JP2020144292A - ファイバカッタ及びファイバ切断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の傾斜端面が得られるファイバカッタ及びファイバ切断方法を提供する。【解決手段】ファイバカッタは、光ファイバ1を把持する把持部材45と、把持部材に把持されている光ファイバに初期傷を形成する刃体47と、刃体が初期傷を光ファイバに形成する時、光ファイバに所定の曲げ応力を付与する曲げ部48とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、ファイバカッタ及びファイバ切断方法に関する。
一般に、光ファイバを切断するファイバカッタは、刃で光ファイバに初期傷を形成させ、この初期傷を成長させて光ファイバを劈開させることによって、光ファイバを切断する(例えば特許文献1〜3参照)。
特開昭62−194204号公報 特開2014−238574号公報 特開2018−194598号公報
光ファイバに捻り応力や曲げ応力を付与しながら光ファイバに初期傷を形成することによって、光ファイバの切断面(劈開面)を傾斜させることがある。但し、光ファイバに付与させる応力(捻り応力や曲げ応力)が不安定になると、所定の傾斜端面が得られなくなる。例えば、光ファイバに初期傷を形成する刃が摩耗すると、初期傷形成時に光ファイバに付与される応力が変化してしまい、光ファイバの傾斜端面の角度が変化してしまうことがある。
本発明は、切断面が所定角度で傾斜するように、光ファイバを切断することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、光ファイバを把持する把持部材と、前記把持部材に把持されている前記光ファイバに初期傷を形成する刃体と、前記刃体が前記初期傷を前記光ファイバに形成する時、前記光ファイバに所定の曲げ応力を付与する曲げ部とを備えることを特徴とするファイバカッタである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、切断面が所定角度で傾斜するように、光ファイバを切断できる。
図1は、ファイバカッタ100の斜視図である。 図2は、ファイバカッタ100の分解斜視図である。 図3A〜図3Cは、ファイバカッタ100の動作説明図である。 図4A〜図4Cは、ファイバカッタ100の概要説明図である。 図5は、曲げ部48の近傍の斜視図である。 図6A〜図6Cは、曲げ部48の近傍の概要説明図である。 図7Aは、位置Aにおける光ファイバ1の応力分布の説明図である。図7Bは、位置Bにおける光ファイバ1の応力分布の説明図である。 図8Aは、ラッチ解除後の位置Aにおける光ファイバ1の応力分布の説明図である。図8Bは、ラッチ解除後の位置Bにおける光ファイバ1の応力分布の説明図である。 図9A及び図9Bは、第2実施形態の曲げ部48の近傍の概要説明図である。 図10A及び図10Bは、第2実施形態の傷形成部46(及び操作部15)を前側から見た図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
光ファイバを把持する把持部材と、前記把持部材に把持されている前記光ファイバに初期傷を形成する刃体と、前記刃体が前記初期傷を前記光ファイバに形成する時、前記光ファイバに所定の曲げ応力を付与する曲げ部とを備えることを特徴とするファイバカッタが明らかとなる。このようなファイバカッタによれば、切断面が所定角度で傾斜するように、光ファイバを切断できる。
前記把持部材は、前記光ファイバを載置する載置面に前記光ファイバを押圧するクランプ部を有しており、前記曲げ部は、前記載置面よりも上側で前記光ファイバを支持することが望ましい。これにより、把持部材によって光ファイバを把持するときに、曲げ部によって光ファイバが曲げられるため、把持部材と曲げ部との位置関係に応じた所定の曲げ応力を光ファイバに付与することができる。
前記曲げ部は、前記載置面に対して固定されていることが望ましい。これにより、光ファイバに付与させる曲げ応力を一定に保ち易くなる。
前記曲げ部は、V字状の凹部を有しており、前記凹部の底部に前記光ファイバが支持されていることが望ましい。これにより、光ファイバが曲げ部から外れにくくなる。
前記曲げ部は、前記刃体が前記初期傷を形成する側とは反対側から前記光ファイバに力を付与することが望ましい。これにより、きれいな切断面を得ることができる。
前記曲げ部は、前記初期傷の形成される部位が凸になるように、前記光ファイバに前記曲げ応力を付与することが望ましい。これにより、きれいな切断面を得ることができる。
光ファイバに曲げ応力を付与しながら前記光ファイバを把持すること、及び前記光ファイバに所定の曲げ応力を付与しながら、前記光ファイバに初期傷を形成することによって、前記光ファイバの光軸に垂直な面に対して切断面が傾斜するように前記光ファイバを切断することを行うことを特徴とするファイバ切断方法が明らかとなる。このようなファイバ切断方法によれば、切断面が所定角度で傾斜するように、光ファイバを切断できる。
===第1実施形態===
<全体構造>
図1は、ファイバカッタ100の斜視図である。図2は、ファイバカッタ100の分解斜視図である。図3A〜図3Cは、ファイバカッタ100の動作説明図である。図4A〜図4Cは、ファイバカッタ100の概要説明図である。
以下の説明では、図1に示すように各方向を定義する。すなわち、移動部材40の移動方向と平行な方向を「X軸方向」又は「前後方向」とし、光ファイバ1のカット直後に移動部材40の移動する側を「+X方向」又は「前」とし、逆側(移動部材40から見てホルダ3の側)を「−X方向」又は「後」とする。また、光ファイバ1の端部を載置する載置面430に垂直な方向を「Z軸方向」又は「上下方向」とし、載置面430から見て光ファイバ1を載置する側を「+Z方向」又は「上」とし、逆側を「−Z方向」又は「下」とする。また、X軸方向(前後方向)及びZ軸方向(上下方向)に垂直な方向をY軸方向とし、光ファイバ1から見て回動部45Aの側を「+Y方向」又は「奥」とし、逆側を「−Y方向」又は「手前」とする。
ファイバカッタ100は、光ファイバ1を切断する切断装置である。ファイバカッタ100は、刃体47(ブレード)で光ファイバ1に初期傷を形成させ、この初期傷を成長させて光ファイバ1を劈開させることによって、光ファイバ1を切断する装置である。
ファイバカッタ100は、ベース部材10と、移動部材40とを有する。また、ファイバカッタ100は、ラッチ部50と、張力付与バネ60とを有する。
ベース部材10は、ホルダ載置部11と、案内部13と、操作部15とを有する。
ホルダ載置部11は、光ファイバ1を保持するホルダ3を載置する部位である。ホルダ載置部11は、ベース部材10の後側に配置されている。
案内部13は、移動部材40を前後方向に移動可能に案内する部位である。案内部13は、ベース部材10の前側に形成されている。
操作部15は、作業者が操作を行う部位である。操作部15は、ベース部材10の本体に対して、開閉可能(回動可能)に構成されている。作業者が操作部15を操作することによって、刃体47を光ファイバ1に接近させて、光ファイバ1に初期傷を形成させることになる。
操作部15は、回動部15Aと、収容部15Bと、ラッチ解除部15Cとを有する。
回動部15Aは、ベース部材10に対して操作部15を回動可能に連結する連結部である。収容部15Bは、内側に傷形成部46を収容する部位である。収容部15Bは、傷形成部46を操作部15に対して前後方向に移動可能に収容する。収容部15Bの内壁面(傷形成部46の上面と対向する対向面)は、傷形成部46を押圧する部位となる。
ラッチ解除部15Cは、ラッチ部50のラッチ状態を解除する部位である。作業者が操作部15を閉じる方向に回動させると、ラッチ解除部15Cがラッチ部50のラッチ状態を解除することになる。
移動部材40は、ベース部材10に対して移動可能な部材である。移動部材40は、光ファイバ1の切断直後に前側に移動することになる(図3C及び図4C参照)。移動部材40は、移動体41と、把持部材45と、傷形成部46とを有する。また、本実施形態の移動部材40は、曲げ部48を有する。
移動体41は、移動部材40の本体を構成する部位である。移動体41は、ベース部材10の案内部13に案内されながら、前後方向に移動可能である。移動体41には張力付与バネ60の端部が連結しており、張力付与バネ60の力によって移動体41がベース部材10に対して移動することになる。また、移動体41に対して、把持部材45と傷形成部46とがそれぞれ独立して回動可能に設けられている。移動体41は、ケース収容部42と、載置部43とを有する。ケース収容部42は、廃材ケース5を収容する部位である。廃材ケース5は、切断された光ファイバ1の端部を収納するケースである。
載置部43は、光ファイバ1の端部を載置する部位である。また、載置部43は、把持部材45とともに、光ファイバ1の端部を保持する保持部を構成する部位である。載置部43は、載置面430と、第1誘導部431と、第2誘導部432とを有する。
載置面430は、光ファイバ1の端部を載置する面である。載置面430にはV溝が形成されており、光ファイバ1は、V溝の上に載置されることになる。但し、載置面430にV溝が形成されていなくても良い(載置面430が平面で構成されていても良い)。光ファイバ1は、載置面430(詳しくはV溝)と把持部材45(詳しくはクランプ部45B)との間に挟まれることによって、把持されることになる。載置面430は、XY平面に平行な面(Z軸方向に垂直な面)である。V溝は、X軸方向に平行なV字状の溝である。載置面430のV溝を前後方向から挟むように、第1誘導部431と第2誘導部432とが設けられている。言い換えると、第1誘導部431と第2誘導部432との間に載置面430(V溝)が形成されている。
第1誘導部431及び第2誘導部432は、光ファイバ1を所定の位置(ここではV溝)に誘導する部位である。第1誘導部431及び第2誘導部432は、それぞれ、Y軸方向の所定の位置に光ファイバ1を誘導する。ここでは、第1誘導部431及び第2誘導部432は、それぞれV字状の凹部(切り欠き部)である。第1誘導部431と第2誘導部432は、前後方向に並ぶように配置されており、第1誘導部431は、載置面430よりも後側に配置されており、第2誘導部432は、載置面430よりも前側に配置されている。V字状の第1誘導部431及び第2誘導部432の底部(頂部)のY軸方向の位置は、載置面430のV溝のY軸方向の位置に合わせられている。第1誘導部431と第2誘導部432によって光ファイバ1を誘導することによって、光ファイバ1をX軸方向(前後方向)に平行に載置面430に載置することができる。また、第1誘導部431と第2誘導部432によって光ファイバ1を誘導することによって、載置面430のV溝の上に光ファイバ1を載置することができる。なお、第1誘導部431及び第2誘導部432を設けずに載置部43(載置面430)を構成しても良い。
本実施形態では、第1誘導部431(及び第2誘導部432)はV字状に形成されており、上側の開放された形状である。このため、第1誘導部431に配置された光ファイバ1は、上側への変位が許容されている。
把持部材45は、光ファイバ1の端部を把持する部材である。把持部材45は、移動体41に対して開閉可能(回動可能)に構成されている。把持部材45は、刃体47よりも前側に配置されている。このため、把持部材45は、光ファイバ1の切断位置よりも前側で光ファイバ1を把持することになる。把持部材45は、回動部45Aと、クランプ部45Bと、係止部45Cとを有する。
回動部45Aは、移動体41に対して把持部材45を回動可能に連結する連結部である。クランプ部45Bは、載置部43(詳しくは載置面430)に載置されている光ファイバ1の端部と接触し、載置面430に光ファイバ1を押圧する部位である。つまり、光ファイバ1は、載置面430とクランプ部45Bとの間で上下方向から挟持されることになる。係止部45Cは、移動体41の係合穴44に係止する部位であり、把持部材45を閉じた状態で固定する部位である。係止部45Cを移動体41の係合穴44に係止させ、把持部材45を閉じた状態で固定することによって、載置面430とクランプ部45Bとの間で光ファイバ1が保持されることになる。
本実施形態では、把持部材45が光ファイバ1を把持すると、曲げ部48によって光ファイバ1に曲げ応力が付与されることになる。曲げ部48の構成や機能については、後述する。
