JP2020095968A - 発光装置 - Google Patents

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Tetsushi Seo
哲史 瀬尾
薫 波多野
Kaoru Hatano
薫 波多野
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Abstract

【課題】発光装置からの光を効率よく電力に変換し、再利用することで消費電力が少ない光エネルギー再利用型の発光装置を提供する。また、歩留まりが高い光エネルギー再利用型の発光装置を提供する。【解決手段】発光装置の遮光膜を光電変換素子に置き換えることにより、光を電力に変換する。すなわち、従来遮光膜領域では、光が射出されなかったのに対し、開示される発明では、射出されない光を光電変換素子により電力に変換し、再利用することができる。従って、消費電力が少ない発光装置を実現できる。【選択図】図1

Description

発明の一態様は、エレクトロルミネッセンスを利用した発光装置に関する。また、当該発
光装置を利用した電子機器、及び照明装置に関する。
近年、エレクトロルミネッセンス(Electroluminescence:EL、以
下、ELと示す。)を利用した発光素子の研究開発が盛んに行われている。これら発光素
子の基本的な構成は、一対の電極間に発光性の物質を含む層を挟んだものである。この素
子に電圧を印加することにより、発光性の物質からの発光が得られる。
上述の発光素子は自発光型であるため、これを用いた発光装置は、視認性に優れ、バック
ライトが不要であり、消費電力が少ない等の利点を有する。さらに、薄型軽量に作製でき
、応答速度が高いなどの利点も有する。
例えば、上述の発光素子をアクティブマトリクス型の発光装置に適用する場合、発光を制
御するトランジスタ等が形成された基板上に発光素子を形成することがあるが、このよう
に、発光素子からの発光をトランジスタ等が形成された基板を通して外部へ取り出す構造
(ボトムエミッション構造)では、配線やトランジスタ等によって、開口率が低くなって
しまうという問題があった。
この問題を解決するため、素子基板とは反対側から光を取り出す構造(トップエミッショ
ン構造)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。トップエミッション構造を用い
ることにより、開口率を向上させることが可能であり、光の取り出し効率を増大させるこ
とができ、消費電力や高精細化では有利となる。
また、発光装置においては、赤色、緑色、あるいは青色を有する光を発光する発光素子を
マトリクス状に配置するカラー化方式と、白色光を発光する発光素子を用いて有色層(所
謂カラーフィルタ)によるカラー化方式とがある。カラーフィルタによるカラー化方式を
採用した場合、各色の混色の防止、またはコントラスト向上のため、遮光膜であるブラッ
クマトリクス(BM)が設けられる。
しかし、発光装置に設けられる発光素子からの光は、ブラックマトリククス(BM)に一
部吸収され、光の取り出し効率が減少する。光の取り出し効率を増大させるためには、電
力が必要になり、消費電力が大きくなるといった問題があった。
この問題を解決するため、太陽電池を搭載し消費電力が少ない表示装置が提案されている
(例えば、特許文献2、及び特許文献3)。
特開2001−043980号公報 特開平11−295725号公報 特開2008−164851号公報
特許文献2、及び特許文献3においては、表示装置とは別に太陽電池を配置し、表示装置
に設けられたバックライトの光を当該太陽電池に入射させ、当該太陽電池に入射した光に
よって電気を生成する。当該生成された電気を表示装置にフィードバックすることにより
、表示装置の消費電力を少なくする技術が示されている。しかし、表示装置と別に太陽電
池を形成する必要があり、工程が複雑になることで、歩留まりが低いといった問題があっ
た。また、太陽電池で生成される電力よりも、バックライト自身の消費電力が大きいため
、バックライトの光を効率よく回収できない。
上記問題に鑑み、本明細書等において開示する発明の一態様は、発光装置からの光(光エ
ネルギー)を効率よく電力に変換し、再利用することで消費電力が少ない光エネルギー再
利用型の発光装置を提供することを課題の一つとする。
また、上記問題に鑑み、本明細書等において開示する発明の一態様は、歩留まりが高い光
エネルギー再利用型の発光装置を提供することを課題の一つとする。
本明細書等において開示する発明の一態様では、発光装置の遮光膜を光電変換素子に置き
換えることにより、光を電力に変換する。すなわち、従来遮光膜領域では、光が射出され
なかったのに対し、開示される発明では、射出されない光を光電変換素子により電力に変
換し、再利用することができる。従って、消費電力が少ない発光装置を実現できる。より
詳細には、次の通りである。
本発明の一態様は、第1の電極と、第2の電極と、第1の電極と第2の電極に挟持された
有機EL層からなる発光素子が設けられた第1の基板と、発光素子と対向して設けられ、
該発光素子の放射光のうち特定波長帯域の光に対して透過性を示す有色層と、発光素子の
放射光を遮光するように有色層の周辺部を囲んで設けられた光電変換素子と、が設けられ
た第2の基板と、を有し、発光素子の放射光が第2の基板側から射出されることを特徴と
する発光装置である。
また、本発明の一態様は、第1の電極と、第2の電極と、第1の電極と第2の電極に挟持
された有機EL層からなる発光素子が設けられた第1の基板と、発光素子と対向して設け
られ、該発光素子の放射光のうち特定波長帯域の光に対して透過性を示す有色層と、発光
素子の放射光を遮光するように有色層の周辺部を囲んで設けられた光電変換素子と、が設
けられた第2の基板と、発光素子に電力を供給する発光制御回路と、光電変換素子の起電
力を充電する蓄電部と、を有し、発光素子の放射光が第2の基板側から射出されることを
特徴とする発光装置である。
上記構成において、第1の電極は、アルミニウム、アルミニウムを含む合金、銀の中から
選ばれる材料により構成されてもよい。第1の電極をアルミニウム、アルミニウムを含む
合金、銀の中から選ばれる材料により形成することで、有機EL層からの光を効率よく発
光させることができる。
また、上記構成において、光電変換素子は、pin接合を有したアモルファスシリコン、
またはpin接合を有した単結晶半導体により構成されてもよい。
また、本発明の一態様は、上記構成を有する発光装置を用いた電子機器、または照明装置
である。
なお、本明細書等において、発光装置には、画像表示デバイスや、発光デバイス、光源、
照明等が含まれる。また、発光装置は、発光素子が形成されたパネルにコネクタ(FPC
:Flexible printed circuit)等を取り付けたモジュールをも
含むものとする。
また、本明細書等において、光電変換素子には、太陽電池を含むものとし、有色層はカラ
ーフィルタを含むものとする。
なお、本明細書等において「上」や「下」の用語は、構成要素の位置関係が「直上」また
は「直下」であることを限定するものではない。例えば、「ゲート絶縁層上のゲート電極
」の表現であれば、ゲート絶縁層とゲート電極との間に他の構成要素を含むものを除外し
ない。
また、本明細書等において「電極」や「配線」の用語は、これらの構成要素を機能的に限
定するものではない。例えば、「電極」は「配線」の一部として用いられることがあり、
その逆もまた同様である。さらに、「電極」や「配線」の用語は、複数の「電極」や「配
線」が一体となって形成されている場合をなどをも含む。
