JP4494762B2 - 画像形成装置とその画像形成装置の補助電源給電方法 - Google Patents
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Description
この電子写真方式による画像形成装置では、作像部で形成した潜像をトナーにより現像して可視像(未定着のトナー像)とし、それを記録媒体である用紙やOHP等に転写した後に、そのトナー像を定着装置で加熱定着して記録媒体に定着させている。
その加熱ローラは、トナー像を加熱定着するためには、例えば180℃といった高温にまで高めておく必要がある。しかしながら、加熱ローラは一般的に鉄やアルミ等の金属ローラを主として形成されていることから熱容量が大きいため、その加熱ローラを約180℃の高温にまで高めようとすると、そのためには3〜10分程度かかってしまうということがあった。
さらに、特許文献1及び2に記載されているもののように、補助電源装置に充電と放電が繰返し可能な二次電池(コンデンサも含む)を使用したものでは、その二次電池は充電と放電の繰り返しにより劣化していき、いずれは寿命に達するようになるが、その寿命に達した二次電池の交換時期について使用者は知ることができないということもあった。
また、補助電源装置が寿命に達して交換時期に達しているときには、使用者がそれを知ることができるようにすることも目的とする。
主電源装置からの給電が停電等により遮断されたときに、補助電源装置から少なくとも上記作像部には給電を行い、上記トナー補給部には給電を行わないように制御する補助電源給電制御部を設けたものである。
主電源装置からの給電が停電等により遮断されたときに、補助電源装置から少なくとも上記作像部には給電を行い、上記トナー補給部には給電を行わないように制御する補助電源給電制御部を設けたものである。
上記補助電源給電制御部は、上記主電源装置からの給電が停電等により遮断されたときには上記加熱部の発熱体には上記補助電源装置からの給電を行わないようにするとよい。
そして、上記所定時間は、予め設定した枚数の記録媒体を給紙するのに要する時間に基づいて設定した時間にするとよい。あるいは、その所定時間は、上記補助電源装置の充電容量に基づいて設定した時間にしてもよい。
また、上記加熱部の温度を検知する温度検知部を設け、上記所定時間をその温度検知部が検知した温度が所定の温度にまで低下する時間にするとよい。
主電源装置からの給電が停電等により遮断されたときに、補助電源装置から上記トナー補給部には給電を行わず、少なくとも上記作像部に対しては給電を行って、その作像部に画像形成途中の記録媒体が存在するときにはその記録媒体への画像形成が完了してそれを排出するまで上記補助電源装置による給電を継続させる補助電源給電方法も提供する。
〔実施例1〕
図1はこの発明による画像形成装置の実施例1の主要な部分の構成を示すブロック図、図2は同じくその画像形成装置の構成を示す概略構成図、図3は同じくその画像形成装置の定着部を示す概略構成図である。
この画像形成装置は、図1に示すように主電源装置1と、その主電源装置1により充電される補助電源装置2と、主電源装置1により発熱体6が加熱されると共にスイッチング回路3の切り換えにより補助電源装置2によっても発熱体6が加熱可能な加熱部5と、給紙部7から給紙された転写紙等の記録媒体にトナー画像を形成すると共にそのトナー画像を定着装置を構成する加熱部5により熱定着して排紙部8に排紙するまでの間の作像動作を主電源装置1からの給電により行う作像部9とを備えている。
そして、この画像形成装置は、主電源装置1からの給電が停電等(コンセントの外れも含む)により遮断されたときに、補助電源装置2から少なくとも作像部9に給電を行うように制御する補助電源給電制御部として機能する制御装置50を設けている。なお、停電等による給電遮断の検出は、停電検出回路13により行う。
補助電源装置2は、二次電池である例えば電気二重層コンデンサ(キャパシタ)であり、この画像形成装置は、詳しい説明は後述するが、補助電源装置2の劣化を内部抵抗の値と充電容量の低下により検知する劣化検知部12を設けている。
加熱部5には、その温度を検出するための温度検知部である温度センサ16を設けている。また、排紙部8には、排紙トレイ17(図2参照)に排出される記録媒体を検出する排紙センサ18を設けている。
