘の中から最適な調整錘を選択して、錘収容部に収容することで、昇降扉の重さ調整を行うことができる。これにより、重さ調整作業の更なる効率化を図ることができる。
本発明の一態様に係る昇降扉において、前記重さ調整機構は、前記扉本体の上端部に装着された上部カバーを備え、前記錘収容部は、前記上部カバーに設けられていてもよい。
この構成によれば、上部カバーによって調整錘を覆うことができるので、昇降扉の意匠性を向上させることができる。
しかも、扉本体の上方から上部カバーを装着する場合には、上部カバーが扉本体に下方から支持されることになる。これにより、昇降扉の昇降動作に伴う上部カバー及び調整錘の脱落を抑制できる。
本発明の一態様に係る昇降扉において、上下方向に交差する方向のうち、前記上部カバーの延在方向に沿う方向を左右方向とすると、前記錘収容部は、前記上部カバーにおける前記左右方向の少なくとも第1端部において、前記左右方向の外側に向けて開口していてもよい。
この構成によれば、錘収容部が例えば上部カバーの前部で開口している構成と異なり、昇降扉を前方から見たときに錘収容部の開口部が視認不能になる。そのため、意匠性を向上させることができる。
本発明の一態様に係る昇降扉において、前記重さ調整機構は、前記調整錘が着脱可能に取り付けられる端部部材を備え、前記端部部材は、前記調整錘を前記錘収容部に進入させた状態で前記上部カバーに装着されていてもよい。
この構成によれば、端部部材に調整錘を取り付けた状態で、端部部材を上部カバーに装着することができる。そのため、例えば上部カバーに対して調整錘及び端部部材を別々に装着する場合に比べて調整錘の装着作業が容易になる。
本発明の一態様に係る昇降扉において、前記扉本体は、スライド昇降可能にガイドレールに支持され、前記重さ調整機構は、当該昇降扉が少なくとも最上端位置にあるとき、前記ガイドレールよりも上方に突出してもよい。
この構成によれば、扉本体を最上端位置まで上昇させることで、重さ調整作業を行うことができる。これにより、重さ調整作業を行うにあたって調整錘の周辺部材(例えば、線材支持部材や支柱キャップ等)を取り外す等の作業が必要ないので、重さ調整作業の効率化を図ることができる。
本発明の一態様に係る局所排気装置は、上記態様に係る箱体を備えている。
この構成によれば、重さ調整可能が簡単で、スムーズかつ正確な昇降操作が可能な局所排気装置を提供できる。
本発明の一態様によれば、重さ調整作業の効率化を図り、スムーズかつ正確な昇降操作が可能になる。
卓上フード付き作業台を左前方から見た斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 第1支柱の上端部を示す分解斜視図である。 図1のIV−IV線に沿う断面図である。 昇降扉の上部を示す分解斜視図である。 重さ調整機構を左後方から見た分解斜視図である。 端部部材及び調整錘を右側から見た分解斜視図である。 昇降扉が最上端位置にある状態の卓上フード付き作業台を、左前方から見た斜視図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、卓上フード付き作業台1が設置された床面(不図示)の法線方向を上下方向(矢印UPが上方)とし、上下方向に直交する方向をそれぞれ前後方向(矢印FRが前方)及び左右方向(矢印LHが左側)とする。
[卓上フード付き作業台]
図1は、卓上フード付き作業台1を左前方から見た斜視図である。
図1に示す卓上フード付き作業台1は、実験施設に設置される。卓上フード付き作業台1は、作業空間S1内の気体を卓上フード付き作業台1の外部に流出させないように行う理化学実験に好適に用いられる。具体的に、卓上フード付き作業台1は、作業台2と、作業台2の天板3に設けられた卓上フード(局所排気装置、箱体)4と、を備えている。
<卓上フード>
卓上フード4は、下方に向けて開口する箱型に形成されている。卓上フード4は、天板3上に組み付られることで、天板3とともに作業空間S1を画成する。なお、卓上フード4は、作業台2に対して着脱可能に組み付けられる構成であっても、作業台2と一体形成されていてもよい。作業台2と卓上フード4とを一体に形成した、いわゆるヒュームフード(局所排気装置)を採用することで、作業台2と卓上フード4との間のシール性を確保し易くなる。
卓上フード4は、前方に開口する開口部11を有する箱部12と、開口部11を開閉する昇降扉13を有する開閉機構15と、を備えている。
