JP2020103187A - 播種装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】播種作業を行うにあたって新たに湛水直播専用の田植機を購入することを要さず、また、播種精度が低下することを抑制することができるものを提供する。【解決手段】繰出装置11から種子を繰出して圃場に播く播種装置10であって、他の作業機を介さずにトラクタ1の後部に装着されるものであり、好ましくは、トラクタ1が走行しながら播種動作を行うときに、トラクタ1の後方における播種装置10の周りの圃場の泥の流通方向を調節して、播種装置10の外側に広がって流れないように泥を案内する案内部20を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、繰出装置から種子を繰出して圃場に播く播種装置の技術に関する。
従来、稲作の栽培面積を増加させるにあたって直接栽培(湛水直播)を行うことが知られている。前記直播栽培では、水を湛えた状態の水田(圃場)に粒状の水稲の種子を直接播く。前記直播栽培に用いる種子には、過酸化カルシウムや鉄などで表面がコーティングされたものや、このようなコーティングが施されないものがある。
前記粒状の種子を直接圃場に播く装置として、種子が収納されるホッパと種子を所定量毎に繰出す繰出装置とを備える播種装置に関する技術は種々知られている(特許文献1参照)。
前記播種装置は、走行部の後部に前記播種装置を備える湛水直播専用の田植機として構成され、また、トラクタの後部に装着されたハロー等の作業機の後部に装着されて、走行部やトラクタを走行させながら播種動作を行う。
特開2014−135923号公報
しかしながら、播種装置を用いて播種作業を行うにあたって、湛水直播専用の田植機を所有していない場合には、新たにこれを購入することを要する。また、トラクタを用いて播種作業を行う場合には、ハロー等の作業機の後部からの濁流によって播種精度が低下する場合がある。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、播種作業を行うにあたって新たに湛水直播専用の田植機を購入することを要さず、また、播種精度が低下することを抑制することができるものを提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、繰出装置から種子を繰出して圃場に播く播種装置であって、他の作業機を介さずにトラクタの後部に装着されるものである。
請求項2においては、前記トラクタが走行しながら播種動作を行うときに、前記トラクタの後方における前記播種装置の周りの圃場の泥の流通方向を調節して、前記播種装置の外側に広がって流れないように前記泥を案内する、案内部を備えるものである。
請求項3においては、前記トラクタの後輪の後方に配置されて前記トラクタが走行することによって形成される車輪跡を整地する、整地部を備えるものである。
請求項4においては、前記トラクタの後輪の後方に配置されて前記トラクタが走行することによって後方に泥が飛散することを抑制する、泥除け部を備えるものである。
請求項5においては、圃場の泥に浮遊する稲藁を土の中に押し込む、藁押え部を備えるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、播種作業を行うにあたって新たに湛水直播専用の田植機を購入することを要さず、また、播種精度が低下することを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る播種装置がトラクタ一に装着された状態を示す側面図。 同じく播種装置がトラクタ一に装着された状態を示す背面図。 同じく播種装置がトラクタ一に装着された状態を示す平面図。 同じく播種装置の正面図。 同じく播種装置の背面図。 同じく播種装置の平面図。 同じく播種装置の底面図。 同じく播種装置の左側面図。 同じく播種装置の右側面図。 同じく播種装置の左側面図。 同じく播種装置の拡大正面図。 同じく播種装置の拡大斜視図。
次に、本発明の実施形態に係る播種装置10について、図1から図12を用いて説明する。
