JP2020157946A - フード構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝突エネルギの吸収特性を向上させることができるフード構造を提供する。【解決手段】フード部材2は、フードアウタパネル4と、フードアウタパネル4の裏面側4cに配置されるフードインナパネル5とを備える。フードインナパネル5は、フードアウタパネル4の裏面側から離間して配置される一般面6と、一般面6からフードアウタパネル4方向に膨出する凸部7と、凸部7の上面7aに形成される開口部8とを有している。また、フードインナパネル5は、開口部8から凸部7の稜線7bを越えて、斜面7cを切欠き形成するスリット部7dを有している。【選択図】図1

Description

本発明は、フード構造に関する。
例えば特許文献1のフード構造には、アウターパネルと反対側に突出した補強ビードが格子状の配列で形成され、該補強ビードで囲まれた平坦部に軽減孔が開口され、該軽減孔の周囲に、前記アウターパネルの裏面に近接した軽減孔フランジが形成されている。アウターパネルは、その裏面の間隙部にスポット状に介在するシーラント材で支持されている。軽減孔フランジには、アウターパネルに外部から過大な衝撃が加わった場合にインナパネルの変形の起点となる切欠部が設けられている。
特許第5120706号
前記した従来のフード構造は、上方に凸となる凸部(ビード)に切欠きが設けられていない。
このため、凸部が変形しないため、所望の衝突エネルギの吸収特性が得られないといった問題があった。
本発明は、衝突エネルギの吸収特性を向上させることができるフード構造を提供することを目的とする。
本発明は、フードアウタパネルと、フードアウタパネルの下側面に配置されるフードインナパネルとを備えるフード構造であって、フードインナパネルは、フードアウタパネルの裏面側から離間して配置される一般面と、一般面からフードアウタパネル方向に膨出する凸部と、凸部の上面に形成される開口部と、開口部から凸部の稜線を越えて、斜面を切欠き形成するスリット部とを有する、フード構造を特徴とする。
本発明によれば、衝突エネルギの吸収特性を向上させることができるフード構造が提供される。
本発明の実施形態のフード構造が適用された車両で、フード部材を上方から見た平面図である。 実施形態のフード部材で、図1のII―II線に沿った位置の断面図である。 実施形態のフード部材で、図1のIII―III線に沿った位置の断面図である。 実施形態のフード部材で、フードインナパネルの構成を説明し、フードアウタパネルを外して斜め上方から見た斜視図である。 実施形態のフード部材で、フードインナパネルにブラケット部材が装着された様子を示す上面図である。 実施形態のフードインナパネルの要部の上面図である。 実施形態のフードインナパネルで、図6のVII―VII線に沿った位置の断面図である。 実施形態のフードインナパネルで、図6のVIII―VIII線に沿った位置の断面図である。 実施形態のフード部材で、フードインナパネルにブラケット部材が装着されている箇所の斜視図である。 実施形態のフード部材で、ブラケット部材が装着されている様子を示す図9のX―X線に沿った位置での断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。方向を説明する際には、特に示さない限り、基本的に運転者から見た前後,左右あるいは上下に基づいて説明する。また、「車幅方向」は「左右方向」と同義である。
図1は、本発明の実施形態のフード構造が適用される車両1には、前部のエンジンルームの上面に形成された開口部を覆うフード部材2が設けられている。
フード部材2は、開口部の左右後縁部に配置されるフードヒンジ3,3によって上下方向に回動し、意匠面を構成するフードアウタパネル4と、フードアウタパネル4の下側面に配置されるフードインナパネル5とを備えている。
このうち、フードアウタパネル4は、上面視略台形形状で、車両前方に向かうにしたがって、車幅方向寸法を減少させるように構成されている。
フードアウタパネル4には、左右両側の側縁部4a,4aに沿って、外側に向かうほど低くなるように、フードアウタパネル4の稜線14,14が左右一対延設されている。
フードアウタパネル4の稜線14は、上方に向けて凸設されるとともに、フードヒンジ3,3が装着されている部分から、フードアウタパネル4の前縁部4bまでそれぞれ延設されている。
一方、フードインナパネル5は、図2〜図4に示すように、フードアウタパネル4の外形とほぼ同じかやや小さな薄板を呈していて、平面視で略台形状に形成されている。フードインナパネル5は、フードアウタパネル4の裏面側から離間して配置される一般面6を有している。
そして、一般面6からは、面外方向に膨出する複数の凹凸が形成されている。もっとも大きな面積の凸部として凸部7を有している。凸部7は、一般面6からフードアウタパネル4方向に膨出して、左右一対形成されている。凸部7の上面7aは、シーラント材によってフードアウタパネル4の裏面に支持されている。
この凸部7は、上面7aに形成される開口部8と、開口部8から凸部7の稜線7bを越えて、斜面7cを切欠き形成するスリット部7dとを有している。本実施形態のスリット部7dは、長手方向と直交する幅方向に一定の幅寸法を有している。
また、スリット部7dは、後述する舌部9a,9b(図6参照)の間の凹部をさらにふもと部7e方向に向けて延長されている。そして、スリット部7dは、前端がふもと部7eの手前まで至るように切欠き形成されている。スリット部7dは、先端7fが開口部8の周縁8aおよびフードインナパネル5の凸部7の稜線7bを跨いで越えている。しかしながら、スリット部7dの先端7fは、ふもと部7eの後述する第2段差線16(図5参照)を超えないように形成されている。
さらに、図5に示すように本実施形態の開口部8は、ほぼ対称となるように左,右一対設けられている。それぞれの開口部8は、長手方向を車幅方向とする横長形状で、フードヒンジ3の配置されている外側に向けて湾曲しながら、幅方向寸法を減少させて先細り形状となるように形成されている。開口部8の周縁には、開口内側に向けて伸びる複数の舌部9a〜9fが設けられている。
そして、図6に示すように、舌部9a〜9fは、開口部8の周縁8aから先端までの長さLa〜Lfがそれぞれ異なるように構成されている。
すなわち、図7に示すように、開口部8内に舌部9e,9bが突設されている部分では、開口部8が狭くなり、外板剛性を高く設定できる。
また、図8に示すように、開口部8から凸部7の稜線7bを越えて、斜面7cを切欠くスリット部7dが形成されている部分や、舌部9d,9fのように短い箇所(Ld,Lf<La,Lb,Lc,Le,)では、外板剛性を低く設定できる。
このため、舌部9a〜9fの先端までの長さLa〜Lfをそれぞれ異ならせて、所望の箇所に所望の外板剛性を与えることができる。たとえば、必要最低限の箇所での外板剛性を確保ながら、凸部7が変形しにくくなることを防止できる。
さらに、本実施形態では、図4および図5に示すように、フードインナパネル5は、フードアウタパネル4の前縁部4b(図1参照)に沿うように前縁部5dを有している。前縁部5dは、一般面6よりも高い位置に形成されている。そして、前縁部5dおよび一般面6との間には、第1段差線15が延設されている。
また、凸部7のふもと部7eの下縁に沿って、ふもと部7eの前側および一般面6間に第2段差線16が延設されている。
そして、第1段差線15および第2段差線16間の幅方向寸法は、車幅方向中央に向かうにつれて大きくなるように設定されている。たとえば、フードインナパネル5の左右側縁の第1段差線15および第2段差線16間の幅方向寸法をaと、フードインナパネル5の幅方向中央部の第1段差線15および第2段差線16間の幅方向寸法をbとすると、車幅方向中央に向かうにつれて大きくなる(a<b)ように設定されている。
本実施形態のフード構造では、図2に示すように、フードインナパネル5の凸部7よりも車両前方には、ブラケット部材10が配置されている。
図9に示すように、ブラケット部材10は、平板状でフードアウタパネル4の裏面側4cに連結される天板部10aと、フードインナパネル5の上面側5bに連結される左右一対の支持脚状の連結部10b,10bとを有している。天板部10aには、複数の肉抜孔10fが開口形成されている。
図10に示すように、連結部10bは、側面視略Lの字状を呈する脚柱部10hと、上面側5bに連結される連結面10iと、脚柱部10hの上下方向に沿ってビード10dとを有している。
そして、図10に示すように、連結部10bは、側面視略くの字状に屈曲されることにより、車両前方に向かうにつれて下方に傾斜する脆弱部10cを設けている。本実施形態の脆弱部10cは、脚柱部10hの上下方向でほぼ中央に位置する屈曲している部分から更に屈曲し易いように形成されている。
本実施形態のブラケット部材10は、図2に示すように、前端縁10gをフードインナパネル5の前縁部5dに係止する(図9参照)。そして、連結部10bによって支持された天板部10aがフードアウタパネル4の裏面側4cに接続される。これにより、フードアウタパネル4の前側の一部がブラケット部材10によって下方から支持される。
また、図1に示すように、左,右一対のスリット部7d,7dは、車幅方向でブラケット部材10の車幅方向端部10e,10eよりも外側に設けられている。すなわち、車幅方向端部10e,10e間の範囲Wにスリット部7d,7dが存在しないように構成されている。
