JPH0624518Y2 - 二重床における隙間密閉装置 - Google Patents
二重床における隙間密閉装置Info
- Publication number
- JPH0624518Y2 JPH0624518Y2 JP15671888U JP15671888U JPH0624518Y2 JP H0624518 Y2 JPH0624518 Y2 JP H0624518Y2 JP 15671888 U JP15671888 U JP 15671888U JP 15671888 U JP15671888 U JP 15671888U JP H0624518 Y2 JPH0624518 Y2 JP H0624518Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- gap
- hollow member
- corner
- floor panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、床基盤上に設置したレールにて多数の床パネ
ルを支持して成る二重床において、相隣接した床パネル
の側面間に形成した隙間を密閉するための装置に関する
ものである。
ルを支持して成る二重床において、相隣接した床パネル
の側面間に形成した隙間を密閉するための装置に関する
ものである。
この種の二重床では従来は、例えば、特公昭61−34
545号公報に開示されているように、各床パネルを、
その隣接した床パネルの側面同士が密着するようにして
敷設すると共に、各床パネルの側縁に適宜箇所毎にコー
ド挿通用切欠き孔を形成するようにしているが、これで
は、コードを出し入れするのに一々床パネルを取外さな
ければならない点に問題があった。
545号公報に開示されているように、各床パネルを、
その隣接した床パネルの側面同士が密着するようにして
敷設すると共に、各床パネルの側縁に適宜箇所毎にコー
ド挿通用切欠き孔を形成するようにしているが、これで
は、コードを出し入れするのに一々床パネルを取外さな
ければならない点に問題があった。
これに対して、先行技術としての実公昭54−4064
4号公報には、隣接した床パネルの側面間に大きな巾寸
法の隙間を形成して、この隙間を板状のカバー体で塞ぐ
ことが開示されており、このように構成すると、隣接し
た床パネルの側面間の隙間をコード挿通路として利用す
ることができ、コードの出し入れ作業を至極容易に行う
ことができる。
4号公報には、隣接した床パネルの側面間に大きな巾寸
法の隙間を形成して、この隙間を板状のカバー体で塞ぐ
ことが開示されており、このように構成すると、隣接し
た床パネルの側面間の隙間をコード挿通路として利用す
ることができ、コードの出し入れ作業を至極容易に行う
ことができる。
しかし、この先行技術のように単なる板状のカバー体で
は、カバー体が反りやすく、カバー体の長手方向に沿う
中途部が床パネルの上面から浮いた状態になることがあ
るため、各カバー体毎に、その長手方向に沿って何箇所
もねじ止めするようにせねばならず、このため、カバー
体の着脱作業が頗る面倒になる点に問題があった。
は、カバー体が反りやすく、カバー体の長手方向に沿う
中途部が床パネルの上面から浮いた状態になることがあ
るため、各カバー体毎に、その長手方向に沿って何箇所
もねじ止めするようにせねばならず、このため、カバー
体の着脱作業が頗る面倒になる点に問題があった。
本考案は、床パネルの側面間の隙間をコード挿通路とし
ての利用できるものでありながら、カバー体の着脱作業
も容易にできるようにすることを目的とするものであ
る。
ての利用できるものでありながら、カバー体の着脱作業
も容易にできるようにすることを目的とするものであ
る。
この目的を達成するため本考案では、床基盤に平行状に
設置したレールに、当該床基盤上方に敷設する平面視矩
形状の床パネルの相対向した側縁を適宜隙間隔てて支持
させる一方、前記レールに沿う方向とこれに直角な方向
には、互いに隣接した床パネルの各側面間の隙間を塞ぐ
カバー体を着脱自在に配設して成る二重床装置におい
て、前記各カバー体を、前記床パネルの側面間の隙間の
横巾よりも巾狭の底板を備えた中空部材と、該中空部材
の上端に固着した上面板とで構成し、前記各中空部材の
