JP2020055269A - 水転写シールおよび水転写シールの製造方法 - Google Patents

水転写シールおよび水転写シールの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020055269A
JP2020055269A JP2018189295A JP2018189295A JP2020055269A JP 2020055269 A JP2020055269 A JP 2020055269A JP 2018189295 A JP2018189295 A JP 2018189295A JP 2018189295 A JP2018189295 A JP 2018189295A JP 2020055269 A JP2020055269 A JP 2020055269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
protective layer
water transfer
design
concealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018189295A
Other languages
English (en)
Inventor
晴之 中園
Haruyuki Nakazono
晴之 中園
杉本 毅
Takeshi Sugimoto
毅 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TORII KOGYO KK
Original Assignee
TORII KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TORII KOGYO KK filed Critical TORII KOGYO KK
Priority to JP2018189295A priority Critical patent/JP2020055269A/ja
Publication of JP2020055269A publication Critical patent/JP2020055269A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】優れた意匠性を有し、製造が容易な水転写シールおよび水転写シールの製造方法を提供する。【解決手段】水転写シール1は、シート状の基材2と、基材2の上面側に設けられ、水溶性糊を有する剥離層3と、剥離層3の上面側に設けられた第1保護層4と、第1保護層4の上面側に設けられた隠蔽層5と、隠蔽層5の上面側に設けられたインクジェット印刷層から構成されている意匠層6と、意匠層6の上面側に設けられ、意匠層6を覆う第2保護層7と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、水転写シールおよび水転写シールの製造方法に関するものである。
従来から、水転写シールとして特許文献1の構成が知られている。特許文献1の水転写シールは、水透過性の基材シートと、基材シート上に設けられた水溶性剥離層と、水溶性剥離層上に設けられたインキ層と、インキ層上に設けられた水性感圧接着層と、を有する。
特開2008−260174号公報
しかしながら、特許文献1の水転写シールでは、インキ層がスクリーン印刷やオフセット印刷により形成されている。そのため、インキ層がカラーの場合には、例えば、インキ層をシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色に分解し、これら色毎に印刷を行わなければならないため、印刷工程が煩雑化すると共に、色数に比例して生産設備代が増すため高コスト化する。また、階調(グラデーション)を高精細に表現するには、各色の重ね合わせでは困難であり、熟練した技術が必要にもなる。また、色を重ねることによりインキ層の厚みが増す。
本発明の目的は、優れた意匠性を有し、製造が容易な水転写シールおよび水転写シールの製造方法を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
(1) シート状の基材と、
前記基材の一方の主面側に設けられ、水溶性糊を有する剥離層と、
前記剥離層の一方の主面側に設けられた第1保護層と、
前記第1保護層の一方の主面側に設けられたインクジェット印刷層から構成されている意匠層と、
前記意匠層の一方の主面側に設けられ、前記意匠層を覆う第2保護層と、を有することを特徴とする水転写シール。
(2) 前記第1保護層および前記第2保護層は、それぞれ、スクリーン印刷層から構成されている上記(1)に記載の水転写シール。
(3) 前記第1保護層と前記意匠層との間に設けられ、前記第1保護層よりも光透過率の低い隠蔽層を有する上記(1)または(2)に記載の水転写シール。
(4) 前記隠蔽層は、白色である上記(3)に記載の水転写シール。
(5) 前記基材の平面視で、
前記意匠層の外縁は、前記隠蔽層の外縁よりも外側に位置する上記(3)または(4)に記載の水転写シール。
(6) 前記基材の平面視で、
前記意匠層の外縁と前記隠蔽層の外縁との離間距離は、0.1mm以上である上記(5)に記載の水転写シール。
(7) 前記基材の平面視で、
前記第1保護層の外縁は、前記隠蔽層の外縁よりも外側に位置する上記(3)ないし(6)のいずれかに記載の水転写シール。
(8) 前記基材の平面視で、
前記第1保護層の外縁と前記隠蔽層の外縁との離間距離は、0.3mm以上である上記(7)に記載の水転写シール。
(9) 前記基材の平面視で、
前記第1保護層および前記第2保護層は、それぞれ、前記意匠層よりも大きく、
前記意匠層は、その全域が前記第1保護層および第2保護層によって覆われている上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の水転写シール。