傷形成部46は、光ファイバ1に初期傷を形成する部位である。傷形成部46は、移動体41に対して開閉可能(回動可能)に構成されている。傷形成部46は、回動部46Aと、刃体47とを有する。回動部46Aは、移動体41に対して傷形成部46を回動可能に連結する連結部である。刃体47は、光ファイバ1に初期傷を形成する部位(ブレード)である。傷形成部46の上面は、操作部15の収容部15Bの内壁面によって押圧される部位となる。作業者が操作部15を閉じる方向に回動させると、収容部15Bの内壁面によって傷形成部46が閉じる方向に押圧されて、傷形成部46も閉じる方向に回動する。この結果、傷形成部46の刃体47が光ファイバ1に初期傷を形成することになる。
ラッチ部50は、ベース部材10と移動部材40とをラッチする部位である。ラッチ部50は、ベース側ラッチ部51と、移動側ラッチ部54とを有する。ベース側ラッチ部51は、ベース部材10に設けられた片持ち梁状の部位である。ベース側ラッチ部51は、操作部15のラッチ解除部15Cと接触し、弾性変形する。これにより、ベース側ラッチ部51が移動側ラッチ部54から外れて、ラッチ状態が解除されることになる。移動側ラッチ部54は、移動部材40に設けられた部位であり、ベース側ラッチ部51の端部を引っ掛ける部位である。
張力付与バネ60は、ベース部材10と移動部材40との間で力を付与する部材(張力付与部)である。張力付与バネ60は、ベース部材10と移動部材40との間に配置されている。張力付与バネ60の一端(前端)はベース部材10に連結されており、他端は移動部材40に連結されている。ラッチ部50がラッチ状態のとき(ベース側ラッチ部51と移動側ラッチ部54とがラッチ状態のとき)、張力付与バネ60には引っ張り力が付与されている。
次に、光ファイバ1を切断するときのファイバカッタ100の基本動作について説明する。
作業者は、ラッチ部50が解除状態であれば、移動部材40を後側(ホルダ3の側)に移動させて、ラッチ状態にする。ラッチ状態にすると、張力付与バネ60には引っ張り力が付与された状態で、ベース部材10と移動部材40とが固定される。また、ラッチ状態にすると、操作部15の収容部15Bの内側に傷形成部46が収容された状態になる(収容部15Bの内壁面と傷形成部46の上面とが対向した状態になる)。
作業者は、ベース部材10のホルダ載置部11にホルダ3をセットする。ホルダ3には、切断対象となる光ファイバ1が保持されている。ホルダ3の前側からは光ファイバ1が延び出ており、光ファイバ1の端部は予め被覆が除去されている。作業者は、光ファイバ1を第1誘導部431と第2誘導部432とによって誘導しながら、光ファイバ1を載置面430のV溝の上に配置する。また、作業者は、光ファイバ1の端部を廃材ケース5に挿入する。これにより、作業者がホルダ載置部11にホルダ3をセットすると、ホルダ3から廃材ケース5の間に光ファイバ1が架け渡された状態になる。
次に、作業者は、図3A及び図4Aに示すように、把持部材45を閉じて、載置面430(詳しくはV溝)と把持部材45(詳しくはクランプ部45B)との間に光ファイバ1を挟むことによって、光ファイバ1を把持させる。なお、作業者は、把持部材45の係止部45Cが移動体41の係合穴44に係止するまで把持部材45を閉じて、把持部材45を閉じた状態で固定し、載置面430とクランプ部45Bとの間に光ファイバ1を保持させる。なお、このとき、本実施形態では、曲げ部48によって光ファイバ1に曲げ応力が付与されることになる(後述)。
把持部材45による光ファイバ1の把持後、作業者は、図3B及び図4Bに示すように、操作部15(及び傷形成部46)を閉じる。操作部15を閉じる方向に回動させると、操作部15とともに、傷形成部46も閉じる方向に回動し、傷形成部46の刃体47が光ファイバ1に接近する方向に移動する。
図4Bに示すように、操作部15を閉じる方向に回動させると、操作部15のラッチ解除部15Cがベース側ラッチ部51に接触する。更に操作部15を閉じる方向に回動させると、ベース側ラッチ部51が移動側ラッチ部54から外れて、ラッチ状態が解除される。ラッチ状態が解除されると、ベース部材10と移動部材40との間に張力付与バネ60の力が付与されることによって、光ファイバ1に張力が付与される。なお、光ファイバ1の切断前の段階では、光ファイバ1に張力が働くため、この段階では移動部材40は移動しない。
