JP2003147094A - クリーンフィルム及びその積層体 - Google Patents

クリーンフィルム及びその積層体

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JP2003147094A
JP2003147094A JP2002254118A JP2002254118A JP2003147094A JP 2003147094 A JP2003147094 A JP 2003147094A JP 2002254118 A JP2002254118 A JP 2002254118A JP 2002254118 A JP2002254118 A JP 2002254118A JP 2003147094 A JP2003147094 A JP 2003147094A
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Keiko Suzuta
圭子 鈴田
Koji Takeshita
耕二 竹下
Hiroshi Umeyama
浩 梅山
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アウトイオン、パーティクル、Sn、Siが少
ないことを定量的に示したクリーン包材およびそれを用
いた積層体を提供することを目的とする。 【解決手段】フィルムから溶出するナトリウムイオン、
カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオ
ン、塩素イオン、亜硝酸イオン、硝酸イオン、リン酸イ
オン、硫酸イオンの各アウトイオン量がそれぞれ0.2
0ng/cm2以下であり、内表面に付着している粒径1
μm以上のパーティクル数が5個/cm2以下であり、溶
出するスズが0.5pg/cm2以下、ケイ素が0.5n
g/cm2以下であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塵・埃等の付着、ハロ
ゲンイオンを始めとする化学物質の付着を極端に嫌うI
C、LSI等の半導体製品、コンピュータ周辺装置の記
憶装置であるFDD、光磁気ディスクドライブ、HD
D、MR(磁気抵抗効果式)ヘッド等、メモリ媒体であ
るFD、HD等の電子部品等の包装袋に好適に使用され
るものである。更に詳しくは、内容物に接触する可能性
があるシーラントフィルム層からの発塵、化学物質の溶
出等が定量的に少ない包材およびそれを用いた、包装袋
に使用可能な積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】IC、LSI等の半導体製品、コンピュ
ータ周辺装置の記憶装置であるFDD、光磁気ディスク
ドライブ、HDD、MR(磁気抵抗効果式)ヘッド等、
メモリ媒体であるFD、HD等の電子部品は、極微小、
極微量の汚染物で腐食、動作不良等の障害が起こる。H
DDを例に挙げると、上記汚染物は、(1)塩素イオ
ン、硫酸イオン等腐食の原因となるイオン性物質、
(2)ヘッド−ディスク間に進入して記録再生面の損傷
原因となる塵埃、(3)液滴飛散ないし表面移動によ
り、ヘッド−ディスク間に進入して製品粘着原因となる
不揮発性残さ、(4)凝縮、吸着、固体化などによりヘ
ッドに付着して浮上性に影響を及ぼしたり、ヘッド−デ
ィスク間に凝縮して粘着原因となる有機系アウトガス、
に分けられる。(1)のイオン性物質をアウトイオン、
(2)の塵埃をパーティクルとも言う。(1)〜(4)
に加え、ディスク障害につながるため、Sn、Siは禁
忌物質として知られている。このような汚染物で製品が
汚染されることをコンタミネーションというが、極微
小、極微量の汚染物が故障原因となるため、通常のコン
タミネーションと区別する意味でマイクロコンタミネー
ションとも呼ばれている。HDDのみならずこのような
電子部品を梱包する包装袋については、内容物に悪影響
を及ぼさないよう、汚染物を可能な限り少なくし、マイ
クロコンタミネーションを制御することが求められる。
しかし、クリーン包材およびクリーン包装袋と呼ばれる
包装材料は広く世の中に流布しているものの、よく実施
される方法としては、清浄なHDD媒体等に包材を密着
させ、包材から転写された物質を基盤検査機あるいはX
線光電子分光分析(以下XPS)、ケイ光X線分析等の
表面分析により評価する方法があるが、包材だけではク
リーン度が測定できず、清浄な媒体等が入手困難である
上、分析自体も煩雑であった。また、電子部品のクリー
ン性評価法を包材に転用した場合、ハンドリングによる
測定値の不確かさが大きい等の原因により包材のクリー
ン性を精度良く測定できないにもかかわらず、包材のク
リーン度評価方法の規定およびクリーン性を定量的に規
