JP6612211B2 - 乗用田植機 - Google Patents

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Description

本発明は、走行機体の後部に7条植えの植付作業機を連結して構成される乗用田植機に関する。
走行機体の後部に7条植えの植付作業機を連結して構成される乗用田植機が知られている(例えば、特許文献1参照)。7条植えの乗用田植機は、植え付け幅が枕地幅と略一致し、枕地の植え付けを1行程で行うことができるので、圃場内における移動量が減り、作業効率が向上するという利点がある。
また、この種の植付作業機は、左右方向に間隔を存して配置され、植付機構の前方で植付位置を整地する上下揺動可能な複数のフロートを備えている。左右方向に並ぶ複数のフロートのうち、中間に配置されるフロートをセンターフロート、その左右側方に配置されるフロートをサイドフロートを称しており、センターフロートは、その上下揺動に基づいて植付作業機の田面に対する高さを感知する感知フロートとして用いられる。
特公昭63−60965号公報
しかしながら、特許文献1に示されるように、7条植えの植付作業機では、センターフロートが3条分の植付位置を整地するため、2条分の植付位置を整地するサイドフレートに比べてセンターフロートが大型となり、センターフロートの製造コストが上昇するという問題がある。
また、センターフロートが大型化すると、センターフロートの前端部による泥押しが増えるので、センターフロートの前端部で押された泥の一部がセンターフロートの下側に入り込み、センターフロートの感知精度を低下させる可能性がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、走行機体の後部に植付作業機を連結して構成される乗用田植機であって、前記植付作業機は、前後方向に沿い、かつ左右方向に間隔を存して並設される複数のプランタケースと、複数の前記プランタケースの上方に配置される苗載台と、複数の前記プランタケースの後部側面部に設けられ、前記苗載台から苗を掻取って圃場に植付ける植付機構と、左右方向に間隔を存して配置され、前記植付機構の前方で植付位置を整地する上下揺動可能な複数のフロートと、前記フロートの前方に左右方向に沿って配置され、整地ロータの回転に応じて整地する整地装置と、を備え、前記整地装置は、前記走行機体から前記植付作業機に植付動力を伝達する植付動力伝達軸との干渉を回避するために前記整地ロータが設けられない非整地領域を有し、左右方向に並ぶ複数の前記フロートのうち、中間部に配置される2つの前記フロートは、間隙が介在する状態で一体揺動可能に連結されるとともに、その上下揺動に基づいて前記植付作業機の田面に対する高さを感知する感知フロートとして用いられ、さらに、前記間隙と前記非整地領域とが左右方向においてオーバーラップしていることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の乗用田植機であって、前記走行機体の車輪跡を消す左右の車輪跡消し装置を備え、感知フロートとして用いられる2つの前記フロートと、その左右側方に配置される前記フロートとの間隙に前記車輪跡消し装置が配置されていることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の乗用田植機であって、前記植え付け作業機は、7条植えであり、複数の前記プランタケースは、前記プランタケースの後部左右両側面部に前記植付機構を備える3つの2条植えプランタケースと、前記プランタケースの後部左右いずれか一側面部に植付機構を備える1つの1条植えプランタケースと、を含み、前記1条植えプランタケースは、左右方向に並ぶ3つの前記2条植えプランタケースのうち、中間に配置される前記2条植えプランタケースとその一側方に配置される前記2条植えプランタケースとの間に配置され、前記フロートは、3つの前記2条植えプランタケースに対応して設けられ、それぞれ2条分の植付位置を整地する3つの第1フロートと、1つの前記1条植えプランタケースに対応して設けられ、1条分の植付位置を整地する1つの第2フロートと、を含み、左右方向に並ぶ前記第1フロートのうち、中間に配置される前記第1フロートと前記第2フロートとは、間隙が介在する状態で一体揺動可能に連結されるとともに、その上下揺動に基づいて前記植付作業機の田面に対する高さを感知する感知フロートとして用いられ、さらに、前記間隙と前記非整地領域とが左右方向においてオーバーラップしていることを特徴とする。
請求項1又は3の発明によれば、感知フロートは、2つのフロートとを連結して構成されるので、3条分の整地を行うように一体成型された従来の大型センターフロートを不要とし、フロートの製造コストを低減できる。また、連結される2つのフロート間には、間隙が設けられるので、泥水の流れを促するともに、泥押しを減らして感知精度を向上させることができる。しかも、フロート間の間隙は、整地装置の非整地領域と左右方向においてオーバーラップしているので、整地装置の非整地領域からフロートに向かって流れる泥水をそのままストレートに後方に逃し、感知フロートの動きをより安定させることができる。
また、請求項2の発明によれば、走行機体の車輪跡を消す左右の車輪跡消し装置を備えるので、車輪跡による植え付け精度の低下を抑制できる。また、左右の車輪跡消し装置は、感知フロートとして用いられる2つのフロートと、その左右側方に配置されるフロートとの間隙に配置されているので、フロート間の間隙を減らしてフロートによる泥押しを増加させる可能性があるものの、感知フロート自身に泥水を逃がす間隙が設けられるので、感知精度の低下が抑制される。
本発明の実施形態に係る乗用田植機の側面図である。 本発明の実施形態に係る植付作業機の底面図である。 本発明の実施形態に係る植付作業機のフロート及び車輪跡消し装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る植付作業機の感知フロートを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る感知リンク機構の配索を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1は乗用田植機であって、該乗用田植機1は、走行機体2の後部に昇降リンク機構3を介して7条植えの植付作業機4を連結して構成されている。走行機体2は、植付動力を出力する植付PTO軸(図示せず)を備えており、ここから出力される動力が、植付動力伝達軸5を介して植付作業機4に伝達される。
図1〜図5に示すように、植付作業機4は、横フレーム6、苗載台7、プランタケース8A、8B、植付機構9、横送り軸10、フロート11A、11B、車輪跡消し装置30、整地装置40などを備えて構成されている。横フレーム6は、植付作業機4に左右方向に沿って配置される四角筒状のフレーム部材であり、左右中心位置から前方に突出するローリング軸(図示せず)を介して、昇降リンク機構3の後端部に左右ローリング自在に支持される。
苗載台7は、前高後低状に傾斜した苗載面を有しており、プランタケース8A、8Bの上方に左右スライド自在に配置され、横送り軸10の回転に応じて左右方向に横送りされる。また、苗載台7には、横送りの折り返し位置で苗載面上のマット苗を下方へ送る縦送り機構(図示せず)が設けられている。
プランタケース8A、8Bは、左右方向に間隔を存して並列状に配置され、前端部が横フレーム6で一体的に支持される。植付機構9は、プランタケース8A、8Bの後部側面部に設けられ、苗載台7上の苗を掻取って圃場に植付ける。具体的に説明すると、苗載台7の下端部には、苗載台7に載置されたマット苗の下限ストッパとして機能するエプロン13が配置されており、植付機構9は、エプロン13に形成される掻き取り口13aを介して、苗載台7に載置されたマット苗の下端部から苗を掻き取る。
エプロン13は、上下位置が変更可能であり、この上下位置変更に基づいて植付機構9による苗の掻取量が調節される。具体的には、エプロン13の位置を下側に変更すると、植付機構9による苗の掻取量が増加する一方、エプロン13の位置を上側に変更すると、植付機構9による苗の掻取量が減少する。植付作業機4には、横フレーム6を跨いで上前方に延設される掻取量調節レバー14が設けられており、植付作業機4を上昇させた状態で、走行機体2側から掻取量調節レバー14を操作すると、エプロン13の上下位置が変わり、植付機構9による苗の掻取量が調節される。
