JP2020099284A - コンバイン - Google Patents

コンバイン Download PDF

Info

Publication number
JP2020099284A
JP2020099284A JP2018240891A JP2018240891A JP2020099284A JP 2020099284 A JP2020099284 A JP 2020099284A JP 2018240891 A JP2018240891 A JP 2018240891A JP 2018240891 A JP2018240891 A JP 2018240891A JP 2020099284 A JP2020099284 A JP 2020099284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grain
grains
guide member
measuring sensor
input amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018240891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7085978B2 (ja
Inventor
壮太郎 林
Sotaro Hayashi
壮太郎 林
高範 堀
Takanori Hori
高範 堀
直 齊藤
Sunao Saito
直 齊藤
俊樹 渡邉
Toshiki Watanabe
俊樹 渡邉
陽之 寺西
Hiroyuki Teranishi
陽之 寺西
京介 山岡
Kyosuke Yamaoka
京介 山岡
俊 松永
Takashi Matsunaga
俊 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2018240891A priority Critical patent/JP7085978B2/ja
Priority to KR1020190153239A priority patent/KR20200079415A/ko
Priority to CN201911309639.7A priority patent/CN111373920B/zh
Publication of JP2020099284A publication Critical patent/JP2020099284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7085978B2 publication Critical patent/JP7085978B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Abstract

【課題】刈取作業に伴う圃場における収量を計測するための構成において、穀粒タンクへ投入される穀粒の偏りを抑制する。【解決手段】コンバインは、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、脱穀装置により得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、脱穀装置から送出された穀粒を上方に搬送して穀粒タンクの内部に投入する揚穀装置と、揚穀装置により投入される穀粒の投擲方向を規制するガイド部材21と、揚穀装置により投入される穀粒が接触することにより揚穀装置により投入される穀粒の投入量を計測する投入量計測センサ22と、を備える。投入量計測センサ22における穀粒受け止め面39aの上端は、ガイド部材21における穀粒案内面21cの上端よりも上に位置し、ガイド部材21における穀粒案内面21cの法線方向と、投入量計測センサ22における穀粒受け止め面39aの法線方向とが異なる。【選択図】図4

