JP2020043260A - 多結晶膜の成膜方法、基板載置機構および成膜装置 - Google Patents

多結晶膜の成膜方法、基板載置機構および成膜装置 Download PDF

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【課題】多結晶膜の応力や固着による基板の破損を抑制することができ、工業的に歩留りの高い成膜を実現することが可能な、多結晶膜の成膜方法等を提供する。【解決手段】基板に多結晶膜を成膜する方法であって、基板を載置する載置部を備える基板ホルダーに前記基板を載置する載置工程と、前記載置工程後、化学蒸着によって前記基板に前記多結晶膜を成膜する成膜工程と、を含み、前記成膜工程では、前記多結晶膜の成膜中に前記載置部に振動を伝えて前記基板を浮かせることにより、当該基板と前記載置部との距離の最大値を0.5〜1.5mmにして、前記基板と前記載置部との固着を防止する、多結晶膜の成膜方法。【選択図】図4

Description

本発明は、多結晶膜の成膜方法、基板載置機構および成膜装置に関する。
多結晶膜の材料として用いられる炭化珪素は、珪素と炭素で構成される化合物半導体材料である。絶縁破壊電界強度が珪素の10倍であり、バンドギャップが珪素の3倍と優れているだけでなく、デバイスの作製に必要なp型、n型の制御が広い範囲で可能であることなどから、珪素の限界を超えるパワーデバイス用材料として期待されている。
また、炭化珪素は、より薄い厚さでも高い耐電圧が得られるため、薄く構成することにより、ON抵抗が小さく、低損失の半導体が得られることが特徴である。
しかしながら、炭化珪素半導体は、広く普及するSi半導体と比較し、大面積のウェハが得られず、製造工程も複雑であることから、Si半導体と比較して大量生産ができず、高価であった。
そこで、炭化珪素半導体のコストを下げるため、様々な工夫が行われてきた。例えば、特許文献1には、炭化珪素基板の製造方法が開示されており、その特徴として、少なくとも、マイクロパイプの密度が30個/cm2以下の単結晶炭化珪素基板と多結晶炭化珪素基板とを貼り合わせる工程を行い、その後、単結晶炭化珪素基板を薄膜化する工程を行うことで、多結晶炭化珪素基板上に単結晶炭化珪素層を形成した基板を製造することが記載されている。
更に、特許文献1には、単結晶炭化珪素基板と多結晶炭化珪素基板とを貼り合わせる工程の前に、単結晶炭化珪素基板に水素イオン注入を行って水素イオン注入層を形成する工程を行い、単結晶炭化珪素基板と多結晶炭化珪素基板とを貼り合わせる工程の後、単結晶炭化珪素基板を薄膜化する工程の前に、350℃以下の温度で熱処理を行い、単結晶炭化珪素基板を薄膜化する工程を、水素イオン注入層にて機械的に剥離する工程とする炭化珪素基板の製造方法が記載されている。
このような方法により、1つの炭化珪素の単結晶のインゴットから、より多くの炭化珪素ウェハが得られるようになった。
特開2009−117533
しかしながら、上記の炭化珪素ウェハの製造方法は、水素イオン注入を行って薄いイオン注入層が形成された単結晶炭化珪素基板と、多結晶炭化珪素基板と、を貼り合わせたのちに加熱して単結晶炭化珪素基板を剥離することによって製造されているので、炭化珪素ウェハは、厚さの大部分が多結晶炭化珪素基板である。このため、炭化珪素ウェハは、研磨などハンドリングの際に損傷しないよう機械的な強度を有するよう十分な厚さの多結晶炭化珪素の基板を使用する。そのため、多結晶炭化珪素の基板の厚さとしては、半導体として機能するために必要な厚さよりも厚いものを用いなければならない。
また、従来この多結晶炭化珪素基板は、CVD法(化学気相成長法)等の気相成長法で、所定の厚さまで多結晶膜の成膜を実施することで得ていた。しかしながら、気相成長法での成膜速度は、一時間あたり数〜数十μmであり、機械的強度を有する多結晶炭化珪素基板を得るためには、数十時間の成膜時間が必要となり、生産性の面で問題がある。
そして、多結晶炭化珪素基板をCVD法で作製する際、熱CVD法で作製することが一般的であり、この際、炉内を1300℃以上の熱環境として、ここにSiH4等のSi系原材料ガス、CH4等のC系原材料ガスと、不純物ガスである窒素ガス、キャリアガスである水素ガスを導入し、熱反応により、多結晶炭化珪素を母材の基板のおもて面とうら面の両面上に析出させて、多結晶炭化珪素基板を得ている。
多結晶炭化珪素基板は、半導体である単結晶炭化珪素を貼り合せて使用されるものであるため、金属汚染がないことが要求されている。上記の理由から、金属汚染を生じない材料で、高温の環境に耐えうる材料として、母材を保持する材料は、高純度カーボン材等が使用されている。
しかしながら、カーボン材料は、高温に耐えうるものの、機械的強度は弱く、ばね性を有することが難しいため、蒸着対象となる母材であるSi基板またはカーボン基板等をカーボン材で固定する際は、カーボン材のナット等の治具で母材を挟み込み固定するか、爪状の載置部等に乗せる等の方法が取られている。この状態で、多結晶炭化珪素等の成膜を実施し、炭化珪素等を析出させると、母材であるSi基板またはカーボン基板とともにカーボン製の固定治具や載置部にも炭化珪素(SiC)等が析出し、固定治具や載置部と母材とが炭化珪素等によって固着する。
このように固定治具等と母材とが固着した場合、多結晶膜を成膜終了後に母材を高温環境から冷却する際に生じる多結晶膜の収縮等により、固定治具等と多結晶膜との間に生じる応力によって、多結晶膜や母材の破壊が生じてしまう場合がある。
また、応力等による多結晶膜の割れが生じない母材についても、固定治具等との固着部分を取り外す際に、固定治具等の固定部分を欠損させて母材から取り外す必要があり、固着部分の多結晶膜が欠損してしまうため、多結晶膜が母材に成膜した基板として円形状の基板を得ることができない。
このように、多結晶炭化珪素基板等をSi基板またはカーボン基板等の上にCVD成膜法によって厚膜を形成することにより製造する方法において、多結晶炭化珪素等が基板上に析出する際、基板を保持する部分と母材となる基板との間に、多結晶炭化珪素等が析出することにより、基板が治具等の保持部分と固着してしまうことで、析出した多結晶炭化珪素等が冷却による収縮等の際に生ずる応力を緩和できず、基板の破壊を生じてしまう場合がある。この多結晶炭化珪素膜等が成膜した基板の破壊によって、基板の歩留まりが著しく低下し、基板のコストを大きく押し上げている。そのため、基板の破壊の問題を解決することが、多結晶炭化珪素基板の作製にあたり強くのぞまれている。
上記の問題点に鑑み、本発明では、多結晶膜の応力や固着による基板の破損を抑制することができ、工業的に歩留りの高い成膜を実現することが可能な、多結晶膜の成膜方法等を提供することを目的とする。
本発明者らは、熱CVD法等により多結晶膜を母材へ厚膜に形成する際に、固定治具等が母材となるSi基板またはカーボン基板等へ固着しない方法について鋭意研究を重ねた結果、母材となる基板を載置する載置部に振動を伝えて基板を跳ね上げて浮かせつつ、多結晶膜を基板へ蒸着することにより、基板と載置部との間に固着を生じさせることなく、所定の厚膜の多結晶膜を基板上に成膜できることを確認した。
上記課題を解決するために、本発明の多結晶膜の成膜方法は、基板に多結晶膜を成膜する方法であって、基板を載置する載置部を備える基板ホルダーに前記基板を載置する載置工程と、前記載置工程後、化学蒸着によって前記基板に前記多結晶膜を成膜する成膜工程と、を含み、前記成膜工程では、前記多結晶膜の成膜中に前記載置部に振動を伝えて前記基板を浮かせることにより、当該基板と前記載置部との距離の最大値を0.5〜1.5mmにして、前記基板と前記載置部との固着を防止する。
前記振動の周波数が5〜30Hzであってもよい。
振動による前記基板の回転量が0.5〜5mm/秒であってもよい。
前記基板がSi基板またはカーボン基板であってもよい。
前記多結晶膜は、炭化珪素、窒化チタン、窒化アルミニウム、炭化チタンまたはダイヤモンドライクカーボンの膜であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の基板載置機構は、基板を載置する載置部を備える基板ホルダーと、前記基板ホルダーを吊持するロッドと、前記載置部に振動を伝える加振手段と、を備える。
また、上記課題を解決するために、本発明の成膜装置は、上記の基板載置機構を備える。