(10) 前記第1保護層の側面と前記第2保護層の側面とは、面一である上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の水転写シール。
(11) 前記第2保護層の一方の主面側に設けられ、前記第2保護層から剥離可能なカバーコート層を有する上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の水転写シール。
(12) 前記第1保護層は、接着性を有する上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の水転写シール。
(13) 一方の主面側に水溶性糊を有する剥離層が設けられたシート状の基材を準備し、前記剥離層の一方の主面側にスクリーン印刷によって第1保護層を形成する第1保護層形成工程と、
前記第1保護層の一方の主面側にインクジェット印刷によって意匠層を形成する意匠層形成工程と、
前記意匠層の一方の主面側にスクリーン印刷によって第2保護層を形成する第2保護層形成工程と、を有することを特徴とする水転写シールの製造方法。
(14) 前記第1保護層形成工程と前記意匠層形成工程との間に行われ、
前記第1保護層の一方の主面側にスクリーン印刷によって、前記第1保護層よりも光透過率の低い隠蔽層を形成する隠蔽層形成工程を有する上記(13)に記載の水転写シールの製造方法。
本発明の水転写シールおよび水転写シールの製造方法によれば、意匠層をインクジェット印刷により形成するため、例えば、従来のようなスクリーン印刷やオフセット印刷と比べて、階調(グラデーション)を高精細に表現することができると共に、意匠層の形成が容易となる。
本発明の好適な実施形態に係る水転写シールを示す断面図である。 図1に示す水転写シールの使用方法を説明するための断面図である。 図1に示す水転写シールの使用方法を説明するための断面図である。 図1に示す水転写シールの使用方法を説明するための断面図である。 図1に示す水転写シールの使用方法を説明するための断面図である。 図1に示す水転写シールの平面図である。 図1に示す水転写シールの製造工程を示す図である。 図1に示す水転写シールの製造方法を説明するための断面図である。 図1に示す水転写シールの製造方法を説明するための断面図である。 図1に示す水転写シールの製造方法を説明するための断面図である。 図1に示す水転写シールの製造方法を説明するための断面図である。 図1に示す水転写シールの製造方法を説明するための断面図である。 図1に示す水転写シールの製造方法を説明するための断面図である。 図1に示す水転写シールの製造方法を説明するための断面図である。 図1に示す水転写シールの製造方法を説明するための断面図である。 図1に示す水転写シールの変形例を示す断面図である。
以下、本発明の水転写シールおよび水転写シールの製造方法を添付図面に示す好適実施形態に基づいて説明する。なお、以下では説明の都合上、各図中の上側を「上」、下側を「下」として説明を行う。
図1に示す水転写シール1は、シート状の基材2と、基材2の上面(一方の主面)側に設けられ、水溶性糊を有する剥離層3と、剥離層3の上面(一方の主面)側に設けられた第1保護層4と、第1保護層4の上面(一方の主面)側に設けられた隠蔽層5と、隠蔽層5の上面(一方の主面)側に設けられたインクジェット印刷層から構成されている意匠層6と、意匠層6の上面(一方の主面)側に設けられ、意匠層6を覆う第2保護層7と、第2保護層7の上面(一方の主面)側に設けられたカバーコート層8と、を有する。
このような構成の水転写シール1では、基材2および剥離層3の積層体によって台紙1Aが構成され、第1保護層4、隠蔽層5、意匠層6および第2保護層7の積層体によってシール本体1Bが構成され、カバーコート層8によって保護フィルム1Cが構成されている。そして、最終的に、シール本体1Bのみが被着体Xに貼着された状態となる。シール本体1Bの厚さ(平均厚さ)としては、特に限定されないが、例えば、5μm以上20μm以下であることが好ましく、5μm以上15μm以下であることがより好ましい。これにより、機械的強度を保ちつつ、十分に薄いシール本体1Bとなる。
上述のような水転写シール1の使用方法について簡単に説明する。まず、図2に示すように、水転写シール1を水Wに数秒程度浸漬する。その結果、剥離層3の水溶性糊が溶解し、シール本体1Bが台紙1Aに対してスライド可能な状態となる。次に、シール本体1Bを台紙1Aから剥離し、図3に示すように、シール本体1Bを被着体Xの表面に載置する。次に、シール本体1Bが乾燥しないうちにシール本体1Bの位置を調整した後、ドライヤー等によってシール本体1Bを加熱する。シール本体1Bを加熱することにより、シール本体1Bに接着性が発現し、シール本体1Bが被着体Xに貼着される。次に、図4に示すように、保護フィルム1Cをシール本体1Bから剥離する。これにより、被着体Xへのシール本体1Bの転写が完了する。なお、図5に示すように、被着体Xへのシール本体1Bの転写が完了した後、被着体Xの表面にクリア層Cを成膜し、クリア層Cによってシール本体1Bを保護することが好ましい。
被着体Xとしては、特に限定されないが、例えば、自転車(特にロードバイク)、自動車、バイク、レーシングカート、ヘルメット等、如何なるものであってもよい。これらにシール本体1Bを転写することにより、例えば、塗装に比べて容易にかつ安価に被着体Xを装飾することができる。また、被着体Xの材質としても、特に限定されず、例えば、金属、樹脂、ガラス、カーボン樹脂(CFRP:炭素繊維強化プラスチック)等、如何なるものであってもよい。
<基材>