側面と床パネルの側面との間にコード挿通路を形成する
一方、前記相隣接した4枚の床パネルの角部間のコーナ
ー隙間に位置するレール箇所における取付部材の上面に
は、前記各中空部材における底板の前後端部から突設し
た突出部を載置し、前記コーナー隙間を上から塞ぐため
のコーナーカバーを介して前記各突出部を取付部材に着
脱自在に装着した構成としたものである。
設置したレールに、当該床基盤上方に敷設する平面視矩
形状の床パネルの相対向した側縁を適宜隙間隔てて支持
させる一方、前記レールに沿う方向とこれに直角な方向
には、互いに隣接した床パネルの各側面間の隙間を塞ぐ
カバー体を着脱自在に配設して成る二重床装置におい
て、前記各カバー体を、前記床パネルの側面間の隙間の
横巾よりも巾狭の底板を備えた中空部材と、該中空部材
の上端に固着した上面板とで構成し、前記各中空部材の
側面と床パネルの側面との間にコード挿通路を形成する
一方、前記相隣接した4枚の床パネルの角部間のコーナ
ー隙間に位置するレール箇所における取付部材の上面に
は、前記各中空部材における底板の前後端部から突設し
た突出部を載置し、前記コーナー隙間を上から塞ぐため
のコーナーカバーを介して前記各突出部を取付部材に着
脱自在に装着した構成としたものである。
このように構成すると、4枚の床パネルの角部間におけ
るコーナー隙間に嵌挿したコーナーカバーを、レールに
おける取付部材にねじ止め等にて着脱自在に装着するこ
とにより、このコーナー隙間箇所から放射状に延びる4
本のカバー体の端部を1箇所で固定することができる。
るコーナー隙間に嵌挿したコーナーカバーを、レールに
おける取付部材にねじ止め等にて着脱自在に装着するこ
とにより、このコーナー隙間箇所から放射状に延びる4
本のカバー体の端部を1箇所で固定することができる。
そして、各カバー体は、中空部材の上端に上面板を固着
する形態にしたことにより、単なる板状の場合に比べて
その剛性が格段に向上するから、両端のみを固定するだ
けであっても、浮き上がり現象を生じることなく確実に
固定するとができるのである。
する形態にしたことにより、単なる板状の場合に比べて
その剛性が格段に向上するから、両端のみを固定するだ
けであっても、浮き上がり現象を生じることなく確実に
固定するとができるのである。
しかも、各カバー体を、前記床パネルの側面間の隙間の
横巾よりも巾狭の底板を備えた中空部材と、該中空部材
の上端に固着した上面板とで構成することにより、当該
カバー体における中空部材の側面と床パネルの側面との
間にコード挿通路を形成したから、コード処理に不便を
来すこともない。
横巾よりも巾狭の底板を備えた中空部材と、該中空部材
の上端に固着した上面板とで構成することにより、当該
カバー体における中空部材の側面と床パネルの側面との
間にコード挿通路を形成したから、コード処理に不便を
来すこともない。
従って本考案によれば、4枚の床パネルの角部間の隙間
を塞ぐコーナーカバーを利用してカバー体を固定するこ
とができ、しかも、隣接した床パネルの側面間の隙間を
コード挿通路として利用できるから、コード処理に不便
を来すことなく、カバー体の着脱作業を能率良く行うこ
とができる効果を有する。
を塞ぐコーナーカバーを利用してカバー体を固定するこ
とができ、しかも、隣接した床パネルの側面間の隙間を
コード挿通路として利用できるから、コード処理に不便
を来すことなく、カバー体の着脱作業を能率良く行うこ
とができる効果を有する。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図
において符号1は、コンクリート製の床基盤A上方に縦
横複数列に整列して配置した平面視矩形の床パネルを、
符号2は、前記各床パネル1を支持するため、互いに隣
接した床パネル1の縦側縁下方において床基盤A上に平
行状に設置したレールをそれぞれ示す。
において符号1は、コンクリート製の床基盤A上方に縦
横複数列に整列して配置した平面視矩形の床パネルを、
符号2は、前記各床パネル1を支持するため、互いに隣
接した床パネル1の縦側縁下方において床基盤A上に平
行状に設置したレールをそれぞれ示す。
前記床パネル1は、薄箱状の支持枠3内に不燃性材料か
ら成るハニカム部材等の軽量高剛性の補強体4を接着す
ると共に、該補強体4の上面に金属板製天板5張設した
