JP7137946B2 - 昇降扉、フード、フード付き作業台、昇降扉の組立方法 - Google Patents

昇降扉、フード、フード付き作業台、昇降扉の組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、昇降扉、フード、フード付き作業台、昇降扉の組立方法に関する。
実験、研究等の作業を行う際に、周囲の環境や作業者にとって有害であったり不快感を与えられたりするガスや臭いが発生する場合がある。このような場合、例えば特許文献1,2等に示されるようなドラフトチャンバーやヒュームフード、卓上フード(以下、これらをフードと称する)が用いられている。フードは、作業を行う作業台上に設置され、フードの内側に形成される作業空間内の雰囲気を吸引することで、ガスや臭いがフードの周囲に漏出するのを抑える。
このようなフードは、フードの外部と作業空間内とを連通する開口部と、開口部を開閉するため、上下方向にスライド可能に設けられた昇降扉と、を備えている。昇降扉は、例えば昇降扉の幅方向両側に設けられた一対の支柱に支持されている。支柱には、上下方向に延びるガイド溝が形成されている。昇降扉は、幅方向の両端部がガイド溝内に収容された状態で、ガイド溝に沿って上下方向にスライドする。
特許第3553355号公報 特許第6037785号公報
ところで、昇降扉を支柱に組み付ける際には、昇降扉における幅方向の両端部を上述したガイド溝内に挿入する必要がある。昇降扉の組立方法としては、ガイド溝の上方から昇降扉を挿入することが考えられる。しかし、この方法では、昇降扉の下端を支柱よりも上方に持ち上げたり、昇降扉の高さ寸法以上の寸法を支柱の上端と天井との間に確保したりする必要がある。
また、昇降扉の幅を、一対の支柱同士の間隔よりも狭くして、昇降扉を一対の支柱同士の間に例えば前方から進入させた後、昇降扉における幅方向の両端部に、ガイド溝に挿入される被ガイド部材を取り付けることも考えられる。しかし、この方法では、昇降扉に被ガイド部を取り付けるまで、一対の支柱同士の間に昇降扉を進入させた状態で保持する必要がある。
このように、従来の昇降扉は、組み立て時の作業性を向上させる点で改善の余地があった。
本発明は、昇降扉を組み立てる際の作業性を向上させることができる昇降扉、フード、フード付き作業台、昇降扉の組立方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る昇降扉は、板状に形成されるとともに、幅方向の両端部に被ガイド部を有する扉本体と、前記扉本体の幅方向両側で上下方向に延びるとともに、前記被ガイド部を収容した状態で前記扉本体の上下方向の移動を案内するガイド溝を有したガイド部材と、前記ガイド溝内または前記ガイド溝の延長線上に接続され、前記被ガイド部が前記扉本体の厚さ方向に通過可能とされたアクセス部と、拘束部材と、を備える昇降扉であって、前記拘束部材は、前記昇降扉の設置面上に着脱可能に設けられ、前記被ガイド部が前記ガイド溝内に収容された状態で、前記被ガイド部の下端に当たることで、前記扉本体の下方移動を規制して、前記被ガイド部の前記アクセス部への進入を拘束する。
本発明の一態様に係る昇降扉の組立方法は、前記扉本体を前記扉本体の厚さ方向に移動させ、前記アクセス部を通して前記被ガイド部を前記ガイド溝内または前記ガイド溝の延長線上に配置する工程と、前記扉本体を上方に移動させ、前記被ガイド部を前記ガイド溝に配置する工程と、前記拘束部材の設置面において、前記ガイド溝に対向する位置に前記拘束部材を設置し、前記被ガイド部の前記アクセス部への移動を拘束する工程と、を含む。
本態様によれば、ガイド溝内またはガイド溝の延長線上に接続されたアクセス部が、被ガイド部を通過可能に構成されているため、アクセス部を通じてガイド溝またはガイド溝の延長線上に扉本体を厚さ方向の一方から進入させることができる。これにより、例えば扉本体を上方から組み付ける場合と異なり、扉本体をガイド部よりも上方に持ち上げたり、支柱と天井との間の間隔を考慮したりする必要がない。また、アクセス部を通じてガイド溝またはガイド溝の延長線上に扉本体を進入させることができるので、扉本体に予め被ガイド部を設けておくことが可能になる。そのため、扉本体をガイド部に進入させた後に被ガイド部を設ける等の工程が不要になる。
しかも、本態様では、被ガイド部がガイド溝内に収容された状態で扉本体の下方移動を規制して、被ガイド部のアクセス部への進入を拘束する拘束部材を備えているため、扉本体(被ガイド部)をガイド溝に進入させた後、被ガイド部がアクセス部を通じてガイド溝から脱落するのを抑制できる。
これにより、昇降扉を組み立てる際の作業性を向上させることができる。