基材2としては、例えば、水透過性を有する上質紙、アート紙、コート紙、グラシン紙のような紙材を用いることができる。ただし、基材2としては、これに限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタラート、高圧法低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、無延伸ポリプロピレン、延伸ポリプロピレンおよび延伸ナイロンのうちの少なくとも1種を主材料として構成されるプラスチックフィルムを用いることもできる。このような基材2は、シール本体1Bに対して十分に大きく形成されている。
<剥離層>
図1に示すように、剥離層3は、基材2の上面に形成されている。剥離層3は、例えば、澱粉、膠、ゼラチン、デキストリン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、アラビアゴム、アニオン性アクリル系樹脂等からなる水溶性糊を含む。そのため、前述したように、水転写シール1を水に浸漬すると剥離層3が溶解し(ぬめりのある状態となり)、シール本体1Bが台紙1Aに対してスライド可能となる。
<第1保護層>
図1に示すように、第1保護層4は、剥離層3の上面に形成されている。また、第1保護層4は、光透過性を有し、本実施形態では実質的に無色透明である。このような第1保護層4は、第2保護層7との間に隠蔽層5および意匠層6を挟み込んで、隠蔽層5および意匠層6を保護する機能を有する。
図1および図6に示すように、第1保護層4は、意匠層6の外形に対応した外形(略相似形)を有し、意匠層6よりも若干大きく形成されている。これにより、第1保護層4と第2保護層7との間に隠蔽層5および意匠層6をより確実に挟み込むことができ、隠蔽層5および意匠層6をより確実に保護することができる。
第1保護層4の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、メジウムと呼ばれる透明性の無色インキを用いることができる。また、無色インキとしては、特に限定されないが、例えば、ポリエステル系、ウレタン系、エポキシ系の溶剤系インキを用いることができる。本実施形態では、無色インキとして、PET(ポリエチレンテレフタラート)系のインキを用いている。
また、第1保護層4には、硬化材(接着剤)として、ブロックイソシアネート(ブロックドイソシアネート)が添加されている。ブロックイソシアネートは、反応性の高いイソシアネート基(−N=C=O)をブロック剤でマスキングし、常温状態においてイソシアネート基を安定化させた水系架橋剤である。ブロックイソシアネートは、加熱処理によってブロック剤が解離し、イソシアネート基が再生することにより高い接着性を示す。
ブロックイソシアネートによれば、常温では接着性を発現しないため、被着体Xにシール本体1Bを載置した状態で、被着体Xに対してシール本体1Bをスライドさせ易く、被着体Xに対するシール本体1Bの位置合わせを容易かつ精度よく行うことができる。なお、前述したように、シール本体1Bの位置合わせが完了した後にシール本体1Bを加熱することにより、被着体Xにシール本体1Bを貼着することができる。
ここで、第1保護層4に接着性が発現する温度(イソシアネート基が再生する温度)としては、特に限定されず、被着体Xの材質によっても異なる。例えば、シール本体1Bは、ロードバイク(自転車)のフレーム部分に好適に転写されるが、フレームの代表的な材料として、アルミニウム、クロム/モリブテン系合金等の金属材料、カーボン樹脂(炭素繊維強化プラスチック)がある。被着体Xが金属材料の場合、被着体Xが比較的熱に強いため、第1保護層4に接着性が発現する温度としては、例えば、120℃以上150℃以下であることが好ましい。一方、被着体Xがカーボン樹脂の場合、被着体Xが比較的熱に弱いため、第1保護層4に接着性が発現する温度としては、金属材料の場合よりも低い温度、例えば、60℃以上80℃以下であることが好ましい。これにより、被着体Xに熱ダメージを与えることなく、被着体Xにシール本体1Bを十分な接着力で貼着することができる。なお、第1保護層4に接着性が発現する温度の調整方法は、例えば、ブロックイソシアネートの母材であるイソシアネートの組成を変更する方法が挙げられる。
ただし、第1保護層4に添加する硬化剤(接着剤)としては、ブロックイソシアネートに限定されず、例えば、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)等のセルロース類、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール(PVA)等の水溶性の樹脂を用いることができる。これら水溶性の樹脂を用いる場合は、水に触れただけで接着性が発現するため、上述のような加熱工程を省略することができる。
なお、上述のブロックイソシアネート(ブロックドイソシアネート)等の硬化材(接着剤)は、第1保護層4以外の層にも含まれていてもよい。具体的には、例えば、隠蔽層5、意匠層6、第2保護層7等にも前述の硬化材が含まれていてもよい。これにより、各層の密着性が向上し、リフティングを効果的に抑制することができる。
第1保護層4の形成方法としては、特に限定されず、例えば、スクリーン印刷(シルク印刷)、オフセット印刷、インクジェット印刷、コート印刷等を用いることができる。ただし、これら印刷方法の中でも、第1保護層4の形成方法としては、スクリーン印刷を用いることが好ましい。これにより、第1保護層4の形成が容易となる。また、第1保護層4を比較的厚く形成することができる。なお、第1保護層4の厚さ(平均厚さ)としては、特に限定されないが、例えば、1μm以上10μm以下であることが好ましく、2μm以上8μm以下であることがより好ましい。このような厚さとすることにより、第1保護層4の過度な厚肉化を防ぎつつ、隠蔽層5および意匠層6をより確実に保護することができる。
以上、第1保護層4について説明したが、第1保護層4は、上記の構成に限定されない。例えば、本実施系形態の第1保護層4は、無色であるが、これに限定されず、着色されていてもよい。
