JP2020080513A - 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム - Google Patents

車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020080513A
JP2020080513A JP2018213756A JP2018213756A JP2020080513A JP 2020080513 A JP2020080513 A JP 2020080513A JP 2018213756 A JP2018213756 A JP 2018213756A JP 2018213756 A JP2018213756 A JP 2018213756A JP 2020080513 A JP2020080513 A JP 2020080513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
parking
recording
unit
event
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018213756A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6683235B1 (ja
Inventor
田端 清史
Seishi Tabata
清史 田端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2018213756A priority Critical patent/JP6683235B1/ja
Priority to EP19884326.0A priority patent/EP3751846B1/en
Priority to PCT/JP2019/023080 priority patent/WO2020100331A1/ja
Priority to CN201980007300.3A priority patent/CN111557091B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP6683235B1 publication Critical patent/JP6683235B1/ja
Publication of JP2020080513A publication Critical patent/JP2020080513A/ja
Priority to US16/990,084 priority patent/US11354911B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C5/00Registering or indicating the working of vehicles
    • G07C5/08Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
    • G07C5/0841Registering performance data
    • G07C5/085Registering performance data using electronic data carriers
    • G07C5/0866Registering performance data using electronic data carriers the electronic data carrier being a digital video recorder in combination with video camera
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/56Context or environment of the image exterior to a vehicle by using sensors mounted on the vehicle
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/70Determining position or orientation of objects or cameras
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/40Scenes; Scene-specific elements in video content
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/02Mechanical actuation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/77Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30248Vehicle exterior or interior
    • G06T2207/30252Vehicle exterior; Vicinity of vehicle
    • G06T2207/30264Parking
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/40Scenes; Scene-specific elements in video content
    • G06V20/44Event detection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】車両の駐車中、適切に映像を記録すること。【解決手段】カメラ210が撮影した映像データを取得する映像データ取得部120と、車両に対するイベントを検出するイベント検出部127と、車両の駐車位置における駐車時間の傾向を判断する駐車傾向判断部130と、車両の駐車中にイベントを検出した場合、カメラ210が撮影した映像データを保存する駐車記録機能を制御する記録機能制御部123と、を備え、記録機能制御部123は、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所である場合、イベントが検出によりカメラ210の撮影を開始させ第一期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第一駐車記録を行い、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所ではない場合、駐車中にカメラ210を動作させ、イベントが検出によりイベント検出時を含む前後の第二期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第二駐車記録を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラムに関する。
車両の駐車中におけるイベントを記録する駐車記録機能を有する車両用記録装置がある。駐車記録機能において、車両用記録装置に内蔵されているバッテリまたは車両のバッテリから電力の供給を受けて、動作を行う技術が知られている。また、駐車記録機能において、イベント検出機能を駐車期間中に動作させ、イベント検出後に録画を開始することによって、消費電力を低減して、長時間の動作を可能にする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−055630号公報