一方、所定のタイミングで給紙部7の給紙コロ27が図2の矢示B方向に回転し、給紙部7に設けられている給紙トレイ28内の記録媒体Pの給送が開始され、それにより給送された記録媒体Pは搬送経路上に設けられている一対のレジストローラ29のニップ位置で一旦停止される。
こうして、トナー像が転写された記録媒体Pは、その下流の位置に設けられている定着装置である加熱部5に向けて搬送され、加熱部5の加熱ローラ31と加圧ローラ32との間に挾持されて加圧されながら加熱されることにより、トナー像が定着される。
そして、記録媒体Pにトナー像を転写した後に感光体21上に残った残留トナーは、感光体21の回転によりクリーニング装置26の位置に移動し、そこでクリーニング装置26によりクリーニングされて感光体21の周面から除去され、次の画像形成に備える。
なお、主電源装置1は、そこにトランス等を備えており、それにより外部より入力したAC100Vを電圧調整することができるようになっている。
補助電源装置2は、複数の電気二重層コンデンサを直列に配置しており、それによりDC50Vを出力できるようになっている。
これに対し、例えば一般的なニッケル−カドミウム電池の場合には、急速充電を行っても数時間の時間を要すると共に、充放電の繰り返し回数の寿命も500から1000回であるため、補助電源装置としての寿命は短い。
なお、主電源装置1には、交流と直流の整流や電圧を安定化させる等の機能を持たせるようにしてもよい。
そのハロゲンヒータは、ガラス管の中に設けた電熱線に電力が供給されることによって発光し、その輻射熱により加熱部5の温度をトナー像の定着に適した所定の温度にまで上昇させる。そして、その加熱部5への給電は、この実施例では主電源装置1から主発熱体6aに、補助電源装置2から副発熱体6bにそれぞれ行う。
このように、この実施例1では主発熱体6aと副発熱体6bに対して、主電源装置1と補助電源装置2を別系統にして電力を供給する構成にしている。これは、この実施例1では、主発熱体6aに主電源装置1から印加される電圧が商用電源10の100Vであり、副発熱体6bには補助電源装置2から50V(コンデンサ2.5V電圧のセルを20個直列)を電圧調整回路で24Vにした電圧が印加され、それらは電圧値が異なっているためである。
なお、加熱部5は、加熱ローラ31内にハロゲンヒータを設けるものに限るものではなく、例えば板状のセラミックヒータを用いたものにしてもよいし、コイルに高周波を流して被加熱体を加熱する誘導加熱による構成のものにしてもよい。
したがって、主電源装置1及び補助電源装置2の両方から、電力を同時に加熱部5の主発熱体6aと副発熱体6bに供給することで、主電源装置1のみによる供給電力を上回る大量の電力を加熱部5に供給することができる。
このようにすれば、図4に示すように加熱部5の温度上昇時間は、主電源装置1から主発熱体6aにのみ給電した場合に比べて、主電源装置1と補助電源装置2の両者から主発熱体6aと副発熱体6bに同時に給電した場合のほうが加熱部5の昇温時間を短くすることができる。
この実施例1による画像形成装置では、補助電源装置2が十分に充電されていない例えば朝一番に、画像形成装置に電源を投入した場合には、商用電源10に接続された主電源装置1からのみ加熱部5へ電力を供給する。そして、主電源装置1の給電電力に余裕がある待機状態などでは、主電源装置1から補助電源装置2へ電力を供給して、その補助電源装置(この例ではコンデンサ)2を充電する。
したがって、図5の(a)に示すように、主電源装置1だけの立上り時間t1に比べて短時間の立上り時間t2で、加熱ローラ31を定着に適した温度にまで上昇させることができる。
そして、その主電源装置1からの給電が遮断されたときに補助電源装置2が作像部9を含む上記の全ての負荷に対して行う給電は、排紙部8にジョブの最終紙の排出が完了するまで行うように、制御装置50が制御する。
すなわち、制御装置50は、二次電池であるコンデンサの劣化を内部抵抗の値と容量の低下により検知し、そのいずれか一方が所定の値よりも悪化したときには上記二次電池の交換を警告する寿命警告部としても機能する。
この制御装置50は、停電検出回路13から停電時等に出力される信号を、劣化検知部12から補助電源装置2の劣化を示す信号をそれぞれ所定のタイミングで入力する。また、排紙センサ18から記録媒体が排紙トレイ17に排出される度に出力される排紙信号を、温度検知センサ16から加熱部5の温度に対応した信号をそれぞれ所定のタイミングで入力する。