Description

本発明は、コンバインに関する。
特許文献1に記載されたコンバインでは、脱穀装置から送出された穀粒が揚穀装置によって上方に搬送され、穀粒タンクの内部に投入される。揚穀装置から穀粒タンクへの穀粒の投入部には、投入される穀粒を案内するための壁状の部材が設けられている。当該部材は、揚穀装置の上端部に設けられた回転羽根に対して、その回転羽根の脱穀装置側の側面を覆って設けられている。これにより、特許文献1のコンバインでは、穀粒タンクへの穀粒の投入を偏りの少ない状態で行うことが可能である。
また特許文献1に記載されたコンバインは、穀粒タンクの機体前部側の荷重を受け止めるロードセルを備えている。このロードセルにより、穀粒タンクに貯留される穀粒の重量を計測することが可能である。
特開2016−63829号公報
特許文献1のコンバインでは、ロードセルにより穀粒タンクに貯留される穀粒の重量を計測することが可能である。しかし、穀粒タンクの荷重を受け止める方式であるため、計測結果が振動による影響を大きく受けてしまう。そのため、刈取作業に伴う圃場における収量をリアルタイムに計測するには、より精度よく収量を計測できる方式が好ましい。そこで、穀粒タンクへ投入される穀粒と接触する位置にセンサを配置して、揚穀装置により投入される穀粒の投入量を計測することが考えられる。しかしこの場合、センサと接触した穀粒は飛散方向が変化するか、あるいは接触後に下方へ落下してしまう。そのため、穀粒タンクに貯留される穀粒が偏ってしまい、穀粒タンクに収容できる穀粒の量が減ってしまったり、機体の重量バランスが偏ってしまう恐れがある。
上述した実情に鑑みて、本発明の目的は、刈取作業に伴う圃場における収量を計測するための構成において、穀粒タンクへ投入される穀粒の偏りを抑制することにある。
本発明のコンバインは、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置により得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記脱穀装置から送出された穀粒を上方に搬送して前記穀粒タンクの内部に投入する揚穀装置と、前記揚穀装置により投入される穀粒の投擲方向を規制するガイド部材と、前記揚穀装置により投入される穀粒が接触することにより前記揚穀装置により投入される穀粒の投入量を計測する投入量計測センサと、を備え、前記投入量計測センサにおける穀粒受け止め面の上端は、前記ガイド部材における穀粒案内面の上端よりも上に位置し、前記ガイド部材における前記穀粒案内面の法線方向と、前記投入量計測センサにおける前記穀粒受け止め面の法線方向とが異なることを特徴とする。
この特徴構成によれば、揚穀装置に投入される穀粒の一部はガイド部材の穀粒案内面に接触し、ガイド部材よりも上の穀粒は投入量計測センサの穀粒受け止め面に接触する。そして、ガイド部材における穀粒案内面に接触した穀粒と、投入量計測センサにおける穀粒受け止め面に接触した穀粒とが、異なる方向へ飛散することになる。従って、穀粒タンクへ投入される穀粒の偏りを抑制することができる。
本発明においては、前記ガイド部材における前記穀粒タンク内部側の穀粒案内面の法線方向と、前記投入量計測センサにおける穀粒受け止め面の法線方向とが異なると好適である。
本構成によれば、ガイド部材における穀粒案内面に接触した穀粒と、投入量計測センサにおける穀粒受け止め面に接触した穀粒とが、異なる方向へ飛散することになる。従って、穀粒タンクへ投入される穀粒の偏りを抑制することができる。
本発明においては、前記投入量計測センサにおける前記穀粒受け止め面の上下方向の長さは、前記ガイド部材における前記穀粒案内面の上下方向の長さよりも大きいと好適である。
本構成によれば、比較的多量の穀粒を投入量計測センサにおける穀粒受け止め面に接触させることができ、穀粒の投入量の計測の精度を高めることができる。
本発明においては、前記投入量計測センサは、上下方向に交差する方向に変形し、且つ、上下方向に沿って延びるロードセルを備えると好適である。
本構成によれば、計測精度の低下を抑制しつつ投入量計測センサにおける穀粒受け止め面の幅を小さくすることができ、穀粒受け止め面に接触する穀粒を少なくすることができる。従って、穀粒タンクへ投入される穀粒の偏りを抑制することができる。
本発明においては、前記ガイド部材における穀粒案内面にライナー部材が備えられていると好適である。
本構成によれば、穀粒との接触によるガイド部材の摩耗を抑制することができる。
本発明においては、前記ライナー部材は、前記揚穀装置の回転羽根の回転方向の上流側の部位である上流部位と、前記回転羽根の回転方向の下流側の部位であって、前記上流部位よりも上下方向の長さが小さい下流部位と、を備え、前記下流部位は、前記回転羽根の回転軸から視て前記投入量計測センサの前記穀粒受け止め面と重なる位置に配置されていると好適である。
本構成によれば、下流部位は上流部位よりも上下方向の長さが小さいので、投入量計測センサにおける穀粒受け止め面と重なる位置に下流部位が配置されても、揚穀装置から穀粒受け止め面へ向かう穀粒を邪魔することが抑制され好ましい。
本発明においては、前記ライナー部材が前記ガイド部材に対して着脱可能であると好適である。
