JP2002180670A - パネル搬入用リフト - Google Patents

パネル搬入用リフト

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JP2002180670A
JP2002180670A JP2000379349A JP2000379349A JP2002180670A JP 2002180670 A JP2002180670 A JP 2002180670A JP 2000379349 A JP2000379349 A JP 2000379349A JP 2000379349 A JP2000379349 A JP 2000379349A JP 2002180670 A JP2002180670 A JP 2002180670A
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lift
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JP2000379349A
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Toyotaka Tsujikawa
豊隆 辻川
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Mitsui Home Co Ltd
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Mitsui Home Co Ltd
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル搬入に要する作業スペースを小さくし
て、前面道路が狭い敷地であっても交通の往来を遮るこ
となく建築資材の荷揚げを行うことができるパネル搬入
用リフトを提供することを課題とする。 【解決手段】 支持台10に立設した支柱11に沿って昇降
する荷台1を、荷積込み側Fと荷降ろし側Rとの間で前記
支柱周りに回動させることができるパネル搬入用リフト
Lにおいて、前記荷台が、垂直部2と水平部3からなる側
面視L字形の形状を有し、前記水平部の端部にストッパ
ー7を設け、前記荷台に固定用ベルトBTを固定して、パ
ネルPを立てた状態で前記荷台を昇降させることを特徴
とするパネル搬入用リフト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁パネルや床パネ
ル等の建築資材を荷揚げするためのパネル搬入用リフト
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】枠組壁工法における壁パネルや床パネル
等の建築資材を荷揚げする作業は、建築資材をクレーン
で吊り上げることで行う。
【0003】しかしながら、敷地の前面道路が狭くクレ
ーンを設置することができない場合には、搬入用リフト
を用いて建築資材の荷揚げを行っている。
【0004】図8に示すように、搬入用リフトL'は、支
持台10に立設した支柱11と、この支柱11の縦方向に設け
たガイド溝12に沿って昇降する案内台車13と、この案内
台車13に支持されて一体的に昇降する荷台14とを有して
いる。支持台10には、高さ調整用の調整脚15が4箇所に
設けられており、各調整脚15を回転させて高さの微調整
を行うことで、支持台10を水平に保持することができ
る。
【0005】案内台車13は、上下に設けられたガイドロ
ーラ16を支柱11のガイド溝12に転動可能に係合させるこ
とにより、支柱11に沿って昇降可能となる。ガイドロー
ラ16は、ガイド溝12に沿って左右方向にガイドする左右
ガイドローラ16aと前後方向にガイドする前後ガイドロ
ーラ(図示略)とからなる。案内台車13の昇降機構は、
支柱11の下端に設けられた駆動機17によってワイヤロー
プ18を巻き取ると、支柱11の上端に設けた滑車19を介し
て案内台車13が上昇し、駆動機17によってワイヤロープ
18を繰り出すと、滑車19を介して案内台車13が下降する
ように構成されている。なお、符号14aは荷台14の回転
ストッパーである。
【0006】支柱11は、昇降高さに応じて適宜継ぎ足さ
れ、図9に示す取付金具40を介して足場SCに固定され
る。図9に示すように、取付金具40は、ブラケット41に