さらに、ブラケット部材10の下方には、フードストライカ20が備えられている(図10参照)。フードストライカ20は、フードインナパネル5の車幅方向中央に下方に向けて膨出したストライカ取付部5cの下面側5aに固定されている。
次に、本実施形態のフード構造の作用効果について説明する。
図1に示すように、本実施形態のフード構造を採用する車両1は、フード部材2としてフードアウタパネル4とフードアウタパネル4の裏面側4cに配置されるフードインナパネル5とを備えている。
図2に示すように、フードインナパネル5は、フードアウタパネル4の裏面側から離間して配置される一般面6と、一般面6からフードアウタパネル4方向に膨出する凸部7と、凸部7の上面7aに形成される開口部8とを有している。また、フードインナパネル5は、図4に示すように、開口部8から凸部7の稜線7bを越えて、斜面7cを切欠き形成するスリット部7dを有している。
本実施形態のフードインナパネル5は、開口部8からふもと部7e方向へ凸部7の稜線7bを越えて、斜面7cを切欠くスリット部7dが形成されている。スリット部7dは、長手方向と直交する幅方向では、幅広となる深溝状に形成されている。
このため、障害物等の衝突により、フードアウタパネル4に荷重が加わると、裏面側4cに配置されているフードインナパネル5の凸部7がスリット部7dから変形しやすい。したがって、衝突エネルギの吸収特性を向上させることができる。
図1および図3に示すように、フードアウタパネル4は、車幅方向の両端部に前後方向にそれぞれ延設される稜線14,14を有している。
稜線14,14間の車幅方向内側には、凸部7,7およびスリット部7d,7dが設けられている。
本実施形態のフード構造では、凸部7,7およびスリット部7d,7dがフードアウタパネル4の稜線14,14よりも車幅方向内側に設けられている。
このため、フードアウタパネル4の稜線14,14よりも車幅方向内側に障害物等が衝突した場合でも、スリット部7dによって凸部7を変形しやすくできる。また、フードアウタパネル4の稜線14は、上方に凸となる形状によってせん断応力を増大させて、稜線14自身でフードアウタパネル4の外板剛性の低下を抑制することができる。
図5に示すように、凸部7の上面7aに形成された開口部8の周縁8aには、開口内側に向けて伸びる複数の舌部9a〜9fが設けられている。そして、図6に示すように、各舌部9a〜9fは、それぞれ開口部8の周縁8aからの長さLa〜Lfが異なるように設定されている。
このため、複数の舌部9a〜9fにより所望の外板剛性を確保できる。また、舌部9a〜9fの長さLa〜Lfを異ならせることによって、必要最低限度の部分での外板剛性を確保できる。したがって凸部7が変形しにくくなることを防ぐことができる。
図2に示すように、本実施形態のフード部材2は、フードインナパネル5の凸部7よりも車両前方に配置され、フードアウタパネル4を下方から支持するブラケット部材10を更に備えている。
図1に示すように、左,右一対のスリット部7d,7dは、ブラケット部材10の車幅方向端部10e,10eよりも車幅方向の外側に設けられている。すなわち、車幅方向端部10e,10e間の範囲Wにスリット部7d,7dが設けられていない。
このため、ブラケット部材10により妨げられることなく、フードインナパネル5に加わる荷重により凸部7を変形させやすい。
凸部7よりも車両前方に配置されるブラケット部材10は、車両前方からの衝突エネルギの入力により凸部7に接触し、凸部7を変形させて衝突エネルギを吸収することができる。このように、ブラケット部材10は自らの変形に加えて凸部7の変形によって衝突エネルギをより効果的に吸収することができる。
図9および図10に示すように、ブラケット部材10は、フードインナパネル5に連結される連結部10b,10bを有している。連結部10b,10bは、車両前方に向かうにつれて下方に傾斜する脆弱部10cを設けている。
本実施形態の脆弱部10cは、側面視略くの字状を呈していて、屈曲している部分から座屈し易い。このため、ブラケット部材10に衝突エネルギが加わると、連結部10bに設けられた脆弱部10cが屈曲変形する。そして、ブラケット部材10を容易に後退させて凸部7に当接させることができる。
また、連結部10bは、側面視略Lの字状の脚柱部10hの途中に屈曲変形の起点となる脆弱部10cを設けている。脆弱部10cは、車両前方に向かうにつれて下方に傾斜するように形成されている。このため、脚柱部10hの長手方向略全域に支持剛性を向上させるビード10dが形成されていても、剛性が低い脆弱部10cから変形を開始させることが出来て、所望の部位を変形させやすい。
したがって、衝突エネルギの入力により、脆弱部10cから連結部10bを確実に屈曲変形させて、ブラケット部材10を凸部7の方向に移動する。よって、ブラケット部材10は、凸部7に確実に当接する。このため、さらに効果的に衝突エネルギを吸収できる。
図5に示すように、フードインナパネル5は、第1段差線15と、第2段差線16とを有している。
このうち、第1段差線15は、左右両端のフードヒンジ3,3間を連結するように、フードアウタパネル4の前縁部4bに沿って、一般面6および前縁部4bとの間に延設されている。
また、第2段差線16は、第1段差線15の内側で、左右両端のフードヒンジ3,3間を連結するように、凸部7のふもと部7eに沿って、一般面6およびふもと部7eの間に延設されている。
そして、第1段差線15および第2段差線16間の寸法は、車幅方向中央に向かうにつれて大きくなる(a<b)ように設定されている。
このように構成された本実施形態のフード部材2では、第1段差線15および第2段差線16間に位置する一般面6は、フードアウタパネル4の裏面側から離間して、下方に位置する。
このため、フードアウタパネル4の裏面側とフードインナパネル5の一般面6との間に空間を形成することができる(図2等参照)。したがって、荷重がフードアウタパネル4に加わった際のフードアウタパネル4の変形量を増大させることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、若しくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。上記実施形態に対して可能な変形は、たとえば以下のようなものである。
本実施形態では、図4に示すように、開口部8から凸部7の稜線7bを越えて、斜面7cを切欠き形成するスリット部7dを一本、有している。
しかしながら、特にこれに限らず、例えば、一つの凸部7にスリット部7dを2本以上の複数本、形成してもよい。また、スリット部7dの形状についても、本実施形態のスリット部7dの形状に拘らず、開口部8から凸部7の稜線7bを越えて、斜面7cを切欠き形成するスリット部であればよい。例えば、本実施形態のスリット部7dと比較して幅狭形状等、どのような形状のスリット部7dであってもよい。
また、凸部7についても、左,右一対である必要はなく、単数、若しくは3個以上の複数であってもよく、凸部7の形状、数量および配置が特に限定されるものではない。
4 フードアウタパネル
5 フードインナパネル
6 一般面
7 凸部
7a 上面
7b 稜線
7c 斜面
7d スリット部
7e ふもと部
8 開口部

Claims (6)

  1. フードアウタパネルと、
    前記フードアウタパネルの下側面に配置されるフードインナパネルとを備えるフード構造であって、
    前記フードインナパネルは、前記フードアウタパネルの裏面側から離間して配置される一般面と、
    前記一般面から前記フードアウタパネル方向に膨出する凸部と、
    前記凸部の上面に形成される開口部と、
    前記開口部から前記凸部の稜線を越えて、斜面を切欠き形成するスリット部とを有することを特徴とするフード構造。
  2. 前記フードアウタパネルは、車幅方向の両端部に前後方向にそれぞれ延設される稜線を有し、
    前記稜線の車幅方向内側に前記凸部および前記スリット部とを設けたことを特徴とする請求項1に記載のフード構造。
  3. 前記開口部の周縁には、開口内側に向けて伸びる複数の舌部を設け、
    前記舌部は、それぞれ前記開口部の周縁からの長さが異なることを特徴とする請求項1または2に記載のフード構造。
  4. 前記フードインナパネルの前記凸部よりも車両前方に配置され、前記フードアウタパネルを下方から支持するブラケット部材を更に備え、
    前記スリット部は、前記ブラケット部材の車幅方向端部よりも車幅方向の外側に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のフード構造。
  5. 前記ブラケット部材は、前記フードインナパネルに連結される連結部を有し、
    前記連結部は、車両前方に向かうにつれて下方に傾斜する脆弱部を設けたことを特徴とする請求項4に記載のフード構造。
  6. 前記フードインナパネルは、前記フードアウタパネルの前端縁に沿って、前記一般面および前記前端縁との間に延びる第1段差線と、
    前記凸部のふもと部に沿って、前記一般面および前記ふもと部の間に延びる第2段差線とを有し、
    前記第1段差線および前記第2段差線間の前後方向寸法は、車幅方向中央に向かうにつれて大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のフード構造。
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