JP2020068986A - スプリンクラー消火設備及び配管緩衝部材 - Google Patents

スプリンクラー消火設備及び配管緩衝部材 Download PDF

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Abstract

【課題】巻出し配管が地震による強い揺れで他の機器、配管等と相互に干渉して破損することを確実に防止する。【解決手段】スプリンクラー消火設備は、天井内に配置された給水用枝管と天井面側に配置されたスプリンクラーヘッドとの間が巻出し配管によって接続しており、巻出し配管に、着脱自在な構造を備え、軟質材料で形成された環状の配管緩衝部材10を1又は複数設ける。配管緩衝部材10は、中央に巻出し配管の外径に対応した配管通し穴14を形成した環状本体12と、配管通し穴14から外周に向けて形成された切割部18と、切割部18に形成された嵌合凹部20と嵌合凸部22による嵌合部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、給水用枝管とスプリンクラーヘッドとの間が巻出し配管によって接続されたスプリンクラー消火設備及び配管緩衝部材に関する。
従来、スプリンクラー消火設備にあっては、天井内に配置された枝配管と天井ボードの開口穴に配置されたスプリンクラーヘッドとの間がフレキシブルな巻出し配管によって接続されている。
ところで、スプリンクラー消火設備は、地震における被害が他の消防用設備等と比較して多く、また、火災を自動で感知して、放水する設備であるため、地震により適切に機能しなかった場合に火災予防上の影響が大きいと考えられる。
このため、フレキシブルな巻出し配管は、天井下地材に固定されたスプリンクラーヘッドと枝配管の地震時の揺れ方の違いによる相対変位を吸収できるように余裕のある長さのものを使用し、ステンレス製のフレキシブル巻出し配管は、地震による過大な変位が生じないように、適切な長さのものを使用し、更に、巻出し配管は、地震時に他の建築設備や機器等と接触・衝突しないように、周囲に空間を確保するといった対策が推奨されている。
特開2018−017311号公報 特開平9−276436号公報
しかしながら、新設のスプリンクラー消火設備にあっては、設計及び施工の段階で前述した推奨される対策を十分にとることが可能であるが、問題となるのは、地震対策が取られていない既設のスプリンクラー消火設備であり、天井内の枝配管と天井下地材に固定されたフレキシブルな巻出し配管について余裕のある長さのものを使用し、ステンレス製のフレキシブル巻出し配管は地震による過大な変位が生じないように適切な長さのものを使用し、更に、巻出し配管は、地震時に他の建築設備や機器等と接触・衝突しないように周囲に一定の空間を確保するあるいは躯体に固定する、といった対策を取るためには大規模な改修工事が必要となり、改修工事に手間と時間がかかり、改修コストも高いものになるという問題がある。
本発明は、既設であっても、巻出し配管が地震による強い揺れで他の機器、配管等と相互に干渉して破損することを簡単且つ容易に防止すること可能とするスプリンクラー消火設備及び配管緩衝部材を提供することを目的とする。
(スプリンクラー消火設備)
本発明は、天井内に配置された枝配管と天井面側に配置されたスプリンクラーヘッドとの間が可撓性の巻出し配管によって接続されたスプリンクラー消火設備に於いて、
巻出し配管に、着脱自在な構造を備え、軟質材料で形成された環状の配管緩衝部材を1又は複数設けたことを特徴とする。
(配管緩衝部材)
本発明の別の形態にあっては、消火設備の巻出し配管に設けられる配管緩衝部材に於いて、
軟質材料で形成され、中央に巻出し配管の外径に対応した配管通し穴を形成した環状本体と、
配管通し穴から外周に向けて形成された切割部と、
切割部の切割面に形成された嵌合部と、
を備えたことを特徴とする。
(配管緩衝部材1)
配管緩衝部材は、
中央に巻出し配管の外径に対応した配管通し穴を形成した環状本体と、