<箱部>
箱部12のうち、後壁部21、側壁部22,23及び上壁部24は、例えば枠材にパネルが組み付けられた構成である。本実施形態において、後壁部21のパネルには、金属材料(例えば、ステンレス)等が用いられている。
一方、側壁部22,23及び上壁部24のパネルには、光透過性を有する材料(例えば、ガラス(強化ガラス)やアクリル樹脂等)が用いられている。
すなわち、本実施形態の箱部12は、側壁部22,23及び上壁部24のパネルを通じて作業空間S1を視認可能に構成されている。なお、各壁部22〜24の構成は、適宜変更が可能である。例えば、各壁部22〜24全てを通じて作業空間S1を視認可能としたり、視認不能としたりしてもよい。各壁部22〜24それぞれにおいて、一部のみを視認可能とする構成でもよい。
上述した上壁部24には、作業空間S1内の気体を排出する排出装置25が設けられている。なお、排出装置25の設置位置は、適宜変更が可能である。
箱部12の前壁部31は、天板3から上方に立設されるとともに、各側壁部22,23及び上壁部24の前端面に接続されている。具体的に、前壁部31は、一対の支柱(第1支柱32及び第2支柱33)と、支柱32,33同士の間を架け渡す上梁部35及び中間梁部36と、各支柱32,33及び各梁部35,36で画成された部分に嵌め込まれた前側パネル37と、を主に有している。
支柱32,33は、天板3の角部のうち、前側かつ左右方向の両側に位置する角部からそれぞれ上方に立設されている。なお、各支柱32,33は、左右対称の部材である。そのため、以下では、第1支柱32について主に説明し、第2支柱33の説明を適宜省略する。
図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。
図2に示すように、第1支柱32は、前後方向に組み合わされた後支柱部41及び前支柱部42と、後支柱部41及び前支柱部42の上端部に装着された支柱キャップ43(図3参照)と、を備えている。
後支柱部41は、例えば押出成形等によって上下方向に延びる角筒状に形成されている。具体的に、後支柱部41は、筒部45と、筒部45から前方に延びる区画壁46と、を主に備えている。
筒部45の後壁部45aは、側壁部22の前端面に組み付けられている。
区画壁46は、筒部45の前壁部45bにおいて、左右方向の中央部に連設されている。区画壁46は、左右方向の内側(卓上フード4における左右方向の中心に向かう方向)に屈曲しながら、前方に延在している。筒部45の後壁部45aと区画壁46とで画成された空間は、左右方向の内側に向けて開放されたガイド空間S2を構成している。
図3は、第1支柱32の上端部を示す分解斜視図である。
図3に示すように、筒部45において、前壁部45bの上端部には、切欠き部47が形成されている。切欠き部47は、前壁部45bを前後方向に貫通するとともに、前壁部45bの上端縁で開放されている。すなわち、筒部45内とガイド空間S2とは、切欠き部47を通して連通している。
図2に示すように、前支柱部42は、上下方向から見た平面視で後方に向けて開口するC字状に形成されている。前支柱部42は、後支柱部41の前壁部45bを前方から覆うように後支柱部41に組み付けられている。前支柱部42及び後支柱部41において、左右方向の外側を向く面同士は、面一に配置されている。一方、前支柱部42における左右方向の内側に位置する内壁部42aは、筒部45における左右方向の内側に位置する内壁部45cに対して前後方向に隙間S3をあけて対向している。上述したガイド空間S2は、隙間S3を通して左右方向の内側に開口している。なお、前支柱部42と後支柱部41の前壁部45bとで画成された空間は、例えば配線等の配索スペースとして利用できる。
図3に示すように、支柱キャップ43は、例えば樹脂材料等によって形成されている。支柱キャップ43は、天板部51と、天板部51から下方に突出する複数の突出部(例えば、第1突出部52及び第2突出部53)と、を備えている。
天板部51は、平面視において、第1支柱32の外形と同等の形状に形成されている。天板部51は、支柱キャップ43が第1支柱32に装着された状態において、第1支柱32の上端開口部を上方から閉塞している。天板部51には、平面視で上述した隙間S3と重なる部分に、凹部55が形成されている。凹部55は、天板部51を上下方向に貫通するとともに、天板部51の外周縁において左右方向の内側に向けて開口している。したがって、凹部55内は、上述した隙間S3に連通している。なお、天板部51は、隙間S3を含む第1支柱32の上端開口部全体を閉塞していてもよい。