本発明によれば、多結晶膜の成膜時に、載置部に振動を伝えて基板を跳ね上げて浮かせることにより、基板と載置部との固着を防ぐことができる。その結果、多結晶膜の応力や固着による基板の破損を抑制することができ、工業的に歩留りの高い成膜を実現することができる。
本発明の基板載置機構を備えた成膜装置の概略断面図である。 固定治具を有する基板ホルダーにより基板を保持する態様を示す図である。 載置部を有する基板ホルダーにより基板を保持する態様を示す図である。 振動により基板500が浮く態様を示す側面図である。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
[成膜方法]
本発明の成膜方法は、基板に多結晶膜を成膜する方法であって、載置工程と、成膜工程とを含む。
(基板)
多結晶膜を成膜する対象となる基板としては、特に限定されないが、例えばSi基板またはカーボン基板を挙げることができる。
(多結晶膜)
基板に成膜する多結晶膜としては、特に限定されないが、例えば炭化珪素、窒化チタン、窒化アルミニウム、炭化チタンまたはダイヤモンドライクカーボンの膜を挙げることができる。
〈載置工程〉
本工程は、基板を載置する載置部を備える基板ホルダーに基板を載置する工程である。図2、3を参照しつつ、基板ホルダーについて説明する。
〈基板ホルダー〉
基板ホルダーは、母材となる基板を保持するものであり、原料ガスやキャリアガスが導入される成膜装置のチャンバー内に設置されるものである。図2に、固定治具を有する基板ホルダーにより基板を保持する態様を示す。図2(a)は、基板ホルダー100の側面図である。基板ホルダー100は、鉛直方向と平行な2つの柱110を備えている。2つの柱110は、上部と下部で連結されていてもよい。柱110は、0.3mm〜5mm程度の基板500を上下より把持して締結することができるよう、上座金121aと下座金121bからなる一対の座金121を有し、また、上座金121aの上部および下座金121bの下部に位置し、座金121による基板500の締結状態を調節可能とする上ナット122aと下ナット122bからなる一対のナット122を有している。これらの座金121とナット122が固定治具120となって、基板500を上下より把持している。1つの柱110において、固定治具120を複数備えることができ、これにより、基板500を複数把持することができる。また、柱110、座金121、ナット122は、1300℃〜1600℃程度の温度に対して耐熱性を有するものを使用することができ、具体的には、カーボン製、炭化珪素製、またはこれらの複合材料を加工したものを使用することができる。
図2(b)は、図2(a)のAA線で切断したAA断面図である。基板ホルダー100は、基板500の中心線上に2つの柱110が位置するように配置されており、基板500を2か所で把持している。なお、基板500の把持は2か所に限定されず、3か所や、図2(c)に示す基板ホルダー150のように、基板500の中心線上に4つの柱110を配置して、基板500を4か所で把持してもよく、5か所以上で把持することもできる。
図2(a)に示すように、固定治具120によって基板500を上下より把持した状態で、例えば原料ガスやキャリアガスを導入して化学蒸着によって多結晶膜を成膜した場合、基板500の表面のみならず、固定治具120や柱110の表面にも、0.3mm〜3mm程度の多結晶膜600が連続膜となって成膜する(図2(d))。そのため、基板500と固定治具120が多結晶膜600によって固着してしまう。前述したように、冷却による多結晶膜600の収縮による固定治具120と多結晶膜600との間の応力で多結晶膜600や基板500が破壊されてしまう場合がある。また、固着後に基板500を固定治具120から取り外すためには、固定治具120の座金121やナット122を欠損させることとなる。そして、基板500において、固定治具120によって把持された部分には多結晶膜600は成膜されないこととなる。
図3に、載置部を有する基板ホルダーにより基板を保持する態様を示す。図3(a)は、基板ホルダー200の側面図である。基板ホルダー200は、鉛直方向と平行な2つの柱210を備えている。2つの柱210は、上部と下部で連結されていてもよい。柱210は、基板500を載置することができるよう、例えば爪状に突起した載置部220を有している。1つの柱210において、載置部220を複数備えることができ、これにより、基板ホルダー200は基板500を複数保持することができる。また、柱210、載置部220は、1300℃〜1600℃程度の温度に対して耐熱性を有するものを使用することができ、具体的には、カーボン製、炭化珪素製、またはこれらの複合材料を加工したものを使用することができる。
図3(b)は、図3(a)のAA線で切断したAA断面図である。基板ホルダー200は、基板500の中心線上に2つの柱210が位置するように配置されており、基板500を2か所で保持している。なお、基板500の保持は2か所に限定されず、3か所や、図3(c)に示す基板ホルダー250のように、基板500の中心線上に4つの柱210を配置して、基板500を4か所で保持してもよく、5か所以上で保持することもできる。また、多結晶膜600の成膜を阻害しないよう、円環状の載置部221によって、基板500の外周端全体を載置することもできる図3(d)。
図3(a)に示すように、載置部220によって基板500を保持した状態で、例えば原料ガスやキャリアガスを導入して化学蒸着によって多結晶膜を成膜した場合、基板500の表面のみならず、固定治具120や柱110の表面にも、多結晶膜600が連続膜となって成膜する(図3(e))。そのため、基板500と載置部220が多結晶膜600によって固着してしまう。そうすると、冷却による多結晶膜600の収縮による載置部220と多結晶膜600との間の応力で多結晶膜600や基板500が破壊されてしまう場合がある。また、固着後に基板500を載置部220から取り外すためには載置部220を欠損させることとなる。そして、基板500において、載置部220によって把持された部分には多結晶膜600は成膜されないこととなる。そのため、後述する成膜工程において、振動により基板500を浮かせることが重要となる。
〈成膜工程〉
本工程は、載置工程により基板を基板ホルダーに載置した後、化学蒸着によって基板に多結晶膜を成膜する工程である。化学蒸着の具体例としては、加熱した基板500上に、多結晶膜600の成分を含む原料ガスやキャリアガス等を供給し、基板500の表面や気相での化学反応により、多結晶膜を堆積する方法が挙げられる。
(原料ガス)
多結晶膜を成膜することができれば、特に限定されず、一般的に使用される原料ガスを用いることができる。例えば、炭化珪素の多結晶膜を形成する場合には、SiCl4ガス、SiCl3CH3ガス、CH4ガス、C38ガス等を用いることができる。窒化チタンの多結晶膜を形成する場合には、TiCl4ガス、N2ガス等を用いることができる。窒化アルミニウムの多結晶膜を形成する場合には、AlCl3ガス、NH3ガス等を用いることができる。炭化チタンの多結晶膜を形成する場合には、TiCl4ガス、CH4ガス等を用いることができる。ダイヤモンドライクカーボンの多結晶膜を形成する場合には、アセチレン等の炭化水素ガスを用いることができる。
(キャリアガス)
多結晶膜の成膜を阻害することなく、原料ガスを基板へ展開することができれば、一般的に使用されるキャリアガスを用いることができる。例えば、H2ガス等をキャリアガスとして用いることができる。
成膜工程では、多結晶膜600の成膜中に載置部220に振動を伝えて基板500を浮かせることにより、基板500と載置部220との距離dの最大値を0.5〜1.5mmにして、基板500と載置部220との固着を防止する(図4)。
基板500と載置部220との距離dの最大値が0.5mm未満であると、例えば多結晶膜を高速で成膜するために成膜速度を速めた場合において、基板500と載置部220とが固着してしまうおそれがある。また、距離dの最大値が1.5mmよりも大きい場合には、浮いた基板500が載置部220へ落下する際の衝撃が大きくなることで、基板500が破損してしまうおそれがある。このような固着と破損を考慮すると、距離dの最大値を1mm程度に制御することが好ましい。距離dの制御は、載置部220へ伝える振動力を制御することにより可能である。