配管通し穴から外周に向けて形成された切割部と、
切割部の切割面に形成された嵌合部と、
を備える。
(配管緩衝部材2)
配管緩衝部材は、
中央に巻出し配管の外径に対応した配管通し穴を形成した環状本体と、
配管通し穴から外周に向けて形成された切割部と、
環状本体の外周面に露出した切割部の一方から他方に向けて巻き着けられて粘着固定された粘着テープと、
粘着テープの重ね巻き開始位置を超えて延在されたテープ部位の粘着面に配置された離脱自在な非粘着テープと、
を備え、
切割部を開いて環状本体を巻出し配管に嵌め込んだ後に、非粘着テープを剥がして粘着テープを重ね巻きにより固着させる構造とする。
(配管通し穴の構造)
配管緩衝部材の配管通し穴の内面軸方向に複数の張出し突起が形成される。
(基本的な効果)
本発明は、天井内に配置された枝配管と天井面側に配置されたスプリンクラーヘッドとの間が可撓性の巻出し配管によって接続されたスプリンクラー消火設備に於いて、巻出し配管に、着脱自在な構造を備えた環状の配管緩衝部材を1又は複数設けるようにしたため、新設はもちろんのこと、既設であっても、天井内の枝配管と天井面側に配置されたスプリンクラーヘッドをフレキシブルな巻出し配管により接続した後に、着脱自在な構造を備えた環状の配管緩衝部材を接続の済んだ巻出し配管に装着することで、地震による強い揺れを受けて巻出し配管が揺れても、巻出し配管に装着した配管緩衝部材が他の建築設備や機器等に接触して当たることで巻出し配管の揺れが抑制され、他の建築設備や機器等と接触・衝突しないようすることが可能となり、地震による強い揺れで巻出し配管が周辺の建設設備や配管等に接触して破損することを確実に防止可能とする。
また、巻出し配管に対する配管緩衝部材の取付けは、接続済みの巻出し配管に対し外付け作業として簡単且つ容易に行うことができ、配管緩衝部材を取り付ける改修工事にかかる手間と時間が低減し、また、配管緩衝部材は低コストで製造できるため、改修工事のコストを大幅に低減可能とする。
(配管緩衝部材の効果)
本発明の別の形態にあっては、消火設備の巻出し配管に設けられる配管緩衝部材に於いて、軟質材料で形成され、中央に前記巻出し配管の外径に対応した配管通し穴を形成した環状本体と、前記配管通し穴から外周に向けて形成された切割部と、前記切割部の切割面に形成された嵌合部とを備えたため、前述した配管緩衝部材と同じ効果が得られる。
(配管緩衝部材1の効果)
配管緩衝部材は、中央に巻出し配管の外径に対応した配管通し穴を形成した環状本体と、配管通し穴から外周に向けて形成された切割部と、切割部の切割面に形成された嵌合部とを備えたため、環状本体の切割部を開いて巻出し配管に嵌め込み、切割面に形成された嵌合部を嵌合して閉じることで、配管の必要とする位置に必要とする数の配管緩衝部材を簡単且つ容易に取り付けることができる。
(配管緩衝部材2の効果)
また、配管緩衝部材は、中央に巻出し配管の外径に対応した配管通し穴を形成した環状本体と、配管通し穴から外周に向けて形成された切割部と、環状本体の外周面に露出した切割部の一方から他方に向けて巻き着けられて粘着固定された粘着テープと、粘着テープの重ね巻き開始位置を超えて延在されたテープ部位の粘着面に配置された離脱自在な非粘着テープと、を備え、切割部を開いて環状本体を巻出し配管に嵌め込んだ後に、非粘着テープを剥がして粘着テープを重ね巻きにより固着させる構造としたため、環状本体の切割部を開いて巻出し配管に嵌め込み、環状本体の外周に巻かれている粘着テープの先端の非粘着テープを剥がし、粘着テープを切割部を超えて粘着固定することで、簡単且つ容易に配管の必要とする位置に必要とする数の緩衝部材を簡単且つ容易に取り付けることができる。
(配管通し穴の構造による効果)
また、配管緩衝部材の配管通し穴の内面軸方向に複数の張出し突起が形成されたため、巻出し配管に取り付けたときに、配管通し穴に形成した張出し突起による押圧で確実に配管の必要とする位置に配管緩衝部材を動かないように取り付けることができる。