第1突出部52は、天板部51の後部から下方に突出している。第1突出部52は、上述した筒部45内に嵌合されている。
第2突出部53は、天板部51の前部(第1突出部52に対して前方に離間した位置)から下方に突出している。第2突出部53は、第1支柱32における前支柱部42と後支柱部41の前壁部45bとで画成された部分に嵌合されている。なお、支柱キャップ43と第1支柱32との装着方法は、適宜変更が可能である。例えば、各突出部52,53は、第1支柱32に対して爪等によって係止される構成であってもよい。
図1に示すように、各梁部35,36は、上下方向に離間した状態で、左右方向に沿って互いに平行に延在している。上梁部35は、支柱32,33(後支柱部41)の上端部同士を架け渡している。中間梁部36は、支柱32,33(後支柱部41)における上下方向の中間部同士を架け渡している。
前側パネル37は、光透過性を有する材料により形成されている。前側パネル37は、各支柱32,33及び各梁部35,36で画成された枠部分に嵌め込まれている。本実施形態において、箱部12の各壁部21〜24,31により囲まれた空間は、上述した作業空間S1を構成している。作業空間S1は、各支柱32,33、中間梁部36及び天板3で囲まれた開口部11を通じて卓上フード4の外部に連通している。
<開閉機構>
図4は、図1のIV−IV線に沿う断面図である。
図4に示すように、開閉機構15は、線材支持ユニット61と、吊架線材62と、メイン錘63と、上述した昇降扉13と、を備えている。
図3に示すように、線材支持ユニット61は、定滑車である。線材支持ユニット61は、例えば各支柱32,33内においてブラケット(不図示)を介して取り付けられている。具体的に、線材支持ユニット61は、支持プレート71と、線材支持部材73と、を備えている。
支持プレート71は、上述したブラケットから下方に延設されている。支持プレート71は、後支柱部41の筒部45内に上方から進入している。
線材支持部材73は、左右方向に延びる軸線回りに回転可能に、支持プレート71に支持されている。
図4に示すように、吊架線材62は、例えばステンレス製のワイヤロープである。吊架線材62は、線材支持部材73に上方から掛け回されている。すなわち、吊架線材62は、延在方向の中途部分が線材支持部材73で折り返されることで、第1端部及び第2端部が下方に垂れ下がった状態で線材支持部材73に掛け回されている。吊架線材62の第1端部は、後支柱部41の筒部45内に配置されている。一方、吊架線材62の第2端部は、後支柱部41の切欠き部47(図3参照)を通して上述したガイド空間S2に進入している。
メイン錘63は、後支柱部41の筒部45内において、吊架線材62の第1端部に接続されている。メイン錘63は、昇降扉13と釣り合うように重さが設定されていることが好ましい。メイン錘63は、線材支持部材73に沿った吊架線材62の走行により筒部45内を上下昇降可能に構成されている。なお、メイン錘63と筒部45との間には、メイン錘63の上下動を案内するガイド部材等が設けられていてもよい。
<昇降扉>
図1に示すように、昇降扉13は、上述した前側パネル37よりも前方において、各支柱32,33間を架け渡している。昇降扉13は、各支柱32,33にスライド昇降可能に支持されている。昇降扉13は、スライド昇降に伴い、開口部11を開閉する。具体的に、昇降扉13は、扉本体81と、扉本体81の下端部に取り付けられた下部カバー82と、扉本体81の上端部に取り付けられた重さ調整機構83と、を有している。
扉本体81は、光透過性を有する材料により板状に形成されている。扉本体81の左側端部は、第1支柱32の隙間S3内に配置されている(図2等参照)。扉本体81の右側端部は、第2支柱33の隙間S3内に配置されている。なお、扉本体81は、光不透過性の材料(例えば、金属材料や樹脂材料等)により形成してもよい。
下部カバー82は、左右方向に延在する長尺部材である。下部カバー82は、板金加工等によって上下方向に沿う縦断面視で上方に開口するU字状に形成されている。下部カバー82は、扉本体81の下端部を下方及び前後両側から取り囲むように、扉本体81に装着されている。下部カバー82の下端面は、昇降扉13の閉位置において、天板3に上方から当接する当接面として機能する。
