JP6747928B2 - 衝撃吸収部材 - Google Patents

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本発明は、衝突吸収部材に関する。
主に自動車には前部、後部には衝突時の衝撃を可及的に吸収するためのバンパー装置が装備されている。バンパー装置には、衝撃エネルギーを自身の変形で吸収する、バンパーリーンフォースメントと呼ばれる衝撃吸収部材が適用されている。
衝撃吸収部材は、一般的に、衝撃を受ける側の正面板と、車体取付側の背面板とを所定の距離を隔てて略平行に対向配置し、上記正面板と背面板とを連結する複数の連結板からなる構造を有している。衝撃吸収部材の横断面形状は、「ロ」字状の形状を呈している。そして、正面板に衝撃が加わると、荷重は正面板から連結板、そして背面板へ荷重伝播し、荷重が増加するにつれて連結板が座屈して、車体側へ加わる衝撃を緩和させるものである。
衝撃吸収部材は、近年、車両の軽量化等の観点から、その材料としてアルミニウム合金の押出形材が使用される傾向である。アルミニウム合金の押出形材は、バンパーリーンフォースメントとして用いるべく、その衝撃吸収性の向上や軽量化させる技術として報告されている(特許文献1、2)。
例えば、特許文献1には、「目」字状の横断面形状で正面板の外側面と背面板の外側面との間の距離をH(mm)とし、断面一次モーメントが0となる衝撃吸収部材の厚さ方向における中立軸と正面板の外側面との最短距離をhとすると、0.25≦h/H≦0.45という関係を満足するような構成にすることで単位質量当たりの最大曲げモーメントが大きくなり、断面剛性を十分に高めることが開示されている。
また、特許文献2には、「日」字状の横断面形状で正面板の幅方向一方の端部側に設けられたフランジ部において、その先端部分の厚さが正面板の厚さより厚く構成されることで断面2次モーメントが向上し、断面剛性を向上させることが開示されている。
特開2011−152858号公報 特開2012−081861号公報
上記のような車体正面から衝撃荷重を受ける形態の他、車体の側方から衝撃荷重を受ける場合もある。このような場合にも、車両に必要とされる衝撃吸収性能を確保することが強く求められる。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、車体正面において優れた衝撃吸収性能を有するとともに、側面からの衝撃に対して剛性に優れた、衝撃吸収部材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る衝撃吸収部材は、
正面板と、
前記正面板と略平行に配置された背面板と、
前記正面板及び前記背面板を所定の間隔で連結する複数の連結板と、を備え、
前記連結板の長手方向と垂直の断面において、
前記正面板は、前記連結板との接続位置の外側に延びるフランジ部と、前記フランジ部の端部から前記背面板に向かって延びるリブを備え、
前記背面板は、前記背面板の幅の中央部に設けられた最大厚さとなる背面肉厚部と、前記背面肉厚部以外の領域に設けられ最小厚さとなる背面肉薄部と、を備え、前記背面肉厚部の板厚は、前記背面肉薄部より厚くなる、
ことを特徴とする。
前記リブにおけるリブ辺長Lr(mm)と板厚w1(mm)との関係が75(mm)≦(Lr×w1)≦175(mm)になるような形状である、
こととしてもよい。
前記正面板は、前記正面板の幅の中央部に設けられた最小厚さとなる正面肉薄部と、前記正面肉薄部以外の領域に設けられ最大厚さとなる正面肉厚部と、を備え、前記正面肉厚部の板厚は、前記正面肉薄部より厚くなる、
こととしてもよい。
前記リブの板厚w1(mm)は、3.0≦w1≦6.5である、
こととしてもよい。
前記リブ辺長Lr(mm)と、前記正面板と前記背面板とを両端とする高さHと、の関係が40(%)≦Lr/Hである、
こととしてもよい。
本発明によれば、車体正面において優れた衝撃吸収性能を有するとともに、側面からの衝撃に対して剛性に優れた、衝撃吸収部材が得られる。
本発明に係るバンパーリーンフォースメントを備える衝撃吸収装置を示す斜視図である。 衝撃吸収装置について、(a)は車体上方から見た図であり、(b)は車体前方から見た図であり、(c)は車体側方から見た図である。 バンパーリーンフォースメントを示す断面図である。 バンパーリーンフォースメントの変位量、荷重及び衝撃吸収量(EA量)の関係を示すグラフである。 バンパーリーンフォースメントの断面の模式図である。 バンパーリーンフォースメントのリブ板厚と座屈応力との関係を示すグラフである。 バンパーリーンフォースメントの(リブ辺長/高さ)と座屈応力との関係を示すグラフである。 バンパーリーンフォースメントのリブ断面積と座屈応力との関係を示すグラフである。 バンパーリーンフォースメントのリブ断面積が占める割合と座屈応力との関係を示すグラフである。 バンパーリーンフォースメントの断面2次モーメントと座屈応力との関係を示すグラフである。 バンパーリーンフォースメントの断面積と断面係数との関係を示すグラフである。 バンパーリーンフォースメントの断面2次モーメントと断面係数との関係を示すグラフである。 バンパーリーンフォースメントのリブ辺長と座屈応力との関係を示すグラフである。
本発明に係る衝撃吸収部材(バンパーリーンフォースメント100)は、車両(又は後方)の外側に向けて配置された正面板と、前記正面板に対して距離を隔てて略平行に対向配置された背面板と、前記正面板と前記背面板との間に配置された両者を連結する2枚の連結板と、を備える衝撃吸収部材であって、前記連結板は、前記正面板に直交する対称軸に関して1枚ずつ線対称に配置されており、かつ該対称軸に対して傾斜した配置となっている。前記正面板の幅方向における両端のすべてには、前記連結板との交点部よりも外側に延長されたフランジ部を有しており、前記フランジ部の端部より車両後方に延長したリブを有することを特徴とする。
以下、本発明に係るバンパーリーンフォースメント100を備える衝撃吸収装置300の構造について、図1及び図2(a)〜(c)を用いて説明する。
図1に示すように、衝撃吸収装置300は、バンパーリーンフォースメント100と、2個のクラッシュカン200と、を備える。なお、図1及び後述の図3において、上方Upと後方Rrとが矢印によって示されている。ここで、本明細書では後方Rrとしているが、後方Rrは、相手側からの衝撃荷重を受けるバンパーリーンフォースメント100側(前方)に対しての後方、即ち車体取付側の意味である。
バンパーリーンフォースメント100は、ほぼ一定の幅及び厚さを有するアルミニウム合金の押出材から形成されており、前方にやや凸となるように湾曲した形状を有する。
クラッシュカン200は、アルミニウム合金の押出材から形成されており、前後方向に1つ以上の中空体の構造を有する。また、クラッシュカン200は、側部に凹部を設けるなどして、車両衝突時に衝撃エネルギーを吸収するため前後方向に制御された座屈を起こすような構造が採用されている。
図示された2個のクラッシュカン200は、それぞれの前方の端面がバンパーリーンフォースメント100の端面に接しており、溶接等の方法によってバンパーリーンフォースメント100と接合している。
バンパーリーンフォースメント100の押出方向に垂直な断面を図3に示す。
バンパーリーンフォースメント100は、厚さ方向に荷重入力を受ける正面板3と、正面板3に対して距離を隔てて略平行に対向配置された背面板4と、正面板3と背面板4との間に配置され両者を連結する2枚の連結板6と、を備える。
前方に位置する正面板3は、厚さt2の正面肉厚部3aを有するが、上下方向中央部(L/2付近の位置)には厚さt3の正面肉薄部3bが設けられている。正面肉厚部3aの厚さt2が、寸法w1の両端部に相当する位置から厚さt3まで傾斜して肉薄になっており、一様な所定の幅の厚さt3の正面肉薄部3bが設けられている。正面板3と連結板6とは、厚さt2の領域の2箇所の交点部7においてそれぞれ接続されている。
正面板3は、交点部7より外側において、それぞれ幅がLfの2つのフランジ部5を備える。また、正面板3は、2つのフランジ部5の上下方向の端部1において、それぞれ後方に長さLrで突出するリブ2を備える。リブ2のリブ辺長はLrであり、厚さはw1である。
後方に位置する背面板4は、2箇所の交点部8において連結板6と接続されている。これにより、バンパーリーンフォースメント100の図示の断面において正面板3及び背面板4を両端部とする厚さはHとなる。前方の交点部7、7の間隔は、後方の交点部8、8の間隔よりも狭い。従って、正面板3、背面板4及び連結板6で形成される中空部は前方が狭い台形状になっている。
背面板4は、上下方向中央部(L’/2付近の位置)には厚さt5の背面肉厚部4aを有するが、背面肉厚部4aの上下側であって交点部8よりも内側に厚さt4の背面肉薄部4bが設けられている。背面肉薄部4bの厚さt4が、寸法w2の両端部に相当する位置から厚さt3まで傾斜して肉厚になっており、一様な所定の幅の厚さt5の背面肉厚部4aとなっている。
背面板4の交点部8より外側はそれぞれ幅がLbのフランジ部10が設けられている。幅Lfは幅Lbより広くなっている。また、正面板3の全幅Lは、背面板4の全幅L’より広くなっている。
なお、アルミニウム合金の押出材ゆえ、交点部7又は8での接続部などの隅の部分には、所定の丸みが設けられている。
このようなリブ2を有する構造とすることで、バンパーリーンフォースメント100は、図3の断面において特に座屈応力、換言すれば座屈強度を高くすることができる。
図4にバンパーリーンフォースメント100の変位量を横軸にし荷重を縦軸としたグラフを示す。図4に実曲線で示すように、荷重の増加とともに変位量が増加していく。また、変位量がある点まで増加すると、それ以降は荷重が減少しても変位量が増加していき設定された変位量(グラフの一点鎖線)に到達する。このときの衝撃吸収量(EA量)が右肩上がりの細い斜線で示された領域(積分値)である。
図4のグラフにおいて、座屈の有無(タイミング)によってEA量(黒斜線部)が変わる。本実施形態に係るバンパーリーンフォースメント100では、矢印で示された荷重(座屈強度)において座屈が始まり、以降は実線の実曲線ではなく破線のようにより低い荷重で変位が進行していく。この場合、右肩下がりの細い斜線で示された領域の面積分のEA量が不足することになる。また、荷重が低下するため、後方のクラッシュカン200への荷重伝播性が悪化することとなる。これらの理由から、バンパーリーンフォースメント100の座屈応力(座屈強度)を高くすることが望ましい。
上述した構造のバンパーリーンフォースメント100において、リブ2におけるリブ辺長Lr(mm)とリブ板厚w1(mm)との関係が75(mm)≦(Lr×w1)≦175(mm)になるような形状であることが好ましい。
本発明のように延伸したリブを設けることにより、前面からの衝撃に対して適切に衝撃吸収する機能を有しながら、さらに、側面からの衝撃に対しては、剛性を有することにより、ボディの変形を防ぐ。
また、正面肉厚部3aの最大厚さは、正面肉薄部3bより厚くなることが好ましい。厚くなることで正面板3に衝撃が加わった際の正面板3に生じる圧縮応力に対して正面肉厚部3aが座屈するのを緩和できる。
これについて、簡略化した図5の模式図を用いて説明する。図5において、Hは高さであり、Oは中立軸であり、ex1は中立軸Oから背面板の外面までの距離であり、ex2は中立軸Oから正面板の外面までの距離であり、trは背面板の板厚であり、tfは正面板の板厚である。また、中立軸とは、断面の図心(重心)を通る軸のことである。
正面肉厚部の板厚が厚い(tfが厚くなる)ことにより厚み方向の中立軸Oが背面側へ寄っていく方向に移動する(ex1が小さくなりex2が大きくなる)。さらに厚くしていくことで、かかる中立軸Oの位置が更に背面側へ移動する。同様に、リブLrが車両後方へ伸びていくことによりかかる中立軸Oの位置が背面側へ寄っていく方向に移動する。
また、背面肉厚部4aの最大厚さは、背面肉薄部4bより厚くなることが好ましい。厚くなることで正面板3に衝撃が加わった際の背面板4に生じる引張応力に対して背面肉厚部4aが破断するのを緩和できる。
背面肉厚部の板厚が厚い(trが厚くなる)ことにより、厚み方向の中立軸Oの位置が正面板側へ寄っていく方向に移動する(ex1が大きくなりex2が小さくなる)。さらに厚くしていくことで、かかる中立軸Oの位置が更に正面板側へ移動する。
このような結果から、正面板及び背面板の板厚、リブ辺長Lrを変化させることにより厚み方向の中立軸Oの位置を有利に制御することが出来る。また、かかる中立軸Oの位置は、正面板及び背面板の双方からの距離が中立に近くなるほど曲げ剛性が高くなるが、その上昇幅は徐々に小さくなり中立近傍では飽和するようになると考えられる。
座屈荷重は、梁の曲げ剛性(ヤング率E×断面2次モーメントI)と座屈長さ(支持スパン)で大小が決まるため、曲げ剛性が高くなることは座屈しにくくなると考えられる。
また、リブ2の板厚w1(mm)は、3.0≦w1≦6.5であることが好ましい。
また、リブ辺長Lr(mm)は、正面板3と背面板4とを両端とする高さHの割合が40(%)≦Lr/Hであることが好ましい。
加えて、図3の断面図において、正面板3が上下方向中央部に正面肉薄部3bを備え、背面板4が上下方向中央部に背面肉厚部4aを備えることで、座屈応力を高くできるとともに、バンパーリーンフォースメント100が座屈する際に前記正面肉厚部3aが座屈するのを緩和することが容易となる。
続いて、バンパーリーンフォースメント100のいくつかの寸法パラメータを異ならせた例を表1に示す。寸法パラメータは、フランジ辺長Lf(mm)、リブ辺長Lr(mm)、高さH(mm)、リブ板厚w1(mm)である。表1にはそれらの寸法パラメータに基づく、リブ断面積Lr*w1(mm)、断面積A(mm)、断面係数Zx1、Zx2、Zy1、Zy2(mm)、断面2次モーメントIx、Iy(mm)、座屈荷重Pcr(N)、及び、座屈応力σcr(N/mm)を列挙した。
また、表1の結果に対応するグラフを図6〜図13に示す。なお、図において単位のべき乗を例えば「mm^2」のように表す。
No.1〜4は、フランジ辺長Lfを互いに異なる値とした例である。
No.5〜10は、リブ辺長Lrを互いに異なる値とした例である。なお、No.4についても、No.5〜10とはリブ辺長Lrが異なるのみである。
No.11〜14は、高さHを互いに異なる値とした例である。
No.20〜29は、リブ板厚w1を互いに異なる値とした例である。
図6にNo.20〜29によるリブ板厚w1と座屈応力σcrとの関係を示す。図6に示すように、リブ板厚w1がおよそ3.0〜6.5mmの範囲において座屈応力σcrが高い結果となった。
図7にNo.1〜29による(リブ辺長Lr/高さH)と座屈応力σcrとの関係を示す。図7に示すように、(リブ辺長Lr/高さH)がおよそ40%以上(およそ40〜90%)の場合に座屈応力σcrが高い結果となった。
図8にNo.1〜29によるリブ断面積Lr*w1と座屈応力σcrとの関係を示す。図8に示すように、リブ断面積Lr*w1がおよそ75〜175mmの範囲において座屈応力σcrが高い結果となった。
図9に、図8に関連してリブ断面積Lr*w1が占める割合と座屈応力σcrとの関係を示す。図9に示すように、リブ断面積Lr*w1が占める割合がおよそ8〜10%範囲において座屈応力σcrが高い結果となった。
図10にNo.4〜10による断面2次モーメントIxと座屈応力σcrとの関係を示す。図10に示すように、断面2次モーメントIxがおよそ3.5×10mmの場合において座屈応力σcrが高い結果となった。
図11にNo.4〜10による断面積Aと断面係数Zx1との関係を示す。図11に示すように、断面積Aがおよそ1200〜1400mmの範囲において断面係数Zx1が高い結果となった。
図12にNo.4〜10による断面2次モーメントIxと断面係数Zx1との関係を示す。図12に示すように、断面2次モーメントIxがおよそ3.4×10〜3.5×10mmの範囲において断面係数Zx1が高い結果となった。
図13にNo.4〜10によるリブ辺長Lrと座屈応力σcrとの関係を示す。図13に示すように、リブ辺長Lrがおよそ20〜35mm、より好ましくはおよそ25〜30mmの範囲において座屈応力σcrが高い結果となった。
1 端部
2 リブ
3 正面板
3a 正面肉厚部
3b 正面肉薄部
4 背面板
4a 背面肉厚部
4b 背面肉薄部
5 フランジ部
6 連結板
7 交点部
8 交点部
10 フランジ部
100 バンパーリーンフォースメント
200 クラッシュカン
300 衝撃吸収装置

Claims (5)

  1. 正面板と、
    前記正面板と略平行に配置された背面板と、
    前記正面板及び前記背面板を所定の間隔で連結する複数の連結板と、を備え、
    前記連結板の長手方向と垂直の断面において、
    前記正面板は、前記連結板との接続位置の外側に延びるフランジ部と、前記フランジ部の端部から前記背面板に向かって延びるリブを備え、
    前記背面板は、前記背面板の幅の中央部に設けられた最大厚さとなる背面肉厚部と、前記背面肉厚部以外の領域に設けられ最小厚さとなる背面肉薄部と、を備え、前記背面肉厚部の板厚は、前記背面肉薄部より厚くなる、
    ことを特徴とする衝撃吸収部材。
  2. 前記リブにおけるリブ辺長Lr(mm)と板厚w1(mm)との関係が75(mm)≦(Lr×w1)≦175(mm)になるような形状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の衝撃吸収部材。
  3. 前記正面板は、前記正面板の幅の中央部に設けられた最小厚さとなる正面肉薄部と、前記正面肉薄部以外の領域に設けられ最大厚さとなる正面肉厚部と、を備え、前記正面肉厚部の板厚は、前記正面肉薄部より厚くなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の衝撃吸収部材。
  4. 前記リブの板厚w1(mm)は、3.0≦w1≦6.5である、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の衝撃吸収部材。
  5. 前記リブ辺長Lr(mm)と、前記正面板と前記背面板とを両端とする高さHと、の関係が40(%)≦Lr/Hである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の衝撃吸収部材。
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