また、ラッチ状態が解除された後、更に操作部15を閉じる方向に回動させると、傷形成部46の刃体47が光ファイバ1に接触し、光ファイバ1に初期傷が形成される。張力が付与された状態の光ファイバ1に初期傷が形成されると、初期傷が成長し、光ファイバ1が劈開し、これにより、光ファイバ1が切断される。光ファイバ1が切断されると、図3C及び図4Cに示すように、移動部材40が張力付与バネ60の力によって前側に移動する。なお、本実施形態では、光ファイバ1に曲げ応力が付与されているため、光ファイバ1の切断面(劈開面)は、光ファイバ1の光軸に垂直な面に対して傾斜することになる(後述)。
<曲げ部48について>
図5は、曲げ部48の近傍の斜視図である。図6A〜図6Cは、曲げ部48の近傍の概要説明図である。図6Aは、曲げ部48の近傍の構成の概要説明図である。図6Bは、光ファイバ1を把持したときの曲げ部48の近傍の概要説明図である。図6Cは、曲げ部48の近傍の構成要素と切断位置との位置関係の説明図である。
曲げ部48は、光ファイバ1に曲げ応力を付与する部位である。光ファイバ1に曲げ応力を付与しながら光ファイバ1に初期傷を形成することによって、光ファイバ1の切断面を傾斜(光ファイバ1の光軸に垂直な面に対して傾斜)させることができる。本実施形態の曲げ部48は、光ファイバ1を支持する支持部として構成されている。本実施形態の曲げ部48は、V字状の凹部48A(切り欠き部)を有しており、V字状の凹部48Aの底部(頂部)が、光ファイバ1を支持する部位(曲げ部48)となる。本実施形態では、曲げ部48がV字状の凹部48A(切り欠き部)を有するため、曲げ部48から光ファイバ1が外れ難くなる(V字状の凹部48Aの底部で光ファイバ1を支持した状態を保つことができる)。
本実施形態では、曲げ部48は、載置面430や第1誘導部431よりも後側(ホルダ3の側)に配置されている。つまり、曲げ部48は、載置面430や第1誘導部431よりも後側(ホルダ3の側)で光ファイバ1を支持する。曲げ部48と第1誘導部431との間には間隙49が形成されている。本実施形態では、操作部15及び傷形成部46を閉じる方向に回動させると、曲げ部48と第1誘導部431との間の間隙49に刃体47が差し込まれることになる。また、本実施形態では、曲げ部48と第1誘導部431との間において、刃体47が光ファイバ1に初期傷を形成することになる。
曲げ部48(詳しくは、V字状の凹部48Aの底部)は、載置面430よりも上側で光ファイバ1を支持する。言い換えると、曲げ部48は、載置面430よりも上側に配置されている。これにより、図6Bに示すように、把持部材45(クランプ部45B)によって光ファイバ1を把持したとき、載置面430の上の光ファイバ1は、曲げ部48に近いほど上側になるように、曲げられることになる。曲げ部48は、把持部材45(クランプ部45B)や載置面430との位置関係に応じた曲げ応力を光ファイバ1に付与することになる。
本実施形態では、曲げ部48は、移動体41に固定されており、載置面430に対して固定されている。このため、傷形成部46(又は操作部15)の開閉動作にかかわらず、曲げ部48と載置面430との位置関係は一定である。傷形成部46の開閉動作にかかわらず曲げ部48と載置面430との位置関係が一定であるため、刃体47が初期傷を光ファイバ1に形成する前後の間において、光ファイバ1に付与させる曲げ応力も一定に保つことができる。つまり、本実施形態では、曲げ部48は、刃体47が初期傷を光ファイバ1に形成する時、光ファイバ1に所定の曲げ応力を付与することができる。なお、後述する第2実施形態のように、曲げ部48が載置面430に対して移動可能に設けられても良い。但し、本実施形態のように、曲げ部48が載置面430に対して固定されていた方が、光ファイバ1に付与させる曲げ応力を一定に保ち易い。
ところで、仮に初期傷形成時に光ファイバ1に付与させる曲げ応力が不安定になってしまうと、光ファイバ1の切断面を所定角度で傾斜させ難くなる。例えば、仮に傷形成部46の開閉動作に伴って曲げ応力が変化してしまうと、刃体47の摩耗によって刃体47が光ファイバ1に接触するまでの傷形成部46の回転量が変化したときに、光ファイバ1の切断面の傾斜角度が変化してしまう。これに対し、本実施形態では、刃体47が初期傷を光ファイバ1に形成する時に、傷形成部46の開閉動作にかかわらず、光ファイバ1に所定の曲げ応力(一定の曲げ応力)を付与することができる。このため、本実施形態では、仮に刃体47が摩耗しても、初期傷形成時に光ファイバ1に付与させる曲げ応力が一定であるため、光ファイバ1の切断面を所定角度で傾斜させることができる。