<隠蔽層>
図1に示すように、隠蔽層5は、第1保護層4の上面に形成されている。隠蔽層5は、シール本体1Bを被着体Xに転写した状態において、被着体Xのシール本体1Bと重なっている部分を隠蔽する機能を有する。言い換えると、隠蔽層5は、被着体Xのシール本体1Bと重なっている部分がシール本体1Bから透けて見えてしまうことを防止する機能を有する。
また、隠蔽層5は、図6に示すように、意匠層6の外形に対応した外形(略相似形)を有し、同じく意匠層6の外形に対応した外形の第1保護層4よりも若干小さく形成されている。すなわち、平面視で、第1保護層4の外縁4aは、隠蔽層5の外縁5aよりも外側に位置している。これにより、第1保護層4および第2保護層7によって隠蔽層5を覆うことができ、隠蔽層5をより確実に保護することができる。
なお、第1保護層4の外縁4aと隠蔽層5の外縁5aとの離間距離D1は、特に限定されないが、例えば、0.3mm以上1.0mm以下であることが好ましく、0.7mm以上0.8mm以下であることがより好ましい。これにより、第1保護層4が隠蔽層5および意匠層6に対して過度に大きくなってしまうことを防止しつつ、後述するように、意匠層6を隠蔽層5よりも大きく形成するためのスペースを十分に確保することができる。上記の数値範囲は、外縁4a、5aの全域において満たされていることが好ましいが、一部だけで満たされていてもよい。
隠蔽層5は、少なくとも、第1保護層4よりも低い光透過率(可視光領域での光透過率)を有する。隠蔽層5の光透過率としては、特に限定されないが、30%以下であることが好ましく、20%以下であることがより好ましく、10%以下であることがさらに好ましい。これにより、上述した隠蔽効果をより効果的に発揮することができる。また、隠蔽層5は、有色であり、本実施形態では、上面側から見ると実質的に白色である。このように、隠蔽層5を白色とすることにより、光透過率を容易に小さくすることができる。特に、白色とすることにより、隠蔽層5としての機能を発揮しつつ、意匠層6の色合いに影響を与え難くすることができる。すなわち、隠蔽層5によって意匠層6の色味が変化してしまうことを防止することができる。なお、「白色」とは、全ての波長可視光線100%乱反射する完全な白色の他、技術常識上、実質的に白色と見做せる色を含む意味である。
隠蔽層5の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、白色インキを用いることができる。白色インキとしては、例えば、メジウム(無色インキ)に白色の顔料または染料を混ぜ合わせたものを用いることができる。また、無色インキとしては、特に限定されないが、例えば、第1保護層4と同様に、ポリエステル系、ウレタン系、エポキシ系の溶剤系インキを用いることができる。本実施形態では、無色インキとして、PET(ポリエチレンテレフタラート)系のインキを用いている。ただし、無色インキとして、水性インキ、UVインキ等を用いてもよい。水性インキを用いる場合、第1保護層4は、白色インキを受容するインキ受容層としても機能する。
隠蔽層5の形成方法としては、特に限定されず、例えば、スクリーン印刷(シルク印刷)、オフセット印刷、インクジェット印刷等を用いることができる。ただし、これら印刷方法の中でも、隠蔽層5の形成方法としては、スクリーン印刷を用いることが好ましい。これにより、隠蔽層5の形成が容易となる。また、隠蔽層5を比較的厚く形成することができる。なお、隠蔽層5の厚さ(平均厚さ)としては、特に限定されないが、例えば、1μm以上10μm以下であることが好ましく、2μm以上8μm以下であることがより好ましい。このような厚さとすることにより、隠蔽層5の過度な厚肉化を防ぎつつ、被着体Xに対する隠蔽性を十分に高めることができる。
以上、隠蔽層5について説明したが、隠蔽層5は、上記の構成に限定されない。例えば、本実施系形態の隠蔽層5は、白色であるが、これに限定されず、赤色、青色、緑色、黄色等の有彩色であってもよいし、灰色、黒色等の無彩色であってもよい。また、本実施形態の隠蔽層5は、一層で構成されているが、これに限定されず、二層以上の積層体で構成されていてもよい。この場合、全ての層を同色(例えば白色)にしてもよいし、少なくとも1つの層を他の層と異なる色としてもよい。例えば、最上層を白色とし、それよりも下層の少なくとも一層を有彩色とすることにより、全ての層を白色とする場合と比べて、隠蔽性を高めることができる場合もある。また、隠蔽層5は、省略してもよい。
<意匠層>
図1に示すように、意匠層6は、隠蔽層5の上面に形成されている。意匠層6は、例えば、文字、図形、模様等の図柄が形成された層である。これにより、シール本体1Bを被着体Xに貼着することで、被着体Xを装飾することができる。
また、意匠層6は、図1および図6に示すように、隠蔽層5よりも若干大きく、かつ、第1保護層4よりも若干小さく形成されている。すなわち、平面視で、意匠層6の外縁6aは、隠蔽層5の外縁5aよりも外側に位置していると共に、第1保護層4の外縁4aよりも内側に位置している。これにより、意匠層6によって隠蔽層5の全域を覆い隠すことができ、隠蔽層5が意匠層6から露出して視認されてしまうことを防止することができる。
なお、意匠層6の外縁6aと隠蔽層5の外縁5aとの離間距離D2は、特に限定されないが、例えば、0.1mm以上0.5mm以下であることが好ましく、0.2mm以上0.4mm以下であることがより好ましい。これにより、隠蔽層5が意匠層6に対して過度に小さくなって隠蔽性が低下することを防止しつつ、技術上生じ得る位置ずれが生じた場合でも、より確実に、隠蔽層5の意匠層6からの露出を防止することができる。上記の数値範囲は、外縁5a、6aの全域において満たされていることが好ましいが、一部だけで満たされていてもよい。