下部カバー82には、前方に向けて突出する把持部85が形成されている。把持部85は、下部カバー82において、左右方向の全体に亘って形成されている。但し、把持部85は、下部カバー82における左右方向の少なくとも一部に形成されていればよい。
図4に示すように、下部カバー82における左右方向の両端部は、接続部材87を介して各支柱32,33内に配置された吊架線材62の第2端部にそれぞれ接続されている。接続部材87は、上述したガイド空間S2内において、吊架線材62の第2端部に接続されている。接続部材87は、隙間S3(図2参照)を通して下部カバー82に連結されている。図3に示すように、昇降扉13は、線材支持部材73に沿った吊架線材62の走行により接続部材87がガイド空間S2を上下昇降することで、支柱32,33に沿ってスライド昇降する。すなわち、各支柱32,33(前支柱部42、区画壁46及び前壁部45b)は、昇降扉13をスライド昇降可能に支持するガイドレールとして機能する。なお、接続部材87は、例えばガイドローラ等によって支柱32,33に上下昇降可能に支持されている。支柱32,33とは別にガイドレールを設けても構わない。
<重さ調整機構>
図5は、昇降扉13の上部を示す分解斜視図である。
図5に示すように、重さ調整機構83は、上部カバー100及びエンドキャップ101を有するカバーユニット102と、調整錘103と、を主に備えている。
カバーユニット102は、左右方向の長さが扉本体81に比べて短くなっている。カバーユニット102は、扉本体81の両端部(隙間S3内に位置する部分)を露出させた状態で、扉本体81に装着されている。すなわち、カバーユニット102は、昇降扉13の閉位置において支柱32,33に対して左右方向の内側に配置されている。
上部カバー100は、左右方向に延在するとともに、左右方向の外側に向けて開口する長尺部材である。上部カバー100は、扉本体81の上端部に装着されている。具体的に、上部カバー100は、上部カバー100の外装部分を構成する外装部110と、扉本体81に突き当たる突当部111〜113(図5,6参照)と、エンドキャップ101を取り付けるための取付台座114と、を有している。
外装部110は、上下方向に沿う縦断面視で下方を向くU字状に形成されている。外装部110は、扉本体81を上方及び前後両側から取り囲むように、扉本体81に装着されている。
図6は、重さ調整機構83を左後方から見た分解斜視図である。
図5、図6に示すように、突当部111〜113は、外装部110から扉本体81に向けて突出している。例えば、突当部111〜113は、外装部110の下端開口縁のうち、前側端縁から後方に突出する前突当部111、後側端縁から前方に突出する後突当部112、及び外装部110の頂壁部から下方に突出する上突当部113である。前突当部111は、扉本体81の前面に突き当たっている。後突当部112は、扉本体81の後面に突き当たっている。上突当部113は、扉本体81の上端面に突き当たっている。これにより、外装部110の内面と扉本体81との間には、隙間が設けられている。なお、突当部のレイアウトや数等は、適宜変更が可能である。
取付台座114は、外装部110における左右方向の両端開口縁から外装部110の内側に向けて突設されている。本実施形態において、取付台座114は、外装部110のうち、扉本体81を間に挟んで前後両側に配置されている。但し、取付台座114のレイアウトや数等は、適宜変更が可能である。
エンドキャップ101は、上部カバー100における左右方向の両端部に着脱可能に装着されている。なお、各エンドキャップ101は、左右対称の部材である。そのため、以下の説明では、上部カバー100の左側端部に装着されるエンドキャップ101について説明し、上部カバー100の右側端部に装着されるエンドキャップ101の説明を省略する。
図5、図6に示すように、エンドキャップ101は、閉塞部120と、ボス部121と、錘保持部122と、を主に有している。