曲げ部48と把持部材45(クランプ部45B)との距離(X軸方向の距離)に比べると、曲げ部48とホルダ3との距離は十分長いため、ホルダ3と曲げ部48との間の光ファイバ1は、ほぼX軸方向に平行となる(厳密には曲げ部48に近いほど若干上側になる)。このため、曲げ部48の位置では、光ファイバ1は、ほぼX軸方向に平行となる(厳密には+X側ほど若干上側になる)。一方、把持部材45(クランプ部45B)に把持されている光ファイバ1も、X軸方向に平行となる。但し、曲げ部48は載置面430よりも上側で光ファイバを支持するため、曲げ部48における光ファイバ1の支持位置と、把持部材45における光ファイバ1の支持位置(把持位置)との間に段差がある。つまり、本実施形態では、曲げ部48の位置と、把持部材45(クランプ部45B)の位置とにおいて、光ファイバ1が段違いに支持されている。この結果、図6Bに示すように、光ファイバ1は、曲げ部48と把持部材45(クランプ部45B)との間において、S字状に湾曲することになる。
本実施形態では、曲げ部48が載置面430よりも上側に配置されているため、図6Bに示すように、クランプ部45Bと載置面430との間で光ファイバ1を把持したときに、クランプ部45Bよりも後側(曲げ部48の側)で光ファイバ1が上側に湾曲し、載置面430の後縁では、光ファイバ1が載置面430から浮いた状態になる。但し、既に説明したように、本実施形態では、第1誘導部431は、上側の開放されたV字状であるため、第1誘導部431の上の光ファイバ1は上側への変位が許容されており、光ファイバ1が載置面430から浮いた状態になることが許容されている。
図6Cに示すように、切断位置(刃体47が光ファイバ1に接触する位置、初期傷の形成位置)は、把持部材45(クランプ部45B)よりも曲げ部48に近い位置に設定されている。言い換えると、刃体47の前後方向の位置は、把持部材45(クランプ部45B)よりも曲げ部48に近い位置に設定されている。ここでは、図6Cに示すように、切断位置を位置Aとし、クランプ部45Bに近い位置を位置Bとする。
図7Aは、位置Aにおける光ファイバ1の応力分布の説明図である。図7Bは、位置Bにおける光ファイバ1の応力分布の説明図である。図中の右向きの矢印は、引張力が作用していることを示している。図中の左向きの矢印は、圧縮力が作用していることを示している。また、矢印の長さは、力の大きさを示している。
図7Aに示すように、位置A(切断位置)では、曲げ部48の反対側(上側)において光ファイバ1の内部に引張力が作用し、曲げ部48の側において光ファイバ1の内部に圧縮力が作用する。このような曲げ応力が光ファイバ1に作用する結果、位置Aでは、図6Cに示すように、光ファイバ1は、上側が凸になるように、光ファイバ1に曲げ応力が付与されている。なお、位置Bでは、図7Bに示すように、曲げ部48の反対側(上側)において光ファイバ1の内部に圧縮力が作用し、図6Cに示すように光ファイバ1は下側が凸になる。
把持部材45による光ファイバ1の把持後、既に説明したように、操作部15を閉じる方向に回動させ、操作部15のラッチ解除部15Cによってラッチ状態を解除し、張力付与バネ60の力によって光ファイバ1に張力が作用することになる。
図8Aは、ラッチ解除後の位置Aにおける光ファイバ1の応力分布の説明図である。図8Bは、ラッチ解除後の位置Bにおける光ファイバ1の応力分布の説明図である。
図8Aに示すように、位置A(切断位置)では、曲げ部48の反対側(上側)において大きな引張力が作用している。これは、曲げ部48によって付与された引張力(図7A参照)に、更に張力付与バネ60による引張力が重畳するためである。なお、図8Bに示すように、位置Bでは、光ファイバ1の上側に作用する引張力が小さい。これは、曲げ部48によって付与された圧縮力(図8B参照)が張力付与バネ60による引張力を打ち消してしまうためである。初期傷を成長させて光ファイバ1を劈開する場合、光ファイバ1に大きな引張力が作用している部位に初期傷を形成することが望ましい。なお、仮に十分な引張力が作用していない部位に初期傷を形成すると、切断面に欠けやリップルが生じるおそれがある。