本構成によれば、穀粒との接触でライナー部材が損傷した場合に容易に取り替えることができ好ましい。
コンバインの全体側面図である。 コンバインの全体平面図である。 投入部の側面図である。 投入部の横断平面図である。 投入部の正面図である。 投入部の斜視図である。 穀粒投入状態を示す穀粒タンクの平面図である。 第2投入状態の投入部の側面図である。 第2投入状態の投入部の横断平面図である。
以下、本発明に係るコンバインの実施形態を、自脱型コンバインに適用した場合について図面に基づいて説明する。
〔全体構成〕
図1,2に示すように、コンバインは、左右一対のクローラ走行装置1を備えた走行機体2の前部に横軸芯X周りで昇降操作自在に刈取搬送部3が連結され、走行機体2の後部に機体横幅方向に並ぶ状態で脱穀装置4と穀粒を貯留する穀粒タンク5とが備えられている。又、走行機体2の前部右側箇所にキャビン6にて覆われた搭乗運転部7が備えられ、この搭乗運転部7の下方側に駆動用のエンジン8が備えられている。機体後部には、穀粒タンク5に貯留される穀粒を外部に排出するスクリューコンベア式の穀粒排出装置9が備えられている。
この実施形態で、機体の前後方向を定義するときは、作業状態における機体進行方向に沿って定義し、機体の左右方向を定義するときは、機体進行方向視で見た状態で左右を定義する。すなわち、図1,2に符号(F)で示す方向が機体前側、図1,2に符号(B)で示す方向が機体後側である。図2に符号(L)で示す方向が機体左側、図2に符号(R)で示す方向が機体右側である。
刈取搬送部3には、倒伏した植立穀稈を引き起こす複数の引き起こし装置10、引き起こされた植立穀稈の株元を切断するバリカン型の刈取装置11、株元が切断された縦姿勢の刈取穀稈を徐々に横倒れ姿勢に姿勢変更させながら、機体後方側に位置する脱穀装置4に向けて搬送する穀稈搬送装置12等が備えられている。
図示はしないが、脱穀装置4は、刈取穀稈の株元を図示しない脱穀フィードチェーンにより挟持して後方に搬送しながら、内部の扱室で刈取穀稈の穂先側を扱き処理し、選別部にて、扱き処理された脱穀処理物について選別処理を行い、脱穀処理物を、穀粒と、枝付き粒等の二番物と、細かなワラ屑等の塵埃とに選別する。穀粒は穀粒タンク5にて貯留され、二番物は扱室に還元され、塵埃は後端部から外方に排出される。
脱穀装置4による脱穀処理によって得られた穀粒は、穀粒搬送機構13によって、脱穀装置4から穀粒タンク5に搬送される。穀粒搬送機構13は、脱穀装置4の底部に位置する一番物回収スクリュー14と揚穀装置15とを備えている。一番物回収スクリュー14によって横送りされて脱穀装置4の側壁から横外方に送出された穀粒は、揚穀装置15によって上方に搬送される。揚穀装置15は、穀粒を上方に搬送したのち、投入部16を介して穀粒タンク5の内部に投入する。
穀粒タンク5は、詳述はしないが、機体後部側の縦軸芯周りで揺動可能に機体に支持されており、図2に実線で示す通常作業姿勢から横外方に張り出した図2に仮想線で示すメンテナンス姿勢とに切り換え可能に構成されている。メンテナンス姿勢に切り換えることにより、搭乗運転部7の下方に配備されているエンジン8やその周辺の各部のメンテナンス作業を行うことができる。
穀粒タンク5の左側の側壁部5Aにおける揚穀装置15に対応する箇所には、平面視で横方向内方側に凹入する凹入部18が形成されている。揚穀装置15が、この凹入部18に入り込む状態で備えられている。揚穀装置15は、円筒状の搬送筒19の内部に縦送りスクリュー20を備えたスクリューコンベア式に構成されている。
〔投入部の構成〕
投入部16は、揚穀装置15によって上方に搬送された穀粒を穀粒タンク5に投入する。投入部16は、図1、図7に示されるように、穀粒タンク5の左側の側壁部5Aにおける機体前後方向の中央部に設けられている。換言すれば、投入部16は、穀粒タンク5の前後方向に延びる側壁部5Aにおける前後方向の中間部に設けられている。
投入部16は、揚穀装置15の縦送りスクリュー20により搬送された穀粒を掻き出して穀粒タンク5の内部に投入する回転羽根27と、揚穀装置15により投入される穀粒の投擲方向を規制するガイド部材21と、回転羽根27により投入される穀粒が接触することにより揚穀装置15により投入される穀粒の投入量を計測する投入量計測センサ22と、を備えている。
揚穀装置15の上端部における投入部16に対応する箇所に、放出部23が設けられている。穀粒タンク5における投入部16に対応する箇所に、大きく開口された穀粒受け入れ口24が形成されている。
穀粒タンク5が通常作業姿勢にあるときは、揚穀装置15が穀粒タンク5の凹入部18に入り込む状態となり、揚穀装置15の放出部23が穀粒受け入れ口24に対向する状態で接続される。そして、揚穀装置15は、放出部23に備えられた放出口23a及び穀粒受け入れ口24を通して、穀粒を穀粒タンク5の上部から穀粒タンク5内に放出することができる。
穀粒タンク5がメンテナンス姿勢にあるときは、穀粒タンク5が横外方に揺動して揚穀装置15から離間した状態となる。従って、穀粒タンク5の穀粒受け入れ口24と揚穀装置15の放出部23とは容易に分離可能に接続されている。穀粒タンク5をメンテナンス姿勢から通常作業姿勢に切り換えたときに、揚穀装置15の放出部23が穀粒受け入れ口24を閉塞して隙間が生じないように、穀粒受け入れ口24の周縁に、例えば、ウェザーストリップ等のゴム製のシール部材が備えられている。