播種装置10は、湛水直播を行うものであり、水を湛えた状態の水田(圃場)に粒状の水稲の種子を直接播く。前記種子には、過酸化カルシウムや鉄などで表面がコーティングされたものや、このようなコーティングが施されないものがある。
図1から図3に示すように、播種装置10は、他の作業機(播種装置10以外のハローや耕運機等の作業機)を介さずにトラクタ1の後部の作業機装着装置9に直接装着される。
図1から図12に示すように、播種装置10は、繰出装置11と、ホッパ12と、伝達軸13と、ギアケース14と、装着部15と、案内部20と、フロート30と、溝切部40と、整地部50と、泥除け部60と、藁押え部70と、を備える。
繰出装置11は、粒状の種子を所定量毎に(点播するように)の下部の排出口から繰出す。繰出装置11は、左右方向に条数分複数台(例えば、12台)並べて播種フレーム80に配置される。繰出装置11の個数については、要求仕様や条件等に応じて適宜変更可能とされる。
繰出装置11の上部には、それぞれ種子が収納されるホッパ12が設けられる。
繰出装置11には、ギアケース14から左右にそれぞれ伸出する伝達軸13が挿通される。ギアケース14は、内部にモータを有し、播種フレーム80の左右中央部に配置される。伝達軸13は、ギアケース14内のモータが駆動することによって回転駆動する。そして、繰出装置11には、伝達軸13が回転駆動することによって繰出装置11内の目皿が回転駆動させて、ホッパ12内の種子を所定量毎に繰出す。
なお、このようなギアケース14内のモータを動力源として繰出装置11が種子を繰出す構成以外にも、トラクタ1のエンジンからの動力がPTO軸や入力軸等を介してギアケース14内に伝達されて伝達軸13が回転駆動する構成、また、トラクタ1が走行して後輪6または前輪7等が回転することによって生じる動力が入力軸等を介してギアケース14内に伝達されて伝達軸13が回転駆動する構成とすることもできる。
図1から図3に示すように、トラクタ1は、農作業用のトラクタ1であり、機体フレーム2前部のボンネット3内にエンジンが配置され、ボンネット3の後部にダッシュボード4が設けられ、ダッシュボード4の後方にオペレータが着座する運転席5が設けられる。運転席5の下方には、変速装置を収納するミッションケースが配設され、ミッションケースの後部両側には、リアアクスルケースを介して後輪6が支承される。後輪6の前方においてはフロントアクスルケースを介して前輪7が支承される。ダッシュボード4上または運転席5周りには、ステアリングハンドル、作業機昇降スイッチ、前後進切換レバー、変速レバー、またはアクセルレバー等を備える操作部8が設けられる。
トラクタ1の機体後部に作業機装着装置9が設けられる。
作業機装着装置9は、トップリンク9aとロアリンク9bとを備えるクイックヒッチであり、作業機(播種装置10)を装着可能に構成され、操作部8(作業機昇降スイッチ)を操作することによって油圧シリンダを動作させて、装着される作業機を昇降可能とされる。
図1から図12に示すように、案内部20は、播種フレーム80の左端部と右端部とにそれぞれ設けられ、播種装置10の左側部または右側部を構成する。案内部20は、トラクタ1が走行しながら播種装置10が播種動作を行うとき、トラクタ1の後方における播種装置10の周りの圃場の泥(泥または泥水)の流通方向(濁流の流通方向)を調節して、播種装置10の外側に広がって流れないように泥を案内する。
案内部20は、外ガイド部材21と、内ガイド部材22と、を備える。
案内部20の外ガイド部材21は、播種装置10の外側に広がって流れないように泥を案内する。
外ガイド部材21は、前後方向を長手方向とする板状部材であって、上端部が内側に折曲げられて正面視で略L字状に構成される。外ガイド部材21は、取付板を介して播種フレーム80の左端部または右端部に固定され、繰出装置11(最も左方または最も右方に配置される繰出装置11)の外側に配置される。外ガイド部材21の前端部は整地フレーム88よりも前方に位置し、トラクタ1の後輪6の側方に至る。外ガイド部材21の後端部は播種フレーム80よりも後方に位置する。外ガイド部材21の前下縁部は、前方に行くに従って緩やかに上方に湾曲する弧状に形成される。
案内部20の内ガイド部材22は、外ガイド部材21の内側において、泥の流通方向を内側に向けつつ泥の流勢を減速させる。
内ガイド部材22は、平面視で90°(略ク字状)に一枚の板状の部材を折曲げ加工した部材であり、左右の内ガイド部材22の角部が互いに向き合うように、外ガイド部材21の内側の面(左方の外ガイド部材21の右方の面または右方の外ガイド部材21の左方の面)に配置される。
内ガイド部材22は、整地フレーム88の側方に位置し、トラクタ1の後輪6よりも後方に位置し、播種フレーム80よりも前方に位置する。
以上のように、案内部20によって、トラクタ1の後方における播種装置10の周りの圃場の泥の流通方向を調節して、播種装置10の外側に広がって流れないように泥を案内することから、圃場面を安定させて播種作業を確実に行うことができる。
また、案内部20では、板状の部材をそれぞれ折曲げ加工することによって外ガイド部材21と内ガイド部材22とが構成されることから、播種装置10の外側に広がって流れないように泥を案内するものを簡易な構成で実現することができる。
案内部20には、台車25が着脱可能に設けられる。播種装置10の搬送時やトラクタ1の移動時等には台車25が案内部20に装着される。また、播種作業を行うときには台車25が案内部20から取外される(図10参照)。
台車25は、両側の案内部20のそれぞれの外側に配置される。
台車25は、台部26と、車輪27と、取付体28と、を備える。台車25の台26部は前後方向を長手方向とする棒状の部材である。台車25の車輪27は台部26の下面の前部と後部とにそれぞれ設けられる。台車25の取付体28は、台車25が案内部20に装着されるときに案内部20の支持体24に支持される棒状の部材であり、台部26の前後略中央部から上方に突出するように設けられる。
案内部20の外ガイド部材21部材の外側の面には、支持体23が設けられる。支持体23は、平面視略U字状のステーであり、台車25が案内部20に装着されるときに台車25の取付体28を支持する。
台車25の取付体28を案内部20の支持体23内に配置した状態で、台車25の取付体28を案内部20の支持体23にU字ピンを換挿することによって、台車25が案内部20に装着される。
播種フレーム80には取付部材81が設けられる。
取付部材81は播種フレーム80の前方に配置される。取付部材81は、後面部と上面部とを有するように(側面視略L字状に)板状の部材を折曲げ加工した左右方向を長手方向とする部材であって、その上面に複数個の張出部を下方に突出するように設け、その左右後面にそれぞれ支持体51を後方に突出するように設けて構成される。取付部材81の張出部はフロート30に固定され、支持部の後端部は播種フレーム80に固定される。
フロート30は、取付部材81を介して播種フレーム80に設けられ、播種装置10が泥中に沈まないように支持する。
フロート30は、前方に行くに従って緩やかに上方に湾曲するように(側面視ノ字状に)一枚の板状の部材を折曲げ加工した左右方向を長手方向とする部材であって、その上面に複数個の張出部を上方に突出するように設けて構成される。フロート30の張出部が取付部材81の張出部と固定されることによって、フロート30が取付部材81に取付けられる。
フロート30の後端部は播種フレーム80の下方(繰出装置11の後下方)に位置し、フロート30の前端部は播種フレーム80及び第一支持フレーム82の前方に位置する。フロート30の左端部は最も左方に配置される繰出装置11よりも外側に位置し、フロート30の右端部は最も右方に配置される繰出装置11よりも外側に位置する。フロート30の左端部は案内部20の左方の外ガイド部材21の内側の面に当接し、フロート30の右端部は案内部20の右方の外ガイド部材21の内側の面に当接して、フロート30と案内部20の外ガイド部材21との間からフロート30内に泥が入込むことが防止される。フロート30の上端部は案内部20の外ガイド部材21の上端部と面一に構成され、フロート30の下端部は案内部20の外ガイド部材21の下端部と面一に構成される。
このように、フロート30の左端部は最も左方に配置される繰出装置11よりも外側に位置し、フロート30の右端部は最も右方に配置される繰出装置11よりも外側に位置して、フロート30が比較的大きく構成されることから、フロート30の下面で圃場をならすことができる。
フロート30の張出部には、ブラケット等を介して溝切フレーム89が設けられる。
溝切フレーム89は、播種フレーム80の下方に配置される。溝切フレーム89の左端部は案内部20の左方の外ガイド部材21の内側の面に当接し、溝切フレーム89の右端部は案内部20の右方の外ガイド部材21の内側の面に当接する。
溝切フレーム89には、ブラケット等を介して複数個の溝切部40が設けられる。
溝切部40は、種子が播かれた場所に泥が抜け易くまた入り易なるようにトラクタ1が走行することによって圃場に作溝する。
溝切部40は、比較的大きく構成される大溝切部41と小溝切部42とで構成される。
大溝切部41と小溝切部42とは、左右方向に交互に並べてフロート30の下面のから突出するように配置される。大溝切部41は背面視で繰出装置11の下方に配置され、小溝切部42は背面視で繰出装置11の下方に配置される。小溝切部42は繰出装置11よりも前方に位置し、大溝切部41は小溝切部42よりも後方に配置される。
大溝切部41と小溝切部42との個数や配置箇所等については、要求仕様や条件等に応じて適宜変更可能とされる。
播種フレーム80にはブラケット等を介して第一支持フレーム82が設けられる。
第一支持フレーム82は、播種装置10の左右中央において播種フレーム80及びギアケース14の前方、またフロート30の上方に配置される。
第一支持フレーム82の左端部と右端部とのそれぞれには、延出プレート83が前方に延出するように設けられる。
延出プレート83の前端部は、フロート30よりも前方に位置する。左右の延出プレート83の前端部には、それぞれ上方に行くに従って中央側に傾斜するようにヒッチプレート84が設けられる。
ギアケース14の上端からヒッチプレート84の上端部に亘るようして支持プレート85が設けられる。
ヒッチプレート84の上端部にトラクタ1の作業機装着装置9のトップリンク9aが接続され、延出プレート83の前端部にトラクタ1の作業機装着装置9のロアリンク9bが接続されることによって、播種装置10がトラクタ1の作業機装着装置9(トラクタ1の後部)に直接装着される。ヒッチプレート84と延出プレート83とで装着部15が構成される。
以上のように、播種装置10では、装着部15を備え、作業機を介さずにトラクタ1の後部に直接装着されることから、播種作業を行うにあたって新たに湛水直播専用の田植機を購入することを要さず、また、ハロー等の作業機の後部からの濁流による影響がなくなり、播種精度が低下することを抑制することができる。
延出プレート83間を渡るように第二支持フレーム87が設けられ、第二支持フレーム87の左端部と右端部とのそれぞれに延出フレーム87が前下方に延出するように設けられ、延出フレーム87の前端部に整地フレーム88が設けられる。
整地フレーム88は、左右端部がヒッチプレート84の左右外側に位置し、且つ播種フレーム80よりも短く構成される。整地フレーム88はフロート30よりも前方に配置される。整地フレーム88には整地部50が設けられる。
整地部50は、トラクタ1が走行することによって形成される車輪跡が残った圃場を整地する。整地部50は、トラクタ1の左方の後輪6と右方の後輪6のそれぞれの後方に配置される。整地部50は、左右一対の支持体51・51と左右一対の整地体52・52とを備える。
整地部50の支持体51は、棒状の部材であり、下方に突出するようにブラケット等を介して整地フレーム88に固定される。左方の支持体51は左方の整地体52を支持し、右方の支持体51は右方の整地体52を支持する。
整地体52は支持体51の下部にビス等を介して固定される。整地体52は板状の部材であり、左方と右方の整地体52とは上方に行くに従って互いに近接するように(背面視略字状になるように)傾斜した状態で支持体51に固定される。整地体52の下縁部は弧状に形成される。
また、支持体51は、上下方向の取付位置を適宜調節可能に構成される。整地体52には、複数個のビス孔が形成され、当該支持体51に固定されるビス孔を適宜選択することによって支持体51に支持される角度や位置を選択可能に構成される。
以上のように、整地部50によってトラクタ1が走行することによって形成される車輪跡が残った圃場を整地することから、田植機に比べて車輪が比較的大きいトラクタ1に播種装置10が装着されて播種動作を行う場合でも、圃場に車輪跡が残ることを抑制することができる。このため、圃場に車輪跡が残ることで発芽不良が生じることを抑制することができる。
また、整地部50は、整地体52は板状の部材である左右の整地体52を支持体51に固定して構成されることから、トラクタ1が走行することによって形成される車輪跡が残った圃場を整地するものを簡易な構成で実現することができる。
泥除け部60は、トラクタ1が走行することによって後輪6の後方に泥が飛散することを抑制する。泥除け部60は、トラクタ1の左方の後輪6と右方の後輪6のそれぞれの後方に配置される。泥除け部60は、板状の部材であり、フロート30の前上端部にから上方に立設される。泥除け部60の上端部はホッパ12の上端部よりも上方に位置し、泥除け部60の左右幅はトラクタ1の車輪の左右幅よりも大きく構成される。
以上のように、泥除け部60によってトラクタ1が走行することによって後輪6の後方に泥が飛散することを抑制することから、播種装置10(繰出装置11、ギアケース14、または装着部15等)が当該飛散した泥によって汚れることを防止することができる。
フロート30の前上端部の前方には藁押えフレーム90が設けられる。藁押えフレーム90はフロート30の前方且つ泥除け部60の後方に配置される。藁押えフレーム90には藁押え部70が設けられる。
藁押え部70は、圃場の泥に浮遊する稲藁を土の中に押し込む。
藁押え部70は、複数本の棒状が左右方向に並べて配置される構成される。藁押え部70では、比較的細い棒状の部材の中央部を基部とし、当該基部から左右平行に延出するように背面視で略コ字状に棒状部材を折り曲げて、且つ棒状部材の左右平行に延出する部分を側面視で略1/4円弧状に形成されたものを、固定具等を用いて前記棒状部材の基部近傍を藁押えフレーム90に固定し、藁押えフレーム90から後下方に延出させる。そして、藁押え部70は、このように形成されて藁押えフレーム90に固定されるものを左右方向に複数個並べたもので構成される。藁押え部70を構成する前記棒状の部材の先端部(下端部)はフロート30の下方に位置する。
以上のように、藁押え部70によって圃場の泥に浮遊する稲藁を土の中に押し込みながら播種作業を行うことができ、播種作業を効率よくまた確実に行うことができる。
また、棒状の部材の中央部の基部の近傍を固定具等を用いて藁押えフレーム90に固定することから、藁押えフレーム90への固定状態を安定させることができる。
なお、藁押え部70は、このように構成されるもの以外に、一本の比較的細い棒状の部材を側面視で略1/4円弧状に形成して藁押えフレーム90から後下方に延出させたものを、左右方向に複数個並べて構成することもできる。このように構成されるとき、藁押え部70の棒状の部材の加工を比較的容易に行うことができる。
1 トラクタ
9 作業機装着装置
10 播種装置
11 繰出装置
12 ホッパ
15 装着部
20 案内部
30 フロート
40 溝切部
50 整地部
60 泥除け部
70 藁押え部

Claims (5)

  1. 繰出装置から種子を繰出して圃場に播く播種装置であって、
    他の作業機を介さずにトラクタの後部に装着される、播種装置。
  2. 前記トラクタが走行しながら播種動作を行うときに、前記トラクタの後方における前記播種装置の周りの圃場の泥の流通方向を調節して、前記播種装置の外側に広がって流れないように前記泥を案内する、案内部を備える、
    請求項1に記載の播種装置。
  3. 前記トラクタの後輪の後方に配置されて前記トラクタが走行することによって形成される車輪跡を整地する、整地部を備える、
    請求項1または請求項2に記載の播種装置。
  4. 前記トラクタの後輪の後方に配置されて前記トラクタが走行することによって後方に泥が飛散することを抑制する、泥除け部を備える、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の播種装置。
  5. 圃場の泥に浮遊する稲藁を土の中に押し込む、藁押え部を備える、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の播種装置。
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