振動は、基板500が全体として浮くように伝えることが可能であり(図4(a))、また、一方の載置部220には基板500が接しており、他方の載置部220には基板500が接していないように、基板500を浮かせることもできる(図4(b))。
振動の周波数は、載置部220の形状や大きさ、または基板500の大きさや質量により、任意に制御することができるが、5〜30Hzとすることが好ましい。ここで、周波数は、例えば5Hzの場合、基板500が1秒間に5回の上下往復運動をするように、振動を伝えることを意味する。30Hzの場合は、基板500が1秒間に30回の上下往復運動をすることとなる。
周波数が5Hz未満の場合、多結晶膜600の成膜によって基板500と載置部220とが固着するおそれがある。また、周波数が30Hzを超えると、上下往復運動が早くなりすぎて一定の規則正しさによる往復運動を維持することが困難となり、ランダムな運動が生じて基板500が載置部220と接触を維持する時間が長くなることで、基板500と載置部220とが固着するおそれがある。
また、載置部220へ伝える振動としては、基板500を上下往復運動させる上下振動のほかに、基板500を水平方向へ回転運動させる回転振動を付加することができる。基板500にこのような回転運動をさせれば、基板500において同一の部分が載置部220へ繰り返し接触することで成膜のムラが生じることを予防することができ、多結晶膜が薄い部分となる保持の跡を無くし、基板500全体に多結晶膜600を均一な厚膜に形成することができる。
なお、載置部220において、基板500を載置する載置面220aの面積は、多結晶膜600を成膜する成膜条件を考慮して適宜調整することができる。例えば、基板500の外周の方が中心部より厚く成膜される成膜条件の場合には、載置面220aの面積を大きくすることで、外周と中心部との成膜される多結晶膜600の膜厚の差を調整することができる。また、基板500の外周と中心部とで差異がなく成膜される条件の場合には、載置面220aを小さくすることにより、保持の跡をより目立たなくすることができる。
このように、載置面220aの面積を小さくすることや、回転振動を加えることで、厚みの均一な多結晶膜600を基板500の両面に得ることができる。そのため、多結晶膜が成膜した基板の製造にあたり、その品質、歩留りに好影響を与えることができる。
ここで、回転振動の付加による、基板500の回転量は、0.5〜5mm/秒であることが好ましい。図3(b)で説明すると、回転量は、基板500の円周上にある点Xが1秒後に円周上にある点Yへ移動した場合の、点Xから点Yまでの円周上の移動距離である。
基板500の回転量が0.5〜5mm/秒であれば、厚みの均一な多結晶膜600を基板500の両面に得ることが容易となる。回転量が0.5mm/秒よりもが小さい場合、1秒あたりの移動距離が小さく、成膜条件によっては、周方向の膜厚ムラや膜質ムラが発生するおそれがある。また、回転量が5mm/秒よりも速くすることは、この条件を満たすための機構が現実的に難しく、また、条件を満たしたとしても、わずかながら成膜のレートが低下するおそれがある。なお、回転量が0.5〜5mm/秒でなくても、成膜条件を適切に設定することで、厚みの均一な多結晶膜600を得ることはできる。
〈その他の工程〉
本発明の成膜方法は、載置工程および成膜工程以外にも、他の工程を含むことができる。例えば、載置工程と成膜工程との間に基板を所定温度に加熱する加熱工程や、化学蒸着前の基板に、成膜を阻害するような何らかの反応が生じないよう、基板を不活性雰囲気下とするべく、アルゴン等の不活性ガスを流通させる工程等が挙げられる。
なお、本発明の成膜方法は、図2に示す固定治具120を有する基板ホルダー100を用いることによっても実施可能である。図2(e)に示すように、上座金121aと下座金121bとで基板500を把持せずに、基板500を下座金121bへ載置し、基板500と上座金121aとの間は基板500が浮くことができるように隙間を空ける態様とする。これにより、下座金121bへ振動を伝えることで基板500を浮かせることができる。
