JP2020094341A - 住宅 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室を最上階の離れに設けて非日常的な空間とでき、浴室に隣接した洗面室で脱衣された衣服を洗濯してから干すまでの動線の効率化を図ることができる住宅の提供。【解決手段】住宅の二階は、居室5と洗濯機が設けられる空間6とを有する第一最上階部2と、洗面室25と浴室26とを有する第二最上階部3と、第一最上階部2と第二最上階部3との間を行き来可能とする通路部4とを有している。第一最上階部2では、空間6が居室5と行き来可能に隣接して配置され、最も奥側の第二最上階部3では、浴室25が洗面室26と行き来可能に隣接して配置される。通路部4において居室5と洗面室25との間を行き来可能とする部分を覆うようにして、天井部が設けられる。居室5、洗面室25および通路部4のそれぞれの床面が面一とされていると共に、居室5、洗面室25および天井部のそれぞれの天井面が面一とされている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数階建ての住宅に関するものであり、特に、最上階に設けられた二つの独立した空間を行き来する際に一旦屋外に出ることになる住宅に関するものである。
本件出願人は、先に、下記特許文献1に開示された2階建て住宅を提案している。この2階建て住宅は、2階建て母屋と2階建て離れとからなり、2階建て母屋の2階層と2階建て離れの2階層との間にバルコニーが設けられている。従って、下記特許文献1に記載の2階建て住宅では、母屋の2階層と離れの2階層との間の往来は、バルコニーを介して短時間で行うことができる。
特開平10−102795号公報
しかしながら、単に母屋と離れとが設けられた住宅ではなく、浴室が非日常的な空間となるように、浴室が最上階の離れに設けられた住宅が望まれている。通常、浴室に隣接して洗面室が設けられ、その洗面室で脱衣が行われる。脱衣された衣服は、洗面室に設置された洗濯機で洗濯された後、バルコニーなどで屋外干しされる。
洗面室に洗濯機が設置されていると、せっかくの非日常的な雰囲気が台無しになってしまう。そこで、洗面室以外の場所に洗濯機を設置することが考えられるが、洗濯機の設置場所によっては、脱衣された衣服が洗濯機で洗濯された後にバルコニーで屋外干しされる際の動線が複雑かつ長くなり、日常生活に不便をきたすことになる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、浴室を最上階の離れに設けて非日常的な空間とできると共に、浴室に隣接した洗面室で脱衣された衣服を洗濯してから干すまでの動線の効率化を図ることができる住宅を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る住宅は、複数階建ての住宅であって、前記住宅の最上階は、居室と、前記居室と行き来可能に隣接して配置されて洗濯機が設けられる空間とを有する第一最上階部と、洗面室と、前記洗面室と行き来可能に隣接して配置される浴室とを有し、前記住宅の奥行方向において最も奥側に前記第一最上階部と間隔をあけて配置される第二最上階部と、前記第一最上階部と前記第二最上階部との間を行き来可能とする通路部とを有し、前記通路部の内、前記居室と前記洗面室との間を行き来可能とする部分を覆う天井部が設けられ、前記居室の床面、前記洗面室の床面および前記通路部の床面が面一とされていると共に、前記居室の天井面、前記洗面室の天井面および前記天井部の天井面が面一とされていることを特徴とする。
また、本発明に係る住宅は、前記通路部の奥側の端部には、外部からの視線を遮蔽する遮蔽部が設けられていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る住宅は、前記住宅は、二階建てとされ、車庫の上方に前記第二最上階部が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る住宅によれば、最上階において、洗濯機が設けられる空間が居室に隣接して配置される第一最上階部と、浴室が洗面室に隣接して配置される第二最上階部とが、間隔をあけて配置される。これにより、離れに浴室が設けられたようにすることができ、浴室を非日常的な空間とすることができる。しかも、第一最上階部と第二最上階部との間を行き来可能とする通路部の内、居室と洗面室との間を行き来可能とする部分を覆う天井部が設けられている。この際、居室の床面、洗面室の床面および通路部の床面が面一とされていると共に、居室の天井面、洗面室の天井面および天井部の天井面が面一とされている。従って、第二最上階部の浴室と第一最上階部の洗濯機が設けられる空間との間の動線を短くすることができ、屋根部に対応する部分の通路部が物干しとされることで、洗濯した衣服を物干しへ運ぶ際の動線を短くすることができる。ここで、第二最上階部が住宅の最も奥側に配置されるので、屋根部に対応する部分の通路部が住宅の手前側の道路から見え難くすることができる。従って、風呂上がりの状態で通路部を通過する様子や、干された洗濯物を通行人から見え難くすることができる。