意匠層6の構成材料としては、特に限定されず、例えば、メジウム(無色インキ)に所定色の顔料または染料を混ぜ合わせたものを用いることができる。また、無色インキとしては、特に限定されないが、例えば、第1保護層4や隠蔽層5と同様に、ポリエステル系、ウレタン系、エポキシ系の溶剤系インキを用いることができる。本実施形態では、無色インキとして、PET(ポリエチレンテレフタラート)系のインキを用いている。ただし、無色インキとして、水性インキ、UVインキ等を用いてもよい。水性インキを用いる場合、隠蔽層5および第1保護層4は、水性インキを受容するインキ受容層としても機能する。
意匠層6は、インクジェット印刷により形成されている。すなわち、意匠層6は、インクジェット印刷層から構成されている。前述したように、スクリーン印刷で意匠層6を形成する場合、意匠層6をシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色に分解し、これら色毎に印刷を行わなければならず印刷工程が煩雑化する。また、各色の重ね合わせには熟練した技術が必要にもなるし、色を重ねることにより意匠層6の厚みが増す。さらには、階調(グラデーション)を高精細に表現することが困難でもある。この点、インクジェット印刷によれば、上述の問題が生じず、スクリーン印刷と比べて、印刷工程が簡素であり、熟練した技術も不要であり、厚みが薄く、さらには、階調を高精度に表現することもできる。また、耐候性および耐水性にも優れる。したがって、意匠層6をインクジェット印刷により形成することにより、より意匠性の高いシール本体1Bが得られる。
意匠層6の厚さ(平均厚さ)としては、特に限定されないが、例えば、1μm以上5μm以下であることが好ましく、2μm以上4μm以下であることがより好ましい。このような厚さとすることにより、意匠層6の過度な厚肉化を防ぎつつ、意匠層6のコントラストを十分に高めることができる。
以上、意匠層6について説明したが、意匠層6は、上記の構成に限定されない。例えば、本実施系形態の意匠層6は、隠蔽層5の全域を覆っているが、これに限定されず、隠蔽層5の一部が意匠層6から露出し、視認されてもよい。この場合、隠蔽層5の露出した部分を意匠層6の一部として利用してもよい。つまり、本実施形態のように隠蔽層5が白色の場合、意匠層6中の白色の部分を隠蔽層5で構成してもよい。
<第2保護層>
図1に示すように、第2保護層7は、意匠層6の上面に形成されている。また、第2保護層7は、光透過性を有し、本実施形態では実質的に無色透明である。第2保護層7は、第1保護層4との間に隠蔽層5および意匠層6を挟み込んで、隠蔽層5および意匠層6を保護する機能を有する。特に、第2保護層7は、前述したクリア層C(図5参照)から意匠層6を保護する機能を有する。
また、第2保護層7は、図6に示すように、意匠層6の外形に対応した外形(略相似形)を有し、意匠層6よりも若干大きく形成されている。これにより、第1保護層4と第2保護層7との間に隠蔽層5および意匠層6をより確実に挟み込むことができ、隠蔽層5および意匠層6をより確実に保護することができる。特に、本実施形態では、第2保護層7の側面は、第1保護層4の側面と面一である。言い換えると、平面視で、第2保護層7の外縁7aは、第1保護層4の外縁4aと重なっている。これにより、第1保護層4と第2保護層7との間に段差が形成されてしまうのを防止できる。つまり、シール本体1Bの全域でその厚さを揃えることができ(急峻な厚さの変化を抑制でき)、例えば、カールが抑えられた均質なシール本体1Bとなる。なお、第1、第2保護層4、7の側面がその全周に亘って面一であることが好ましいが、一部だけが面一であってもよい。また、前記「面一」とは、平面視で、外縁4a、7aが重なって一致している場合の他、例えば、技術上生じる程度の誤差(例えば、1μm未満程度)において外縁4a、7aがずれている場合も含む意味である。
第2保護層7の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、前述した第1保護層4と同様に、メジウム(無色インキ)を用いることができる。また、無色インキとしては、特に限定されないが、例えば、ポリエステル系、ウレタン系、エポキシ系の溶剤系インキを用いることができる。本実施形態では、無色インキとして、PET(ポリエチレンテレフタラート)系のインキを用いている。
第2保護層7の形成方法としては、特に限定されず、例えば、スクリーン印刷(シルク印刷)、オフセット印刷、インクジェット印刷、コート印刷等を用いることができる。ただし、これら印刷方法の中でも、第2保護層7の形成方法としては、スクリーン印刷を用いることが好ましい。これにより、第2保護層7の形成が容易となる。また、第2保護層7を比較的厚く形成することができる。なお、第2保護層7の厚さ(平均厚さ)としては、特に限定されないが、例えば、1μm以上10μm以下であることが好ましく、2μm以上8μm以下であることがより好ましい。このような厚さとすることにより、第2保護層7の過度な厚肉化を防ぎつつ、隠蔽層5および意匠層6をより確実に保護することができる。
以上、第2保護層7について説明したが、第2保護層7は、上記の構成に限定されない。例えば、本実施系形態の第2保護層7は、平面視で、その外縁7aが第1保護層4の外縁4aと重なっているが、これに限定されず、外縁7aが外縁4aの内側に位置していてもよいし、外側に位置していてもよい。また、本実施系形態の第2保護層7は、無色であるが、これに限定されず、着色されていてもよい。また、第2保護層7は、省略してもよい。
<カバーコート層>
図1に示すように、カバーコート層8は、第2保護層7の上面に形成されている。また、カバーコート層8は、シール本体1Bよりも大きく形成されており、平面視で、シール本体1Bの全域を覆っている。このようなカバーコート層8は、未使用状態のシール本体1Bを保護する機能を有する。また、カバーコート層8は、シール本体1Bを貼着する際のハンドリング性を高める機能を有する。前述したように、シール本体1Bが比較的薄いため、シール本体1Bを被着体Xに載置したり被着体X上でスライドさせたりする際にシール本体1Bだけでは折れ曲がったり、皺がよったり、破けたりするおそれがある。そこで、シール本体1Bにカバーコート層8を設け、剛性を高めた状態で被着体Xに載置したり被着体X上でスライドさせたりすることにより、シール本体1Bが折れ曲がったり、皺がよったり、破けたりしてしまうのを効果的に防止することができる。
また、カバーコート層8は、光透過性を有し、本実施形態では実質的に無色透明である。これにより、カバーコート層8を介して意匠層6を視認できるため、被着体Xに対する位置合わせを容易に行うことができる。カバーコート層8の形成方法としては、特に限定されず、例えば、スクリーン印刷(シルク印刷)、オフセット印刷、インクジェット印刷、コート印刷等を用いて、第2保護層7の上面に直接形成してもよい。また、カバーコート層8としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタラート)、高圧法低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、無延伸ポリプロピレン、延伸ポリプロピレンおよび延伸ナイロンのうちの少なくとも1種を主材料として構成されるプラスチックフィルム等を用いることもできる。
なお、このようなカバーコート層8は、前述したように、シール本体1Bの貼着が完了した後に、シール本体1Bから剥離される。そのため、前述したように、カバーコート層8をシール本体1Bよりも大きく形成することにより、剥離作業が容易となる。
以上、カバーコート層8について説明したが、カバーコート層8は、上記の構成に限定されない。例えば、本実施系形態のカバーコート層8は、無色透明であるが、これに限定されず、着色されていてもよい。また、カバーコート層8は、省略してもよい。
以上、水転写シール1について説明した。次に、水転写シール1の製造方法について説明する。図7に示すように、水転写シール1の製造工程は、第1保護層形成工程と、隠蔽層形成工程と、意匠層形成工程と、第2保護層形成工程と、カバーコート層形成工程と、を有する。
<第1保護層形成工程>
まず、図8に示すように、上面(一方の主面)側に水溶性糊を有する剥離層3が設けられたシート状の基材2(台紙1A)を準備する。次に、図9に示すように、剥離層3の上面(一方の主面)側にスクリーン印刷によって第1保護層4を形成する。第1保護層4は、意匠層6の外形に対応した外形を有し、かつ、意匠層6よりも若干大きく形成される。
<隠蔽層形成工程>
次に、図10に示すように、第1保護層4の上面(一方の主面)側にスクリーン印刷によって隠蔽層5を形成する。隠蔽層5は、意匠層6の外形に対応した外形を有し、かつ、意匠層6よりも若干小さく形成される。このように形成される隠蔽層5は、第1保護層4よりも低い光透過率を有する。
<意匠層形成工程>
次に、図11に示すように、隠蔽層5の上面(一方の主面)側にインクジェット印刷によって意匠層6を形成する。意匠層6は、遮蔽層5よりも若干大きく、かつ、第1保護層4よりも若干小さく形成される。
<第2保護層形成工程>
次に、図12に示すように、意匠層6の上面(一方の主面)側にスクリーン印刷によって第2保護層7を形成する。第2保護層7は、第1保護層4と同じ外形を有し、第1保護層4の側面と第2保護層7の側面とが面一となっている。
<カバーコート層形成工程>
次に、カバーコート層8を準備し、図13に示すように、第2保護層7の上面(一方の主面)側にカバーコート層8を貼り付ける。これにより、水転写シール1が得られる。
以上のような製造方法によれば、意匠層6をインクジェット印刷によって形成しているため、より意匠性の高い水転写シール1が得られる。ここで、例えば、図14に示すように、第1保護層4、隠蔽層5、意匠層6および第2保護層7を順に積層してシール本体1Bを形成し、その後に、意匠層6の外形に合わせて第1、第2保護層4、7をカッターN等で切断し、余分な部分を除去する方法も考えられる。しかしながら、このような方法では、シール本体1Bを貫通したカッターNが台紙1Aに到達し、台紙1Aに切り込みGが形成されてしまう。この状態で、カバーコート層8を設けると、図15に示すように、カバーコート層8が切り込みGに入り込んでしまう。すると、これがアンカーのように働いて、シール本体1Bが台紙1Aから剥がれ難くなるおそれがある。これに対して、上述のような製造方法によれば、第1、第2保護層4、7を初めから意匠層6に対応した形状(つまり、最終製品として設計された所望の形状)で形成するため、上述の問題が生じない。
以上、本発明の水転写シールおよび水転写シールの製造方法を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
例えば、基材2と剥離層3との間に別の層が介在していてもよいし、剥離層3と第1保護層4との間に別の層が介在していてもよいし、第1保護層4と隠蔽層5との間に別の層が介在していてもよいし、隠蔽層5と意匠層6との間に別の層が介在していてもよいし、意匠層6と第2保護層7との間に別の層が介在していてもよいし、第2保護層7とカバーコート層8との間に別の層が介在していてもよい。
また、例えば、図16に示すように、第1保護層4、隠蔽層5、意匠層6および第2保護層7が単純に積層され、隠蔽層5および意匠層6の側面が第1保護層4および第2保護層7の間から露出した構成となっていてもよい。
1 水転写シール
1A 台紙
1B シール本体
1C 保護フィルム
2 基材
3 剥離層
4 第1保護層
4a 外縁
5 隠蔽層
5a 外縁
6 意匠層
6a 外縁
7 第2保護層
7a 外縁
8 カバーコート層
C クリア層
D1 離間距離
D2 離間距離
G 切り込み
N カッター
W 水
X 被着体

Claims (14)

  1. シート状の基材と、
    前記基材の一方の主面側に設けられ、水溶性糊を有する剥離層と、
    前記剥離層の一方の主面側に設けられた第1保護層と、
    前記第1保護層の一方の主面側に設けられたインクジェット印刷層から構成されている意匠層と、
    前記意匠層の一方の主面側に設けられ、前記意匠層を覆う第2保護層と、を有することを特徴とする水転写シール。
  2. 前記第1保護層および前記第2保護層は、それぞれ、スクリーン印刷層から構成されている請求項1に記載の水転写シール。
  3. 前記第1保護層と前記意匠層との間に設けられ、前記第1保護層よりも光透過率の低い隠蔽層を有する請求項1または2に記載の水転写シール。
  4. 前記隠蔽層は、白色である請求項3に記載の水転写シール。
  5. 前記基材の平面視で、
    前記意匠層の外縁は、前記隠蔽層の外縁よりも外側に位置する請求項3または4に記載の水転写シール。
  6. 前記基材の平面視で、
    前記意匠層の外縁と前記隠蔽層の外縁との離間距離は、0.1mm以上である請求項5に記載の水転写シール。
  7. 前記基材の平面視で、
    前記第1保護層の外縁は、前記隠蔽層の外縁よりも外側に位置する請求項3ないし6のいずれか1項に記載の水転写シール。
  8. 前記基材の平面視で、
    前記第1保護層の外縁と前記隠蔽層の外縁との離間距離は、0.3mm以上である請求項7に記載の水転写シール。
  9. 前記基材の平面視で、
    前記第1保護層および前記第2保護層は、それぞれ、前記意匠層よりも大きく、
    前記意匠層は、その全域が前記第1保護層および第2保護層によって覆われている請求項1ないし8のいずれか1項に記載の水転写シール。
  10. 前記第1保護層の側面と前記第2保護層の側面とは、面一である請求項1ないし9のいずれか1項に記載の水転写シール。
  11. 前記第2保護層の一方の主面側に設けられ、前記第2保護層から剥離可能なカバーコート層を有する請求項1ないし10のいずれか1項に記載の水転写シール。
  12. 前記第1保護層は、接着性を有する請求項1ないし11のいずれか1項に記載の水転写シール。
  13. 一方の主面側に水溶性糊を有する剥離層が設けられたシート状の基材を準備し、前記剥離層の一方の主面側にスクリーン印刷によって第1保護層を形成する第1保護層形成工程と、
    前記第1保護層の一方の主面側にインクジェット印刷によって意匠層を形成する意匠層形成工程と、
    前記意匠層の一方の主面側にスクリーン印刷によって第2保護層を形成する第2保護層形成工程と、を有することを特徴とする水転写シールの製造方法。
  14. 前記第1保護層形成工程と前記意匠層形成工程との間に行われ、
    前記第1保護層の一方の主面側にスクリーン印刷によって、前記第1保護層よりも光透過率の低い隠蔽層を形成する隠蔽層形成工程を有する請求項13に記載の水転写シールの製造方法。
JP2018189295A 2018-10-04 2018-10-04 水転写シールおよび水転写シールの製造方法 Pending JP2020055269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018189295A JP2020055269A (ja) 2018-10-04 2018-10-04 水転写シールおよび水転写シールの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018189295A JP2020055269A (ja) 2018-10-04 2018-10-04 水転写シールおよび水転写シールの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020055269A true JP2020055269A (ja) 2020-04-09

Family

ID=70106112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018189295A Pending JP2020055269A (ja) 2018-10-04 2018-10-04 水転写シールおよび水転写シールの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020055269A (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104398U (ja) * 1987-12-29 1989-07-13
JPH03285000A (ja) * 1990-03-30 1991-12-16 Dainippon Printing Co Ltd 転写シート
JPH10278493A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Nissha Printing Co Ltd スライド転写材の製造方法
JP2001018595A (ja) * 1999-07-07 2001-01-23 Katsuo Sanari 水転写シート
JP2002264597A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Suematsu Ichiro インクジェット画像転写方法
CN201046645Y (zh) * 2007-05-31 2008-04-16 谢立纬 水转纸的转印结构
JP2009154419A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Gifu Prefecture 窯業用転写紙及び窯業製品の加飾方法
US20100098952A1 (en) * 2007-02-19 2010-04-22 Xennia Technology Limited Method, printing device, and formulations for decorating glass or ceramic items
JP2011051823A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Riso Kagaku Corp 窯業製品用転写シート及びその製造方法
WO2018162196A2 (de) * 2017-03-06 2018-09-13 Leonhard Kurz Stiftung & Co. Kg Verfahren zur herstellung eines decals und ein decal sowie eine vorrichtung zur herstellung eines decals und ein verfahren zum dekorieren von oberflächen von gegenständen

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01104398U (ja) * 1987-12-29 1989-07-13
JPH03285000A (ja) * 1990-03-30 1991-12-16 Dainippon Printing Co Ltd 転写シート
JPH10278493A (ja) * 1997-04-07 1998-10-20 Nissha Printing Co Ltd スライド転写材の製造方法
JP2001018595A (ja) * 1999-07-07 2001-01-23 Katsuo Sanari 水転写シート
JP2002264597A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Suematsu Ichiro インクジェット画像転写方法
US20100098952A1 (en) * 2007-02-19 2010-04-22 Xennia Technology Limited Method, printing device, and formulations for decorating glass or ceramic items
CN201046645Y (zh) * 2007-05-31 2008-04-16 谢立纬 水转纸的转印结构
JP2009154419A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Gifu Prefecture 窯業用転写紙及び窯業製品の加飾方法
JP2011051823A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Riso Kagaku Corp 窯業製品用転写シート及びその製造方法
WO2018162196A2 (de) * 2017-03-06 2018-09-13 Leonhard Kurz Stiftung & Co. Kg Verfahren zur herstellung eines decals und ein decal sowie eine vorrichtung zur herstellung eines decals und ein verfahren zum dekorieren von oberflächen von gegenständen

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2097269B1 (en) Improvements to printing superimposed layers
JP6857407B2 (ja) タイヤ用粘着シート
JP2010097136A (ja) シュリンクラベル
JP2020055269A (ja) 水転写シールおよび水転写シールの製造方法
JP6011905B2 (ja) ラベルの製造方法
JP6444102B2 (ja) 筒状ラベル
US20130287972A1 (en) Hybrid heat transfer label
JP2008304733A (ja) ラベルを被貼着材へ一体化する製造方法及びラベル
KR20170004763A (ko) 정보 보안용 라벨
JP2018201751A (ja) 隠蔽シート
JP7032754B2 (ja) 金属蒸着箔付粘着テープおよびその製造方法
US1968394A (en) Decalcomania
JP2009067014A (ja) ラベルを被貼着材へ一体化する製造方法及びラベル
JP2019184966A (ja) 隠蔽シール
WO2024062756A1 (ja) ラベルおよびラベルの製造方法
KR102495337B1 (ko) 색조 화장용 패치 및 이를 포함하는 부착형 피어싱
JP2005232889A (ja) 一方向透視性化粧シートの製造方法
WO2023015432A1 (zh) 反光型热转印标签制程方法、单色型反光标签和多色型反光标签
JP4854006B2 (ja) 感熱ラベル付き容器の製造方法
JP6955766B2 (ja) タイヤ用粘着シート
KR101202509B1 (ko) 파편(scrap)발생방지 전사시트
JP7063897B2 (ja) ラベル及びラベルの製造方法
JP6444155B2 (ja) 筒状ラベル
JP5182924B2 (ja) 蓋材
JP3136493U (ja) ハイライト用感圧転写テープ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220809

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230214