閉塞部120は、左右方向から見た側面視外形が、上部カバー100の左側開口縁に倣った形状に形成されている。閉塞部120における前後方向の中央部分には、スリット125が形成されている。スリット125は、閉塞部120を左右方向に貫通するとともに、閉塞部120の下端面で開口している。スリット125内には、エンドキャップ101が上部カバー100に装着された状態において、扉本体81の上端部が嵌合される。なお、スリット125の内面と扉本体81との間には、隙間があってもよい。
閉塞部120は、ビス等によって上部カバー100の上述した取付台座114に固定される。これにより、エンドキャップ101は、上部カバー100の左側開口部を閉塞した状態で、扉本体81及び上部カバー100に装着される。なお、エンドキャップ101は、圧入(ボス部121の圧入)や爪等による係止によって上部カバー100に装着されていてもよい。
ボス部121は、閉塞部120のうち、スリット125よりも前方に位置する部分から左右方向の内側(右側)に向けて突出している。ボス部121は、外装部110の内側において、外装部110の内面と扉本体81の前面とで画成された部分に進入している。
図7は、エンドキャップ101及び調整錘103を右側から見た分解斜視図である。
図7に示すように、錘保持部122は、例えば左右方向に延びる角筒状に形成されている。錘保持部122は、閉塞部120のうち、スリット125よりも後方に位置する部分から左右方向の内側に向けて突出している。錘保持部122は、外装部110の内側において、外装部110の内面と扉本体81の後面とで画成された部分に進入している。錘保持部122には、錘保持部122を前後方向に貫通する貫通孔127が形成されている。錘保持部122の内面には、左右方向に延びるリブ129が形成されている。なお、錘保持部122は、調整錘103を保持できる構成であれば、筒状に限られない。
図6、図7に示すように、上述した錘保持部122には、調整錘103が付け替え可能に保持されている。調整錘103は、例えば板状に形成されている。調整錘103には、調整錘103を前後方向に貫通する雌ねじ孔131が形成されている。調整錘103は、左右方向の内側から錘保持部122内に差し込まれる。調整錘103は、錘保持部122の貫通孔127を通して調整錘103の雌ねじ孔131にビス132が螺着されることで、錘保持部122に固定されている。
なお、本実施形態では、ビス132を調整錘103に螺着する構成について説明するが、この構成のみに限られない。例えば、ビス132を錘保持部122に螺着し、ビス132の先端面と錘保持部122におけるビス132との対向面との間で調整錘103を挟持する構成であってもよい。調整錘103は、錘保持部122への圧入や爪等による係止によって固定してもよい。このように、錘保持部122への調整錘103の固定方法は、適宜変更が可能である。
調整錘103のうち、錘保持部122よりも左右方向の内側に突出した部分は、錘保持部122とともに、外装部110の内側に進入している。すなわち、外装部110の内面と扉本体81の後面とで画成された部分は、左右方向の外側に向けて開口するとともに、調整錘103及び錘保持部122を収容する錘収容部133を構成している。調整錘103は、錘収容部133内に収容された状態において、カバーユニット102に周囲が覆われることで、視認不能になっている。なお、調整錘103は、上部カバー100内で上部カバー100に固定される構成でもよい。
上述した錘保持部122には、重さの異なる複数の調整錘103の中から一の調整錘103が選択して取り付けられる。各調整錘103は、例えば左右方向の長さを異ならせることで、重さを異ならせている。なお、重さ調整機構83による重さ調整方法については、後に詳述する。
本実施形態の卓上フード付き作業台1を使用して実験を行う場合は、まず把持部85を把持して昇降扉13を所定量上昇させ、開口部11の一部を開放させる。その後、開口部11を通じて作業空間S1に手を差し入れることで、作業空間S1での実験が可能になる。この際、作業空間S1内の気体が排出装置25を通じて排出されるとともに、開口部11を通じて作業空間S1に空気が供給される。これにより、作業空間S1内の気体が卓上フード付き作業台1の外部(研究施設内)への流出を抑制した上で、実験を行うことができる。
図8は、昇降扉13が最上端位置にある状態を示す卓上フード付き作業台1を左前方から見た斜視図である。
図8に示すように、本実施形態の昇降扉13は、最上端位置において、扉本体81の上端部が支柱キャップ43の凹部55(図3参照)を通して支柱32,33よりも上方に突出している。したがって、カバーユニット102は、昇降扉13の少なくとも最上端位置にあるとき、支柱32,33よりも上方に位置している。
