JP5310012B2 - 側突用樹脂衝撃吸収体 - Google Patents

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本発明は、車両におけるドアトリムの車室外側面に取り付けられる側突用樹脂衝撃吸収体に関する。
この種の側突用樹脂衝撃吸収体として、様々なものが知られている。例えば、格子状をなす側突用樹脂衝撃吸収体として、下記特許文献1に記載のものがある。このものは、ドアトリムの車室外側面に取り付けられる底板を有し、この底板から格子状をなして複数のリブを立ち上げたものである。また、ボックスタイプの側突用樹脂衝撃吸収体として、下記特許文献2に記載のものがある。このものは、ドアトリムの車室外側面から角筒状をなして立ち上がる外周壁を有し、これらの外周壁によって形成される先端開口を塞ぐ天板が外周壁と一体に設けられている。
特許文献2のものは天板で衝撃を受ける構成であり、天板を大きくすると天板中心部の剛性が低下する。そこで、特許文献1に記載の格子状の側突用樹脂衝撃吸収体に、特許文献2に記載の天板を設けることで、天板中心部の剛性を高める方法も考えられる。
特開平8−142234号公報 特開2007−55549公報
しかしながら、特許文献1のものは射出成形による一体成形品であり、格子状をなしているので、成形時の型抜きが難しく、リブを高く形成することはできない(30mm程度が限界)。また、側突時にリブの座屈方向が不安定であり、隣り合うリブ同士が重なり合って倒れるため、リブの座屈を阻害してしまう。このため、格子状の側突用樹脂衝撃吸収体では、効率的に衝撃を吸収することができない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、リブの高さを高くし、側突時に効率的に衝撃を吸収することを目的とする。
本発明は、車両におけるドアトリムの車室外側面に取り付けられる側突用樹脂衝撃吸収体であって、ドアトリムの車室外側面と交差する配置で並設された複数のリブを有し、隣り合うリブがほぼ同一間隔を保持しながら波形に形成された波形リブと、波形リブにおいてドアトリムと反対側の端縁同士を連結した天板と、天板とドアトリムの車室外側面との間に配設され、隣り合うリブ同士を連結した中間板とを備えた構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、側突時に、天板から各リブに入力荷重が均一に伝達され、波形リブの曲面部分が屈曲中心となって座屈が誘導されるため、座屈時における各リブの挙動を制御することができる。そして、中間板を備えているため、天板と中間板間のリブ高さの調整が容易となり、座屈時に隣り合うリブが重なり合わない間隔で各リブを複数配置することができ、効率的に衝撃を吸収することができる。また、中間板を設けて2段構造にしたことで、1段当たりの高さを抑えつつ、2段分の高さを有する波形リブを形成することができるから、結果として波形リブの高さを高くすることができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
波形リブは、中間板を境としてドアトリム側と天板側がそれぞれ異なる板厚で形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、板厚の小さい側が優先的に座屈しやすくなるから、座屈時における各リブの挙動をさらに細かく制御することができる。
波形リブは、ドアトリムと一体に形成されている構成としてもよい。
このような構成によると、波形リブをドアトリムと一体成形することができるから、波形リブをドアトリムに対して別途取り付ける必要がなく、側突用樹脂衝撃吸収体のドアトリムへの取付工程を省略できる。
波形リブの両側に配設され、中間板および天板に連結された一対の側板と、両側板が倒れることを防ぐ倒れ防止リブとを備えた構成としてもよい。
このような構成によると、倒れ防止リブを設けたから、側突時に両側板が容易に倒れることを防ぐことができる。この結果、側突時の衝撃を波形リブと両側板とに分散させることができ、より強い衝撃を吸収することができる。
本発明によれば、リブの高さを高くすることができ、側突時に効率的に衝撃を吸収することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図7の図面を参照しながら説明する。本実施形態のドアトリム20は、図1に示すように、ドアポケット21、アームレスト22、インサイドハンドル23などを備えて構成されている。また、ドアトリム20は、図2に示すように、ドアパネル30の車室内側に固定されている。ドアパネル30は、車室内側に配置されたインナパネル31と、車室外側に配置されたアウタパネル32とを備えている。
樹脂衝撃吸収体10は本発明でいう「側突用樹脂衝撃吸収体」であって、ドアトリム20の車室外側面に設置されており、ドアトリム20においてシート(図示せず)に着座した乗員の腰部付近に対応して配置されている。樹脂衝撃吸収体10は、ドアパネル30に対向している。このため、側突時に車両の側方から衝撃が加わると、ドアパネル30が車室内側に変形して樹脂衝撃吸収体10に当接し、着座した乗員の腰部付近がドアトリム20を押圧することで、樹脂衝撃吸収体10を座屈させて、衝撃を吸収している。なお、樹脂衝撃吸収体10は、ポリプロピレン樹脂などによって構成されている。
樹脂衝撃吸収体10は、図3に示すように、波形リブ11、天板12、中間板13、一対の側板14、一対の倒れ防止リブ15、および取付板16などを備えて構成されている。この樹脂衝撃吸収体10は、中間板13を境として天板12側を2階部分10Aとし、中間板13を境として取付板16側を1階部分10Bとした2段構造をなしている。
波形リブ11、両側板14、および両倒れ防止リブ15は、取付板16と一体に形成されている。取付板16は、同取付板16を貫通して形成された複数の取付孔16Aを有している。一方、ドアトリム20は、複数の取付孔16Aと対応して形成された複数の樹脂ボス24を有している。樹脂ボス24を取付孔16Aに挿入した後、超音波溶着により樹脂ボス24を溶着させることにより取付板16がドアトリム20の車室外側面に密着して固定される。これにより、図2に示すように、樹脂衝撃吸収体10をドアトリム20の車室内側面に取り付けることができる。
波形リブ11は、3つのS字リブ11Aを有している。これらのS字リブ11Aは、両側板14と対向する配置で、一定の間隔をもって両側板14の間に並設されている。S字リブ11Aは、断面S字状をなして連続する曲面形状をなしている。隣り合うS字リブ11Aは、ほぼ同一間隔を保持しながら対面する配置とされている。つまり、S字リブ11Aは、いずれも同一形状で、かつ、同じ方向を向いて並んで配置されている。このため、側突時に、波形リブ11の曲面部分が屈曲中心となって座屈が誘導されるため、座屈時における各S字リブ11Aの挙動を制御でき、効率的に衝撃を吸収することができる。このことは、座屈時に隣り合うS字リブ11Aが重なり合わない間隔で各S字リブ11Aを複数配置できることを意味する。
天板12は、図4に示すように、波形リブ11および両側板14の先端縁(取付板16と反対側の端縁)同士を互いに連結することによって形成されている。天板12は、波形リブ11と同様に、断面S字状をなして連続する曲面形状をなしている。波形リブ11は、天板12の曲面のうち取付板16側に突出した曲面部分の頂点部に接続されている。このため、側突時に、天板12から各S字リブ11Aに入力荷重を均一に伝達することができる。
中間板13は、天板12より所定距離だけ取付板16側に対向状態で配設され、隣り合うS字リブ11A同士および両側板14を連結している。詳細には、取付板16におけるドアトリム20との接触面から中間板13までの距離をW1とし、中間板13から天板12の先端までの距離をW2としたときに、W1がほぼ60mmであるのに対し、W2がほぼ30mmとなるように(つまり、W1:W2=2:1となる位置に)中間板13が設置されている。このため、樹脂衝撃吸収体10のドアトリム20からの高さは、ほぼ90mmとなり、従来構造(30mm程度)よりも樹脂衝撃吸収体10とドアパネル30との空走距離を隙詰めできる機能を有している。
このように、中間板13を設けることによって波形リブ11および両側板14を2階部分10Aと1階部分10Bとに分割できる。これにより、波形リブ11および両側板14の各階の高さを抑えることができる。この結果、全体としては2階建て構造を有する波形リブ11を形成することができるから、波形リブ11の高さを高くすることができる。
側板14は、取付板16とほぼ直交する配置で取付板16から立ち上がる形態とされている。詳細には、側板14は、取付板16との連結部14Aから取付板16と直交する方向に延出され、中間板13との連結部のほぼ10mm手前14Bから波形リブ11側に傾斜し、中間板13との連結部14Cから天板12との連結部14Dにかけて取付板16と直交する方向に延出されている。このため、両側板14の間隔は、1階部分10Bよりも2階部分10Aの方が狭くなっている。
波形リブ11および両側板14の板厚は、2階部分10Aより1階部分10Bのほうが小さくなっている。具体的には、波形リブ11および両側板14の板厚は、1階部分10Bがほぼ3mmとされているのに対して、2階部分10Aがほぼ2mmとされている。さらに、天板12の板厚および中間板13の板厚についても、2階部分10Aと同じほぼ2mmとされている。
倒れ防止リブ15は、略直角三角形の板状をなしており、両側板14の両側にそれぞれ配設されている。この倒れ防止リブ15は、側板14の基端側と取付板16とを互いに連結している。
次に、樹脂衝撃吸収体10により発揮される衝撃吸収性能について説明する。図5は、従来品である格子リブと本実施形態の樹脂衝撃吸収体10の荷重−変位特性を示した図である。また、図6は、荷重測定機を利用して得られた樹脂衝撃吸収体10の変形モードを示した図であって、図中の変位量(mm)は、図5における各変位に対応している。図5における縦線は、ドアトリム20の車室内側で受けた荷重である。図5における横線は、図6の荷重測定機の押圧子Sによって、樹脂衝撃吸収体10が定盤Fに押し込まれた変位量を示しており、樹脂衝撃吸収体10が図6の定盤Fに接触した位置をゼロとして、ここから右側に移動した変位量を図示してある。図5のaで示した区間は、従来品の格子リブと比較して安定した衝撃荷重が得られた区間を示している。
図5に示すように、樹脂衝撃吸収体10は、定盤Fに接触すると(0mm)、中間板13よりも先端側となる2階部分10Aが座屈し始めることにより速やかに初期荷重L1になる。次に、各S字リブ11Aは、2階部分10Aの曲面部分で同一方向に座屈することによって本荷重L2になり、平坦形状をなす理想的な荷重特性が得られる(10mm〜20mm)。2階部分10Aの座屈が終了に近づくと、今度は、中間板13よりも基端側となる1階部分10Bが座屈し始めることによって本荷重L3になり、平坦形状を維持したまま理想的な荷重特性が得られる(30mm)。各S字リブ11Aは、1階部分10Bにおいても曲面部分で同一方向に座屈することにより、引き続き平坦形状をなす理想的な荷重特性が得られる(40mm〜50mm)。このように、各S字リブ11Aの座屈時の挙動を精度良く制御し、樹脂衝撃吸収体10によってほぼ一定の荷重で衝撃を吸収することで衝撃荷重を抑制することが確認できた。
次に、樹脂衝撃吸収体10により衝撃吸収性能を適宜調整すべく、S字リブ11Aの板厚を変化させたときにおける荷重を測定したものが図7である。S字リブ11Aの板厚は、ドアトリム20側の板厚(すなわち1階部分10Bの板厚)を変更したものである。この結果、S字リブ11Aの板厚を厚くした場合には、図7の上側破線で示すように、実線で示した基準板厚の変位量と同じ量を変位させた場合には初期荷重L1および本荷重L2,L3に相当する部分が一様に大きくなることが確認できた。一方、S字リブ11Aの板厚を薄くした場合には、図7の下側破線で示すように、基準板厚と比較して初期荷重L1および本荷重L2,L3に相当する部分が一様に小さくなることが確認できた。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、側突により車両が側方から衝撃を受けると、ドアパネル30が車室内側に変形する。ドアパネル30が樹脂衝撃吸収体10の天板12に接触すると、ドアパネル30からの衝撃が波形リブ11および両側板14に伝達され、初期荷重L1になる。ここで、両側板14は、両倒れ防止リブ15によって倒れることが規制されている。さらに、各S字リブ11Aは中間板13において互いに連結され、この中間板13は両側板14の連結部14Cに連結されているから、樹脂衝撃吸収体10の1階部分10Bは倒れることが規制される。
これらに加えて、樹脂衝撃吸収体10の2階部分10Aが1階部分10Bよりも薄肉に形成されているから、2階部分10Aの座屈が優先的に開始され、本荷重L2になる。このとき、各S字リブ11Aは、2階部分10Aの曲面部分を座屈中心として座屈し、全ての座屈方向が同じ方向に制御される。そして、2階部分10Aの座屈が終了に近づくと、これに代わって、あるいはこれとともに1階部分10Bの座屈が開始され、本荷重L3が発生する。1階部分10Bについても2階部分10Aと同様であって、1階部分10Bの曲面部分を座屈中心として各S字リブ11Aが座屈し、全ての座屈方向が同じ方向に制御される。この間、本荷重L2,L3は、平坦形状をなす理想的な荷重特性を示し、かつ、従来品の格子リブよりも長いa区間で持続的に衝撃吸収ストローク(変位量)を稼ぐことができる。
以上のように本実施形態ではS字リブ11Aを有する波形リブ11を採用したから、座屈時の挙動を精度良く制御することができる。これにより、各S字リブ11Aの座屈が阻害されることがなく、理想的な荷重特性を得ることができる。また、2階部分10Aと1階部分10Bとからなる2階建て構造を有する樹脂衝撃吸収体10を採用したから、各階の高さを抑えつつも全体として2階建て分の高さを得ることができ、波形リブ11の高さを高くすることができる。よって、従来品よりも長い衝撃吸収ストロークを稼ぐことができ、ドアパネル30までの空走距離を隙詰めすることができる。また、各S字リブ11Aが重ならないようにして各S字リブ11Aを並設できるから、天板12を大きくしても天板12の中心部の剛性が低下することはなく、天板12から各S字リブ11Aに入力荷重を均一に伝達できる。
また、樹脂衝撃吸収体10の板厚を、1階部分10Bよりも2階部分10Aのほうが小さくなるようにしたから、2階部分10Aを優先的に座屈させることができる。また、両側板14および両倒れ防止リブ15を設けたから、側突時に両側板14が容易に倒れることを防止でき、1階部分10Bの波形リブ11が容易に倒れることも防止できる。したがって、波形リブ11を1階部分10Bと2階部分10Aとで2段階に分けて座屈させやすくなる。また、側突時の衝撃を波形リブ11と両側板14とに分散させることができ、効率よく衝撃を吸収することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図8および図9の図面を参照しながら説明する。本実施形態における樹脂衝撃吸収体17は、図8に示すように、ドアトリム20と一体成形したものである。本実施形態において実施形態1と共通する構成には同一の符号を付すものとし、実施形態1と重複する構成、作用、および効果についてはその説明を省略する。樹脂衝撃吸収体17をドアトリム20の車室外側に一体成形した場合には、ドアトリム20の車室内側にヒケが出やすくなるため、図9に示すように、各S字リブ11Aおよび両側板14の基端部に、ヒケ防止用の肉盗み18を設ける必要がある。これにより、樹脂衝撃吸収体17を別途ドアトリム20の車室内側に固定する作業が不要となり、樹脂衝撃吸収体17のドアトリム20への取付工程を省略できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では波形リブ11の一例として曲面で構成された断面S字状のS字リブ11Aとしているものの、本発明によると、平面で構成された断面三角波や断面方形波などの形状からなる波形リブとしてもよい。
(2)本実施形態では天板12を断面S字状に形成しているものの、本発明によると、天板12を平面で構成してもよい。
(3)本実施形態では樹脂衝撃吸収体10の1階部分10Bは2階部分10Aよりも板厚が大きくしてあるものの、本発明によると、1階部分10Bが2階部分10Aよりも小さい板厚となるようにしてもよい。また、1階部分10Bと2階部分10Aの板厚を同じにしておき、中間板13の位置を車幅方向に調整することにより座屈の挙動を制御してもよい。
(4)本実施形態では一対の側板14を設け、これらの側板14に一対の倒れ防止リブ15を設けているものの、本発明によると、波形リブ11に倒れ防止リブ11を直接設けてもよい。
本実施形態1におけるドアトリムの正面図 図1におけるII−II線断面図 図2の樹脂衝撃吸収体の斜視図 図2の樹脂衝撃吸収体の拡大側面図 図2の樹脂衝撃吸収体の荷重特性を示したグラフ 図2の樹脂衝撃吸収体の変形モードを簡易的に示した図 図2の樹脂衝撃吸収体のS字リブの板厚を変更して荷重を測定したグラフ 実施形態2における樹脂衝撃吸収体の斜視図 図8の樹脂衝撃吸収体の拡大側面図
10,17…樹脂衝撃吸収体
11…波形リブ
11A…S字リブ
12…天板
13…中間板
14…側板
15…倒れ防止リブ
20…ドアトリム
30…ドアパネル

Claims (5)

  1. 車両におけるドアトリムの車室外側面に取り付けられる側突用樹脂衝撃吸収体であって、
    前記ドアトリムの車室外側面と交差する配置で並設された複数のリブを有し、隣り合う前記リブがほぼ同一間隔を保持しながら波形に形成された波形リブと、
    前記波形リブにおいて前記ドアトリムと反対側の端縁同士を連結した天板と、
    前記天板と前記ドアトリムの車室外側面との間に配設され、隣り合う前記リブ同士を連結した中間板とを備え
    前記波形リブは、隣り合う前記リブが対面配置され、当該隣り合う前記リブの間に形成される空間が、前記ドアトリムの車室外側面に沿う方向における両側に開口するようにして構成されている側突用樹脂衝撃吸収体。
  2. 前記波形リブは、前記中間板を境として前記ドアトリム側と前記天板側がそれぞれ異なる板厚で形成されている請求項1に記載の側突用樹脂衝撃吸収体。
  3. 前記波形リブは、前記ドアトリムと一体に形成されている請求項1または請求項2に記載の側突用樹脂衝撃吸収体。
  4. 複数の前記リブの並設方向における両側において、前記波形リブと対向するとともに一定の間隔をもって配設された一対の側板からなる側壁を、更に備える請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の側突用樹脂衝撃吸収体。
  5. 前記一対の側板は、前記中間板および前記天板に連結されており、
    前記一対の側板が倒れることを防ぐ倒れ防止リブを、更に備える請求項4に記載の側突用樹脂衝撃吸収体。
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