[基板載置機構]
次に、上記した本発明の多結晶膜の成膜方法を実施することのできる、本発明の基板載置機構について説明する。その基板載置機構は、基板ホルダーと、ロッドと、加振手段とを備える。これらの構成を備えることで、基板を浮かせることができ、基板と載置部との固着を防止することができる。以下、図1に概略断面図として示す、本発明の基板載置機構を備えた成膜装置の一例を参照しつつ、説明する。
〈基板ホルダー〉
基板ホルダーについては、成膜方法の項目において説明した図2または図3の基板ホルダー100または200を用いることができる。図1の成膜装置1000では、基板ホルダーの一例として、基板ホルダー200を示している。
〈ロッド〉
ロッド300は、基板ホルダーを吊持するカーボン製のロッドである。成膜装置1000では、基板ホルダー200の天井部230をロッド300の下部310に取り付けることにより、ロッド300は基板ホルダー200を吊り下げて保持する。ただし、ロッド300はカーボン製のほかにも、成膜条件に対して安定な性質を持つSiC製のロッドも使用することができる。
〈加振手段〉
加振手段400は、振動を発生し、載置部220にその振動を伝える手段である。図1では、加振手段400はロッド300の上部320とつながっており、加振手段400で発生した振動が、順に、ロッド300、基板ホルダー200の天井部230、柱210と伝わって載置部220に到達する構成となっている。載置部220に伝えられた振動は、さらに基板500に伝えられることで、基板500を浮かせて基板500と載置部220との固着を防止することができる。
なお、図1の成膜装置1000では、加振手段400がロッド300を介して載置部220へ振動を伝える構成となっているが、本発明はこれに限定されない。加振手段400を直接基板ホルダー200に接続する態様や、載置部220へ直接接続する態様もとり得る。また、成膜装置1000の筐体1100の外表面1100aに加振手段400を接続し、成膜装置1000ごと振動させることで、基板500と載置部220との固着を防止することもできる。
加振手段としては、基板500と載置部220との固着を防止できる振動を発生させることができるものであれば、特に限定されない。例えば、振動モータ、機械式発振器、電磁発振器、圧電式発振器等を加振手段として用いることができ、基板500を変位させる量や振動数を考慮すると、振動モータや電磁発振器を用いることができる。
〈その他の構成〉
本発明の基板載置機構は、基板ホルダー、ロッドおよび加振手段以外にも、他の構成を備えることができる。例えば、加振手段用の電源等を備えることができる。
[成膜装置]
本発明の成膜装置は、上記した本発明の基板載置機構を備える。これにより、成膜中に基板を浮かせることができ、基板と載置部との固着を防止することができる。
また、本発明の成膜装置は、基板載置機構以外にも、他の構成を備えることができる。例えば、図1の成膜装置1000は、基板500に多結晶膜600を成膜する成膜室1010、成膜室1010へ原料ガスやキャリアガスを導入する導入口1020、成膜室1010より排出された原料ガスやキャリアガスを成膜装置1000の外部へ排気する排気口1030、成膜室1010より排出された原料ガスやキャリアガスを排気口1030へ導入する排出ガス導入室1040、排出ガス導入室を覆うボックス1050、ボックス1050の外部より成膜室1010内の温度を制御するヒーター1060、ヒーター1060および加振手段400の外側にあり、成膜装置1000の外装となる水冷されたステンレス製の筐体1100を備えることができる。
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例の内容に何ら限定されるものではない。
(実施例1)
図3に示す基板ホルダー200、太さ5mmのカーボン製のロッド300、加振手段400(電磁式発振器)を備える基板載置機構を備える、図1に示す成膜装置1000を使用し、図3(c)に示すように基板500を4つの載置部220で保持する4点保持法で、基板500(直径4インチで厚み0.5mmのカーボン基板)に多結晶膜600として厚み0.3mmの炭化珪素膜を基板500の両面に成膜した。成膜条件は、成膜室1010内の圧力を25kPa、温度を1350℃とし、SiCl4ガスとCH4ガスを各800sccm、キャリアガスとして水素ガスを5000sccm(1気圧、0℃での値に換算したガス流量)で導入し、10時間の成膜を実施した。成膜工程における振動の周波数は10Hzとして、基板500と載置部220との距離dの最大値が0.5mmとなるように、上下振動により基板500を跳ね上げた。回転振動は、付加しなかった。5枚の基板500を基板ホルダー200にセットすることにより、多結晶膜600を製膜した成膜基板は一度に5枚作製した。成膜後、基板500と載置部220との固着の有無、成膜基板の反りや破損の有無、多結晶膜600が薄い部分となる保持の跡の有無およびその程度を確認した。
(実施例2)
基板500と載置部220との距離dの最大値が1.0mmとなるように、上下振動を加えた以外は、実施例1と同様の手法で成膜基板を5枚作製した。
(実施例3)
基板500と載置部220との距離dの最大値が1.5mmとなるように、上下振動を加えた以外は、実施例1と同様の手法で成膜基板を5枚作製した。
(実施例4)
基板500と載置部220との距離dの最大値が1.0mmとなるように、上下振動を加えると共に、基板500の回転量が0.05mm/Hz(振動の周波数は10Hzであるため、すなわち0.5mm/秒)となるように基板500へ回転振動を加えた以外は、実施例1と同様の手法で成膜基板を5枚作製した。
(実施例5)
基板500と載置部220との距離dの最大値が1.0mmとなるように、上下振動を加えると共に、基板500の回転量が0.5mm/Hz(振動の周波数は10Hzであるため、すなわち5mm/秒)となるように基板500へ回転振動を加えた以外は、実施例1と同様の手法で成膜基板を5枚作製した。
(実施例6)
基板500と載置部220との距離dの最大値が1.0mmとなるように、上下振動を加え、振動の周波数を5Hzにした以外は、実施例1と同様の手法で成膜基板を5枚作製した。
(実施例7)
基板500と載置部220との距離dの最大値が1.0mmとなるように、上下振動を加え、振動の周波数を30Hzにした以外は、実施例1と同様の手法で成膜基板を5枚作製した。
(比較例1)
図2に示す基板ホルダー100、太さ5mmのカーボン製のロッド300、加振手段400を備える基板載置機構を備える、図1に示す成膜装置1000を使用し、図2(c)に示すように基板500を4つの固定治具120で基板500(直径4インチで厚み0.5mmのカーボン基板)を締結して保持する4点保持法で、基板500に多結晶膜600として厚み0.3mmの炭化珪素膜を基板500の両面に成膜した。また、基板500に振動を加えなかった。これらの条件以外は、実施例1と同様の手法で成膜基板を5枚作製した。
(比較例2)
基板500に振動を加えない以外は、実施例1と同様の手法で成膜基板を5枚作製した。
(比較例3)
基板500と載置部220との距離dの最大値が0.3mmとなるように、上下振動を加えた以外は、実施例1と同様の手法で成膜基板を5枚作製した。
実施例1〜7および比較例1〜3における成膜条件と、基板500と載置部220との固着の有無、成膜基板の反りや破損の有無およびその程度、多結晶膜600が薄い部分となる保持の跡の有無およびその程度を確認した結果を表1に示す。
表1の反り値の評価は、成膜による基板500の反りを厚み方向への変動値として、5枚の基板500の反りの平均を示した。そして、表1の割れた基板の数の評価は、成膜により割れた基板500の数を表しており、「0/5」は、5枚の基板500において割れた基板は0であることを示した。また、表1の保持跡の評価において、保持跡が無いものを「無」、載置部220(または座金121)に載置された部分の多結晶膜の厚さが0.2mmと薄いために保持跡が認められるものを「小」、載置部220(または座金121)に載置された部分の多結晶膜の厚さが0.1mmと薄いために保持跡が認められるものを「中」、載置部220(または座金121)に載置された部分に多結晶膜が成膜されておらず、保持跡が認められるものを「大」と評価した。