次に、上述した卓上フード付き作業台1の作用として、開閉機構15の重さ調整方法について説明する。以下の説明では、卓上フード付き作業台1の施工時において、扉本体81を箱部12に組み付けた後、扉本体81に重さ調整機構83を取り付ける工程から説明する。
まず、下部カバー82を把持して、昇降扉13(扉本体81)を最上端位置に上昇させる。その後、扉本体81の上端部に上部カバー100を装着する。
続いて、図7に示すように、エンドキャップ101に調整錘103を装着する(重さ調整工程)。重さ調整工程では、昇降扉13自体の重さとメイン錘63の重さとが釣り合うように(略平衡になるように)、重さの異なる複数の調整錘103の中から最適な調整錘103を選択する。そして、選択した調整錘103をエンドキャップ101の錘保持部122内に差し込み、ビス132によって調整錘103を錘保持部122に固定する。
なお、重さ調整工程では、基準重さとなる調整錘103が予めエンドキャップ101に装着された状態で、昇降扉13及びメイン錘63の重さに応じて基準重さの調整錘103に対して軽い若しくは重い調整錘103を付け替えるようにしてもよい。重さ調整工程において、調整錘103が未装着の状態で昇降扉13及びメイン錘63の釣り合いが取れている場合は、調整錘103を装着しなくてもよい。
次に、図6、図7に示すように、エンドキャップ101を上部カバー100に装着する(エンドキャップ装着工程)。具体的には、調整錘103を左右方向の内側を向けた状態で、エンドキャップ101の閉塞部120が上部カバー100の左右方向の外側開口縁に突き当たる位置まで、エンドキャップ101を上部カバー100に対して左右方向の内側に接近移動させる。すると、調整錘103が錘収容部133内に進入するとともに、ボス部121が上部カバー100の内側に進入する。その後、閉塞部120と取付台座114とをビス等で固定する。これにより、重さ調整機構83が扉本体81に取り付けられる。
なお、例えば卓上フード付き作業台1の施工後のメンテナンス時においても、上述した重さ調整方法と同様の方法により、昇降扉13及びメイン錘63のバランス調整を行うことができる。すなわち、昇降扉13を最上端位置に上昇させた後、エンドキャップ101を上部カバー100から取り外す。続いて、エンドキャップ101に取り付けられた調整錘103を取り外し、重さの異なる調整錘103に付け替える。そして、エンドキャップ101を再び上部カバー100に装着する。
このように、本実施形態では、扉本体81に取り付けられ、昇降扉13自体の重さを調整可能な重さ調整機構83を備える構成とした。
この構成によれば、重さ調整機構83の重さを調整することで、例えば昇降扉13とメイン錘63とが釣り合うように、昇降扉13自体の重さを調整できる。この際、昇降扉13の重さ調整機構83において重さ調整を行うことで、例えばメイン錘の重さを調整する場合のように、支柱に設けられた線材支持部材やエンドキャップ等を取り外す必要がない。また、昇降扉13はメイン錘よりも前方に配置されるのが一般的であるため、メイン錘の重さを調整する場合に比べて重さ調整機構83へのアクセスが容易になる。
これにより、重さ調整作業の効率化を図ることができる。その結果、例えば扉本体81の重量ばらつきに関わらず、昇降扉13とメイン錘63とのバランスを取ることができ、昇降扉13のスムーズかつ正確な昇降操作が可能になる。
本実施形態では、重さ調整機構83が調整錘103を収容可能な錘収容部133を備えている構成とした。
この構成によれば、例えば重さの異なる調整錘103の中から最適な調整錘103を選択して、錘収容部133に収容することで、昇降扉13の重さ調整を行うことができる。これにより、重さ調整作業の更なる効率化を図ることができる。
本実施形態では、扉本体81の上端部に装着された上部カバー100に錘収容部133が形成されている構成とした。
この構成によれば、上部カバー100によって調整錘103を覆うことができるので、昇降扉13の意匠性を向上させることができる。
しかも、扉本体81の上方から上部カバー100を装着することで、上部カバー100が扉本体81に下方から支持されることになる。これにより、昇降扉13の昇降動作に伴う上部カバー100及び調整錘103の脱落を抑制できる。
