JP2020118713A - 定着装置、画像形成装置、定着方法、及びプログラム - Google Patents
定着装置、画像形成装置、定着方法、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020118713A JP2020118713A JP2019006987A JP2019006987A JP2020118713A JP 2020118713 A JP2020118713 A JP 2020118713A JP 2019006987 A JP2019006987 A JP 2019006987A JP 2019006987 A JP2019006987 A JP 2019006987A JP 2020118713 A JP2020118713 A JP 2020118713A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- temperature
- fixing device
- roller
- data storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2039—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
- G03G15/205—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature specially for the mode of operation, e.g. standby, warming-up, error
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2039—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/55—Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
従来、ローラ表面又はベルト表面近傍に配置されている温度検知素子によりローラ又はベルトの表面の温度を検出し、定着装置におけるウォームアップ動作中のヒータ温度−時間特性を求め、その傾きに合わせて点灯デューティの演算補正を行って、定着ヒータの発熱量の最適化を行うように制御された定着装置が知られている。
このような定着装置にあっては、省エネモードから通常使用状態へ遷移する時のヒータ温度−時間特性を用いて点灯デューティの演算補正を行う制御手段が設けられている。
特許文献1には、省エネモードから通常使用状態へ復帰する時に、温度検知素子によりローラ表面の温度を検出し、定着ユニットにおけるウォームアップ動作中のヒータ温度−時間特性を求め、その傾きに合わせて点灯デューティの演算補正を行って、定着ヒータの発熱量の最適化を行うという技術が開示されている。
本発明は、温度検知素子とローラ間に異物が堆積した場合でも、異物堆積の報知と異物の除去動作を行うことにより画像形成動作を継続させるために、以下の構成を有する。
以上の構成を備えることにより、温度検知素子に異物が堆積した場合でも、異物堆積の報知と異物の除去動作を行うことにより画像形成動作を継続させることができる。
上記の本発明の特徴に関して、以下、図面を用いて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明が適用される画像形成装置の概略的な機構構成を示す断面図である。
画像形成装置1は、複写モードにおいて、原稿束が自動原稿送り装置(ADF)2により、順に画像読み取り装置3に給送され、画像読み取り装置3により、画像情報が読み取られる。そして、その読み取られた画像情報は、画像処理手段を介して書き込み手段としての書き込みユニット4により光情報に変換され、感光体6は、感光体ドラムであり、帯電器により一様に帯電された後に書き込みユニット4からの光情報により露光されて静電潜像が形成される。
この感光体6上の静電潜像は、現像部7により現像されてトナー像となる。このトナー像は、搬送ベルト8により搬送された用紙P上に転写される。用紙Pは、定着装置9によりトナー像が定着され排紙トレイ15に排出される。
図2は、本発明が適用される画像形成装置のドラム方式に係る定着装置の要部の構成を示す図であり、(a)はサーミスタに異物が堆積していない状態を示し、(b)はサーミスタに異物が堆積している状態を示す。
すなわち、定着装置9は、定着ローラ9a、加圧ローラ9b、定着ヒータ9c、温度検知素子(本実施形態では接触型サーミスタ(以下、単にサーミスタと記す)16を例に説明する)を備えている。
その結果、未定着トナー18を転写した用紙Pが矢印Cの方向に移動すると、定着ローラ9aと加圧ローラ9bのニップ部に挟まれて、定着ローラ9aの熱により未定着トナー18が用紙Pに定着される。
しかし、この時、未定着トナー18が用紙Pに全て定着するわけではないので、微量のトナーが定着ローラ9aに残留し、徐々にその残留トナー17がサーミスタ16に堆積していく。
図3は、本発明が適用される画像形成装置のベルトロール方式に係る定着装置の要部の構成を示す図であり、(a)はDH(Direct Heating)方式を示し、(b)はベルトロール方式を示す。
まず、図3(a)を参照すると、定着装置30は、定着ベルト31、定着ヒータ32、加圧ローラ34、サーミスタ36、定着パッド35を備えている。
