JP2022116946A - コンバインの揚穀装置およびこれを備えたコンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】穀粒タンクへ搬送される穀粒の量の検出精度を向上することのできるコンバインの揚穀装置およびこれを備えたコンバインを提供する。【解決手段】コンバインの揚穀装置は、脱穀した穀粒を穀粒タンクへ搬送するコンバインの揚穀装置であって、穀粒を上方に搬送する螺旋羽根52と、螺旋羽根52によって搬送された穀粒を収容する投入ケース54と、回転軸51を中心として回転し、投入ケース54の内部に収容された穀粒を穀粒タンクへ投入する回転羽根55と、投入ケース54の蓋部545の内壁面に取り付けられ、穀粒タンクへ搬送される穀粒の量を検出するセンサー部57とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、コンバインの揚穀装置およびこれを備えたコンバインに関する。より特定的には、本発明は、脱穀した穀粒を貯蔵部へ搬送するコンバインの揚穀装置およびこれを備えたコンバインに関する。
圃場で収穫作業を行う場合には、一般的にコンバインを用いて、穀稈の刈取りおよび脱穀、ならびに穀粒の回収が行われる。コンバインは、クローラにより圃場を走行し、この走行中に刈刃にて穀稈を刈取り、刈取った穀稈を扱胴へ搬送して脱穀する。そしてコンバインは、扱胴の下方に配置されているチャフシーブおよび唐箕によって、穀稈から分離した稈および穀粒の選別を行う。コンバインは、選別された穀粒を、スクリューコンベアを用いて穀粒タンクに回収する。コンバインは、回転羽根と圧力センサーとをさらに備えている。コンバインは、スクリューコンベアの先端部に設けられた回転羽根によって、穀粒タンクの内部に穀粒を投入する。コンバインは、穀粒タンクの内部に穀粒を投入する際に、圧力センサーを用いて穀粒が衝突する圧力を検出する。
コンバインの制御部は、スクリューコンベアの回転周期に基づいて、回転羽根が穀粒を穀粒タンク内に投入する期間である投入期間を算出する。コンバインの制御部は、この投入期間に圧力センサーにて検出した検出値に基づいて、穀粒量を算出する。一方、コンバインの制御部は、投入期間外の圧力センサーの検出値に基づいて、ゼロ点補正を行う。ゼロ点補正とは、圧力センサーの検出値の基準値(ゼロ点)を補正する処理である。
なお、下記特許文献1~6には、従来のコンバインの揚穀装置が開示されている。下記特許文献1には、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置と、脱穀装置により得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、脱穀装置から送出された穀粒を上方に搬送して穀粒タンクの内部に投入する揚穀装置と、揚穀装置により投入される穀粒の投擲方向を規制するガイド部材と、揚穀装置により投入される穀粒が接触することにより揚穀装置により投入される穀粒の投入量を計測する投入量計測センサーとを備えたコンバインが開示されている。このコンバインにおいて、投入量計測センサーにおける穀粒受け止め面の上端は、ガイド部材における穀粒案内面の上端よりも上に位置し、ガイド部材における穀粒案内面の法線方向と、投入量計測センサーおける穀粒受け止め面の法線方向とが異なっている。
下記特許文献2には、ケーシングの案内面に対向する非案内面側に投口センサーを位置させ、また投口センサーを投口よりも天面側に位置させたコンバインが開示されている。
下記特許文献3には、刈取られた穀稈を脱穀する脱穀装置と、該脱穀装置にて脱穀された穀粒を貯留する貯留部と、前記脱穀装置から供給された穀粒を前記貯留部へ投入する回転式の投入部と、該貯留部に投入された穀粒による衝撃力を検出する検出手段と、該検出手段にて検出した衝撃力に基づいて、穀粒量を算出する算出手段とを備えたコンバインが開示されている。コンバインは、検出手段のグラウンドとの接続または切断を行うスイッチをさらに備えており、スイッチを接続した場合、検出手段の検出値を原点補正する。
下記特許文献4には、脱穀装置から穀粒貯留部に穀粒を搬送する穀粒搬送機構と、穀稈刈取り走行中に穀粒搬送機構によって搬送される穀粒の量を計測する搬送穀粒計測装置と、穀粒貯留部に貯留された穀粒の量を計測する貯留穀粒計測装置と、搬送穀粒計測装置から出力される搬送穀粒計測データと貯留穀粒計測装置から出力される貯留穀粒計測データとに基づいて収穫作業対象となっている圃場の穀粒収量情報を生成する情報生成部とを備えてたコンバイン用穀粒収量管理システムが開示されている。このシステムでは、回転羽根によって羽根カバーの側壁に押し付けられ、穀粒の量に対応する荷重が羽根カバーの側壁に作用し、その荷重が計測される。