本実施形態では、曲げ部48は、刃体47が初期傷を形成する側とは反対側に設けられている。そして、本実施形態では、曲げ部48は、刃体47が初期傷を形成する側とは反対側から光ファイバ1に力を付与する。具体的には、本実施形態では、刃体47は上側から光ファイバ1に初期傷を形成するため、曲げ部48は、光ファイバ1の下側に配置されており、光ファイバ1の下側を支持する。これにより、大きな引張力が作用している部位(図8Aに示す光ファイバ1の上側)に初期傷を形成できるため、きれいな切断面(鏡面状の切断面)を得ることができる。
言い換えると、本実施形態では、曲げ部48は、初期傷の形成される部位が凸になるように、光ファイバ1に曲げ応力を付与する。なお、本実施形態では、初期傷の形成される部位が凸になるように、刃体47の前後方向の位置は、把持部材45(クランプ部45B)よりも曲げ部48に近い位置に設定されている。これにより、大きな引張力が作用している部位(図8Aに示す光ファイバ1の上側)に初期傷を形成できるため、きれいな切断面(鏡面状の切断面)を得ることができる。
===第2実施形態===
前述の第1実施形態では、曲げ部48は、載置面430に対して固定されていた。但し、曲げ部48は、載置面430に対して固定されずに、載置面430に対して移動可能に設けても良い。また、前述の第1実施形態では、曲げ部48は、載置面430よりも上側に配置されており、下側から光ファイバ1に力を付与していた。但し、曲げ部48が光ファイバ1に力を付与する方向は、これに限られるものではない。
図9A及び図9Bは、第2実施形態の曲げ部48の近傍の概要説明図である。図9Aは、光ファイバ1に曲げ応力を付与する前の上面図である。図9Bは、光ファイバ1に曲げ応力を付与した時の上面図である。図10A及び図10Bは、第2実施形態の傷形成部46(及び操作部15)を前側から見た図である。
第2実施形態では、曲げ部48は、傷形成部46に設けられている。このため、操作部15を閉じる方向に回動させると、傷形成部46も閉じる方向に回動し、曲げ部48が光ファイバ1に接近し、接触する。このように、第2実施形態の曲げ部48は、載置面430に対して移動可能に設けられている。
曲げ部48が光ファイバ1に接触すると、曲げ部48は、手前側から奥側に向かって光ファイバ1に力を付与することになる。第2実施形態では、曲げ部48が光ファイバ1に接触すると、光ファイバ1が曲げ部48によって奥側に向かって変位することになる。一方、載置面430の上の光ファイバ1(不図示のクランプ部45Bによって把持された光ファイバ1)は、載置面430の上において、Y軸方向の所定位置に固定されている。この結果、図9Bに示すように、光ファイバ1は、曲げ部48と第1誘導部431との間において、S字状に湾曲することになる。このように、第2実施形態の曲げ部48は、光ファイバ1に曲げ応力を付加している。
図10Aに示すように、曲げ部48は、第1湾曲部481と、第2湾曲部482とを有する。
第1湾曲部481は、光ファイバ1を奥側に変位させる部位である。第1湾曲部481は、第2湾曲部482の下側に設けられた部位であり、第2湾曲部482よりも先に光ファイバ1に接触する部位である。第1湾曲部481は、上側(第2湾曲部482に近い側)ほど、回動部46A(回転軸)までの距離が短くなるような湾曲面で構成されている。これにより、光ファイバ1が第1湾曲部481に接した状態で傷形成部46が閉じる方向に回動すると、光ファイバ1が奥側(刃体47の側)に向かって変位することになる。
第2湾曲部482は、傷形成部46の開閉動作にかかわらず光ファイバ1に所定の曲げ応力を付与する部位である。第2湾曲部482は、第1湾曲部481の上側に設けられている。光ファイバ1が第1湾曲部481に接した状態で傷形成部46が閉じる方向に回動すると、光ファイバ1が第2湾曲部482に接することになる。第2湾曲部482は、前側から見たときに、回動部46A(回転軸)を中心とする円弧形状に形成されている。つまり、第2湾曲部482を構成する湾曲面は、回動部46A(回転軸)までの距離が等しい。このため、光ファイバ1が第2湾曲部482に接した状態で傷形成部46が閉じる方向に回動しても、光ファイバ1は変位しない。また、光ファイバ1が第2湾曲部482に接した状態で傷形成部46が閉じる方向に回動しても、光ファイバ1に付与されている曲げ応力は変化しない。つまり、光ファイバ1が第2湾曲部482に接した状態では、傷形成部46が回動しても、光ファイバ1に付与されている曲げ応力は安定している。