また、図3(a)の定着ベルト31は低熱容量化の為に基材厚を極限まで薄くした金属薄膜層の上に弾性層となるシリコーンゴム層、さらにその上層にトナー離型層となるテフロン(登録商標)層の3層で構成されている。
その結果、未定着トナー33を転写した用紙Pが矢印Cの方向に移動すると、定着パッド35により押圧された定着ベルト31と加圧ローラ34間のニップ部37に挟まれて、定着ベルト31の熱により未定着トナー33が用紙Pに定着される。これにより、正常時における定着動作が完了する。
その結果、未定着トナー46を転写した用紙Pが矢印Cの方向に移動すると、定着ローラ45と加圧ローラ48のニップ部47に挟まれて、定着ベルト41の熱により未定着トナー46が用紙Pに定着される。
図4は、本発明の定着ヒータ制御方法について説明する図である。図2を併せて参照する。
定着ヒータ制御は、予め指定された基準温度と、サーミスタ16などの定着温度センサで検知した実際の温度を比較し、その比較結果に基づいて、単位時間(図4では制御周期:400msec)あたりに定着ヒータ9cに通電する比率(ヒータ点灯比率)を設定してヒータ点灯を行うものである。
このように、制御周期ごとにヒータ点灯比率を設定してヒータ点灯を繰り返すことで、加熱ローラ9aの基準温度を保つように制御している。
図5は、本発明の定着ヒータ温度と点灯比率の推移について説明する図であり、(a)はサーミスタに異物が堆積していない時を示し、(b)はサーミスタに異物が堆積している時を示す。
正常時(異物が無い時)は、主電源ON(A点)から定着が開始し、A点〜5sの期間(t1)経過すると、ヒータ点灯比率を100%に設定してヒータを点灯し(B点)、A点〜10sの期間(t2)は、検知温度グラフ62と基準温度グラフ61の差が大きいため、ヒータ点灯比率を引き続き100%でヒータを点灯し(B−C区間)、A点〜15sの期間(t3)は、ある程度、検知温度グラフ62が上昇して基準温度グラフ61に近づいて来たので、基準温度を超えないようにヒータ点灯比率を徐々に下げつつ(C−D区間)検知温度を目標温度に近づける(D−E−F区間)制御を行う。
例えば、冷えた状態にあった定着装置に対して、朝一番最初に、主電源をON操作した時の温度とヒータ点灯比率の推移について説明する。
図6は、本発明と従来技術の定着ローラの温度変化を模式的に説明する図であり、(a)は従来の定着ローラの温度変化を示し、(b)は本発明の定着ローラの温度変化を示す。
まず、図6(a)を参照すると、従来の定着ローラの温度変化は、電源ON(A点)から温度が上昇し、B点で基準温度に達して正常であれば実線のように1つのジョブが完了するまで(C点)一定の温度を維持する。その後、一定時間の間にジョブが発生しないと、省エネモードに移行して温度が少し低下する(C−D間)。
図7は、本発明が適用される画像形成装置のドラム方式に係る定着装置を用いた場合の要部の機能ブロック図である。
運転時比率データ記憶部23bは、運転動作時における定着温度が基準値に達するまでの点灯時間の比率データを記憶する。
また、定着装置9に異常が発生した場合に、利用者にその内容を報知する表示部28を備えている。
<定着制御の動作説明>
図8は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。図5及び図7と併せて参照しながら説明する。
ステップS1では、制御部20に備えられたヒータ制御部22は、定着装置9のヒータ9cに電力を供給して定着制御を開始する(図5A点)。
次にステップS3では、制御部20は、タイマをスタートさせてt1s後(A点から5秒後:B点)のヒータ点灯比率を運転時比率データ記憶部23bに記憶する。
次にステップS7では、制御部20は、t3s後(A点から15秒後:D点)のヒータ点灯比率を運転時比率データ記憶部23bに記憶する。
次にステップS11では、制御部20の温度検知部21は、定着装置9の加熱ローラ9aの温度をサーミスタ16で検知して、基準値に達したか否かを監視し、基準値に達すると(S11でYES)ステップ13に進む。
次にステップS13では、制御部20は、定着装置9が正常であると判定して、通常動作としてローラ駆動部27により加熱ローラ9aを正回転して定着動作を継続する。
次にステップS17では、制御部20は、ローラ駆動部27に対して加熱ローラ9aを逆回転するように制御する。なお、加熱ローラ9aを逆回転する場合、複数回回転してもよいし、半回転程度でも構わない。
<定着制御の動作説明>
図9は、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するフローチャートである。図5及び図7と併せて参照しながら説明する。
ステップS21では、制御部20は、制御部20内のカウンタを初期化する(N=0を入力)。
ステップS23では、制御部20は、定着装置9内の定着ヒータ9cの電源をON/FFするためのリレーをONにセットする。なお、このリレーはラッチタイプのリレーで、一度OFFされるとサービスマンコール(SC)をかけてサービスマンによりONに復帰される。
次にステップS27では、制御部20は、タイマをスタートさせてt1s後(A点から5秒後:B点)のヒータ点灯比率を運転時比率データ記憶部23bに記憶する。
次にステップS31では、制御部20は、t3s後(A点から15秒後:D点)のヒータ点灯比率を運転時比率データ記憶部23bに記憶する。
次にステップS35では、制御部20は、温度検知部21により定着装置9の加熱ローラ9aの温度をサーミスタ16で検知して、基準値に達したか否かを監視し、基準値に達すると(S35でYES)ステップ37に進む。
