JP2006258066A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デリバリパイプ11に対して移動不能に固定される環状の固定フランジ部と、該固定フランジ部の内側に連続して設けられデリバリパイプ11の内部を高圧燃料が導入される燃料室25と低圧燃料が導入される背圧室28とを仕切る仕切部とを有し、高圧燃料と低圧燃料との差圧に基づいて変形して燃料室25内の燃圧脈動を減衰する脈動減衰部材31が設けられる。
【選択図】 図1
Description
特許文献1の技術では、高圧燃料ポンプにて高圧燃料が導入されるデリバリパイプに気体封入式ダンパを内蔵したアキュムレータが連結されて構成されている。このように構成することで、高圧燃料ポンプやインジェクタの駆動に伴う断続的な燃料供給や燃料噴射により燃圧脈動(変動)が生じても、これに追従するようにダンパが伸縮して燃圧脈動が吸収(減衰)されるようになっている。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、デリバリパイプ内の燃圧脈動減衰効果を簡単な構成で十分得ることができる内燃機関の燃料供給装置を提供することにある。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の内燃機関の燃料供給装置において、前記脈動減衰部材は、前記仕切部から前記燃料室とは反対側に延び内側空間を前記背圧室として構成する筒状部を有することをその要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、インジェクタが接続されたデリバリパイプ内には、燃料タンクから汲み上げられた低圧燃料を高圧燃料ポンプにて昇圧した高圧燃料が供給される。このようなデリバリパイプに対して脈動減衰部材に設けた環状の固定部が移動不能に固定され、該固定部の内側に連続して設けられる仕切部がデリバリパイプの内部を高圧燃料が導入される燃料室と低圧燃料が導入される背圧室とを仕切るとともに、高圧燃料と低圧燃料との差圧に基づいて変形する。ここで、インジェクタの断続的な燃料噴射動作や、高圧燃料ポンプが燃料昇圧動作を断続的に実施するものである場合、その断続的な燃料昇圧動作が燃圧脈動を発生させる。燃圧脈動により燃料室内の燃圧が低下すると、背圧室の低圧燃料との差圧が減少するため、脈動減衰部材の仕切部が燃料室側に変形して該燃料室内の容積を小さくし、逆に燃料室内の燃圧が上昇すると、背圧室の低圧燃料との差圧が増大するため、脈動減衰部材の仕切部が背圧室側に変形して該燃料室内の容積を大きくする。つまり、このようなダンピング効果により燃料室内の燃圧脈動が効果的に減衰し、該燃料室内の燃圧が安定化する。しかも、脈動減衰部材はデリバリパイプに対して環状の固定部をもって移動不能に固定され該固定部の内側に連続して設けられる仕切部を変形させて燃圧脈動を減衰する構成のため、デリバリパイプ内を摺動する摺動部材を用いる従来と比べて、燃料室と背圧室との間のシール性や摩耗等を考慮する必要がない簡単な構成で実現できる。
請求項3に記載の発明によれば、脈動減衰部材には仕切部から燃料室とは反対側に延び内側空間を背圧室として構成する筒状部が一体に設けられるので、背圧室を容易に構成することができる。
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態の燃料供給装置は、図1に示すように、機関燃焼室51に直接燃料噴射を実施する直噴式の内燃機関50に用いられ、高圧燃料ポンプ10からデリバリパイプ11に圧送される高圧燃料を該デリバリパイプ11(後述する燃料室25)に接続されたインジェクタ12に分配供給するものである。
(1)デリバリパイプ11に対して脈動減衰部材31に設けた環状の固定フランジ部31cがキャップ32により移動不能に固定される。また、固定フランジ部31cの内側に連続して設けられる仕切部31bがデリバリパイプ11の内部を高圧燃料が導入される燃料室25と低圧燃料が導入される背圧室28とを仕切るとともに、高圧燃料と低圧燃料との差圧に基づいて変形するようになっている。ところで、インジェクタ12の断続的な燃料噴射動作や、高圧燃料ポンプ10の断続的な燃料昇圧動作が燃圧脈動を発生させる。この燃圧脈動により燃料室25内の燃圧が低下すると、背圧室28の低圧燃料との差圧が減少するため、脈動減衰部材31の仕切部31bが燃料室25側に変形して該燃料室25内の容積を小さくする。逆に燃料室25内の燃圧が上昇すると、背圧室28の低圧燃料との差圧が増大するため、脈動減衰部材31の仕切部31bが背圧室28側に変形して該燃料室25内の容積を大きくする。つまり、このようなダンピング効果により燃料室25内の燃圧脈動が効果的に減衰し、該燃料室25内の燃圧を安定化することができる。しかも、本実施の形態の脈動減衰部材31は、デリバリパイプ11に対して環状の固定フランジ部31cをもって移動不能に固定され該固定フランジ部31cの内側に連続して設けられる仕切部31bを変形させて燃圧脈動を減衰する構成としている。そのため、デリバリパイプ11内を摺動する摺動部材を用いる従来と比べて、燃料室25と背圧室28との間のシール性や摩耗等を考慮する必要がない簡単な構成で実現することができる。
(3)脈動減衰部材31の固定フランジ部31cは、デリバリパイプ11と該デリバリパイプ11に固定されるキャップ32との間で挟持されて固定される。つまり、脈動減衰部材31をデリバリパイプ11とキャップ32とで挟持するだけで容易に固定することができる。
以下、本発明を具体化した第2の実施の形態を図面に従って説明する。尚、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と脈動減衰部材及びその周囲構造が異なるのみである。
○上記各実施の形態では、脈動減衰部材31,35をゴム等の弾性材料にて構成したが、弾性を有する合成樹脂にて構成してもよい。また、弾性を有していない材料、例えば金属材料であっても、仕切部31b,35bが変形可能な(可撓性を有する)ように構成すればよい。また、脈動減衰部材31,35を2以上の材料を組み合わせて構成してもよい。
Claims (7)
- 燃料噴射を実施するインジェクタが接続されたデリバリパイプ内に、燃料タンクから汲み上げられた低圧燃料を高圧燃料ポンプにて昇圧し高圧燃料として供給する内燃機関の燃料供給装置であって、
前記デリバリパイプに対して移動不能に固定される環状の固定部と、該固定部の内側に連続して設けられ前記デリバリパイプの内部を前記高圧燃料が導入される燃料室と前記低圧燃料が導入される背圧室とを仕切る仕切部とを有し、前記高圧燃料と前記低圧燃料との差圧に基づいて変形して前記燃料室内の燃圧脈動を減衰する脈動減衰部材を設けたことを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。 - 請求項1記載の内燃機関の燃料供給装置において、
前記脈動減衰部材を弾性材料にて形成したことを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。 - 請求項1又は2に記載の内燃機関の燃料供給装置において、
前記脈動減衰部材は、前記仕切部から前記燃料室とは反対側に延び内側空間を前記背圧室として構成する筒状部を有することを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関の燃料供給装置において、
前記脈動減衰部材の固定部を、前記デリバリパイプと該デリバリパイプに固定される固定部材との間で挟持して固定したことを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。 - 請求項4に記載の内燃機関の燃料供給装置において、
前記脈動減衰部材を弾性材料にて形成し、
前記脈動減衰部材の固定部を、前記デリバリパイプと前記固定部材との間で弾性変形させて挟持したことを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。 - 請求項4又は5に記載の内燃機関の燃料供給装置において、
前記固定部材は、前記脈動減衰部材の仕切部側に当接するように延び内側空間を前記背圧室として構成する筒状部を有することを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。 - 請求項4〜6のいずれか1項に記載の内燃機関の燃料供給装置において、
前記固定部材及び前記デリバリパイプは、相互に螺合する螺合部を一体に有することを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
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