JP2001207927A - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置

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JP2001207927A
JP2001207927A JP2000017473A JP2000017473A JP2001207927A JP 2001207927 A JP2001207927 A JP 2001207927A JP 2000017473 A JP2000017473 A JP 2000017473A JP 2000017473 A JP2000017473 A JP 2000017473A JP 2001207927 A JP2001207927 A JP 2001207927A
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low
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pipe
fuel
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Yoshihiko Onishi
善彦 大西
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低圧燃料吸入配管の先端の接続部での共振の
発生を抑制して、燃圧の脈動の低減及び騒音の発生を抑
制する。 【解決手段】 この発明の燃料供給装置では、燃料タン
ク1と、この燃料タンク1内の低圧燃料ポンプ2と、低
圧燃料ポンプ2に一端部が接続された低圧燃料吸入配管
3と、低圧燃料吸入配管3の他端部に一端部が接続され
た第1の分岐配管150Aと、第1の分岐配管150A
の他端部に接続され低圧燃料を高圧燃料に加圧して吐出
する第1の高圧燃料供給装置100Aと、低圧燃料吸入
配管3の他端部に一端部が接続された第2の分岐配管1
50Bと、第2の分岐配管150Bの他端部に接続され
低圧燃料を高圧燃料に加圧して吐出する第2の高圧燃料
供給装置100Bとを備え、第1の分岐配管150A及
び第2の分岐配管150Bは鋼管で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば筒内噴射
式エンジンに燃料を供給する燃料供給装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の燃料供給装置の燃料回路
図、図6は図5の第1の高圧燃料供給装置100Aの一
部を切り欠いた全体断面図、図7は図6のバルブの断面
図である。この燃料供給装置は、燃料タンク1と、この
燃料タンク1内に設けられた低圧燃料ポンプ2と、低圧
燃料ポンプ2に一端部が接続され他端部が第1の高圧燃
料供給装置100A及び第2の高圧燃料供給装置100
Bに接続された低圧燃料吸入配管3と、この低圧燃料吸
入配管3から分岐され低圧燃料を定圧化する低圧レギュ
レータ4と、低圧燃料吸入配管3の他端部に一端部が接
続された第1の分岐配管50A及び第2の分岐配管50
Bと、第1の分岐配管50Aの他端部に接続された第1
の高圧燃料供給装置100Aと、第2の分岐配管50B
の他端部に接続された第2の高圧燃料供給装置100B
と、第1の高圧燃料供給装置100A及び第2の高圧燃
料供給装置100Bと燃料タンク1とを接続したドレイ
ン配管17とを備えている。なお、符号12はフィルタ
である。
【0003】第1の高圧燃料供給装置100Aは、低圧
燃料吸入通路51に設けられ低圧燃料の脈動を吸収する
低圧ダンパ5と、低圧ダンパ5からの低圧燃料を加圧し
て高圧燃料吐出通路7に吐出する高圧燃料ポンプ6と、
高圧燃料吐出通路7に流れる高圧燃料の脈動を吸収する
高圧ダンパ8と、高圧燃料吐出通路7から分岐部18で
分岐された分岐通路9に設けられ高圧燃料をある所定の
圧力に調圧する高圧レギュレータ10とを備えている。
【0004】上記高圧燃料ポンプ6は、低圧燃料吸入通
路51及び高圧燃料吐出通路7の開閉を行うバルブ20
と、低圧燃料吸入通路51からの低圧燃料を加圧して高
圧燃料吐出通路7に吐出する高圧燃料供給体21とを備
えている。バルブ20は、第1のプレート22及び第2
のプレート23と、これらのプレート22,23に挟ま
れた薄板状のバルブ本体19とから構成されている。第
1のプレート22には低圧燃料吸入配管3と連通する第
1の燃料吸入口24及びこの第1の燃料吸入口24の内
寸法よりも大きな内寸法で高圧燃料吐出通路7と連通す
る第1の燃料吐出口25が形成されている。第2のプレ
