JP2562413Y2 - 内外装用化粧パネルセット - Google Patents

内外装用化粧パネルセット

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JP2562413Y2
JP2562413Y2 JP1995001811U JP181195U JP2562413Y2 JP 2562413 Y2 JP2562413 Y2 JP 2562413Y2 JP 1995001811 U JP1995001811 U JP 1995001811U JP 181195 U JP181195 U JP 181195U JP 2562413 Y2 JP2562413 Y2 JP 2562413Y2
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decorative panel
rail
panel
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groove forming
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昌海 芝崎
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Daiwa Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内外装用化粧パネル
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレールに装着する化粧パネルは、
図6のように、上レール105と、下レール106とを
挿着する上下の係合溝を裏面側の上下端に対向配置し、
一側端に目地部101を側方に突設すると共に、他端に
目地部101を挿着できる係止部を形成したものであ
り、目地部101の上下部にはレール105,106を
挿着できるよう切欠段部102が欠設してある。
【0003】そしてレール105,106に係合して化
粧パネル100を装着し、目地部101を隣接する係止
部に係止しながら並列して施工するのである。しかしな
がら、目地部をコーキングしない場合は、切欠段部10
2が露呈して美観が不良となるのである。目地部101
が一方の化粧パネル100に固定のため損傷した化粧パ
ネルだけの取り替えができない問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案は、レー
ルに係合する係合溝、及び外観を良好とするための
地材の介在用の挿着溝の形成を簡単にでき、目地部
ーキングを施さなくても目地部の美観を良好に保持でき
ると共に、損傷した化粧パネルの取り替えを簡単にでき
化粧パネルセットを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、壁部
に装着間隔をおいて固着したレールに上下の係合溝で
係合させる化粧パネルと、隣接する化粧パネルの対向す
る両側端の挿着溝に介在装着して目地部を形成する板状
の縦目地材とから成るもので、化粧パネルは、正面四角
形とした平板状の化粧パネル本体の裏部上下端部に、前
記レールに係合させる係合溝形成部と固着片とを連設し
た横溝形成材を上下端に開口させて固着片で取り付ける
と共に、化粧パネル本体の裏部両側端部に、縦目地材の
一側を挿着する挿着溝形成部と固着片とを連設した縦溝
形成材を側端に開口させて固着片で取り付けて成り、両
側端部の挿着溝の巾を、縦目地材の巾の約半分の長さと
した構成の内外装用化粧パネルセットである。
【0006】
【作用】正面四角形の化粧パネル本体の裏部上下両側部
に横溝形成材及び縦溝形成材を取り付けたため、レール
に係合する係合溝及び目地材を介在するための挿着溝
が簡単に形成されるのである。そして、化粧パネルの装
着間隔をおいてレール部材を壁面等に固着し、化粧パネ
ルを斜めに保持して上の係合溝でレールに係合させた
後、化粧パネルを垂直にして下の係合溝をレールに係合
させて化粧パネルを装着支持する。ついで装着した化粧
パネルの側端の挿着溝に縦目地材の一側を挿着し、次に
装着した化粧パネルの側端の挿着溝に該目地材の他側
を挿着係止して目地材を係合するのである。これを繰
り返して目地材を化粧パネルの間に固定配置して装着
するのであり、目地部には切欠段部等のない目地材が
露呈されるのである。
【0007】また、化粧パネルの両側部の挿着溝の巾
を、縦目地材の巾の約半分の長さとしているため、隣接
する化粧パネルとの目地間隔を含んだ対向する挿着溝の
間隔が目地材の巾より広くなるため、化粧パネルや
目地材を少し移動して目地材の保持間隔を脱すること
で損傷した化粧パネルの抜き外しができ、その取替えが
できるのである。
【0008】
【実施例】以下、本考案の図示実施例について説明す
る。図1に示す本例において、2は表面に模様を現出さ
せた正方形の化粧パネルであり、その裏面の上部に下向
きの上レール13を挿着収容できる上係合溝21を形成
すると共に、裏面の下部に向きの下レール11を挿着
収容できる下係合溝22を形成している。また、パネル
2の裏面の両側部には目地板の側部を挿着できる挿着
溝23を形成している。
【0009】これらは断面L形の係合溝形成部251と
固着片252とを連設したアルミ製の同一長さの縦横の
溝形成部材25を、パネル2の裏面に固着されたスタッ
ドボルト24にその固着片252をナット26で上下部
及び両側部に螺着固定することで係合溝形成部251と
パネル2の裏面間でこれら上下係合溝21,22及び挿
着溝23が形成されるのである。なお、化粧パネル2の
両側部の挿着溝23の巾は、縦目地板の巾の約半分の長
さとしている。
【0010】そして、図2において、1は押出し成形さ
れたアルミ製のレール部材であり、上端に上向きの下レ
ール11とその後方に間隔をおいて遮蔽レール12を上
向きに並列形成すると共に下レール11の下方に下向き
の上レール13を突設して成り、壁面等に固着する取付
帯14を後部に一体成形した従来構成としている。
【0011】3はアルミ製の目地板であり、レール部
材1の下レール11上端とその上方に配置するレール部
材1の上レール13の下端との間隔距離、即ち、パネル
2の上下の係合溝21,22の間隔距離をその長さとす
るもので、その裏面両側部を後に突出させて突圧部31
としている。
【0012】次に本例の作用を説明する。図3のよう
に、化粧パネル2の装着間隔をおいてレール部材1をボ
ルトやモルタル等で壁面4に固着し、化粧パネル2を斜
めに保持してその上係合溝21に上レール13を挿着し
た後、化粧パネル2を垂直にしてその下係合溝22に下
レール11を挿着して化粧パネル2を上下のレール部材
1で装着支持する。
【0013】ついで図4のように、装着した化粧パネル
2の側端の挿着溝23に目地板3の一側を挿着係止
し、次に同様に装着した化粧パネル2の側端の挿着溝2
3に該目地板3の他側を挿着係止して目地板3を固
定するのである。この際、縦目地板3の突圧部31が挿
着溝23に当接して摩擦保持されることから目地板3
を強く保持できるのである。
【0014】このパネル2のレールへの装着と目地板
3の介在装着を繰り返して化粧パネル2の装着を施工す
るのであり、夫々の目地部にはレール部材1における上
下レール13,11の間と目地材3が露呈されるのであ
る。このため防水施工の下地ではコーキングする必要が
ないためそのままの目地部を露呈した状態で施工が完了
するのであり、美観に優れた目地部となるのである。し
かしながら、目地部にコーキングを施すことを妨げるも
のではない。なお、最上部のレール部材は下向きの上レ
ールだけを備えたものであればよく、また最下部のレー
ル部材は上向きの下レールだけを備えたものであればよ
い。
【0015】さらに、上下の係合溝21,22と両側端
の挿着23を、夫々同一の溝状係合部としているた
め、化粧パネル2を上下逆とし、或いは縦横を逆として
任意な向きに装着できるのである。即ち、本例では縦横
を逆とし、挿着溝23で上下のレール11,12を挿着
すると共に、上下の係合溝21,22で目地板3の側
部を介在挿着してもよい。
【0016】なお、化粧パネル2の両側部の挿着溝23
の巾を、目地板3の巾の約半分の長さとしているた
め、隣接する化粧パネルの目地間隔を含んだ対向する
係止溝23の間隔が目地板3の巾より広くなるため、
図5のように、隣接するパネル2を横にずらして目地
板3の保持間隔を脱した後、目地板を保持した状態
でパネル20をレール部材1から外すことで損傷した化
粧パネルの抜き外しができるのである。取り替える新た
な化粧パネルは前記同様に、装着している隣接のパネル
2に目地板を挿着した後、新たな化粧パネルをレー
ル部材1に挿着して目地板を挿着すればよい
【0017】このように本例によると、縦横の溝形成材
25を取り付けることで係合溝21,22及び挿着溝2
3が簡単に形成され、レール部材1への化粧パネル2の
装着が迅速で、独立形成した目地板3を介在挿着する
ことでパネル2を連続配置できると共に、パネル2の取
替えも自在となるのである。
【0018】本例は上記のように構成したが、本考案に
おいてはこれに限定されない。例えば化粧パネルの裏面
に取り付ける縦横の溝形成材の形状や長さは問わず、上
下の係合溝及びその裏面両側端の挿着溝の形状も任意で
ある。また、縦横の溝形成材の取り付けも限定されず、
ビス止めや接着剤による固着でもよい。
【0019】さらに、化粧パネルの形状も問わず、正面
四角形とした平板体であればよく、またレール部材を傾
斜並列させれば化粧パネルを傾斜配置できることは従来
と同様である。なお、縦目地材の材質や形状も適宜であ
る。
【0020】
【考案の効果】本考案によると、縦横の溝形成材を取り
付けることで係合溝及び挿着溝が簡単に形成され、レー
ル部材への装着が迅速にでき、独立形成した縦目地材を
介在装着することでパネルを連続配置でき、施工後は
意の位置において損傷した化粧パネルの取替えができる
効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す背面からの斜視図であ
る。
【図2】その化粧パネルの装着状態の斜視図である。
【図3】その装着状態の縦断拡大側面図である。
【図4】その装着状態の要部横断拡大側面図である。
【図5】隣接するパネルを移動した状態の要部横断拡大
平面図である。
【図6】従来の装着状態を示す要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 レール部材 11 下レール 13 上レール 14 取付帯 2,20 化粧パネル 21 上係合溝 22 下係合溝 23 挿着溝 25 溝形成材 3 目地板 31 突圧部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁部に装着間隔をおいて固着したレール
    に上下端の係合溝で係合させる化粧パネルと、隣接する
    化粧パネルの対向する両側端の挿着溝に介在装着して目
    地部を形成する板状の縦目地材とから成るもので、化粧
    パネルは、正面四角形とした平板状の化粧パネル本体の
    裏部上下端部に、前記レールに係合させる係合溝形成部
    と固着片とを連設した横溝形成材を上下端に開口させて
    固着片で取り付けると共に、化粧パネル本体の裏部両側
    端部に、縦目地材の一側を挿着する挿着溝形成部と固着
    片とを連設した縦溝形成材を側端に開口させて固着片で
    取り付けて成り、両側端部の挿着溝の巾を、縦目地材の
    巾の約半分の長さとした内外装用化粧パネルセット
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