定した包材はほとんどないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の課題
を考慮してなされたもので、アウトイオン、パーティク
ル、Sn、Siが少ないことを定量的に示したクリーン
包材およびそれを用いた積層体を提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、フィルムから溶出する塩素イオン、亜硝酸イオ
ン、硝酸イオン、リン酸イオン、硫酸イオンの各アウト
イオン量がそれぞれ0.20ng/cm2以下であるもの
からなることを特徴とするクリーンフィルムである。
【0005】次に、請求項2にかかる発明は、フィルム
から溶出するナトリウムイオン、カリウムイオン、マグ
ネシウムイオン、カルシウムイオン、塩素イオン、亜硝
酸イオン、硝酸イオン、リン酸イオン、硫酸イオンの各
アウトイオン量がそれぞれ0.20ng/cm2以下であ
るものからなることを特徴とするクリーンフィルムであ
る。
【0006】次に、請求項3にかかる発明は、フィルム
の内表面に付着している粒径1μm以上のパーティクル
数が包材1cm2当たり5個以下であることを特徴とす
るクリーンフィルムである。
【0007】次に、請求項4にかかる発明は、フィルム
から溶出するSnが、0.5ng/cm2以下であること
を特徴とするクリーンフィルムである。
【0008】次に、請求項5にかかる発明は、フィルム
から溶出するSiが、0.5ng/cm2以下であること
を特徴とするクリーンフィルムである。
【0009】次に、請求項6にかかる発明は、上記請求
項1乃至請求項5にかかる発明において、前記フィルム
がポリオレフィン系樹脂からなることを特徴とするクリ
ーンフィルムである。
【0010】次に、請求項7にかかる発明は、上記請求
項5にかかる発明において、前記ポリオレフィン系樹脂
が、メルトインデックス(MI)が0.1〜20(g/
10分・190℃)の低密度ポリエチレンであることを
特徴とするクリーンフィルムである。
【0011】次に、請求項8にかかる発明は、上記請求
項1乃至請求項7のいずれかに記載のクリーンフィルム
の片面または両面に、少なくともガスバリア層あるいは
基材層のいずれかを積層したことを特徴とする積層体で
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のクリーンフィルム及びそ
のクリーンフィルムを使用した積層体を、実施の形態に
沿って以下に詳細に説明する。
【0013】図1は本発明のクリーンフィルムの巻取1
0の斜視図であり、図2(a)はキャスト法で製膜して
巻き取った本発明のクリーンフィルム11のA−A′面
の側断面図であり、図2(b)はインフレーション製膜
機で樹脂をチューブ状に押出し、押出したチューブ状フ
ィルム内にクリーンエアを吹き込み、チューブ状フィル
ムの両端を製造ライン上で耳切りをせず、帯状で巻き取
った本発明のクリーンフィルム12のA−A′面の側断
面図である。
【0014】本発明のクリーンフィルムは、共押し出し
構成とすることも好ましく行われる。つまり、要求され
るフィルム厚みが厚い場合、2層以上の共押し出し構成
とすることも可能である。例えば90μm必要である場
合、加工方法によっては単層で90μmのフィルムが得
られない場合がある。そのようなときには、例えば45
μm、45μmの2層共押し出し構成としてもよいし、
30μm、30μm、30μmの3層共押し出し構成と
してもよい。共押し出し構成の場合に用いる樹脂は、必
ずしも同じ樹脂でなくてもよいが、十分な層間強度が得
られるような樹脂を選択する必要がある。
【0015】前記クリーンフィルム11、12に用いる
樹脂としては、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密
度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(L
DPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)な
どのポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、
ポリブテン、ポリメチルペンテンなどの単独重合体や、
エチレン、プロピレン、ブテン、メチルペンテンなどの
オレフィンから選ばれる2つ以上のモノマーの共重合
体、例えばエチレン−プロピレン共重合体等が挙げら
れ、これらの2つ以上の混合物を用いることも可能であ
り、また、ある種の官能基を導入したグラフトポリマ
ー、例えば無水マレイン酸グラフトポリプロピレンのよ
うな樹脂、エチレン−α、β不飽和カルボン酸共重合体
を主骨格とするエチレン系共重合体を用いることも可能
であるが、クリーン性の面からはメルトインデックス
(MI)が0.1〜20で、かつ酸化防止剤、アンチブ