また、植付作業機4には、植付機構9による苗の植付深さを調節する植付深さ調節レバー15が設けられている。植付深さ調節レバー15は、掻取量調節レバー14と同様に、横フレーム6を跨いで上前方に延設されており、植付作業機4を上昇させた状態で、走行機体2側から植付深さ調節レバー15を操作すると、フロート11A、11Bの上下位置が変更され、それに伴って植付機構9による苗の植付深さが調節される。
図2に示すように、複数のプランタケース8A、8Bには、プランタケース8Aの後部左右両側面部に植付機構9を備える2条植えプランタケース8Aと、プランタケース8Bの後部左右いずれか一側面部に植付機構9を備える1条植えプランタケース8Bと、が含まれており、3つの2条植えプランタケース8Aと1つの1条植えプランタケース8Bとの組み合わせで7条植えの植付作業機4が構成されている。
そして、本実施形態の植付作業機4では、図2に示すように、左右方向に並ぶ3つの2条植えプランタケース8Aのうち、中間に配置される2条植えプランタケース8Aとその一側方に配置される2条植えプランタケース8Aとの間に1条植えプランタケース8Bが配置される。
図2及び図3に示すように、フロート11A、11Bには、3つの2条植えプランタケース8Aに対応して設けられ、それぞれ2条分の植付位置を整地する3つの第1フロート11Aと、1つの1条植えプランタケース8Bに対応して設けられ、1条分の植付位置を整地する1つの第2フロート11Bと、が含まれる。図3に示すように、フロート11A、11Bは、揺動支軸11aを支点として上下揺動しながら田面を滑走することにより植付位置の整地を行う。
左右方向中間部に位置する所定のフロート11A、11Bは、田面に対する植付作業機4の高さを感知する感知フロートFとしても機能する。そして、感知フロートFは、図5に示す感知リンク機構16(リンク機構)を介して走行機体2側の油圧昇降機構(図示せず)に連結されており、油圧昇降機構が感知フロートFの上下動に応じて植付作業機4を自動的に昇降することにより、田面に対する植付作業機4の高さが略一定に保たれる。
図3に示すように、植付作業機4には、前述した植付深さ調節レバー15の操作に応じてフロート11A、11Bの上下位置を変更する植付深さ調節機構17が設けられている。植付深さ調節機構17は、複数のプランタケース8A、8Bの下方に左右方向に沿って配置される回動自在なフロート連結軸18と、左右方向に間隔を存してフロート連結軸18から後下方に延出する複数のフロート支持アーム19と、各フロート支持アーム19の先端部に揺動支軸11sを介して上下揺動可能に連結される前述のフロート11A、11Bと、フロート連結軸18を回動操作可能であり、フロート連結軸18の回動に応じたフロート11A、11Bの上下位置変更に基づいて植付機構9による苗の植付深さを調節する前述の植付深さ調節レバー15と、を備える。
車輪跡消し装置30は、走行機体2の車輪跡(後輪2aの走行跡)を消すためのものであり、後輪2aの後方で、且つフロート11A、11B間の間隙に位置するように配置され、フロート11A、11Bと同様に上下揺動しながら田面を滑走することで車輪跡を整地する。
本実施形態の車輪跡消し装置30は、車輪跡を消す整地板31と、整地板31を支持する支持ブラケット32と、支持ブラケット32を上下揺動可能に支持するとともに、植付深さ調節レバー15によるフロート連結軸18の回動操作に応じて整地板31の上下位置を変更する平行リンク機構33と、田面に対する整地板31の押圧力を調節する押圧力調節機構34と、を備える。
図1及び図2に示すように、整地装置40は、フロート11A、11Bの前方で整地を行うためのものであり、整地動力伝達軸41を介して走行機体2のリヤアクスルケース2bから伝達される整地動力を入力する入力ケース42と、該入力ケース42から左右両側方に延出する該ロータ軸43と、ロータ軸43に一体回転可能に設けられる複数の整地ロータ44と、これらの構成要素を植付作業機4の前部に支持させる支持フレーム45と、を備える。
入力ケース42に整地動力を入力すると、ロータ軸43及び整地ロータ44が一体的に回転するのに伴い、整地ロータ44がフロート11A、11Bの前方で整地を行うが、整地装置40の左右方向中央部には、植付作業機4の上昇時において植付動力伝達軸5との干渉を回避するために、整地ロータ44が設けられていない非整地領域S1が存在している。
つぎに、本発明の要部であるフロート11A、11Bについて、詳細に説明する。
第1フロート11Aは、2条分の植付位置を整地する左右の整地部11aが前端部から左右側方に延出形成されたT字形状を有する。第1フロート11Aには、2条植えプランタケース8Aとの接触を避けるための薄肉部11bや、上面側でブラケット類が取り付けられ、かつ下面側で泥水を後方に流すための薄肉部11cが形成されているが、薄肉部11cの下面側後端部には、フロート跡を消すために若干肉厚となった均し部11dが形成されている。
第2フロート11Bは、1条分の植付位置を整地する整地部11eが前端部から一側方に延出形成された逆L字形状を有する。第2フロート11Bには、上面側でブラケット類が取り付けられ、かつ下面側で泥水を後方に流すための薄肉部11fが形成されているが、薄肉部11fの下面側後端部には、フロート跡を消すために若干肉厚となった均し部11gが形成されている。
左右方向に並ぶ3つの第1フロート11Aのうち、中間に配置される第1フロート11Aとその一側方に配置される第1フロート11Aとの間に第2フロート11Bが配置されている。中間に配置される第1フロート11Aと第2フロート11Bとは、間隙S2が介在する状態で一体揺動可能に連結されることにより、その上下揺動に基づいて植付作業機4の田面に対する高さを感知する感知フロートFを構成している。
つまり、感知フロートFは、2条分の植付位置を整地する第1フロート11Aと1条分の植付位置を整地する第2フロート11Bとを連結して構成されるので、3条分の整地を行うように一体成型された従来の大型センターフロートを不要とし、フロートの製造コストを低減できる。また、第1フロート11Aと第2フロート11Bとの間には、間隙S2が設けられるので、泥水の流れを促するともに、泥押しを減らして感知精度を向上させることができる。
また、第1フロート11A及び第2フロート11Bは、前端側ほど高位となるソリ形状を有しており、感知フロートFを構成する第1フロート11Aと第2フロート11Bは、前端側の上端部同士が連結部材20を介して連結されている。具体的に説明すると、第1フロート11A及び第2フロート11Bの前端部は、それぞれ左右一対の取付孔(図示せず)を有し、これらの取付孔に連結部材20に溶着されたボルト21を上方から挿通し、これらのボルト21に下方から螺合するナット(図示せず)の締め込みにより、連結部材20を介して第1フロート11A及び第2フロート11Bの前端部同士が一体的に連結される。このような連結構造によれば、連結部材20を高位に配置できるので、連結部材20に阻害されることなく、フロート11A、11B間の間隙S2に泥水を流すことができる。
また、連結部材20の左右方向中間部には、感知リンク機構16に連結される連結板22が溶着されている。そして、連結板22は、フロート11A、11B間の間隙S2上方に位置しているため、第1フロート11A及び第2フロート11Bの上下動を平均的に感知することが可能になる。
また、フロート11A、11B間の間隙S2は、整地装置40の非整地領域S1と左右方向においてオーバーラップしている。これにより、整地装置40の非整地領域S1からフロート11A、11Bに向かって流れる泥水をそのままストレートに後方に逃し、感知フロートFの動きをより安定させることが可能になる。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、感知フロートFは、2つのフロート11A、11Bとを連結して構成されるので、3条分の整地を行うように一体成型された従来の大型センターフロートを不要とし、フロート11A、11Bの製造コストを低減できる。
また、連結される2つのフロート11A、11B間には、間隙S2が設けられるので、泥水の流れを促するともに、泥押しを減らして感知精度を向上させることができる。
