JP2007092460A - 間仕切パネルの笠木装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】上端に笠木を備えた自立型の間仕切パネルにおいて、多少のパネル板の反りや上端に凹凸があっても、笠木の下部角にシャープさを出すことができるとともに、笠木の底目地をくっきりと際立たせることが可能な間仕切パネルの笠木装置を提供する。
【解決手段】上端に笠木3を備えた自立型の間仕切パネルであって、笠木は下面の表裏両側部に水平な載置面15を形成するとともに、垂直な表裏両側面16の下縁部から載置面の側縁部にかけて底目地用の凹段部17を形成し、凹段部の内奥面を下内方へ傾斜した傾斜面18となした。
【選択図】 図7

Description

本発明は、間仕切パネルの笠木装置に係わり、更に詳しくは上端に笠木を備えた自立型の間仕切パネルの笠木装置に関するものである。
従来、自立型の間仕切パネルにおいて、パネル最上部に笠木を取付け、外観性の向上と自立強度の確保を図っていたが、笠木とパネル板の上端とを無目地で突き合わせると、パネル板の反りや上端面の凹凸により隙間に広狭が生じ、その部分で部分的に幅の異なる陰が生じて外観性を損なうことになる。
これを解消するために、特許文献1の図8に示すように、笠木下部に底目地となる凹段部を設け、パネル板の凹凸に起因する隙間の広狭による陰の影響を目立たなくする工夫をしていたが、笠木の下部角のシャープさを出すことと底目地としてのくっきりした陰を出すことを両立させることができなかった。その原因は、笠木の底目地となる凹段部の側面で、光が反射して明るく見え、表面との明度においてコントラストが小さくなる結果、底目地の陰影がぼやけるためである。
そこで、笠木の底目地をくっきりと際立たせるには、底目地の深さを深くする必要があるが、笠木をパネル板の上端に接合して取付けるために、重ねしろを確保する必要があることから、底目地を深くすることにも限界があった。
尚、笠木の取付構造については、特許文献1には、表裏のパネル板(化粧板)の上端部間に形成された横長溝の内壁上縁に係合段部(先端縁)を形成し、該係合段部に笠木の下部に設けた両係止部を係合するとともに、底目地用の凹段部より内側部分をパネル板の上面に載置する構造が開示されている。この笠木の取付構造では、笠木をパネル板に強固に引き付ける力は生じないため、前述のようにパネル板の反りや上端面の凹凸により笠木との間の隙間に広狭が生じるのである。
特開平10−219890号公報(図8)
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、上端に笠木を備えた自立型の間仕切パネルにおいて、多少のパネル板の反りや上端に凹凸があっても、笠木の下部角にシャープさを出すことができるとともに、笠木の底目地をくっきりと際立たせることが可能な間仕切パネルの笠木装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、上端に笠木を備えた自立型の間仕切パネルであって、前記笠木は下面の表裏両側部に水平な載置面を形成するとともに、垂直な表裏両側面の下縁部から前記載置面の側縁部にかけて底目地用の凹段部を形成し、該凹段部の内奥面を下内方へ傾斜した傾斜面となしたことを特徴とする間仕切パネルの笠木装置を構成した(請求項1)。
ここで、前記笠木の側面に対して前記凹段部の上面を直角に設定するとともに、前記凹段部の傾斜面の角度を45度以下に設定してなることが好ましい(請求項2)。
そして、両側の支柱の少なくとも上端部間に上横桟を連結して構成したフレームの表裏両側にパネル板を着脱可能に取付けるとともに、前記上横桟の上面より両パネル板の上面を高く設定し、前記笠木の両載置面を両パネル板の上面に載置した状態で、前記笠木を前記上横桟にネジ止めにて締付けて載置面をパネル板の上面に圧接してなり、前記笠木の凹段部とパネル板の上面とで底目地を形成してなるのである(請求項3)。
また、両側の支柱の上部間に上枠杆を連結し、両支柱と上枠杆にガラス板を保持するとともに、前記笠木の両載置面に前記上枠杆の上面を接合した状態で、前記上枠杆を前記笠木にネジ止めにて締付けて上枠杆の上面に載置面を圧接してなり、前記上枠杆の上面と前記パネル板の上面を同一平面に設定してなるのである(請求項4)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の間仕切パネルの笠木装置は、笠木の垂直な表裏両側面の下縁部から載置面の側縁部にかけて底目地用の凹段部を形成し、該凹段部の内奥面を下内方へ傾斜した傾斜面となしたことにより、凹段部内に入った外光や照明からの光が傾斜面に反射されて内奥端に案内されるので、凹段部内から出てくる光量が極端に少なくなり、それにより凹段部とパネル板の上面とで形成される笠木の底目地が暗くなり、笠木の側面及びパネル板の表面との明暗のコントラストが際立つようになり、はっきりと底目地を視覚することができるのである。また、多少のパネル板の反りや上端に凹凸があっても、笠木の下部角にシャープさを出すことができるのである。また、表裏両側のパネル板の上面に笠木を載置できるように両載置面を形成し、凹段部の奥行深さが浅くなっても底目地の陰影を鮮明にすることができるのである。
請求項2によれば、笠木下部を直角にすることにより、笠木の見え掛かり面をシャープに見せることができ、また凹段部の傾斜面の角度を45度以下に設定することにより、光を確実に内奥端に導くことができ、底目地の陰影をより鮮明にすることができるのである。
請求項3によれば、笠木の両載置面を両パネル板の上面に載置した状態で、前記笠木を前記上横桟にネジ止めにて締付けて載置面をパネル板の上面に圧接して取付けることにより、多少のパネル板の反りや上端に凹凸があっても、笠木の凹段部とパネル板の上面とで開成される底目地の上下幅を一定にすることができ、外観性の向上が図れるのである。
請求項4によれば、支柱の左右一側にパネル板を装着するとともに、左右他側にガラス板を保持する構成において、両側の支柱の上部間に連結した上枠杆の上面に笠木の両載置面を接合した状態で、前記上枠杆を前記笠木にネジ止めにて締付けて上枠杆の上面に載置面を圧接することにより、ガラス板を保持する前記上枠杆の上面と前記パネル板の上面を同一平面に設定することができ、それにより笠木の底目地線が全長にわたって連続するのである。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明に係る笠木装置を適用した間仕切パネルを示し、図2〜図10はその詳細を示し、図中符号1はパネル板、2はガラス板、3は笠木、4は支柱、5は上横桟、6は上枠杆、7は底目地をそれぞれ示している。
本実施形態における間仕切パネルは、パネル板1や適宜ガラス板2を備え、その上端に笠木3を備えたものであり、該笠木3と天井との間に空間を有するものであり、自立型のものである。本発明では、パネル板1やガラス板2の保持構造には特に限定されないが、地レール若しくは巾木8に立設した支柱4,4の上端部間に上横桟5を、正面視L字状の連結金具9で渡設してフレームを構成し、該フレームの表裏両側に支柱4に係止具10,…を用いてパネル板1,1を着脱可能に取付けている。ここで、前記支柱4の下端にはアジャスターを設け、該アジャスターを巾木8内に立設する。また、前記支柱4,4の下端部間に前記上横桟5と同様に下横桟(図示せず)を渡設して、四角形のフレームを構成することも可能である。この場合には、フレームの下端部に巾木を設けることになる。また、前記支柱4の上下端に上枠杆6と下枠杆11を連結し、支柱4と上枠杆6と下枠杆11とにパッキン12を介して前記ガラス板2を保持している。そして、前記上横桟5、あるいは上横桟5と上枠杆6の上方に笠木3を渡して取付けている。
更に詳しくは、前記笠木3は、図3及び図6に示すように、笠木本体13とカバー14とからなり、アルミ押出し型材からなる笠木本体13には下面の表裏両側部に水平な載置面15,15を形成するとともに、垂直な表裏両側面16の下縁部から前記載置面15の側縁部にかけて底目地用の凹段部17を形成し、該凹段部17の内奥面を下内方へ傾斜した傾斜面18となしたものである。また、前記笠木本体13の上面側には、長手方向に沿って中央部にチャンネル状の凹溝部19を形成し、該凹溝部19の両溝縁に形成した係合縁20,20に、前記カバー14の両側脚片21,21を係脱可能に嵌合している。
また、前記笠木本体13の底面板であって、前記両載置面15,15より内側で、各載置面15に沿って上方へ段状に退避した取付台22,22を形成するとともに、両取付台22,22の中間に下面が前記載置面15と略面一の受台23を形成し、更に前記取付台22,22の外側縁に凹溝部19内に向けて突条24,24を形成している。
前記支柱4は、図2及び図4に示すように、アルミ押出し型材からなり、外形輪郭が長方形の中空杆体で、パネル面方向と直交する長辺側の両側面25,25の中央部に全長にわたって凹溝26,26を形成し、前後面27,28に前記パネル板1の側部背面を係止する係止具10を係着する係止孔(図示せず)を少なくとも上下部に形成している。
前記上横桟5は、図2及び図3に示すように、下方へ開放した断面略C字形のチャンネル部材であり、前記連結金具9の水平な断面倒コ字形の受板部29に端部を載置して、下方からネジ止めし、前記連結金具9の垂直な固定板30を前記支柱4の側面25の上端部にネジ止めしている。そして、前記支柱4,4の表裏両面側にパネル板1,1を取付けた状態で、前記上横桟5の上面5Aより両パネル板1,1の上面1Aを高く設定し、前記笠木3の両載置面15,15を両パネル板1,1の上面1A,1Aに載置した状態で、前記取付台22,22を上方から貫通したネジ31,…を上横桟5の上面5Aに螺合して締付けて、前記笠木3の載置面15,15をパネル板1の上面1Aに圧接する。この状態で、図3に示すように、前記笠木3の凹段部17と前記パネル板1の上面1Aとで底目地7を形成するのである。
ここで、図7に示すように、前記笠木3の側面16に対して前記凹段部17の上面32を直角に設定するとともに、前記凹段部17の傾斜面18の角度を45度以下に設定している。このように、前記パネル板1の上面1Aと傾斜面18とのなす角度が小さくなるように前記凹段部17の形状を設定することにより、該凹段部17で形成される底目地7に側方から外光や照明からの光が入射すると、前記凹段部17の上面32又は前記パネル板1の上面1Aで反射された後に、あるいは直接に前記傾斜面18で反射されてより内奥部に導かれ、多重反射を繰り返して最終的に傾斜面18とパネル板1の上面1Aとの交差縁に集束し、その光の殆どが底目地7の奥端で熱となって消費される。この結果、前記底目地7に側方から外光や照明からの光が入射しても、その光量の殆どが底目地7から出射しないので、該底目地7が暗く見える。従って、前記笠木3の側面16及び前記パネル板1の表面1Bとの明暗のコントラストが際立つようになり、はっきりと底目地7を視覚することができるのである。
前記上枠杆6は、図5に示すように、アルミ押出し型材からなる枠本体32と押え枠33とからなり、前記枠本体32には、上面板34の一側縁から垂下した後、中央部側へ湾曲して延びた保持片35を有し、前記押え枠33には、前記枠本体32の他側縁部に設けた嵌合部36に嵌合して締結ネジ37にて引き付け連結する連結部38と、該連結部38の下縁から中央部側へ湾曲して延びた保持片39を有している。
そして、前述のパネル板1を設けた部分に直線的に連続してガラス板2を保持するには、先ず、図2に示すように、前記支柱4の上端部の側面25に前記上枠杆6を突き当て、該上枠杆6の端部に連結した正面視倒L字状の連結金具40を支柱4の凹溝26内に連結する。具体的には、前記連結金具40は、前記凹溝26の幅より若干狭い幅を有するL金具であり、一方の水平片41を前記枠本体32の上面板34の下面中央に当接し、該上面板34を上方から貫通したネジ42で螺着し、他方の垂直片43を前記支柱4の凹溝26の底面部にネジ44で螺着する。
それから、両側の支柱4,4の上部間に連結した上枠杆6の上面に、前記笠木3の両載置面15,15を接合した状態で、前記連結金具40の水平片41及び上面板34を下方から貫通したネジ45あるいは直接前記上面板34を下方から貫通したネジ45を前記笠木3の受台23に螺合することにより締付けて上枠杆6の上面に載置面15,15を圧接する。この状態で、前記上枠杆6の上面と前記パネル板1の上面1Aを同一平面に設定したことにより、笠木3の底目地線が全長にわたって連続するのである。尚、前記下枠杆11は前記上枠杆6を上下反転させたものであり、床面Fにアンカーボルトによって固定する。
このように連結した支柱4と上枠杆6及び下枠杆11で囲まれた空間にガラス板2を保持するのであるが、それには前記上枠杆6の押え枠33を外した状態で、ガラス板の両側縁部と下縁部を支柱4の凹溝26及び下枠杆11の保持片間に位置させ、それぞれパッキン12,…で弾性支持し、それから前記押え枠33を枠本体32に取付けて両保持片35,39間にパッキン12を介してガラス板2の上縁部を保持するのである。
前記笠木3は、パネル板1を設けた通常のパネル構造部からガラス板2を設けたガラスパネル構造部まで連続して延びているので、補強の役目も果たすのである。また、前記笠木3のカバー14を外せば、笠木本体13の凹溝部19が露出するので、前記上横桟5に笠木3をネジ31によって容易に締付けることができるとともに、凹溝部19にコード類を配線する作業も容易である。ここで、前記カバー14は、その両側脚片21,21を笠木本体13の凹溝部19の両溝縁に形成した係合縁20,20に上方から押圧することによって係合させるが、前述のようにネジ止め作業や配線作業の際にはカバー14を笠木本体13から外す必要性がある。そこで、図6に示すように、前記カバー14の側縁と凹溝部19の溝縁との間にドライバー等の工具を挿入してこじ開けるための隙間46を形成している。尚、笠木3の全長にわたって係合縁20と脚片21が強く係合すると、カバー14の係脱作業が難しくなるので、前記係合縁20を長手方向に間欠的に設けることも好ましい。
以上の実施形態は、パネル板1を設けた通常のパネル構造部とガラス板2を設けたガラスパネル構造部を直線状に連続させたものであるが、図8に示すように、パネル板1を設けた通常のパネル構造部からガラス板2を設けたガラスパネル構造部を直角に連続させることができる。それには、前記支柱4の代わりに縦枠杆47を用い、該縦枠杆47の表裏両側に前記パネル板1,1を係止具10,…を用いて係着し、断面正方形のコーナー支柱48の一側面に前記縦枠杆47をネジ止めするとともに、該コーナー支柱48の他の側面に形成した凹溝49に前記同様にガラス板2の側縁部をパッキン12にて保持する。
次に、前記笠木3を連結する構造を図9〜図14に基づいて説明する。先ず、2本の笠木3,3を直線状に連結するには、図9及び図10に示すように、直角に切断した笠木本体13,13の端面同士を突き合わせた状態で、その接合部を越えて前記笠木本体13の凹溝部19内に直線状連結板50を配し、前記両突条24,24間に嵌合し、上方から連結ネジ51,…を通して前記笠木本体13の両取付台22,22に螺合する。ここで、前記連結ネジ51は、笠木本体13の下面から突出しないようにすることにより、下方に前記上横桟5又は上枠杆6のどちらがあっても適用できるようになっている。また、前記直線状連結板40には、前記ガラス板2を保持するための上枠杆6と笠木3とを連結するネジ45の先端部を逃すためのスリット孔52を所定位置に設けている。図9は、図2及び図4に示したようなパネル板1とガラス板2の連設部分で笠木3,3を連結する例を示している。
また、図11は、2本の笠木3,3をL字状に連結する例を示し、図8に示した連結部に適用するものである。尚、パネル板1を有するパネル構造部同士をL字状に連結する場合にも同様に適用することが可能なものである。つまり、端部を45度の角度で切断した2本の笠木本体13,13の端部同士を突き合わせてL字状に配した状態で、L字状連結板53を凹溝部19内の両突条24,24間に嵌合し、前記同様に連結ネジ51,…で締結する。このL字状連結板53にも前記同様にスリット孔52を所定位置に設けている。
また、図12は、笠木3の側面に直角に他の笠木3をT字状に連結する例を示している。この場合、連結される笠木本体13の一方の側面16の一部に切欠部54を形成し、該切欠部54に対応する位置に他の笠木本体13の端部をT字状に突き合わせ、両笠木本体13,13の凹溝部19,19にT字状連結板55を前記同様に嵌合し、それぞれに連結ネジ51,…で締結する。このT字状連結板55にも前記同様にスリット孔52を所定位置に設けている。尚、図12に示した例は、パネル構造部の側面に、直角にガラスパネル構造部を直角に連設したものである。
そして、図13は、笠木3の両側面に直角に他の笠木3,3を十字状に連結する例を示している。基本的には、T字状連結と同様であり、連結される笠木本体13の対向する両両方の側面16,16の一部に切欠部54,54を形成し、それぞれ他の笠木本体13,13の端面を突き合わせ、凹溝部19,…内に十字状連結板56を前記同様に嵌合し、それぞれに連結ネジ51,…で締結する。この十字状連結板56にも前記同様にスリット孔52を所定位置に設けている。
このように、前記笠木3を直線状、L字状、T字状、十字状に連結するが、連結態様に応じて笠木3の端面を切断する必要がある。図14(a)に示すような11種類の笠木3を用意しておけば、十字状連結と特殊な連結を除く殆どの場合の連結に対応できるのである。また、図14(b)のような7種類の笠木3を追加的に用意しておけば、全ての連結に対応できる。
本発明に係る笠木装置を適用した間仕切パネルの実施形態を示す簡略正面図である。 パネル構造部とガラスパネル構造部の連設部を示す省略部分正面図である。 パネル構造部における笠木の取付構造を示す要部の縦断面図である。 パネル構造部とガラスパネル構造部の連結部を示す要部の横断面図である。 ガラスパネル構造部における笠木の取付構造を示す要部の縦断面図である。 笠木本体とカバーとからなる笠木を示し、(a)は分解斜視図、(b)は笠木本体にカバーを係合した状態の断面図、(c)は笠木本体からカバーを外す途中の状態の断面図である。 本発明に係る笠木装置の要部の拡大断面図である。 パネル構造部とガラスパネル構造部をL字状に連結した連結部を示す横断面図である。 笠木の直線状連結部を示す部分平面図である。 同じく部分縦断面図である。 笠木のL字状連結部を示す部分平面図である。 笠木のT字状連結部を示す部分平面図である。 笠木の十字状連結部を示す部分平面図である。 笠木の態様を示し、(a)は基本的な11種類の笠木の簡略平面図、(b)は追加的な7種類の笠木の簡略平面図である。
符号の説明
1 パネル板 1A 上面
1B 表面 2 ガラス板
3 笠木 4 支柱
5 上横桟 5A 上面
6 上枠杆 7 底目地
8 巾木 9 連結金具
10 係止具 11 下枠杆
12 パッキン 13 笠木本体
14 カバー 15 載置面
16 側面 17 凹段部
18 傾斜面 19 凹溝部
20 係合縁 21 脚片
22 取付台 23 受台
24 突条 25 側面
26 凹溝 27 前面
28 後面 29 受板部
30 固定板 31 ネジ
32 上面 32 枠本体
33 押え枠 34 上面板
35 保持片 36 嵌合部
37 締結ネジ 38 連結部
39 保持片 40 連結金具
41 水平片 42 ネジ
43 垂直片 44 ネジ
45 ネジ 46 隙間
47 縦枠杆 48 コーナー支柱
49 凹溝 50 直線状連結板
51 連結ネジ 52 スリット孔
53 L字状連結板 54 切欠部
55 T字状連結板 56 十字状連結板
F 床面

Claims (4)

  1. 上端に笠木を備えた自立型の間仕切パネルであって、前記笠木は下面の表裏両側部に水平な載置面を形成するとともに、垂直な表裏両側面の下縁部から前記載置面の側縁部にかけて底目地用の凹段部を形成し、該凹段部の内奥面を下内方へ傾斜した傾斜面となしたことを特徴とする間仕切パネルの笠木装置。
  2. 前記笠木の側面に対して前記凹段部の上面を直角に設定するとともに、前記凹段部の傾斜面の角度を45度以下に設定してなる請求項1記載の間仕切パネルの笠木装置。
  3. 両側の支柱の少なくとも上端部間に上横桟を連結して構成したフレームの表裏両側にパネル板を着脱可能に取付けるとともに、前記上横桟の上面より両パネル板の上面を高く設定し、前記笠木の両載置面を両パネル板の上面に載置した状態で、前記笠木を前記上横桟にネジ止めにて締付けて載置面をパネル板の上面に圧接してなり、前記笠木の凹段部とパネル板の上面とで底目地を形成してなる請求項1又は2記載の間仕切パネルの笠木装置。
  4. 両側の支柱の上部間に上枠杆を連結し、両支柱と上枠杆にガラス板を保持するとともに、前記笠木の両載置面に前記上枠杆の上面を接合した状態で、前記上枠杆を前記笠木にネジ止めにて締付けて上枠杆の上面に載置面を圧接してなり、前記上枠杆の上面と前記パネル板の上面を同一平面に設定してなる請求項1〜3何れかに記載の間仕切パネルの笠木装置。
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