本発明の一態様に係る昇降扉において、当該昇降扉の設置面上に設けられ、前記ガイド部材の下端と前記設置面との上下方向の間隔が、前記扉本体の下端から前記被ガイド部の上端までの高さ寸法以上となるよう、前記ガイド部材を支持する支持部材を備え、前記アクセス部は、前記ガイド部材の下端と前記設置面との間に形成されていてもよい。
この構成によれば、例えば設置面に拘束部材を取り付ける前の状態にあっては、ガイド溝またはガイド溝の延長線上となる位置にアクセス部を通じて扉本体を扉本体の厚さ方向に沿って進入させることができる。その後、扉本体を上方に移動させることで、扉本体の被ガイド部を対応するガイド溝に収容することができる。これにより、作業性の更なる向上を図ることができる。
本発明の一態様に係る昇降扉において、前記ガイド部材は、前記ガイド溝に対して前記扉本体の厚さ方向の一方に位置する溝壁部を有し、前記アクセス部は、前記溝壁部に形成され、前記扉本体の厚さ方向の一方から前記ガイド溝内または前記ガイド溝の延長線上に前記被ガイド部を通過可能とする切り欠き部であってもよい。
この構成によれば、例えば設置面に拘束部材を取り付ける前の状態にあっては、ガイド溝またはガイド溝の延長線上となる位置にアクセス部である切欠き部を通じて扉本体を扉本体の厚さ方向に沿って進入させることができる。その後、扉本体を上方に移動させることで、扉本体の被ガイド部を対応するガイド溝に収容することができる。これにより、作業性の更なる向上を図ることができる。
本発明の一態様に係る昇降扉において、前記拘束部材上に前記扉本体が載置された状態で、前記被ガイド部の少なくとも上端部が、前記ガイド溝内に収容されていてもよい。
この構成によれば、扉本体の被ガイド部をガイド溝に組み付けた後に拘束部材を取り付けることで、更なる作業性の向上を図ることができる。
本発明の一態様に係るフードは、上記態様の昇降扉を備える。
本発明の一態様に係るフード付き作業台は、上記態様のフードを備える。
この構成によれば、上記態様に係る昇降扉を備えているため、組み立て時の作業性を向上させることができる。
本発明の一態様によれば、昇降扉を組み立てる際の作業性を向上させることができる。
本実施形態に係るフード付き作業台の全体構成を示す斜視図である。 上記フード付き作業台を図1とは異なる角度から見た斜視図である。 第1実施形態における前壁部の部分斜視図である。 第1実施形態における前壁部の部分正面図である。 図3から扉本体およびカバーを取り外した状態を示す前壁部の部分斜視図である。 第1実施形態における昇降扉を構成する第一ガイド部材を主に示す前壁部の部分斜視図である。 第1実施形態における第一ガイド部材の下端近傍を示す前壁部の拡大斜視図である。 第1実施形態における昇降扉を構成する第二ガイド部材およびストッパ部材を主に示す前壁部の斜視図である。 第1実施形態における第二ガイド部材の下端部近傍を示す前壁部の拡大斜視図である。 第1実施形態におけるアクセス部を示す前壁部の斜視図である。 第1実施形態におけるアクセス部を示す前壁部の斜視図である。 第1実施形態における支柱の上端部を示す斜視図である。 第1実施形態における昇降扉の組立方法を示すフローチャートである。 第2実施形態における昇降扉の構成を示す斜視図である。 昇降扉の斜視展開図である。
以下、添付図面を参照して、本発明による昇降扉、フード、フード付き作業台、昇降扉の組立方法を実施するための形態を説明する。しかし、本発明は本実施形態のみに限定されるものではない。
(第1実施形態)
[フード付き作業台]
図1は、本実施形態に係るフード付き作業台1の全体構成を示す斜視図である。図2は、上記フード付き作業台を図1とは異なる角度から見た斜視図である。
図1、図2に示すように、フード付き作業台1は、天板12を有した作業台本体10と、作業台本体(作業台)10の天板12に設けられたフード20と、を備えている。このようなフード付き作業台1は、例えば、実験、研究を行う施設の室内等に設置され、フード20の内側に形成される作業空間S1内の気体がフード20から室内に漏出するのを抑える。
<作業台本体>
作業台本体10は、床面上に設置される下部構造部11と、下部構造部11上に設けられる天板12と、を備えている。天板12は、その上面に、水平面内に位置する作業面(設置面)12tを有する。
<フード>
フード20は、下方に向けて開口する箱型に形成されている。フード20は、天板12上に組み付られることで、天板12の作業面12tとともに、略直方体状の作業空間S1を画成する。なお、フード20は、作業台本体10に対して着脱可能に組み付けられる構成であっても、作業台本体10と一体形成されていてもよい。
フード20は、水平方向の一方の側に開口する開口部21A、および水平方向において開口部21Aとは反対側に開口する開口部21Bを有する。