しかも、フロート11A、11B間の間隙S2は、整地装置40の非整地領域S1と左右方向においてオーバーラップしているので、整地装置40の非整地領域S1からフロート11A、11Bに向かって流れる泥水をそのままストレートに後方に逃し、感知フロートFの動きをより安定させることができる。
また、走行機体2の車輪跡を消す左右の車輪跡消し装置30を備えるので、車輪跡による植え付け精度の低下を抑制できる。
また、左右の車輪跡消し装置30は、感知フロートFとして用いられる2つのフロート11A、11Bと、その左右側方に配置されるフロート11Aとの間隙に配置されているので、フロート11A、11B間の間隙を減らしてフロート11A、11Bによる泥押しを増加させる可能性があるものの、感知フロートF自身に泥水を逃がす間隙S2が設けられるので、感知精度の低下が抑制される。
1 乗用田植機
2 走行機体
3 昇降リンク機構
4 植付作業機
5 植付動力伝達軸
7 苗載台
8A プランタケース
8B プランタケース
9 植付機構
11A 第1フロート
11B 第2フロート
16 感知リンク機構
20 連結部材
22 連結板
30 車輪跡消し装置
40 整地装置
44 整地ロータ
F 感知フロート
S1 非整地領域S
S2 間隙

Claims (3)

  1. 走行機体の後部に7条植えの植付作業機を連結して構成される乗用田植機であって、
    前記植付作業機は、
    前後方向に沿い、かつ左右方向に間隔を存して並設される複数のプランタケースと、
    複数の前記プランタケースの上方に配置される苗載台と、
    複数の前記プランタケースの後部側面部に設けられ、前記苗載台から苗を掻取って圃場に植付ける植付機構と、
    左右方向に間隔を存して配置され、前記植付機構の前方で植付位置を整地する上下揺動可能な複数のフロートと、
    前記フロートの前方に左右方向に沿って配置され、整地ロータの回転に応じて整地する整地装置と、を備え、
    前記整地装置は、前記走行機体から前記植付作業機に植付動力を伝達する植付動力伝達軸との干渉を回避するために前記整地ロータが設けられない非整地領域を有し、
    左右方向に並ぶ複数の前記フロートのうち、中間部に配置される2つの前記フロートは、間隙が介在する状態で一体揺動可能に連結されるとともに、その上下揺動に基づいて前記植付作業機の田面に対する高さを感知する感知フロートとして用いられ、さらに、前記間隙と前記非整地領域とが左右方向においてオーバーラップしていることを特徴とする乗用田植機。
  2. 前記走行機体の車輪跡を消す左右の車輪跡消し装置を備え、
    感知フロートとして用いられる2つの前記フロートと、その左右側方に配置される前記フロートとの間隙に前記車輪跡消し装置が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の乗用田植機。
  3. 複数の前記プランタケースは、
    前記プランタケースの後部左右両側面部に前記植付機構を備える3つの2条植えプランタケースと、
    前記プランタケースの後部左右いずれか一側面部に植付機構を備える1つの1条植えプランタケースと、を含み、
    前記1条植えプランタケースは、左右方向に並ぶ3つの前記2条植えプランタケースのうち、中間に配置される前記2条植えプランタケースとその一側方に配置される前記2条植えプランタケースとの間に配置され、
    前記フロートは、
    3つの前記2条植えプランタケースに対応して設けられ、それぞれ2条分の植付位置を整地する3つの第1フロートと、
    1つの前記1条植えプランタケースに対応して設けられ、1条分の植付位置を整地する1つの第2フロートと、を含み、
    左右方向に並ぶ前記第1フロートのうち、中間に配置される前記第1フロートと前記第2フロートとは、間隙が介在する状態で一体揺動可能に連結されるとともに、その上下揺動に基づいて前記植付作業機の田面に対する高さを感知する感知フロートとして用いられ、さらに、前記間隙と前記非整地領域とが左右方向においてオーバーラップしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗用田植機。
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