次にステップS37では、制御部20は、定着装置9が正常あると判定して、通常動作としてローラ駆動部27により加熱ローラ9aを正回転して定着動作を継続する。
次にステップS43では、制御部20は、カウンタの値が2以下か否かを判断し、2以下であれば(ステップS43でYES)ステップS45に進む。
次にステップS45では、制御部20は、サービスマンコール(SC)を発報する。
次にステップS47では、制御部20は、表示部28にサーミスタ16に異物が堆積している旨を表示する。
次にステップS49では、制御部20は、ステップS23でONした定着リレーをOFFにしてステップS51に進む。
次にステップS51では、制御部20は、ローラ駆動部27に対して加熱ローラ9aを逆転するように制御してステップS53に進む。
次にステップS53では、制御部20は、表示部28に電源をOFFする旨を表示する。
<第1態様>
本態様の定着装置9は、トナー像を担持した記録媒体を、定着方向へ回転又は移動する加熱ローラ9a(加熱部材)と加圧ローラ9c(加圧部材)との間に通過させる際にトナー像を記録媒体に定着させる定着装置9(定着装置)であって、定着装置9は、加熱ローラ9aの温度を検知するサーミスタ16(温度検知手段)と、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9cを定着方向、及び逆転方向に駆動するローラ駆動部27(駆動手段)と、加熱ローラ9aが備えたヒータの点灯又は非点灯、及びローラ駆動部27の回転方向を制御する制御部20(制御手段)と、を備え、制御部20は、加熱ローラ9aの定着温度を基準値になるように制御し、加熱開始から所定時間経過後に定着温度が基準値に達していない場合に、ローラ駆動部27の回転方向を逆転方向に切り替えることを特徴とする。
本態様によれば、制御部20は、加熱ローラ9aの定着温度を基準値になるように制御し、加熱開始から所定時間経過後に定着温度が基準値に達していない場合は、サーミスタ16の異常か或いはサーミスタ16に異物が堆積している可能性が有ると判断して、ローラ駆動部27の回転方向を逆転方向に切り替える。
以上の動作により、サーミスタ16に堆積している異物を、加熱ローラ9aが逆回転することによる抵抗で異物を除去して画像形成動作を継続することが可能となる。
制御部20は、加熱ローラ9aの非点灯時間に対する点灯時間の比率を変化させることにより定着温度を制御し、正常時における定着温度が基準値に達するまでの点灯時間の比率データを記憶する正常時比率データ記憶部23a(正常時比率データ記憶手段)と、運転動作時における定着温度が基準値に達するまでの点灯時間の比率データを記憶する運転時比率データ記憶部23b(運転時比率データ記憶手段)と、を備えたことを特徴とする。
本態様によれば、正常時における定着温度が基準値に達するまでの点灯時間の比率データと、運転動作時における定着温度が基準値に達するまでの点灯時間の比率データを記憶する。
これにより、一回のジョブを受け付けるとその都度、ヒータ点灯比率データが正常か否かを判断することができるので、定着動作の異常を即座に見つけることができる。
制御部20は、定着温度が基準値に達する時間になったと判断した場合、正常時比率データ記憶部23aから取得した平均データと、運転時比率データ記憶部23bから取得した平均データとを比較し、運転時比率データ記憶部23bから取得した平均データが正常時比率データ記憶部23aから取得した平均データ以下である場合は正常と判断し、運転時比率データ記憶部23bから取得した平均データが正常時比率データ記憶部23aから取得した平均データよりも高い場合は異常と判断することを特徴とする。
本態様によれば、正常時比率データの平均値と運転時比率データの平均値とを比較して、正常時の平均値未満であれば点灯比率が正常と判断し、正常時の平均値以上であれば異常と判断する。
これにより、簡単な演算で定着動作が正常か否かを判断することができる。
制御部20は、正常時比率データ記憶部23aから取得した平均データと、運転時比率データ記憶部23bから取得した平均データとを比較した結果、正常時比率データ記憶部23aの平均データよりも運転時比率データ記憶部23bの平均データが高いと判断した場合に、サーミスタ16に異物が付着していると判断して、サーミスタ16に異物が付着している旨を報知することを特徴とする。
本態様によれば、正常時比率データの平均値と運転時比率データの平均値とを比較した結果、異常と判断されるとサーミスタ16に異物が付着していると判断して、サーミスタ16に異物が付着している旨を報知する。
これにより、使用者に対して現在の画像形成装置1の状態を認識させて、メンテナンス時に重点的に定着装置9をメンテナンスすることができる。
制御部20は、サーミスタ16に異物が付着していると判断して、サーミスタ16に異物が付着している旨を報知した後、再度異常が検知された場合に、ローラ駆動部27の駆動方向を逆方向に切り替えて画像形成装置1を停止する旨を報知することを特徴とする。
本態様によれば、サーミスタ16に異物が付着している旨を報知した後、再度異常が検知された場合は、ローラ駆動部27の駆動方向を逆方向に切り替えて画像形成装置1を停止する。
以上の動作により、サーミスタ16に付着した異物を機械的に除去することができ、画像形成動作を継続することが可能となる。
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の定着装置9を備える画像形成装置1であることを特徴とする。