以下の説明において、開口部21Aが開口する方向を「前方」、開口部21Bが開口する方向を「後方」とし、開口部21Aと開口部21Bとを結ぶ方向を「前後方向」、水平面内において前後方向に直交する方向を「左右方向」、前後方向および左右方向に直交する方向を「上下方向」と称することとする。図中において、矢印UPは上方を示し、矢印FRは前方を示し、矢印LHは左方を示している。
フード20は、前方に位置し、開口部21Aを有する前壁部22と、後方に位置し、開口部21Bを有する後壁部23と、前壁部22および後壁部23に対し、左右方向両側に設けられた側壁部24と、上壁部25と、を備えている。
前壁部22は、天板12の前端部12fに配置され、作業面12tから上方に向かって延びるよう立設されている。前壁部22は、一対の支柱(支持部材)31と、一対の支柱31の間に設けられた固定壁32および昇降扉60と、を備える。
支柱31は、天板12の幅方向両側に設けられ、作業面12tから上方に向かって延びるよう立設されている。
固定壁32は、前壁部22の上半部に設けられている。固定壁32は、上下に間隔をあけて設けられ、それぞれ左右方向に延びて両端部が一対の支柱31に接続された上下の枠材32aと、上下の枠材32aの間に組み込まれたパネル32cと、を備えている。パネル32cは、金属、ガラス(例えば強化ガラス)、合成樹脂(例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂)等から形成されている。パネル32cは、光透過性を有する材料から形成してもよい。
昇降扉60は、一対の支柱31の間に設けられている。昇降扉60の扉本体61は、上下方向に昇降可能に設けられている。フード20では、扉本体61を上方にスライドさせることで、扉本体61の下端と天板12の作業面12tとの間に開口部21Aが形成される。
後壁部23は、天板12の後端部に配置され、作業面12tから上方に向かって延びるよう立設されている。これにより、後壁部23は、前壁部22に対し、前後方向に間隔をあけて対向配置されている。後壁部23は、前壁部22と同様の構成を有している。すなわち、後壁部23は、一対の支柱31の間に設けられた固定壁32および昇降扉60と、を備えている。後壁部23では、昇降扉60が上方にスライドすることで、昇降扉60の下端と天板12の作業面12tとの間に開口部21Bが形成される。
なお、後壁部23は、昇降扉60(開口部21B)を有さない構成としてもよい。
側壁部24は、前壁部22の支柱31と、後壁部23の支柱31との間に設けられている。側壁部24は、天板12における左右両側の側端部12sに配置され、作業面12tから上方に向かって延びるよう立設されている。
側壁部24は、前後方向の中間部に配置された中間柱41と、中間柱41の前後にそれぞれ設けられた側部パネル42と、を備えている。
中間柱41は、天板12の作業面12tから上方に向かって延びるよう立設されている。
側部パネル42は、天板12の幅方向両側の側端部12sにそれぞれ配置されている。各側部パネル42は、作業面12tに固定され、その外周部に設けられた矩形のフレーム43と、フレーム43の内側に設けられたパネル材44と、を備えている。
フレーム43は、上部フレーム46と、下部フレーム47と、一対の側部フレーム48と、を備えている。
一対の側部フレーム48は、それぞれ、天板12の作業面12tから上方に向かって延びるよう立設されている。側部フレーム48は、支柱31または中間柱41に沿って設けられている。
上部フレーム46は、側部パネル42の上端部に沿って、前後方向に延びている。上部フレーム46は、一対の側部フレーム48の上端部間に設けられている。
下部フレーム47は、側部パネル42の下端部に沿って、前後方向に延びている。下部フレーム47は、一対の側部フレーム48の下端部間に設けられている。
パネル材44は、金属、ガラス(例えば、強化ガラス)、合成樹脂(例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂)等から形成されている。パネル材44は、光透過性を有する材料から形成してもよい。
図2に示すように、上壁部25は、前後方向の両側に設けられた梁材51と、前後の梁材51の中間部に設けられた中間梁52と、上部パネル53と、排出口54と、を備えている。
各梁材51は、左右方向に沿って延び、その両端部が、前壁部22および後壁部23の左右方向両側に位置する一対の支柱31の上端部に連結されている。中間梁52は、前後の梁材51に対し、前後方向の中間部に配置されている。本実施形態において、中間梁52は、前後方向に間隔をあけて2本設けられている。各中間梁52は、左右方向に沿って延び、その両端部が、側壁部24の上部フレーム46に連結されている。