また、本発明に係る住宅によれば、通路部の奥側に外部からの視線を遮蔽する遮蔽部が設けられているので、屋根部に対応する部分の通路部が住宅の奥側の外部からも見え難くすることができる。
さらに、本発明に係る住宅によれば、二階建ての住宅の車庫の上方に第二最上階部が設けられている。従って、第二最上階部は、第一最上階部とは独立した状態とされると共に、第一最上階部の下方に配置される一階部分とは完全に独立した状態とされ、離れであることをより強調することができる。
本発明の住宅の二階の構成を示す間取り図である。 図1の住宅の二階の主要部を示す概略斜視図であり、住宅の奥行方向手前側から見た状態を示している。 図1の住宅の一階の構成を示す間取り図である。
以下、本発明の住宅の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1から図3は、本発明の住宅の一実施例を示す概略図であり、図1は二階の間取り図、図2は二階の主要部を住宅の奥行方向手前側から見た概略斜視図、図3は一階の間取り図である。本実施例の住宅1は、二階建てとされるが、これに限定されるものではなく、複数階建てであればよい。図1に示されるように、住宅1の最上階である二階は、周囲を囲む壁体を有する第一最上階部2と、周囲を囲む壁体を有して第一最上階部2と住宅1の間口方向において間隔をあけて配置される第二最上階部3と、第一最上階部2と第二最上階部3との間を行き来可能とする通路部4とを有している。
第一最上階部2は、住宅1の奥行方向を長手方向とする上面視略長方形状に形成されており、居室5と洗濯機が設けられる空間6とを有している。居室5は、住宅1の間口方向を長手方向とする上面視略長方形状に形成されており、住宅1の奥行方向において最も奥側に第一最上階部2内に配置される。居室5には、住宅1の奥行方向手前側に、居室5内へ開口する収納部7が設けられる。洗濯機が設けられる空間6は、上面視略矩形状に形成されており、居室5と行き来可能に隣接して配置される。本実施例では、空間6は、住宅1の奥行方向において居室5の手前側であって、住宅1の間口方向において居室5の一方側に寄せて配置される。空間6と居室5との間の壁部には、空間6と居室5とを互いに行き来可能とする出入口8が設けられ、この出入口8には開閉可能な扉9が設けられる。空間6には、住宅1の間口方向他方側に、空間6内へ開口する凹部10が形成されており、この凹部10内に洗濯機が収納される。
洗濯機が設けられる空間6に隣接して、居間11、食堂12および台所13を備えるLDK14が配置される。LDK14は、住宅1の奥行方向を長手方向とする上面視略長方形状に形成されており、住宅1の奥行方向において空間6の手前側に配置される。LDK14と空間6との間の壁部には、LDK14と空間6とを互いに行き来可能とする出入口15が設けられ、この出入口15には開閉可能な扉16が設けられる。LDK14には、住宅1の奥行方向奥側に、LDK14内へ開口する収納部17が設けられており、この収納部17の開口部に開閉可能に扉18が設けられる。また、LDK14には、住宅1の間口方向一方側に一階と二階とを接続する階段19が設けられる。なお、本実施例のLDK14では、住宅1の奥行方向手前側から順に、居間11、食堂12および台所13が配置され、それらが連続して配置されて一部屋に構成されている。
LDK14と居室5とは、住宅1の間口方向において第一最上階部2の他方側に配置される廊下20を介して互いに行き来可能とされる。LDK14と廊下20との間、および居室5と廊下20との間には、開閉可能な扉21,22がそれぞれ設けられる。この廊下20へ開口して、トイレ23が配置される。すなわち、トイレ23は、居室5、空間6およびLDK14で囲まれた箇所に配置される。トイレ23と廊下20との間には、廊下20から入室できるように、開閉可能な扉24が設けられる。