本態様によれば、画像形成装置1は定着装置9の状態を常に監視するように構成されている。これにより、画像形成装置1の信頼性とメンテナンスの精度を高めることができる。
トナー像を担持した記録媒体を、定着方向へ回転又は移動する加熱ローラ9a(加熱部材)と加圧ローラ9c(加圧部材)との間に通過させる際にトナー像を記録媒体に定着させる定着方法であって、定着装置9は、加熱ローラ9aの温度を検知するサーミスタ16(温度検知手段)と、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9cを定着方向、及び逆転方向に駆動するローラ駆動部27(駆動手段)と、を備え、加熱ローラ9aが備えたヒータの点灯又は非点灯、及びローラ駆動部27の回転方向を制御する制御ステップを実行し、制御ステップ(ステップS17)は、加熱ローラ9aの定着温度を基準値になるように制御し、加熱開始から所定時間経過後に定着温度が基準値に達していない場合に、ローラ駆動部27の回転方向を逆転方向に切り替えることを特徴とする。
本態様によれば、制御部20は、加熱ローラ9aの定着温度を基準値になるように制御し、加熱開始から所定時間経過後に定着温度が基準値に達していない場合は、サーミスタ16の異常か或いはサーミスタ16に異物が堆積している可能性が有ると判断して、ローラ駆動部27の回転方向を逆転方向に切り替える。
以上の動作により、サーミスタ16に堆積している異物を、加熱ローラ9aが逆回転することによる抵抗で異物を除去して画像形成動作を継続することが可能となる。
請求項7に記載された定着装置画像形成方法における各ステップをプロセッサに実行させることを特徴とする。
本態様によれば、各ステップをプロセッサに実行させることができる。このため、サーミスタ16に堆積している異物を、加熱ローラ9aが逆回転することによる抵抗で異物を除去して画像形成動作を継続することが可能となる。
Claims (8)
- トナー像を担持した記録媒体を、定着方向へ回転又は移動する加熱部材と加圧部材との間に通過させる際に前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着装置であって、
前記定着装置は、
前記加熱部材の温度を検知する温度検知手段と、
前記加熱部材及び前記加圧部材を前記定着方向、及び逆転方向に駆動する駆動手段と、
前記加熱部材が備えたヒータの点灯又は非点灯、及び前記駆動手段の回転方向を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記加熱部材の定着温度を基準値になるように制御し、加熱開始から所定時間経過後に前記定着温度が前記基準値に達していない場合に、前記駆動手段の回転方向を前記逆転方向に切り替えることを特徴とする定着装置。 - 前記制御手段は、前記加熱部材の非点灯時間に対する点灯時間の比率を変化させることにより前記定着温度を制御し、正常時における前記定着温度が前記基準値に達するまでの前記点灯時間の比率データを記憶する正常時比率データ記憶手段と、
運転動作時における前記定着温度が前記基準値に達するまでの前記点灯時間の比率データを記憶する運転時比率データ記憶手段と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。 - 前記制御手段は、前記定着温度が前記基準値に達する時間になったと判断した場合、前記正常時比率データ記憶手段から取得した平均データと、前記運転時比率データ記憶手段から取得した平均データとを比較し、
前記運転時比率データ記憶手段から取得した平均データが前記正常時比率データ記憶手段から取得した平均データ以下である場合は正常と判断し、
前記運転時比率データ記憶手段から取得した平均データが前記正常時比率データ記憶手段から取得した平均データよりも高い場合は異常と判断することを特徴とする請求項2に記載の定着装置。 - 前記制御手段は、前記正常時比率データ記憶手段から取得した平均データと、前記運転時比率データ記憶手段から取得した平均データとを比較した結果、前記正常時比率データ記憶手段から取得した平均データよりも前記運転時比率データ記憶手段から取得した平均データが高いと判断した場合に、前記温度検知手段に異物が付着していると判断して、前記温度検知手段に異物が付着している旨を報知することを特徴とする請求項2または3に記載の定着装置。
- 前記制御手段は、前記温度検知手段に異物が付着していると判断して、前記温度検知手段に異物が付着している旨を報知した後、再度異常が検知された場合に、前記駆動手段の駆動方向を逆方向に切り替えて前記画像形成装置を停止する旨を報知することを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
- トナー像を担持した記録媒体を、定着方向へ回転する加熱部材と加圧部材との間に通過させる際に前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着装置による定着方法であって、
前記定着装置は、
前記加熱部材の温度を検知する温度検知手段と、
前記加熱部材及び前記加圧部材を前記定着方向、及び逆転方向に駆動する駆動手段と、を備え、
前記加熱部材が備えたヒータの点灯又は非点灯、及び前記駆動手段の回転方向を制御する制御ステップを実行し、