上部パネル53は、前後方向で互いに隣り合う梁材51と中間梁52との間、および前後方向で互いに隣り合う中間梁52同士の間に、それぞれ設けられている。上部パネル53は、金属、ガラス(例えば、強化ガラス)、合成樹脂(例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂)等から形成されている。上部パネル53は、光透過性を有する材料から形成してもよい。
排出口54は、上壁部25の前後方向の中間部に位置する上部パネル53に設けられている。排出口54は、上壁部25を上下方向に貫通し、フード20内の作業空間S1とフード20外とを連通している。この排出口54には、筒状の排気ダクト(図示無し)が接続される。排気ダクトは、排出ファン(図示無し)に接続され、作業空間S1内から吸い出した気体を外部に排出する。
このようなフード付き作業台1は、天板12の作業面12t上で各種の実験や研究等のための作業を行う際に、排気ファン(図示無し)を作動させる。すると、排出口54を通して作業空間S1内の気体が吸い出され、作業空間S1内の圧力が、フード付き作業台1が設置された室内の空間S2の雰囲気の圧力よりも低くなる。このように、作業空間S1内を負圧とすることで、作業空間S1内の気体が、室内の空間S2に漏出するのを抑える。
なお、作業空間S1の内部に作業者がアクセスする場合には、前壁部22や後壁部23の昇降扉60を上昇させて開口部21Aや21Bを開く。このとき、不図示の制御装置によって、昇降扉60の昇降動作や作業空間S1内の圧力を検出し、排気ファン(図示無し)による気体の吸引量の調整を行い、作業空間S1内の圧力を適切に制御する。
<昇降扉>
次に、昇降扉60の構成について説明する。
図3は、前壁部22の部分斜視図である。図4は、前壁部22の部分正面図である。図5は、図3から扉本体61およびカバー72を取り外した状態を示す前壁部22の部分斜視図である。図6は、昇降扉60を構成する第一ガイド部材62を主に示す前壁部22の部分斜視図である。
図3~図6に示すように、昇降扉60は、扉本体61と、第一ガイド部材(ガイド部材)62、第二ガイド部材(ガイド部材)63と、ストッパ部材(拘束部材)70(図4、図5参照)と、を主に備えている。
図3、図4に示すように、扉本体61は、全体として板状で、上下の桟材61a,61bと、パネル材61cと、を備えている。
上下の桟材61a,61bは、それぞれ左右方向に沿って延びている。
パネル材61cは、上下の桟材61a,61bの間に設けられている。パネル材61cは、光透過性を有したガラス(例えば、強化ガラス)、合成樹脂(例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂)等から形成されている。
図3~図6に示すように、第一ガイド部材62および第二ガイド部材63は、扉本体61の左右方向両側の支柱31にそれぞれ設けられている。
図7は、第一ガイド部材62の下端62b近傍を示す前壁部22の拡大斜視図である。
図4~図7に示すように、第一ガイド部材62は、支柱31において左右方向内側(扉本体61側)を向く側面31aに設けられている。支柱31は、上下方向に連続する中空筒状で、側面31aに、上下方向に連続するスリット31sが形成されている。第一ガイド部材62は、スリット31sに設けられている。第一ガイド部材62は、支柱31の側面31aから、左右方向内側に突出して設けられている。第一ガイド部材62は、第一ガイド溝(ガイド溝)62mを有している。第一ガイド溝62mは、左右方向内側に開口するとともに、上下方向に連続して形成されている。第一ガイド部材62の下端62bは、天板12の作業面12tよりも上方に離間して配置されている。
本実施形態において、パネル材61cにおける左右方向の幅は、一対の支柱31の側面31a同士の間隔よりも広く、一対の支柱31に設けられた第一ガイド部材62同士の間隔よりも狭くなっている。
図4、図7に示すように、パネル材61cの上端部において、左右方向両側に位置する扉角部(被ガイド部)64は、桟材61aの左右方向両側の端部よりも、左右方向外側に突出している。扉角部64は、第一ガイド部材62の第一ガイド溝62mに挿入される。扉角部64は、第一ガイド溝62m内に挿入された状態で、第一ガイド溝62mに沿って上下方向に移動可能とされている。
図8は、昇降扉60を構成する第二ガイド部材63およびストッパ部材70を主に示す前壁部22の斜視図である。図9は、第二ガイド部材63の下端部近傍を示す前壁部22の拡大斜視図である。
図8、図9に示すように、第二ガイド部材63は、支柱31と一体に設けられている。第二ガイド部材63は、左右方向の内側に開口する平断面視C字状で、上下方向に連続する第二ガイド溝(ガイド溝)63mを有している。第二ガイド溝63mは、支柱31のスリット31sに連続している。
