JP2020099260A - 歩行型作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動軸と、筒状軸部と、の間に錆が生じる事態を回避しやすい歩行型作業機を提供する。【解決手段】駆動源と、駆動源により回転駆動される金属製の駆動軸D1と、駆動軸D1に対して抜き差し可能な状態で連結される耕耘部C1と、を備え、耕耘部C1は、金属製の筒状軸部7と、筒状軸部7に支持されると共に筒状軸部7の外周部から径方向外側へ延びる耕耘爪と、を有しており、耕耘部C1は、筒状軸部7に駆動軸D1が挿入された状態で、駆動軸D1と一体回転するように構成されており、筒状軸部7に駆動軸D1が挿入された状態において、駆動軸D1の外周部と、筒状軸部7の内周部と、の間に、耐錆部材13が介装されている。【選択図】図3

Description

本発明は、耕耘爪を有する耕耘部を備える歩行型作業機に関する。
上記のような歩行型作業機として、例えば、特許文献1に記載のものが既に知られている。この歩行型作業機は、駆動源(特許文献1では「エンジン」)と、駆動軸(特許文献1では「ロータリ軸」)と、耕耘部(特許文献1では「耕耘爪」及び「爪軸」)と、を備えている。
駆動軸は、駆動源により回転駆動される。また、耕耘部は、駆動軸に対して抜き差し可能な状態で連結される。
耕耘部は、筒状軸部(特許文献1では「爪軸」)と、耕耘爪と、を有している。耕耘爪は、筒状軸部に支持されると共に、筒状軸部の外周部から径方向外側へ延びている。そして、耕耘部は、筒状軸部に駆動軸が挿入された状態で、駆動軸と一体回転する。
特開2012−191871号公報
特許文献1に記載の歩行型作業機において、駆動軸及び筒状軸部が何れも金属製である場合、駆動軸と筒状軸部との接触部分に錆が生じがちである。
駆動軸と、筒状軸部と、の間に錆が生じると、耕耘部を抜き取ることが困難となる。これにより、耕耘部を車輪等の部品に交換する作業が困難となる。また、耕耘部を抜き取り、左右方向に反転させて取り付ける作業が困難となる。
本発明の目的は、駆動軸と、筒状軸部と、の間に錆が生じる事態を回避しやすい歩行型作業機を提供することである。
本発明の特徴は、駆動源と、前記駆動源により回転駆動される金属製の駆動軸と、前記駆動軸に対して抜き差し可能な状態で連結される耕耘部と、を備え、前記耕耘部は、金属製の筒状軸部と、前記筒状軸部に支持されると共に前記筒状軸部の外周部から径方向外側へ延びる耕耘爪と、を有しており、前記耕耘部は、前記筒状軸部に前記駆動軸が挿入された状態で、前記駆動軸と一体回転するように構成されており、前記筒状軸部に前記駆動軸が挿入された状態において、前記駆動軸の外周部と、前記筒状軸部の内周部と、の間に、耐錆部材が介装されていることにある。
本発明であれば、筒状軸部に駆動軸が挿入された状態において、駆動軸の外周部と、筒状軸部の内周部と、が直接接触しにくい。また、駆動軸の外周部と、耐錆部材と、の間には錆が生じにくい。同様に、筒状軸部の内周部と、耐錆部材と、の間には錆が生じにくい。
従って、本発明であれば、駆動軸と、筒状軸部と、の間に錆が生じる事態を回避しやすい歩行型作業機を実現できる。
さらに、本発明において、前記耐錆部材は樹脂製であると好適である。
この構成によれば、耐錆部材が確実に耐錆性を有することとなる。そのため、駆動軸の外周部と、耐錆部材と、の間に錆が生じる事態を確実に回避しやすい。また、筒状軸部の内周部と、耐錆部材と、の間に錆が生じる事態を確実に回避しやすい。
さらに、本発明において、前記耐錆部材は、前記駆動軸の外周部、または、前記筒状軸部の内周部、のうちの少なくとも何れか一方に装着されていると好適である。
この構成によれば、耐錆部材を駆動軸と筒状軸部との間の位置に支持するための部材を新たに設ける必要がない。そのため、製造コストの増加を抑制することができる。
さらに、本発明において、前記耐錆部材は、前記駆動軸の外周部に形成された縮径部、または、前記筒状軸部の内周部に形成された拡径部に装着されていると好適である。