車両用記録装置に内蔵されているバッテリまたは車両のバッテリから電力の供給を受ける場合、バッテリの残容量によって、動作可能な時間が制限される。また、イベント検出後に録画を開始する場合、イベント検出時とイベント検出前の映像データが撮影されない。これらにより、映像データから、イベント検出時の状況を適切に把握することが難しくなるおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車両の駐車中、適切に映像を記録することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車両用記録制御装置は、車両の周囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得部と、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、前記車両の駐車位置における駐車時間の傾向を判断する駐車傾向判断部と、前記車両の駐車中に、前記イベント検出部がイベントを検出した場合、前記撮影部が撮影した前記映像データを保存する駐車記録機能を制御する記録機能制御部と、を備え、前記記録機能制御部は、前記駐車傾向判断部の判断結果に基づいて、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所である場合、イベントが検出されることで前記撮影部の撮影を開始させ第一期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第一駐車記録を行い、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所ではない場合、駐車中に前記撮影部を動作させ、イベントが検出されることでイベント検出時を含む前後の第二期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第二駐車記録を行う、ことを特徴とする。
本発明に係る車両用記録装置は、上記の車両用記録制御装置および、車両の周囲を撮影する撮影部と、前記映像データを保存する記録部との少なくともいずれかを備えることを特徴とする。
本発明に係る車両用記録制御方法は、車両の周囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得ステップと、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、前記車両の駐車位置における駐車時間の傾向を判断する駐車傾向判断ステップと、前記車両の駐車中に、前記イベント検出ステップによってイベントを検出した場合、前記撮影部が撮影した前記映像データを保存する駐車記録機能を制御する記録機能制御ステップと、を含み、前記記録機能制御ステップは、前記駐車傾向判断ステップにおける判断結果に基づいて、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所である場合、イベントが検出されることで前記撮影部の撮影を開始させ第一期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第一駐車記録を行い、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所ではない場合、駐車中に前記撮影部を動作させ、イベントが検出されることでイベント検出時を含む前後の第二期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第二駐車記録を行う。
本発明に係るプログラムは、車両の周囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得ステップと、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、前記車両の駐車位置における駐車時間の傾向を判断する駐車傾向判断ステップと、前記車両の駐車中に、前記イベント検出ステップによってイベントを検出した場合、前記撮影部が撮影した前記映像データを保存する駐車記録機能を制御する記録機能制御ステップと、を含み、前記記録機能制御ステップは、前記駐車傾向判断ステップにおける判断結果に基づいて、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所である場合、イベントが検出されることで前記撮影部の撮影を開始させ第一期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第一駐車記録を行い、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所ではない場合、駐車中に前記撮影部を動作させ、イベントが検出されることでイベント検出時を含む前後の第二期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第二駐車記録を行う、ことを車両用記録制御装置として動作するコンピュータに実行させる。
本発明によれば、車両の駐車中、適切に映像を記録することができるという効果を奏する。
図1は、第一実施形態に係る車両用記録制御装置を有する車両用記録装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、第一実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図3は、第一実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図4は、第一実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、第二実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、第三実施形態に係る車両用記録制御装置を有する車両用記録装置の構成例を示すブロック図である。 図7は、第三実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係る車両用記録制御装置を有する車両用記録装置の構成例を示すブロック図である。車両用記録装置10は、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所である場合と、比較的長時間の駐車を行う場所ではない場合とで、異なる駐車記録機能を動作させる。
比較的長時間とは、車両のアクセサリ電源がOFFである状態で、内蔵バッテリまたは車両のバッテリによってループ記録を行う駐車記録機能を実行可能な時間より長い時間である。比較的長時間の駐車中における駐車記録を、ループ記録を行う駐車記録機能とした場合、記録途中で内蔵バッテリの容量が不足したり、車両のバッテリ容量が不足することで車両の走行に支障をきたす場合がある。比較的長時間とは、内蔵バッテリまたは外部バッテリの残容量に応じて設定されることが好ましい。比較的長時間とは、例えば、1時間以上である。
車両用記録装置10は、車両に載置されているものに加えて、可搬型で車両において利用可能な装置であってもよい。車両用記録装置10は、カメラ(撮影部)210と、記録部220と、操作部230と、表示部240と、加速度センサ250と、GPS(Global Positioning System)受信部260と、車両用記録制御装置100とを有する。
カメラ210は、車両の周囲を撮影するカメラである。本実施形態では、カメラ210は、360°の全天周を撮影可能なカメラとして説明するが、これに限定されず、一方向を向いた単数のカメラ、または、各方向をそれぞれ撮影する複数のカメラ群であってもよい。カメラ210は、例えば、車両の車室内前方に配置されている。カメラ210は、エンジンが始動してから停止するまでの間、つまり車両が動作している間は、映像を常時撮影する。本実施形態では、カメラ210は、車両のアクセサリ電源がONである間、映像を常時撮影する。本実施形態では、カメラ210は、アクセサリ電源がOFFであるとき、言い換えると、車両の駐車中、イベントが検出されると、例えば、数10秒程度の所定期間の映像を保存可能である。カメラ210は、撮影した映像データを車両用記録制御装置100の映像データ取得部120へ出力する。映像データは、例えば毎秒30フレームの画像から構成される動画像である。
記録部220は、車両用記録装置10におけるデータの一時記憶などに用いられる。記録部220は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、メモリカードなどの記録部である。または、図示しない通信装置を介して無線接続される外部記録部であってもよい。記録部220は、車両用記録制御装置100の記録機能制御部123から出力された制御信号に基づいて、ループ記録映像データまたはイベント記録データを記録する。
操作部230は、車両用記録装置10に対する各種操作を受付可能である。例えば、操作部230は、撮影した映像データを記録部220に手動で保存する操作を受付可能である。例えば、操作部230は、記録部220に記録したループ記録映像データまたはイベント記録データを再生する操作を受付可能である。例えば、操作部230は、記録部220に記録したイベント記録データを消去する操作を受付可能である。例えば、操作部230は、ループ記録を終了する操作を受付可能である。操作部230は、操作情報を車両用記録制御装置100の操作制御部125に出力する。
表示部240は、一例としては、車両用記録装置10に固有の表示装置、または、ナビゲーションシステムを含む他のシステムと共用した表示装置などである。表示部240は、カメラ210と一体に形成されていてもよい。表示部240は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro−Luminescence)ディスプレイなどを含むディスプレイである。本実施形態では、表示部240は、車両の運転者前方の、ダッシュボード、インストルメントパネル、センターコンソールなどに配置されている。表示部240は、車両用記録制御装置100の表示制御部126から出力された映像信号に基づいて、映像を表示する。表示部240は、カメラ210が撮影している映像、または、記録部220に記録された映像を表示する。
加速度センサ250は、車両の加速度を検出するセンサである。本実施形態では、加速度センサ250は、車両の速度変化の値として加速度を検出する。加速度センサ250は、検出結果を車両用記録制御装置100のイベント検出部127に出力する。加速度センサ250は、例えば3軸方向の加速度を検出するセンサである。3軸方向とは、車両の前後方向、左右方向、および上下方向である。
GPS受信部260は、図示しないGPS衛星から電波を受信する。GPS受信部260は、受信した電波の信号を車両用記録制御装置100の位置情報取得部128へ出力する。
車両用記録制御装置100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などで構成された演算処理装置(制御装置)である。車両用記録制御装置100は、記憶されているプログラムをメモリにロードして、プログラムに含まれる命令を実行する。車両用記録制御装置100には図示しない内部メモリが含まれ、内部メモリは車両用記録制御装置100におけるデータの一時記憶などに用いられる。車両用記録制御装置100は、バス110に接続された、映像データ取得部120と、バッファメモリ121と、映像データ処理部122と、記録機能制御部123と、再生制御部124と、操作制御部125と、表示制御部126と、イベント検出部127と、位置情報取得部128と、電源情報取得部129と、駐車傾向判断部130とを有する。
映像データ取得部120は、車両の周囲を撮影した映像データを取得する。より詳しくは、映像データ取得部120は、カメラ210が出力した映像データを取得する。
バッファメモリ121は、車両用記録制御装置100が備える内部メモリであり、映像データ取得部120が取得した一定時間分の映像データを、更新しながら一時的に記録するメモリである。
映像データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している映像データを、例えばH.264やMPEG−4(Moving Picture Experts Group)などの任意の方式のコーデックで符号化された、例えばMP4形式などの任意のファイル形式に変換する。映像データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している映像データから、一定時間分のファイルとした映像データを生成する。具体例として、映像データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している映像データを、記録順に60秒間の映像データをファイルとして生成する。映像データ処理部122は、生成した映像データを記録機能制御部123へ出力する。また、映像データ処理部122は、生成した映像データを表示制御部126へ出力する。ファイルとして生成される映像データの期間は、一例として60秒としたが、これには限定されない。ここで言う映像データとは、カメラ210が撮影した映像に加えて音声が含まれたデータであってもよい。
記録機能制御部123は、映像データ処理部122でファイル化された映像データを、記録部220に記録させる制御を行う。記録機能制御部123は、車両のアクセサリ電源がONであるときなど、ループ記録処理を実行する期間は、映像データ処理部122でファイル化された映像データを、上書き可能な映像データとして、記録部220に記録する。より詳しくは、記録機能制御部123は、アクセサリ電源がONであるときなど、ループ記録処理を実行する期間は、映像データ処理部122が生成した映像データを記録部220に記録し続け、記録部220の容量が一杯になった場合、最も古い映像データに新しい映像データを上書きして記録する。
さらに、記録機能制御部123は、イベント検出部127がイベントを検出した場合、映像データ処理部122が生成した映像データにおける所定の期間の映像データを、上書きが禁止されたイベント記録データとして記録部220に保存する。
記録機能制御部123が記録部220に保存するイベント記録データは、イベントが検出されてから撮影を開始する場合は、イベントが検出され撮影が開始されてから、例えば10秒以上、60秒以下程度の第一期間の映像データをイベント記録データとして保存する。記録機能制御部123が記録部220に保存するイベント記録データは、ループ記録処理が行われている期間においては、イベントが検出された時点の前後10秒以上、60秒以下程度の第二期間の映像データをイベント記録データとして保存する。
記録機能制御部123は、車両のアクセサリ電源がOFFであるとき、言い換えると、車両の駐車中に、車両の駐車位置における駐車時間の傾向に応じて、駐車記録機能を制御する。つまり、記録機能制御部123は、電源情報取得部129から車両のアクセサリ電源がOFFとなったことを示す信号を取得することで、車両が駐車したことを判断する。駐車記録機能とは、車両の駐車中にイベントを検出した場合、カメラ210が撮影した映像データを保存する機能である。
より詳しくは、記録機能制御部123は、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所である場合、イベントが検出されることでカメラ210の撮影を開始させイベント検出後の第一期間の撮影データを保存する第一駐車記録を行う。記録機能制御部123は、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所ではない場合、駐車中にカメラ210を動作させてループ記録を行い、イベントが検出されることでイベント検出時を含む前後の第二期間の撮影データを保存する第二駐車記録を行う。
本実施形態では、記録機能制御部123は、駐車傾向判断部130の駐車履歴参照部131が参照した駐車履歴情報に基づいて、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所であるか否かを判断する。例えば、記録機能制御部123は、駐車履歴情報に基づいて、車両の駐車位置における平均駐車時間が1時間以上である場合、比較的長時間の駐車を行う場所であると判断する。例えば、記録機能制御部123は、駐車履歴情報に基づいて、車両の駐車位置における平均駐車時間が、内蔵バッテリまたは車両のバッテリによってループ記録機能を実行することに支障のあるような時間より長い場合、比較的長時間の駐車を行う場所であると判断してもよい。
再生制御部124は、操作制御部125から出力された再生操作の制御信号に基づいて、記録部220に記録されたループ記録映像データまたはイベント記録データを再生するよう制御する。
操作制御部125は、操作部230が受け付けた操作の操作情報を取得する。例えば、操作制御部125は、映像データの手動保存操作を示す保存操作情報、再生操作を示す再生操作情報、または、映像データの消去操作を示す消去操作情報を取得して制御信号を出力する。例えば、操作制御部125は、ループ記録を終了する操作を示す終了操作情報を取得して制御信号を出力する。
表示制御部126は、表示部240における映像データの表示を制御する。表示制御部126は、映像データを表示部240に出力させる映像信号を出力する。より詳しくは、表示制御部126は、カメラ210が撮影している映像、または、記録部220に記録されたループ記録映像データまたはイベント記録データの再生によって表示する映像信号を出力する。
イベント検出部127は、加速度センサ250の検出結果に基づいて、車両に対するイベントを検出する。より詳しくは、イベント検出部127は、加速度センサ250が検出した加速度における閾値以上の加速度が検出されると、イベントとして検出する。駐車記録時のイベントを検出する閾値は、走行時にイベント検出を行う場合の閾値より小さい閾値を設定してもよい。例えば、走行時のイベント検出を行う加速度の閾値が例えば1G程度である場合、駐車記録時のイベント検出を行う加速度の閾値を0.3G程度としてもよい。
位置情報取得部128は、GPS受信部260が受信した電波に基づいて、車両の現在の位置情報を公知の方法によって算出する。
電源情報取得部129は、車両用記録装置10に供給される電力に基づいて、車両のアクセサリ電源がONであるか、OFFであるかの情報を取得する。電源情報取得部129は、取得結果を記録機能制御部123に出力する。
駐車傾向判断部130は、車両を駐車位置に駐車した際の駐車時間の傾向を判断する。駐車傾向判断部130は、駐車履歴参照部131を有する。
駐車履歴参照部131は、車両の駐車位置と駐車時間とを含む駐車履歴を示す駐車履歴情報を参照する。本実施形態では、駐車履歴参照部131は、ナビゲーションシステムから車両の駐車位置と駐車時間とを含む駐車履歴情報を取得する。より詳しくは、ナビゲーションシステムにおいて取得された、車両が停止したときの車両の位置情報が駐車位置である。また、車両が駐車位置に停止してから起動するまでの時間が駐車時間である。駐車履歴情報においては、車両の駐車位置として、車両が駐車した位置に対応する駐車場名を駐車履歴情報としてもよい。
次に、図2を用いて、車両用記録制御装置100における処理の流れについて説明する。図2は、第一実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。車両用記録制御装置100は、車両の動作中、位置情報取得部128によって、車両の現在の位置情報を取得する。車両の動作中とは、車両用記録装置10に車両のアクセサリ電源から電源が供給されている場合など、駐車状態ではない場合である。車両用記録制御装置100は、車両が停止すると、図2に示すフローチャートの処理を実行する。車両が停止するとは、シフトポジションが「パーキング」となったことやサイドブレーキが操作されたこと、例えば5秒以上の時間、速度がゼロとなったこと、エンジン停止などである。または、ユーザ操作など任意のトリガによって、車両が停止したと判断してもよい。
車両用記録制御装置100は、車両が駐車した位置が比較的長時間の駐車を行う駐車位置であるか否かを判定する(ステップS10)。より詳しくは、車両用記録制御装置100は、駐車傾向判断部130によって、駐車履歴参照部131が参照した車両の駐車履歴情報に基づいて、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所であるか否かを判断する。言い換えると、車両が駐車した位置が属する駐車場が、比較的長時間の駐車を行う目的で駐車する駐車場であるか否かを判断する。車両用記録制御装置100は、駐車傾向判断部130によって、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所であると判断した場合(ステップS10でYes)、ステップS11に進む。車両用記録制御装置100は、駐車傾向判断部130によって、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所ではないと判断した場合(ステップS10でNo)、ステップS13に進む。
車両用記録制御装置100は、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所であると判断した場合(ステップS10でYes)、車両のアクセサリ電源がOFFとなったか否かを判定する(ステップS11)。アクセサリ電源がOFFとなったと判定した場合(ステップS11でYes)、ステップS12に進む。車両用記録制御装置100は、アクセサリ電源がOFFではないと判定した場合(ステップS11でNo)、本処理を終了する。
車両用記録制御装置100は、車両のアクセサリ電源がOFFとなったことを検出した場合(ステップS11でYes)、記録機能制御部123によって、第一駐車記録を開始して(ステップS12)、本処理を終了する。
車両用記録制御装置100は、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所ではないと判断した場合(ステップS10でNo)、車両のアクセサリ電源がOFFとなったか否かを判定する(ステップS13)。車両用記録制御装置100は、アクセサリ電源がOFFとなったと判定した場合(ステップS13でYes)、ステップS14に進み、アクセサリ電源がOFFではないと判定した場合(ステップS13でNo)、本処理を終了する。
車両用記録制御装置100は、車両のアクセサリ電源がOFFとなったことを検出した場合(ステップS13でYes)、記録機能制御部123によって、第二駐車記録を開始して(ステップS14)、本処理を終了する。
図2に示した処理において、駐車記録機能が第一状態または第二状態とはならずに図2に示す処理を終了した場合は、車両が次に停止したとき、本処理を再度実行する。図2に示した処理において、駐車記録機能が第一状態または第二状態として開始された状態で図2に示す処理を終了した場合は、駐車を終了するまでステップS12またはステップS14の駐車記録機能を実行する。
次に、図3を用いて、図2に示すフローチャートのステップS12の処理のより詳しい流れの一例について説明する。図3は、第一実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。図3に示す処理は、駐車記録機能における第1駐車記録の処理を説明した図である。
図3の処理は、第1駐車記録の処理が開始することで開始される。車両用記録制御装置100は、記録機能制御部123によって、加速度センサ250の出力に基づくイベントの検出を開始し(ステップS100)、ステップS101に進む。
車両用記録制御装置100は、イベント検出部127による、加速度センサ250の検出結果に基づいて、イベントを検出したか否かを判定する(ステップS101)。より詳しくは、車両用記録制御装置100は、イベント検出部127によって、閾値以上の加速度が検出された場合、イベントを検出したと判定して(ステップS101でYes)、ステップS102に進む。車両用記録制御装置100は、イベント検出部127によって、閾値以上の加速度が検出されなかった場合、イベントを検出しないと判定して(ステップS101でNo)、ステップS105に進む。
車両用記録制御装置100は、記録機能制御部123によって、カメラ210による撮影を開始させ(ステップS102)、ステップS103に進む。
車両用記録制御装置100は、第一期間が経過したかを判定する(ステップS103)。車両用記録制御装置100は、第一期間が経過したと判定する場合(ステップS103でYes)、ステップS104に進む。車両用記録制御装置100は、第一期間が経過していないと判定する場合(ステップS103でNo)、ステップS103の処理を再度実行する。
車両用記録制御装置100は、記録機能制御部123によって、撮影された映像データをイベント記録データとして記録部220に保存させ(ステップS104)、ステップS105に進む。ステップS104で保存されるイベント記録データは、ステップS102で撮影を開始してからステップS103で第1期間が経過したと判定されステップS104で撮影が終了するまでの期間の映像データである。
車両用記録制御装置100は、駐車記録機能が終了したか否かを判断する(ステップS105)。駐車記録機能の終了とは、例えばアクセサリ電源がONとなったことや、操作部230の操作によって駐車記録機能が停止されたことなどで判断される。
ステップS105において、駐車記録機能が終了したと判断された場合(ステップS105でYes)、本処理を終了する。駐車記録機能が終了していないと判断された場合(ステップS105でNo)、ステップS101に戻る。
次に、図4を用いて、図2に示すフローチャートのステップS14の処理のより詳しい流れの他の例について説明する。図4は、第一実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。図4に示す処理は、駐車記録機能における第1駐車記録の処理を説明した図である。図4のステップS111、ステップS112の処理は、図3のステップS101、ステップS103と同様の処理を行う。
図4の処理は、第2駐車記録の処理が開始することで開始される。車両用記録制御装置100は、記録機能制御部123によってループ記録処理を開始するとともに、加速度センサ250の出力に基づくイベントの検出を開始し(ステップS110)、ステップS111に進む。
車両用記録制御装置100は、記録機能制御部123によって、イベント検出時を含む前後の第二期間の映像データをイベント記録データとして保存する(ステップS113)。より詳しくは、車両用記録制御装置100は、映像データ処理部122によって、イベント検出時を含む前後の第二期間を含む映像データをイベント記録データとして生成する。車両用記録制御装置100は、ステップS112において所定時間が経過したと判断されると、記録機能制御部123によって、映像データ処理部122が生成した、イベント検出時を含むイベント記録データを記録部220に保存させ、ステップS114に進む。
このように、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所である場合、イベントが検出されることでカメラ210の撮影を開始させ第一期間の撮影データを保存する第一駐車記録を行う。また、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所ではない場合、駐車中にカメラ210を動作させ、イベントが検出されることでイベント検出時を含む前後の第二期間の撮影データを保存する第二駐車記録を行う。
上述したように、本実施形態では、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所である場合、第一駐車記録を行う。このため、比較的長時間の駐車を行う駐車位置に駐車した場合は、駐車期間中、イベントの検出動作のみを行うので、第二駐車記録を行う場合に比べて、消費電力を低減でき、長時間、駐車記録機能を動作させることができる。
また、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所ではない場合、第二駐車記録を行う。このため、比較的長時間の駐車を行わない駐車位置に駐車した場合は、イベントが発生した場合、イベントの前後の映像をイベント記録データとして保存することができる。
このように、本実施形態によれば、車両の駐車位置における駐車時間の傾向に応じて、適切な駐車記録を行うことができる。
比較的長時間の駐車を行う駐車位置の例としては、大型のショッピングモールの駐車場、勤務先の駐車場、自宅の駐車場などである。比較的長時間の駐車を行わない駐車場の例としては、小型スーパーやコンビニエンスストアの駐車場などである。
[第二実施形態]
図5を参照しながら、本実施形態に係る車両用記録装置10について説明する。図5は、第二実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。車両用記録装置10は、基本的な構成は第一実施形態の車両用記録装置10と同様である。以下の説明においては、車両用記録装置10と同様の構成要素には、同一の符号または対応する符号を付し、その詳細な説明は省略する。車両用記録装置10は、駐車履歴参照部131と記録機能制御部123とにおける処理が第一実施形態と異なる。
駐車履歴参照部131は、車両の駐車位置が、定期的に比較的長時間の駐車を行っている駐車位置であるか否かを判断可能な駐車履歴情報を参照する。駐車履歴参照部131は、例えば、曜日ごと、日時ごと、時間帯ごとなどの時間情報に対応した駐車履歴情報を参照してもよい。
記録機能制御部123は、駐車履歴参照部131が参照した駐車履歴情報に基づいて、車両の駐車位置が定期的に比較的長時間の駐車を行う場所である場合、イベントが検出されることでカメラ210の撮影を開始させ第一期間の撮影データを保存する第一駐車記録を行う。
車両の駐車位置が定期的に比較的長時間の駐車を行う場所とは、例えば、自宅の駐車場、勤務先の駐車場、または、繰り返し利用する施設の駐車場である。このため、イベント検出時を含まないイベント検出後の第一期間の撮影データであっても、車両の周囲の状況を認識可能であると推測される。
さらに、記録機能制御部123は、駐車履歴参照部131が参照した、曜日ごと、日時ごと、時間帯ごと、などの時間情報に対応した駐車履歴情報に基づいて、車両の駐車位置が定期的に比較的長時間の駐車を行う場所であるを判断してもよい。曜日ごとに比較的長時間の駐車を行う駐車位置としては、例えば、月曜日から金曜日まで利用する勤務先の駐車場などである。日時ごとに比較的長時間の駐車を行う駐車位置としては、例えば、予め比較的長時間の駐車を行うことを予約した駐車場などである。時間帯ごとに比較的長時間の駐車を行う駐車位置としては、例えば、勤務先の駐車場に午前中に駐車した場合や、自宅の駐車場に夕刻以降に駐車した場合などである。駐車履歴参照部131は、車両の駐車位置が、定期的に比較的長時間の駐車を行っている駐車位置であるか否かの判断を、季節や気候の条件を用いて行ってもよい。
次に、図5を用いて、車両用記録制御装置100における処理の流れについて説明する。ステップS21ないしステップS24の処理は、図2に示すフローチャートのステップS11ないしステップS14と同様の処理を行う。
車両用記録制御装置100は、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を定期的に行う駐車位置であるか否かを判定する(ステップS20)。より詳しくは、車両用記録制御装置100は、記録機能制御部123によって、駐車履歴参照部131が参照した駐車履歴情報に基づいて、比較的長時間の駐車を定期的に行う駐車位置であると判断した場合(ステップS20でYes)、ステップS21に進む。車両用記録制御装置100は、記録機能制御部123によって、駐車履歴参照部131が参照した駐車履歴情報に基づいて、比較的長時間の駐車を定期的に行う駐車位置ではないと判断した場合(ステップS20でNo)、ステップS23に進む。
このように、車両の駐車位置が定期的に比較的長時間の駐車を行う場所である場合、イベントが検出されることでカメラ210の撮影を開始させ第一期間の撮影データを保存する第一駐車記録を行う。
上述したように、本実施形態は、車両の駐車位置が定期的に比較的長時間の駐車を行う場所である場合、第一駐車記録を行う。このように、本実施形態によれば、車両の駐車時、車両の駐車位置の駐車時間の傾向に応じて、適切な駐車記録を行うことができる。
[第三実施形態]
図6、図7を参照しながら、本実施形態に係る車両用記録装置10Aについて説明する。図6は、第三実施形態に係る車両用記録制御装置を有する車両用記録装置の構成例を示すブロック図である。図7は、第三実施形態に係る車両用記録制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。車両用記録装置10Aは、基本的な構成は第一実施形態の車両用記録装置10と同様である。車両用記録装置10Aは、駐車傾向判断部130Aが施設情報参照部131Aを有する点と、記録機能制御部123Aにおける処理とが第一実施形態と異なる。
施設情報参照部131Aは、車両の駐車位置に対応する施設情報を参照する。より詳しくは、施設情報参照部131Aは、車両の駐車位置に対応する施設情報を参照する。例えば、施設情報参照部131Aは、車両の駐車位置がコンビニエンスストアの駐車場であることを取得する。例えば、施設情報参照部131Aは、車両の駐車位置がショッピングモールのような複合商業施設の駐車場であることを取得する。
施設情報は、施設の面積、施設の種類のような、駐車時間の傾向を判断可能な情報を含んでもよい。
記録機能制御部123Aは、施設情報参照部131Aが参照した施設情報に基づいて、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う施設であるか否かを判断する。例えば、記録機能制御部123Aは、施設情報参照部131Aが参照した施設情報に基づいて、車両の駐車位置が大型店舗、複合商業施設、運動施設、または、空港である場合、比較的長時間の駐車を行う場所であると判断する。例えば、記録機能制御部123Aは、施設情報参照部131Aが参照した施設情報に基づいて、車両の駐車位置が小型店舗、公共施設、駅、または、高速道路上の休憩所である場合、比較的長時間の駐車を行う場所ではないと判断する。例えば、記録機能制御部123Aは、施設情報参照部131Aが参照した施設情報に基づいて、車両の駐車位置が広い面積を有する施設である場合、比較的長時間の駐車を行う場所であると判断する。
次に、図7を用いて、車両用記録制御装置100Aにおける処理の流れについて説明する。ステップS31ないしステップS34の処理は、図2に示すフローチャートのステップS11ないしステップS14と同様の処理を行う。
車両用記録制御装置100Aは、車両の駐車位置は、比較的長時間の駐車を行う施設であるか否かを判定する(ステップS30)。車両用記録制御装置100Aは、比較的長時間の駐車を行う施設であると判断した場合(ステップS30でYes)、ステップS31に進み、比較的長時間の駐車を行う施設ではないと判断した場合(ステップS30でNo)、ステップS33に進む。
このように、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う施設である場合、イベントが検出されることでカメラ210の撮影を開始させ第一期間の撮影データを保存する第一駐車記録を行う。また、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う施設ではない場合、駐車中にカメラ210を動作させ、イベントが検出されることでイベント検出時を含む前後の第二期間の撮影データを保存する第二駐車記録を行う。
上述したように、本実施形態は、車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う施設である場合、第一駐車記録を行う。このため、比較的長時間の駐車を行う施設の駐車場に駐車した場合は、長時間、駐車記録機能を動作させることができる。
これまで本発明に係る車両用記録装置10について説明したが、上述した実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。
図示した車両用記録装置10の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていなくてもよい。すなわち、各装置の具体的形態は、図示のものに限られず、各装置の処理負担や使用状況などに応じて、その全部または一部を任意の単位で機能的または物理的に分散または統合してもよい。
車両用記録装置10の構成は、例えば、ソフトウェアとして、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。上記実施形態では、これらのハードウェアまたはソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックとして説明した。すなわち、これらの機能ブロックについては、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、または、それらの組み合わせによって種々の形で実現できる。
上記した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものを含む。さらに、上記した構成は適宜組み合わせが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換または変更が可能である。
10 車両用記録装置
100 車両用記録制御装置
110 バス
120 映像データ取得部
121 バッファメモリ
122 映像データ処理部
123 記録機能制御部
124 再生制御部
125 操作制御部
126 表示制御部
127 イベント検出部
128 位置情報取得部
129 電源情報取得部
130 駐車傾向判断部
131 駐車履歴参照部
210 カメラ(撮影部)
220 記録部
230 操作部
240 表示部
250 加速度センサ
260 GPS受信部

Claims (8)

  1. 車両の周囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得部と、
    前記車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、
    前記車両の駐車位置における駐車時間の傾向を判断する駐車傾向判断部と、
    前記車両の駐車中に、前記イベント検出部がイベントを検出した場合、前記撮影部が撮影した前記映像データを保存する駐車記録機能を制御する記録機能制御部と、
    を備え、
    前記記録機能制御部は、前記駐車傾向判断部の判断結果に基づいて、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所である場合、イベントが検出されることで前記撮影部の撮影を開始させ第一期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第一駐車記録を行い、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所ではない場合、駐車中に前記撮影部を動作させ、イベントが検出されることでイベント検出時を含む前後の第二期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第二駐車記録を行う、
    ことを特徴とする車両用記録制御装置。
  2. 前記駐車傾向判断部は、前記車両の駐車位置と駐車時間とを含む駐車履歴を示す駐車履歴情報を参照する駐車履歴参照部、を有し、
    前記記録機能制御部は、前記駐車履歴参照部が参照した駐車履歴情報に基づいて、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所であるか否かを判断する、
    請求項1に記載の車両用記録制御装置。
  3. 前記記録機能制御部は、前記駐車履歴参照部が参照した駐車履歴情報に基づいて、前記車両の駐車位置が定期的に比較的長時間の駐車を行う場所である場合、前記第一駐車記録を行う、
    請求項2に記載の車両用記録制御装置。
  4. 前記駐車履歴参照部は、時間情報に対応した前記駐車履歴情報を参照し、
    前記記録機能制御部は、前記駐車履歴参照部が参照した、時間情報に対応した前記駐車履歴情報に基づいて、前記車両の駐車位置が定期的に比較的長時間の駐車を行う場所であるか否かを判断する、
    請求項3に記載の車両用記録制御装置。
  5. 前記駐車傾向判断部は、駐車場に対応する施設情報を参照する施設情報参照部、を有し、
    前記記録機能制御部は、前記施設情報参照部が参照した駐車場に対応する施設情報に基づいて、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所であるか否かを判断する、
    請求項1に記載の車両用記録制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用記録制御装置および、
    車両の周囲を撮影する撮影部と、前記映像データを保存する記録部との少なくともいずれかを備えることを特徴とする車両用記録装置。
  7. 車両の周囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得ステップと、
    前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、
    前記車両の駐車位置における駐車時間の傾向を判断する駐車傾向判断ステップと、
    前記車両の駐車中に、前記イベント検出ステップによってイベントを検出した場合、前記撮影部が撮影した前記映像データを保存する駐車記録機能を制御する記録機能制御ステップと、
    を含み、
    前記記録機能制御ステップは、前記駐車傾向判断ステップにおける判断結果に基づいて、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所である場合、イベントが検出されることで前記撮影部の撮影を開始させ第一期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第一駐車記録を行い、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所ではない場合、駐車中に前記撮影部を動作させ、イベントが検出されることでイベント検出時を含む前後の第二期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第二駐車記録を行う、
    車両用記録制御方法。
  8. 車両の周囲を撮影する撮影部が撮影した映像データを取得する映像データ取得ステップと、
    前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、
    前記車両の駐車位置における駐車時間の傾向を判断する駐車傾向判断ステップと、
    前記車両の駐車中に、前記イベント検出ステップによってイベントを検出した場合、前記撮影部が撮影した前記映像データを保存する駐車記録機能を制御する記録機能制御ステップと、
    を含み、
    前記記録機能制御ステップは、前記駐車傾向判断ステップにおける判断結果に基づいて、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所である場合、イベントが検出されることで前記撮影部の撮影を開始させ第一期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第一駐車記録を行い、前記車両の駐車位置が比較的長時間の駐車を行う場所ではない場合、駐車中に前記撮影部を動作させ、イベントが検出されることでイベント検出時を含む前後の第二期間の撮影データをイベント記録データとして保存する第二駐車記録を行う、
    ことを車両用記録制御装置として動作するコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2018213756A 2018-11-14 2018-11-14 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム Active JP6683235B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018213756A JP6683235B1 (ja) 2018-11-14 2018-11-14 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム
EP19884326.0A EP3751846B1 (en) 2018-11-14 2019-06-11 Recording control device for vehicle, recording device for vehicle, recording control method for vehicle, and program
PCT/JP2019/023080 WO2020100331A1 (ja) 2018-11-14 2019-06-11 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム
CN201980007300.3A CN111557091B (zh) 2018-11-14 2019-06-11 车辆用记录控制装置和方法、车辆用记录装置及存储介质
US16/990,084 US11354911B2 (en) 2018-11-14 2020-08-11 Vehicle recording control device, vehicle recording device, vehicle recording control method, and computer program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018213756A JP6683235B1 (ja) 2018-11-14 2018-11-14 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6683235B1 JP6683235B1 (ja) 2020-04-15
JP2020080513A true JP2020080513A (ja) 2020-05-28

Family

ID=70166562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018213756A Active JP6683235B1 (ja) 2018-11-14 2018-11-14 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11354911B2 (ja)
EP (1) EP3751846B1 (ja)
JP (1) JP6683235B1 (ja)
CN (1) CN111557091B (ja)
WO (1) WO2020100331A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116757803B (zh) * 2023-08-10 2024-01-19 浙江小遛信息科技有限公司 共享车辆的还车控制方法和服务器

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003067871A (ja) * 2001-08-27 2003-03-07 Omron Corp 車両管理装置、車両管理方法、車両管理プログラム、車両管理プログラムを記録した記録媒体、および監視システム
JP2003285720A (ja) * 2002-03-29 2003-10-07 Aioi Insurance Co Ltd 盗難防止支援装置及び盗難防止支援システム
JP2004122831A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Denso Corp 車両盗難防止装置
JP2010128610A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Fujitsu Ten Ltd ドライブレコーダ
WO2013111184A1 (ja) * 2012-01-25 2013-08-01 三菱電機株式会社 監視装置およびナビゲーション装置
JP2016100672A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 株式会社ユピテル 記録装置及びプログラム
JP2016139865A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 株式会社デンソー 車両の周辺画像送信装置及びセキュリティシステム
JP2017195755A (ja) * 2016-04-14 2017-10-26 株式会社ユピテル 装置、車載機器およびシステム

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4178154B2 (ja) * 2005-08-30 2008-11-12 松下電器産業株式会社 駐車位置探索支援装置、方法およびプログラム
JP4622806B2 (ja) * 2005-10-27 2011-02-02 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 駐車支援方法及び駐車支援装置
KR20110015744A (ko) * 2009-08-10 2011-02-17 주식회사 부성프리비아 차량용 블랙박스와 이를 이용한 블랙박스 전원 공급 시스템 및 차량 감시 시스템
US9491420B2 (en) * 2009-09-20 2016-11-08 Tibet MIMAR Vehicle security with accident notification and embedded driver analytics
JP2014026642A (ja) * 2012-06-19 2014-02-06 Seiko Epson Corp 駐車場システム
US20160152211A1 (en) * 2013-03-29 2016-06-02 Mobile Intelligent Alerts, Llc Information processing system, method, apparatus, computer readable medium, and computer readable program for information exchange in vehicles
KR102211496B1 (ko) * 2014-05-14 2021-02-03 주식회사 인텔리빅스 주차시 차량용 블랙박스의 이벤트 감지시스템 및 그 이벤트 감지방법
US9802571B2 (en) * 2014-10-01 2017-10-31 Conduent Business Services, Llc Method and system for vandalism and/or loitering detection using video
US20180215344A1 (en) * 2015-02-10 2018-08-02 Mobile Intelligent Alerts, Llc Information processing system, method, apparatus, computer readable medium, and computer readable program for information exchange in vehicles
US20160371983A1 (en) * 2015-06-22 2016-12-22 Garmin Switzerland Gmbh Parking assist system and method
JP6485296B2 (ja) * 2015-09-10 2019-03-20 株式会社デンソー 映像記録装置
JP2017138694A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 ソニー株式会社 映像処理装置及び映像処理方法
WO2018035403A1 (en) * 2016-08-18 2018-02-22 Allstate Insurance Company Generating and transmitting parking instructions for autonomous and non-autonomous vehicles
JP6693357B2 (ja) * 2016-09-13 2020-05-13 株式会社Jvcケンウッド 画像記録装置、画像記録方法およびプログラム
JP6779086B2 (ja) 2016-09-30 2020-11-04 株式会社カーメイト ドライブレコーダー
CN107958508A (zh) * 2016-10-18 2018-04-24 中兴通讯股份有限公司 一种车载记录装置和工作方法
CN108389398A (zh) * 2018-04-27 2018-08-10 希社(上海)智能交通科技有限公司 违法停车取证系统及方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003067871A (ja) * 2001-08-27 2003-03-07 Omron Corp 車両管理装置、車両管理方法、車両管理プログラム、車両管理プログラムを記録した記録媒体、および監視システム
JP2003285720A (ja) * 2002-03-29 2003-10-07 Aioi Insurance Co Ltd 盗難防止支援装置及び盗難防止支援システム
JP2004122831A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Denso Corp 車両盗難防止装置
JP2010128610A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Fujitsu Ten Ltd ドライブレコーダ
WO2013111184A1 (ja) * 2012-01-25 2013-08-01 三菱電機株式会社 監視装置およびナビゲーション装置
JP2016100672A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 株式会社ユピテル 記録装置及びプログラム
JP2016139865A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 株式会社デンソー 車両の周辺画像送信装置及びセキュリティシステム
JP2017195755A (ja) * 2016-04-14 2017-10-26 株式会社ユピテル 装置、車載機器およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
CN111557091A (zh) 2020-08-18
EP3751846B1 (en) 2022-06-22
EP3751846A4 (en) 2021-01-06
EP3751846A1 (en) 2020-12-16
WO2020100331A1 (ja) 2020-05-22
JP6683235B1 (ja) 2020-04-15
US11354911B2 (en) 2022-06-07
US20200372261A1 (en) 2020-11-26
CN111557091B (zh) 2021-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6705495B1 (ja) 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム
JP6696558B1 (ja) 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム
JP6769504B2 (ja) 車両用記録制御装置、車両用撮影装置、車両用記録制御方法およびプログラム
JP6683235B1 (ja) 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム
JP6687869B1 (ja) 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム
JP2021043685A (ja) 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム
JP7322437B2 (ja) 記録制御装置、記録制御方法、およびプログラム
JP6959587B2 (ja) 車両用記録制御装置、および車両用記録制御方法
JP6708249B1 (ja) 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム
JP7322422B2 (ja) 記録制御装置、記録制御方法、およびプログラム
JP7137747B2 (ja) 記録制御装置、記録制御方法、およびプログラム
JP6874879B2 (ja) 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム
JP7322436B2 (ja) 記録制御装置、記録制御方法、およびプログラム
WO2020261765A1 (ja) 車両用記録制御装置、記録制御方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191224

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200109

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6683235

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150