図4に示すように、第二ガイド部材63は、第一ガイド部材62よりも、扉本体61に対して左右方向外側に設けられている。したがって、第二ガイド溝63mは、第一ガイド溝62mよりも、扉本体61に対して左右方向外側に位置している。
図4、図8に示すように、第二ガイド部材63は、第一ガイド部材62の下端62bよりも下方に延びている。第二ガイド部材63の下端63bは、天板12の作業面12tよりも上方に離間して配置されている。
図4、図9に示すように、扉本体61の下端部の左右方向両側には、ガイドユニット(被ガイド部)65がそれぞれ設けられている。すなわち、ガイドユニット65は、扉本体61における左右方向の両端部において扉角部64よりも下方に設けられている。ガイドユニット65は、扉角部64よりも左右方向外側に突出して設けられている。ガイドユニット65は、第二ガイド溝63m内に挿入された状態で、第二ガイド溝63mに沿って上下方向に移動可能となっている。すなわち、扉本体61は、扉角部64を含むパネル材61cにおける左右両端部が第一ガイド溝62mに挿入され、かつガイドユニット65が第二ガイド溝63mに挿入された状態で、支柱31に対して上下動可能に構成されている。
ガイドユニット65は、ユニット本体65aと、ガイドローラ65bと、を備えている。ユニット本体65aは、ブラケット(図示無し)等を介して、扉本体61の下側の桟材61bに連結されている。ユニット本体65aは、扉本体61を昇降させるための昇降機構(図示無し)のケーブル65wに吊下されている。昇降機構によりケーブル65wを上方に引っ張ると、ユニット本体65aが上昇し、これによって扉本体61が上昇する。
ガイドローラ65bは、ユニット本体65aに回転自在に支持されている。本実施形態において、ガイドローラ65bは、例えば上下並んで2個設けられている。ガイドローラ65bは、ガイドユニット65が上下方向に移動するときに、第二ガイド溝63m内で転動する。
図4に示すように、第一ガイド部材62は、下端62bと作業面12tとの間隔L1が、扉本体61における下側の桟材61bからパネル材61cの上端までの高さ寸法H1以上になるようにして、支柱31に支持されている。これにより、図4、図5に示すように、天板12の作業面12tよりも上方に離間して配置された第一ガイド部材62の下端62bと、天板12の作業面12tとの間には、アクセス部A1が形成されている。アクセス部A1は、後述するカバー72が取り外された状態で、前方に向かって開口している。
図10は、アクセス部A1を示す前壁部22の斜視図である。
図10に示すように、昇降扉60の組立の際には、扉本体61を、前方から後方(図10中矢印Pの方向)に移動させる。すると、アクセス部A1を通して、扉本体61の扉角部64が、第一ガイド溝62mの下方であって、第一ガイド溝62mの延長線上に配置される。
図4に示すように、第二ガイド部材63は、下端63bと作業面12tとの間隔L2が、扉本体61(桟材61b)の下端からガイドユニット65の上端までの高さ寸法H2以上となるように、支柱31に設けられている。これにより、図4、図9に示すように、第二ガイド部材63の下端63bと、天板12の作業面12tとの間には、アクセス部A2が形成されている。アクセス部A2は、前方に向かって開口している。
図11は、アクセス部A2を示す前壁部22の斜視図である。
図11に示すように、昇降扉60の組立の際には、扉本体61を、前方から後方(図11中矢印Pの方向)に移動させる。すると、アクセス部A2を通して、ガイドユニット65が、第二ガイド溝63mの下方であって、第二ガイド溝63mの延長線上に配置される。
図9に示すように、ストッパ部材70は、天板12の作業面12tにおいて、ガイドユニット65に対して上下方向で対向する部分に着脱可能に設けられている。ストッパ部材70は、ベース部70aと、受け部70bと、を備えている。ベース部70aは、作業面12tにボルト等により固定される。受け部70bは、ベース部70aよりも所定寸法上方に設けられ、ガイドユニット65の下端が突き当たることで、扉本体61の下方への移動を拘束する。
ガイドユニット65の下端が受け部70bに突き当たった状態で、扉本体61は、ストッパ部材70の高さ分だけ、ストッパ部材70は、天板12の作業面12tよりも上方に位置する。この状態において、図7に示すように、扉角部64は第一ガイド溝62m内に収容され、図9に示すようにガイドユニット65の少なくとも上端部は第二ガイド溝63m内に挿入された状態を維持する。すなわち、扉本体61の下方移動がストッパ部材70により拘束されることで、扉角部64がアクセス部A1と同じ高さまでに移動し、ガイドユニット65がアクセス部A2と同じ高さまで移動するのを拘束する。したがって、扉本体61の下方移動がストッパ部材70により拘束された状態において、扉角部64が第一ガイド溝62mから、ガイドユニット65が第二ガイド溝63mから前方および下方に脱落しない。
