JP2020152457A - 液体収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容液中のパーティクル量、金属イオン溶出量および有機物溶出量を低く抑えること。【解決手段】液体収納容器は0.1μm径のパーティクル数が15個/mL以下、Li、Na、K、Be、Mg、Caの各金属イオンの溶出量が0.02ppb以下、C10〜C28のアルカンの溶出量がトルエン換算で200ppm以下の特性をもつ。【選択図】図1

Description

本発明は、液体収納容器に係り、とりわけ工業薬品分野、医薬品や化粧品原料分野等で流動性内容物の保管や輸送に供せられる外装容器内に収容して使用される液体収納容器に関する。
従来、工業薬品分野、医薬品や化粧品原料分野等で、保管や輸送にアルミニウム、スチール、ステンレス、ファイバーボード等で作られた外装容器の内部に配置され、流動性内容液を収容する液体収納容器が使用されている。
このような液体収納容器は、使用済みの液体収納容器を外装容器から取り出し、新たな液体収納容器を外装容器内にセットするだけで再使用することができるために、例えば、液体収納容器を使用せずに直にスチール等の外装容器に流動性内容物を充填する場合に比べて、洗浄する手間等が省けるなどの利点があり、工業薬品、医薬品や化粧品原料の容器として広く使用されている。
ところでディスプレイや半導体製造に関わるフォトリソグラフィ工程において、感光性樹脂(レジスト)は、基材上に細線パターンを形成するための材料として用いられる。
一方で、特に半導体分野では回路集積率の向上により、細線パターンに求められる線幅が年々狭まっており、近年では100nm以下の微小線幅でパターンが形成されており、30nm以下の微小線幅までもが求められ始めている。
このような線幅が求められるレジストの分野において、内容液としてのレジスト中のパーティクルの存在は歩留まり悪化の原因となる。
すなわち、基材上に塗布されたレジストにパーティクルが混入していた場合、パーティクル部にはレジストがないため、レジスト硬化・現像に際してパターン欠落となってしまい、パーティクルのサイズによっては、細線が断線してしまう。
このような断線の発生率を低下させるため、レジスト液内のパーティクルのサイズ、個数を低下させることが求められている。
また、レジストを用いてパターンを形成する場合、現像・エッチング・洗浄などの工程を踏む必要がある。
これらの工程においても、内容液内のパーティクルの存在は好ましくない。
すなわち、現像工程においてはパーティクルが存在する部分の直下のレジストが現像されない。また、エッチング工程においては、パーティクルが存在する部分の直下をエッチングできない。さらに洗浄工程においては、パーティクルが基材に残存してしまうなどの不具合が発生する。
これらの不具合の発生率を低下させるため、これらの内容液中のパーティクルサイズ、個数を低下させることが求められている。
また、上記パーティクルと同様に、内容液中の金属イオン量についても、低減が求められている。
すなわち、内容液がレジストである場合、レジスト中に金属イオン、特にアルカリ金属イオンが存在する場合、基材上に形成される層(トランジスタ素子など)内に固定正電荷として残存してしまい、トランジスタ素子の電荷特性を変化させてしまう、といった不具合が発生してしまう。
また、電池や配線を形成するに際しては、残留金属イオンがマイグレーションの要因となってしまう。
内容液が、現像液やエッチング液、洗浄液である場合においても金属イオンが含有されている場合には同様のリスクが生じてしまう。
近年、素子の小型化や細線化にともない、コンタミネーション起因の層中金属イオンに対する要求スペックは極少量化しており、フォトリソグラフィ工程では、pptオーダーでの金属イオン数管理が求められている。
上記に加えて、内容液中の有機物不純物量についても、低減が求められている。
すなわち、レジスト液中に有機物不純物が存在する場合、レジストの硬化および細線パターンの形成に悪影響を及ぼす。
また、現像・エッチングの工程においては、現像・エッチングの効率を阻害する要因となり、更に、洗浄工程においては、有機物不純物が基材に残存してしまうなどの不具合が発生する。
この様に、内容液の有機物汚染を避けるため、内容液中の有機物不純物を充分に低下させる必要がある。
特許第3929000号公報 特許第4926536号公報 特開2014−104609号公報
本発明は上記点を考慮してなされたものであり、内容液中のパーティクル量、金属イオンおよび有機物の溶出量を低く抑えることができる液体収納容器を提供することを目的とする。
本発明は、外装容器内に配置され、内部に内容液が収納される液体収納容器において、前記液体収納容器は、前記液体収納容器の内容積を3Lに成形し、この3L内容積の内部を純水で満たした場合における0.1μm径のパーティクル数が15個/mL以下であり、前記液体収納容器の内容積を3Lに成形し、この3L内容積の内部を塩酸で満たした場合におけるLi、Na、K、Be、Mg、Caの各金属イオンの溶出量がいずれも0.02ppb未満であり、液体収納容器の最内層は低密度ポリオレフィンフィルムを含み、13mLのジメチルカーボネートに接触面積が45000mmとなる様に前記最内層を接触させた場合にC10〜C28のアルカンの溶出量がトルエン換算で200ppm以下となることを特徴とする液体収納容器である。
本発明は、前記液体収納容器内部を純水で満たした場合における0.2μm径のパーティクル数が5個/mL以下となることを特徴とする液体収納容器であってもよい。
本発明は、前記液体収納容器内部を塩酸で満たした場合における元素番号24〜30の金属イオンの溶出量が、いずれも0.02ppb未満であることを特徴とする液体収納容器であってもよい。
本発明は、前記液体収納容器は内袋と外袋とを有することを特徴とする液体収納容器であってもよい。
本発明は、前記液体収納容器は袋本体と、この袋本体の側縁部に設けられた注出口とを有することを特徴とする液体収納容器であってもよい。
本発明は、前記袋本体と前記注出口は一体成形され、前記注出口は前記袋本体の上縁から外方へ突出することを特徴とする液体収納容器であってもよい。
以上のように本発明によれば、内容液のパーティクル量、金属イオンおよび有機物の溶出量を低く抑えることができる。
図1は本発明による液体収納容器を示す平面図。 図2は注出口を示す斜視図。 図3は注出口を示す側面図。 図4は注出口を図3(a)と90°異なる方向からみた側面図。 図5は注出口を示す上面図。 図6は注出口を示す底面図。 図7は袋本体に取付けられた注出口を示す側面図。 図8(a)(b)は液体収納容器を外装容器内に挿入する状態を示す図。 図9は液体収納容器の袋本体の層構成を示す断面図。 図10(a)は折畳まれた液体収納容器を示す図、図10(b)は図10(a)のB部拡大図、図10(c)は図10(a)のC部拡大図。 図11は液体収納容器の袋本体を縦方向折曲線を介してじゃ腹状に折畳む状態を示す図。 図12は液体収納容器の袋本体を上方横方向折曲線と下方横方向折曲線を介して折畳む状態を示す図。 図13は液体収納容器の袋本体を折曲線を介して折曲げることにより形成された三角折曲部を示す図。 図14は液体収納容器の製造方法を示す図。 図15は液体収納容器の袋本体内のパーティクル数を示す図。 図16は液体収納容器の変形例を示す図。 図17袋本体の外観を示す図。 図18は液体収納容器の金属溶出量を示す図。 図19は本発明による液体収納容器の変形例を示す図。 図20は液体収納容器のアルカン溶出量を示す図。
<本発明の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
ここで図1は本発明による液体収納容器の一実施形態を示す平面図であり、図2は注出口の斜視図であり、図3は注出口の側面図であり、図4は注出口を図3と90°異なる方向からみた側面図であり、図5は注出口の上面図であり、図6は注出口の底面図であり、図7は袋本体に取付けられた注出口の側面図である。
本実施形態による液体収納容器1は、外袋20と内袋21とを重ね合わせた多重フィルム2を、内袋21同士が対向するように重ね合わせて合計4枚とし、その四辺をヒートシールしてヒートシール部10を形成した袋本体3と、この袋本体3の上縁3aに配置され内袋21間に予め熱融着された注出口40とを備えている。
尚、本実施形態では、袋本体3は多重フィルム2を内袋21同士が対向するようにして積層し、四辺をヒートシールしてヒートシール部10を形成することにより得られるが、これに限定されるものではなく、例えば、多重フィルム2を内袋21同士が対向するようにして折り曲げた後、重なり合った外周辺の三辺をヒートシールして形成してもよい。また、ヒートシール部10の内縁各部は、その内縁が弧状となるよう形成してもよい。これによって、角部に流動性内容物が残存し難い構造となる。また、袋本体は必ずしも多重フィルムから構成する必要はなく、包本体3のフィルム構成は内容物や量に応じて適宜選定できる。
なお、上述のように袋本体3は2枚の多重フィルム2を重ね合わせ、周縁をヒートシールしてヒートシール部10を形成することにより得られる。この場合、袋本体3は上縁3aと、底縁3bと、2側縁3c、3cとを有する矩形形状を有している。また上縁3aは2本の上縁ヒートシール部10aを含み、底縁3bは1本の底縁ヒートシール部10bを含み、各側縁3c、3cは1本の側縁ヒートシール部10cを有し、これら上縁ヒートシール部10aと、底縁ヒートシール部10bと側縁ヒートシール部10cとによりヒートシール部10が構成されている。
また袋本体3の上縁3aは、上述のように2本の上縁ヒートシール部10aを含む。このように上縁3aのヒートシール部10aを2本に分けることにより、例えば上縁3aに2本分のヒートシール部10aの幅をもつ1本のヒートシール部を形成する場合に比べて、上縁3aを比較的軟質に構成することができるため、好ましい。しかしながら、袋本体3の上縁3aに1本の上縁ヒートシール部10aを設けても良い(図19参照)。
また注出口40は、袋本体3の上縁3aに熱融着された注出口取付部50と、該注出口取付部50に連接され袋本体3から外方へ突出する注出口本体41とを有し、注出口本体41の上端には注出口フランジ42が設けられている。また、図1に示すように、注出口40は注出口取付部50で多重フィルム2の内袋21間に熱融着されている。
注出口40の注出口取付部50は、図2乃至図7に示すように、中央部51と、中央部51の両側に設けられ中央部51の厚みより薄肉となる薄肉部52をもつ楕円筒体からなり、扁平状で中央部51に貫通穴45を有する。通常、注出口40を注出口取付部50において多重フィルム2の内袋21間に熱融着する際に、内袋21間と注出口取付部50の端部で囲まれる2つの領域に隙間ができて密封不良となり易い。これを防止するために両側に薄肉部52を設け、熱融着時にこの薄肉部52を溶融することにより隙間ができることを防止する。
また注出口40の注出口本体41は、断面形状が略U字形状の筒状体からなり、その上端周縁に注出口フランジ42が設けられている。注出口本体41の底部43には、開口44が形成されている。この開口44によって液体収納容器1と、後述する外装容器5との間に通気を確保することができ、使用時に内容液を汲み出す際には、この開口44を通じて液体収納容器1と外装容器5との間に気体を封入して、液体収納容器1の外部から圧力をかけて液体収納容器1内部の内容液の汲み出しをスムースに行うことができる。また注出口本体41内の底部43には、注出口上部部材70が垂直方向に延びて設けられている。
注出口40の注出口フランジ42は外装容器5に形成された開口部5aに装着され、液体収納容器1が外装容器5内で支持される。
注出口40は、好ましくは射出成形法にて製造される。これに用いる樹脂としては射出成形可能な樹脂であれば特に限定するものではないが、多重フィルム2の内袋21の内面を構成する樹脂と熱融着により接合されるために、内袋21の内面を構成する樹脂により適宜選択する必要があるが、通常は高温時でも剛性があり、低温時において脆化し難い高密度ポリエチレンが好適である。
次に、袋本体3を構成する多重フィルム2について説明する。本実施の形態においては、多重フィルム2は外袋20を構成するフィルムと内袋21を構成するフィルムとで構成される。
図9に示すように、袋本体3の外袋20としては未延伸ナイロン(厚さ20μm)20a/直鎖状低密度ポリエチレン(厚さ40μm)20bの積層体を用いることができ、内袋21としては直鎖状低密度ポリエチレン(厚さ70μm)を用いることができる。
この場合、外袋20は未延伸ナイロン20aを含むため、外袋20としてはその伸長度を増加させることができ、例えば外袋20は300%〜500%の伸長度をもつ。このように外袋20は高い伸長度をもつことができるため、袋本体3を全体として軟質とすることができ、後述のように外装容器5内に袋本体3を挿入し、この袋本体3内に窒素ガスやクリーンドライエアーを供給して袋本体3を外装容器内で膨らませる際、スムースに袋本体3を膨らませることができる。
なお、袋本体3の材料としては上述したものに限られることはない。
例えば内袋21の材料としては、低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンと直鎖状低密度ポリエチレンの混合物のような材料を用いることができる。
また外袋20の材料としては、伸長度が300%〜500%のもの、例えば、未延伸ナイロンや、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンと直鎖状低密度ポリエチレンの混合物、などの材料を用いることができる。
これらの各種ポリエチレンに代表されるポリオレフィンには、製造工程に由来する低分子量成分が含まれることがある。そのため、低分子量成分である炭素数10から28(C10〜C28)の低分子量アルカンの溶出を防ぐためには、ポリオレフィン材料を適切に選択することが重要である。
次に液体収納容器1の袋本体3の材質について更に述べる。
液体収納容器1の袋本体3は、内容積が3Lとなる様に成形した袋本体3内部を純水で満たした場合における袋本体3内部の0.1μm径のパーティクル数が15個/mL、好ましくは5.7〜11.7個/mLとなっている(図15参照)。
また0.15μm径のパーティクル数は、2.9〜5.4個/mLとなっており、0.2μm径のパーティクル数は5個/mL以下、好ましくは1.4〜2.8個/mLとなっており、0.3μm径のパーティクル数は0.5〜1.0個/mLとなっており、0.5μm径のパーティクル数は0.1〜0.2個/mLとなっている。
少なくとも0.1μm径サイズのパーティクルでは15個/mLまで、0.2μm径のサイズのパーティクルでは5個/mLまでとすることにより、レジストを用いてパターンを形成する場合、現像液・エッチング液・洗浄液を用いて現像・エッチング・洗浄などの工程を踏む場合などにおいて、パーティクルの存在に起因した欠陥の欠陥修正の工程負荷を低減させることが可能となる。
また内容積が3Lとなる様に成形した袋本体3内部を塩酸で満たし、60℃にて1週間静置保管した場合における袋本体内部へのLi、Na、K、Be、Mg、Caの各金属イオンの溶出量が、いずれも0.02ppb未満となっている。さらに、内容積が3Lとなる様に成形した袋本体3内部を塩酸で満たし、60℃にて1週間静置保管した場合における元素番号24〜30の金属イオンの溶出量、すなわちCr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Znの金属イオンの溶出量も0.02ppb未満となっている。さらにまた、Au、Ag、Alの金属イオンの溶出量も0.02ppb未満となっている(図18参照)。内容液がレジストである場合、レジスト中に金属イオン、特にアルカリ金属イオンが存在する場合、基材上に形成される層(トランジスタ素子など)内に固定正電荷として残存してしまい、トランジスタ素子の電荷特性を変化させてしまう、といった不具合が生じる場合がある。金属イオン存在量を0.02ppb未満である場合には、トランジスタ素子の電荷特性等の性能の低下を抑制することが可能となる。
また、上述のように袋本体3の最内層は、低密度ポリオレフィンフィルムからなり、13mLのジメチルカーボネートに接触面積が45000mmとなる様に袋本体3の最内層を接触させた場合、袋本体内部へのC10〜C28のアルカンの溶出量(有機物溶出量)は、トルエン換算で200ppm以下となっている。
内容液を基材に塗工して薄膜を形成する際、内容液中に有機物低分子量成分が多い場合には、基材表面に低分子量成分が吸着してしまい、薄膜の形成を阻害する不具合が生じる場合がある。内容液中に溶出したC10〜C28のアルカンの量がトルエン換算で200ppm以下である場合には、これらの不具合が生じることなく、薄膜が形成できる。
このように液体収納容器1の袋本体3について、パーティクル数、金属イオン溶出量および有機物溶出量を上記のように定めることにより、内容液としてディスプレイや半導体を製造する際使用されるレジストを用いた場合でも、最終製品としてのディスプレイおよび半導体を微細にかつ精度良く製造することができる。
このような構成からなる液体収納容器1の袋本体3は次のようにして製造される。