第二最上階部3は、住宅1の奥行方向を長手方向とする上面視略長方形状とされ、住宅1の奥行方向における長さおよび住宅1の間口方向における長さが第一最上階部2よりも小さく形成されている。第二最上階部3は、住宅1の二階に、住宅1の奥行方向において最も奥側に配置される。第二最上階部3は、洗面室25と浴室26とを有している。洗面室25は、上面視略四角形状に形成されており、住宅1の奥行方向において最も奥側に第二最上階部3内に配置される。前述したように空間6に洗濯機が設けられるので、洗面室25には、洗濯機を設置するための箇所が設けられていない。浴室26は、上面視略四角形状に形成されており、洗面室25と行き来可能に隣接して配置される。本実施例では、浴室26は、住宅1の奥行方向において洗面室25の手前側に配置される。浴室26と洗面室25との間の壁部には、浴室26と洗面室25とを互いに行き来可能とする出入口27が設けられ、この出入口27には開閉可能な扉28が設けられる。なお、図示例では、浴室26に隣接して、バルコニー29が設けられる。バルコニー29は、上面視略四角形状に形成されており、住宅1の奥行方向において浴室26の手前側に配置される。バルコニー29と浴室26との間の壁部には、窓30が設けられる。バルコニー29の手前側の端部には、手摺31が設けられる。
前述したように、第二最上階部3は、住宅1の二階の最も奥側に配置される。また、第二最上階部3は、奥行方向の長さが第一最上階部2よりも小さく形成されている。従って、住宅1の二階には、第一最上階部2が第二最上階部3よりも住宅1の奥行方向において手前側へ延出して、第一最上階部2と第二最上階部3とが配置される。この際、第一最上階部2の居室5と第二最上階部3の洗面室25とが、住宅1の間口方向において互いに対応して配置される。
通路部4は、住宅1の奥行方向を長手方向とする上面視略長方形状に形成されており、第一最上階部2と第二最上階部3との間の間隔に設けられる。通路部4の奥行方向手前側端部は、住宅1の奥行方向において第二最上階部3よりも手前側に配置されると共に、住宅1の奥行方向において第一最上階部2よりも奥側に配置される。通路部4と第一最上階部2の居室5との間の壁体には、互いに行き来可能とする出入口32が設けられ、この出入口32には開閉可能な扉33が設けられる。通路部4と第二最上階部3の洗面室25との間の壁体には、互いに行き来可能とする出入口34が設けられ、この出入口34には開閉可能な扉35が設けられる。
従って、第一最上階部2の居室5と第二最上階部3の洗面室25とは、通路部4を介して互いに行き来可能とされる。この部分には、通路部4の上方に天井部36が配置される。すなわち、第一最上階部2と第二最上階部3との間に配置される通路部4の内、居室5と洗面室25との間を行き来可能とする部分を覆うようにして、天井部36が設けられる。天井部36は、居室5および洗面室25に面する部分の通路の上方を覆うようにして配置される。この際、居室5の床面、洗面室25の床面、および通路部4の床面が面一とされていると共に、居室5の天井面、洗面室25の天井面および天井部36の天井面が面一とされている。
本実施例では、居室5と洗面室25とが行き来可能とされるだけでなく、第一最上階部2の廊下20と洗面室25とが通路部4を介して行き来可能とされると共に、第一最上階部2のLDK14と洗面室25とが通路部4を介して行き来可能とされる。具体的には、廊下20と通路部4との間の壁体には、互いに行き来可能とする出入口37が設けられ、この出入口37には開閉可能な扉38が設けられる。また、LDK14と通路部4との間の壁体には、互いに行き来可能とする出入口39が設けられ、この出入口39には開閉可能な扉40が設けられる。なお、居室5と通路部4との間、洗面室25と通路部4との間、廊下20と通路部4との間、およびLDK14と通路部4との間のそれぞれの壁体および扉33,35,38,40は、透明板から形成されている。
通路部4の奥側の端部には、外部からの視線を遮蔽する遮蔽部41が設けられる。本実施例では、通路部4には、住宅1の奥行方向奥側の端部に壁体が設けられており、この壁体が遮蔽部41とされる。遮蔽部41である壁体は、第一最上階部2の奥側の壁体、および第二最上階部3の奥側の壁体と連続して略面一に形成される。通路部4の手前側の端部、および通路部4の第二最上階部3よりも延出した部分の間口方向他方側には、上面視略L字形状の手摺42が連続して設けられる。
その他、住宅1の二階には、居室5の奥行方向奥側の壁体、洗面室25の奥行方向奥側の壁体、LDK14の間口方向一方側の壁体にそれぞれ、窓43,44,45が設けられる。また、第一最上階部2の通路部4よりも手前側へ延出した部分には、LDK14の間口方向他方側の壁体に、窓46が設けられる。さらに、第二最上階部3の間口方向他方側の壁体は、第二最上階部3よりも手前側へ延出して形成されており、この延出部の手前側の端部と通路部4の手前側の端部とを架け渡すように横壁体47が設けられる。横壁体47には、通路部4の手前側の端部に設けられる手摺42と連続して、手摺48が設けられる。
次に、本実施例の住宅1の一階について説明する。図3に示されるように、住宅1の一階は、周囲を囲む壁体を有し、車が駐車される車庫49が内部に設けられる。車庫49は、住宅1の奥行方向を長手方向とする上面視略長方形状に形成されており、住宅1の奥行方向において最も奥側に配置される。車庫49の手前側には、車の出入口50が開口しており、この出入口50に開閉可能な扉51が設けられる。車庫49の奥側の壁体には、車庫49の内外を行き来可能とする出入口52が設けられ、この出入口52には開閉可能な扉53が設けられる。なお、車庫49の奥側の壁体の一部および扉53は、透明板により形成される。
この車庫49の上方には、前述した第二最上階部3が設けられている。この際、第二最上階部3、通路部4、横壁体47および第二最上階部3の手前側へ延出した壁体部分により囲まれて形成される貫通穴54は、車庫49の手前側の敷地に対応される。図3に示されるように、車庫49の間口方向他方側の壁体は、車庫49よりも手前側へ延出しており、前述した第二最上階部3の手前側へ延出した壁体部分と連続して形成される。従って、住宅1の二階の貫通穴54は、車庫49の間口方向他方側の壁体の手前側へ延出した部分の内側において敷地に対応される。
車庫49に隣接して、上面視略矩形状の居室55が配置される。居室55は、住宅1の間口方向において車庫49の一方側に隣接して配置される。居室55は、車庫49と隣接する間口方向他方側部分が土間部56に形成され、それ以外の部分が床板部57から形成される。居室55と車庫49との間の壁部には、互いに行き来可能とする出入口58が設けられ、この出入口58には開閉可能な扉59が設けられる。本実施例の扉59は、透明板により形成される。居室55の奥側の壁体、および居室55の間口方向一方側の壁体には、窓60,61が設けられる。この居室55に隣接して、収納部62が配置される。収納部62は、上面視略四角形状に形成されており、住宅1の奥行方向において居室55の手前側に配置される。収納部62は、居室55の土間部56へ開口して配置され、その開口部に開閉可能に扉63が設けられる。
収納部62に隣接して、廊下64が配置される。廊下64は、住宅1の間口方向を長手方向とする上面視略長方形状に形成されており、住宅1の奥行方向において収納部62の手前側に配置される。この廊下64に開口して、トイレ65が設けられる。トイレ65は、住宅1の奥行方向において居室55の手前側であって、住宅1の間口方向において収納部62の一方側に配置される。トイレ65と廊下64との間には、廊下64から入室できるように、開閉可能な扉66が設けられる。また、廊下64には、住宅1の一階と二階とを接続する前述した階段19が接続される。なお、トイレ65の間口方向一方側の壁体、および廊下64の間口方向一方側の壁体にはそれぞれ、窓67,68が設けられる。
廊下64に隣接して、上面視略四角形状の収納部69が配置される。収納部69は、住宅1の奥行方向において廊下64の手前側に、廊下64へ開口して配置され、その開口部に開閉可能に扉70が設けられる。この収納部69に隣接して、上面視略四角形状の居室71が配置される。居室71は、住宅1の奥行方向において収納部69の手前側に配置される。居室71は、間口方向側の端部が土間部72に形成され、それ以外の部分が床板部73から形成される。居室71の間口方向一方側の壁体には、窓74が設けられる。居室71の間口方向他方側の壁体には、掃き出し窓75が設けられる。なお、居室71の間口方向他方側の壁体の一部および掃き出し窓75は、透明板により形成される。
手前側の居室71と奥側の居室55とは、住宅1の奥行方向を長手方向とする上面視略長方形状の玄関土間部76を介して互いに行き来可能とされる。手前側の居室71の土間部72と玄関土間部76との間、および奥側の居室55の土間部56と玄関土間部76との間にはそれぞれ、開閉可能な扉77,78が設けられる。また、玄関土間部76と廊下64とは、玄関土間部76の奥行方向中途部に廊下64の端部が接続されて、互いに行き来可能とされる。玄関土間部76と対応するようにして、住宅1の一階の壁体には、住宅1内外を行き来可能とする玄関扉79が開閉可能に設けられる。玄関扉79は、住宅1の間口方向において、前述した車庫49の手前側へ延出した壁体部分と対応して配置される。なお、本実施例の玄関扉79は、透明板から形成されている。
本実施例の住宅1の場合、浴室26を有する第二最上階部3は、居室5およびLDK14などを有する第一最上階部2と間隔をあけて配置される。従って、温泉旅館のように一旦屋外へ出てから浴室26へ行く構成とすることができ、浴室26を非日常的な空間とすることができる。しかも、本実施例では、浴室26に隣接する洗面室25に洗濯機が設けられないので、浴室26から洗濯機が見えることがなく、浴室26をより一層非日常的な空間とすることができる。
また、本実施例の住宅1の場合、間口方向において互いに対応して配置される居室5と洗面室25とが通路部4を介して行き来可能とされ、居室5に隣接して空間6が配置される。この際、居室5の床面、洗面室25の床面および通路部4の床面が面一とされると共に、居室5の天井面、洗面室25の天井面および天井部36の天井面が面一とされる。従って、洗面室25で脱衣された衣服類を洗濯機へ運ぶ際の動線を短くすることができる。また、本実施例の住宅1の場合、通路部4の上方に天井部36が設けられるので、そこで洗濯物を干すことができる。従って、洗面室25で脱衣された衣服類を洗濯してから干すまでの動線を短くすることができる。また、本実施例の住宅1の場合、通路部4に隣接して居室5が配置されるので、居室5で衣類を畳むことができる。
また、本実施例の住宅1の場合、住宅1の奥側において居室5と洗面室25とが通路部4を介して行き来可能とされる。従って、居室5と洗面室25との間で干された洗濯物は、住宅1の手前側の道路から見え難くすることができる。しかも、本実施例では、通路部4の奥側に遮蔽部41が設けられるので、干された洗濯物が住宅1の奥側の外部から見えなくすることができる。また、本実施例の住宅1の場合、図1および図2に示されるように、居室5と洗面室25との間の通路部4に椅子80を設け、風呂上がりにその椅子80に座って休憩したとしても、その休憩している姿を外部から見え難くすることができる。また、本実施例の住宅1の場合、車庫49の上方に浴室26を有する第二最上階部3が配置されるので、住宅1の母屋部分から第二最上階部3が完全に離れた状態とすることができ、第二最上階部3が離れであることをより感じさせることができる。
また、本実施例の住宅1の場合、居室5と通路部4との間の壁体および扉33、洗面室25と通路部4との間の壁体および扉35が透明とされるので、居室5内および洗面室25内へ十分に光を取り入れることができる。この際、居室5と洗面室25とが向かい合った状態で配置されるので、前述したように透明であっても、住宅1の外部から居室5内および洗面室25内を見えなくすることができる。また、本実施例の住宅1の場合、前述したように洗面室25に光を取り入れることで、浴室26内にも光を取り入れることができる。さらに、本実施例の住宅1の場合、住宅1の二階の貫通穴54が車庫49の手前側へ延出した壁体部分の内側に対応して配置される。従って、車庫49の手前側の敷地に貫通穴54を介して二階まで達する樹木を植えた場合、その樹木を浴室26から眺めることができる。
なお、本発明の住宅は、前記実施例の構成に限らず、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
本発明の住宅は、最上階に離れのような空間を有する複数階建ての住宅に好適に適用される。
1 住宅
2 第一最上階部
3 第二最上階部
4 通路部
5 居室
6 空間
25 洗面室
26 浴室
36 天井部
41 遮蔽部
49 車庫

Claims (3)

  1. 複数階建ての住宅であって、
    前記住宅の最上階は、
    居室と、前記居室と行き来可能に隣接して配置されて洗濯機が設けられる空間とを有する第一最上階部と、
    洗面室と、前記洗面室と行き来可能に隣接して配置される浴室とを有し、前記住宅の奥行方向において最も奥側に前記第一最上階部と間隔をあけて配置される第二最上階部と、
    前記第一最上階部と前記第二最上階部との間を行き来可能とする通路部とを有し、
    前記通路部の内、前記居室と前記洗面室との間を行き来可能とする部分を覆う天井部が設けられ、
    前記居室の床面、前記洗面室の床面および前記通路部の床面が面一とされていると共に、前記居室の天井面、前記洗面室の天井面および前記天井部の天井面が面一とされている
    ことを特徴とする住宅。
  2. 前記通路部の奥側の端部には、外部からの視線を遮蔽する遮蔽部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の住宅。
  3. 前記住宅は、二階建てとされ、
    車庫の上方に前記第二最上階部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の住宅。
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