JPH06115888A - 簡易リフタ− - Google Patents

簡易リフタ−

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JPH06115888A
JPH06115888A JP28084491A JP28084491A JPH06115888A JP H06115888 A JPH06115888 A JP H06115888A JP 28084491 A JP28084491 A JP 28084491A JP 28084491 A JP28084491 A JP 28084491A JP H06115888 A JPH06115888 A JP H06115888A
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JP
Japan
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frame
fork
winch
pulley
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP28084491A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Takasugi
光男 高杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Colpo Co Ltd
Original Assignee
Colpo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Colpo Co Ltd filed Critical Colpo Co Ltd
Priority to JP28084491A priority Critical patent/JPH06115888A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで場所を取らないため一般店舗に
常備しておくことができ、簡単な操作で貨物の積み降ろ
し作業を容易に行なうことができる簡易リフタ−を提供
することを目的とする。 【構成】 ベ−ス1に固定フレ−ム6を対設し、それに
可動フレ−ム13を上方からスライド可能に差し込み、
可動フレ−ム13の内側に、両側中央部を吊持されたフ
ォ−ク16を配備し、固定フレ−ム6に設置されたウイ
ンチ9から伸びるワイヤ−23を、固定フレ−ム6、可
動フレ−ム13及びフォ−ク16に設置したプ−リに掛
け回し、その先端をウインチ9設置側と反対側に固定し
て成る。 【効果】 構成簡易で低廉にて供給でき、しかも操作が
容易で貨物の積み降ろし作業を力を要することなく、安
全且つ簡単に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は簡易リフタ−、より詳細
には、保冷用コンテナ等の数十キログラムから百キログ
ラム程度の重量の貨物の積み降ろし作業に用いる簡易リ
フタ−に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、例えば特願平2−1848
86号に開示されているような低温商品物流システムを
開発している。そのシステムにおいては、冷凍ないし冷
却商品を輸送するためのハ−ドボックス(保冷コンテ
ナ)が用いられ、これが輸送車の荷台から積み降ろしさ
れる。ところでこのハ−ドボックスは、商品満載時には
百キログラムにもなるため、その積み降ろし作業を人手
で行なうのは大変なことである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、上記
ハ−ドボックス程度の重さの貨物の積み降ろしを人手で
行なうことは大変なので、フォ−クリフト等が用いられ
ることもある。しかし、上記物流システムの場合には、
一般店舗等において積み降ろしすることが多く、普通そ
のような場所にはフォ−クリフトが常備されていないの
で、結局は人手によらざるを得ない。そこで本発明は、
コンパクトで場所を取らないため一般店舗に常備してお
くことができ、簡単な操作で貨物の積み降ろし作業を容
易に行なうことができる簡易リフタ−を提供することを
課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、コ字形等一側
を開放した移動可能なベ−スを設け、前記ベ−スに、上
端部にプ−リを取り付けた一対の固定フレ−ムを対設
し、前記固定フレ−ムに門型の可動フレ−ムを上方から
スライド可能に差し込み、前記可動フレ−ムの下端、並
びに、上辺の両端及び中央部にそれぞれプ−リを取付
け、前記可動フレ−ムの内側に、両側中央部を吊持さ
れ、上辺中央部にプ−リが取付けられたフォ−クを配備
し、前記ベ−スから固定フレ−ムにかけてガ−ドフレ−
ムを設け、その一側にウインチを設置し、前記ウインチ
から伸びるワイヤ−を前記各プ−リに掛け回し、その先
端を前記ガ−ドフレ−ムの他側に固定して成る簡易リフ
タ−、を以て上記課題を解決した。ガ−ドフレ−ムに
は、作業者が乗って作業をするための作業台が設置され
ることが好ましい。
【0005】
【作 用】ウインチを操作してフォ−クを所望の高さに
し、ハ−ドボックス等の貨物を引き出してフォ−クの上
に載せる。固定フレ−ム、可動フレ−ム及びフォ−ク
は、それらに取付けられたプ−リにウインチから伸びる
1本のワイヤ−を掛け回してあるために連動し、巻き戻
した際は可動フレ−ム、フォ−ク並びに貨物の重量によ
って可動フレ−ム及びフォ−クが下降し、更に可動フレ
−ムに対しフォ−クが下降する。
【0006】
【実施例】本発明の好ましい実施例を図面に依拠して説
明する。図中1はコ字形のベ−スで、開放側両端に移動
用タイヤ2が取り付けられ、閉塞側(正面側)角部にキ
ャスタ−3、並びに、固定ペダル4と固定脚5が取り付
けられる。ベ−ス1の両側には、上方に伸びる固定フレ
−ム6が対設される。
【0007】ベ−ス1上には、パイプを縦横に組合わせ
て成るガ−ドフレ−ム8が設置され、横方向のパイプは
それぞれ固定フレ−ム6の側面に固定される。上端に位
置する水平パイプ8aは、図示したものは直線である
が、その中央部を固定フレ−ム6側に湾曲させたもので
あってもよい。ガ−ドフレ−ム8の一方の側には、手動
又は電動式のウインチ9が設置される。10はステップ
である。12はガ−ドフレ−ム8におけるウインチ9を
設置したのと反対側に枢着した作業台で、不使用時には
ガ−ドフレ−ム8の外側に垂直状態にしておき(図1に
おける実線の状態)、使用時には水平状態にまで回動
し、その先端部をガ−ドフレ−ム8の反対側の横パイプ
上に載せ掛ける。
【0008】13は門型の可動フレ−ムで、固定フレ−
ム6に対し上方から摺動可能に挿し込む。可動フレ−ム
13の下端には、内向きにプ−リ14、15が取り付け
られる。16は、可動フレ−ム13内に上下動可能に配
置されたフォ−クである。図示したフォ−ク16は、ベ
−ス1と同じ側を開放したコ字形を呈する本体16a
と、これを吊持する吊持部16bとから成る。
【0009】図2において、17、18は可動フレ−ム
13の上辺の正面側両側に設置されたプ−リ、19は前
記上辺の中心に設置されたプ−リである。また、20は
フォ−ク16の吊持部16bを連結する上辺中央、換言
すれば、プ−リ19の真下に設置されたプ−リである。
更に、各固定フレ−ム6の背面側側面の上端部にもプ−
リ21、22が設置される。そして、ウインチ9から伸
びるワイヤ−23が、順にプ−リ22、プ−リ15、プ
−リ18を経てプ−リ19及びプ−リ20を1巻きした
後、プ−リ17、プ−リ14、そしてプ−リ21に掛け
回され、先端がガ−ドフレ−ム8の横パイプに固定され
る。かくして、ワイヤ−23がウインチ9に巻き取られ
るとプ−リ19とプ−リ20が近付き、巻き戻されると
両者が離れることになる。なお、図1においては、可動
フレ−ム13の上辺にカバ−24が被装されている。
【0010】25は、本発明に係る装置によって昇降さ
せる貨物の例として、保冷機能を有するハ−ドボックス
を示すものである。また、26はハ−ドボックス25を
移動させるための台車で、ベ−ス1内に進入可能なもの
である。
【0011】上記構成のリフタ−の使用法を説明する
と、輸送車に積載されたハ−ドボックス25を降ろすに
当たっては、固定ペタル4を踏んでリフタ−を移動可能
にし、リフタ−を押してトラックの荷台のところまで移
動させ、正面側を荷台の方に向け、再び固定ペタル4を
踏んでリフタ−を固定する。そして、ウインチ9を操作
してフォ−ク16を上下動させ、その高さがハ−ドボッ
クス25の底に合致するよう調整する。
【0012】即ち、図2はフォ−ク16が最上位に位置
したところを示すもので、その状態からウインチ9を回
してワイヤ−23を巻き戻すと、可動フレ−ム13が自
重とフォ−ク16の重量とによって固定フレ−ム6に沿
って下降していく。フォ−ク16が所望の位置まで下が
ったところでウインチ9をロックすれば、フォ−ク16
を所望の高さに保持できる。可動フレ−ム13が下降
端、即ち、その上辺が固定フレ−ム6の上端に当接する
に至った以後更にワイヤ−23を巻き戻すと、今度はフ
ォ−ク16のみが自重で下降し始め、ワイヤ−23を最
後まで巻き戻したときに下降端に至る(図3の状態)。
【0013】かくしてフォ−ク16をセットすると共に
作業台12を水平にし、台車26をベ−ス1内に進入さ
せておく(図3参照)。そして、ステップ10を利用し
て作業台12上に乗り、可動フレ−ム13内に身を乗り
出し、輸送車の荷台上のハ−ドボックス25をフォ−ク
16上に引き出す(図2の状態)。次いで、ウインチ9
を操作してフォ−ク16を下降端まで下降させる。下降
端におけるフォ−ク16のハ−ドボックス載置面は、台
車26の載置面よりも少し下がったところに位置する。
従って、フォ−ク16が下降端に至ると、ハ−ドボック
ス25はフォ−ク16から浮上した状態となって台車2
6上に載ることになる(図3参照)。そこで台車26を
引出し、ハ−ドボックス25を搬送する。本リフタ−を
ハ−ドボックス積み込み時に用いるときは、上述したと
ころと逆の操作を行なえばよい。
【0014】上記実施例は保冷用のハ−ドボックス積み
降ろし用として説明したが、本リフタ−は、他の種々の
貨物について利用し得るこというまでもない。フォ−ク
の形状等は、貨物の形状に合わせて適宜変形される。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、次のよ
うな多くの効果を奏する非常に有用なものである。 構成簡易で低廉にて供給でき、しかも操作が容易で貨
物の積み降ろし作業を力を要することなく、安全且つ簡
単に行なうことができる。 門型であって、フォ−クの両側の中央部を吊下する構
造のため、強度性、安定性にすぐれ、片持構造のフォ−
クに比較して曲げモ−メントが半分のため、材料の削減
並びに軽量化が図れる。 門型構造のため作業者の行動制約が比較的少なく、貨
物を下降させた際自動的に台車に搭載できるので、作業
効率が向上する。 必要に応じてフォ−クの形状を変える等して、種々の
貨物の積み降ろしに使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の斜視図である。
【図2】 本発明の実施例の正面図である(フォ−ク上
昇端時)。
【図3】 本発明の実施例の側面図である(フォ−ク下
降端時)。
【符号の説明】
1 ベ−ス 6 固定フレ−ム 8 ガ−ドフレ−ム 9 ウインチ 12 作業台 13 可動フレ−ム 14 プ−リ 15 プ−リ 16 フォ−ク 17 プ−リ 18 プ−リ 19 プ−リ 20 プ−リ 21 プ−リ 22 プ−リ 23 ワイヤ−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コ字形等一側を開放した移動可能なベ−
    スを設け、前記ベ−スに、上端部にプ−リを取り付けた
    一対の固定フレ−ムを対設し、前記固定フレ−ムに門型
    の可動フレ−ムを上方からスライド可能に差し込み、前
    記可動フレ−ムの下端、並びに、上辺の両端及び中央部
    にそれぞれプ−リを取付け、前記可動フレ−ムの内側
    に、両側中央部を吊持され、上辺中央部にプ−リが取付
    けられたフォ−クを配備し、前記ベ−スから固定フレ−
    ムにかけてガ−ドフレ−ムを設け、その一側にウインチ
    を設置し、前記ウインチから伸びるワイヤ−を前記各プ
    −リに掛け回し、その先端を前記ガ−ドフレ−ムの他側
    に固定して成る簡易リフタ−。
  2. 【請求項2】 ガ−ドフレ−ムの一側から他側に掛け渡
    される作業台を備えた請求項1記載の簡易リフタ−。
JP28084491A 1991-10-01 1991-10-01 簡易リフタ− Pending JPH06115888A (ja)

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JP28084491A JPH06115888A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 簡易リフタ−

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020040443A (ja) * 2018-09-07 2020-03-19 日本リフト株式会社 リフト付き運搬車

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027627A (ja) * 1983-07-19 1985-02-12 Ueno Seisakusho:Kk ガラス基材を用いた型枠の成型方法
JPS6027626A (ja) * 1983-07-25 1985-02-12 Olympus Optical Co Ltd 高出力レ−ザ−伝送用導波光学繊維の製造方法

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