前記制御ステップは、前記加熱部材の定着温度を基準値になるように制御し、加熱開始から所定時間経過後に前記定着温度が前記基準値に達していない場合に、前記駆動手段の回転方向を前記逆転方向に切り替えることを特徴とする定着方法。 - 請求項7に記載された定着方法における制御ステップをプロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019006987A JP7238417B2 (ja) | 2019-01-18 | 2019-01-18 | 定着装置、画像形成装置、定着方法、及びプログラム |
US16/705,456 US10884362B2 (en) | 2019-01-18 | 2019-12-06 | Fixing device, image forming apparatus, fixing method, and non-transitory computer-readable storage medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019006987A JP7238417B2 (ja) | 2019-01-18 | 2019-01-18 | 定着装置、画像形成装置、定着方法、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020118713A true JP2020118713A (ja) | 2020-08-06 |
JP7238417B2 JP7238417B2 (ja) | 2023-03-14 |
Family
ID=71608955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019006987A Active JP7238417B2 (ja) | 2019-01-18 | 2019-01-18 | 定着装置、画像形成装置、定着方法、及びプログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10884362B2 (ja) |
JP (1) | JP7238417B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11927902B1 (en) * | 2022-08-25 | 2024-03-12 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with maintenance necessity identification and prediction |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022131697A (ja) * | 2021-02-26 | 2022-09-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10142997A (ja) * | 1996-11-14 | 1998-05-29 | Oki Data:Kk | 定着装置 |
JP2013164439A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005338634A (ja) | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像形成装置のヒータ出力最適化方法 |
JP2008040401A (ja) | 2006-08-10 | 2008-02-21 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP5617431B2 (ja) * | 2010-08-19 | 2014-11-05 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP6201312B2 (ja) * | 2012-02-09 | 2017-09-27 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP6142581B2 (ja) | 2013-03-07 | 2017-06-07 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2014226884A (ja) | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 株式会社リコー | 画像形成装置および電源制御方法 |
JP6232861B2 (ja) | 2013-09-04 | 2017-11-22 | 株式会社リコー | 画像形成装置及び吐出検知装置 |
JP6295582B2 (ja) | 2013-10-07 | 2018-03-20 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
BR112016019129B1 (pt) | 2014-02-24 | 2022-02-22 | Ricoh Company, Ltd | Aparelho para formação de imagem e unidade de detecção de descarga |
JP6372313B2 (ja) * | 2014-10-31 | 2018-08-15 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
-
2019
- 2019-01-18 JP JP2019006987A patent/JP7238417B2/ja active Active
- 2019-12-06 US US16/705,456 patent/US10884362B2/en active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10142997A (ja) * | 1996-11-14 | 1998-05-29 | Oki Data:Kk | 定着装置 |
JP2013164439A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11927902B1 (en) * | 2022-08-25 | 2024-03-12 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with maintenance necessity identification and prediction |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7238417B2 (ja) | 2023-03-14 |
US10884362B2 (en) | 2021-01-05 |
US20200233343A1 (en) | 2020-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4430024B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7860419B2 (en) | Roller temperature control method of image forming apparatus and image forming apparatus | |
JP2011141533A (ja) | 定着装置、画像形成装置、定着装置の温度制御方法、プログラムおよびその記録媒体 | |
JP5473433B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009175679A (ja) | 画像形成装置、および画像形成装置におけるウォームアップ時間制御方法 | |
JP2020118713A (ja) | 定着装置、画像形成装置、定着方法、及びプログラム | |
JP4494762B2 (ja) | 画像形成装置とその画像形成装置の補助電源給電方法 | |
JP6594047B2 (ja) | 定着装置 | |
JP2009069603A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6958015B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2022087671A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6766586B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JPH1020718A (ja) | 画像形成装置 | |
US11644771B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP2020020848A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2000250374A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010072047A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007148194A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008040401A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014215599A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005292569A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2023112654A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2023073906A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2023171069A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JPH07114286A (ja) | 定着装置の温度制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211021 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220815 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230131 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230213 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7238417 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |