JP2022043451A - 消火用ホース及び該消火用ホースを備えた消火栓装置 - Google Patents
消火用ホース及び該消火用ホースを備えた消火栓装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022043451A JP2022043451A JP2020148729A JP2020148729A JP2022043451A JP 2022043451 A JP2022043451 A JP 2022043451A JP 2020148729 A JP2020148729 A JP 2020148729A JP 2020148729 A JP2020148729 A JP 2020148729A JP 2022043451 A JP2022043451 A JP 2022043451A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- fire
- water
- fire extinguishing
- valve structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 53
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 abstract description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- -1 for example Substances 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
Description
このような消火栓装置は、一般的に1年に1度放水試験を行うことになっている。この放水試験は、管理者により、内巻きされている消火用ホースに通水することなく、筐体内に設けられたメンテナンス弁に放水試験用のノズルを取り付けて行われる場合や、消火栓装置内に内巻きされた消火用ホース及びノズルから放水する試験が行われる場合がある。
そのため、放水試験や消火に使用した消火用ホースの残存水を抜く作業が必要となる。
しかし、残存水を排水するためには消火用ホースをほぼ全長に亘って引き出して行う必要があり、非常に手間がかかっている。
周壁を貫通する複数の水抜き穴を有するホース本体と、
該ホース本体内における前記水抜き穴が形成された範囲の全長に亘って設けられて前記水抜き穴を開閉可能な弁構造部材とを有し、
該弁構造部材は、全長に亘るスリットを有し、該スリットの幅が拡大縮小することで径が拡縮する部材であって、
前記ホース本体に通水した際に、水圧によって前記弁構造部材が拡径して前記ホース本体の内壁に当接して前記水抜き穴が塞がれ、前記水圧が低下した際に前記弁構造部材が縮径して前記ホース本体との間に隙間が生じて、前記水抜き穴から前記ホース本体内の水が外部に排出されるようにしたことを特徴とするものである。
そこで、消火栓装置の全体構成を概説し、その後で、消火用ホースについて詳細に説明する。
消火栓装置1は、図6に示すように、箱状の筺体3と、筐体3の前面に設けられた開口部5aを有する前面パネル5と、前面パネル5の開口部5aに開閉可能に設けられた前傾式扉7とを備えている。
なお、本明細書において、消火栓装置1における位置を示す用語としての「前」とは、図6における前面パネル5側をいい、「奥」とは背面パネル9(図7参照)側をいう。
以下、各構成を詳細に説明する。
消火用ホース11は、この一対の帯板部19と背面パネル9との空間において内巻きされている(図1、6参照)。
次に、本実施の形態の消火用ホース11について図1~図4に基づいて説明する。
本実施の形態に係る消火用ホース11は、図2に示すように、周壁を貫通する複数の水抜き穴21を有するホース本体11aと、ホース本体11a内に配置されて水抜き穴21を開閉可能な弁構造部材11bとを有している。
ホース本体11aの周壁には、ホース軸線方向に所定の間隔で、周壁を貫通する水抜き穴21が設けられている(図1、図2(a)、図3(a)参照)。
水抜き穴21の数は、特に限定されるものではない。
もっとも、図1に示すように、内巻きされた状態の消火用ホース11の一巻きの範囲に、水抜き穴21が少なくとも1個設けられていることが好ましい。これによって、内巻きされた状態での各巻きの残存水を効果的に抜くことができる。
また、図1に示すように、内巻きされた状態で、少なくとも底辺側に水抜き穴21が配置されるのが、より好ましい。これによって、より確実に残存水の排水を行うことができる。
弁構造部材11bは、ホース本体11a内における水抜き穴21が形成された範囲の全長に亘って設けられて水抜き穴21を開閉する機能を有している。
このような機能を有する弁構造部材11bは、図2(b)、図3(b)に示すように、全長に亘るスリット22を有し、スリット22の幅が拡大縮小することで径が拡縮する部材である。
図2に示す拡大図(a)は、水抜き穴21のある位置でのホース軸線直交方向断面図であり、拡大図(b)は水抜き穴21の無い位置でのホース軸線直交方向断面図である。
もっとも、水抜き穴21の全てがスリット22の位置とずれている必要はなく、例えば数個程度の水抜き穴21がスリット22の位置と重なっていてもよい。この場合には、通水時に水漏れを生ずるが、例えば、トンネル内のように水漏れによる被害が生じないような場所であれば、大きな問題とならない。
このような材質としては、例えば、ゴム等が考えられる。
これによって、水抜き穴21とスリット22の相対位置がずれるのを防止できる。
放水試験等の際には、前述したように、消火用ホース11を引き出すことなく消火栓装置1内に残し、ノズル10を少し引き出すだけで行う。
消火用ホース11内に消火水が通水されると、図4(a)に示すように、水圧によって弁構造部材11bが拡径することでホース本体11aに密着して、水抜き穴21は弁構造部材11bの外面により塞がれ(図4(a)参照)、漏水しない、もしくは微量の漏水に留めることができる。
また、スリット22は、1本である必要はなく、例えば図5(b)に示すように、2本であってもよく3本以上であってもよい。スリット22が複数本の場合には、図5(b)に示すように、弁構造部材11bにおける2本のスリット間にある短冊状の部分と円弧状の部分を伸縮性のある伸縮部材23で連結するようにすればよい。
このようにすることで、通水時に拡径し、排水時に縮径を円滑に行うことができる。
3 筐体
5 前面パネル
5a 開口部
7 前傾式扉
9 背面パネル
10 ノズル
11 消火用ホース
11a ホース本体
11b 弁構造部材
12 ホース収容部
13 配管系統
15 縦辺部
17 横辺部
19 帯板部
21 水抜き穴
22 スリット
23 伸縮部材
Claims (4)
- 消火栓装置の筐体内に設けられたホース収容部に、内巻きして収容される消火用ホースであって、
周壁を貫通する複数の水抜き穴を有するホース本体と、
該ホース本体内における前記水抜き穴が形成された範囲の全長に亘って設けられて前記水抜き穴を開閉可能な弁構造部材とを有し、
該弁構造部材は、全長に亘るスリットを有し、該スリットの幅が拡大縮小することで径が拡縮する部材であって、
前記ホース本体に通水した際に、水圧によって前記弁構造部材が拡径して前記ホース本体の内壁に当接して前記水抜き穴が塞がれ、前記水圧が低下した際に前記弁構造部材が縮径して前記ホース本体との間に隙間が生じて、前記水抜き穴から前記ホース本体内の水が外部に排出されるようにしたことを特徴とする消火用ホース。 - 前記弁構造部材が前記ホース本体に少なくとも1か所で固定されていることを特徴とする請求項1記載の消火用ホース。
- 前記水抜き穴が、内巻きされた状態の前記消火用ホースの一巻きの範囲に、少なくとも1個設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の消火用ホース。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の消火用ホースを備えたことを特徴とする消火栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020148729A JP7443202B2 (ja) | 2020-09-04 | 2020-09-04 | 消火用ホース及び該消火用ホースを備えた消火栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020148729A JP7443202B2 (ja) | 2020-09-04 | 2020-09-04 | 消火用ホース及び該消火用ホースを備えた消火栓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022043451A true JP2022043451A (ja) | 2022-03-16 |
JP7443202B2 JP7443202B2 (ja) | 2024-03-05 |
Family
ID=80668490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020148729A Active JP7443202B2 (ja) | 2020-09-04 | 2020-09-04 | 消火用ホース及び該消火用ホースを備えた消火栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7443202B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012161452A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Hochiki Corp | 消火栓装置及び放水試験方法 |
JP2012161453A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Hochiki Corp | 消火栓装置及びホース点検方法 |
JP2012213414A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Nohmi Bosai Ltd | 消火栓装置及びその水抜き方法 |
GB2570684A (en) * | 2018-02-02 | 2019-08-07 | Cook Bernard | Shower Hose |
-
2020
- 2020-09-04 JP JP2020148729A patent/JP7443202B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012161452A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Hochiki Corp | 消火栓装置及び放水試験方法 |
JP2012161453A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Hochiki Corp | 消火栓装置及びホース点検方法 |
JP2012213414A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Nohmi Bosai Ltd | 消火栓装置及びその水抜き方法 |
GB2570684A (en) * | 2018-02-02 | 2019-08-07 | Cook Bernard | Shower Hose |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7443202B2 (ja) | 2024-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10566778B2 (en) | Line feedthrough for feeding lines through a component | |
KR101866462B1 (ko) | 소방호스 릴 구조 | |
JP2022043451A (ja) | 消火用ホース及び該消火用ホースを備えた消火栓装置 | |
KR101722248B1 (ko) | 소화 장치 | |
JP7443189B2 (ja) | 消火用ホース及び該消火用ホースを備えた消火栓装置 | |
JP5876810B2 (ja) | トンネル消火栓装置 | |
KR101288076B1 (ko) | 터널 내부의 소화전 보호용 커버 | |
US3120859A (en) | Testing plug for sewer lines | |
JP2022025206A (ja) | 消火用ホース及び該消火用ホースを備えた消火栓装置 | |
IT201800004433A1 (it) | Dispositivo antiallagamento di sicurezza per una macchina di lavaggio, del tipo che comprende magneti girevoli | |
JP2006195109A (ja) | テープドロップケーブル | |
JP2016087059A (ja) | 消火栓装置 | |
US5860252A (en) | Arrangement at self expanding booms | |
JP6990558B2 (ja) | 消火栓装置 | |
JP2017048672A (ja) | 止水板 | |
JP6193722B2 (ja) | 消火栓装置 | |
JP7181762B2 (ja) | スプリンクラー消火設備 | |
JP6670175B2 (ja) | 消火栓装置 | |
KR20200072872A (ko) | 소방호스 거치를 위한 소방 붐대 | |
KR101239346B1 (ko) | 코밍 유닛과 이를 이용한 코밍 유닛의 밀폐 방법 | |
JP6749045B2 (ja) | 消火栓装置 | |
JP2021110366A (ja) | 止水構造施工方法、壁部貫通部材及び止水構造施工用シート部材 | |
KR101859665B1 (ko) | 공동주택의 신속한 화재 진압을 위한 소방장치 | |
JP6223044B2 (ja) | 配管構造 | |
JP5342721B2 (ja) | 管引出口形成具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231017 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231024 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7443202 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |