JPH074664U - 化粧パネルの取付セット - Google Patents

化粧パネルの取付セット

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JPH074664U
JPH074664U JP3829593U JP3829593U JPH074664U JP H074664 U JPH074664 U JP H074664U JP 3829593 U JP3829593 U JP 3829593U JP 3829593 U JP3829593 U JP 3829593U JP H074664 U JPH074664 U JP H074664U
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昌海 芝崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コーキングを施さない目地部の美観を良好に
保持でき、選択的に損傷した化粧パネルの取替えもでき
る化粧パネルの取付セットを得る。 【構成】 上向きの下レール11とその下に下向きの上
レール13を突設し、後部に突設した取付片14を壁面
等に固着する押出成形されたアルミ製レール部材1と、
上に固着したレール部材1の上レール13下端と下に固
着したレール部材1の下レール11上端の間隔を長さと
し、その両側端部に帯条の突圧部31を突設したアルミ
製目地板3と、上レールを13挿着する上係合溝21と
下レール11を挿着する下係合溝22とを裏面側の上下
端に対向配置すると共に、その裏面両側端に目地板3の
側部を挿着できる係止溝23を形成した正方形の化粧パ
ネル2とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内外装用化粧パネルの取付セットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の化粧パネル100は、図11のように、上レール105と、下レール1 06とを挿着する上下の係合溝を裏面側の上下端に対向配置し、一側端に目地部 101を側方に突設すると共に、他端に目地部101を挿着できる係止部を形成 したものであり、目地部101の上下部にはレール105,106を挿着できる よう切欠段部102が欠設してある。
【0003】 そしてレール105,106に係合して化粧パネル100を装着し、目地部1 01を隣接する係止部に係止しながら並列して施工するのである。しかしながら 目地部をコーキングしない場合は、切欠段部102が露呈して美観が不良となる のである。また、目地部101が一方の化粧パネル100に固定のため損傷した 化粧パネルだけの取替えができない問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、目地部のコーキングを施さない場合でも目地部の美観を良好 に保持できると共に、選択的に損傷した化粧パネルの取替えもできる化粧パネル の取付セットを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、上向きの下レールとその下に下向きの上レールを突設した 壁面等に固着するレール部材と、上に固着したレール部材の上レール下端と下に 固着したレール部材の下レール上端の間隔を長さとする目地板と、上レールを挿 着する上係合溝と下レールを挿着する下係合溝とを裏面側の上下端に対向配置す ると共に、その裏面両側端に目地板の側部を挿着できる係止部を形成した化粧パ ネルとから成る構成である。なお、化粧パネルを正方形とし、その上下端の係合 溝と両側端の係止部を、夫々同一の溝状係合部としてもよい。また化粧パネルの 両側部の係止溝の巾を、目地板の巾の約半分の長さとしてもよく、目地板の両側 端部を帯条に突設して突圧部を形成してもよい。
【0006】
【作用】
化粧パネルの装着間隔をおいてレール部材を壁面等に固着し、化粧パネルを斜 めに保持して上係合溝に上レールを合わせた後、化粧パネルを垂直にして下係合 溝に下レールを挿着して化粧パネルを装着支持する。ついで装着した化粧パネル の側端の係止部に目地板の一側を挿着係止し、次に装着した化粧パネルの側端の 係止部に該目地板の他側を挿着係止して目地板を固定するのである。これを繰り 返して目地板を化粧パネルの間に固定配置して装着するのであり、目地部には切 欠段部等のない目地板が露呈されるのである。
【0007】 また、上下端の係合溝と両側端の係止部を、夫々同一の溝状係合部とした化粧 パネルでは上下を逆とし、或いは縦横を逆として任意な向きに化粧パネルを装着 できるのである。さらに、化粧パネルの両側部の係止溝の巾を、目地板の巾の約 半分の長さとすれば、隣接する化粧パネルの目地間隔を含んだ係止溝の間隔が目 地板の巾より広くなるため、化粧パネルや目地板を少し移動して目地板の保持間 隔を脱することで損傷した化粧パネルの抜き外しができ、取替えができるのであ る。なお、目地板の両側端部に突圧部を突設したものでは、パネルの係止溝での 目地板の配置が安定するのである。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の図示実施例について説明する。図1及び図2に示す本例におい て、1は押出し成形されたアルミ製のレール部材であり、上端に上向きの下レー ル11とその後方に間隔をおいて遮蔽レール12を上向きに並列形成すると共に 下レール11の下方に下向きの上レール13を突設して成り、壁面等に固着する 取付帯14を後部に一体形成した従来構成としている。
【0009】 2は表面に模様を現出した正方形の化粧パネルであり、図2のように、その裏 面の上部に下向きの上レール13を挿着収容できる上係合溝21を形成すると共 に、裏面の下部に下向きの下レール11を挿着収容できる下係合溝22を形成し ている。また、パネル2の裏面の両側部には目地板の側部を挿着できる係止溝2 3を形成している。
【0010】 これらは断面L形部材251に取付片252を連設したアルミ製の溝形成材2 5を形成し、パネル2の裏面に固着されたスタッドボルト24にその取付片25 2をナット26で螺着固定することで断面L形部材251とパネル2の裏面間で これらの係合溝21,22及び係止溝23が形成されるのである。なお、化粧パ ネル2の両側部の係止溝23の巾は、目地板3の巾の約半分の長さとしている。
【0011】 3はアルミ製の目地板であり、レール部材1の下レール11上端とその上方に 配置するレール部材1の上レール13の下端との間隔距離、即ち、パネル2の上 下の係合溝21,22の間隔距離をその長さとするもので、その裏面両側部を後 に突出させて突圧部31としている。
【0012】 次に本例の作用を説明する。図3のように、化粧パネル2の装着間隔をおいて レール部材1をボルトやモルタル等で壁面4に固着し、化粧パネル2を斜めに保 持してその上係合溝21に上レール13を挿着した後、化粧パネル2を垂直にし てその下係合溝22に下レール11を挿着して化粧パネル2を上下のレール部材 1装着支持する。
【0013】 ついで図4のように、装着した化粧パネル2の側端の係止溝23に目地板3の 一側を挿着係止し、次に同様に装着した化粧パネルの側端の係止溝23に該目地 板3の他側を挿着係止して目地板3を固定するのである。この際、目地板3の突 圧部31が係止溝23に当接して摩擦保持されることから目地板3を強く保持で きるのである。
【0014】 このパネル2のレールへの装着と目地板3の介在装着を繰り返して化粧パネル 2の装着を施工するのであり、夫々の目地部にはレール部材1における上下レー ル13,11の間と目地板3が露呈されるのである。このため防水施工の下地で はコーキングする必要がないためそのままの目地部を露呈した状態で施工が完了 するのであり、美観に優れた目地部となるのである。しかしながら、目地部にコ ーキングを施すことを妨げるものではない。なお、最上部のレール部材は下向き の上レールだけを備えたものであればよく、また最下部のレール部材は上向きの 下レールだけを備えたものであればよい。
【0015】 さらに、上下の係合溝21,22と両側端の係止部23を、夫々同一の溝状係 合部としているため、化粧パネル2を上下逆とし、或いは縦横を逆として任意な 向きに装着できるのである。即ち、本例では、縦横を逆とし、係止部23で上下 のレール11,12を挿着すると共に、上下の係合溝21,22で目地板3の側 部を介在挿着してもよい。
【0016】 なお、化粧パネル2の両側部の係止溝23の巾を、目地板3の巾の約半分の長 さとしているため、隣接する化粧パネルの目地間隔を含んだ係止溝23の間隔が 目地板3の巾より広くなるため、図5のように、隣接するパネル2を横にずらし て目地板3の保持間隔を脱した後、目地板30を保持した状態でパネル20をレ ール部材1から外すことで損傷した化粧パネルの抜き外しができるのである。取 り替える新たな化粧パネルは前記同様に、装着している隣接のパネル2に目地板 30を挿着した後、新たな化粧パネルをレール部材1に挿着して目地板30を挿 着すればよい。
【0017】 このように本例によると、化粧パネル2をレール部材1に装着し、独立形成し た目地板3を介在挿着することでパネル2を連続配置できると共に、パネル2の 取替えも自在となるのである。
【0018】 本例は上記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。例え ば、上向きの下レールと下向きの上レールの形状は問わず、レール部材の材質、 構成は限定されない。また、目地板の材質や形状も適宜であり、その両側端部に 突圧部を形成する場合はその突圧部の形状も任意である。
【0019】 さらに、化粧パネルの裏面に設けるレールを挿着する上下の係合溝及びその裏 面両側端に設ける目地板の側部を挿着する係止部の形状や構成も任意であり、図 6のように、隅部でのフック片の取り付けで形成してもよい。その係合溝や係止 部の形成材の取り付けも限定されず、ビス止めや接着剤による固着でもよい。
【0020】 なお、化粧パネルの形状も問わず、菱形等でもよく、対向するレール部材とで 装着できればよい。このため、取付面が平面で目地板を挿着できれば、図7のよ うにパネル部が曲面となった化粧パネルとしてもよい。またレール部材を傾斜並 列させれば化粧パネルを傾斜配置できることは従来と同様である。
【0021】 なお、化粧パネルの両側部の係止溝の巾も適宜であり、パネルの取替えを必要 としない場合は、図8のように、隣接するパネル間で目地板5を収容挿着しても よい。この際、コーキングを厚くするために、図9のように、U字形取付片7で 係止溝71を形成し、目地板6からパネル表面までの間隔を大きくすればよい。 この場合、レール部材の形状を、図10のように形成してもよい。
【0022】
【考案の効果】
本考案によると、化粧パネルをレール部材に装着し、独立形成した目地板を介 在挿着することでパネルを簡単迅速に連続配置できる効果が大きい。また、請求 項2では、縦横を逆として任意な向きに装着できるのである。さらに、請求項3 では、損傷した化粧パネルの取替えができるのである。請求項4では、目地板が 安定するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す装着状態の斜視図であ
る。
【図2】その化粧パネルと目地板の背面からの斜視図で
ある。
【図3】その装着状態の縦断拡大側面図である。
【図4】その装着状態の要部横断拡大平面図である。
【図5】隣接するパネルを移動した状態の要部横断拡大
平面図である。
【図6】別例パネルの背面からの斜視図である。
【図7】さらに別例パネルの背面からの斜視図である。
【図8】目地板の別例収容状態を示す要部横断拡大平面
図である。
【図9】さらに別例の装着状態における要部横断拡大平
面図である。
【図10】レール部材の別例を示す縦断拡大側面図であ
る。
【図11】従来の装着状態を示す要部拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 レール部材 11 下レール 12 遮蔽レール 13 上レール 14 取付帯 2,20 化粧パネル 21 上係合溝 22 下係合溝 23 係止溝 25 溝形成材 3,30,5,6 目地板 31 突圧部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上向きの下レールとその下に下向きの上
    レールを突設した壁面等に固着するレール部材と、上に
    固着したレール部材の上レール下端と下に固着したレー
    ル部材の下レール上端の間隔を長さとする目地板と、上
    レールを挿着する上係合溝と下レールを挿着する下係合
    溝とを裏面側の上下端に対向配置すると共に、その裏面
    両側端に目地板の側部を挿着できる係止部を形成した化
    粧パネルとから成ることを特徴とする化粧パネルの取付
    セット。
  2. 【請求項2】 化粧パネルを正方形とし、上下端の係合
    溝と両側端の係止部を、夫々同一の溝状係合部とした請
    求項1の化粧パネルの取付セット。
  3. 【請求項3】 化粧パネルの両側部の係止溝の巾を、目
    地板の巾の約半分の長さとした請求項1又は請求項2の
    化粧パネルの取付セット。
  4. 【請求項4】 目地板の両側端部を帯条に突設して突圧
    部を形成した請求項1又は請求項2又は請求項3の化粧
    パネルの取付セット。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02149044U (ja) * 1989-05-22 1990-12-18

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