放出部23には、縦送りスクリュー20の軸体26の上端部に設けられた回転羽根27と、回転羽根27の周囲を覆うとともに、穀粒タンク5の内方側に向けて開放される放出口23aが形成された放出部構成体28と、投入される穀粒の投擲方向を規制するガイド部材21と、が備えられている。回転羽根27は、縦送りスクリュー20と共に、上面視で時計回りに回転駆動される。
放出部構成体28は、搬送筒19の上端に連なる状態で放出口23aの下端面を形成する底板29、底板29に連なる状態で回転羽根27の外周側のうちの放出口23aを除く領域を覆う外周壁30、外周壁30の上端に連なる状態で放出口23aの上端面を形成する天板31、の夫々が主要な構成部材であり、それらが溶接等により一体的に連結されている。
又、放出部構成体28には、外周壁30の周方向両側に位置して放出口23aよりも周方向両側に広がる縦向き閉塞板32と、底板29の下面側に位置する縦向きの対向部材33とが備えられている。穀粒タンク5が通常作業姿勢にあるとき、縦向き閉塞板32が、穀粒受け入れ口24の開放部分を覆う状態となる。対向部材33は、穀粒タンク5における穀粒受け入れ口24の周囲の側壁部5Aに対向する状態で設けられている。縦向き閉塞板32及び対向部材33は、溶接等により底板29及び天板31に一体的に連結されている。天板31の上部には、縦送りスクリュー20の軸体26を支持する軸受け部34が備えられている。
ガイド部材21は、底板29の裏面側(下面側)にボルト連結により固定された台座部21aと、縦向き姿勢の案内作用部21bとを備えている。案内作用部21bは、投入部16における上下方向の全幅のうちの一部の領域において、投入される穀粒に作用するように設けられている。案内作用部21bのうち回転羽根27の回転方向下手側に位置する箇所に、穀粒が斜め右後方側に向かうように投擲方向を規制するための、斜め右後方向き姿勢の穀粒案内面21cが設けられている。案内作用部21bのうち回転羽根27の回転方向上手側に位置する箇所は、放出部構成体28の縦向き閉塞板32に対してボルト連結されている。
外周壁30の内面側には、回転羽根27によって放出作用を受ける穀粒を受止め案内するライナー部材38が取り付けられている。ライナー部材38は、複数のボルトの締結によって外周壁30に取り付けられている。複数のボルトを取り外すことにより、ライナー部材38を取り外して交換することができる。
ライナー部材38は、外周壁30の内面を軸芯方向(上下方向)の全幅及び周方向の全周に亘って覆う状態で設けられている。又、ライナー部材38は、放出口23aのうちの下側の領域において、外周壁30に対応する箇所から回転羽根27の回転方向下手側に向けてガイド部材21の内面側に沿うように一連に連なる状態で延長形成されている。すなわちライナー部材38は、ガイド部材21における穀粒案内面21cに備えられている。詳しくは、図5に示されるように、ライナー部材38は、揚穀装置15の回転羽根27の回転方向の上流側の部位である上流部位38aと、回転羽根27の回転方向の下流側の部位である下流部位38bとを備えている。下流部位38bは、上流部位38aよりも上下方向の長さが小さい。下流部位38bは、図4に示されるように、回転羽根27の回転軸から視て投入量計測センサ22の受け部材39の穀粒受け止め面39a(後述)と重なる位置に配置されている。
放出部構成体28における天板31の上部に、縦送りスクリュー20の軸体26と一体回転する検知用回転体35と、検知用回転体35の回転状態を検出する回転角センサ等が備えられている。検知用回転体35は、平面視で略菱形に形成され、回転中心から遠い方の頂点(この頂点が被検知部35aを構成する)が回転角センサに近接する状態で通過するように設けられている。回転角センサは、天板31により支持されており、検知用回転体35の被検知部35aが近接する毎に検出パルスを出力するように構成されている。
図3〜6に示されるように、投入部16における放出部23の放出口23aに隣り合う状態で、投入量計測センサ22が配置されている。投入量計測センサ22は、支持調整機構42に支持されている。
投入量計測センサ22は、平板状に形成され且つ平坦な穀粒受け止め面39aを有する受け部材39、受け部材39に作用する力を計測可能なロードセル40、受け部材39とロードセル40の上端部とを間隔をあけて連結するスペーサ41等を備えている。ロードセル40は、長手方向が上下方向に沿う姿勢にて配置されている。
図3に示されるように、受け部材39の穀粒受け止め面39aの上下方向の長さは、ガイド部材21における前記穀粒案内面21cの上下方向の長さよりも大きい。
ロードセル40の上端部に受け部材39が連結され、ロードセル40の下端部は支持調整機構42に固定状態で支持されているので、ロードセル40の中心部に応力が集中し易くなる。つまり、ロードセル40が受け部材39から荷重を受けると、他端部にモーメント荷重が掛かり、前後方向(「上下方向に交差する方向」の一例)に変形し、中心部に歪みが発生する。ロードセル40の中心部に歪みが発生することによって、ロードセル40から電気信号が発生する。ロードセル40から発生する電気信号は、穀粒の収量を評価するための検出信号として用いられ、電気信号は例えば電圧値や電流値で表される。
穀粒が回転羽根27によって放出口23aから放出されて受け部材39に接触すると、ロードセル40は受け部材39に掛かる押圧力を検出することができる。揚穀装置15から送られてくる穀粒の放出量が多くなる程、受け部材39に対する穀粒の押圧力は大きくなり、ロードセル40の検出信号も大きくなる。その結果、ロードセル40の検出信号に基づいて穀粒の投入量を計測することができる。
穀粒の投入量の計測処理について簡単に説明する。
回転角センサ及びロードセル40の検出信号が入力される制御装置(図示せず)が備えられる。制御装置は、それらの検出信号に基づいて演算処理により穀粒の投入量を求めることができる。
回転羽根27が受け部材39の近傍を通過する際に、最も大きな力が受け部材39にかかり、ロードセル40の検出信号のピーク値が検出される。このピーク値は、回転羽根27が1回転する毎に検出される。制御装置は、揚穀装置15の1回転毎に検出されるロードセル40の検出信号のピーク値により、単位時間あたりの投入量を時系列的に計測することができる。その値を積算することで圃場における穀粒の収量を求めることができる。
〔支持調整機構の構成〕
支持調整機構42は、支持ステー43と、ロードセル支持部材44と、棒状部材45とを備えている。
支持ステー43は、上面視でU字状の部材である。支持ステー43は、U字の底部に設けられた長穴43aを介してボルトBにより、穀粒タンク5の側壁部5Aに設けられた下側支持部材5Bに取り付けられている。すなわち支持ステー43は、左右方向に移動可能な状態で、下側支持部材5Bに取り付けられている。
ロードセル支持部材44は、上面視でU字状の部材である。ロードセル支持部材44は、そのU字が支持ステー43のU字と向かい合う姿勢にて、支持ステー43に取り付けられている。詳しくは、ロードセル支持部材44の右側の側板が、支持ステー43の右側の側板に設けられた長穴43bを介して、支持ステー43の右側の側板に取り付けられている。ロードセル支持部材44の左側の側板が、当該側板に設けられた長穴を介して、支持ステー43の左側の側板に取り付けられている。すなわちロードセル支持部材44は、前後方向に移動可能な状態で、ロードセル支持部材44に取り付けられている。ロードセル40の下端部が、ロードセル支持部材44のU字の底部に取り付けられている。
棒状部材45は、丸棒状の部材である。棒状部材45の上端部は、上ステー45aの長穴45bを介して、穀粒タンク5の側壁部5Aに設けられた上側支持部材5Cに取り付けられている。すなわち棒状部材45は、左右方向に移動可能な状態で、上側支持部材5Cに取り付けられている。棒状部材45の下端部は、下ステー45cを介して、且つ、ロードセル支持部材44から前方へ立設されたステー44bの長穴44cを介して、ステー44bに取り付けられている。すなわちロードセル支持部材44は、前後方向に移動可能な状態で、棒状部材45に取り付けられている。棒状部材45は、ロードセル40を跨ぐ状態で、その下端部によりロードセル40を支持している。
支持調整機構42が以上の通り構成されることにより、ロードセル40及び受け部材39の前後方向及び左右方向の位置が調整可能となっている。すなわち支持調整機構42は、投入量計測センサ22を支持し、回転羽根27と受け部材39との間の距離を調整可能に構成されている。
〔穀粒タンクへの穀粒の投入〕
揚穀装置15によって上方に搬送された穀粒は、投入部16の外周壁30に沿って案内されながら、回転羽根27により穀粒タンク5の内部に放出される。放出口23aのうちガイド部材21が備えられる下側の領域では、穀粒は、ガイド部材21の穀粒案内面21cに案内されて、図7にて一点鎖線で示されるように、穀粒タンク5の斜め右後方向に放出案内される。
一方、放出口23aのうちガイド部材21が備えられていない上部側の領域では、穀粒は、図7にて一点鎖線及び二点鎖線で示されるように、穀粒タンク5内の前後方向に広い範囲で放出案内される。
図3に示されるように、受け部材39の穀粒受け止め面39aの上端は、ガイド部材21における穀粒案内面21cの上端よりも上に位置している。よって、ガイド部材21の上方を通過した穀粒は、投入量計測センサ22の受け部材39に接触して、その飛散方向が変化する。図4に示されるように、ガイド部材21における穀粒案内面21cの法線方向と、投入量計測センサ22における穀粒受け止め面39aの法線方向とが異なっている。よって、ガイド部材21の穀粒案内面21cに接触した穀粒と、投入量計測センサ22の穀粒受け止め面39aに接触した穀粒とが、異なる方向へ飛散することになる。従って、回転羽根27によって穀粒タンク5へ投入される穀粒の偏りが抑制される。
本実施形態では、図4に示されるように、受け部材39における左右方向の端部のうち右側の端部39b(脱穀装置4から遠い方の端部)は、ガイド部材21における左右方向の端部のうち右側の端部21d(脱穀装置4から遠い方の端部)よりも、左右方向において左側(脱穀装置4の側)に位置する。これにより、受け部材39に接触する穀粒を少なくしつつ、ガイド部材21に接触する穀粒を多くすることができるので、ガイド部材21により穀粒の投擲方向を規制して、穀粒タンク5へ投入される穀粒の偏りを抑制することができる。
また本実施形態では、図4に示されるように、ガイド部材21における左右方向の端部のうち右側の端部21d(脱穀装置4から遠い方の端部)は、回転羽根27の回転領域27aにおける左右方向の端部のうち右側の端部27b(脱穀装置4から遠い方の端部)よりも、左右方向において左側(脱穀装置4の側)に位置する。これにより、回転羽根27により投入される穀粒の全てがガイド部材21に接触するのではなく、一部はガイド部材21に接触せず穀粒タンク5に投入されるので、回転羽根27から投入される穀粒の飛散方向が多様になり、穀粒タンク5へ投入される穀粒の偏りを更に抑制することができる。
また本実施形態では、図4に示されるように、外周壁30における端部30a(受け部材39が位置する側の端部)と受け部材39との間は離間しており、両者の間に放出空間Sが形成されている。この放出空間Sを通過して、回転羽根27からの穀粒が穀粒タンク5へ投入される。これにより、図7に示されるように、回転羽根27からの穀粒が放出空間Sを通過して穀粒タンク5の斜め左前方向に投入される。従って、回転羽根27から投入れる穀粒の飛散方向が多様になり、穀粒タンク5へ投入される穀粒の偏りを更に抑制することができる。
支持ステー43における右側の側板部分に、穀粒の貯留量が設定量に達したことを検知する貯留量検知センサ50が支持されている。本実施形態では、貯留量検知センサが、高さ調節機構等を介さずに直接支持ステー43に取り付けられており、部品点数を低減した簡素な構造が実現している。貯留量検知センサ50は、感圧スイッチにて構成され、この貯留量検知センサ50が位置する箇所まで穀粒が貯留され、穀粒によって圧力が掛かるとスイッチがオン操作され、穀粒検知状態に切り換わる構成となっている。この貯留量検知センサ50の出力信号は制御装置に入力されている。
貯留量検知センサ50が穀物検知状態になる程度に穀粒タンク5に穀粒が貯留されると、貯留された穀粒が投入量計測センサ22の受け部材39と接触して、ロードセル40の検出信号が穀粒の投入量を反映しなくなる場合がある。本実施形態では、制御装置は、貯留量検知センサ50が穀粒検知状態になると、ロードセル40の検出信号に基づいて穀粒の投入量を求める演算処理を中止する。なお、貯留量検知センサ50が穀粒検知状態となったことに基づいて、搭乗運転部7に備えられた表示パネル(図示せず)に警告を表示させたり警報音を発する等の報知処理を行うよう、制御装置が構成されてもよい。
〔他の実施形態〕
〔1〕上記実施形態では、投入部16に投入量計測センサ22が設けられる例が説明された。投入部16を、投入量計測センサ22が取り付けられた第1投入状態(図3,4,5,6)と、投入量計測センサ22が取り外された第2投入状態とに切り替え可能に構成してもよい。
投入部16が第2投入状態にあるとき、揚穀装置15によって上方に搬送された穀粒は、第1投入状態と同様に、投入部16の外周壁30に沿って案内されながら、回転羽根27により穀粒タンク5の内部に放出される。放出口23aのうちガイド部材21が備えられる下側の領域では、穀粒は、ガイド部材21の穀粒案内面21cに案内されて、図7にて一点鎖線で示されるように、穀粒タンク5の斜め右後方向に放出案内される。
一方、放出口23aのうちガイド部材21が備えられていない上部側の領域では、穀粒は、図7にて一点鎖線及び二点鎖線で示されるように、穀粒タンク5内の前後方向に広い範囲で放出案内される。第2投入状態においては、投入量計測センサ22が設けられないことにより、ガイド部材21の上方を通過した穀粒は投入量計測センサ22と接触することなく、穀粒タンク5の前方へ放出案内される。従って、回転羽根27によって穀粒タンク5へ投入される穀粒の偏りが抑制される。
〔2〕上記実施形態では、ライナー部材38が外周壁30の全周に亘って設けられる構成としたが、この構成に代えて、ライナー部材38が外周壁30の一部に設けられるものでもよい。
〔3〕上記実施形態では、ガイド部材21が穀粒を斜め後方側に向かうように投擲方向を規制するようにしたが、ガイド部材21が穀粒を斜め前方側に向かうように投擲方向を規制するものでもよい。
〔4〕上記実施形態では、ロードセル40の下端部が支持調整機構42を介して穀粒タンク5に固定され、ロードセル40の上端部に受け部材39が設けられる例が説明された。上下が逆の配置、すなわちロードセル40の上端部が穀粒タンク5に固定され、ロードセル40の下端部に受け部材39が設けられてもよい。
〔5〕上記実施形態では、棒状部材45が丸棒状の部材である例が説明された。棒状部材45は、丸パイプ又は角パイプであってもよいし、中実の丸棒又は角棒であってもよい。
本発明は、自脱型コンバインに限らず、刈取穀稈の全稈を脱穀装置に投入する普通型コンバインにも適用できる。
4 :脱穀装置
5 :穀粒タンク
5B :下側支持部材
5C :上側支持部材
15 :揚穀装置
16 :投入部
21 :ガイド部材
21c :穀粒案内面
21d :端部
22 :投入量計測センサ
27 :回転羽根
38 :ライナー部材
38a :上流部位
38b :下流部位
39 :受け部材
39a :穀粒受け止め面
40 :ロードセル

Claims (7)

  1. 刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、
    前記脱穀装置により得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、
    前記脱穀装置から送出された穀粒を上方に搬送して前記穀粒タンクの内部に投入する揚穀装置と、
    前記揚穀装置により投入される穀粒の投擲方向を規制するガイド部材と、
    前記揚穀装置により投入される穀粒が接触することにより前記揚穀装置により投入される穀粒の投入量を計測する投入量計測センサと、を備え、
    前記投入量計測センサにおける穀粒受け止め面の上端は、前記ガイド部材における穀粒案内面の上端よりも上に位置し、
    前記ガイド部材における前記穀粒案内面の法線方向と、前記投入量計測センサにおける前記穀粒受け止め面の法線方向とが異なるコンバイン。
  2. 前記ガイド部材における前記穀粒タンク内部側の穀粒案内面の法線方向と、前記投入量計測センサにおける穀粒受け止め面の法線方向とが異なる請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記投入量計測センサにおける前記穀粒受け止め面の上下方向の長さは、前記ガイド部材における前記穀粒案内面の上下方向の長さよりも大きい請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記投入量計測センサは、上下方向に交差する方向に変形し、且つ、上下方向に沿って延びるロードセルを備える請求項1から3のいずれか1項に記載のコンバイン。
  5. 前記ガイド部材における穀粒案内面にライナー部材が備えられている請求項1から4のいずれか1項に記載のコンバイン。
  6. 前記ライナー部材は、
    前記揚穀装置の回転羽根の回転方向の上流側の部位である上流部位と、
    前記回転羽根の回転方向の下流側の部位であって、前記上流部位よりも上下方向の長さが小さい下流部位と、を備え、
    前記下流部位は、前記回転羽根の回転軸から視て前記投入量計測センサの前記穀粒受け止め面と重なる位置に配置されている請求項5に記載のコンバイン。
  7. 前記ライナー部材が前記ガイド部材に対して着脱可能である請求項5又は6に記載のコンバイン。

JP2018240891A 2018-12-25 2018-12-25 コンバイン Active JP7085978B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018240891A JP7085978B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 コンバイン
KR1020190153239A KR20200079415A (ko) 2018-12-25 2019-11-26 콤바인
CN201911309639.7A CN111373920B (zh) 2018-12-25 2019-12-18 联合收割机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018240891A JP7085978B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 コンバイン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020099284A true JP2020099284A (ja) 2020-07-02
JP7085978B2 JP7085978B2 (ja) 2022-06-17

Family

ID=71138959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018240891A Active JP7085978B2 (ja) 2018-12-25 2018-12-25 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7085978B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022116945A (ja) * 2021-01-29 2022-08-10 ヤンマーホールディングス株式会社 コンバインの揚穀装置およびこれを備えたコンバイン
JP2022116946A (ja) * 2021-01-29 2022-08-10 ヤンマーホールディングス株式会社 コンバインの揚穀装置およびこれを備えたコンバイン

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4978533U (ja) * 1972-10-28 1974-07-08
JPS54115365U (ja) * 1978-02-03 1979-08-13
JPH09238565A (ja) * 1996-03-07 1997-09-16 Kubota Corp グレンタンク構造
JPH1075650A (ja) * 1996-09-02 1998-03-24 Iseki & Co Ltd 穀粒貯留装置
JP2004024055A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバインにおける収量演算システム
JP2012176621A (ja) * 2005-05-10 2012-09-13 Ness Inventions Inc 可動ライナーを有するブロックモールド
JP2012200221A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Kubota Corp コンバインの穀粒回収部構造
JP2013039038A (ja) * 2011-07-20 2013-02-28 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2018061457A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 三菱マヒンドラ農機株式会社 コンバイン
JP2018102209A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 三菱マヒンドラ農機株式会社 コンバイン

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4978533U (ja) * 1972-10-28 1974-07-08
JPS54115365U (ja) * 1978-02-03 1979-08-13
JPH09238565A (ja) * 1996-03-07 1997-09-16 Kubota Corp グレンタンク構造
JPH1075650A (ja) * 1996-09-02 1998-03-24 Iseki & Co Ltd 穀粒貯留装置
JP2004024055A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバインにおける収量演算システム
JP2012176621A (ja) * 2005-05-10 2012-09-13 Ness Inventions Inc 可動ライナーを有するブロックモールド
JP2012200221A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Kubota Corp コンバインの穀粒回収部構造
JP2013039038A (ja) * 2011-07-20 2013-02-28 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP2018061457A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 三菱マヒンドラ農機株式会社 コンバイン
JP2018102209A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 三菱マヒンドラ農機株式会社 コンバイン

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022116945A (ja) * 2021-01-29 2022-08-10 ヤンマーホールディングス株式会社 コンバインの揚穀装置およびこれを備えたコンバイン
JP2022116946A (ja) * 2021-01-29 2022-08-10 ヤンマーホールディングス株式会社 コンバインの揚穀装置およびこれを備えたコンバイン
JP7449881B2 (ja) 2021-01-29 2024-03-14 ヤンマーホールディングス株式会社 コンバインの揚穀装置およびこれを備えたコンバイン

Also Published As

Publication number Publication date
JP7085978B2 (ja) 2022-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9516812B2 (en) Combine harvester having a driver assistance system
JP6566856B2 (ja) 穀粒量計測装置
JP2020099284A (ja) コンバイン
CN111373920B (zh) 联合收割机
JP2018102209A (ja) コンバイン
JP6459399B2 (ja) コンバイン
JP2016154493A (ja) コンバイン
JP2020099285A (ja) コンバイン
JP7110043B2 (ja) 脱穀装置
JP2017063658A (ja) コンバイン
US20220174873A1 (en) Combine and method for operating a combine
JP2012210163A (ja) 普通型コンバイン
US20220210973A1 (en) Combine
JP7094191B2 (ja) コンバイン
JP7090535B2 (ja) 収穫機
JP7399038B2 (ja) コンバイン
JP7130604B2 (ja) コンバイン
JP7399036B2 (ja) コンバイン
JP7457897B1 (ja) コンバイン
JP2017131143A (ja) コンバインの脱穀装置
US20220217911A1 (en) Threshing Apparatus
JP7399037B2 (ja) コンバイン
JP7391005B2 (ja) コンバイン
JP7399039B2 (ja) 脱穀装置
JP7266557B2 (ja) コンバイン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7085978

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150