第2実施形態では、曲げ部48の第2湾曲部482によって光ファイバ1に曲げ応力が付与された状態で、刃体47が光ファイバ1に初期傷を形成する(図10B参照)。第2実施形態においても、刃体47が初期傷を光ファイバ1に形成する時に、光ファイバ1に所定の曲げ応力を付与することができる。このため、第2実施形態においても、初期傷形成時に光ファイバ1に付与させる曲げ応力が一定であるため、光ファイバ1の切断面を所定角度で傾斜させることができる。
第2実施形態では、刃体47は、奥側で光ファイバ1に初期傷を形成するように、傷形成部46に設けられている(図9B、図10B参照)。そして、第2実施形態においても、曲げ部48は、刃体47が初期傷を形成する側とは反対側に設けられている。また、第2実施形態においても、曲げ部48は、初期傷の形成される部位が凸になるように、光ファイバ1に曲げ応力を付与する。これにより、大きな引張力が作用している部位に初期傷を形成できるため、きれいな切断面(鏡面状の切断面)を得ることができる。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 光ファイバ、3 ホルダ、5 廃材ケース、
10 ベース部材、11 ホルダ載置部、
13 案内部、15 操作部、
15A 回動部、15B 収容部、15C ラッチ解除部、
40 移動部材、41 移動体、
42 ケース収容部、43 載置部、430 載置面、
431 第1誘導部、432 第2誘導部、44 係合穴、
45 把持部材、45A 回動部、
45B クランプ部、45C 係止部、
46 傷形成部、46A 回動部、
47 刃体、48 曲げ部、
48A 凹部、481 第1湾曲部、482 第2湾曲部、
49 間隙、50 ラッチ部、
51 ベース側ラッチ部、54 移動側ラッチ部、
60 張力付与バネ、100 ファイバカッタ

Claims (7)

  1. 光ファイバを把持する把持部材と、
    前記把持部材に把持されている前記光ファイバに初期傷を形成する刃体と、
    前記刃体が前記初期傷を前記光ファイバに形成する時、前記光ファイバに所定の曲げ応力を付与する曲げ部と
    を備えることを特徴とするファイバカッタ。
  2. 請求項1に記載のファイバカッタであって、
    前記把持部材は、前記光ファイバを載置する載置面に前記光ファイバを押圧するクランプ部を有しており、
    前記曲げ部は、前記載置面よりも上側で前記光ファイバを支持することを特徴とするファイバカッタ。
  3. 請求項2に記載のファイバカッタであって、
    前記曲げ部は、前記載置面に対して固定されていることを特徴とするファイバカッタ。
  4. 請求項2又は3に記載のファイバカッタであって、
    前記曲げ部は、V字状の凹部を有しており、
    前記凹部の底部に前記光ファイバが支持されていることを特徴とするファイバカッタ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のファイバカッタであって、
    前記曲げ部は、前記刃体が前記初期傷を形成する側とは反対側から前記光ファイバに力を付与することを特徴とするファイバカッタ。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のファイバカッタであって、
    前記曲げ部は、前記初期傷の形成される部位が凸になるように、前記光ファイバに前記曲げ応力を付与することを特徴とするファイバカッタ。
  7. 光ファイバに曲げ応力を付与しながら前記光ファイバを把持すること、及び
    前記光ファイバに所定の曲げ応力を付与しながら、前記光ファイバに初期傷を形成することによって、前記光ファイバの光軸に垂直な面に対して切断面が傾斜するように前記光ファイバを切断すること
    を行うことを特徴とするファイバ切断方法。
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