JP2020153340A - 燃料供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジン等の熱が、液体燃料に伝わりにくい燃料供給装置を提供する。【解決手段】ポンプ室13と、変動室41と、このポンプ室13と変動室41の相互間に設けたダイアフラム14を有し、エンジンの回転に応じて前記変動室41内の体積を変動させることにより、前記ダイアフラム14を振動させ、燃料タンクから被燃料供給部に液体燃料を供給するようにした。例えば、エンジンの回転に応じて、摺動部材42の往復運動させることにより、前記変動室41内の体積を変動させるようにする。【選択図】 図2
Description
本発明は、燃料供給装置に関する。
従来、4サイクルエンジンにおいて、液体燃料を、燃料タンク(図示せず)から一時的に貯蔵する補助タンク(図示せず)に供給する燃料供給装置として、図9に示すように、エンジン101のカムシャフト102により駆動されるロッカーアーム103の動きを利用して、機械的に燃料供給部104内のダイアフラム105を動かし、このダイアフラム105の動きにより、補助タンクに液体燃料を供給する燃料供給装置107が知られている。
前記従来の燃料供給装置107においては、ロッカーアーム103の動きを利用して、ロッド109を往復運動させ、このロッド109の往復運動により、燃料供給部104内のダイアフラム105を動かしている。
そのため、エンジン101から発せられた熱が、ロッド109を介して、ダイアフラム105及びダイアフラム105に接する液体燃料に伝わり、この熱により液体燃料の体積が変動し、補助タンクに供給される液体燃料の量が安定しない虞がある。
そこで、本発明は、エンジン等の熱が、液体燃料に伝わりにくい燃料供給装置を提案することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、本願発明は、ポンプ室と、変動室と、このポンプ室と変動室の相互間に設けたダイアフラムを有し、
エンジンの回転に応じて前記変動室内の体積を変動させることにより、前記ダイアフラムを振動させ、
燃料タンクから被燃料供給部に液体燃料を供給することを特徴とするものである。
エンジンの回転に応じて前記変動室内の体積を変動させることにより、前記ダイアフラムを振動させ、
燃料タンクから被燃料供給部に液体燃料を供給することを特徴とするものである。
また、前エンジンの回転に応じて、摺動部材の往復運動させることにより、前記変動室内の体積を変動させるようにしてもよい。
また、前記変動室内の体積が所定値以下の場合、連通路を通じて、前記変動室と連通する連通室を設け、
前記摺動部材が、その往復運動におけるダイアフラム側端部に位置する際に、前記変動室と連通室は連通し、
前記摺動部材が、その往復運動におけるダイアフラム側と反対側部に位置する際に、前記変動室と連通室は連通していないようにしてもよい。
前記摺動部材が、その往復運動におけるダイアフラム側端部に位置する際に、前記変動室と連通室は連通し、
前記摺動部材が、その往復運動におけるダイアフラム側と反対側部に位置する際に、前記変動室と連通室は連通していないようにしてもよい。
また、エンジンの回転に応じて、脈動発生用ダイアフラムを撓み振動動させることにより、変動室内の体積を変動させるようにしてもよい。
また、前記作動室は、気抜き穴を通じて大気と連通してもよい。
本発明によれば、エンジンの回転に応じて前記変動室内の体積を変動させることにより、ダイアフラムを振動させて、燃料タンクから被燃料供給部に液体燃料を供給するため、構造が簡略化できるとともに、液体燃料とエンジンとの間に、空気層である変動室を介在させることができ、燃料供給部内を通る液体燃料が熱影響を受けることを抑制できる。
本発明を実施するための形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
[実施例1]
図1乃至図5は本発明の実施例1を示す。
図1乃至図5は本発明の実施例1を示す。
図1は、本発明の実施例1に係る燃料供給装置1の縦断面図を示し、この燃料供給装置1は、燃料供給部2と内燃機関である4サイクルエンジン3を有する。