この構成によれば、縮径部または拡径部により、耐錆部材が位置決めされることとなる。そのため、耐錆部材の組み付け作業が容易となる。
さらに、本発明において、前記耐錆部材が装着された状態で、前記駆動軸と前記筒状軸部との間に、隙間が形成されていると好適である。
この構成によれば、駆動軸と筒状軸部とが隙間なく密着した状態で嵌合している場合に比べて、筒状軸部の抜き差しが容易となる。
さらに、本発明において、前記耐錆部材は、前記筒状軸部に前記駆動軸が挿入された状態において、前記駆動軸と前記筒状軸部との重複部分の全長に亘って設けられていると好適である。
この構成によれば、筒状軸部に駆動軸が挿入された状態において、駆動軸の外周部と、筒状軸部の内周部と、が直接接触することを確実に回避しやすい。そのため、駆動軸と、筒状軸部と、の間に錆が生じる事態を確実に回避しやすくなる。
さらに、本発明において、前記耐錆部材は、シート状の部材であると共に、前記駆動軸の外周部と、前記筒状軸部の内周部と、のうちの少なくとも何れか一方に貼り付けられていると好適である。
この構成によれば、比較的簡素な構成により、駆動軸の外周部と、筒状軸部の内周部と、の間に耐錆部材を介装することが可能となる。
さらに、本発明において、前記耐錆部材は、前記駆動軸の外周部に固定されていると好適である。
耕耘部の筒状軸部の内周部において、駆動軸との重複部分のみに耐錆部材が装着されており、且つ、耐錆部材が駆動軸の外周部に固定されていない場合、作業者が耕耘部を抜き取り、左右方向に反転させた状態で取り付けると、駆動軸の外周部と、筒状軸部の内周部と、の間に耐錆部材が介装されていない状態となる。
また、耕耘部の筒状軸部の内周部に耐錆部材が装着されており、且つ、耐錆部材が駆動軸の外周部に固定されていない場合、作業者が耕耘部を車輪等の部品に交換すると、駆動軸の外周部と、車輪等の部品の筒状軸部の内周部と、の間に耐錆部材が介装されていない状態となる。
ここで、上記の構成によれば、作業者が耕耘部を抜き取り、左右方向に反転させて取り付けた場合であっても、駆動軸の外周部と、筒状軸部の内周部と、の間に耐錆部材が介装された状態となる。また、作業者が耕耘部を車輪等の部品に交換した場合であっても、駆動軸の外周部と、車輪等の部品における筒状軸部の内周部と、の間に耐錆部材が介装された状態となる。
しかも、筒状軸部の両端部に耐錆部材を装着する必要はない。また、車輪等の部品の筒状軸部の内周部に耐錆部材を装着する必要はない。
従って、上記の構成によれば、製造コストの増大を回避しつつ、筒状部材が左右方向に反転した状態で取り付けられている場合、及び、駆動軸に車輪等の部品が取り付けられている場合にも、駆動軸と筒状軸部との間に錆が生じる事態を回避しやすい歩行型作業機を実現できる。
さらに、本発明において、前記耐錆部材は、前記筒状軸部の内周部に固定されていると好適である。
耐錆部材が駆動軸の外周部に固定されている場合、耕耘部が抜き取られた状態では、耐錆部材が露出することとなる。そして、耐錆部材が露出した状態では、耐錆部材の劣化が比較的早く進行しがちである。
ここで、上記の構成によれば、耕耘部が抜き取られた状態であっても、耐錆部材は、筒状軸部に覆われている。そのため、耐錆部材の劣化が比較的早く進行することを防ぎやすい。
歩行型作業機の左側面図である。 出力軸及びロータリー耕耘装置の構成を示す縦断正面図である。 第1耐錆部材の構成を示す縦断正面図である。 第1耐錆部材の構成を示す図である。 第2耐錆部材の構成を示す縦断正面図である。 その他の実施形態(4)における第1耐錆部材の構成を示す図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。尚、以下の説明においては、特に断りがない限り、図1に示す矢印Fの方向を「前」、矢印Bの方向を「後」とする。また、図2、図3、図5に示す矢印Lの方向を「左」、矢印Rの方向を「右」とする。また、図1に示す矢印Uの方向を「上」、矢印Dの方向を「下」とする。