下記特許文献5には、排出ケースの外面にロードセルの固定端部を取り付けたベースを取り付け、また、ロードセルの自由端部を排出ケース内に臨ませ、その自由端部の荷重点に取り付けた検出板に、跳出板によって跳ね出した穀粒を衝突させ、その後、排出口からグレンタンク内に放出されるようになす一方、前記排出口から放出されなかった穀粒や塵埃が堆積する排出ケースの構成部材を、少なくとも検出板とロードセルはそのまま残したまま取り外し、これを掃除可能になすコンバインが開示されている。
下記特許文献6には、籾収納タンクに臨む揚穀コンベア投口において、その投口壁をコンベア羽根の回転方向下手側から接線方向に拡開するように構成し、その拡開した投口壁部分に対応してその下部においてのみ投口壁の円弧壁に連結する円弧状の案内ガイド板を突設させることによりこれをコンベア羽根の回転方向に対面させ、かつ該案内ガイド板の上部と投口天板との間に間隙を形成してなるコンバイン籾受装置が開示されている。
特開2020-099284号公報 特開2013-039038号公報(特許第5809871号公報) 特開2015-204806号公報(特許第6338434号公報) 特開2018-038271号公報 特開2018-061457号公報(特許第6739026号公報) 実公昭58-037235号公報
上述のように、コンバインは、回転羽根が穀粒を穀粒タンク内に投入する期間である投入期間外のタイミングで、圧力センサーの検出値のゼロ点補正を行う。ゼロ点補正を行う際には、圧力センサーは穀粒を検出しないことが好ましい。しかし、従来の技術では、ゼロ点補正を行う際にも圧力センサーには穀粒が衝突し、圧力センサーは穀粒を検出していた。その結果、検出値の基準値を正確に補正することができず、穀粒タンクへ搬送される穀粒の量の検出精度が低かった。
加えて、従来のコンバインにおいて、圧力センサーは穀粒タンクに固定されていた。穀粒タンクの回動や長期の使用により、穀粒タンクおよび圧力センサーの位置がずれることが多く、穀粒タンクへ搬送される穀粒の量の検出精度が低かった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、穀粒タンクへ搬送される穀粒の量の検出精度を向上することのできるコンバインの揚穀装置およびこれを備えたコンバインを提供することである。
本発明の一の局面に従うコンバインの揚穀装置は、脱穀した穀粒を貯蔵部へ搬送するコンバインの揚穀装置であって、穀粒を上方に搬送する搬送部と、搬送部によって搬送された穀粒を収容する収容部と、回転軸を中心として回転し、収容部の内部に収容された穀粒を貯蔵部へ投入する回転羽根と、収容部の上面に取り付けられ、貯蔵部へ搬送される穀粒の量を検出するセンサー部とを備える。
上記コンバインの揚穀装置において好ましくは、収容部は、回転羽根の外周の一部を覆うガイド部を含み、ガイド部の内壁面における穀粒の搬送方向の下流側端部をガイド部の下流側端部の延在方向に沿って延長した第1の仮想平面と、回転軸を通り第1の仮想平面に平行な第2の仮想平面との間の領域に、センサー部は設けられる。
上記コンバインの揚穀装置において好ましくは、貯蔵部へ搬送される穀粒の搬送方向を回転羽根の回転方向下流側へ向かう方向に規制する規制ガイド部をさらに備える。
上記コンバインの揚穀装置において好ましくは、センサー部は、穀粒の搬送方向に対向する。
上記コンバインの揚穀装置において好ましくは、センサー部が水平面となす角度は、40度以上90度以下である。
本発明の他の局面に従うコンバインは、刈取った穀稈を脱穀する脱穀部と、脱穀部にて脱穀した穀粒を搬送する上記コンバインの揚穀装置と、コンバインの揚穀装置にて搬送した穀粒を貯留する貯蔵部とを備える。
本発明によれば、穀粒タンクへ搬送される穀粒の量の検出精度を向上することのできるコンバインの揚穀装置およびこれを備えたコンバインを提供することができる。