このようにして、扉本体61は、扉角部64がアクセス部A1よりも上方に位置し、ガイドユニット65がアクセス部A2よりも上方に位置した状態で上下方向に昇降する。
図6、図7に示すように、第二ガイド溝63mにおいて、第一ガイド部材62の下方には、上部ストッパ71が設けられている。図6に示すように、上部ストッパ71は、第一ガイド部材62を下方から保持するとともに、ガイドユニット65が下方から突き当たることで、扉本体61の上方への移動寸法を規定している。
図12は、支柱31の上端部を示す斜視図である。
図12に示すように、支柱31の上端部には、支柱31の上端開口部を塞ぐ蓋体73が設けられている。蓋体73は、第一ガイド部材62が上方に位置ズレするのを拘束する。
さらに、図3、図9に示すように、支柱31には、第二ガイド部材63やガイドユニット65、ストッパ部材70等を前方から覆うカバー72が装着されている。
次に、昇降扉60の組立方法について説明する。
図13は、昇降扉60の組立方法を示すフローチャートである。
図13に示すように、昇降扉60の組立方法は、支柱立設工程S11と、扉本体配置工程S12と、扉本体上昇工程S13と、ストッパ部材設置工程S14と、を主に備える。
支柱立設工程S11では、支柱31を、天板12の作業面12t上に立設する。
扉本体配置工程S12では、図10、図11に示すように、扉本体61を、フード20の前方から支柱31に組み付ける。具体的には、アクセス部A1を通して扉角部64を含むパネル材61cを第一ガイド溝62mの下方まで進入させ、アクセス部A2を通してガイドユニット65を第二ガイド溝63mの下方まで進入させる。このとき、作業面12t上には、ストッパ部材70は設けられていないため、扉角部64および第一ガイド部材62の下端62b、並びにガイドユニット65および第二ガイド部材63の下端63bがそれぞれ干渉することなく、第一ガイド溝62m、第二ガイド溝63mの下方までそれぞれ進入する。扉角部64が第一ガイド溝62mの下方に、ガイドユニット65が第二ガイド溝63mの下方に進入した状態で、扉本体61は、作業面12t上に載置することができる。
扉本体上昇工程S13では、図7、図9に示すように、扉本体61を上方に移動させる。すると、扉角部64が第一ガイド溝62mに下方から進入するとともに、ガイドユニット65が第二ガイド溝63mに下方から進入する。これにより、扉本体61は、作業面12tに対し、上方に離間した状態とされる。
ストッパ部材設置工程S14は、図9に示すように、天板12の作業面12tにおいて、ガイドユニット65に対して上下方向で対向する位置にストッパ部材70を設置する。これにより、扉本体61の下方への移動が規制され、扉角部64は第一ガイド溝62m内に収容され、ガイドユニット65の少なくとも上端部は第二ガイド溝63m内に挿入された状態を維持する。すなわち、扉本体61の下方移動がストッパ部材70により拘束されることで、扉角部64がアクセス部A1と同じ高さまでに移動し、ガイドユニット65がアクセス部A2と同じ高さまで移動するのを拘束する。
このようにして、昇降扉60の組立が完了する。
本実施形態では、ガイド溝62m,63m内またはガイド溝62m,63mの延長線上に接続され、扉角部64およびガイドユニット65がそれぞれ前後方向に通過可能とされたアクセス部A1,A2を備える構成とした。
このような構成によれば、アクセス部A1,A2を通じてガイド溝62m、63mに扉本体61を前方から組み付けることができる。これにより、例えば扉本体を上方から組み付ける場合と異なり、扉本体を支柱よりも上方に持ち上げたり、支柱と天井との間の間隔を考慮したりする必要がない。また、アクセス部A1,A2を通じてガイド溝62m、63mに扉本体61を組み付けることができるので、扉本体61に予め被ガイド部(扉角部64、ガイドユニット65)を設けておくことが可能になる。そのため、扉本体を一対の支柱の間に配置した後に被ガイド部を設ける等の工程が不要になる。
しかも、本実施形態では、扉角部64が第一ガイド溝62mに、ガイドユニット65が第二ガイド溝63mにそれぞれ収容された状態で、扉角部64のアクセス部A1への進入、およびガイドユニット65のアクセス部A2への進入を拘束するストッパ部材70を備える構成とした。
このような構成によれば、扉本体61をガイド溝62m,63mに組み付けた後、扉本体61がアクセス部A1,A2を通じてガイド溝62m,63mから脱落するのを抑制できる。
これにより、昇降扉60を組み立てる際の作業性を向上させることができる。
本実施形態では、第一ガイド部材62の下端62bと作業面12tとの間の間隔L1が扉本体61の下端から扉角部64の上端までの高さ寸法H1以上に設定され、第一アクセス部A1が第一ガイド部材62の下端62bと作業面12tとの間に形成されている。また、第二ガイド部材63の下端63bと作業面12tとの間の間隔L2が扉本体61の下端からガイドユニット65の上端までの高さ寸法H2以上に設定され、第二アクセス部A2が第二ガイド部材63の下端63bと作業面12tとの間に形成されている。
このような構成によれば、作業面12tにストッパ部材70を取り付ける前の状態にあっては、ガイド溝62m,63mの延長線上となる位置にアクセス部A1,A2を通じて扉本体61を前方から進入させることができる。その後、扉本体61を上方に移動させることで、扉本体61の被ガイド部(扉角部64、ガイドユニット65)を対応するガイド溝62m,63mに挿入することができる。これにより、作業性の更なる向上を図ることができる。
本実施形態では、ストッパ部材70が作業面12tに着脱可能に設けられている構成とした。
この構成によれば、扉本体61の被ガイド部をガイド溝62m,63mに組み付けた後にストッパ部材70を取り付けることで、更なる作業性の向上を図ることができる。
本実施形態のフード20およびフード付き作業台1は、上述した昇降扉60を有しているため、組み立て時の作業性を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、以下に説明する第2実施形態においては、上記第1の実施形態と共通する構成については図中に同符号を付してその説明を省略する。
図14は、第2実施形態における昇降扉60Bの構成を示す斜視図である。図15は、昇降扉60Bの斜視展開図である。
図14、図15に示すように、本実施形態の昇降扉60Bは、板状の扉本体61と、ガイド部材80と、アクセス部A3と、ストッパ部材70と、を備えている。
ガイド部材80は、扉本体61を支持する一対の支柱31それぞれに設けられている。ガイド部材80は、上下方向に延びるガイド溝80mを有している。ガイド部材80は、ガイド溝80mに対して前方に、溝壁部80wを有している。
図15に示すように、本実施形態の被ガイド部82は、扉本体61の左右方向両側の側端部にそれぞれ設けられている。被ガイド部82は、例えば左右方向を軸方向として扉本体61に回転自在に設けられたガイドローラである。被ガイド部82は、扉本体61の側端部に、上下方向に間隔をあけて複数設けられている。扉本体61は、被ガイド部82がガイド溝80m内に挿入された状態で、ガイド溝80mに沿って上下方向に移動可能とされている。
アクセス部A3は、溝壁部80wに形成された切り欠き部である。アクセス部A3は、溝壁部80wを前後方向に貫通して、ガイド溝80mの内外を前後方向に接続している。また、アクセス部A3は、溝壁部80における左右方向の内側に開口している。アクセス部A3は、被ガイド部82が通過可能に構成されている。本実施形態において、アクセス部A3は、上述した被ガイド部82に対応して複数形成されている。
ストッパ部材70は、上記第1実施形態と同様、作業面12t上に設置される。ストッパ部材70は、扉本体61の下端が、作業面12tよりも上方に位置するよう、扉本体61を支持する。これにより、ガイド溝80m内に挿入された被ガイド部82は、対応するアクセス部A3よりも上方の領域に維持される。
本実施形態の昇降扉60Bは、上述した第1実施形態と同様の方法により組み立てることができる。
すなわち、扉本体配置工程S12では、扉本体61を溝壁部80wの前方から後方に移動させ、アクセス部A3を通じて被ガイド部82をガイド溝80m内に進入させる。
その後、扉本体上昇工程S13において、扉本体61を上方に移動させた状態で、ストッパ部材設置工程S14において、ストッパ部材70を作業面12t上に設置する。
これにより、昇降扉60Bの組立が完了する。
本実施形態においても、アクセス部A3を通じて被ガイド部82をガイド溝80mに進入させることで、扉本体61を前方から組み付けることができる。これにより、昇降扉60を組み立てる際の作業性を向上させることができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上記した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、上述した実施形態では、昇降扉60を、前壁部22と後壁部23とに備えるようにしたが、いずれか一方のみに設けるようにしてもよい。さらに、昇降扉60を、側壁部24に設けてもよい。
上述した実施形態では、扉本体61の上端部と下端部の2個所に、被ガイド部を設ける構成としたが、被ガイド部は1個所、あるいは3個所以上に設けてもよい。被ガイド部を上下方向の1個所のみに設ける場合、扉本体61の昇降動作が安定するよう、被ガイド部を上下方向に連続させて形成してもよい。
上述した実施形態では、昇降扉60を、フード20に備えるようにしたが、フード20以外の什器に備えることも可能である。
上述した実施形態では、ストッパ部材が作業面12tに設けられた構成について説明したが、扉本体61の下方移動を規制し、被ガイド部のアクセス部への進入を拘束する構成であれば、ストッパ部材を任意の位置に設けることが可能である。
上述した実施形態では、扉本体61が作業面12tに対して垂直に保持された状態でアクセス部を通過するように、被ガイド部やアクセス部の位置を設定したが、この構成のみに限られない。扉本体は、前方からガイド溝に組み付ける構成であれば、上下方向に対して僅かに傾いた状態でアクセス部を通過してもよい。
上述した実施形態では、被ガイド部をガイド溝に進入させた後にストッパ部材を設ける構成について説明したが、この構成のみに限らず、ストッパ部材は予め設けられていてもよい。例えばストッパ部材は、上下方向に交差する方向に移動可能に設けられていてもよい。この場合、例えばアクセス部を通じて被ガイド部をガイド溝に進入させる際には、ストッパ部材と扉本体とが干渉しない位置にストッパ部材を移動させ、被ガイド部がガイド溝に進入した後、ストッパ部材をガイド溝と対向する位置に移動させるような構成も可能である。
上述した実施形態では、天板12にフード20が設置された構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば床面にフード20が設置される構成であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 フード付き作業台
10 作業台本体(作業台)
12 天板
12t 作業面(設置面)
20 フード
21A 開口部
21B 開口部
31 支柱(支持部材)
60,60B 昇降扉
61 扉本体
62 第一ガイド部材(ガイド部材)
62b 下端
62m 第一ガイド溝(ガイド溝)
63 第二ガイド部材(ガイド部材)
63b 下端
63m 第二ガイド溝(ガイド溝)
64 扉角部(被ガイド部)
65 ガイドユニット(被ガイド部)
70 ストッパ部材(拘束部材)
80 ガイド部材
80m ガイド溝
80w 溝壁部
82 被ガイド部
A1,A2,A3 アクセス部
H1,H2 高さ寸法
S1 作業空間

Claims (7)

  1. 板状に形成されるとともに、幅方向の両端部に被ガイド部を有する扉本体と、
    前記扉本体の幅方向両側で上下方向に延びるとともに、前記被ガイド部を収容した状態で前記扉本体の上下方向の移動を案内するガイド溝を有したガイド部材と、
    前記ガイド溝内または前記ガイド溝の延長線上に接続され、前記被ガイド部が前記扉本体の厚さ方向に通過可能とされたアクセス部と
    束部材と、を備える昇降扉であって、
    前記拘束部材は、前記昇降扉の設置面上に着脱可能に設けられ、前記被ガイド部が前記ガイド溝内に収容された状態で、前記被ガイド部の下端に当たることで、前記扉本体の下方移動を規制して、前記被ガイド部の前記アクセス部への進入を拘束する昇降扉。
  2. 当該昇降扉の設置面上に設けられ、前記ガイド部材の下端と前記設置面との上下方向の間隔が、前記扉本体の下端から前記被ガイド部の上端までの高さ寸法以上となるよう、前記ガイド部材を支持する支持部材を備え、
    前記アクセス部は、前記ガイド部材の下端と前記設置面との間に形成されている請求項1に記載の昇降扉。
  3. 前記ガイド部材は、前記ガイド溝に対して前記扉本体の厚さ方向の一方に位置する溝壁部を有し、
    前記アクセス部は、前記溝壁部に形成され、前記扉本体の厚さ方向の一方から前記ガイド溝内または前記ガイド溝の延長線上に前記被ガイド部を通過可能とする切り欠き部である請求項1に記載の昇降扉。
  4. 記拘束部材上に前記扉本体が載置された状態で、前記被ガイド部の少なくとも上端部が、前記ガイド溝内に収容されている請求項2または請求項3に記載の昇降扉。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の昇降扉を備えるフード。
  6. 請求項5に記載のフードを備えるフード付き作業台。
  7. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の昇降扉の組立方法であって、
    前記扉本体を前記扉本体の厚さ方向に移動させ、前記アクセス部を通して前記被ガイド部を前記ガイド溝内または前記ガイド溝の延長線上に配置する工程と、
    前記扉本体を上方に移動させ、前記被ガイド部を前記ガイド溝に配置する工程と、
    前記拘束部材の設置面において、前記ガイド溝に対向する位置に前記拘束部材を設置し、前記被ガイド部の前記アクセス部への移動を拘束する工程と、を含む昇降扉の組立方法。
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