配管緩衝部材の実施形態を示した説明図 図1の配管緩衝部材の製造方法の一例を示した説明図 図1の配管緩衝部材を取り付けたスプリンクラー消火設備を示した説明図 配管緩衝部材の他の実施形態を示した説明図 緩衝部材の他の実施形態を示した説明図 蛇腹構造をもつ可撓性の巻出し配管に装着される配管緩衝部材の他の実施形態を示した説明図 図6の配管緩衝部材を取り付けたスプリンクラー消火設備を示した説明図
[配管緩衝部材の実施形態]
図1は配管緩衝部材の実施形態を示した説明図であり、図1(A)に正面を示し、図1(B)に縦断面を示す。また、図2は図1の配管緩衝部材の製造方法の一例を示した説明図である。
(配管緩衝部材の構造)
図1に示すように、本実施形態の配管緩衝部材10は、環状本体12を有し、環状本体12は中央に巻出し配管の外径に対応した配管通し穴14を形成し、配管通し穴14の内面軸方向には3か所に分けて突起16が形成され、突起16の先端を通る円の直径Rを巻出し配管の外径としている。環状本体12の配管通し穴14から外周に向けて切割部18が形成され、切割部18の途中には、嵌合凹部20と嵌合凸部22による嵌合構造が形成されている。
環状本体12は切割部18を開いて配管通し穴14を巻出し配管に嵌め込むことを可能にする変形を可能とするため、軟質材料で作られており、その厚さDは概ね配管の直径程度又は10〜15mm程度としている。
環状本体12を形作っている軟質材料としては、発泡プラスチック又はスポンジ等とする。発泡プラスチックとしては、硬質ポリウレタン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等を使用する。また、ポリオリフィン、ウレタン、エチレンプロピレンジエンゴム等も使用可能である。また、スポンジとしては、ゴムスポンジ、フッ素ゴムスポンジ、シリコーンゴムスポンジ等を使用する。これらの軟質材料は、配管緩衝部材10を巻出し配管に取り付けた状態で、地震による振動を受けて揺れることで周囲の部材に当たっても、完全につぶれてしまうことのない程度の硬度を有するものを使用する。
図1に示した配管緩衝部材10は、例えば図2に示すように、所定の厚みDをもつ所定の軟質材料で作られたプレート材料24に対し、例えば、型抜き加工により配管緩衝部材10を打ち抜いて製造する。このため配管緩衝部材10は高い量産性があり、コスト的にも非常に安価に作ることができる。
なお、配管緩衝部材10の製造は、型抜き以外に、例えばヒーター線、高圧ジェット水の走査による切出し加工、金型による射出成型加工としても良い。
[スプリンクラー消火設備]
図3は図1の配管緩衝部材を巻出し配管に取り付けたスプリンクラー消火設備を示した説明図である。
図3に示すように、スプリンクラー消火設備が設置された施設の天井ボード114と天井スラブ面102の間の天井内の空間には給水用の枝配管100が吊りボルト104の支持により配管され、枝配管100の途中に設けられたチーズ106の取出口にフレキシブルな巻出し配管108を接続し、巻出し配管108の先端にアングル等の天井下地材110に固定されたスプリンクラーヘッド112が接続されている。
このようなスプリンクラー消火設備における枝配管100とスプリンクラーヘッド112の間を接続している巻出し配管108に対し、図1に示した配管緩衝部材10を例えば巻出し配管108の垂直部分の2箇所と水平部分の3か所に取付ている。
巻出し配管108に対する配管緩衝部材10の取付けは、図1に示した環状本体12の嵌合凹部20と嵌合凸部22を押し外して切割部18を左右に開くように変形させ、この状態で巻出し配管108の所定の取付け位置に外側から配管通し穴14に入るように嵌め入れ、続いて、嵌合凹部20と嵌合凸部22を嵌め合わせることで固定する。このとき配管通し穴14の内面の3か所には突起16が形成されており、突起16が巻出し配管108の外側に押圧されることで、バランスよく配管方向に対し環状本体12の面が起立するように取付け固定することができる。
このようなスプリンクラー消火設備に対し地震による強い揺れが加わると、天井下地材110に固定されたスプリンクラーヘッド112と天井スラブ面102に吊下げられた枝配管100の揺れ方の違いにより、フレキシブルな巻出し配管108が相対変位し、天井下地材110や周囲に配置されている他の配管、機器等に接触することになるが、本実施形態にあっては、巻出し配管108に複数の配管緩衝部材10が取付られているため、配管緩衝部材10が天井下地材110や周囲に配置されている他の配管、機器等に当り、このため巻出し配管108が直接当たることが防止され、地震による強い揺れが加わっても巻出し配管108が破損してスプリンクラー消火設備が使えなくなってしまう事態を極力回避することが可能となる。
また、巻出し配管108に対する配管緩衝部材10の取付けは、枝配管100とスプリンクラーヘッド112の間を接続した状態で外付けできるため、新設のスプリンクラー消火設備は勿論のこと、既設のスプリンクラー消火設備であっても、既設の巻出し配管108に対し簡単且つ容易に配管緩衝部材10を取り付ける改修工事を行うことができる。
[配管緩衝部材の他の実施形態]
図4は配管緩衝部材の他の実施形態を示した説明図であり、図4(A)に正面を示し、図4(B)に縦断面を示し、図4(C)に斜視図を示す。
図4に示すように、本実施形態の配管緩衝部材10は、環状本体12を有し、環状本体12は中央に巻出し配管の外径Rに対応した配管通し穴14を形成し、配管通し穴14の内面軸方向には3か所に分けて突起16が形成されている。環状本体12の配管通し穴14から外周に向けて波形の切割部18が形成されている。
環状本体12の外周には樹脂テープを用いた粘着テープ26が巻着されている。粘着テープ26は、テープの一端を外周面の切割部18の手前に設定して外周を巻き回し、外周面の切割部18に至る手前で外部に取り出してテープ端部26aとしており、このテープ端部26aの内面となる粘着面には、難粘着性を持った非粘着テープ28を貼り付け、簡単に剥離可能としている。
これにより本実施形態の配管緩衝部材10は、切割部18を開いて環状本体12を巻出し配管に嵌め込んだ後に、非粘着テープ28を剥がして粘着テープ26のテープ端部26aを重ね巻きにより固着させる構造している。
このため図3に示すように本実施形態の配管緩衝部材10を巻出し配管108に取り付けるときには、環状本体12の切割部18を開くが、図1の実施形態のように嵌合凹部20と嵌合凸部22による嵌合構造がないことから、切割部18を境に簡単に左右に開くことができ、この状態で巻出し配管108に嵌め込み、環状本体12の外周に巻かれている粘着テープ26aの先端のテープ端部26aの非粘着テープ28を剥がし、粘着テープ26を切割部18を超えて粘着固定することで、簡単且つ容易に巻出し配管108の必要とする位置に必要とする数の配管緩衝部材10を簡単且つ容易に取り付けることができる。
図5は、緩衝部材の他の実施形態を示した説明図である。図5に示すように、配管緩衝部材10の環状本体12、配管通し穴14、突起16は図1の実施形態と同じであるが、切割部18を半径方向に対し斜めに形成し、切割部18における切割面に形成された嵌合凹部20aと嵌合凸部22aはくさび形とし、切割部18と同じく半径方向に対し斜めに形成している。このような切割部18及び嵌合凹部20aと嵌合凸部22aの形成により、巻出し配管に配管緩衝部材10を取付けるときに、環状本体12が開きやすくなり、また、巻出し配管に取り付けたときの嵌合強度も向上する。
[筒状緩衝部材の実施形態]
図6は蛇腹構造をもつ可撓性の巻出し配管に装着される筒状配管緩衝部材の他の実施形態を示した説明図であり、図6(A)に正面を示し、図6(B)に断面を示し、図6(C)に端面を示す。また、図7は図6の筒状配管緩衝部材を取り付けたスプリンクラー消火設備を示した説明図である。
図6に示すように、本実施形態の筒状配管緩衝部材10aは、蛇腹構造を備えた巻出し配管の外径に合わせた筒状本体12aを備え、筒状本体12aは図1の実施形態と同様に軟質材料で作られ、内部軸方向に蛇腹状の配管装着穴14aが形成されている。
また、筒状本体12aの軸方向には切割部18が形成され、切割部18の相対する切割面には、図1の実施形態に示したと同じ嵌合凹部20と嵌合凸部22による嵌合構造が所定間隔で形成されている。
このような筒状配管緩衝部材10aは、図7に示すように、蛇腹構造をもつ可撓性の巻出し配管108の外側を包み込むように取付けられ、地震により巻出し配管108が揺れても、筒状配管緩衝部材10aが天井下地材110や周囲に配置されている他の配管、機器等に当り、このため巻出し配管108が直接当たることが防止され、巻出し配管108が破損してスプリンクラー消火設備が使えなくなってしまう事態を極力回避することが可能となる。
また、筒状配管緩衝部材10aを形成したのちに外周部にテープを貼り付けたものを輪切りにすることにより、図4に示す実施形態の配管緩衝部材10を形成するようにしても良い。
[本発明の変形例]
上記の実施形態は、環状本体12を円形としているが、これに限定されず、楕円形、長円形、更には多角形等としても良い。
また、本発明は、横引き配管や枝管にも適用しても良い。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:配管緩衝部材
10a:筒状配管緩衝部材
12:環状本体
12a:筒状本体
14:配管通し穴
14a:配管装着穴
16:突起
18:切割部
20:嵌合凹部
22:嵌合凸部
24:プレート材料
26:粘着テープ
26a:テープ端部
28:非粘着テープ
100:枝配管
108:巻出し配管
110:天井下地材
112:スプリンクラーヘッド
114:天井ボード

Claims (5)

  1. 天井内に配置された給水用枝管と天井ボードの開口穴に配置されたスプリンクラーヘッドとの間が可撓性の巻出し配管によって接続されたスプリンクラー消火設備に於いて、
    前記巻出し配管に、着脱自在な構造を備え、軟質材料で形成された環状の配管緩衝部材を1又は複数設けたことを特徴とするスプリンクラー消火設備。
  2. (配管緩衝部材)
    消火設備の巻出し配管に設けられる配管緩衝部材に於いて、
    軟質材料で形成され、中央に前記巻出し配管の外径に対応した配管通し穴を形成した環状本体と、
    前記配管通し穴から外周に向けて形成された切割部と、
    前記切割部の切割面に形成された嵌合部と、
    を備えたことを特徴とする配管緩衝部材。
  3. 請求項2記載の配管緩衝部材に於いて、
    前記配管緩衝部材は、
    中央に前記巻出し配管の外径に対応した配管通し穴を形成した環状本体と、
    前記配管通し穴から外周に向けて形成された切割部と、
    前記切割部の切割面に形成された嵌合部と、
    を備えたことを特徴とする配管緩衝部材。
  4. 請求項2記載の配管緩衝部材に於いて、
    前記配管緩衝部材は、
    中央に前記巻出し配管の外径に対応した配管通し穴を形成した環状本体と、
    前記配管通し穴から外周に向けて形成された切割部と、
    前記環状本体の外周面に露出した前記切割部の一方から他方に向けて巻き着けられて粘着固定された粘着テープと、
    前記粘着テープの重ね巻き開始位置を超えて延在されたテープ部位の粘着面に配置された離脱自在な非粘着テープと、
    を備え、
    前記切割部を開いて前記環状本体を前記巻出し配管に嵌め込んだ後に、前記非粘着テープを剥がして前記粘着テープを重ね巻きにより固着させる構造としたことを特徴とする配管緩衝部材。
  5. 請求項3又は4記載のスプリンクラー消火設備に於いて、前記配管緩衝部材の前記配管通し穴の内面軸方向に複数の張出し突起が形成されたことを特徴とする配管緩衝部材。

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