本発明の一実施の形態におけるコンバインの外観を示す斜視図である。 脱穀装置2の内部の構成を示す断面図である。 穀粒タンク4および一番スクリューコンベア23の概略的な構成を示す断面図である。 穀粒タンク4の投口4bと一番スクリューコンベア23の投入ケース54との位置関係を示す斜視図である。 一番スクリューコンベア23における投入ケース54付近の構成を示す斜視図である。 一番スクリューコンベア23における投入ケース54付近の構成を示す上面図である。 一番スクリューコンベア23における投入ケース54の内部の構成を概念的に示す上面図である。 図6における矢印VDで示す方向から見た場合の投入ケース54の構成を示す図である。 センサー部57の検出値の時間変化を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態の変形例におけるコンバインにおいて、一番スクリューコンベア23における投入ケース54付近の構成を示す上面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるコンバインの外観を示す斜視図である。
図1を参照して、本実施の形態におけるコンバインは、走行クローラ1と、脱穀装置2と、刈取部3と、穀粒タンク4(貯蔵部の一例)と、フィードチェーン5と、挟持部6と、上部搬送装置7と、キャビン8と、機体9などを備えている。
機体9は、走行クローラ1の上側に設けられている。脱穀装置2は、機体9の上に設けられている。脱穀装置2の前側には、刈取部3が設けられている。刈取部3は、分草板3aと、刈刃3bと、引起し装置3cとを含んでいる。分草板3aは、刈取り穀稈と非刈取り穀稈とを区別する。刈刃3bは、穀稈を刈取る。引起し装置3cは、穀稈を引き起こす。穀粒タンク4は、脱穀装置2の右側に設けられている。穀粒タンク4は、穀粒を貯蔵する。穀粒タンク4は、開閉可能な扉(図示無し)と、穀粒タンク4から穀粒を排出する筒状の排出オーガ4aを含んでいる。穀粒タンク4は、穀粒タンク4の後方に配置された縦オーガを支点に回動する。フィードチェーン5は、脱穀装置2の左部に設けられている。挟持部6は、フィードチェーン5の上側に設けられている。挟持部6は、穀稈を挟持する。挟持部6とフィードチェーン5とは互いに対向している。上部搬送装置7は、フィードチェーン5の前端部付近に設けられている。キャビン8は、穀粒タンク4の前側に設けられている。
機体9は、走行クローラ1の駆動によって走行する。穀稈は、機体9の走行によって刈取部3に取り込まれ、刈取られる。刈取られた穀稈は、上部搬送装置7、フィードチェーン5、および挟持部6を介して脱穀装置2に搬送され、脱穀装置2の内部で脱穀される。
図2は、脱穀装置2の内部の構成を示す側面断面図である。
図2を参照して、脱穀装置2は、扱室10と、4つの送塵弁10aと、扱胴11と、多数の扱歯12と、クリンプ網15とを含んでいる。扱室10は、脱穀装置2の前側上部に設けられている。扱室10は、刈取った穀稈を脱穀する空間である。扱胴11、多数の扱歯12、およびクリンプ網15(脱穀部の一例)は、刈取った穀稈を脱穀する。扱胴11は、前後方向を軸長方向とした円筒形を有している。扱胴11の軸は、扱室10の内部に掛け渡されており、扱胴11は軸回りに回動可能である。扱胴11はコンバインのエンジン(図示無し)の駆動力によって回動し、穀稈を脱穀する。扱胴11の周面には多数の扱歯12の各々が螺旋状に並んでいる。クリンプ網15は、扱胴11の下側に設けられている。クリンプ網15は、多数の扱歯12の各々と協働して稈を揉みほぐす。
4つの送塵弁10aの各々は、扱室10の上壁に設けられており、前後方向に並べられている。4つの送塵弁10aの各々は、扱室10の後部へ送出する稈および穀粒の量を調節する。
脱穀装置2は、処理室13と、4つの処理胴弁13aと、処理胴13bと、多数の扱歯13cと、処理網13dと、排出口13eとをさらに含んでいる。
処理室13は、扱室10と連続しており、扱室10の後部に設けられている。処理胴13bは、前後方向を軸長方向とした円筒形を有している。処理胴13bの軸は、処理室13の内部に掛け渡されており、処理胴13bは軸回りに回動可能である。処理胴13bはコンバインのエンジン(図示無し)の駆動力によって回動し、扱室10から送出された稈および穀粒から穀粒を分離する。処理胴13bの周面には多数の扱歯13cの各々が螺旋状に並んでいる。処理網13dは、処理胴13bの下側に設けられている。処理網13dは、多数の扱歯13cの各々と協働して稈を揉みほぐし、処理物(穀粒や稈など)を落下させる。排出口13eは、処理室13の下側に設けられている。
4つの処理胴弁13aの各々は、処理室13の上壁に設けられており、前後方向に並べられている。4つの処理胴弁13aの各々は、処理室13の後部へ送出する稈および穀粒の量を調節する。
脱穀装置2は、揺動選別装置16をさらに含んでいる。揺動選別装置16は、クリンプ網15の下側に設けられている。揺動選別装置16は、穀粒および稈の選別を行う。揺動選別装置16は、揺動選別盤17と、チャフシーブ18と、ストローラック19と、グレンシーブ20と、揺動アーム21とを含んでいる。
揺動選別盤17は、穀粒および稈を均一化するとともに、穀粒および稈の比重選別を行う。処理網13dから落下した処理物は、チャフシーブ18またはストローラック19に落下する。チャフシーブ18は、揺動選別盤17の後側に設けられている。チャフシーブ18は、穀粒および稈の粗選別を行う。粗選別された穀粒はチャフシーブ18を通ってグレンシーブ20に落下する。ストローラック19は、チャフシーブ18の後側に設けられている。ストローラック19は、稈に混入した穀粒を落下させる。ストローラック19は図示しない複数の透孔を有している。揺動アーム21は、揺動選別盤17の前部に連結されている。揺動アーム21は、前後に揺動する。揺動アーム21の揺動とともに揺動することで、揺動選別装置16は、稈および穀粒の選別を行う。グレンシーブ20は、チャフシーブ18の下側に設けられている。グレンシーブ20は、穀粒および稈の精選別を行う。選別された穀粒は、グレンシーブ20を通って一番穀粒板22に落下する。
脱穀装置2は、処理ローター14と、一番穀粒板22と、一番スクリューコンベア23(コンバインの揚穀装置の一例)と、傾斜板24と、二番穀粒板25と、二番スクリューコンベア26とをさらに含んでいる。
一番穀粒板22は、グレンシーブ20の下方に設けられている。一番穀粒板22は、前方が下となるように水平面に対して傾斜している。一番スクリューコンベア23は、一番穀粒板22の前側に設けられている。一番スクリューコンベア23は、一番穀粒板22に沿って滑落した穀粒を取り込む。一番スクリューコンベア23は、穀粒タンク4の側面に設けられた投口4bを通じて、取り込んだ穀粒(脱穀部で脱穀した穀粒)を穀粒タンク4へ搬送する。
傾斜板24は、一番穀粒板22と連続しており、一番穀粒板22の後部に設けられている。傾斜板24は、後方が下となるように水平面に対して傾斜している。二番穀粒板25は、傾斜板24と連続しており、傾斜板24の後端部に設けられている。二番穀粒板25は、前方が下になるように水平面に対して傾斜している。二番スクリューコンベア26は、二番穀粒板25と傾斜板24との連結部分の上側に設けられている。二番スクリューコンベア26は、稈および穀粒を搬送する。処理ローター14は、扱胴11の右側に設けられている。処理ローター14は脱穀処理を行う。
ストローラック19の透孔から落下した落下物は、傾斜板24または二番穀粒板25を経由して二番スクリューコンベア26まで滑落する。滑落した落下物は、二番スクリューコンベア26によって処理ローター14に搬送され、処理ローター14にて脱穀処理される。
脱穀装置2は、唐箕27と、整流板28と、下部吸引カバー30と、上部吸引カバー31と、軸流ファン32と、排塵口33と、ロスセンサー34と、流下樋35と、通路板36と、排出通路37と、制御部40とをさらに含んでいる。
唐箕27は、一番スクリューコンベア23よりも前方であって揺動選別盤17よりも下方に設けられている。整流板28は、唐箕27と一番スクリューコンベア23との間に設けられている。唐箕27は、起風動作を行う。唐箕27の起風動作によって発生した風は、後方へ進行し、整流板28によって上向きに送り出される。通路板36は、二番穀粒板25と連続しており、二番穀粒板25の後部に設けられている。下部吸引カバー30は、通路板36の上方に設けられている。排出通路37は、塵埃が排出される部分であり、下部吸引カバー30と通路板36との間に設けられている。上部吸引カバー31は、下部吸引カバー30の上方に設けられている。軸流ファン32は、上部吸引カバー31と下部吸引カバー30との間に設けられている。排塵口33は、軸流ファン32の後方に設けられている。唐箕27の動作によって発生した気流は、整流板28によって整流された後に、揺動選別装置16を通過する。その後気流は、排塵口33および排出通路37に至り、排塵口33および排出通路37から穀粒が排出される。
流下樋35は、上部吸引カバー31の上側であって処理室13の下方に設けられている。流下樋35は、前方が下向きとなるように水平方向に対して傾斜している。処理網13dの後端部から排出された排出物は、流下樋35を経由してストローラック19に落下する。
ロスセンサー34は、排出通路37とストローラック19との間に設けられている。ロスセンサー34は、排出される穀粒量を検出する。ストローラック19上を通過した穀粒は、ロスセンサー34に衝突する。ロスセンサー34は圧電素子を含んでおり、穀粒の衝突に応じた電気信号を制御部40に出力する。制御部40は、ロスセンサー34からの電圧信号に基づいて、排塵口33および排出通路37から排出される穀粒量を検出する。
制御部40は、コンバインの各種動作を制御する。特に制御部40は、穀粒タンク4へ搬送される穀粒の量を算出する。制御部40は、ROM(Read only memory)と、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)などを含んでいる。ROMは、各種制御プログラムを記憶する。CPUは、制御プログラムに従って動作する。RAMは、CPUが各種プログラムを実行するときに必要なデータを一時的に記憶する。
図3は、穀粒タンク4および一番スクリューコンベア23の概略的な構成を示す断面図である。図4は、穀粒タンク4の投口4bと一番スクリューコンベア23の投入ケース54との位置関係を示す斜視図である。
図3および図4を参照して、穀粒タンク4の内部における投口4bの下側には、複数の感圧式スイッチ4cが設けられている。複数の感圧式スイッチ4cの各々は、上下方向に並んでいる。穀粒タンク4に穀粒が貯留されるに従って、感圧式スイッチ4cは貯留した穀粒によって、下側から順に押圧される。押圧された感圧式スイッチ4cは制御部40に信号を出力する。制御部40は、複数の感圧式スイッチ4cの各々からの信号に基づいて、穀粒タンク4への穀粒の貯留量を認識する。
一番スクリューコンベア23は、回転軸51(回転軸の一例)と、螺旋羽根52(搬送部の一例)と、筒状部53と、投入ケース54(収容部の一例)とを含んでいる。
回転軸51は、上方に延在している。螺旋羽根52は、回転軸51の外周面に固定されている。筒状部53は、上方に延在しており、回転軸51および螺旋羽根52の外周を覆っている。螺旋羽根52は、回転軸51の回転とともに回転する。螺旋羽根52は回転により、筒状部53の内部において穀粒を上方に搬送する。
投入ケース54は、筒状部53の上部に取り付けられている。投入ケース54の内部は、接続孔54bを通じて筒状部53の内部と接続されている。螺旋羽根52は、接続孔54bを通じて投入ケース54の内部に穀粒を供給する。投入ケース54は、螺旋羽根52によって搬送されてきた穀粒を一時的に収容する。投入ケース54は、回転軸51方向から見た場合に、半球に近い平面形状を有しており、開口部54aを含んでいる。開口部54aは、穀粒タンク4へ搬送される穀粒を通過させる。開口部54aは、投口4bに対応する形状を有している。投入ケース54は、開口部54aと投口4bとが整合するように、図4中矢印AR1で示すように穀粒タンク4の壁面に固定されている。
図5は、一番スクリューコンベア23における投入ケース54付近の構成を示す斜視図である。図6は、一番スクリューコンベア23における投入ケース54付近の構成を示す上面図である。図7は、一番スクリューコンベア23における投入ケース54の内部の構成を概念的に示す上面図である。図8は、図6における矢印VDで示す方向から見た場合の投入ケース54の構成を示す図である。なお、投入ケース54の内部の構成を示すために、図6では蓋部545が省略されており、図8ではガイド部541および補助ガイド部542が透明にされている。
図3~図8を参照して、一番スクリューコンベア23は、回転羽根55(回転羽根の一例)と、シール部56と、センサー部57(センサー部の一例)と、センサー固定部58とをさらに含んでいる。回転軸51の上端部は投入ケース54の内部に達している。回転羽根55は、投入ケース54の内部において、回転軸51の上端部付近に固定されている。回転羽根55は、略矩形の形状を有しており、回転軸51から一方向に突出している。回転羽根55は、回転軸51を中心として、回転軸51の回転とともに矢印AR2(図6)で示す方向に回転する。回転羽根55は回転により、投入ケース54の内部に収容された穀粒に衝撃を与える。これにより、回転羽根55は、投入ケース54の内部に収容された穀粒を、開口部54aを通じて穀粒タンク4の内部へ投入する。このようにして、一番スクリューコンベア23にて搬送した穀粒は、穀粒タンク4にて貯留される。
ここで、回転羽根55から衝撃を受けた穀粒g1は、一番スクリューコンベア23から受ける上向きの力と、回転羽根55から受ける横向きの力との合力を受けて、図3中矢印TR1で示すように、斜め上方向に高速で飛散する。また、回転羽根55から衝撃を受けた穀粒g1は、図7中矢印TR1で示すように、回転軸51方向から見た場合に広い角度範囲に飛散する。一方、回転羽根55から衝撃を受けないにもかかわらず、投入ケース54の内部から穀粒タンク4へゆっくりと搬送される穀粒g2も存在する。穀粒g2は、慣性籾とも呼ばれる。穀粒g2は、回転羽根55の回転により発生する風圧や、螺旋羽根52による搬送の慣性力に起因して発生するものと推測される。穀粒g2が回転羽根55から受ける横向きの力は小さいため、穀粒g2は、図3中矢印TR2で示すように、ほぼ水平方向に低速で搬送される。
投入ケース54は、ガイド部541(ガイド部の一例)と、補助ガイド部542と、底部544と、蓋部545と、規制ガイド部546(規制ガイド部の一例)とを含んでいる。ガイド部541、補助ガイド部542、底部544、および蓋部545は、投入ケース54の内部の空間を構成している。
ガイド部541および補助ガイド部542は、投入ケース54の側部を構成している。ガイド部541は、曲面の内壁面541aを有しており、回転羽根55の外周の一部(開口部54aとは反対側の部分)を覆っている。ガイド部541の内壁面541aは、投入ケース54の内部に収容された穀粒を穀粒タンク4へガイドする。
補助ガイド部542は、内壁面542aを有している。補助ガイド部542の内壁面542aは、ガイド部541の内壁面541aにおける穀粒の搬送方向の下流側端部541bから穀粒タンク4に向かって延在している。ガイド部541の下流側端部541bと、補助ガイド部542の内壁面542aの穀粒の搬送方向の上流側端部542bとは、直接接続されている。
ここで、ガイド部541の下流側端部541bをガイド部541の下流側端部541bの延在方向に沿って延長した仮想平面を、平面PL1(第1の仮想平面の一例)と定義する。平面PL1は、回転軸51方向から見た場合のガイド部541の下流側端部541bの接線を含む平面に相当する。補助ガイド部542の内壁面542aは、平面PL1よりも外側に突出している。
補助ガイド部542は、段差部543を含んでいる。段差部543は、ガイド部541の下流側端部541bから、補助ガイド部542を外側に突出させる。
底部544は、ガイド部541および補助ガイド部542の下部に設けられている。底部544には、接続孔54bが形成されている。
蓋部545は、ガイド部541および補助ガイド部542の上部に設けられている。蓋部545には、回転軸51が回動可能に支持されている。蓋部545は、固定孔545aと、内壁面545b(収容部の上面の一例)とを含んでいる。
規制ガイド部546は、底部544に固定されており、底部544から上方に延在している。規制ガイド部546は、段差部543と対向する位置から回転羽根55の外周に沿って延在している。規制ガイド部546の上端部546a(図5)は、蓋部545の内壁面には達していない。規制ガイド部546の上端部546aと蓋部545の内壁面との間には隙間が設けられている。
規制ガイド部546は、穀粒タンク4へ搬送される穀粒の搬送方向を回転羽根55の回転方向下流側へ向かう方向に規制する。特に図7を参照して、回転羽根55の回転方向上流側の領域(言い換えれば、補助ガイド部542側の領域)を領域R1とし、回転羽根55の回転方向下流側の領域(言い換えれば、補助ガイド部542とは反対側の領域)を領域R2とする。回転羽根55と衝突した穀粒g1のうち、領域R1の方向に飛散する穀粒g1の量は、領域R2の方向に飛散する穀粒g1の量よりも多い傾向にある。規制ガイド部546は、領域R1の方向に飛散する穀粒g1のうち一部の穀粒(規制ガイド部546に衝突した穀粒)の飛散方向を、矢印AR3で示すように領域R2の方向に変更する。これにより、回転羽根55と衝突した穀粒g1を広い角度範囲に均一に飛散させることができ、穀粒タンク4の内部における穀粒の偏在を抑止することができる。規制ガイド部546の始点を段差部543と対向する位置とすることにより、より多くの穀粒の飛散方向を領域R2の方向に変更することができる。
シール部56は、投入ケース54に固定されており、開口部54aの外周を取り囲んでいる。
センサー部57は、蓋部545の内壁面545bに取り付けられている。固定孔545aには、板状のセンサー固定部58の下部が投入ケース54の内部に差し込まれており、この状態でセンサー固定部58は蓋部545に固定されている。センサー固定部58は、蓋部545に対して係合や接着などの方法で固定されている。センサー部57は、センサー固定部58における投入ケース54の内部に存在する部分に固定されている。センサー部57は、穀粒タンク4へ搬送される穀粒の量を指標する情報を検出する。具体的には、センサー部57は、歪みゲージや圧電素子などを含んでおり、センサー部57に衝突した穀粒の衝突力の大きさ(センサー部57が穀粒から受ける圧力)を検出し、検出値に応じた電圧信号を制御部40に出力する。制御部40は、センサー部57の出力に基づいて、穀粒タンク4へ搬送される穀粒の量を算出する。
特に図7を参照して、回転軸51を通り平面PL1に平行な仮想平面を平面PL2(第2の仮想平面の一例)とする。センサー部57は、平面PL1と平面PL2との間の領域に設けられることが好ましい。これにより、穀粒g1の多くが飛散する経路上にセンサー部57が位置するようになるため、穀粒の量の検出精度を向上することができる。
また、回転軸51方向から見た場合に、センサー部57の少なくとも一部は、規制ガイド部546における回転軸51が存在する側に設けられることが好ましい。これにより、規制ガイド部546に衝突する前の穀粒g1(規制ガイド部546によって飛散方向を変更される前の穀粒g1)をセンサー部57で検知することができるため、穀粒の量の検出精度を向上することができる。
さらに、特に図8を参照して、センサー部57は、センサー部57の位置における穀粒の搬送方向に対向する方向を向いている。センサー部57が水平面となす角度θは40度以上90度以下であることが好ましい。これにより、回転羽根55からの衝撃を受けてセンサー部57に衝突する穀粒の量を増加させることができ、穀粒の量の検出精度を向上することができる。
なお、センサー部57は、センサー部57に衝突した穀粒の衝突力の大きさを検出する代わりに、所定の検出位置を通過した穀粒の量を光学的に検出するものであってもよい。
図9は、センサー部57の検出値の時間変化を模式的に示す図である。
図9を参照して、回転羽根55の回転周期を周期Pとすると、センサー部57が検出する検出値(圧力値)には、周期Pごとに、回転羽根55が穀粒を穀粒タンク4に投入するタイミングでピークが発生する。
具体的には、1つの周期Pに着目すると、時刻t=0~P/4で検出値はほぼゼロとなる。時刻t=P/4~P/2で検出値は増加し、時刻t=P/2で検出値は極大値となり、時刻t=P/2~3P/4で検出値は減少する。そして時刻t=3P/4~Pで検出値はほぼゼロとなる。
時刻t=P/4~3P/4の期間TM1は、回転羽根55が穀粒を穀粒タンク4に投入する期間であり、検出値のピークが生じる期間である。制御部40は、期間TM1における検出値を積分し、積分値に基づいて穀粒タンク4に搬送される穀粒の量を検出する。
一方、時刻t=0~P/4および3P/4~Pの期間TM2は、回転羽根55が穀粒を穀粒タンク4に投入する期間以外の期間であり、検出値がほぼゼロとなる期間である。制御部40は、期間TM2において、検出値のゼロ点補正を行う。ゼロ点補正は、温度などの周囲環境がセンサー部57の検出値に与える影響を排除する目的で行われる。ゼロ点補正は、毎周期行われることが好ましい。なお、期間TM1およびTM2の各々と、回転羽根55の位置との関係は、投入ケース54、回転羽根55、センサー部57の位置や形状などにより変化する。
図3および図9を参照して、回転羽根55から衝撃を受けた穀粒g1は、主に期間TM1において、矢印TR1で示すように斜め上方向に移動する。センサー部57は、回転羽根55よりも上部である蓋部545の内壁面に設けられているため、穀粒g1はセンサー部57に衝突しやすい。これにより、期間TM1において、多くの穀粒をセンサー部57にて検出することができる。一方、回転羽根55から衝撃を受けない穀粒g2は、回転羽根55の回転とはほぼ無関係に搬送されるため、主に期間TM2において、図3中矢印TR2で示すように水平方向に移動する。センサー部57は、回転羽根55よりも上部である蓋部545の内壁面に設けられているため、穀粒g2はセンサー部57に衝突しにくい。これにより、期間TM2においてゼロ点補正を行う際に、センサー部57にて検出される穀粒の量を低減することができる。
[実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、センサー部57が蓋部545の内壁面に設けられているため、回転羽根55から衝撃を受けた穀粒g1をセンサー部57にて検出しやすくすることができ、回転羽根55から衝撃を受けない穀粒g2をセンサー部57にて検出しにくくすることができる。これにより、ゼロ点補正を行う際に検出値の基準値を正確に補正することができ、穀粒タンク4へ搬送される穀粒の量の検出精度を向上することができる。
加えて、センサー部57は蓋部545の内壁面に設けられており、穀粒タンク4に固定されていない。このため、穀粒タンク4の回動や長期の使用により穀粒タンク4の位置がずれても、センサー部57の位置はずれない。その結果、穀粒タンク4へ搬送される穀粒の量の検出精度を向上することができる。
[その他]
図10は、本発明の一実施の形態の変形例におけるコンバインにおいて、一番スクリューコンベア23における投入ケース54付近の構成を示す上面図である。
図10を参照して、本変形例のように、投入ケース54において補助ガイド部542が省略され、ガイド部541の内壁面の下流側端部が回転軸51方向から見た場合に直線状に(平面PL1に沿って)延在していてもよい。
本発明のコンバインの揚穀装置は、上述の実施の形態のように、一番穀粒板22に沿って滑落した穀粒を取り込んで穀粒タンク4へ搬送する一番スクリューコンベア23に限定されるものではなく、脱穀した穀粒を穀粒タンクへ搬送するものであればよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 走行クローラ
2 脱穀装置
3 刈取部
3a 分草板
3b 刈刃
3c 引起し装置
4 穀粒タンク(貯蔵部の一例)
4a 排出オーガ
4b 投口
4c 感圧式スイッチ
5 フィードチェーン
6 挟持部
7 上部搬送装置
8 キャビン
9 機体
10 扱室
10a 送塵弁
11 扱胴
12 扱歯
13 処理室
13a 処理胴弁
13b 処理胴
13c 扱歯
13d 処理網
13e 排出口
14 処理ローター
15 クリンプ網
16 揺動選別装置
17 揺動選別盤
18 チャフシーブ
19 ストローラック
20 グレンシーブ
21 揺動アーム
22 一番穀粒板
23 一番スクリューコンベア(コンバインの揚穀装置の一例)
24 傾斜板
25 二番穀粒板
26 二番スクリューコンベア
27 唐箕
28 整流板
30 下部吸引カバー
31 上部吸引カバー
32 軸流ファン
33 排塵口
34 ロスセンサー
35 流下樋
36 通路板
37 排出通路
40 制御部
51 回転軸(回転軸の一例)
52 螺旋羽根(搬送部の一例)
53 筒状部
54 投入ケース(収容部の一例)
54a 投入ケースの開口部
54b 投入ケースの接続孔
55 回転羽根(回転羽根の一例)
56 シール部
57 センサー部(センサー部の一例)
58 センサー固定部
541 ガイド部(ガイド部の一例)
541a ガイド部の内壁面
541b ガイド部の内壁面の下流側端部
542 補助ガイド部
542a 補助ガイド部の内壁面
542b 補助ガイド部の内壁面の上流側端部
543 段差部
544 底部
545 蓋部
545a 蓋部の固定孔
545b 蓋部の内壁面(収容部の上面の一例)
546 規制ガイド部(規制ガイド部の一例)
546a 規制ガイド部の上端部
PL1,PL2 平面(第1および第2の仮想平面の一例)
g1,g2 穀粒

Claims (6)

  1. 脱穀した穀粒を貯蔵部へ搬送するコンバインの揚穀装置であって、
    穀粒を上方に搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送された穀粒を収容する収容部と、
    回転軸を中心として回転し、前記収容部の内部に収容された穀粒を前記貯蔵部へ投入する回転羽根と、
    前記収容部の上面に取り付けられ、前記貯蔵部へ搬送される穀粒の量を検出するセンサー部とを備えた、コンバインの揚穀装置。
  2. 前記収容部は、前記回転羽根の外周の一部を覆うガイド部を含み、
    前記ガイド部の内壁面における穀粒の搬送方向の下流側端部を前記ガイド部の前記下流側端部の延在方向に沿って延長した第1の仮想平面と、前記回転軸を通り前記第1の仮想平面に平行な第2の仮想平面との間の領域に、前記センサー部は設けられる、請求項1に記載のコンバインの揚穀装置。
  3. 前記貯蔵部へ搬送される穀粒の搬送方向を前記回転羽根の回転方向下流側へ向かう方向に規制する規制ガイド部をさらに備えた、請求項1または2に記載のコンバインの揚穀装置。
  4. 前記センサー部は、穀粒の搬送方向に対向する、請求項1~3のいずれか一つに記載のコンバインの揚穀装置。
  5. 前記センサー部が水平面となす角度は、40度以上90度以下である、請求項1~4のいずれか一つに記載のコンバインの揚穀装置。
  6. 刈取った穀稈を脱穀する脱穀部と、
    前記脱穀部にて脱穀した穀粒を搬送する請求項1~5のいずれか一つに記載のコンバインの揚穀装置と、
    前記コンバインの揚穀装置にて搬送した穀粒を貯留する前記貯蔵部とを備えた、コンバイン。
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