ロッキング剤、滑剤等の添加剤を含まないLDPEが最
適である。前記LDPEのメルトインデックス(MI)
が0.1〜20(g/10分・190℃)が好ましいと
するのは、メルトインデックス(MI)の低い樹脂を用
いたほうが、低分子量成分が少ないため成形時の熱安定
性に優れ、クリーン性が高い積層材料が得られるためで
ある。
【0016】本発明のクリーンフィルム11、12とし
て、定量的に規定したアウトイオン量、溶出Sn量、溶
出Si量、フィルム表面のパーティクル数について説明
を加える。
【0017】アウトイオン量および溶出Sn量、パーテ
ィクルの抽出条件は同じであり、前記クリーンフィルム
11、12の内容物に接する面を23±2℃の雰囲気下
で1cm2当たり0.3mlの超純水で抽出することが
好ましい。
【0018】抽出液中のイオン濃度をイオンクロマトグ
ラフ(IC)で測定した際の塩素イオン、亜硝酸イオ
ン、硝酸イオン、リン酸イオン、硫酸イオンの5種の各
アウトイオン量はそれぞれ0.20ng/cm2以下であ
る必要があり、かつさらに、ナトリウムイオン、カリウ
ムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、塩
素イオン、亜硝酸イオン、硝酸イオン、リン酸イオン、
硫酸イオンの9種の各アウトイオン量がそれぞれ0.2
0ng/cm2以下であることが好ましい。また、抽出液
中のSn濃度を結合誘導プラズマ−質量分析計(ICP
−MS)で測定した際に0.5pg/cm2以下であるこ
とが必要であり、また、抽出液中のパーティクル(微粒
子)数を液中パーティクルカウンターにて測定した際
に、粒径1μm以上のパーティクル数が5個/cm2以下
である必要がある。前記粒径1μm以上のパーティクル
が少なければ、粒径1μm未満のパーティクル数も制限
されることになるが、粒径0.3μm以上のパーティク
ル数は125個/cm2以下であることが好ましい。
【0019】溶出Si量の抽出条件は、前記クリーンフ
ィルム11、12の内容物に接する面を23±2℃の雰
囲気下で1cm2当たり0.1mlの超純水で抽出し、
抽出液中のSi濃度が0.5ng/cm2以下であること
が好ましい。
【0020】本発明では、クリーンフィルム11、12
の前述汚染物の不揮発性残さと有機系アウトガスについ
ては規定しなかったが、その理由としてどちらも種々の
評価手法が存在し、得られる数値は、評価手法と評価に
用いる分析装置の性能に大きく左右されることと、フィ
ルムのアウトイオン量、溶出Sn量、溶出Si量、パー
ティクル数の規定を満たす場合には、不揮発残さと有機
系アウトガスもかなり少ないレベルに抑えることが可能
であることが挙げられるからである。
【0021】図3(a)は本発明のクリーンフィルム1
1の片面に接着剤層を介してガスバリア層および基材層
を積層した積層体の断面図であり、クリーンフィルム1
1、接着剤層13、ガスバリア層14、接着剤層15、
基材層16が順次積層されており、(b)は本発明のチ
ューブ状クリーンフィルム12の片面に接着剤層を介し
てガスバリア層および基材層を積層した積層体の断面図
であり、クリーンフィルム12、接着剤層13、ガスバ
リア層14、接着剤層15、基材層16が順次積層され
ており、(c)は本発明のチューブ状クリーンフィルム
12の両面に接着剤層を介してガスバリア層および基材
層を積層した積層体の側断面図であり、クリーンフィル
ム12の両面に、それぞれ接着剤層13、ガスバリア層
14、接着剤層15、基材層16が順次積層されてい
る。
【0022】前記接着剤層13、15に用いる接着剤と
しては、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリエーテ
ル系、およびそれらを主体とした混合物などが一般的に
用いられるが、Sn化合物およびSi化合物を含有せ
ず、溶出成分の少ない接着剤が好ましく、かつ、塗布量
は必要最低限とすることが好ましい。接着性樹脂を用い
ることも可能であるし、何らかの表面改質によりダイレ
クトラミネーション、あるいはサンドラミネーションを
することも好ましく行われる。また、ラミネートする面
の活性を上げるために,コロナ処理,火炎処理,プラズ
マ処理、オゾン処理等の表面処理をしても構わない。サ
ンドラミネーションに用いるラミネーション用樹脂とし
ては、エチレンアクリル酸またはメタクリル酸共重合
体,エチレンアクリレートまたはメタアクリレート共重
合体,エチレン酢酸ビニル共重合体,変性マレイン酸共
重合体など用いられる。接着剤をアンカーコートしても
構わないが、クリーン性の面から好ましいのは、アンカ
ーコートをせず、酸成分等の分解が少ないポリエチレン
を用いるサンドラミネーションである。
【0023】前記ガスバリア層14としては、金属ある
いは金属化合物からなる薄膜層を設けたフィルム、また
はアルミニウム箔が使用される。薄膜形成材料として
は、マグネシウム、ケイ素、アルミニウム、錫、チタ
ン、亜鉛、ジルコニウム、カルシウム、ニッケル等から
選択される酸化物、窒化物、フッ化物の何れか、あるい
は2種以上の混合物が挙げられる。
【0024】前記金属アルミニウム、酸化アルミニウム
又は酸化珪素などの薄膜層の厚みは5〜300nm程度
が好ましく、また、アルミニウム箔の厚みは7〜100
μmが好ましい。
【0025】前記基材層16としては、二軸延伸ポリエ
チレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)等の
ポリエステルフィルム、二軸延伸ナイロンフィルム(O
Nyフィルム)、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(O
PPフィルム)、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化
物フィルム(EVOHフィルム)などが選択され、他の
層を接着させる面にコロナ処理等を施すことでより良好
な接着強度が得られる。
【0026】前記ガスバリア層14及び基材層16の積
層方法は、接着剤層13及び15を介して、公知のドラ
イラミネート法、ノンソルベントラミネート法などで積
層可能である。
【0027】前記クリーンフィルム11、12のクリー
ン度を評価する際には、抽出作業、測定時のコンタミネ
ーションが起こらないよう、最新の注意を払う必要があ
るため、クリーンルーム内で作業を行うのが普通であ
る。また、クリーンフィルム11、12を製造してから
クリーンルーム内に持ち込むまでにコンタミネーション
を起こさぬよう、梱包状態にも注意を払う必要がある。
【0028】前記クリーンルームとは、インダストリア
ルクリーンルームであり、微粒子を高性能フィルター等
で除去した高清浄環境の部屋を指し、米国規格では、粒
径が0.5μm以上の微粒子数(パーティクル数)が1
立方フィート中に100個以下、10000個以下の清
浄度の部屋を各々クラス100、クラス10000と呼
ぶ。
【0029】前記クリーンフィルム11、12からのア
ウトイオン、溶出Sn量、溶出Si量を評価する際に
は、抽出に用いる超純水の比抵抗が18mΩ・cm以上
で、イオン、Sn、Siレベルが低く、好ましくは検出
限界以下であること、抽出中に環境からイオンを取り込
まないように、クリーンルーム環境のイオンが少ないこ
とが重要である。後者を満たすためには、ケミカルフィ
ルターを有するクリーンルーム内であることが好まし
い。さらに、通常クリーンルームは温湿度制御がなされ
ているが、温度は23±2℃、湿度の変動が少ないこと
が好ましい。
【0030】また、前記クリーンフィルム11、12の
内面に付着するパーティクル数を評価する際には、抽出
に用いる超純水のパーティクルレベルが低く、少なくと
も、超純水に含まれる粒径0.3μm以上のパーティク
ル数が2個/ml以下であること、さらに好ましくは、
超純水に含まれる粒径0.3μm以上のパーティクルが
0個/mlであることと、抽出中に環境からパーティク
ルを取り込まないように、環境中の浮遊パーティクルが
少ないことが重要である。後者を満たすためには、クラ
ス1000以下のクリーンルームであることが好まし
い。
【0031】本発明のクリーンフィルム11、12から
溶出するアウトイオン量を測定する方法としては、もっ
とも一般的であるイオンクロマトグラフ(以下、ICと
する)を用いる。付着するパーティクルを測定する方法
としては、液中パーティクルカウンター(以下、LPC
とする)を用いる。溶出Sn量を測定する方法として
は、結合誘導プラズマ−質量分析計(以下、ICP−M
S)を用いる。溶出Si量を測定する方法としては、原
子吸光分光光度分析計(以下、AAS)、特にはフレー
ムレスAASを用いる。以下に抽出から測定までの手順
を示す。
【0032】第一に、コンタミネーションを起こさない
よう梱包されたクリーンフィルムを測定直前に開封す
る。フィルムが袋状でない場合には、コンタミネーショ
ンを起こさないよう、インパルスシールあるいはヒート
シールを行い、袋状にする。次に、包装袋に、袋1cm
2当たり0.3mlの超純水を静かに入れ、開口部を三
つ折りにしてクリップ止めする。シールする場合には、
測定前、口部を開ける際のコンタミネーションがないよ
うに注意する。次に、包装袋を横にして、中の超純水
を、袋の内面全部に行き渡るように、ゆっくりと5回回
転させる。5回回転するのに、約30秒かける。次に、
包装袋の面を変えて、同様の作業を行った後、包装袋
を、周囲からイオンを取り込まない環境で5分/片面静
置する。次に、IC測定、あるいはICP−MS測定を
行う。包装袋にサンプリングチューブを入れるか、超純
水を入れたときのアウトイオンが検出限界以下である容
器に、抽出液を移してもよい。後者の場合には、包装袋
外面からの汚染を避けるため、抽出液を数ml捨ててか
ら、容器に移す。ICへのサンプリング方法としては、
濃縮装置(カラム)を使用することが好ましく、濃縮量
は2mlから10mlが適する。溶出Sn量測定の場合
には、加熱抽出も好ましく行われ、クリーンルーム内の
クリーンオーブンで80℃、30分加熱し、23±2℃
の室温で30分放置してから、ICP−MS測定を行
う。
【0033】本発明における測定対象イオンは、カチオ
ンとしてはナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネ
シウムイオン、カルシウムイオン、アニオンとしては塩
素イオン、亜硝酸イオン、硝酸イオン、リン酸イオン、
硫酸イオンである。これらが分離可能なカラム、溶離液
を選定することが好ましい。前記測定で得られた数値か
ら、包材1cm2当たりのアウトイオン量、溶出Sn量
を計算する式を以下に示す。
【0034】包材1cm2当たりのアウトイオン量(n
g/cm2)=[包装袋のアウトイオン量(ppb)−抽
出に用いた超純水のイオン量(ppb)×抽出液量(m
l)]/超純水抽出した包装袋の表面積(cm2) 包材1cm2当たりの溶出Sn量(pg/cm2)=[包
装袋の溶出Sn量(ppt)×抽出液量(ml)]/超
純水抽出した包装袋の表面積(cm2
【0035】通常、分析では10σを定量下限、3σを
検出限界とするが、本発明においても、3σを検出限界
とすることが好ましい。
【0036】さらに、本発明のクリーンフィルムの溶出
Siについて、抽出から測定までの手順を示す。第一
に、コンタミネーションを起こさないよう梱包されたク
リーンフィルムを測定直前に開封する。フィルムが袋状
でない場合には、コンタミネーションを起こさないよ
う、インパルスシールあるいはヒートシールを行い、袋
状にする。次に、包装袋に、袋1cm2当たり0.1m
lの超純水を静かに入れ、開口部を三つ折りにしてクリ
ップ止めする。シールする場合には、測定前、口部を開
ける際のコンタミネーションがないように注意する。次
に、包装袋を横にして、中の超純水を、袋の内面全部に
行き渡るように、ゆっくりと5回回転させる。5回回転
するのに、約30秒かける。次に、包装袋の面を変え
て、同様の作業を行った後、包装袋を5分/片面静置す
る。溶出Si量測定の場合には、加熱抽出も好ましく行
われ、クリーンルーム内のクリーンオーブンで80℃、
30分加熱し、23±2℃の室温で30分放置してか
ら、AAS測定を行う。
【0037】本発明のクリーンフィルムの内表面に付着
したパーティクルについて、抽出から測定までの手順を
示す。LPCは、粒径1μm未満のパーティクルも測定
可能であるという特徴かあるが、ハンドリングの際に発
生する気泡とパーティクルを区別することができないの
で、注意が必要である。
【0038】本発明のクリーン包材のパーティクルの評
価手法としては、もっとも一般的である光散乱式検出器
を有する液中パーティクルカウンター(以下LPC)を
用いる。該LPCは1μm未満のパーティクルも測定可
能であるという特徴があるが、ハンドリングの際に発生
する気泡とパーティクルを区別することができないの
で、注意が必要である。以下に抽出からLPC測定まで
の手順を示す。第一に、コンタミネーションを起こさな
いよう梱包されたクリーン包材あるいは包装袋を測定直
前に開封する。包材が巻き取りあるいは枚葉である場合
には、コンタミネーションを起こさないよう、インパル
スシールあるいはヒートシールを行い、三方袋状とする
ことが好ましく行われる。次に、袋形状にほぼ等しいボ
ックスに包装袋を入れ、包材1cm2当たり0.3ml
の超純水を気泡が発生しないように静かに入れ、開口部
を三つ折りしてクリップ止めする。次に、包装袋をボッ
クスごと横にして、中の超純水を、包材内面を洗うよう
に、ゆっくりと5回回転させる。5回回転するのに、約
30秒かけると丁度よい。包材の面を変えて、同様の作
業を行った後、包装袋を、環境からパーティクルを取り
込まない環境下で、ボックスに入った包装袋を立たせた
まま、LPC装置のサンプリング位置で15分間静置す
る。次に、LPC測定をする。包装袋にLPCのサンプ
リングチューブを入れてサンプリングする。包装袋の抽
出液を他の容器に移すことは、ハンドリングによる気泡
が発生して精度の高い数値が得られなくなるので、好ま
しくない。LPCへのサンプリング量は10mlが好ま
しく、サンプリングの1回目をLPC装置内のフラッシ
ングとして、その後3回以上測定し、平均値を取ること
が好ましく行われる。超純水のみの測定(ブランク測
定)は、1サンプル測定する毎に必ず行い、装置内にパ
ーティクルが残留していないことを確認する。本発明に
おける測定対象パーティクル径は1μm以上であり、L
PC装置に1μmと2μmの2チャンネルが存在する場
合には、その合計をパーティクル数とする。LPC測定
で得られた数値から、包装袋1cm2当たりのパーティ
クル量を計算する式を以下に示す。 包装1cm2当たりのパーティクル量(個/cm2)={包装袋の
パーティクル量(個/ml)−抽出に用いた超純水のパーテ
ィクル量(個/ml)×抽出液量(ml)}/超純水抽出した包
装袋の表面積(cm2)
【0039】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明の技
術的範囲はこれらの実施例に限られるものではない。
【0040】<実施例1>無添加LDPE樹脂(MI=
2.0)を原料とし、キャスト法によりフィルム(厚み
80μm)を得た。この後、得られたフィルムを、内寸
で40×40cmの三方シールの袋に貼り合わせ、実施
例1の包装袋を得た。なお、押出成形および製袋加工
は、クラス10000以下のクリーン環境下で行った。
【0041】<実施例2>インフレーション法により、
シーラント側から無添加LDPE(MI=0.8)樹脂
(厚さ70μm)、接着性樹脂、Ny(厚み40μm)
の順に積層した。この時、LDPE層は樹脂温度170
℃で押し出し、クリーンエアを吹き込んだ。得られたチ
ューブ状の多層フィルムをライン上で織り込み、耳切り
をせず、内面層が密着した帯状のシーラントフィルムを
得た。該フィルムを、内寸で25×35cmの底シール
の袋に貼り合わせ、実施例2の包装袋を得た。なお、製
袋加工は、クラス10000以下のクリーン環境下で行
った。
【0042】<実施例3>インフレーション法により、
無添加LDPE樹脂(MI=0.8)からなる厚さ40
μmのチューブ状フィルムを得た。得られたチューブ状
のフィルムをライン上で折り込み、耳切りをせず、内面
層が密着した帯状のシーラントフィルムを得た。該シー
ラントフィルムの外表面に、PETフィルム(厚み12
μm)、接着剤、Al箔(厚み7μm)の順に積層して
なるフィルムのAl箔面をサンドラミネーション加工に
より貼り合わせた。サンドラミ時の樹脂として低密度ポ
リエチレン(MI=8)を使用し、樹脂温度315℃で
厚み10μmで押し出し、該溶融樹脂の基材との接着面
にダイ下に設けたノズルからオゾンを含む空気を吹き付
けることによりオゾン処理し、ラミネーションした。こ
の後、得られた積層フィルムを内寸で40×40cmの
三方シールの袋に貼り合わせ、実施例3の包装袋を得
た。なお、サンドラミネーション加工、製袋加工は、ク
ラス10000以下のクリーン環境下で行った。
【0043】<実施例4>ドライラミネーション加工に
より、PET(厚み12μm)、接着剤、ケイ素酸化物
薄膜層を有するPET(厚み12μm)、の順に積層し
てなるフィルムを得た。次に、キャスト法により、無添
加LDPE(MI=2.0)樹脂(厚み80μm)、接
着剤、該積層フィルムの順に積層してなるフィルムを得
た。この際、該積層フィルムのケイ素酸化物薄膜層が接
着剤と密着するように貼り合わせた。この後、得られた
フィルムを、内寸で40cm×40cmの三方シールの
袋に貼り合わせ、実施例4の包装袋を得た。なお、ドラ
イラミネーション加工、押出成形、製袋加工はクラス1
0000以下のクリーン環境下で行った。
【0044】<実施例5>ドライラミネーション加工に
より、Al箔(厚み7μm)、接着剤、延伸Ny(厚み
25μm)、接着剤、Al薄膜層を有するPET(12
μm)の順に積層してなるフィルムを得た。インフレー
ション法により、無添加LDPE樹脂(MI=1.0)
からなる厚さ50μmのフィルムを得た。この時樹脂温
度160℃で押し出し、クリーンエアを吹き込んだ。得
られたチューブ状のフィルムをライン上で織り込み、耳
切りをせず、内面層が密着した帯状のシーラントフィル
ムを得た。次に、ドライラミネーション加工により、該
シーラントフィルム、接着剤、該積層フィルムの順に積
層してなるフィルムを得た。この際、該積層フィルムの
Al箔層が接着剤と密着するように貼り合わせた。この
後、得られたフィルムを、内寸で40cm×40cmの
三方シールの袋に貼り合わせ、実施例5の包装袋を得
た。なお、ドライラミネーション加工、製袋加工はクラ
ス10000以下のクリーン環境下で行った。
【0045】<比較例1>無添加LDPE樹脂(MI=
2.0)を原料とし、キャスト法によりフィルム(厚み
80μm)を得た。この後、得られたフィルムを、内寸
で40×40cmの三方シールの袋に貼り合わせ、比較
例1の包装袋を得た。なお、押出成形および製袋加工
は、一般環境下で行った。
【0046】<比較例2>ドライラミネーション加工に
より、Al箔(厚み7μm)、接着剤、延伸Ny(厚み
25μm)、接着剤、Al薄膜層を有するPET(12
μm)の順に積層してなるフィルムを得た。なお、接着
剤は硬化触媒としてSn化合物、シランカップリング剤
を含有する。次に、キャスト法により、酸化防止剤等添
加LLDPE(MI=2.0)樹脂(厚み80μm)の
フィルムを得た。次に、ドライラミネーション加工によ
り、該シーラントフィルム、接着剤、該積層フィルムの
順に積層してなるフィルムを得た。この際、該積層フィ
ルムのAl箔層が接着剤と密着するように貼り合わせ
た。なお、押出成形および製袋加工は、クラス1000
0以下のクリーンルーム内で行った。
【0047】実施例1〜5、比較例1〜2の包装袋につ
いて、23±2℃の環境下において、包材のシーラント
面(内容物面)を包材1cm2当たり0.3mlの超純
水で抽出し、抽出液中の塩素イオン、亜硝酸イオン、硝
酸イオン、リン酸イオン、硫酸イオンのイオン濃度をI
C測定した。また、IC同様の抽出法で、抽出液中のS
n濃度をICP−MS測定した。次に、23±2℃の環
境下において、包材のシーラント面(内容物面)を包材
1cm2当たり0.1mlの超純水で抽出し、抽出液中
のSi濃度をAAS測定した。次に、包材のシーラント
面(内容物面)を包材1cm2当たり0.3mlの超純
水で抽出し、抽出液中の0.3〜2μmのパーティクル
(微粒子)数をLPC測定した。アウトイオン、Sn濃
度、Si濃度、パーティクルを測定した結果を表1に示
す。これらの測定は、クラス1000以下のクリーンル
ーム内で実施し、アウトイオン、Sn濃度、Si濃度測
定用サンプルの抽出はケミカルフィルター付きドラフト
内で行った。その他の条件は、本文中の記述に基づいて
測定した。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】表1および表2の結果より、実施例1〜5
の包装袋は、袋の内面から溶出されたアウトイオン量は
ほとんど検出限界以下、あるいは、検出されても0.1
ng/cm2以下の極少であり、かつ、袋の内表面に付着
している粒径1μm以上のパーティクル数もすべて5個
/cm2以下であり、非常にクリーンであることが判明し
た。一方、比較例1の包装袋は、袋の内面から溶出され
た個々のアウトイオン量および袋の内表面に付着してい
るパーティクル数は非常に多く、比較例2の包装袋はア
ウトイオン量が非常に多いことが判明した。
【0051】次に、実施例1〜5、比較例1〜2の包装
袋について、ヘイズ試験を行った。包装袋に媒体を入れ
て、バキュームシールし、IDEMA USAスタンダ
ードDoc.No.M6−98に準拠した保存条件、8
0℃、80%、24時間保存した後、目視、光学顕微鏡
観察、XPS分析を行った。XPS分析は、試料測定領
域 φ6mm±1mm、試料角度 検出器方向に対し4
5度、検出器通過エネルギー 30eV、照射X線 M
g、X線パワー 10kV−15mA、測定ステップ
0.2eVでナロースペクトルを得、スズについては5
05〜482eV、シリコンについては108〜96e
Vの範囲を定量計算した。
【0052】
【表3】
【0053】表3の結果より、実施例1〜5、比較例1
の包装袋は、ヘイズが発生せず、XPS分析において
も、Sn、Siは検出されなかった。一方、比較例2の
包装袋は、ヘイズが確認され、XPS分析でも、Sn、
Siが検出されることが確認された。
【0054】本発明のクリーン包材および包装袋は、包
材あるいは包装袋内面のアウトイオン、溶出Sn、S
i、パーティクルが少ないことを定量的に示されたクリ
ーン包材およびそれを用いた包装袋である。実施例1〜
5においては、シーラント面に添加剤無添加のLDPE
樹脂を用いることにより、かつ加工時環境をクリーンに
することにより、あるいはインフレーション成形を採用
することにより、コンタミネーションが防ぐことがで
き、アウトイオン、溶出Sn、Si、パーティクルが少
ない、つまりはクリーン性が高い包装袋が得られること
がわかる。また、比較例1では、無添加LDPE樹脂を
用いても、加工環境からコンタミネーションする場合に
は、クリーン度の高い包装袋が得られないことがわか
る。比較例2では、酸化防止剤等添加LLDPE樹脂を
用いることにより、クリーン環境下で成形を行っても、
イオンコンタミが多く、さらに接着剤由来の溶出Sn、
Siが検出されるため、クリーン度の高い包装袋は得ら
れないことがわかる。さらに、媒体を用いたヘイズ試験
を行わなくとも、本発明の溶出Sn、Si評価法を用い
ることにより、非常に微量のSn、Siが検出可能であ
り、媒体に悪影響を及ぼす恐れのあるサンプルかどうか
の判断が可能であることが確認できた。
【0055】
【発明の効果】これらの結果より以下のことが言える。
本発明は以上の如き構成であり、下記に示す如き優れた
実用上の効果を有する。すなわち、本発明のクリーン包
材および包装袋は、包装袋内面からのアウトイオン、溶
出Sn、Si、パーティクルが少なく、最高水準のクリ
ーン性を有し、HDDをはじめとする電子部品の梱包袋
として最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリーンフィルムの巻取の斜視図であ
る。
【図2】(a)は本発明のクリーンフィルム11のA−
A′面の側断面図であり、(b)は本発明のチューブ状
クリーンフィルム12のA−A′面の側断面図である。
【図3】(a)は本発明のクリーンフィルム11を使用
した積層体の側断面図であり、(b)は本発明のチュー
ブ状クリーンフィルム12を使用した積層体の側断面図
である。
【符号の説明】
10‥‥クリーンフィルムの巻取 11,12‥‥クリーンフィルム 13‥‥接着剤層 14‥‥ガスバリア層 15‥‥接着剤層 16‥‥基材層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA14 AA18 AA88 AF05 AF53Y AH04 AH12 AH14 AH16 BB02 BC01 BC04 BC12 4F100 AK01A AK03A AK06A AR00B BA02 GB15 GB41 JA06A JD02B JL06 YY00A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムから溶出する塩素イオン、亜硝酸
    イオン、硝酸イオン、リン酸イオン、硫酸イオンの各ア
    ウトイオン量がそれぞれ0.20ng/cm2以下である
    ものからなることを特徴とするクリーンフィルム。
  2. 【請求項2】フィルムから溶出するナトリウムイオン、
    カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオ
    ン、塩素イオン、亜硝酸イオン、硝酸イオン、リン酸イ
    オン、硫酸イオンの各アウトイオン量がそれぞれ0.2
    0ng/cm2以下であるものからなることを特徴とする
    クリーンフィルム。
  3. 【請求項3】フィルムの内表面に付着している粒径1μ
    m以上のパーティクル数が5個/cm2以下であることを
    特徴とするクリーンフイルム。
  4. 【請求項4】フィルムから溶出するスズ(Sn)が、
    0.5pg/cm2以下であることを特徴とするクリーン
    フィルム。
  5. 【請求項5】フィルムから溶出するケイ素(Si)が、
    0.5ng/cm2以下であることを特徴とするクリーン
    フィルム。
  6. 【請求項6】前記フィルムがポリオレフィン系樹脂から
    なることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか
    に記載のクリーンフィルム。
  7. 【請求項7】前記ポリオレフィン樹脂が、メルトインデ
    ックス(MI)が0.1〜20(g/10分・190
    ℃)の低密度ポリエチレン樹脂であることを特徴とする
    請求項6記載のクリーンフィルム。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
    クリーンフィルムの片面または両面に、少なくともガス
    バリヤ層あるいは基材層のいずれかを積層したことを特
    徴とする積層体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005298037A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Toppan Printing Co Ltd 包装袋およびそれを用いた電子部品包装体
JP2006096851A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Toppan Printing Co Ltd クリーンフィルムおよびそれを用いた包装袋
JP2006282761A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Prime Polymer:Kk 表面保護フィルム
JP2010060492A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Toppan Printing Co Ltd 抽出装置、抽出方法、定量分析方法
JP2020152457A (ja) * 2019-04-26 2020-09-24 大日本印刷株式会社 液体収納容器

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