制御装置50のマイクロコンピュータは、所定のタイミングで図6に示すルーチンをスタートさせる。
まず最初のステップで、停電等(コンセントの外れも含む)による主電源装置1からの給電遮断を停電検出回路13が検出したか否かを判断し、それを検出していなければ主電源装置1からの給電が正常に行われているので、メインルーチンへリターンする。
次のステップでは、現在指示されているジョブの最終紙の排紙トレイ17への排出が完了したか否かを排紙センサ18からの信号により判断し、まだジョブの最終紙の排出が完了していなければ、そのまま待って、最終紙の排出完了を判断すると次のステップへ進んで、そこで上述したステップで補助電源装置2から給電した全ての負荷に対する給電を停止させ、その後メインルーチンへリターンする。
それにより、ジョブが途中の未完成状態のままになってしまうのを防止することができると共に、画像形成動作中の各部がその画像形成動作中に停止してしまうことによる損傷や不具合の発生を防止することができる。
図7はその制御装置50が行う寿命警告表示処理のルーチンを示すフロー図である。
制御装置50は、所定のタイミングで図7に示すルーチンをスタートさせる。
まず最初のステップで、補助電源装置2を構成しているコンデンサの内部抵抗が所定の値よりも悪化しているか否かを判断し、それが悪化していれば(YESの判断)、表示部11にコンデンサの交換を警告する表示をさせるようにし、その後メインルーチンにリターンする。
そして、上記の判断でコンデンサの容量が所定の値よりも悪化していなければ、コンデンサはまだ寿命に達していないので、コンデンサの交換に関する警告をさせることなく、メインルーチンにリターンする。
図8はこの発明による画像形成装置の実施例2の発明に関する主要な部分のみを示すブロック図である。
この実施例2による画像形成装置は、実施例1に対し、主電源装置1からの給電が停電等により遮断されたときに行う補助電源装置2からの給電先を、作像部9と作像内容が表示される表示部11だけにした点のみが異なるだけであり、画像形成装置全体及び作像部の構成は図1及び図2で説明したものと同様であるため、その詳しい図示は省略し、必要に応じて図1及び図2で使用した符号を使用して説明する。
そのマイクロコンピュータは、所定のタイミングで図9に示す主電源遮断時給電処理をスタートさせる。まず最初のステップで、停電等(コンセントの外れも含む)による主電源装置1からの給電遮断を停電検出回路13が検出したか否かを判断し、それを検出していなければ主電源装置1からの給電が正常に行われているので、メインルーチンへリターンする。
次のステップでは、図6の実施例1で説明した場合と同様に、現在指示されているジョブの最終紙の排紙トレイ17への排出が完了したか否かを排紙センサ18からの信号により判断し、まだジョブの最終紙の排出が完了していなければ、そのまま待って、最終紙の排出完了を判断すると次のステップへ進んで、そこで作像部9と表示部11への給電を停止させ、その後メインルーチンへリターンする。
したがって、この画像形成装置の使用者は表示部11を見れば、停電等があってもジョブが途中で中断されていないことを知ることができるので、主電源装置1からの給電復帰後に、途中まで画像形成が進行していて途中で主電源装置1が遮断されてしまった上記ジョブを、再度重複して画像形成してしまうのを防止することができる。
図10はこの発明による画像形成装置の実施例3の発明に関する主要な部分のみを示す図8と同様なブロック図である。
この実施例3による画像形成装置は、実施例1に対し主電源装置1からの給電が停電等により遮断されたときに行う補助電源装置2からの給電を、加熱部5の副発熱体6bには行わないようにした点が異なるだけであり、画像形成装置全体及び作像部の構成は図1及び図2で説明したものと同様であるため、その詳しい図示は省略し、必要に応じて図1及び図2で使用した符号を使用して説明する。
そのマイクロコンピュータは、所定のタイミングで図11に示す主電源遮断時給電処理をスタートさせる。まず最初のステップで、停電等(コンセントの外れも含む)による主電源装置1からの給電遮断を停電検出回路13が検出したか否かを判断し、それを検出していなければ主電源装置1からの給電が正常に行われているので、メインルーチンへリターンする。
なお、上記の主電源装置1からの給電遮断を判断したときに行う補助電源装置2による給電先は、主電源装置1からの給電が遮断される前に駆動されていた加熱部5を除く全ての負荷とせずに、例えば作像部9を除く他の負荷への給電も適宜限定するようにしてもよい。そのようにすれば、補助電源装置2からの電力の消費を有効に抑えることができる。
図12はこの発明による画像形成装置の実施例4の発明に関する主要な部分のみを示す図8と同様なブロック図である。
この実施例4による画像形成装置は、実施例1に対し主電源装置1からの給電が停電等により遮断されたときに行う補助電源装置2からの給電を、トナー補給部15には行わないようにする点が異なるだけであり、画像形成装置全体及び作像部の構成は図1及び図2で説明したものと同様であるため、その詳しい図示は省略し、必要に応じて図1及び図2で使用した符号を使用して説明する。
そのマイクロコンピュータは、所定のタイミングで図13に示す主電源遮断時給電処理をスタートさせる。まず最初のステップで、停電等(コンセントの外れも含む)による主電源装置1からの給電遮断を停電検出回路13が検出したか否かを判断し、それを検出していなければ主電源装置1からの給電が正常に行われているので、メインルーチンへリターンする。
なお、上記の主電源装置1からの給電遮断を判断したときに行う補助電源装置2による給電先は、主電源装置1からの給電が遮断される前に駆動されていたトナー補給部15を除く全ての負荷とせずに、作像部9を除く他の負荷への給電も適宜限定するようにしてもよい。そのようにすれば、補助電源装置2からの電力の消費を、より抑えることができる。
図14はこの発明による画像形成装置の実施例5の発明に関する主要な部分のみを示す図8と同様なブロック図である。
この実施例5による画像形成装置は、実施例1に対し主電源装置1からの給電が停電等により遮断されたときに補助電源装置2から給紙部7に対して行う給電を所定時間だけ行うようにした点が異なるだけであり、画像形成装置全体及び作像部の構成は図1及び図2で説明したものと同様であるため、その詳しい図示は省略し、必要に応じて図1及び図2で使用した符号を使用して説明する。
そのマイクロコンピュータは、所定のタイミングで図15に示す主電源遮断時給電処理をスタートさせる。まず最初のステップで、停電等(コンセントの外れも含む)による主電源装置1からの給電遮断を停電検出回路13が検出したか否かを判断し、それを検出していなければ主電源装置1からの給電が正常に行われているので、メインルーチンへリターンする。
この実施例5によれば、主電源装置1からの給電遮断時に補助電源装置2からの給電を加熱部5へ行わなくても、主電源装置1からの給電遮断後に補助電源装置2から作像部9への給電により画像形成動作を継続させ、記録媒体上に形成したトナー像を加熱部5でトナー像を定着可能な温度にある残存熱で加熱定着させることができる。
そうすれば、給紙部7への給電が停止されたときに、記録媒体が給紙コロ27により給紙トレイ28から給紙された給紙途中の段階で停止されてしまうようなことがなくなるので、記録媒体の無駄を無くすことができる。
そうすれば、補助電源装置2から給電が行われている間は、その給電によって動作が継続される各負荷は異常な電圧降下等の影響を受けることなしに、正常に動作し続けることができる。
すなわち、温度センサ16により加熱部5の温度を常に検出し、その温度がトナー像を正常に定着することができる下限の温度にまで低下したタイミング(時間)のときに、補助電源装置2から給紙部7への給電を停止させるようにするとよい。
そうすれば、補助電源装置2から給電が行われている間(停電時等)は、加熱部5の温度がトナー像を正常に定着することができる温度に維持されるので、定着後に排出された画像形成後の記録媒体に定着不良が生じない。
Claims (13)
- 主電源装置と、該主電源装置により充電される補助電源装置と、前記主電源装置により発熱体が加熱されると共に前記補助電源装置によっても前記発熱体が加熱可能な加熱部と、給紙部から給紙された記録媒体に画像を形成すると共にその画像を前記加熱部により熱定着して排紙部に排出するまでの間の作像動作を前記主電源装置からの給電により行う作像部とを備え、該作像部はトナーにより潜像を現像して可視像にする現像装置を有し、該現像装置にトナーを補給するトナー補給部を設けた画像形成装置において、
