JP2020040443A - リフト付き運搬車 - Google Patents

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忠彦 鈴木
Tadahiko Suzuki
忠彦 鈴木
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Abstract

【課題】階段を登り降り可能で、重量物の運搬にも適したリフト付き運搬車を提供する。【解決手段】前輪20及び後輪30が設けられた本体フレーム10と、本体フレーム10に上下方向に立設されたガイドポスト40と、ガイドポスト40を上下方向に移動自在なランナ50と、ランナ下端部に設けられたフォーク状昇降部材60と、ランナ50を昇降させるランナ昇降機構と、を備える。後輪30は、本体フレーム10に回転自在に取り付けられたブラケット31に、その回転中心から等距離で且つ等角度間隔で回転自在に取り付けられており、本体フレーム10は、昇降部材60の昇降軌跡を回避する形状である。【選択図】図1

Description

本発明は、移送経路に階段等の段差がある場合でも運搬物を移送可能なリフト付き運搬車に関する。
一般的な台車は平面を走行することが前提であり、階段を登り降りすることは困難である。エレベータの無い建物では、一般的な台車では使用範囲が限定されてしまう。このため、階段を登り降り可能な台車が提案され(例えば下記特許文献1)、使用に供されている。しかしながら、運搬物の重量がある程度以上になると、作業者単独では台車の荷台上に運搬物を載置するのが困難になる。
特表2009−528951
上述したように、階段を登り降り可能な台車を用いることで、移送経路に階段等の段差がある場合にも対応できるが、運搬物の重量がある程度以上になると、作業者単独では台車の荷台上に運搬物を載置するのが困難になるきらいがある。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、階段を登り降り可能でかつ重量物の運搬にも適したリフト付き運搬車を提供することにある。
本発明のある態様はリフト付き運搬車である。このリフト付き運搬車は、前輪及び後輪が設けられた本体フレームと、前記本体フレームに上下方向に立設されたガイドポストと、前記ガイドポストを上下方向に移動自在なランナと、前記ランナ下端部に設けられた昇降部材と、前記ランナを昇降させるランナ昇降機構と、を備え、
前記後輪は、前記本体フレームに回転自在に取り付けられたブラケットに、前記ブラケットの回転中心から等距離で且つ等角度間隔で回転自在に取り付けられており、前記本体フレームは、前記昇降部材の昇降軌跡を回避する形状であることを特徴とする。
前記本体フレームは、後部連絡部と、前記後部連絡部から前方に延長する一対の延長部とを有し、前記一対の延長部に前記前輪がそれぞれ設けられ、前記一対の延長部間に前記昇降部材の昇降軌跡を回避する凹部が位置する構成であるとよい。
前記ランナ昇降機構は、前記ランナをワイヤを介して巻き取ることで上昇させるウインチであるとよい。
前記昇降部材がフォーク状昇降部材であるとよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係るリフト付き運搬車によれば、移送経路に階段等の段差がある場合でも運搬物を移送可能であり、しかも従来の台車のように運搬物を台車の荷台上に持ち上げて搭載する作業を不要にできる。このため、一人の作業者では持ち上げにくい重量物の運搬に適している。
本発明に係るリフト付き運搬車の実施の形態を示す側面図。 同平面図。 後輪の動作の説明図。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1及び図2に示すように、リフト付き運搬車1は、前輪20及び後輪30が設けられた本体フレーム10と、本体フレーム10に上下方向(例えば垂直方向)に立設、固定されたガイドポスト40と、ガイドポスト40にガイドされてガイドポスト40を上下方向に移動自在なランナ50と、ランナ50の下端部に設けられた荷役用のフォーク状昇降部材60とを備えている。なお、図2において、リフト付き運搬車1の前後方向及び左右方向を定義する。
本体フレーム10は、フォーク状昇降部材60の昇降軌跡を回避して、フォーク状昇降部材60で昇降される荷役対象のパレットの着地及び昇降を妨げないように、前側に開口した凹部15を有する。換言すれば、本体フレーム10は後部連絡部11の幅方向(左右方向)の両端部から凹部15が形成されるように前方に延長した一対の延長部12を有している。つまり、一対の延長部12間に凹部15が位置する。一対の延長部12にはそれぞれ前輪20が設けられる。前輪20及びこれを回転自在に保持するブラケット21は周知のキャスター構造であって、延長部12の底面側において前輪20は任意方向に回転自在に取り付けられる。
後部連絡部11の底面側には、回転軸35が図示しない軸受部材で回転自在に支持され、回転軸35の左右方向端部に略三角形状のブラケット31が取り付けられている(例えば固着されている)。本体フレーム10の左右に位置するブラケット31には、それぞれ後輪30がブラケット31の回転中心から等距離で且つ等角度間隔でピン32によって回転自在に取り付けられている。図示のように、左右のブラケット31にそれぞれ3個の後輪30が取り付けられる場合、後輪30はブラケット31の回転中心から等距離で且つ120度間隔で取り付けられる。
本体フレーム10の後部連絡部11上面には、中空支柱45が垂直に立設固定されている。中空支柱45の前部が、ローラー55を回転自在に有するランナ50が昇降自在に案内されるガイドポスト40となっている。ローラー55はガイドポスト40の内面を転動する。
ランナ昇降機構は、中空支柱45の内側上部に回転自在に設けられたシーブ46と、中空支柱45の側面に取り付けられたウインチ(巻取機)70と、シーブ46を経由してランナ50とウインチ70とを接続するワイヤ80とを備えている。ウインチ70は、例えば手動ウインチであり、巻取軸に連結されたアーム72の先端部にウインチハンドル71を取り付けた構造を有する。
ランナ50の上端部には引き上げ用のワイヤ80の一端が連結され、ワイヤ80はシーブ46に巻掛けられ、ワイヤ80の他端側がウインチ70で巻き取られるようになっている。ウインチ70は、巻き取り時においては内蔵するラッチ機構によりワイヤ80の巻き取り方向(ランナ50の上昇方向)には回転可能であるが、ワイヤ80の繰り出し方向には回転できないようになっている。ラッチ機構を解除することで、ワイヤ80の繰り出し、つまりランナ50の下降動作が可能である。
中空支柱45の上部後側には、取付部材47を介して棒状ハンドル48が固着されている。作業者は棒状ハンドル48を握ってリフト付き運搬車1の前進、後退、階段の昇降等の操作を行う。
リフト付き運搬車1の動作説明を、階段の無い地下室から地上にパレット上の運搬物を移送する場合で説明する。
まず、ウインチ70からワイヤ80を繰り出してランナ50を下降させ、フォーク状昇降部材60を地下室床面に着地させる。それからリフト付き運搬車1を前進させてフォーク状昇降部材60をパレットに差し込む(パレットは図1の床面上に着地した状態)。
次に、ウインチ70でワイヤ80を巻き取り、ランナ50及びフォーク状昇降部材60を階段の昇降の妨げとならない程度の上昇位置とする。
階段を登る場合、リフト付き運搬車1を後傾姿勢として、前輪20を階段に乗り上げていくが、後輪30はブラケット31の回転中心から等距離で且つ120度間隔でピン32によって回転自在であるため、図3のように、位置Aの後輪30が下の階段面5aを前進して上下の階段面5a,5bの段差5cに当たると、ブラケット31が時計回りに回転して上の階段面5bに位置Bの後輪30が乗る。このような後輪30及びブラケット31の回転動作を繰り返すことで、階段の登り降りを容易に行うことができる。
リフト付き運搬車1が階段を上って地上に出た後、トラックの荷台にパレットを移載する場合には、ウインチ70でワイヤ80を巻き取り、ランナ50及びフォーク状昇降部材60を上昇限位置(パレットは仮想線位置のフォーク状昇降部材60で持ち上げられた状態)とすればよい。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) 本体フレーム10に回転自在に取り付けられたブラケット31に、後輪30が等角度間隔で取り付けられているから、階段の登り降りが容易であり、またフォーク状昇降部材60は床面に着地可能な構成である。このため、従来の台車のように運搬物を台車の荷台上に持ち上げて搭載する作業を不要にでき、かつ階段の登り降りの容易性も確保できる。このため、重量物の運搬に適している。
(2) 前輪20及び後輪30の駆動及びウインチ70のワイヤ80の巻き取りを手動で行う構成とすれば、軽量化を図ることができる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
上記実施の形態において、ブラケットに3個の後輪30を120度間隔で設けたが、後輪30は4個以上でもよい。本体フレーム10の左右に位置するブラケットにそれぞれ4個の後輪30を取り付ける場合、後輪30はブラケットの回転中心から等距離で且つ90度間隔で取り付けられる。ブラケットは正方形に近い形状となる。
また、前輪20及び後輪30の駆動を電動で行う構造も可能であり、ウインチ70の巻き取り動作も電動で行うことができる。
パレットの使用を前提としなければ、フォーク状昇降部材60の代わりに板状等の昇降部材を採用することも可能である。
1 リフト付き運搬車
10 本体フレーム
11 後部連絡部
12 延長部
15 凹部
20 前輪
30 後輪
31 ブラケット
32 ピン
35 回転軸
40 ガイドポスト
45 中空支柱
46 シーブ
50 ランナ
55 ローラー
60 フォーク状昇降部材
70 ウインチ
80 ワイヤ

Claims (4)

  1. 前輪及び後輪が設けられた本体フレームと、
    前記本体フレームに上下方向に立設されたガイドポストと、
    前記ガイドポストを上下方向に移動自在なランナと、
    前記ランナ下端部に設けられた昇降部材と、
    前記ランナを昇降させるランナ昇降機構と、を備え、
    前記後輪は、前記本体フレームに回転自在に取り付けられたブラケットに、前記ブラケットの回転中心から等距離で且つ等角度間隔で回転自在に取り付けられており、
    前記本体フレームは、前記昇降部材の昇降軌跡を回避する形状であることを特徴とするリフト付き運搬車。
  2. 前記本体フレームは、後部連絡部と、前記後部連絡部から前方に延長する一対の延長部とを有し、
    前記一対の延長部に前記前輪がそれぞれ設けられ、
    前記一対の延長部間に前記昇降部材の昇降軌跡を回避する凹部が位置していることを特徴とする請求項1に記載のリフト付き運搬車。
  3. 前記ランナ昇降機構は、前記ランナをワイヤを介して巻き取ることで上昇させるウインチである請求項1又は2に記載のリフト付き運搬車。
  4. 前記昇降部材がフォーク状昇降部材である請求項1乃至3のいずれか一項に記載のリフト付き運搬車。
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