構造になっており、前記天板5の四周側縁を下向きに折
り曲げて側板6を形成し、該各側板6の中途高さ部位を
それぞれ外向き折曲してコ字状に折り返すことにより、
その四周に段部7を形成しており、各床パネル1は、互
いに隣接した床パネル1の四周各側面との間に適宜寸法
(l1)の隙間8が形成されるようにして配置してい
る。
ら成るハニカム部材等の軽量高剛性の補強体4を接着す
ると共に、該補強体4の上面に金属板製天板5張設した
構造になっており、前記天板5の四周側縁を下向きに折
り曲げて側板6を形成し、該各側板6の中途高さ部位を
それぞれ外向き折曲してコ字状に折り返すことにより、
その四周に段部7を形成しており、各床パネル1は、互
いに隣接した床パネル1の四周各側面との間に適宜寸法
(l1)の隙間8が形成されるようにして配置してい
る。
前記レール2は断面上向きコ状に形成されており、その
底板下面に、前記床パネル1の縦辺の長さ寸法(l2)
と、前記床パネル1間の側面間の隙間の間隔寸法(l
1)との和の寸法毎にナット9を固着し、該ナット9に
アジャスターボルト10を螺入すると共に、前記レール
2の溝部内には、前記アジャスターボルト10の取付箇
所毎に、後述するカバー体18の前後端部及びコーナー
カバー11を着脱自在に装着するための断面凸形等の取
付部材12を固着し、該取付部材12の上面板12aに
は、前記アジャスターボルト10を回転操作するドライ
バの挿通孔13を穿設している。
底板下面に、前記床パネル1の縦辺の長さ寸法(l2)
と、前記床パネル1間の側面間の隙間の間隔寸法(l
1)との和の寸法毎にナット9を固着し、該ナット9に
アジャスターボルト10を螺入すると共に、前記レール
2の溝部内には、前記アジャスターボルト10の取付箇
所毎に、後述するカバー体18の前後端部及びコーナー
カバー11を着脱自在に装着するための断面凸形等の取
付部材12を固着し、該取付部材12の上面板12aに
は、前記アジャスターボルト10を回転操作するドライ
バの挿通孔13を穿設している。
更に、前記レール2の左右外側面には、当該レール2の
長手方向に沿って延びる支持片14をそれぞれ一体的に
固着し、一方の支持片14にて、相隣接した縦2列の床
パネル1のうち一方の縦列の床パネル1における縦側縁
を支持し、他方の支持片14にて、他方の縦列の床パネ
ル1における縦側縁を支持している。この支持片14
は、レール1の側板を折り曲げて形成しても良く、ま
た、レール2の形状も実施例に限らず種々の形状にでき
ることは言うまでもない。
長手方向に沿って延びる支持片14をそれぞれ一体的に
固着し、一方の支持片14にて、相隣接した縦2列の床
パネル1のうち一方の縦列の床パネル1における縦側縁
を支持し、他方の支持片14にて、他方の縦列の床パネ
ル1における縦側縁を支持している。この支持片14
は、レール1の側板を折り曲げて形成しても良く、ま
た、レール2の形状も実施例に限らず種々の形状にでき
ることは言うまでもない。
この場合、各床パネル1は、互いに隣接した4枚の床パ
ネル1の角部がアジャスターボルト10の軸心を挟んで
相対向するように配置しており、また、前記アジャスタ
ーボルト10を、床基盤Aに固着した保持体15に回転
自在に嵌挿して、レール2を倒れ不能に支持しており、
更に、レール2の底板には、コード16挿通用の長孔1
7を適宜間隔で穿設し、レール2内部をコード16の配
線通路に利用できるようにしている。
ネル1の角部がアジャスターボルト10の軸心を挟んで
相対向するように配置しており、また、前記アジャスタ
ーボルト10を、床基盤Aに固着した保持体15に回転
自在に嵌挿して、レール2を倒れ不能に支持しており、
更に、レール2の底板には、コード16挿通用の長孔1
7を適宜間隔で穿設し、レール2内部をコード16の配
線通路に利用できるようにしている。
符号18は、前記床パネル1の側面間の隙間8を塞ぐた
めのカバー体を示し、該各カバー体18は、断面上向き
コ字状の中空部材19と、該中空部材19の上端に固着
した上面板20とから成り、中空部材19における底板
19aの横巾寸法(l3)を、前記床パネル1の側面間
の間隔寸法(l1)よりも小さく、床パネル1の段部7
先端間の間隔(l4)よりも大きい寸法に設定すること
により、カバー体18を隣接した床パネル1の段部7上
に載置し、且つ、中空部材19の側面と床パネル1の側
面との間にコード挿通路22を形成できるようにしてい
る。
めのカバー体を示し、該各カバー体18は、断面上向き
コ字状の中空部材19と、該中空部材19の上端に固着
した上面板20とから成り、中空部材19における底板
19aの横巾寸法(l3)を、前記床パネル1の側面間
の間隔寸法(l1)よりも小さく、床パネル1の段部7
先端間の間隔(l4)よりも大きい寸法に設定すること
により、カバー体18を隣接した床パネル1の段部7上
に載置し、且つ、中空部材19の側面と床パネル1の側
面との間にコード挿通路22を形成できるようにしてい
る。
そして、相隣接した4枚の床パネル1の角部間に形成さ
れたコーナー隙間を中心として平面視十字状に延びるよ
うに配設する4本のカバー体18には、その各中空部材
19の底板19aの前後端部から突出部19bを一体的
に突設し、この各突出部19bを前記コーナー隙間に向
けて突出させて、この4つの突出部19bを、前記コー
ナー隙間の下方に位置するレール2における取付部材1
2の上面板12aに突き合せ状に載置する。
れたコーナー隙間を中心として平面視十字状に延びるよ
うに配設する4本のカバー体18には、その各中空部材
19の底板19aの前後端部から突出部19bを一体的
に突設し、この各突出部19bを前記コーナー隙間に向
けて突出させて、この4つの突出部19bを、前記コー
ナー隙間の下方に位置するレール2における取付部材1
2の上面板12aに突き合せ状に載置する。
符号11は前記コーナー隙間を上から塞ぐための下向き
開口した升形のコーナーカバーで、コーナー隙間に嵌挿
したコーナーカバー11と前記各中空部材19における
底板19aの突出部19bとを、前記レール2に固着し
た取付部材12に一体的にねじ24止めするなどして着
脱自在に装着するのである。
開口した升形のコーナーカバーで、コーナー隙間に嵌挿
したコーナーカバー11と前記各中空部材19における
底板19aの突出部19bとを、前記レール2に固着し
た取付部材12に一体的にねじ24止めするなどして着
脱自在に装着するのである。
しかして各カバー体18の端部を4枚の床パネル1の角
部間の部位においてレール2に固定することができる。
部間の部位においてレール2に固定することができる。
なお、前記カバー体18における上面板20を左右一対
の対称の型材にて構成し、カバー体18の幅方向中途部
において、当該カバー体18の全長にわたって細巾の溝
条25が形成されるようにし、且つ、該溝条25の底部
箇所を切り離しさせることにより、当該溝条25を形成
する左右両側片がそれ自身の弾性力に抗して広がり変形
するように構成している。
の対称の型材にて構成し、カバー体18の幅方向中途部
において、当該カバー体18の全長にわたって細巾の溝
条25が形成されるようにし、且つ、該溝条25の底部
箇所を切り離しさせることにより、当該溝条25を形成
する左右両側片がそれ自身の弾性力に抗して広がり変形
するように構成している。
また、前記各床パネル1の上面にはカーペット等の表装
体26を張設又は載置し、床パネル1の敷設後におい
て、相隣接した表装体26の側縁が互いに隙間なく密着
するようにしているが、該表装体26の縁部は、前記カ
バー体18の溝条25に詰め込んでも良い。
体26を張設又は載置し、床パネル1の敷設後におい
て、相隣接した表装体26の側縁が互いに隙間なく密着
するようにしているが、該表装体26の縁部は、前記カ
バー体18の溝条25に詰め込んでも良い。
以上の構成において、相隣接した床パネル1の四周に
は、大きな巾寸法で隙間8が形成されているから、カバ
ー体18を取外しさえすれば、一々床パネル1を取外さ
なくてもレール2内部からコード16を引出すことがで
き、コード16の出し入れ作業を簡単に行うことができ
る。
は、大きな巾寸法で隙間8が形成されているから、カバ
ー体18を取外しさえすれば、一々床パネル1を取外さ
なくてもレール2内部からコード16を引出すことがで
き、コード16の出し入れ作業を簡単に行うことができ
る。
そして、平面視十字の放射状に延びる4本のカバー体1
8の端部を、1個のコーナーカバー11を介してレール
2における取付部材12箇所に装着することが簡単にで
きる。
8の端部を、1個のコーナーカバー11を介してレール
2における取付部材12箇所に装着することが簡単にで
きる。
また、各カバー体18は、中空部材19の上端に上面板
20を固着した形態であって、単なる板状のものに比べ
てその剛性が格段に向上するから、カバー体18の両端
部のみをコーナーカバー11にて押さえ固定しただけ
で、その長手方向に沿った中途部の浮き上がりを生じる
ことなく、確実に固定することができるのであり、しか
も、中空部材19の側面と床パネル1の側面との間にコ
ード挿通路22が形成されているから、コード16の処
理も至極容易に行うことができるのである。
20を固着した形態であって、単なる板状のものに比べ
てその剛性が格段に向上するから、カバー体18の両端
部のみをコーナーカバー11にて押さえ固定しただけ
で、その長手方向に沿った中途部の浮き上がりを生じる
ことなく、確実に固定することができるのであり、しか
も、中空部材19の側面と床パネル1の側面との間にコ
ード挿通路22が形成されているから、コード16の処
理も至極容易に行うことができるのである。
この場合、実施例のように、中空部材19における底板
19aの前後端の突出部19b先端を山形又は台形に形
成して互いに突き合せるようにすると、それら4本のカ
バー体18における各突出部19bの先端を縦横にずれ
ることなく接当させることにより、各カバー体18を性
格に位置決めできる利点を有する。
19aの前後端の突出部19b先端を山形又は台形に形
成して互いに突き合せるようにすると、それら4本のカ
バー体18における各突出部19bの先端を縦横にずれ
ることなく接当させることにより、各カバー体18を性
格に位置決めできる利点を有する。
また、実施例のようにカバー体18を床パネル1の段部
7に載置すると、前記四本のカバー体18を介して床パ
ネル1もレール2に固定することができるのである。
7に載置すると、前記四本のカバー体18を介して床パ
ネル1もレール2に固定することができるのである。
実施例では、コーナーカバー11と各中空部材19の突
出部19bとを個別にねじ24止めしているが、相対向
した2箇所だけねじ止めするようにしても良いのであ
り、更に、レール2における取付部材12は、レール2
の側板を折り曲げることによって形成しても良いのであ
る。
出部19bとを個別にねじ24止めしているが、相対向
した2箇所だけねじ止めするようにしても良いのであ
り、更に、レール2における取付部材12は、レール2
の側板を折り曲げることによって形成しても良いのであ
る。
なお、第9〜10図における符号27は、断面コ字状の
部材で形成した枠体28の表裏両面にパネル29,29
を着脱自在に張設して成る間仕切を示し、枠体28に取
付く脚体30を垂直状支持杆31と水平状安定板32と
から成る逆T字状に形成すると共に、前記安定板32を
断面T字状に形成し、その下向き係止片32aを、前記
カバー体18の溝条25に嵌挿することにより、間仕切
27の安定性を向上させるようにしている。
部材で形成した枠体28の表裏両面にパネル29,29
を着脱自在に張設して成る間仕切を示し、枠体28に取
付く脚体30を垂直状支持杆31と水平状安定板32と
から成る逆T字状に形成すると共に、前記安定板32を
断面T字状に形成し、その下向き係止片32aを、前記
カバー体18の溝条25に嵌挿することにより、間仕切
27の安定性を向上させるようにしている。
この場合、間仕切27における安定板32の下向き係止
片32aは、第10図の実線で示すように短かい寸法に
形成して、単に溝条25内に嵌挿させるだけにしても良
いし、或いは、同図に一点鎖線で示すように溝条25の
深さ寸法よりも長い突出寸法に形成して、溝条25を構
成する側片の弾性に抗して押し込むようにしても良い。
片32aは、第10図の実線で示すように短かい寸法に
形成して、単に溝条25内に嵌挿させるだけにしても良
いし、或いは、同図に一点鎖線で示すように溝条25の
深さ寸法よりも長い突出寸法に形成して、溝条25を構
成する側片の弾性に抗して押し込むようにしても良い。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部分解斜視
図、第2図は二重床の斜視図、第3図は二重床の要部平
面図、第4図はコーナーカバーを取外した状態での二重
床の要部平面図、第5図は第3図のV−V視断面図、第
6図は第3図のVI-VI視断面図、第7図は第3図のVII-V
II視断面図、第8図は第3図のVIII-VIII視断面図、第
9図は間仕切の各部品の斜視図、第10図は間仕切の脚
体の取付状態を示す断面図である。 A……床基盤、1……床パネル、2……レール、8……
床パネルの側面間の隙間、11……コーナーカバー、1
2……取付部材、15……保持体、18……カバー体、
19……中空部材、19a……底板、19b……突出
部、20……上面板、22……コード挿通路、24……
ねじ。
図、第2図は二重床の斜視図、第3図は二重床の要部平
面図、第4図はコーナーカバーを取外した状態での二重
床の要部平面図、第5図は第3図のV−V視断面図、第
6図は第3図のVI-VI視断面図、第7図は第3図のVII-V
II視断面図、第8図は第3図のVIII-VIII視断面図、第
9図は間仕切の各部品の斜視図、第10図は間仕切の脚
体の取付状態を示す断面図である。 A……床基盤、1……床パネル、2……レール、8……
床パネルの側面間の隙間、11……コーナーカバー、1
2……取付部材、15……保持体、18……カバー体、
19……中空部材、19a……底板、19b……突出
部、20……上面板、22……コード挿通路、24……
ねじ。
Claims (1)
- 【請求項1】床基盤に平行状に設置したレールに、当該
床基盤上方に敷設する平面視矩形状の床パネルの相対向
した側縁を適宜隙間隔てて支持させる一方、前記レール
に沿う方向とこれに直角な方向には、互いに隣接した床
パネルの各側面間の隙間を塞ぐカバー体を着脱自在に配
設して成る二重床装置において、前記各カバー体を、前
記床パネルの側面間の隙間の横巾よりも巾狭の底板を備
えた中空部材と、該中空部材の上端に固着した上面板と
で構成し、前記各中空部材の側面と床パネルの側面との
間にコード挿通路を形成する一方、前記相隣接した4枚
の床パネルの角部間のコーナー隙間に位置するレール箇
所における取付部材の上面には、前記各中空部材におけ
る底板の前後端部から突設した突出部を載置し、前記コ
ーナー隙間を上から塞ぐためのコーナーカバーを介して
前記各突出部を取付部材に着脱自在に装着したことを特
徴とする二重床における隙間密閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15671888U JPH0624518Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 二重床における隙間密閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15671888U JPH0624518Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 二重床における隙間密閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0277235U JPH0277235U (ja) | 1990-06-13 |
JPH0624518Y2 true JPH0624518Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=31435509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15671888U Expired - Lifetime JPH0624518Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 二重床における隙間密閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624518Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP15671888U patent/JPH0624518Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0277235U (ja) | 1990-06-13 |
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