本実施形態では、錘収容部133が上部カバー100において左右方向の外側に向けて開口している構成とした。
この構成によれば、錘収容部133が例えば上部カバー100の前部で開口している構成と異なり、昇降扉13を前方から見たときに錘収容部133の開口部が視認不能になる。そのため、意匠性を向上させることができる。
本実施形態では、上部カバー100に装着されるエンドキャップ101に、調整錘103が着脱可能に取り付けられる構成とした。
この構成によれば、エンドキャップ101に調整錘103を取り付けた状態で、エンドキャップ101を上部カバー100に装着することができる。そのため、例えば上部カバー100に対して調整錘103及びエンドキャップ101を別々に装着する場合に比べて調整錘103の装着作業が容易になる。
本実施形態では、昇降扉13が少なくとも最上端位置にあるとき、重さ調整機構83が支柱32,33よりも上方に突出する構成とした。
この構成によれば、昇降扉13を最上端位置に上昇させることで、重さ調整作業を行うことができる。これにより、重さ調整作業を行うにあたって調整錘103の周辺部材(例えば、線材支持ユニット61や支柱キャップ43等)を取り外す等の作業が必要ないので、重さ調整作業の効率化を図ることができる。
本実施形態では、卓上フード付き作業台1(卓上フード4)が上述した昇降扉13を備えているため、重さ調整可能が簡単で、スムーズかつ正確な昇降操作が可能な卓上フード付き作業台1(卓上フード4)を提供できる。
本実施形態では、メイン錘63が支柱32,33の内部に収納されている構成とした。
この構成によれば、メイン錘63が外部から視認不能になるので、卓上フード4の意匠性を向上させることができる。特に、本実施形態では、上述した昇降扉13を備えているため、支柱32,33内に収納されたメイン錘63にアクセスすることなく、重さ調整作業を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、上述した実施形態では、本発明に係る昇降扉13を卓上フード付き作業台1に採用する構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、卓上フード付き作業台1以外の什器(例えば、キャビネット等)の扉や、エレベータの上下開閉式ドア、冷凍室や冷蔵庫等に設けられるスライド昇降式の防熱扉等に本発明に係る昇降扉を採用することが可能である。
上述した実施形態では、箱部12の前壁部31に昇降扉13(開閉機構15)を設ける構成について説明したが、この構成のみに限られない。箱部12の各周壁部(後壁部21や側壁部22,23等)のうち、少なくとも一の壁部に昇降扉13を設けることが可能である。
上述した実施形態では、支柱32,33内にメイン錘63を収納する構成について説明したが、この構成のみに限られない。箱部12を構成する各周壁部(後壁部21や側壁部22,23等)の内部にメイン錘63を収納してもよい。但し、本実施形態のようにメイン錘63を支柱32,33内に収納することで、前壁部31以外の周壁部に昇降扉13を設けたり、各壁部に光透過性を有するパネルを用いたりすることができる点で優位性がある。
上述した実施形態では、扉本体81の重量ばらつきに対して調整錘103を付け替える構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、サイズ(重さ)が異なる扉本体81に対して同じメイン錘63を用いる場合に、調整錘103の重さを調整することで、昇降扉13とメイン錘63との釣り合いを取ることも可能である。
上述した実施形態では、重さの異なる調整錘103を付け替える構成について説明したが、この構成のみに限らず、扉本体81に取り付ける調整錘の個数等を変更して重さ調整作業を行ってもよい。
上述した実施形態では、エンドキャップ101に調整錘103を装着する構成について説明したが、この構成のみに限らず、上部カバー100自体に調整錘103を装着する構成であってもよい。この場合には、エンドキャップ101を有さない構成でもよい。また、調整錘103は、上部カバー100に限らず、扉本体81の任意の位置に装着してもよい。この場合、扉本体81に調整錘103を直接取り付けたり、扉本体81に錘収容部を形成したりしてもよい。