燃料供給部2は、図示しない燃料タンク内の液体燃料を一時的に貯蔵する被燃料供給部である補助タンク(図示せず)に供給するものである。補助タンク内の液体燃料は、補助タンク内に設けられた高圧燃料ポンプにより燃料噴射部(図示せず)に供給され、燃料噴射部によりエンジン3の吸気通路4内に噴射されるようになっている。
補助タンク内には、上下方向に遊動可能なフロートが設けられている。フロートは液体燃料に対して浮くように形成され、液体燃料の液面の変位に追従して昇降し、液体燃料の液面が所定以上の高さになると、燃料供給部2から補助タンクへ液体燃料を供給する吐出管の端部を、後述する所定の圧力で閉塞し、所定以下の高さになると、吐出管の端部を開放するようになっている。
次に、燃料供給部2について説明する。
燃料供給部2は、図1,図2に示すように、ケーシング11を有し、ケーシング11は、第1ケース11aと第2ケース11bと第3ケース11cを、第2ケース11bを中間に介在するように重合して構成され、第1ケース11aがエンジン3のヘッドカバー3aに固設されている。
第1ケース11a内には、第2ケース11b側が開口する作動室12が形成され、第2ケース11bには、第1ケース11a側が開口するとともに、作動室12に対向する位置にポンプ室13が形成され、第1ケース11aと第2ケース11b間には、ゴム、樹脂、金属等で形成された可撓性を有する燃料供給用ダイアフラム14が挟持され、この燃料供給用ダイアフラム14により作動室12の開口部とポンプ室13の開口部を閉塞するとともに、作動室12とポンプ室13間を区画している。
ポンプ室13内は、第2ケース11bに形成された吸入穴17を通じて吸入室21と連通し、吸入室21は、吸入管23に接続された連結管(図示せず)を通じて燃料タンク内と連通している。
この吸入穴17には板バネからなる吸入弁20が開閉可能に設けられ、吸入弁20は、ポンプ室13内が減圧状態となると開弁して、燃料タンク内の液体燃料が、吸入管23、吸入室21、吸入穴17を通ってポンプ室13内に流入し、また、ポンプ室13内が加圧状態となると閉弁する逆止弁で構成され、液体燃料が、ポンプ室13から吸入室21へ逆流することを抑止している。なお、吸入弁20は、板バネ以外にも、吸入穴17を開閉することができる任意の部材で構成することができる。
また、吸入室21の第3ケース11c側には第1調整室25が形成され、予備ダイアフラム26により吸入室21と第1調整室25間が区画されている。 第1調整室25と予備ダイアフラム26を設けたことにより、ポンプ室13内が減圧状態から加圧状態となった際に、吸入弁20の閉動作を早期に行い、ポンプ室13の圧力変化に対する追従性を良くするようになっている。
ポンプ室13内は、第2ケース11bに形成された吐出穴29を通じて吐出室31と連通し、吐出室31は、吐出管32に接続された連結管(図示せず)を通じて補助タンク内と連通している。
この吐出穴29には板バネからなる吐出弁30が開閉可能に設けられ、吐出弁30は、ポンプ室13内が加圧状態となると開弁し、ポンプ室13内の液体燃料が、吐出室31に供給されるとともに、吐出管32を通じて補助タンク内へと供給され、また、ポンプ室13内が減圧状態となると閉弁する逆止弁で構成され、吐出室31からポンプ室13へと液体燃料が逆流することを抑止している。なお、吐出弁30は、板バネ以外にも、吐出穴29を開閉することができる任意の部材で構成することができる。
また、吐出室31の第3ケース11c側には第2調整室35が形成され、予備ダイアフラム26により、吐出室31と第2調整室35間が区画されている。
第2調整室35と予備ダイアフラム26を設けたことにより、ポンプ室13内が加圧状態から減圧状態となった際に、吐出弁30の閉動作を早期に行い、ポンプ室13の圧力変化に対する追従性を良くするようになっている。
なお、補助タンク内における液体燃料の液面の高さが所定以上の場合には、フロートにより吐出管32に接続された連結管の端部は、ポンプ室13内の燃料供給用ダイアフラム14により生じる最大の圧力より高い所定の圧力で閉塞されているため、ポンプ室13から補助タンクへは液体燃料が供給されないようになっている。
作動室12の開口部は、燃料供給用ダイアフラム14により密閉されている。
作動室12内には、エンジン3側とポンプ室13側方向(図2の上下方向)へ往復運動する摺動部材であるピストン42が設けられている。ピストン42におけるエンジン3側にはロッド42aが固設されている。