ート23には第1の燃料吸入口24よりも内寸法が大き
な第2の燃料吸入口26及び第1の燃料吐出口25より
も内寸法が小さい第2の燃料吐出口27が形成されてい
る。バルブ本体19は、第1の燃料吸入口24及び第2
の燃料吸入口26の間に介在する吸入側片部28と、第
1の燃料吐出口25及び第2の燃料吐出口27の間に介
在する吐出側片部29を有している。
【0005】高圧燃料供給体21は、第1の凹部30a
内にバルブ20を収納したケーシング30と、バルブ2
0の第2のプレート23と面接触して収納された円筒状
のスリーブ31と、このスリーブ31内に摺動可能に挿
入されスリーブ31と協同して燃料加圧室32を形成し
たピストン33と、燃料加圧室32の底面34とホルダ
35との間に挟まれ燃料加圧室32の体積を拡大する方
向にピストン33を付勢した第1のスプリング36とを
備えている。また、高圧燃料供給体21は、スリーブ3
1を内周面で嵌着したハウジング37と、内周面でハウ
ジング37に嵌着されているとともに外周面に形成され
た雄ネジ部38aでケーシング30の第1の凹部30a
に螺着され、ケーシング30の第1の凹部30a内にバ
ルブ20、スリーブ31及びハウジング37を押圧、固
定したリング状の締結部材38と、ハウジング37と受
け部39との間に設けられた金属製のベローズ40と、
このベローズ40の外周でハウジング37とホルダ42
との間に縮設された第2のスプリング41と、第2のス
プリング41を囲って設けられケーシング30にねじ
(図示せず)で固着されたブラケット43とを備えてい
る。
【0006】また、高圧燃料供給体21は、ブラケット
43の端部の摺動孔43aに摺動可能に設けられたタペ
ット44と、このタペット44を回転自在に貫通したピ
ン45と、このピン45に回転自在に嵌合されたブッシ
ュ46と、カムローラ47とを備えている。カムシャフ
トの回転運動はカム52のプロフィールに従って、ピン
45、タペット44及びピストン33を往復運動させ
る。
【0007】上記高圧ダンパ8は、高圧ガスを封入した
背圧室(図示せず)と緩衝室(図示せず)とに区画する
薄板円板のステンレス鋼からなるダイヤフラム(図示せ
ず)を備えている。このダイヤフラムは、緩衝室に高圧
燃料吐出通路7から流入した燃料の圧力と背圧室内の高
圧ガスの圧力とが均衡するように移動し、これにより、
緩衝室内の容積が変化して、高圧燃料吐出通路7内の燃
料の脈動を吸収している。
【0008】なお、第2の高圧燃料供給装置100B
は、第1の高圧燃料供給装置100Aと同一構造であ
り、第2の高圧燃料供給装置100Bの構成部品につい
ては、第1の高圧燃料供給装置100Aの構成部品と同
一符号を付し、その説明は省略する。
【0009】上記構成の燃料供給装置では、燃料タンク
1内の燃料は、低圧燃料ポンプ2の駆動により低圧燃料
吸入配管3を流れ、第1の分岐配管50A及び第2の分
岐配管50Bで分流される。第1の分岐配管50Aで分
流された燃料は第1の高圧燃料供給装置100Aに供給
され、第2の分岐配管50Bで分流された燃料は第2の
高圧燃料供給装置100Bに供給される。
【0010】第1の高圧燃料供給装置100Aでは、途
中エンジンのカムシャフトに固定された駆動カム52の
回転により、カムローラ47、ブッシュ46、ピン45
及びタペット44を介してピストン33が往復運動す
る。ピストン33の降下時(燃料吸入行程時)には、燃
料加圧室32内の容積が増加し、燃料加圧室32内は減
圧される。第1の燃料吸入口24の圧力より燃料加圧室
32内の圧力が低くなるとバルブ本体19の吸入側片部
28は第2の燃料吸入口26側に撓み変形し、低圧燃料
吸入通路51内の燃料は第1の燃料吸入口24を通じて
燃料加圧室32内に流入する。ピストン33の上昇時
(燃料吐出行程時)には、燃料加圧室32内は増圧さ
れ、第1の燃料吐出口25の圧力より燃料加圧室32内
の圧力が高くなるとバルブ本体19の吐出側片部29は
第1の燃料吐出口25側に撓み変形し、燃料加圧室32
内の燃料は第1の燃料吐出口25、燃料吐出通路7を通
じて高圧ダンパ8に送られ、そこで燃圧脈動は吸収され
る。脈動が吸収された高圧燃料は、高圧配管16を通じ
て第1のデリバリパイプ13A内に供給され、その後エ
ンジンの各気筒(図示せず)に燃料噴射弁14を通じて
供給される。
【0011】第2の分岐配管50Bを通じて第2の高圧
燃料供給装置100Bに供給された燃料は、第1の高圧
燃料供給装置100Aと同一の作動により、第2の高圧
燃料供給装置100Bで高圧化される。高圧化された高
圧燃料は高圧配管16を通じて第2のデリバリパイプ1
3B内に供給され、その後エンジンの各気筒(図示せ
ず)に燃料噴射弁14を通じて供給される。
【0012】ところで、上記構成の燃料供給装置では、
例えば燃料タンク1は車体の後部にあり、また高圧燃料
供給装置100A、100Bが車体の前部のエンジンル
ーム内にあるとき、低圧燃料吸入配管3は車体の底面部
を走っており、その場合低圧燃料吸入配管3は高強度が
要求され、剛性の高い鋼管を用いている。そして、この
鋼管である低圧燃料吸入配管3を高圧燃料供給装置10
0A、100Bに直接接続させたときには、下記の問題
点があった。イ エンジンで発生する振動が低圧燃料吸
入配管3に不規則な繰り返し荷重を与え、低圧燃料吸入
配管3の耐久性を低下させる。また、その振動が車体側
に伝達され騒音が発生する。ロ 低圧燃料吸入配管3お
よび車体、エンジンともに高い寸法精度が要求されるこ
とになる。そこで、低圧燃料吸入配管3と、第1の高圧
燃料供給装置100A及び第2の高圧燃料供給装置10
0Bとの間に可撓性を有したゴム配管である第1の分岐
配管50A及び第2の分岐配管50Bを介在させ、また
低圧燃料吸入配管3の先端部をゴム配管53で構成して
いる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の燃料供給装置では、第1の高圧燃料供給装置100
Aの駆動カム52と第2の高圧燃料供給装置100Bの
駆動カム52とを同位相、あるいは低圧燃料吸入配管3
内の燃料の燃圧脈動を安定化させるために逆位相で駆動
させた場合、通常、第1の高圧燃料供給装置100Aお
よび第2の高圧燃料供給装置100Bで発生した低圧燃
料吸入配管内の圧力脈動は合流部である接続部Aでは同
位相、あるいは逆位相で合流する。それに対し、従来装
置では第1の分岐配管50Aおよび第2の分岐配管50
Bは可撓性で弾性変形するゴム配管で構成されているの
で、その分岐配管を通過する圧力変動はそれぞれ位相ズ
レが生じ、合流部である接続部Aで位相ズレによる共振
が発生し、圧力脈動が増大する。その圧力脈動の増大に
より低圧燃料供給配管が振動し、騒音が発生するという
問題点があった。本来的には第1の高圧燃料供給装置1
00Aと第2の高圧燃料供給装置100Bとの駆動周波
数が一定であるので、位相のズレ方も一定の値であり、
その位相ズレを想定して第1の高圧燃料供給装置100
A及び第2の高圧燃料供給装置100Bの駆動カム52
の位相を調整して共振の発生を抑制することも考えられ
るが、第1の分岐配管50A、第2の分岐配管50Bは
ゴム配管であるため、雰囲気温度で弾性等の物性が変化
してしまい、位相のズレ方も変動するため、共振の発生
を抑制することができなかった。
【0014】この発明は、このような問題点を解決する
ことを課題とするものであって、低圧燃料吸入配管の先
端の接続部での共振の発生を抑制して、燃圧脈動の低減
及び騒音の発生を抑制した燃料供給装置を得ることを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る燃料供給装置は、低圧燃料吸入配管に接続された第1
の分岐配管及び第2の分岐配管を剛性配管で構成したも
のである。
【0016】この発明の請求項2に係る燃料供給装置
は、低圧燃料吸入配管と第1の高圧燃料供給装置との接
続部に接続された接続配管を剛性配管で構成したもので
ある。
【0017】この発明の請求項3に係る燃料供給装置で
は、低圧燃料吸入配管の他端部は可撓性配管である。
【0018】この発明の請求項4に係る燃料供給装置で
は、剛性配管は鋼管である。
【0019】この発明の請求項5に係る燃料供給装置で
は、可撓性配管はゴム配管である。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
燃料供給装置について説明する。図1はこの発明の実施
の形態1の燃料供給装置の燃料回路図、図2は図1の燃
料供給装置の要部正面図であり、先に示した図5ないし
図7と同一または相当部分は同一符号を付して、説明す
る。この燃料供給装置は、燃料タンク1と、この燃料タ
ンク1内に設けられた低圧燃料ポンプ2と、低圧燃料ポ
ンプ2に一端部が接続され他端部が第1の高圧燃料供給
装置100A及び第2の高圧燃料供給装置100Bに接
続された低圧燃料吸入配管3と、この低圧燃料吸入配管
3から分岐され低圧燃料を定圧化する低圧レギュレータ
4と、低圧燃料吸入配管3の他端部に一端部が接続され
た第1の分岐配管150A及び第2の分岐配管150B
と、第1の分岐配管150Aの他端部に接続された第1
の高圧燃料供給装置100Aと、第2の分岐配管150
Bの他端部に接続された第2の高圧燃料供給装置100
Bと、第1の高圧燃料供給装置100A及び第2の高圧
燃料供給装置100Bと燃料タンク1とを接続したドレ
イン配管17とを備えている。前記第1の分岐配管15
0A及び前記第2の分岐配管50Bは剛性配管である鋼
管で構成されている。また、低圧燃料吸入配管3の先端
部は可撓性配管であるゴム配管53で構成されている。
なお、符号12はフィルタである。
【0021】上記構成の燃料供給装置では、燃料タンク
1内の燃料は、低圧燃料ポンプ2の駆動により低圧燃料
吸入配管3を流れ、第1の分岐配管150A及び第2の
分岐配管150Bで分流される。第1の分岐配管150
Aで分流された燃料は第1の高圧燃料供給装置100A
に供給され、第2の分岐配管150Bで分流された燃料
は第2の高圧燃料供給装置100Bに供給される。
【0022】第1の高圧燃料供給装置100Aで低圧燃
料が高圧化され、この高圧燃料は、高圧配管16を通じ
て第1のデリバリパイプ13A内に供給され、その後エ
ンジンの各気筒(図示せず)に燃料噴射弁14を通じて
供給される。同様に、第2の分岐配管150Bを通じて
第1の高圧燃料供給装置100Bに供給された低圧燃料
は、第2の高圧燃料供給装置100Bで高圧化され、そ
の高圧燃料は、エンジンの各気筒(図示せず)に燃料噴
射弁14を通じて供給される。
【0023】上記構成の燃料供給装置では、第1の高圧
燃料供給装置100Aの駆動カム52と第2の高圧燃料
供給装置100Bの駆動カム52とを同位相、あるいは
低圧燃料吸入配管3内の燃料の脈動を安定化させるため
に逆位相で駆動させた場合、第1の分岐配管150A及
び第2の分岐配管150Bは剛性配管である鋼管で構成
されているので、位相ズレが生じ難く、そのため低圧燃
料吸入配管3の先端の接続部Aでの共振の発生が抑制さ
れ、燃料の脈動が抑制されるとともに、騒音の発生を低
減することができる。
【0024】また、低圧燃料吸入配管3の他端部は可撓
性配管であるゴム配管53で構成されているので、エン
ジンの振動に伴う第1の分岐配管150Aおよび第2の
分岐配管150Bの振動が低圧燃料吸入配管3に伝達さ
れる振動荷重が低減され、低圧燃料吸入配管3の破損、
および振動から発生する騒音を防止することができる。
【0025】図3は本願発明者が実験により求めた脈動
特性図であり、従来例の場合、エンジン回転数が低回転
域(2000rpm以下)で共振が発生して、低圧燃料
吸入配管3内の接続部A近傍の燃圧の脈動が大きくなっ
ており、また高回転域(2000rpm以上)では、第
1の高圧燃料供給装置100A及び第2の高圧燃料供給
装置100Bの駆動カム52の位相が逆位相の場合、同
位相の場合と比較して燃圧が脈動が低減していることが
分かる。それに対して、実施の形態1の場合、エンジン
回転数が低回転域での共振の発生が無くなり、またカム
位相が同位相及び逆位相とも、従来例のものと比較して
全般的に脈動が低減していることが分かる。
【0026】実施の形態2.図4はこの実施の形態2の
燃料供給装置の要部平面図であり、この低圧燃料吸入配
管3の端部を構成するゴム配管53が第1の高圧燃料供
給装置100Aに直接接続されている。この接続部55
には剛性配管である鋼管で構成された接続配管54の一
端部が接続されている。この接続配管54の他端部は第
2の高圧燃料供給装置100Bと接続されている。実施
の形態1では、低圧燃料吸入配管3のゴム配管53が第
1の分岐配管150A及び第2の分岐配管150Bを介
して第1の高圧燃料供給装置100A及び第2の高圧燃
料供給装置100Bに支持されており、低圧燃料吸入配
管3が受ける繰り返し荷重が第1の分岐配管150A、
第2の分岐配管150Bおよび接続部Aに及ぼさないた
めにも、低圧燃料吸入配管3を支持する支持部材が別途
必要になっていた。この実施の形態2では、低圧燃料吸
入配管3は第1の高圧燃料供給装置100Aに直接支持
されており、低圧燃料吸入配管3が受ける繰り返し荷重
は第1の高圧燃料供給装置100Aで支持され、低圧燃
料吸入配管3を支持する支持部材を特に必要としない。
この実施の形態では、低圧燃料吸入配管3と、第1の高
圧燃料供給装置100Aおよび第2の高圧燃料供給装置
100Bとのそれぞれの距離が異なる(接続配管54の
長さ分第2の高圧燃料供給装置100Bの方が距離が長
い。)が、多少の配管長さの違いではほぼ位相ズレが生
じることは無い。また、仮に、位相ズレが生じた場合は
駆動カム52の位相を調整することで位相ズレの調整が
可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る燃料供給装置によれば、低圧燃料吸入配管に接
続された第1の分岐配管及び第2の分岐配管を剛性配管
で構成したので、低圧燃料吸入配管の先端である接続部
での共振の発生が抑制され、燃圧の脈動の低減及び騒音
の発生を抑制できる。
【0028】また、この発明の請求項2に係る燃料供給
装置によれば、低圧燃料吸入配管と第1の高圧燃料供給
装置との接続部に接続された接続配管を剛性配管で構成
したので、低圧燃料吸入配管の先端である接続部での共
振の発生が抑制され、燃圧の脈動の低減及び騒音の発生
を抑制できる。
【0029】また、この発明の請求項3に係る燃料供給
装置によれば、低圧燃料吸入配管の他端部は可撓性配管
であるので、この可撓性配管で低圧燃料吸入配管に加わ
る不規則な繰り返し荷重が吸収され、低圧燃料吸入配管
の破損が防止され、また低圧燃料吸入配管の長さ方向の
寸法誤差を吸収でき、低圧燃料吸入配管と、第1の分岐
配管及び第2の分岐配管との接続作業性が向上する。
【0030】また、この発明の請求項4に係る燃料供給
装置によれば、剛性配管は鋼管であるので、安価で剛性
配管を得ることができる。
【0031】また、この発明の請求項5に係る燃料供給
装置によれば、可撓性配管はゴム配管であるので、安価
で可撓性配管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の燃料供給装置の燃
料回路図である。
【図2】 図1の燃料供給装置の要部平面図である。
【図3】 実施の形態1と従来例とを比較した脈動特性
図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の燃料供給装置の要
部平面である。
【図5】 従来の燃料供給装置の燃料回路図である。
【図6】 図5の第1の高圧燃料供給装置の一部切欠き
断面図である。
【図7】 図5の高圧燃料ポンプのバルブの断面図であ
る。
【符号の説明】
3 低圧燃料吸入配管、53 ゴム配管(可撓性配
管)、54 接続配管、55 接続部、100A 第1
の高圧燃料供給装置、100B 第2の高圧燃料供給装
置、150A 第1の分岐配管(剛性配管)、150B
第2の分岐配管(剛性配管)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクと、 この燃料タンク内に設けられた低圧燃料ポンプと、 前記低圧燃料ポンプに一端部が接続された低圧燃料吸入
    配管と、 この低圧燃料吸入配管の他端部に一端部が接続された第
    1の分岐配管と、 この第1の分岐配管の他端部に接続され低圧燃料吸入配
    管からの低圧燃料を高圧燃料に加圧して吐出する第1の
    高圧燃料供給装置と、 前記低圧燃料吸入配管の他端部に一端部が接続された第
    2の分岐配管と、 この第2の分岐配管の他端部に接続され低圧燃料吸入配
    管からの低圧燃料を高圧燃料に加圧して吐出する第2の
    高圧燃料供給装置と、を備えた燃料供給装置であって、 前記第1の分岐配管及び前記第2の分岐配管は剛性配管
    で構成された燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 燃料タンクと、 この燃料タンク内に設けられた低圧燃料ポンプと、 前記低圧燃料ポンプに一端部が接続された低圧燃料吸入
    配管と、 この低圧燃料吸入配管の他端部に接続され低圧燃料吸入
    配管からの低圧燃料を高圧燃料に加圧して吐出する第1
    の高圧燃料供給装置と、 前記低圧燃料吸入配管と前記第1の高圧燃料供給装置と
    の接続部に一端部が接続された接続配管と、 この接続配管の他端部に接続され低圧燃料吸入配管から
    の低圧燃料を高圧燃料に加圧して吐出する第2の高圧燃
    料供給装置と、を備えた燃料供給装置であって、 前記接続配管は剛性配管で構成された燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 低圧燃料吸入配管の他端部は可撓性配管
    で構成されている請求項1または請求項2に記載の燃料
    供給装置。
  4. 【請求項4】 剛性配管は鋼管である請求項1ないし請
    求項3の何れかに記載の燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 可撓性配管はゴム配管である請求項1な
    いし請求項4の何れかに記載の燃料供給装置。
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