Figure 2020043260
(結果)
比較例1、2に示すように、基板500振動を加えずに成膜した場合は、固定治具120や載置部220と、基板500との間に固着が発生した。そして、固着部分をきっかけとして、成膜基板を冷却することによる収縮により、基板500の割れが生じてしまった。そして、基板500へ振動を加えた場合であっても、基板500と載置部220との距離dの最大値が0.3mmの場合には、固着を抑制する効果が表れず、固着が発生し、基板500に割れが生じてしまった(比較例3)。また、基板500が固着した場合には、その反りも大きくなる結果となった(比較例1〜3)。
これに対して、実施例1〜7に示すように、基板500と載置部220との距離dの最大値が0.5mm以上となるように振動を付与した場合には、載置部220と基板500との間で固着の発生が防止され、固着による応力が緩和され、基板500の割れは発生せず、良好な結果が得られた。特に、実施例4、5に示すように、上下振動に加えて回転振動を加えることにより、基板500そのものが基板ホルダー200で回転することで、成膜中において基板500の載置される部分が常に移動するため、保持の跡がない成膜基板を得ることができた。
[まとめ]
上記の実施例の結果から、本発明によれば、カーボン基板に炭化珪素膜を成膜する際に生じていた基板と載置部との固着を防ぐことができ、その結果、多結晶膜の応力や固着による基板の破損を抑制することができる効果が得られたことは明らかである。実施例では、その一例として、カーボン基板に炭化珪素の多結晶膜を成膜する場合について紹介したが、本発明の効果は、この場合のみならず、カーボン基板やSi基板等に対し、炭化珪素、窒化チタン、窒化アルミニウム、炭化チタンまたはダイヤモンドライクカーボン等の多結晶膜を成膜する場合においても、得られるものである。
100 基板ホルダー
110 柱
120 固定治具
121 座金
121a 上座金
121b 下座金
122 ナット
122a 上ナット
122b 下ナット
150 基板ホルダー
200 基板ホルダー
210 柱
220 載置部
220a 載置面
221 載置部
230 天井部
250 基板ホルダー
300 ロッド
320 上部
400 加振手段
500 基板
600 多結晶膜
1000 成膜装置
1010 成膜室
1020 導入口
1030 排気口
1040 排出ガス導入室
1050 ボックス
1060 ヒーター
1100 筐体
1100a 外表面
d 距離
X 点
Y 点

Claims (7)

  1. 基板に多結晶膜を成膜する方法であって、
    基板を載置する載置部を備える基板ホルダーに前記基板を載置する載置工程と、
    前記載置工程後、化学蒸着によって前記基板に前記多結晶膜を成膜する成膜工程と、を含み、
    前記成膜工程では、前記多結晶膜の成膜中に前記載置部に振動を伝えて前記基板を浮かせることにより、当該基板と前記載置部との距離の最大値を0.5〜1.5mmにして、前記基板と前記載置部との固着を防止する、多結晶膜の成膜方法。
  2. 前記振動の周波数が5〜30Hzである、請求項1記載の多結晶膜の成膜方法。
  3. 振動による前記基板の回転量が0.5〜5mm/秒である、請求項1または2に記載の多結晶膜の成膜方法。
  4. 前記基板がSi基板またはカーボン基板である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の多結晶膜の成膜方法。
  5. 前記多結晶膜は、炭化珪素、窒化チタン、窒化アルミニウム、炭化チタンまたはダイヤモンドライクカーボンの膜である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の多結晶膜の成膜方法。
  6. 基板を載置する載置部を備える基板ホルダーと、
    前記基板ホルダーを吊持するロッドと、
    前記載置部に振動を伝える加振手段と、
    を備える、基板載置機構。
  7. 請求項6に記載の基板載置機構を備える、成膜装置。
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