また、「ソース」や「ドレイン」の機能は、極性の異なるトランジスタを採用する場合や
、回路動作において電流の方向が変化する場合などには入れ替わることがある。このため
、本明細書においては、「ソース」や「ドレイン」の用語は、入れ替えて用いることがで
きるものとする。
発光装置からの光を効率よく電力に変換し、再利用することで消費電力が少ない光エネル
ギー再利用型の発光装置を提供することができる。
また、このような発光装置を用いることにより、環境に対する負荷を低減させることがで
きる。
また、歩留まりが高い光エネルギー再利用型の発光装置を提供することができる。
発光装置を説明する図。 発光装置の作製方法を説明する図。 発光装置を説明するブロック図。 発光素子の例を説明する図。 発光装置を説明する図。 発光装置を説明する図。 発光装置を用いた電子機器を説明する図。 発光装置を用いた照明装置を説明する図。
以下、実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下に示す実
施の形態の記載内容に限定されず、本明細書などにおいて開示する発明の趣旨から逸脱す
ることなく形態および詳細を様々に変更し得ることは当業者にとって自明である。また、
異なる実施の形態に係る構成は、適宜組み合わせて実施することが可能である。なお、以
下に説明する発明の構成において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符
号を用い、その繰り返しの説明は省略する。
なお、図面などにおいて示す各構成の、位置、大きさ、範囲などは、理解の簡単のため、
実際の位置、大きさ、範囲などを表していない場合がある。このため、開示する発明は、
必ずしも、図面などに開示された位置、大きさ、範囲などに限定されない。
なお、本明細書等における「第1」、「第2」、「第3」などの序数は、構成要素の混同
を避けるために付すものであり、数的に限定するものではないことを付記する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、本発明の発光装置の一態様である表示装置について、図1(A)乃至
(C)を用いて説明する。
<表示装置>
図1(A)乃至(C)は発光装置の画素の一部分に相当する図面である。本実施の形態に
おいては、図1(A)乃至(C)に示した画素の一部分も発光装置とすることを付記する
図1(A)に示す発光装置は、図1(A)に矢印で示す方向に光を発する。すなわち、発
光素子120が形成された第1の基板101を介することなく、第2の基板151を介し
て発光する所謂上面射出構造(トップエミッション構造ともいう)の発光装置である。
図1(B)は、第1の基板101側の平面図であり、図1(C)は、第2の基板151側
の平面図である。図1(A)は、図1(B)、及び図1(C)におけるA1−A2の断面
図に相当する。なお、図1(B)、図1(C)の平面図においては、本発明の構成要素で
ある一部(例えば、発光素子120など)を図面の煩雑を避けるために、省略してある。
図1(A)に示すように、第1の基板101は、第1の基板101上に発光素子の駆動を
制御するトランジスタ130と、第1の電極114、有機EL層118、及び第2の電極
119からなる発光素子120と、を有し、第2の基板151は、第2の基板151上に
光電変換素子152と、カラーフィルタ154と、を有している。発光素子120からの
光は、第2の基板151側に射出され、カラーフィルタ154により、吸収、及び透過す
るのと同時に、光電変換素子152により吸収される。
光電変換素子152は、遮光機能(所謂ブラックマトリクス機能)を有している。本実施
の形態において、光電変換素子152は、第3の電極152a、p型半導体層152b、
i型半導体層(真性半導体層)152c、n型半導体層152d、及び第4の電極152
eが積層し形成する例を示す。光電変換素子152は、発光素子120の波長領域に合わ
せた吸収感度を持つ構造にすることにより、効率よく発光素子120からの光を電力に変
換できるため好ましい。
また、光電変換素子152の遮光膜としての機能は、第3の電極152a、p型半導体層
152b、i型半導体層152c、n型半導体層152d、及び第4の電極152eのい
ずれか一つが遮光機能を有していても良いし、各層を組み合わせて遮光機能を有しても良
い。
このように、発光素子120と光電変換素子152が近接して設けられることにより、発
光素子120と光電変換素子152の間に光が反射、または吸収する材料がほとんどない
。即ち、カラーフィルタ154に入射する光以外は全て光電変換素子152に入射する。
この効果は、本実施の形態に示すように、トップエミッション構造の有機EL素子と、遮
光機能を有する光電変換素子との複合化でしか得られない効果である。その結果、効率の
良い光エネルギーの回収が実現可能である。
なお、第1の基板101と第2の基板151の間にある空間160は、特に限定はなく、
透光性を有していれば良い。ただし、空間160は、屈折率が空気よりも大きい透明な材
料で充填した方が好ましい。屈折率が小さい場合、発光素子120から射出された斜め方
向の光が、空間160によりさらに屈折し、場合によっては隣接の画素から光が射出して
しまう。従って、空間160としては、例えば、第1の基板101と第2の基板151と
が、接着可能な屈折率が大きい透光性の接着剤を用いることができる。また、窒素やアル
ゴンなどの不活性な気体なども用いることができる。
また、発光素子の駆動を制御するトランジスタ130、及び発光素子120が形成された
第1の基板101と、光電変換素子152が形成された第2の基板151とは、異なる基
板で形成できる。すなわち、光電変換素子152を第2の基板151に直接形成すること
ができ、他の材料、及び工程による制限がないため、簡単な製造工程で作製することがで
きる。従って、トランジスタ130、及び発光素子120と、光電変換素子152を別々
の基板に形成することができるため、不良発生率が低く、高い歩留まりを実現できる。
続けて、図1(A)乃至(C)に示した発光装置の詳細な説明、及び作製方法の説明を行
う。
まず、発光素子の駆動を制御するトランジスタ130、及び発光素子120が形成された
第1の基板101の作製方法を以下に示す。
<第1の基板の作製方法>
絶縁表面を有する基板である第1の基板101上に、導電層を形成した後、フォトリソグ
ラフィ工程を行い、レジストマスクを形成し、エッチングにより不要な部分を除去してゲ
ート電極102を形成する。図1(A)のように、ゲート電極102の端部にテーパー形
状が形成されるようにエッチングすると、積層する膜の被覆性が向上するため好ましい。
第1の基板101に使用することができる基板に大きな制限はないが、少なくとも、後の
加熱処理に耐えうる程度の耐熱性を有していることが必要となる。第1の基板101には
ガラス基板を用いることができる。
ガラス基板としては、後の加熱処理の温度が高い場合には、歪み点が730℃以上のもの
を用いると良い。また、ガラス基板には、例えば、アルミノシリケートガラス、アルミノ
ホウケイ酸ガラス、バリウムホウケイ酸ガラスなどのガラス材料が用いられている。なお
、酸化ホウ素と比較して酸化バリウム(BaO)を多く含ませることで、より実用的な耐
熱ガラスが得られる。このため、BよりBaOを多く含むガラス基板を用いること
が好ましい。
なお、上記のガラス基板に代えて、セラミック基板、石英基板、サファイア基板などの絶
縁体でなる基板を用いても良い。他にも、結晶化ガラスなどを用いることができる。本実
施の形態で示す発光装置は、第2の基板151を介して発光を取り出す上面射出構造(ト
ップエミッション構造)であるので、第1の基板101としては、非透光性の金属基板等
の基板を用いることもできる。
下地膜となる絶縁膜を第1の基板101とゲート電極102との間に設けてもよい。下地
膜は、第1の基板101からの不純物元素の拡散を防止する機能があり、窒化シリコン膜
、酸化シリコン膜、窒化酸化シリコン膜、又は酸化窒化シリコン膜から選ばれた一又は複
数の膜による積層構造により形成することができる。
ゲート電極102の材料は、モリブデン、チタン、クロム、タンタル、タングステン、ア
ルミニウム、銅、ネオジム、スカンジウム等の金属材料又はこれらを主成分とする合金材
料を用いて、単層で又は積層して形成することができる。
次に、ゲート電極102上にゲート絶縁層104を形成する。ゲート絶縁層104は、プ
ラズマCVD法又はスパッタリング法等を用いて、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、酸
化窒化シリコン膜、窒化酸化シリコン膜、又は酸化アルミニウム膜を単層で又は積層して
形成することができる。例えば、成膜ガスとして、SiH、酸素、及び窒素を用いてプ
ラズマCVD法により酸化窒化シリコン膜を形成すればよい。
次に、半導体層を形成しフォトリソグラフィ工程、及びエッチング工程により島状の半導
体層106を形成する。
半導体層106の材料は、シリコン半導体や酸化物半導体を用いて形成することができる
。シリコン半導体としては、単結晶シリコンや多結晶シリコンなどがあり、酸化物半導体
としては、In−Ga−Zn−O系金属酸化物などを、適宜用いることができる。ただし
、半導体層106としては、In−Ga−Zn−O系金属酸化物である酸化物半導体を用
いて、オフ電流の低い半導体層とすることで、後に形成される発光素子のオフ時のリーク
電流が抑制できるため、好ましい。
次に、ゲート絶縁層104、及び半導体層106上に導電膜を形成し、フォトリソグラフ
ィ工程、及びエッチング工程によりソース電極及びドレイン電極108を形成する。
ソース電極及びドレイン電極108に用いる導電膜としては、例えば、Al、Cr、Cu
、Ta、Ti、Mo、Wから選ばれた元素を含む金属膜、または上述した元素を成分とす
る金属窒化物膜(窒化チタン膜、窒化モリブデン膜、窒化タングステン膜)等を用いるこ
とができる。また、Al、Cuなどの金属膜の下側又は上側の一方または双方にTi、M
o、Wなどの高融点金属膜またはそれらの金属窒化物膜(窒化チタン膜、窒化モリブデン
膜、窒化タングステン膜)を積層させた構成としても良い。また、ソース電極及びドレイ
ン電極108に用いる導電膜としては、導電性の金属酸化物で形成しても良い。導電性の
金属酸化物としては酸化インジウム(In)、酸化スズ(SnO)、酸化亜鉛(
ZnO)、酸化インジウム酸化スズ合金(In―SnO、ITOと略記する)、
酸化インジウム酸化亜鉛合金(In―ZnO)、またはこれらの金属酸化物材料に
酸化シリコンを含ませたものを用いることができる。
次に、半導体層106、及びソース電極及びドレイン電極108上に、絶縁層110を形
成する。絶縁層110としては、酸化シリコン膜、酸化窒化シリコン膜などの無機絶縁膜
を用いることができる。
次に、絶縁層110上に第2の絶縁層112を形成する。
第2の絶縁層112としては、トランジスタ起因の表面凹凸を低減するために平坦化機能
を有する絶縁膜を選択するのが好適である。例えば、ポリイミド、アクリル、ベンゾシク
ロブテン、等の有機材料を用いることができる。また上記有機材料の他に、低誘電率材料
(low−k材料)等を用いることができる。なお、これらの材料で形成される絶縁膜を
複数積層させることで、第2の絶縁層112を形成してもよい。
次に、フォトリソグラフィ工程、及びエッチング工程により、第2の絶縁層112、及び
絶縁層110にソース電極及びドレイン電極108に達する開口を形成する。開口方法は
、ドライエッチング、ウェットエッチングなど適宜選択すれば良い。
次に、第2の絶縁層112、ソース電極及びドレイン電極108上に導電膜を形成し、フ
ォトリソグラフィ工程、及びエッチング工程により、第1の電極114を形成する。
第1の電極114としては、有機EL層118(後に形成される)が発する光を効率よく
反射する材料が好ましい。なぜなら光の取り出し効率を向上できるためである。なお、第
1の電極114を積層構造としてもよい。例えば、発光物質を含む有機EL層118に接
する側に金属酸化物による導電膜、またはチタン等を薄く形成し、他方に反射率の高い金
属膜(アルミニウム、アルミニウムを含む合金、または銀など)を用いることができる。
このような構成とすることで、有機EL層118と反射率の高い金属膜(アルミニウム、
アルミニウムを含む合金、または銀など)との間に形成される絶縁膜の生成を抑制するこ
とができるので好適である。
次に、第1の電極114上に隔壁116を形成する。
隔壁116としては、有機絶縁材料、又は無機絶縁材料を用いて形成する。特に感光性の
樹脂材料を用い、第1の電極114上に開口部を形成し、その開口部の側壁が連続した曲
率を持って形成される傾斜面となるように形成することが好ましい。
次に、第1の電極114、及び隔壁116上に有機EL層118を形成する。有機EL層
118は、単数の層で構成されていても、複数の層が積層されるように構成されていても
どちらでも良いが、有機EL層118が発する光は白色であることが好ましく、赤、緑、
青のそれぞれの波長領域にピークを有する光が好ましい。
次に、有機EL層118上に第2の電極119を形成する。
なお、第1の電極114、または第2の電極119は、いずれか一方は発光素子120の
陽極として機能し、他方は発光素子120の陰極として機能する。陽極として機能する電
極には、仕事関数の大きな物質が好ましく、陰極として機能する電極には仕事関数の小さ
な物質が好ましい。
なお、本実施の形態においては、第1の電極114、有機EL層118、及び第2の電極
119を合わせて発光素子120としている。
以上の工程により、発光素子の駆動を制御するトランジスタ130、及び発光素子120
が設けられた第1の基板101が形成される。
次に、光電変換素子152、及びカラーフィルタ154が形成された第2の基板151の
作製方法について図2(A)、及び図2(B)を用いて説明を行う。
<第2の基板の作製方法>
まず、第2の基板151上に導電膜を形成し、フォトリソグラフィ工程、及びエッチング
工程を行い、第3の電極152aを形成する。(図2(A)参照)。
第3の電極152aとして、アルミニウム、銀等の反射率の高い金属により形成すること
ができる。ただし、これらの金属は、この後に形成するシリコン成分を含むp型半導体層
等と比較的容易に相互に反応し合金化する。これを防ぐ目的で、反射率の高い金属の上に
、バリアメタルとしてクロム、ニッケル、チタン等の金属や、酸化亜鉛等の金属酸化物を
薄く形成してもよい。また、反射率の高い金属の下に、第2の基板151との密着性を向
上させるためや、外光からの反射を低減するためにクロム、ニッケル、チタン等の金属を
形成した3層構造とすることが好適である。
第2の基板151と第3の電極152aとの間に下地膜を形成してもよい。下地膜は基板
151からの不純物元素の拡散を防止する機能があり、窒化シリコン膜、酸化シリコン膜
、窒化酸化シリコン膜、又は酸化窒化シリコン膜から選ばれた一又は複数の膜による積層
構造により形成することができる。
また、第2の基板151と第3の電極152aの間に、外光からの反射防止のため、顔料
を含んだ樹脂層などを形成しても良い。
次に、第3の電極152a上にp型半導体層152b、i型半導体層152c、n型半導
体層152dを順に積層するように形成する。