上述した実施形態では、調整錘103によって重さ調整を行う構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、扉本体81に取り付けられる付属部品(例えば、下部カバー82や上部カバー100等)を、重さを異ならせて複数組準備してもよい。すなわち、昇降扉13及びメイン錘63の重さに応じて重さの異なる付属部品から最適な付属部品を選択して、扉本体81に取り付けることで、昇降扉13及びメイン錘63の釣り合いを取ることができる。この場合には、上述した付属部品が重さ調整機構に相当する。
上述した実施形態では、重さ調整工程において、昇降扉13とメイン錘63との釣り合いを取る構成について説明したが、この構成のみに限らず、昇降扉13とメイン錘63との間で所定の重量差ができるように調整してもよい。
上述した実施形態では、カバーユニット102の左右方向における両端部に調整錘103を装着する構成について説明したが、この構成のみに限らず、カバーユニット102の左右方向における少なくとも第1端部のみに調整錘103を装着する構成でもよい。
上述した実施形態では、吊架線材62としてワイヤロープを用いた場合について説明したが、この構成のみに限られない。吊架線材62は、ベルトや歯付ベルトであってもよく、ローラチェーンに代表されるチェーン等であってもよい。
上述した実施形態では、線材支持部材73として滑車を用いた場合について説明したが、この構成のみに限られない。線材支持部材73は、プーリやスプロケット等であってもよい。プーリは、吊架線材62がワイヤやベルト、歯付ベルト等の場合に好適に用いられる。スプロケットは、吊架線材62がローラチェーン等の場合に好適に用いられる。
上述した実施形態では、扉本体81の下端部に下部カバー82が装着され、上端部に上部カバー100が装着されて昇降扉13を構成している場合について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、昇降扉13が、扉本体81と、扉本体81の外周部分を取り囲む枠体と、を有する構成であってもよい。この場合、枠体のうち、扉本体81の上端部を覆う上枠部分を、上述した実施形態の上部カバーとして機能させてもよい。枠体のうち、扉本体81の下端部を覆う下枠部分を、上述した実施形態の下部カバーとして機能させてもよい。
上述した実施形態では、扉本体81自体が隙間S3内に配置される構成について説明したが、この構成のみに限られない。昇降扉13の少なくとも一部(例えば、枠体等)が隙間S3内に配置される構成でもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…卓上フード付き作業台
4…卓上フード(局所排気装置、箱体)
11…開口部
12…箱部
13…昇降扉
21…後壁部(周壁部)
22…側壁部(周壁部)
23…側壁部(周壁部)
31…前壁部(周壁部)
32…第1支柱(支柱、ガイドレール)
33…第2支柱(支柱、ガイドレール)
62…吊架線材
63…メイン錘
73…線材支持部材
81…扉本体
83…重さ調整機構
100…上部カバー
101…エンドキャップ(端部部材)
103…調整錘
133…錘収容部
S1…作業空間(内部空間)

Claims (3)

  1. 線材支持部材に掛け回されるとともに、第1端部にメイン錘が接続された吊架線材の第2端部に接続され、前記線材支持部材に沿った前記吊架線材の走行によりスライド昇降可能に構成された昇降扉と、
    前方に開口するとともに、前記昇降扉のスライド昇降によって開閉される開口部を有し、前記昇降扉とともに内部空間を画成する箱部と、を備え、
    前記昇降扉は、
    扉本体と、
    前記扉本体に設けられ、当該昇降扉自体の重さを調整可能な重さ調整機構と、を備え
    前記メイン錘は、前記箱部を構成する支柱の内部、及び周壁部の内部の何れかに収納され、
    前記重さ調整機構は、前記支柱及び前記周壁部のうち前記メイン錘が収納された部分よりも前方に配置されている箱体
  2. 前記扉本体は、スライド昇降可能にガイドレールに支持され、
    前記重さ調整機構は、当該昇降扉が少なくとも最上端位置にあるとき、前記ガイドレールよりも上方に突出する請求項1に記載の箱体
  3. 請求項又は請求項に記載の箱体を備えている局所排気装置。
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