〔歩行型作業機の全体構成〕
図1に示すように、歩行型作業機Aには、エンジン2(本発明に係る「駆動源」に相当)及び左右の車輪3が設けられている。左右の車輪3の後方には、耕耘機構1が設けられている。耕耘機構1は、ロータリー耕耘装置4、抵抗棒9、整地板12、ロータリーカバー21、畝立てマット22を有している。
ロータリー耕耘装置4の上部は、ロータリーカバー21によって覆われている。また、ロータリーカバー21の上方には、ハンドル23が設けられている。図1に示すように、ハンドル23は、後上がりに延びている。
図1に示すように、畝立てマット22は、ロータリー耕耘装置4の後方に設けられている。畝立てマット22は、板状の部材であり、可撓性を有するゴム板等により構成されている。
また、図1に示すように、歩行型作業機Aの後部には、ブラケット10及び抵抗棒9が設けられている。ブラケット10は、幅狭の角パイプ状である。また、ブラケット10は、ロータリーカバー21の後部を貫通する状態で設けられている。
抵抗棒9は、上下方向に延びる棒状の部材であり、ブラケット10に挿入された状態で設けられている。抵抗棒9は、ピン11によって、ブラケット10に固定される。抵抗棒9が圃場に接地することによって、圃場面に対するロータリー耕耘装置4の高さが規定される。
また、図1に示すように、整地板12は、畝立てマット22の後方に配置されている。また、整地板12は、上端部12aを軸芯として上下揺動可能な状態で設けられている。そして、整地板12は、図1に実線及び仮想線で示すように、使用状態と非使用状態とに亘って揺動可能である。
整地板12は、使用状態であるとき、畝立てマット22の後側に隣接している。また、整地板12は、非使用状態であるとき、使用状態よりも高い位置に振り上げられている。
整地板12が使用状態である場合、耕耘機構1の前進に伴い、整地板12の下端部12bによって、圃場の表面が均平される。即ち、整地板12は、圃場の均平作業に用いられる。
〔出力軸及びロータリー耕耘装置に関する構成〕
図2に示すように、歩行型作業機Aは、金属製の出力軸5を備えている。また、ロータリー耕耘装置4は、第1筒軸6と、第2筒軸7と、複数の耕耘爪8と、を有している。
第1筒軸6、第2筒軸7、耕耘爪8は、何れも金属製である。また、第1筒軸6及び第2筒軸7は、何れも筒状である。
また、出力軸5、第1筒軸6、第2筒軸7は、何れも、機体左右方向に沿って延びている。
尚、図2には、機体左側のロータリー耕耘装置4及び出力軸5が示されているが、機体右側にも、ロータリー耕耘装置4及び出力軸5が備えられている。そして、機体左側のロータリー耕耘装置4及び出力軸5と、機体右側のロータリー耕耘装置4及び出力軸5と、は、互いに同様の構成を有している。
そのため、以下では、機体左側のロータリー耕耘装置4及び出力軸5について説明する。ただし、以下の説明は、機体右側のロータリー耕耘装置4及び出力軸5にも、同様に当てはまる。
図2に示すように、出力軸5は、動力伝達ケースTMの内側から外側へ突出する状態で設けられている。また、出力軸5は、第1筒軸6に挿入されている。また、第1筒軸6の外周部には、カバー部材30が固定されている。カバー部材30は、第1筒軸6の機体左右方向中央側部分を覆う状態で設けられている。
カバー部材30には、2つの第1ピン孔30aが設けられている。2つの第1ピン孔30aは、互いに対向する位置に設けられている。
また、第1筒軸6における機体左右方向中央側部分には、2つの第2ピン孔6aが設けられている。2つの第2ピン孔6aは、互いに対向する位置に設けられている。
また、出力軸5には、第3ピン孔5aが設けられている。第3ピン孔5aは、出力軸5の回転軸芯5rに垂直な方向に延びている。そして、第3ピン孔5aは、出力軸5を貫通している。
そして、第1固定ピン41が、2つの第1ピン孔30a、2つの第2ピン孔6a、第3ピン孔5aを通る状態で設けられている。第1固定ピン41は、第1ベータピン51により抜け止めされている。
この構成により、第1筒軸6は、出力軸5に固定される。
また、第1筒軸6は、第2筒軸7に挿入されている。第2筒軸7には、2つの第4ピン孔7aが設けられている。2つの第4ピン孔7aは、互いに対向する位置に設けられている。
また、第1筒軸6における機体左右方向外側部分には、2つの第5ピン孔6bが設けられている。2つの第5ピン孔6bは、互いに対向する位置に設けられている。
そして、第2固定ピン42が、2つの第4ピン孔7a及び2つの第5ピン孔6bを通る状態で設けられている。第2固定ピン42は、第2ベータピン52により抜け止めされている。
この構成により、第2筒軸7は、第1筒軸6に固定される。
また、耕耘爪8は、基部81及び爪本体82を有している。基部81は、第2筒軸7の外周部に固定されている。そして、基部81は、第2筒軸7の外周部から径方向外側へ延びている。また、爪本体82は、ボルト83によって基部81に固定されていると共に、第2筒軸7の径方向外側へ延びている。
この構成により、耕耘爪8は、第2筒軸7に支持されると共に、第2筒軸7の外周部から径方向外側へ延びている。
動力伝達ケースTMには、動力伝達機構(図示せず)が収容されている。そして、エンジン2からの動力は、この動力伝達機構を介して、出力軸5に伝達される。即ち、出力軸5は、エンジン2により回転駆動される。これに伴い、第1筒軸6、第2筒軸7、耕耘爪8は、回転軸芯5r周りに、出力軸5と一体回転する。
ここで、第2筒軸7及び耕耘爪8により、第1耕耘部C1(本発明に係る「耕耘部」に相当)が構成されている。第1耕耘部C1において、第2筒軸7は、本発明に係る「筒状軸部」に相当する。
また、出力軸5及び第1筒軸6により、第1駆動軸D1(本発明に係る「駆動軸」に相当)が構成されている。以上で説明した構成により、第1駆動軸D1は、エンジン2により回転駆動される。
また、第2固定ピン42を抜き取ることにより、第1耕耘部C1は、第1駆動軸D1に対して抜き差しすることができる。即ち、第1耕耘部C1は、第1駆動軸D1に対して抜き差し可能な状態で連結されている。
そして、第1耕耘部C1は、第2筒軸7に第1駆動軸D1における第1筒軸6が挿入された状態で、第1駆動軸D1と一体回転するように構成されている。
また、第1筒軸6、第2筒軸7、耕耘爪8により、第2耕耘部C2(本発明に係る「耕耘部」に相当)が構成されている。第2耕耘部C2において、第1筒軸6及び第2筒軸7により、連結筒軸90(本発明に係る「筒状軸部」に相当)が構成されている。
また、出力軸5により、第2駆動軸D2(本発明に係る「駆動軸」に相当)が構成されている。以上で説明した構成により、第2駆動軸D2は、エンジン2により回転駆動される。
また、第1固定ピン41を抜き取ることにより、第2耕耘部C2は、第2駆動軸D2に対して抜き差しすることができる。即ち、第2耕耘部C2は、第2駆動軸D2に対して抜き差し可能な状態で連結されている。
そして、第2耕耘部C2は、連結筒軸90における第1筒軸6に第2駆動軸D2が挿入された状態で、第2駆動軸D2と一体回転するように構成されている。
〔耐錆部材に関する構成〕
図3に示すように、第1耕耘部C1における第2筒軸7に、第1駆動軸D1における第1筒軸6が挿入された状態において、第1筒軸6の外周部と、第2筒軸7の内周部と、の間に、第1耐錆部材13(本発明に係る「耐錆部材」に相当)が介装されている。
詳述すると、第1筒軸6における機体左右方向外側部分の外周部には、縮径部61が形成されている。尚、縮径部61は、第1筒軸6の外周部における機体左右方向外側端部に形成されている。また、縮径部61の外径は、第1筒軸6における縮径部61以外の部分の外径に比べて小さい。そして、第1耐錆部材13は、縮径部61に装着された状態で、第1筒軸6に固定されている。
即ち、第1耐錆部材13は、第1駆動軸D1の外周部に装着されている。より具体的には、第1耐錆部材13は、第1駆動軸D1の外周部に形成された縮径部61に装着されている。また、第1耐錆部材13は、第1駆動軸D1の外周部に固定されている。
図4に示すように、第1耐錆部材13は、シート状の部材である。また、第1耐錆部材13には、2つの第6ピン孔13aが設けられている。そして、図3に示すように、第1耐錆部材13は、第1駆動軸D1の外周部に貼り付けられている。これにより、第1耐錆部材13は筒状となっている。
また、第1耐錆部材13が第1駆動軸D1の外周部に貼り付けられた状態において、2つの第6ピン孔13aの位置は、2つの第5ピン孔6bの位置に合わされている。そして、第2固定ピン42は、2つの第6ピン孔13aを通っている。
また、図3に示すように、第1耐錆部材13は、第2筒軸7に第1駆動軸D1が挿入された状態において、第1駆動軸D1と第2筒軸7との重複部分V1の全長に亘って設けられている。
また、第1耐錆部材13が装着された状態で、第1駆動軸D1と第2筒軸7との間に、隙間CLが形成されている。
また、図5に示すように、連結筒軸90における第1筒軸6に、第2駆動軸D2における出力軸5が挿入された状態において、出力軸5の外周部と、第1筒軸6の内周部と、の間に、第2耐錆部材14(本発明に係る「耐錆部材」に相当)が介装されている。
詳述すると、第1筒軸6における機体左右方向中央側部分の内周部には、拡径部62が形成されている。尚、拡径部62は、第1筒軸6の内周部における機体左右方向中央側端部に形成されている。また、拡径部62の内径は、第1筒軸6における拡径部62以外の部分の内径に比べて大きい。そして、第2耐錆部材14は、拡径部62に装着された状態で、第1筒軸6に固定されている。
即ち、第2耐錆部材14は、連結筒軸90の内周部に装着されている。より具体的には、第2耐錆部材14は、連結筒軸90の内周部に形成された拡径部62に装着されている。また、第2耐錆部材14は、連結筒軸90の内周部に固定されている。
第2耐錆部材14は、第1耐錆部材13と同様の形状を有している。即ち、第2耐錆部材14は、シート状の部材である。また、第2耐錆部材14には、2つの第7ピン孔14aが設けられている。そして、図5に示すように、第2耐錆部材14は、連結筒軸90における第1筒軸6の内周部に貼り付けられている。これにより、第2耐錆部材14は筒状となっている。
また、第2耐錆部材14が連結筒軸90における第1筒軸6の内周部に貼り付けられた状態において、2つの第7ピン孔14aの位置は、2つの第2ピン孔6aの位置に合わされている。そして、第1固定ピン41は、2つの第7ピン孔14aを通っている。
また、図5に示すように、第2耐錆部材14は、連結筒軸90における第1筒軸6に第2駆動軸D2が挿入された状態において、第2駆動軸D2と第1筒軸6との重複部分V2の全長に亘って設けられている。
また、第2耐錆部材14が装着された状態で、第2駆動軸D2と第1筒軸6との間に、隙間CLが形成されている。
尚、第1耐錆部材13及び第2耐錆部材14は、何れも樹脂製である。
以上で説明した構成によれば、第2筒軸7に第1駆動軸D1が挿入された状態において、第1駆動軸D1の外周部と、第2筒軸7の内周部と、が直接接触しにくい。また、第1駆動軸D1の外周部と、第1耐錆部材13と、の間には錆が生じにくい。同様に、第2筒軸7の内周部と、第1耐錆部材13と、の間には錆が生じにくい。
従って、以上で説明した構成であれば、第1駆動軸D1と、第2筒軸7と、の間に錆が生じる事態を回避しやすい歩行型作業機Aを実現できる。
また、以上で説明した構成によれば、連結筒軸90に第2駆動軸D2が挿入された状態において、第2駆動軸D2の外周部と、連結筒軸90の内周部と、が直接接触しにくい。また、第2駆動軸D2の外周部と、第2耐錆部材14と、の間には錆が生じにくい。同様に、連結筒軸90の内周部と、第2耐錆部材14と、の間には錆が生じにくい。
従って、以上で説明した構成であれば、第2駆動軸D2と、連結筒軸90と、の間に錆が生じる事態を回避しやすい歩行型作業機Aを実現できる。
尚、以上に記載した実施形態は一例に過ぎないのであり、本発明はこれに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
〔その他の実施形態〕
(1)エンジン2に代えて、電動モータ及びバッテリが設けられていても良い。この場合、電動モータ及びバッテリは、本発明に係る「駆動源」に相当する。
(2)2つの第1耐錆部材13が設けられていても良い。この場合、一方の第1耐錆部材13が上記実施形態と同様に第1駆動軸D1の外周部に装着され、他方の第1耐錆部材13が第2筒軸7の内周部に装着されていても良い。さらに、第2筒軸7の内周部に拡径部が形成されると共に、他方の第1耐錆部材13が、第2筒軸7の内周部の拡径部に装着され、固定されていても良い。また、他方の第1耐錆部材13が、シート状の部材であり、第2筒軸7の内周部に貼り付けられていても良い。
(3)2つの第2耐錆部材14が設けられていても良い。この場合、一方の第2耐錆部材14が上記実施形態と同様に第1筒軸6の内周部に装着され、他方の第2耐錆部材14が第2駆動軸D2の外周部に装着されていても良い。さらに、第2駆動軸D2の外周部に縮径部が形成されると共に、他方の第2耐錆部材14が、第2駆動軸D2の外周部の縮径部に装着され、固定されていても良い。また、他方の第2耐錆部材14が、シート状の部材であり、第2駆動軸D2の外周部に貼り付けられていても良い。
(4)第1耐錆部材13は、シート状でなくても良い。例えば、第1耐錆部材13は、図6に示すように、筒状の部材であっても良い。
(5)第2耐錆部材14は、シート状でなくても良い。例えば、第2耐錆部材14は、図6に示した第1耐錆部材13と同様に、筒状の部材であっても良い。
(6)第1耐錆部材13は、第2筒軸7の内周部に固定されていても良い。この場合、第2筒軸7の内周部に拡径部が形成されると共に、第1耐錆部材13が、第2筒軸7の内周部の拡径部に装着されていても良い。
(7)第2耐錆部材14は、第2駆動軸D2の外周部に固定されていても良い。この場合、第2駆動軸D2の外周部に縮径部が形成されると共に、第2耐錆部材14が、第2駆動軸D2の外周部の縮径部に装着されていても良い。
(8)第1耐錆部材13は、第2筒軸7に第1駆動軸D1が挿入された状態において、第1駆動軸D1と第2筒軸7との重複部分V1における一部のみに設けられていても良い。例えば、第1耐錆部材13は、重複部分V1において、機体左右方向中央側端部及び機体左右方向外側端部のみに設けられていても良い。
(9)第2耐錆部材14は、連結筒軸90における第1筒軸6に第2駆動軸D2が挿入された状態において、第2駆動軸D2と第1筒軸6との重複部分V2における一部のみに設けられていても良い。例えば、第2耐錆部材14は、重複部分V2において、機体左右方向中央側端部及び機体左右方向外側端部のみに設けられていても良い。
(10)第1耐錆部材13が装着された状態で、第1駆動軸D1と第2筒軸7との間に、隙間CLが形成されていなくても良い。
(11)第2耐錆部材14が装着された状態で、第2駆動軸D2と第1筒軸6との間に、隙間CLが形成されていなくても良い。
(12)第1耐錆部材13は、第1駆動軸D1において、縮径部61以外の部分に装着されていても良い。
(13)縮径部61は形成されていなくても良い。
(14)第2耐錆部材14は、連結筒軸90において、拡径部62以外の部分に装着されていても良い。
(15)拡径部62は形成されていなくても良い。
(16)第1耐錆部材13は、第1駆動軸D1の外周部と、第2筒軸7の内周部と、の何れにも装着されていなくても良い。この場合、第1耐錆部材13を第1駆動軸D1と第2筒軸7との間の位置に支持するための部材が設けられていても良い。
(17)第2耐錆部材14は、第2駆動軸D2の外周部と、連結筒軸90の内周部と、の何れにも装着されていなくても良い。この場合、第2耐錆部材14を第2駆動軸D2と連結筒軸90との間の位置に支持するための部材が設けられていても良い。
(18)第1耐錆部材13は設けられていなくても良い。
(19)第2耐錆部材14は設けられていなくても良い。
(20)第1筒軸6が設けられておらず、出力軸5が第2筒軸7に挿入されていても良い。この場合、第2筒軸7は、出力軸5に対して抜き差し可能な状態で連結される。また、この場合、出力軸5が本発明に係る「駆動軸」に相当し、第2筒軸7が本発明に係る「筒状軸部」に相当する。
(21)第1耐錆部材13は、耐錆性を有していれば、樹脂製でなくても良い。例えば、第1耐錆部材13は、ゴム製や木製であっても良い。また、第1耐錆部材13は、金属製であって、防錆処理が施されたものであっても良い。
(22)第2耐錆部材14は、耐錆性を有していれば、樹脂製でなくても良い。例えば、第2耐錆部材14は、ゴム製や木製であっても良い。また、第2耐錆部材14は、金属製であって、防錆処理が施されたものであっても良い。
(23)抵抗棒9、ブラケット10、ピン11は設けられていなくても良い。
(24)整地板12は設けられていなくても良い。
(25)畝立てマット22は設けられていなくても良い。
本発明は、車輪とロータリー耕耘装置とを備える形式の歩行型作業機ばかりではなく、車輪を備えず、耕耘ロータのみを備える形式の歩行型作業機にも適用することができる。
2 エンジン(駆動源)
7 第2筒軸(筒状軸部)
8 耕耘爪
13 第1耐錆部材(耐錆部材)
14 第2耐錆部材(耐錆部材)
61 縮径部
62 拡径部
90 連結筒軸(筒状軸部)
A 歩行型作業機
C1 第1耕耘部(耕耘部)
C2 第2耕耘部(耕耘部)
CL 隙間
D1 第1駆動軸(駆動軸)
D2 第2駆動軸(駆動軸)
V1、V2 重複部分

Claims (9)

  1. 駆動源と、
    前記駆動源により回転駆動される金属製の駆動軸と、
    前記駆動軸に対して抜き差し可能な状態で連結される耕耘部と、を備え、
    前記耕耘部は、金属製の筒状軸部と、前記筒状軸部に支持されると共に前記筒状軸部の外周部から径方向外側へ延びる耕耘爪と、を有しており、
    前記耕耘部は、前記筒状軸部に前記駆動軸が挿入された状態で、前記駆動軸と一体回転するように構成されており、
    前記筒状軸部に前記駆動軸が挿入された状態において、前記駆動軸の外周部と、前記筒状軸部の内周部と、の間に、耐錆部材が介装されている歩行型作業機。
  2. 前記耐錆部材は樹脂製である請求項1に記載の歩行型作業機。
  3. 前記耐錆部材は、前記駆動軸の外周部、または、前記筒状軸部の内周部、のうちの少なくとも何れか一方に装着されている請求項1または2に記載の歩行型作業機。
  4. 前記耐錆部材は、前記駆動軸の外周部に形成された縮径部、または、前記筒状軸部の内周部に形成された拡径部に装着されている請求項3に記載の歩行型作業機。
  5. 前記耐錆部材が装着された状態で、前記駆動軸と前記筒状軸部との間に、隙間が形成されている請求項3または4に記載の歩行型作業機。
  6. 前記耐錆部材は、前記筒状軸部に前記駆動軸が挿入された状態において、前記駆動軸と前記筒状軸部との重複部分の全長に亘って設けられている請求項1から5の何れか一項に記載の歩行型作業機。
  7. 前記耐錆部材は、シート状の部材であると共に、前記駆動軸の外周部と、前記筒状軸部の内周部と、のうちの少なくとも何れか一方に貼り付けられている請求項1から6の何れか一項に記載の歩行型作業機。
  8. 前記耐錆部材は、前記駆動軸の外周部に固定されている請求項1から7の何れか一項に記載の歩行型作業機。
  9. 前記耐錆部材は、前記筒状軸部の内周部に固定されている請求項1から8の何れか一項に記載の歩行型作業機。
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