p型半導体層152b、i型半導体層152c、n型半導体層152dは、スパッタリン
グ法、LPCVD法、またはプラズマCVD法等により、非晶質半導体膜、多結晶半導体
膜、微結晶半導体膜などを用いて形成することができる。これらの作製方法を用いる場合
、p型半導体層152b、i型半導体層152c、n型半導体層152dは、その界面に
ゴミなどが付着するのを防ぐために、大気に曝さずに連続して形成することが望ましい。
または、SOI法で形成された単結晶半導体膜を、p型半導体層152b、i型半導体層
152c、n型半導体層152dとして用いても良い。単結晶半導体膜を用いる場合、ダ
イオード内において、キャリアの移動を阻害する要因となる結晶欠陥が少ないため、フォ
トダイオードの光電変換効率を高めることが出来る。ただし、第2の基板151は、透光
性を有する必要があるため、SOI法で形成された単結晶半導体膜を使用する場合におい
ては、透光性の基板に単結晶半導体膜を転載する必要がある。転載する際には、公知の技
術を適宜用いれば良い。
なお、SOI法で形成された単結晶半導体膜は、p型半導体層152b、i型半導体層(
真性半導体層)152c、n型半導体層152dのいずれか一つの層のみの構成でもよい
また、p型半導体層152b、i型半導体層152c、n型半導体層152dに用いられ
る半導体の材料として、シリコン、炭化シリコン、ゲルマニウム、シリコンゲルマニウム
などを用いることができる。
例えば、アモルファスシリコンを用いたp型半導体層152b、i型半導体層152c、
n型半導体層152dは、シラン、ジシランなどのシリコンを含む成膜ガスを、グロー放
電分解することにより形成することができる。
また、p型半導体層152bは、例えばp型を付与する不純物元素としてボロンを用いる
場合、ボロン、ジボラン、三フッ化ホウ素などを、成膜ガスに加えることで形成すること
ができる。n型半導体層152dは、例えばn型を付与する不純物元素として例えばリン
を用いる場合、ホスフィンなどを、成膜ガスに加えることで形成することができる。
なお、i型半導体層152cに用いられる半導体は、含まれるp型若しくはn型を付与す
る不純物が1×1020cm−3以下の濃度であり、暗伝導度に対して光伝導度が100
倍以上である半導体を指す。i型半導体層152cには、周期表第13族若しくは第15
族の不純物元素を有するものも、その範疇に含む。すなわち、i型半導体層152cは、
価電子制御を目的とした不純物元素を意図的に添加しないときに弱いn型の電気伝導性を
示し、p型を付与する不純物元素を、成膜時或いは成膜後に、意図的若しくは非意図的に
添加されたものをその範疇に含む。
また、炭化シリコンを有するアモルファスシリコンを用いたp型半導体層152b、i型
半導体層152c、n型半導体層152dは、炭素を含む気体とシリコンを含む気体とを
成膜ガスとして用い、該成膜ガスをグロー放電分解することにより形成することができる
。炭素を含む気体としては、メタン、エタンなどが挙げられる。シリコンを含む気体とし
ては、シラン、ジシランが挙げられる。シリコンを含む気体を、水素、水素及びヘリウム
で希釈して用いても良い。
また、シリコンを有する微結晶半導体を用いたp型半導体層152b、i型半導体層15
2c、n型半導体層152dは、シリコンを含む気体を水素で希釈したガスを用い、周波
数が数十MHz乃至数百MHzの高周波プラズマCVD法、または周波数が1GHz以上
のマイクロ波プラズマCVD法を用いることで形成できる。シリコンを含む気体は、シラ
ン、ジシランなどの水素化シリコン、フッ化シリコンまたは塩化シリコンを用いればよい
。また、水素に加え、ヘリウム、アルゴン、クリプトン、ネオンから選ばれた一種または
複数種の希ガスで希釈してもよい。
また、多結晶半導体を用いたp型半導体層152b、i型半導体層152c、n型半導体
層152dは、非晶質半導体または微結晶半導体を、レーザ結晶化法、熱結晶化法、また
はニッケルなどの結晶化を助長する触媒元素を用いた熱結晶化法等を単独で、或いは複数
組み合わせて実施することで、形成することができる。また、多結晶半導体を、スパッタ
リング法、プラズマCVD法、熱CVD法などを用いて、直接形成しても良い。
なお、本実施の形態では、p型半導体層152b、i型半導体層152c、n型半導体層
152dを順に積層することでpin接合を形成する場合を例示しているが、本発明はこ
の構成に限定されない。n型半導体層152d、i型半導体層152c、p型半導体層1
52bの順に積層しても良い。
次に、フォトリソグラフィ工程を行い、レジストマスクを形成し、エッチングにより不要
な部分を除去する。p型半導体層152b、i型半導体層152c、n型半導体層152
dのエッチングはドライエッチング、またはウェットエッチングで行うことができる。
ドライエッチングで行う場合、エッチングガスには、塩素、塩化硼素、塩化シリコンまた
は四塩化炭素などの塩素系ガス、四フッ化炭素、フッ化硫黄またはフッ化窒素などのフッ
素系ガス、酸素などを適宜用いることができる。また、ドライエッチングは、例えば、反
応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)法、IC
P(Inductively Coupled Plasma)エッチング法、ECR(
Electron Cyclotron Resonance)エッチング法、平行平板
型(容量結合型)エッチング法、マグネトロンプラズマエッチング法、2周波プラズマエ
ッチング法またはヘリコン波プラズマエッチング法等を用いれば良い。
また、ウェットエッチングを用いる場合、エッチング液には、水酸化テトラメチルアンモ
ニウム(tetramethylammonium hydroxide、略称:TMA
H)溶液を用いることができる。
次に、n型半導体層152d上に導電膜を形成し、フォトリソグラフィ工程、及びエッチ
ング工程を行い、第4の電極152eを形成する。
第4の電極152eとしては、可視光を透過する導電膜を用いる。可視光を透過する導電
膜としては、例えば酸化タングステンを含むインジウム酸化物、酸化タングステンを含む
インジウム亜鉛酸化物、酸化チタンを含むインジウム酸化物、酸化チタンを含むインジウ
ム錫酸化物、インジウム錫酸化物(以下、ITOと示す。)、インジウム亜鉛酸化物、酸
化ケイ素を添加したインジウム錫酸化物などを挙げることができる。また、光を透過する
程度(好ましくは、5nm〜30nm程度)の金属薄膜を用いることもできる。例えば2
0nmの膜厚を有するアルミニウム膜を第4の電極152eとして用いることができる。
以上の工程により光電変換素子152を形成することができる。なお、本実施の形態にお
いては、光電変換素子152として、pin接合を有したフォトダイオードを例示したが
、これに限定されず、光電変換機能を有していれば良い。
次に、第2の基板151、及び光電変換素子152上にカラーフィルタ154を形成する
(図2(B)参照)。
カラーフィルタ154については、赤色(R)のカラーフィルタ、緑色(G)のカラーフ
ィルタ、青色(B)のカラーフィルタなどを用いることができる。各カラーフィルタは、
公知の材料を用いて、印刷法、インクジェット法、フォトリソグラフィ技術を用いたエッ
チング方法などでそれぞれ所望の位置に形成する。
ここでは、RGBの3色を用いた方法について説明したが、特に限定されず、RGBY(
黄色)の4色を用いた構成、RGBYから選ばれた何れか一つを用いた単色の構成でもよ
い。
以上の工程により、光電変換素子152と、カラーフィルタ154と、が形成された第2
の基板151を形成することができる。
また、本実施の形態においては、光電変換素子152を形成した後に、カラーフィルタ1