前記主電源装置からの給電が停電等により遮断されたときに、前記補助電源装置から少なくとも前記作像部には給電を行い、前記トナー補給部には給電を行わないように制御する補助電源給電制御部を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 主電源装置と、該主電源装置により充電される補助電源装置と、前記主電源装置により加熱される主発熱体と前記補助電源装置により加熱される副発熱体の複数の発熱体を有する加熱部と、給紙部から給紙された記録媒体に画像を形成すると共にその画像を前記加熱部により熱定着して排紙部に排出するまでの間の作像動作を前記主電源装置からの給電により行う作像部とを備え、該作像部にトナーにより潜像を現像して可視像にする現像装置と、該現像装置にトナーを補給するトナー補給部とを設けた画像形成装置において、
前記主電源装置からの給電が停電等により遮断されたときに、前記補助電源装置から少なくとも前記作像部には給電を行い、前記トナー補給部には給電を行わないように制御する補助電源給電制御部を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記補助電源給電制御部が制御する前記補助電源装置の給電先は、停電等により前記主電源装置からの給電が遮断される前に該主電源装置が給電していた前記トナー補給部以外の全ての負荷であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 前記補助電源給電制御部が制御する前記補助電源装置の給電先は、前記作像部と作像内容が表示される表示部であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 前記補助電源給電制御部は、前記主電源装置からの給電が停電等により遮断されたときには前記加熱部の発熱体には前記補助電源装置からの給電を行わないことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記補助電源装置は二次電池であることを特徴とする画像形成装置。
- 前記二次電池はコンデンサであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
- 前記主電源装置からの給電が遮断されたときに前記補助電源装置が少なくとも前記作像部に対して行う給電は、前記排紙部にジョブの最終紙の排出が完了するまでであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記補助電源給電制御部は、前記主電源装置からの給電が停電等により遮断されたときに、前記給紙部へも所定時間だけ給電を行なうことを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
- 前記所定時間は、予め設定した枚数の記録媒体を給紙するのに要する時間に基づいて設定した時間であることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
- 前記所定時間は、前記補助電源装置の充電容量に基づいて設定した時間であることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
- 請求項9記載の画像形成装置において、前記加熱部の温度を検知する温度検知部を設け、前記所定時間は前記温度検知部が検知した温度が所定の温度にまで低下する時間であることを特徴とする画像形成装置。
- 主電源装置と、該主電源装置により充電される補助電源装置と、前記主電源装置により発熱体が加熱されると共に前記補助電源装置によっても前記発熱体が加熱可能な加熱部と、給紙された記録媒体に画像を形成すると共にその画像を前記加熱部により熱定着して排紙するまでの間の作像動作を前記主電源装置からの給電により行う作像部とを備え、該作像部はトナーにより潜像を現像して可視像にする現像装置を有し、該現像装置にトナーを補給するトナー補給部を設けた画像形成装置における補助電源給電方法であって、
前記主電源装置からの給電が停電等により遮断されたときに、前記補助電源装置から前記トナー補給部には給電を行わず、少なくとも前記作像部に対しては給電を行って、該作像部に画像形成途中の記録媒体が存在するときには該記録媒体への画像形成が完了してそれを排出するまで前記補助電源装置による給電を継続させる補助電源給電方法。
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