作動室12における燃料供給用ダイアフラム14とピストン42の間には変動室41が形成されている。ピストン42が、変動室41の軸方向(図2の上下方向)に往復運動することにより、変動室41内の体積が変動するようになっている。作動室12,変動室41,ピストン42の形状は任意に形成することができる。
作動室12のエンジン3側部とピストン42の間には、連通室45が形成されている。作動室12の側部には、作動室12のポンプ室13側端部と、エンジン3側端部と連通する連通路46が形成されている。
第1ケース11aには気抜き穴40が形成され、変動室41内は大気と連通している。なお、気抜き穴40は設けなくてもよい。
ピストン42は、付勢部材であるコイルばね44により、エンジン3側へ常に付勢されている。
ピストン42のロッド42aは、ロッカーアーム43におけるピストン42側端部に当接するように設けられている。
これにより、ピストン42は、エンジン3の回転に応じて往復運動するロッカーアーム43におけるピストン42側端部が、図4に示すように、燃料供給用ダイアフラム14側へ移動した際に、ピストン42が燃料供給用ダイアフラム14側へ移動して変動室41内の体積が減少されて内圧は上昇し、また、ロッカーアーム43におけるピストン42側端部が、エンジン3側へ移動した際には、コイルばね44により、ピストン42がエンジン3側に移動して、変動室41内の体積が増大し内圧は減少するようになっている。
また、図1、図2に示すように、ピストン42の往復運動において、最もエンジン3側に位置している場合には、連通路46のポンプ室13側の開口46aは開口し、エンジン3側の開口46bはピストン42により閉塞し、変動室41と連通室45は連通していない。
この状態から、エンジン3の開口46bが閉塞したまま、ピストン42が燃料供給用ダイアフラム14に移動すると、変動室41内の体積はピストン42の移動とともに減少する。
そして、図3に示すように、ピストン42の往復運動において、最も燃料供給用ダイアフラム14側端に位置する位置の近くにまで、ピストン42が移動した際に、連通路46のポンプ室13側の開口46aとエンジン3側の開口46bは共に開口し、変動室41と連通室45は、連通路46により連通する。これにより、変動室41内の圧力は連通室45内の圧力より高く、変動室41内の空気は連通室45に排出され、変動室41内の体積の減少による最後の急激な圧力上昇を緩和する。それとともに、変動室41内に流入したエンジンオイルは、空気とともに連通室45に排出される。変動室41内にエンジンオイルが残存すると、変動室41内の体積変化が不安定となるが、エンジンオイルを排出することでその体積変化は一定となり、それにより生じるパルス圧力も安定する。
また、気抜き穴40を通じて、変動室41内の空気が外部へと排出され、変動室41内の空気量が減少する。
その後、図4に示すように、ピストン42の往復運動において、最も燃料供給用ダイアフラム14側端に位置した後に、ピストン42は、エンジン3側方向に移動し始め、図5に示すように、ピストン42が最も燃料供給用ダイアフラム14側端に位置した近くにおいて、連通路46のエンジン3側の開口46bはピストン42により閉塞し、余分なエンジンオイルが変動室41内に流入することを抑制する。
その後、ピストン42がエンジン3側へ移動すると、気抜き穴40を通じて外部から空気が変動室41内に流入するが、変動室41内の体積増加の割合が高く、変動室41内が大気圧より減圧された状態となる。これにより、変動室41内の圧力変動の幅の大きな脈動を発生させることができる。
このように、エンジン3が運転状態の間は、エンジン3の回転に応じて、ピストン42は往復運動し、変動室41内の圧力が変動し、減圧状態と加圧状態を交互に繰り返し生じる空気脈動が発生する。この空気脈動により、燃料供給用ダイアフラム14が撓み振動するようになっている。この燃料供給用ダイアフラム14の撓み振動により、ポンプ室13内には、加圧状態と減圧状態が交互に繰り返し生じ、燃料供給部2は、燃料タンク内の液体燃料を補助タンクに供給する。