まず、図14(a)に示すようにクリーンフィルタ81を通った清浄空気を用いたインフレーション成形機80により、内部が清浄空気で満たされた筒状の内袋21を製造し、筒状の内袋21の内面同士が対向して接する様に巻き取る。次に図14(b)に示すように、上述の様にして巻き取られた筒状の内袋21を、内面同士が対向して接する様に巻き出し、内袋21の外面上方および下方に外袋20用のフィルムを配置し、多重フィルム2とする。次に、外袋20用のフィルムと内面同士が対向して接する様に巻き出された筒状の内袋21をヒートシール装置(図示せず)によりヒートシールし、側縁ヒートシール部10c、10c、上縁ヒートシール部10a、底縁ヒートシール部10bからなるヒートシール部10を形成する。この際、上縁ヒートシール部10aには、後に注出口40の注出口取付部50を挿入して熱溶着する部分のみ、ヒートシールせずに未シール部としておく。次に、外袋20と内袋21とがヒートシールされてヒートシール部10が形成された帯状フィルムを、袋本体毎に切断して、袋本体3を製造する。
しかる後に、注出口40の注出口取付部50を、袋本体3の上縁ヒートシール部10aの未シール部から内袋21の中へ挿入し、外袋20の上からヒートシールを行う事で内袋21と注出口取付部50とを熱溶着し、液体収納容器1が得られる。
なお、これら一連の工程は、全てクリーンルームの中で行われる。
この様にすることで、袋本体3の内袋21の内面を、クリーンフィルタ81を通った清浄空気以外に触れさせることなく、液体収納容器1を作製することができる。すなわち、液体収納容器1の製造工程において、パーティクルや金属イオンが内袋21の内面に付着することを防止できる。
このことにより、上記のような特性をもった液体収納容器1を得ることができる。
なお、Tダイ法など、内袋21をフィルム状に得る成膜方法によって液体収納容器1を得る場合、内袋21の内面がガイドロール等の金属と接触することを避けられず、成膜工程内での内袋21内面の金属汚染が大きくなってしまい、金属イオン溶出量が増加してしまう。
次に袋本体3の形状について説明する。袋本体3は図10乃至図13に示すように、縦方向に延びる複数、例えば4本の縦方向折曲線11を介してじゃ腹状に折畳まれて形成された5つのじゃ腹部12を含む(図10および図11参照)。
この場合、袋本体3の各じゃ腹部12は略同一の幅Wを有している。そして袋本体3に取付けられた注出口40は5つのじゃ腹部12のうち中央のじゃ腹部12に対応して配置されている。
またこのように袋本体3を縦方向折曲線11を介して折畳んで5つのじゃ腹部12を形成した後、袋本体3は上方横方向折曲線15aと下方横方向折曲線15bとを介して折畳まれて、横方向に延びる折畳み部16が形成される(図12参照)。
その後袋本体3が折曲線13に沿って折曲げられて三角折曲部14を形成しても良い(図10(b)参照)。
このようにして図10(a)(b)に示すように、袋本体3に複数のじゃ腹部12と、折畳み部16と、三角折曲部14とが形成された液体収納容器1が準備される。
なお、複数のじゃ腹部12と、折畳み部16とは、いずれを先に形成しても良い。
次に図8(a)(b)に示すように、液体収納容器1は更に縦方向に折畳まれて縦方向に細長状に形成され、液体収納容器1は開口部5aから外装容器5内に挿入される。
次に液体収納容器1の注出口40が外装容器5の開口部5aに装着される。この場合、注出口40の注出口本体41の注出口フランジ42が外装容器5の開口部5aに係合する(図7参照)。
次に液体収納容器1の注出口40に膨らまし治具(図示せず)が装着され、この膨らまし治具を用いて液体収納容器1内に窒素ガスまたはクリーンドライエアーが供給されて、外装容器5内で液体収納容器1の袋本体3が膨らむ。
次に外装容器5内で液体収納容器1を膨らませる作用について、以下詳述する。
外装容器5内に液体収納容器1を挿入した場合、まず液体収納容器1の袋本体3のうち折畳み部16より下方の部分が自重により落下して、袋本体3が拡がる。
次に上述のように、液体収納容器1内に膨らまし治具を用いて窒素ガスまたはクリーンドライエアーを供給することにより、袋本体3が膨らむ。これに伴って、縦方向折曲線11を介してじゃ腹状に折畳まれた袋本体3が平坦状に拡げられる。
この時、袋本体3の上方部に、折曲線13を介して折曲げることにより形成された三角折曲部14が形成されている場合には、袋本体3が拡がる時に袋本体3の上縁3aの隅部が外装容器5の開口部5aに引掛かることはなく、このため袋本体3が損傷することが防止される。
また袋本体3の上縁3aは1本あるいは2本の上縁ヒートシール部10aを含むため、幅広のヒートシール部を含む場合に比べて上縁3aを軟質に構成することができ、袋本体3をよりスムースに外装容器5内で拡げることができる。さらにまた袋本体3の外袋20は300%〜500%の伸長度を有するため、袋本体3の柔軟性を高めて、袋本体3の拡張作用を容易に行なうことができる。
このようにして、外装容器と液体収納容器の組合体が得られる。その後、膨らまし治具が注出口40から取外され、内容液充填機(図示せず)が注出口40に装着されて、この内容液充填機から内容液が液体収納容器へ充填される。
内容液が液体収納容器へ充填された後、図7に示すように、外装容器5の開口部5aに装着された注出口40の注出口本体41内に、液体分配ノズル60を保持する注出口上部部材70が装着され、この注出口上部部材70内に液体分配ノズル60が挿入される。
注出口上部部材70内に挿入された液体分配ノズル60は、注出口40の貫通穴45を貫通して液体収納容器1の袋本体3内へ延びている。また液体分配ノズル60はその上端に形成された大径部63と、その下端に形成されたドーム形状部61とを有し、ドーム形状部61に複数の開孔62が形成されている。このドーム形状部61は、半球状をなしており、この半球状の面に複数の開孔62が形成されている。ドーム形状部61は、液体分配ノズル60の下端が半球状に形成されていてもよいし、または半球状に形成されたノズルキャップが液体分配ノズル60の下端に取り付けられていてもよい。
注出口上部部材70内に挿入された液体分配ノズル60は、その上端に設けられた大径部63が注出口上部部材70に係合して、この注出口上部部材70により保持される。
このようにして、液体収納容器1内への内容液の充填工程を終えた後、外装容器5の開口部5aにキャップ(図示せず)が装着される。この時、キャップと注出口上部部材70との間に、ブレイクシールと呼ばれる密閉部材(後述するディスペンサ(図示せず)を取付ける際にディスペンサ先端によって突き破られる、発塵なく貫通可能な肉厚フィルム)が介在される。このため、注出口40と、液体分配ノズル60とは、このブレイクシールとキャップによって密閉される。このようにして、注出口40および液体分配ノズル60の大径部63が密閉される。この場合、キャップは開口部5a外周に設けられた外ねじ5bに係合する。また、キャップは、キャップ本体と上部キャップとからなり、上部キャップはキャップ本体から取り外しが可能である。
液体収納容器1内の内容液を外部へ排出する場合、上部キャップがキャップ本体より取外され、液体分配ノズル60の大径部63がブレイクシールおよびキャップ本体を介してディスペンサに接続される。
次に加圧ガス源(図示せず)から窒素ガスが注出口40の注出口本体41内に供給され、その後窒素ガスは、開口44から、外装容器5と液体収納容器1の袋本体3との間の空間に入る。次に袋本体3が外側から窒素ガスにより押圧され、袋本体3内の内容液がドーム形状部61の開孔62から液体分配ノズル60内に入り、液体分配ノズル60内の内容液はその後大径部63からディスペンサ側へ排出される。
この間、液体分配ノズル60はその下端にドーム形状部61を有するため、袋本体3内の内容液を液体分配ノズル60を介して大径部63から外方へ排出する場合、液体分配ノズル60の下端が袋本体3内面に当接しても、液体分配ノズル60の下端によって袋本体3が破損することが防止される。
また、袋本体3内の内容液はドーム形状部61に設けられた複数の開孔62を介して液体分配ノズル60内に吸込まれて、大径部63からディスペンサ側へ排出される。このため液体分配ノズル60の下端中心に単一の開孔を設けた場合に比べて、内容液の残量が少なくなっても袋本体3が液体分配ノズル60に密接して液体分配ノズル60内へ内容液が流れにくくなることが防止される。
<本発明の変形例>
次に図16により本発明の変形例について説明する。
上記実施の形態において、液体収納容器1が袋本体3と、袋本体3の上縁3aに袋本体3とは別体に取付けられた注出口40とを有する例を示したが、これに限らず液体収納容器1は袋本体3と、この袋本体3の上縁3aから外方へ突出するとともに袋本体3と一体成形された注出口40を有していてもよく、内袋と外袋を有する代わりに、内袋を有していても良い。
袋本体3と注出口40は、例えば低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンや、低密度ポリエチレンと直鎖状低密度ポリエチレンなどから一体に成形することができる。
この変形例においては、袋本体3の注出口40は注出口先端40tと注出口側縁ヒートシール部40uにてヒートシールされて密封されており、液体収納容器1は全体として平坦状に構成されている。
すなわち、図14(a)に示すようにクリーンフィルタ81を通った清浄空気を用いて、インフレーション成形機80により、内部が清浄空気で満たされた筒状の内袋21を製造し、筒状の内袋21の内面同士が対向して接する様に巻き取る。次に、上述の様にして巻き取られた筒状の内袋21を、内面同士が対向して接する様に巻き出し、ヒートシール装置によりヒートシールして、側縁ヒートシール部10c、10c、上縁ヒートシール部10a、底縁ヒートシール部10b、注出口側縁ヒートシール部40u、注出口先端40tからなるヒートシール部10を形成する。次に、ヒートシール部10が形成された帯状フィルムを、袋本体毎に切断することで、袋本体3と注出口40とが一体に成形された液体収納容器1が得られる。なお、この変形例においては、注出口先端40tを切断することで注出口を開口し、液体を液体収納容器1の内部に充填し、保管することができる。
次に本発明の具体的実施例について説明する。
(実施例1)
クリーンフィルタ81としてULPAフィルタ(JIS Z 8122により規定)を用いて、インフレーション成形機(WINDMOELLER&HOELSCHER CORPORATION製)により、低密度ポリエチレン樹脂、具体的には宇部丸善ポリエチレン株式会社のUBEポリエチレンB128を用いて、袋本体3を厚さ70μmにて作製した(図14(a)参照)。しかる後に、変形例の態様にて、図17の如く袋本体3の内容積が3Lとなる様に液体収納容器1を作製した。
このとき液体収納容器1内部を純水で満たした場合におけるパーティクル数は、0.1μm径のパーティクル数が5.7個/mL、0.15μm径のパーティクル数が2.9個/mL、0.2μm径のパーティクル数が1.4個/mL、0.3μm径のパーティクル数が0.5個/mL、0.5μm径のパーティクル数が0.1個/mLであった(図15参照)。
(実施例2)
クリーンフィルタ81としてHEPAフィルタ(JIS Z 8122により規定)を用いる以外は実施例1と同様にして、袋本体3をもつ液体収納容器1を作製した(図14、図17参照)。
このとき液体収納容器1内部を純水で満たした場合におけるパーティクル数は、0.1μm径のパーティクル数が11.7個/mL、0.15μm径のパーティクル数が5.4個/mL、0.2μm径のパーティクル数が2.8個/mL、0.3μm径のパーティクル数が1.0個/mL、0.5μm径のパーティクル数が0.2個/mLであった(図15参照)。
(比較例1)
クリーンフィルタ81を用いないこと以外は実施例1と同様にして、液体収納容器1を作製した(図14、図17参照)。
このとき液体収納容器1内部を純水で満たした場合におけるパーティクル数は、0.1μm径のパーティクル数が59.4個/mL、0.15μm径のパーティクル数が36.0個/mL、0.2μm径のパーティクル数が21.2個/mL、0.3μm径のパーティクル数が9.4個/mL、0.5μm径のパーティクル数が2.7個/mLであった(図15参照)。
以上のことから、クリーンフィルタ81としてULPAフィルタまたはHEPAフィルタを用いてインフレーション成膜をすることにより、所望のパーティクル特性をもった袋本体3を有する液体収納容器1を得ることができた。
(実施例3)
実施例1と同様の材料を用いて、かつ同様の方法で袋本体3を成形した。
この袋本体3を面積22500mmのフィルムに切り取って、表裏の接触面積が45000mmになるようにしたフィルムを、13mLのジメチルカーボネートへ浸して60℃で1週間静置した。
その後、フィルムからジメチルカーボネートにC10〜C28のアルカンが溶出したかどうかをガスクロマトグラフ質量分析計(株式会社島津製作所製、製品名:GCMS−QP2010)を用いて確認してトルエン換算にて算出した。
結果、溶出したC10〜C28のアルカンの量はトルエン換算にて131.7ppmで、適格であった(図20参照)。
(実施例4)
実施例1の袋本体3の材料として、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、具体的には株式会社プライムポリマーのウルトゼックス3500ZAを用いた。
実施例3と同様にして、この袋本体3から溶出したアルカン量を確認してトルエン換算にて算出したところ、溶出したC10〜C28のアルカンの量はトルエン換算にて32.3ppmで、適格であった(図20参照)。
(実施例5)
実施例1の袋本体3の材料として、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、具体的には日本ポリエチレン株式会社のカーネルKF273を用いた。
実施例3と同様にして、この袋本体3から溶出したアルカン量を確認してトルエン換算にて算出したところ、溶出したC10〜C28のアルカンの量はトルエン換算にて35.6ppmで、適格であった(図20参照)。
(比較例2)
実施例1の袋本体3の材料として、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、具体的には宇部丸善ポリエチレン株式会社のユメリット165HKを用いた。
実施例3と同様にして、この袋本体3から溶出したアルカン量を確認してトルエン換算にて算出したところ、溶出したC10〜C28のアルカンの量はトルエン換算にて427.6ppmで、不適格であった(図20参照)。
(比較例3)
実施例1と同様にして、袋本体3の材料として、低密度ポリエチレン樹脂、具体的には日本ポリエチレン株式会社のノバテックLD LF547Cを用いた。
実施例3と同様にして、この袋本体3から溶出したアルカン量を確認してトルエン換算にて算出したところ、溶出したC10〜C28のアルカンの量はトルエン換算にて231.7ppmで、不適格であった(図20参照)。
以上のことから、袋本体3の材料を適切に選択することにより、所望のアルカン溶出量特性をもった液体収納容器1を得る事ができた。
(実施例6)
実施例1と同様の材料を用いて、かつ同様の方法で成形した袋本体3を図17の如く変形例の態様にて、袋本体3の内容積が3Lとなる様に液体収納容器1を作製した。
この液体収納容器1を、周囲の環境からの汚染が無い様に注意しながら塩酸(和光純薬、SCグレード)3Lで満たし、60℃にて1週間静置した。その後、内袋21から塩酸への金属イオン溶出量をICP−MS(ELAN DRC2、PerkinElemer社製)を用いて確認した。
結果、溶出した金属イオンの量は、いずれも0.02ppb未満であり、適格であった。(図18参照)
(比較例4)
比較例1と同様の材料を用いて、かつ同様の方法で成形した袋本体3を、実施例6と同様の態様にて液体収納容器1を作製した。
実施例6と同様にして、袋本体3から塩酸への金属イオン溶出量を測定した。
結果、溶出した金属イオンの量は、金属種によっては0.02ppbを超えており、不適格であった。(図18参照)
以上のことから、クリーンフィルタ81としてULPAフィルタまたはHEPAフィルタを用いてインフレーション成膜をすることにより、所望の金属イオン溶出特性をもった液体収納容器1を得ることができた。
1 液体収納容器
3 袋本体
3a 上縁
3b 底縁
3c 側縁
5 外装容器
5a 開口部
10 ヒートシール部
20 外袋
21 内袋
40 注出口
41 注出口本体
42 注出口フランジ
50 注出口取付部
51 中央部
52 薄肉部
60 液体分配ノズル
61 ドーム形状部
62 開孔
70 注出口上部部材
80 インフレーション成形機
81 クリーンフィルタ

Claims (1)

  1. 外装容器内に配置され、内部に内容液が収納される液体収納容器において、
    前記液体収納容器は、前記液体収納容器の内容積を3Lに成形し、この3L内容積の内部を純水で満たした場合における0.1μm径のパーティクル数が15個/mL以下であり、
    前記液体収納容器の内容積を3Lに成形し、この3L内容積の内部を塩酸で満たした場合におけるLi、Na、K、Be、Mg、Caの各金属イオンの溶出量がいずれも0.02ppb未満であり、
    液体収納容器の最内層は低密度ポリオレフィンフィルムを含み、13mLのジメチルカーボネートに接触面積が45000mmとなる様に前記最内層を接触させた場合に、C10〜C28のアルカンの溶出量がトルエン換算で200ppm以下となることを特徴とする液体収納容器。
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