54を形成する方法について例示したが、これに限定されない。カラーフィルタ154を
形成した後に、光電変換素子152を形成しても良い。ただし、本実施の形態のように、
光電変換素子152を形成した後に、カラーフィルタ154を形成する方が好適である。
なぜなら、カラーフィルタ154は有機樹脂等により形成されるため、カラーフィルタ1
54を先に形成した場合には、該有機樹脂等の耐熱性を考慮して、光電変換素子152を
形成する必要があるためである。
よって、本発明のように、発光素子の駆動を制御するトランジスタ130、及び発光素子
120が形成されていない、第2の基板151に、遮光機能を有する光電変換素子152
を形成することにより、他の材料、及び工程による制限(例えば、トランジスタ形成工程
での高温加熱処理等の制限)が無いため、簡単な工程により作製することができる。
また、第2の基板151に光電変換素子152が形成されているため、第1の基板101
に設けられた発光素子120内の有機EL層118からの光を当該光電変換素子152に
より吸収し、電力に変換することが可能である。
以上のように、発光装置からの光を効率よく電力に変換し、再利用することで消費電力が
少ない光エネルギー再利用型の発光装置を実現できる。
また、従来まで遮光膜であるブラックマトリクス(BM)に、入射した光は、熱(熱エネ
ルギー)に変換されてしまっていた。熱が発生すると発光素子が発熱し、発光装置の信頼
性に問題が生じてしまう。しかしながら、開示する本発明では、光電変換素子に入射した
光は電力に変換される。これにより、熱の発生が抑制される。すなわち、発光素子への発
熱も抑制され、発光装置の信頼性の向上が同時に実現できる。
また、遮光膜であるブラックマトリクス(BM)は、画素を分割するため、表示装置には
必須なものであったが、上記のように従来は熱源にもなっていた。開示する本発明は、こ
のように表示装置において、必ず生じてしまう無駄なエネルギーを回収するシステムであ
る。
また、トランジスタ、及び発光素子が形成された基板と、光電変換素子とを別々の基板に
形成するため、不良発生率が低く、歩留まりが高い。すなわち、歩留まりが高い光エネル
ギー再利用型の発光装置を実現できる。
本実施の形態は、他の実施の形態に記載した構成と適宜組み合わせて実施することが可能
である。
(実施の形態2)
本実施の形態においては、本発明の発光装置の一態様である表示装置について、図3を用
いて説明を行う。
図3は、表示装置1000、及び周辺回路等のブロック図を示しており、遮光機能を有す
る光電変換素子1010、表示部1020、電力制御回路1030、蓄電部1040によ
り構成されている。なお、電力制御回路1030は、コンバータ1002、コンバータ1
003、及びスイッチSW1乃至SW3を有する構造について例示している。また、発光
制御回路1050は、コンバータ1003と、SW3、及び蓄電部1040を有する構造
について例示している。なお、表示部1020は、発光素子、及び発光素子を駆動させる
トランジスタを含む構成である。
まず、発光素子からの光が光電変換素子1010により吸収され、電力に変換され発電さ
れる場合の動作について説明する。
光電変換素子1010で発電した電力は、蓄電部1040を充電するための電圧となるよ
うにコンバータ1002で昇圧または降圧がなされる。そして、表示部1020の動作に
光電変換素子1010からの電力が用いられる際にはスイッチSW1をオンにし、コンバ
ータ1003で表示部1020に必要な電圧に昇圧または降圧をすることとなる。また、
表示部1020での表示を行わない際には、SW1をオフにし、SW2をオンにして蓄電
部1040の充電を行う構成とすればよい。
また、光電変換素子1010からの電力のみで表示部1020に必要な電力が得られない
場合には、SW1、及びSW3をオンにして光電変換素子1010からの電力と、蓄電部
1040からの電力を合わせて用いることもできる。
次に、光電変換素子1010により発電されない場合、すなわち発光素子が未発光時の動
作について説明する。
光電変換素子1010からの電力が与えられないため、予め蓄電部1040に蓄えられて
いた電力を使用するために、発光制御回路1050が機能する。すなわち、蓄電部104
0に蓄電された電力は、スイッチSW3をオンにすることでコンバータ1003により昇
圧または降圧がなされる。そして、表示部1020の動作に蓄電部1040からの電力が
用いられることとなる。
なお、蓄電部1040としては、特に限定は無いが、リチウムイオン電池を用いると、小
型化を図れる等の利点があるため好適である。
以上のように、発光装置の一形態である表示装置からの光を効率よく電力に変換し、再利
用することで消費電力が少ない光エネルギー再利用型の発光装置を実現できる。また、発
光素子からの光を電力に変換し、蓄電部を充電することができる。
本実施の形態は、他の実施の形態に記載した構成と適宜組み合わせて実施することが可能
である。
(実施の形態3)
本実施の形態においては、実施の形態1で示した第1の電極114、有機EL層118、
及び第2の電極119からなる発光素子120の詳細について図4(A)、及び図4(B
)を用いて説明を行う。
<発光素子の構成>
図4(A)に示す発光素子120は、一対の電極(第1の電極114、第2の電極119
)間に発光領域を含む有機EL層118が挟まれた構造を有する。なお、以下の本実施の
形態の説明においては、例として、第1の電極114を陽極として用い、第2の電極11
9を陰極として用いるものとする。
また、有機EL層118は、少なくとも発光層を含んで形成されていればよく、発光層以
外の機能層を含む積層構造であっても良い。発光層以外の機能層としては、正孔注入性の
高い物質、正孔輸送性の高い物質、電子輸送性の高い物質、電子注入性の高い物質、バイ
ポーラ性(電子及び正孔の輸送性の高い物質)の物質等を含む層を用いることができる。
具体的には、正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層、電子注入層等の機能層を適宜組み合
わせて用いることができる。
図4(A)に示す発光素子120は、第1の電極114と第2の電極119との間に生じ
た電位差により電流が流れ、有機EL層118において正孔と電子とが再結合し、発光す
るものである。つまり有機EL層118に発光領域が形成されるような構成となっている
本発明においては、発光は、第2の電極119側から外部に取り出させる。従って、第2
の電極119は透光性を有する物質で成る。また、第2の電極119側から外部に発光を
効率良く取り出すために、第1の電極114は反射性の高い物質で形成するのが好ましい
なお、有機EL層118は図4(B)のように第1の電極114と第2の電極119との
間に複数積層されていても良い。n(nは2以上の自然数)層の積層構造を有する場合に
は、m(mは自然数、mは1以上n−1以下)番目の有機EL層と、(m+1)番目の有
機EL層との間には、それぞれ電荷発生層118aを設けることが好ましい。
電荷発生層118aは、有機化合物と金属酸化物の複合材料、金属酸化物、有機化合物と
アルカリ金属、アルカリ土類金属、またはこれらの化合物との複合材料の他、これらを適
宜組み合わせて形成することができる。有機化合物と金属酸化物の複合材料としては、例
えば、有機化合物とVやMoOやWO等の金属酸化物を含む。有機化合物とし
ては、芳香族アミン化合物、カルバゾール誘導体、芳香族炭化水素、高分子化合物(オリ
ゴマー、デンドリマー、ポリマー等)など、種々の化合物を用いることができる。なお、
有機化合物としては、正孔輸送性有機化合物として正孔移動度が10−6cm/Vs以
上であるものを適用することが好ましい。但し、電子よりも正孔の輸送性の高い物質であ
れば、これら以外のものを用いてもよい。なお、電荷発生層118aに用いるこれらの材
料は、キャリア注入性、キャリア輸送性に優れているため、発光素子120の低電流駆動
、および低電圧駆動を実現することができる。
なお、電荷発生層118aは、有機化合物と金属酸化物の複合材料と他の材料とを組み合
わせて形成してもよい。例えば、有機化合物と金属酸化物の複合材料を含む層と、電子供
与性物質の中から選ばれた一の化合物と電子輸送性の高い化合物とを含む層とを組み合わ
せて形成してもよい。また、有機化合物と金属酸化物の複合材料を含む層と、透明導電膜
とを組み合わせて形成してもよい。
このような構成を有する発光素子120は、エネルギーの移動や消光などの問題が起こり
難く、材料の選択の幅が広がることで高い発光効率と長い寿命とを併せ持つ発光素子とす
ることが容易である。また、一方の発光層で燐光発光、他方で蛍光発光を得ることも容易
である。
なお、電荷発生層118aとは、第1の電極114と第2の電極119に電圧を印加した
ときに、電荷発生層118aに接して形成される一方の有機EL層118に対して正孔を
注入する機能を有し、他方の有機EL層118に電子を注入する機能を有する。
図4(B)に示す発光素子120は、有機EL層に用いる発光物質の種類を変えることに
より様々な発光色を得ることができる。また、発光物質として発光色の異なる複数の発光
物質を用いることにより、ブロードなスペクトルの発光や白色発光を得ることもできる。
図4(B)に示す発光素子120を用いて、白色発光を得る場合、複数の有機EL層の組
み合わせとしては、赤、青及び緑色の光を含んで白色に発光する構成であればよく、例え
ば、青色の蛍光材料を発光物質として含む第1の有機EL層と、緑色と赤色の燐光材料を
発光物質として含む第2の有機EL層を有する構成が挙げられる。また、赤色の発光を示
す第1の有機EL層と、緑色の発光を示す第2の有機EL層と、青色の発光を示す第3の
有機EL層とを有する構成とすることもできる。または、補色の関係にある光を発する有
機EL層を有する構成であっても白色発光が得られる。有機EL層が2層積層された積層
型素子において、第1の有機EL層から得られる発光の発光色と第2の有機EL層から得
られる発光の発光色を補色の関係にする場合、補色の関係としては、青色と黄色、あるい
は青緑色と赤色などが挙げられる。
なお、上述した積層型素子の構成において、積層される有機EL層の間に電荷発生層を配
置することにより、電流密度を低く保ったまま、高輝度領域での長寿命素子を実現するこ
とができる。また、電極材料の抵抗による電圧降下を小さくできるので、大面積での均一
発光が可能となる。
また、本実施の形態で示す発光素子120では、トップエミッション構造の採用により、
発光効率が高められた発光素子とすることができる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、発光装置の一形態である表示装置(表示パネル、または発光パネルと
もいう)の外観及び断面について、図5を用いて説明する。図5(A)は、第1の基板上
に形成された発光素子駆動用トランジスタ及び発光素子と、第2の基板上に形成された遮
光機能を有する光電変換素子、及びカラーフィルタと、をシール材によって封止したパネ
ルの平面図であり、図5(B)は、図5(A)のB1−B2における断面図に相当する。
また、図5(C)は、図5(A)のC1−C2における断面図に相当する。
第1の基板4501上に設けられた画素部4502、信号線駆動回路4503a、信号線
駆動回路4503b、及び走査線駆動回路4504a、走査線駆動回路4504bを囲む
ようにして、シール材4505が設けられている。また画素部4502、信号線駆動回路
4503a、信号線駆動回路4503b、及び走査線駆動回路4504a、走査線駆動回
路4504bの上に第2の基板4506が設けられている。
なお、第2の基板4506上には、光電変換素子4521、及びカラーフィルタ4522
が設けられている。光電変換素子4521、及びカラーフィルタ4522については、実
施の形態1で示した光電変換素子152、及びカラーフィルタ154と同様な手法により
形成することができる。
このような構造とすることで、画素部4502、信号線駆動回路4503a、信号線駆動
回路4503b、及び走査線駆動回路4504a、走査線駆動回路4504bは、第1の
基板4501とシール材4505と第2の基板4506とによって、充填材4507と共
に密封されている。このように外気に曝されないように脱ガスの少ない保護フィルム(貼
り合わせフィルム、紫外線硬化樹脂フィルム等)やカバー材でパッケージング(封入)す
ることにより、気密性が高くなり好ましい。
また、第1の基板4501上に設けられた画素部4502、信号線駆動回路4503a、
信号線駆動回路4503b、及び走査線駆動回路4504a、走査線駆動回路4504b
は、薄膜トランジスタを複数有しており、図5(B)では、画素部4502に含まれるト
ランジスタ4510と、信号線駆動回路4503aに含まれるトランジスタ4509とを
例示している。
トランジスタ4509、及びトランジスタ4510は、実施の形態1で示したトランジス
タ130と同様な手法により形成することができる。
また、発光素子4511が有する第1の電極4514は、トランジスタ4510のソース
電極またはドレイン電極と電気的に接続されている。なお、発光素子4511の構成は、
第1の電極4514、有機EL層4512、第2の電極4513の積層構造である。発光
素子4511の構成としては、実施の形態3で示した素子構造を適用することができる。
隔壁4520は、有機樹脂膜、無機絶縁膜または有機ポリシロキサンを用いて形成する。
特に感光性の材料を用い、第1の電極4514上に開口部を形成し、その開口部の側壁が
連続した曲率を持って形成される傾斜面となるように形成することが好ましい。
有機EL層4512は、単数の層で構成されていても、複数の層が積層されるように構成
されていてもどちらでも良い。
発光素子4511に酸素、水素、水分、二酸化炭素等が侵入しないように、第2の電極4
513及び隔壁4520上に保護膜を形成してもよい。保護膜としては、窒化シリコン膜
、窒化酸化シリコン膜等を形成することができる。
また、信号線駆動回路4503a、信号線駆動回路4503b、走査線駆動回路4504
a、走査線駆動回路4504b、または画素部4502に与えられる各種信号及び電位は
、FPC4518から供給されている。
接続端子電極4517が、発光素子4511が有する第1の電極4514と同じ導電膜か
ら形成され、端子電極4516は、トランジスタ4509、及びトランジスタ4510が
有するソース電極及びドレイン電極と同じ導電膜から形成されている。
接続端子電極4517は、FPC4518が有する端子と、異方性導電膜4519を介し
て電気的に接続されている。
発光素子4511からの光は、第2の基板4506側から射出される。そのため、第2の
基板4506は、透光性を持たせる必要があり、例えば、ガラス板、プラスチック板、ポ
リエステルフィルムまたはアクリルフィルムのような材料を用いる。
また、充填材4507としては窒素やアルゴンなどの不活性な気体の他に、紫外線硬化樹
脂または熱硬化樹脂を用いることができ、PVC(ポリビニルクロライド)、アクリル、
ポリイミド、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、PVB(ポリビニルブチラル)またはEV
A(エチレンビニルアセテート)を用いることができる。例えば充填材として窒素を用い
ればよい。
また、必要であれば、第2の基板4506に偏光板、又は円偏光板(楕円偏光板を含む)
、位相差板(λ/4板、λ/2板)などの光学フィルムを適宜設けてもよい。また、偏光
板又は円偏光板に反射防止膜を設けてもよい。例えば、表面の凹凸により反射光を拡散し
、映り込みを低減できるアンチグレア処理を施すことができる。
信号線駆動回路4503a、信号線駆動回路4503b、及び走査線駆動回路4504a
、走査線駆動回路4504bは、別途用意された基板上に単結晶半導体膜又は多結晶半導
体膜によって形成された駆動回路で実装されていてもよい。また、信号線駆動回路のみ、
又は一部、又は走査線駆動回路のみ、又は一部のみを別途形成して実装しても良く、図5
の構成に限定されない。
次に、図5(C)について、説明を行う。図5(C)は光電変換素子4521と、接続端
子部4523において、FPC4518が有する端子と、導電層4530a、及び導電層
4530bを介して電気的に接続されている。
導電層4530a、及び導電層4530bは、導電性を有していればよく、例えば、銀ペ
ースト、銅ペースト、カーボンペースト等の導電性接着剤、または、導電性ビーズを含有
した樹脂、または半田接合等の方法を用いて接続端子部4523と接続されれば良い。
なお、光電変換素子4521が有する第3の電極4521aは、接続端子部4523bと
電気的に接続されており、発光素子4511が有する第1の電極4514と同じ導電膜か
ら形成されている接続端子電極4517bと、トランジスタ4510が有するソース電極
及びドレイン電極と同じ導電膜から形成された端子電極4516bを介して電極4515
bと電気的に接続されている。
また、光電変換素子4521が有する第4の電極4521bは、接続端子部4523aと
電気的に接続されており、発光素子4511が有する第1の電極4514と同じ導電膜か
ら形成されている接続端子電極4517aと、トランジスタ4510が有するソース電極
及びドレイン電極と同じ導電膜から形成された端子電極4516aを介して電極4515
aと電気的に接続されている。
本実施の形態においては、光電変換素子4521からの電力は、FPC4518から取り
出す構造を例示しているが、これに限定されない。第3の電極4521aと、第4の電極
4521bにそれぞれ電極を繋げ、電力を取り出す構造とすれば良く、別途外部に蓄電部
等を実装しても良く、図5の構成に限定されない。
以上のように、発光装置の一形態である表示装置からの光を効率よく電力に変換し、再利
用することで消費電力が少ない光エネルギー再利用型の発光装置を実現できる。また、光
電変換素子と発光素子の一つである有機EL層が近接して設けられているため、有機EL
層からの光を効率よく当該光電変換素子により吸収することができる。
本実施の形態は、他の実施の形態に記載した構成と適宜組み合わせて実施することが可能
である。
(実施の形態5)
本実施の形態においては、発光装置の概観及び断面について、図6を用いて説明する。図
6(A)は、第1の基板上に形成された有機EL層を含む発光素子と、第2の基板に形成
された遮光機能を有する光電変換素子、及びカラーフィルタと、を充填材によって封止さ
れた発光装置の断面図であり、図6(B)は発光装置の斜視図を示す。なお、図6(A)
は、図6(B)のD1−D2線における断面図に相当する。
本実施の形態においては、第1の基板上にトランジスタが形成されない構成である。すな
わち、第1の基板上には、第1の電極、有機EL層、及び第2の電極からなる発光素子で
構成されている。
図6(A)に示した発光装置について、以下詳細に説明する。
図6に示す発光装置は外部電源(図示していない)から電力を与えることで、発光素子1
20が発光し、照明装置として使用することができる。なお、本実施の形態においては、
光電変換素子152は、直線状に構成された所謂ストライプ構造であるが、これに限定さ
れない。例えば、光電変換素子152が、直線、または曲線を組み合わせ、形状を持たせ
ることによって、照明装置の非発光エリアに形状を持たせることが可能となる。このよう
な構成とすることで、照明装置に絵画のような特徴を持たせることもできる。
図6(A)に示すように、第1の基板101上には、第1の電極114、有機EL層11
8、及び第2の電極119からなる発光素子120が形成されており、第2の基板151
上には、第3の電極152a、p型半導体層152b、i型半導体層152c、n型半導
体層152d、及び第4の電極152eからなる光電変換素子152が形成されている。
また、第1の基板101と、第2の基板151は、充填材280により、密封されている
図6(A)に示す発光装置は、図6(A)に矢印で示す方向に発光するトップエミッショ
ン構造であり、有機EL層118の光は、カラーフィルタ154により、吸収、及び透過
するのと同時に光電変換素子152により吸収される。
充填材280としては窒素やアルゴンなどの不活性な気体の他に、紫外線硬化樹脂または
熱硬化樹脂を用いることができ、PVC(ポリビニルクロライド)、アクリル、ポリイミ
ド、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、PVB(ポリビニルブチラル)またはEVA(エチ
レンビニルアセテート)を用いることができる。例えば充填材として窒素を用いればよい
このように、発光素子120と光電変換素子152が近接して設けられることにより、発
光素子120と光電変換素子152の間に光が反射、または吸収する材料がほとんどない
。即ち、カラーフィルタ154に入射する光以外は全て光電変換素子152に入射する。
なお、図6(B)に示す筐体290は、図6(A)に示す発光装置を収納することができ
、照明装置として、用いることができる。
以上のように、発光装置の光を効率よく電力に変換し、再利用することで消費電力が少な
い光エネルギー再利用型の発光装置を実現できる。
また、本発明は、発光装置の一つとして照明装置にも適用することができ、消費電力が少
ない光エネルギー再利用型の発光装置を実現できる。
本実施の形態は、他の実施の形態に記載した構成と適宜組み合わせて実施することが可能
である。
(実施の形態6)
本実施の形態では、実施の形態1、実施の形態2、または実施の形態4に示す発光装置を
含む電子機器について説明する。
実施の形態1、実施の形態2、または実施の形態4に示した発光装置を有する電子機器の
一例として、ビデオカメラ、デジタルビデオカメラ等のカメラ、ゴーグル型ディスプレイ
、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、オーディオコンポ等)、コ
ンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話、携帯型ゲー
ム機または電子書籍等)、記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはDigital
Versatile Disc(DVD)等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうる
表示装置を備えた装置)などが挙げられる。これらの電子機器の具体例を図7に示す。
図7(A)はテレビ装置であり、筐体9101、支持台9102、表示部9103、スピ
ーカー部9104、ビデオ入力端子9105等を含む。このテレビ装置は、表示部910
3は、実施の形態1、実施の形態2、または実施の形態4に示した発光装置を用いること
によって作製される。光エネルギー再利用型の発光装置を搭載したテレビ装置は、表示部
9103の光を再利用することが可能であるため、消費電力が少ないテレビ装置を提供す
ることができる。
図7(B)はコンピュータであり、本体9201、筐体9202、表示部9203、キー
ボード9204、外部接続ポート9205、ポインティングデバイス9206等を含む。
このコンピュータは、表示部9203に実施の形態1、実施の形態2、または実施の形態
4に示した発光装置を用いることによって作製される。光エネルギー再利用型の発光装置
を搭載したコンピュータは、表示部9203の光を再利用することが可能であるため、消
費電力が少ないコンピュータを提供することができる。また、携帯可能なコンピュータで
ある場合には、消費電力が少ないため長時間使用することができる。
図7(C)は携帯電話であり、本体9401、筐体9402、表示部9403、音声入力
部9404、音声出力部9405、操作キー9406、外部接続ポート9407、アンテ
ナ9408等を含む。この携帯電話は、表示部9403が実施の形態1、実施の形態2、
または実施の形態4に示した発光装置を用いることによって作製される。光エネルギー再
利用型の発光装置を搭載した携帯電話は、表示部9403の光を再利用することが可能で
あるため、消費電力が少ない携帯電話を提供することができる。また、消費電力が少ない
携帯電話とすることによって、長時間使用することができる。
図7(D)はデジタルビデオカメラであり、本体9501、表示部9502、筐体950
3、外部接続ポート9504、リモコン受信部9505、受像部9506、バッテリー9
507、音声入力部9508、操作キー9509、接眼部9510等を含む。このデジタ
ルビデオカメラは、表示部9502は、実施の形態1、実施の形態2、または実施の形態
4に示した発光装置を用いることによって作製される。光エネルギー再利用型の発光装置
を搭載したデジタルビデオカメラは、表示部9502の光を再利用することが可能である
ため、消費電力が少ないデジタルビデオカメラを提供することができる。
以上のように、実施の形態1、実施の形態2、または実施の形態4に示した発光装置の適
用範囲は極めて広く、この発光装置をあらゆる分野の電子機器に適用することが可能であ
る。
本実施の形態は、他の実施の形態に記載した構成と適宜組み合わせて実施することが可能
である。
(実施の形態7)
本実施の形態では、実施の形態5に示す発光装置について説明する。
図8(A)は、本発明の一態様の発光装置を電気スタンドとして用いた例である。電気ス
タンドは、筐体1201と、照明部1203とを有している。そして、照明部1203と
して、本発明の一態様の発光装置が用いられている。
図8(B)は、本発明の一態様の発光装置を、室内用照明装置として用いた例である。室
内用照明装置は、筐体1204と、照明部1206とを有している。そして、照明部12
06として、本発明の発光装置が用いられている。
以上のように、本発明の一態様の発光装置を、照明装置として用いることで、光エネルギ
ーを再利用することが可能であるため、消費電力が少なく、環境に対する負荷を低減した
照明装置を提供することができる。
本実施の形態は、他の実施の形態に記載した構成と適宜組み合わせて実施することが可能
である。
101 基板
102 ゲート電極
104 ゲート絶縁層
106 半導体層
108 ドレイン電極
110 絶縁層
112 絶縁層
114 電極
116 隔壁
118 有機EL層
119 電極
120 発光素子
130 トランジスタ
151 基板
152 光電変換素子
154 カラーフィルタ
160 空間
280 充填材
290 筐体
1000 表示装置
1002 コンバータ
1003 コンバータ
1010 光電変換素子
1020 表示部
1030 電力制御回路
1040 蓄電部
1050 発光制御回路
1201 筐体
1203 照明部
1204 筐体
1206 照明部
118a 電荷発生層
152a 電極
152b p型半導体層
152c i型半導体層
152d n型半導体層
152e 電極
4501 基板
4502 画素部
4503a 信号線駆動回路
4503b 信号線駆動回路
4504a 走査線駆動回路
4504b 走査線駆動回路
4505 シール材
4506 基板
4507 充填材
4509 トランジスタ
4510 トランジスタ
4511 発光素子
4512 有機EL層
4513 電極
4514 電極
4515a 電極
4515b 電極
4516 端子電極
4516a 端子電極
4516b 端子電極
4517 接続端子電極
4517a 接続端子電極
4517b 接続端子電極
4518 FPC
4519 異方性導電膜
4520 隔壁
4521 光電変換素子
4521a 電極
4521b 電極
4522 カラーフィルタ
4523 接続端子部
4523a 接続端子部
4523b 接続端子部
4530a 導電層
4530b 導電層
9101 筐体
9102 支持台
9103 表示部
9104 スピーカー部
9105 ビデオ入力端子
9201 本体
9202 筐体
9203 表示部
9204 キーボード
9205 外部接続ポート
9206 ポインティングデバイス
9401 本体
9402 筐体
9403 表示部
9404 音声入力部
9405 音声出力部
9406 操作キー
9407 外部接続ポート
9408 アンテナ
9501 本体
9502 表示部
9503 筐体
9504 外部接続ポート
9505 リモコン受信部
9506 受像部
9507 バッテリー
9508 音声入力部
9509 操作キー
9510 接眼部

Claims (5)

  1. 第1の電極と、第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極に挟持された有機エレクトロルミネッセンス層からなる発光素子が設けられた第1の基板と、
    前記発光素子と対向して設けられ、該発光素子の放射光のうち特定波長帯域の光に対して透過性を示す有色層と、
    前記発光素子の放射光を遮光するように前記有色層の周辺部を囲んで設けられた光電変換素子と、が設けられた第2の基板と、を有し、
    前記発光素子の放射光が前記第2の基板側から射出されることを特徴とする発光装置。
  2. 第1の電極と、第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極に挟持された有機エレクトロルミネッセンス層からなる発光素子が設けられた第1の基板と、
    前記発光素子と対向して設けられ、該発光素子の放射光のうち特定波長帯域の光に対して透過性を示す有色層と、
    前記発光素子の放射光を遮光するように前記有色層の周辺部を囲んで設けられた光電変換素子と、が設けられた第2の基板と、
    前記発光素子に電力を供給する発光制御回路と、
    前記光電変換素子の起電力を充電する蓄電部と、を有し、
    前記発光素子の放射光が前記第2の基板側から射出されることを特徴とする発光装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記第1の電極は、アルミニウム、アルミニウムを含む合金、銀の中から選ばれる材料であることを特徴とする発光装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
    前記光電変換素子は、pin接合を有したアモルファスシリコンであることを特徴とする発光装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    前記光電変換素子は、pin接合を有した単結晶半導体であることを特徴とする発光装置。
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