上記の構成により、本発明の燃料供給装置1においては、エンジン3の運転中に変動室41内に脈動を発生させることができるとともに、エンジン3の回転数が変化しても、常に、変動室41内で発生させた脈動を利用して、燃料供給用ダイアフラム14を撓み振動させ、ポンプ室13内に加圧状態と減圧状態を交互に繰り返し生じさせることで、燃料タンク内の燃料を補助タンクへと供給することができる。
また、変動室41内で生じた脈動を用いて、直接、燃料供給用ダイアフラム14を振動させるため、上記従来技術の燃料供給装置と比較して、燃料供給部2の構造を簡略化できるとともに、小型化、軽量化、製造コストの低減を図ることができる。
また、ピストン42は、エンジン3の回転に応じて、燃料供給用ダイアフラム14が撓み振動できるだけの脈動を発生させることができればよいため、変動室41内の体積変化を大きく設定する必要がなく、燃料供給部2を小型化できるとともに、エンジン3やロッカーアーム43に与える影響を小さく抑え、エンジン出力の一部がロスすることを低く抑えることができる。
また、液体燃料と接する燃料供給用ダイアフラム14と、エンジン3で生じる熱が伝わるピストン42と間に変動室41が介在し、この変動室41が空気層の役割を果たし、エンジン3で生じた熱を液体燃料に伝わることを抑制し、前記従来技術の燃料供給装置と比較して、液体燃料の温度を低く抑えることができるため、燃料タンク内の液体燃料を補助タンクに安定して供給することができる。
なお、本発明の燃料供給部2は、4サイクルエンジン以外においても、燃料噴射部を有する2サイクルエンジン等の内燃機関に用いることができ、特に、エンジン3に対して、燃料タンクを取外すことができる、船外機などの汎用エンジンに対して好適に用いることができる。
また、本発明を、燃料噴射部を有するエンジンに燃料供給装置1を適用したが、気化器を有するエンジンに適用し、燃料供給部2により、燃料タンク内の液体燃料を気化器のフロート室に供給し、このフロート室を被燃料供給部としてもよい。
なお、上記実施例においては、第1ケース11aとエンジン3のヘッドカバー3aを別部材で構成したが、一体に形成してもよい。
また、上記実施例においては、ピストン42とロッド42aを一体に形成したが、図6に示すように、別部材で構成してもよい。
また、上記実施例においては、ピストン42を、ロッカーアーム43に連結しないとともに、ロッカーアーム43の動きとコイルばね44により、ピストン42を往復運動するようにしたが、ピストンにおけるロッドのエンジン3側端部を、ロッカーアーム43におけるピストン42側端部に回動可能に連結し、コイルばね44を用いることなく、ロッカーアーム43の往復運動に応じて、ピストン42が往復運動するようにしてもよい。
[実施例2]
上記実施例1においては、作動室12の側部に、作動室12のポンプ室13側端部と、エンジン3側端部において作動室12に開口する連通路46を形成したが、図7に示すように、連通路における内面側が、軸方向全体にわたって、作動室12内に開口する溝により連通路48を構成するようにしてもよい。
上記実施例1においては、作動室12の側部に、作動室12のポンプ室13側端部と、エンジン3側端部において作動室12に開口する連通路46を形成したが、図7に示すように、連通路における内面側が、軸方向全体にわたって、作動室12内に開口する溝により連通路48を構成するようにしてもよい。
その他の構造は、上記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
本実施例2においても、上記実施例1と同様の作用、効果を奏する。
[実施例3]
上記実施例1,2においては、ロッカーアーム43の往復運動を利用してピストン42を往復運動し、変動室41内の体積を変動させて燃料供給用ダイアフラム14を振動させるようにしたが、ロッカーアーム43の往復運動を利用して、変動室41内の体積を変動させて燃料供給用ダイアフラム14を振動させればよく、変動室41内の体積を変動させる方法は任意の方法を用いることができる。
上記実施例1,2においては、ロッカーアーム43の往復運動を利用してピストン42を往復運動し、変動室41内の体積を変動させて燃料供給用ダイアフラム14を振動させるようにしたが、ロッカーアーム43の往復運動を利用して、変動室41内の体積を変動させて燃料供給用ダイアフラム14を振動させればよく、変動室41内の体積を変動させる方法は任意の方法を用いることができる。
例えば、図8に示すように、脈動発生用ダイアフラム50を、抑え金具51,52で挟持し、ロッド53の先部に、脈動発生用ダイアフラム50と抑え金具51,52を連結させ、このロッド53に、ロッカーアーム43の往復運動に応じて、図8の上下方向に往復運動させることで、脈動発生用ダイアフラム50を撓み振動させ、変動室41内の体積を変動させて脈動を発生させ、燃料供給用ダイアフラム14を振動させるようにしてもよい。
また、ロッド53とロッカーアーム43は、直接連結しないように構成してもよいし、ロッド53と、ロッカーアーム43とを回動可能に連結するようにしてもよい。また、ロッド53を設けず、ロッカーアーム43に脈動発生用ダイアフラム50側に突出する突出部を形成し、この突出部により脈動発生用ダイアフラム50を撓み振動させるようにしてもよい。
その他の構造は、上記実施例1,2と同様であるのでその説明を省略する。
本実施例3においても、上記実施例1,2と同様の作用、効果を奏する。
[実施例4]
上記実施例1〜3においては、ロッカーアーム43の往復運動を利用して、変動室41内の体積を変動させて燃料供給用ダイアフラム14を振動させるようにしたが、エンジン3の回転数に応じて、変動室41内の体積を変動させて燃料供給用ダイアフラム14を振動させることができれば、任意の方法を用いて行うことができ、例えば、カムシャフトの回転に応じて、ピストン42を往復運動させたり、脈動発生用ダイアフラム50を撓み振動させたりすることにより、変動室41内の体積を変動させて脈動を発生するようにしてもよい。
上記実施例1〜3においては、ロッカーアーム43の往復運動を利用して、変動室41内の体積を変動させて燃料供給用ダイアフラム14を振動させるようにしたが、エンジン3の回転数に応じて、変動室41内の体積を変動させて燃料供給用ダイアフラム14を振動させることができれば、任意の方法を用いて行うことができ、例えば、カムシャフトの回転に応じて、ピストン42を往復運動させたり、脈動発生用ダイアフラム50を撓み振動させたりすることにより、変動室41内の体積を変動させて脈動を発生するようにしてもよい。
その他の構造は、上記実施例1〜3と同様であるのでその説明を省略する。
本実施例4においても、上記実施例1〜3と同様の作用、効果を奏する。
1 燃料供給装置
3 エンジン
13 ポンプ室
14 ダイアフラム
40 気抜き穴
41 変動室
42 摺動部材
45 連通室
46,48 連通路
50 脈動発生用ダイアフラム
3 エンジン
13 ポンプ室
14 ダイアフラム
40 気抜き穴
41 変動室
42 摺動部材
45 連通室
46,48 連通路
50 脈動発生用ダイアフラム
Claims (5)
- ポンプ室と、変動室と、このポンプ室と変動室の相互間に設けたダイアフラムを有し、
エンジンの回転に応じて前記変動室内の体積を変動させることにより、前記ダイアフラムを振動させ、
燃料タンクから被燃料供給部に液体燃料を供給することを特徴とする燃料供給装置。 - エンジンの回転に応じて、摺動部材の往復運動させることにより、前記変動室内の体積を変動させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
- 前記変動室内の体積が所定値以下の場合、連通路を通じて、前記変動室と連通する連通室を設け、
前記摺動部材が、その往復運動におけるダイアフラム側端部に位置する際に、前記変動室と連通室は連通し、
前記摺動部材が、その往復運動におけるダイアフラム側と反対側部に位置する際に、前記変動室と連通室は連通していないことを特徴とする請求項2記載の燃料供給装置。 - エンジンの回転に応じて、脈動発生用ダイアフラムを撓み振動動させることにより、変動室内の体積を変動させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
- 前記作動室は、気抜き穴を通じて大気と連通していることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の燃料供給装置。
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