足場固定用クランプ42とバルコニー固定用クランプ43を
取付けたものである。ブラケット41の前部41aにはボル
ト挿通孔44が設けられ、このボルト挿通孔44と支柱11に
複数設けた取付孔(図示略)を連通させてボルトを締め
ると、支柱11に取付金具40を固着することができる。ブ
ラケット41の両側部41bには、スライダー45が摺動自在
に装着されており、スライダー45に足場固定用クランプ
42が取付けられている。従って、スライダー45を摺動さ
せ、適当な位置で蝶ねじ46を締めて、支柱11と足場固定
用クランプ42との距離を調節した後、足場SCの布地HBに
足場固定用クランプ42を固着すると、支柱11を足場SCに
固定することができる。また、スライダー45はクランプ
面45aを有しており、ブラケット41の後部41cに螺合する
ねじ部材47と協働して、バルコニー固定用クランプ43を
構成している。支柱11をバルコニーに固定する際は、図
示の姿勢から取付金具40を上下反転させ、ねじ部材47を
締めることによって、スライダー45のクランプ面45aと
ねじ部材47のクランプ面47aとの間にバルコニーの手摺
部分を挟持する。
【0007】図8及び図10に示すように、床パネルや
壁パネル等(以下、「パネル」という。)Pを搬入する
際は、取付金具40の足場固定用クランプ42を用いて搬入
用リフトL'を足場SCに固定し、荷台14が荷積込み側Fを
向いた状態(鎖線)で、荷台14にパネルPを寝かせて載
せ、固定用ベルト48を巻き付けてパネルPを荷台14に固
定する。そして、駆動機17でワイヤロープ18を巻き取る
ことによって案内台車13を支柱11に沿って上昇させ、目
的階において回転ストッパー14aを解除した上で、荷台1
4を支柱11周りに回動させて、荷降ろし側Rに向けてパネ
ルPの積降ろしを行う。
【0008】以上のように、搬入用リフトL'を用いる
と、前面道路が狭くクレーンの設置が不可能な敷地であ
っても、建築資材の搬入を効率的に行うことができる。
しかしながら、前述した搬入用リフトL'においては、パ
ネルPを寝かせた状態で搬入させるために、前面道路の
交通を一時的に遮ってパネルPの搬入を行う必要があ
り、交通量が多く道路封鎖が不可能な敷地にあっては搬
入用リフトL'の使用でさえ不可能な場合があった。ま
た、荷台14を荷降ろし側Rに回動させる際、荷台14が足
場SCの建地VBに接触して回動させることができない場合
があった。これは、荷台14に横積みしたパネルPが大き
く、支柱11を足場SCの隣り合う建地VBの中間に固定させ
た場合に特に問題となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明において
は、パネル搬入に要する作業スペースを小さくして、前
面道路が狭い敷地であっても交通の往来を遮ることなく
建築資材の荷揚げを行うことができるパネル搬入用リフ
トを提供することを課題とする。また、本発明において
は、足場の隣り合う建地間のスペースを最大限有効に利
用して荷台を回動させることを可能とするパネル搬入用
リフトを提供することも課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、支持台に立設した支柱に沿って昇降する荷台を、荷
積込み側と荷降ろし側との間で前記支柱周りに回動させ
ることができるパネル搬入用リフトにおいて、前記荷台
が、垂直部と水平部からなる側面視L字形の形状を有
し、前記水平部の前端部にストッパーを設け、前記荷台
に固定用ベルトを固定して、パネルを立てた状態で前記
荷台を昇降させることを特徴とするパネル搬入用リフト
である。
【0011】このようなパネル搬入用リフトによると、
荷台の水平部に立てたパネルを固定ベルトとストッパー
によって保持することができるので、パネルを立てた状
態で荷台を昇降させることが可能となり、作業スペース
を小さくすることができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
パネル搬入用リフトにおいて、前記荷台の水平部と垂直
部との交差部位に勾配を設けたことを特徴とする。
【0013】このようなパネル搬入用リフトによると、
荷台の水平部と垂直部との交差部位に勾配を設けたこと
により、荷台の水平部に載せたパネルの上部が垂直部側
に傾くので、パネルを安定させた状態で昇降させること
ができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載のパネル搬入用リフトにおいて、前記荷台
の垂直部の上端に、上下動自在かつ回転自在のパネル固
定用フックを設けたことを特徴とする。
【0015】このようなパネル搬入用リフトによると、
荷台の垂直部の上端に設けた、上下動自在かつ回転自在
のパネル固定用フックによって、荷台に立てたパネルの
上端を保持することができるので、パネルが荷積込み側
に倒れるのを防止することができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれか1項に記載のパネル搬入用リフトにお
いて、コ字形の本体と、前記本体の両脚部にスライド自
在に装着された一対のクランプとからなる取付金具を含
み、前記取付金具を前記支柱に固着し、足場の建地を跨
いだ状態で、前記一対のクランプを足場の布地に固着す
ることを特徴とする。
【0017】このようなパネル搬入用リフトによると、
支柱と足場を接続する取付金具の本体がコ字形の形状で
あるので、本体の両脚部間に形成された開放部内に足場
の建地を位置させた状態で、足場の布地に両クランプを
固着すると、支柱を建地に沿って配置させることができ
る。従って、荷台を支柱周りに回動させる際、足場の隣
り合う建地間のスペースを最大限有効に利用することが
できるので、寸法の大きい建築資材であっても搬入する
ことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態を詳述する。なお、従来技術と同様の構
成要素については、同一の符号を用いて参照し、詳細な
説明は省略する。
【0019】図1乃至3に示すように、パネル搬入用リ
フトLは、支持台10の中央に立設した支柱11と、この支
柱11の縦方向に設けたガイド溝12に沿って昇降する案内
台車13と、この案内台車13に支持されて一体的に昇降す
る荷台1とからなり、支柱11に固着された複数の取付金
具30を介して足場SCに固定される。支持台10には、調整
脚15が各コーナーに設けられるとともに、案内台車13を
昇降させるための駆動機(ウインチ)17が後端部に取付
けられる。なお、図示したパネル搬入用リフトLにおい
ては、支柱11を支持台10の中央やや後ろ寄りに立設して
いるが、支柱11を支持台10の後端に立設するか、又は支
持台10の後端に足場SCの建地VBを収容できる切欠きを設
けることによって、支柱11を足場SCに近接して設置する
ことも可能である。このように支柱11を足場SCに近接さ
せると、荷台1が前面道路から退いた位置で昇降するの
で、パネルPの搬入に要する作業スペースをより小さく
することができる。
【0020】支柱11には、縦方向にガイド溝12が設けら
れ、案内台車13の上下に設けた左右ガイドローラ16aを
ガイド溝12に係合させることで、案内台車13を昇降可能
としている。また、案内台車13には前後ガイドローラ
(図示略)が設けられ、案内台車13を支柱11の前後方向
にガイドしている。案内台車13の昇降機構は、支柱11の
下端に設けた駆動機17によってワイヤロープ18を巻き取
ると、滑車19を介して案内台車13が上昇し、駆動機17に
よってワイヤロープ18を繰り出すと、滑車19を介して案
内台車13が下降するように構成されている。
【0021】荷台1は、案内台車13に支持され、案内台
車13の昇降に伴って一体的に上昇又は下降する。図3に
示すように、荷台1は、垂直部2と水平部3からなり、側
面視でL字形の形状を有している。垂直部2は、台形形状
のフレーム本体2aに、複数の固定用リング4とパネル固
定用フック5を取付けたものである。固定用リング4は、
フレーム本体2aの両側に複数箇所設けられ、固定用ベル
トBTの端部のカラビナフックを係止させることができ
る。パネル固定用フック5は、フレーム本体2aの上端の
左右2箇所に設けた支軸部6に挿入されており、上下動
自在かつ回転自在である。また、垂直部2の上端には安
全帯SBが取付けられている。なお、符号1aは、回転スト
ッパーを示し、回転ストッパー1aの係合を外すと、荷台
1を支柱11周りに最大180度回動させることができる
ようになっている。水平部3は、前端部が折り返され、
荷台1に載せたパネルPの下端を保持するストッパー7を
形成している。水平部3には、適度に滑り、パネルPの荷
降ろしを容易に行えるようなウレタン材のシート8が張
られる。また、荷台1の水平部3と垂直部2との交差部位
には勾配部材9が設けられ、荷台1に載せたパネルPの上
部を垂直部2側に傾けるようにしている。
【0022】図4(a)に示すように、取付金具30は、
コ字形の本体31と、本体31の両脚部31aに摺動自在に取
付けられるスライダー32と、スライダー32に取付けられ
たクランプ33とからなる。本体31にはボルト挿通孔34が
設けられ、このボルト挿通孔34と支柱11に複数設けた取
付孔(図示略)を連通させてボルトを締めると、支柱11
に取付金具30を固着することができる。従って、スライ
ダー32を摺動させ、適当な位置で蝶ねじ35を締めて、支
柱11とクランプ33との距離を調節した後、足場SCの布地
HBにクランプ33を固着すると、支柱11を足場SCに固定す
ることができる。取付金具30は、コ字形の形状を有して
いるので、両脚部31aの間に形成された開放部内に足場S
Cの建地VBを位置させた状態で、足場SCの布地HBに両ク
ランプ33を固着すると、パネル搬入用リフトLの支柱11
を建地VBに沿って配置させることができる(図4(b)
参照)。従って、荷台1を支柱11周りに回動させる際、
足場SCの隣り合う建地VBのスペースを最大限有効に利用
することができるので、寸法の大きいパネルPであって
も、建地VBに接触することなく回動させることができ
る。
【0023】図5に示すように、パネルPを荷揚げする
際は、取付金具30のクランプ33を用いてパネル搬入用リ
フトLを足場SCに固定し、荷台1が荷積込み側Fを向いた
状態(鎖線)で、荷台1にパネルPを立て掛けた状態で載
せ、固定用ベルトBTを巻き付けて固定する。そして、荷
台1の垂直部2の上端に設けたパネル固定用フック5を持
ち上げて回転させ、固定したパネルPの上端を抑える。
さらに、荷台1の落下を防止するため、安全帯SBを足場S
Cの布地HBに掛けておく(図2参照)。駆動機17でワイ
ヤロープ18を巻き取ると、案内台車13が支柱11に沿って
上昇し、荷台1も案内台車13と一体に上昇するので、目
的階まで荷台1を上昇させた後、回転ストッパー1aを解
除し、荷台1を支柱11周りに90度回動させて、荷降ろ
し側Rに向けてパネルPの積降ろしを行う。
【0024】次に、前述したパネル搬入用リフトLを用
いて建築物を構築する施工手順について述べる。前面道
路の狭い敷地に枠組壁工法で建築物を構築する際は、前
面道路に2t車が進入できないことを考慮して、床パネ
ルや壁パネルP等の建築資材を効率的に敷地まで搬送す
る必要がある。そこで、図6に示すように、複数枚のパ
ネルPを収納できるパネルラック50をトラックの荷台に
積載し、パネルPを立てた状態で、現場近くの幹線道路
まで搬送する。パネルラック50は、左右2枚のフレーム
51を底部(図示せず)で接続したもので、4t車の荷台
に2台積載することが可能な寸法を有している。なお、
パネルPは、パネル搬入用リフトLで荷揚げできるよう
に、リフトの最大積載荷重以下に予め小割りしておく。
なお、パネル搬入用リフトLの最大積載荷重は200Kg
程度とする。
【0025】次に、現場付近の幹線道路から建設現場ま
では、図7に示す移動式パネルラック台車60に載せ替え
てパネルPの搬入を行う。床パネルを搬送する際は、移
動式パネルラック台車60に床パネルを直接載せ、壁パネ
ルを搬送する際は、パネルラック50ごと移動式パネルラ
ック台車60に載せて搬送する。図7に示すように、移動
式パネルラック台車60は、フレーム61の下端に車輪62を
設けて走行可能としたもので、フレーム61の一側面61a
の前後各コーナーには、台車押し棒63を取付け、舵取り
を容易にしている。また、フレーム61の一側面61aには
押し棒フック64が設けられており、不使用時に台車押し
棒63を取外して収納することができる。符号65は車止め
を示し、パネルPの積込み、積降ろしの際に、移動式パ
ネルラック台車60の車輪62を固定するために用いる。な
お、車止め65は、フレーム61の両側面(一側面61aのみ
を示す)に設けた車止めフック66に収納することができ
る。
【0026】施工に際しては、建方工事を効率的に行う
ために、事前に仮設計画をたて、パネル搬入口、1階作
業床、足場SCを設置し、引込線、仮設トイレ等は搬入の
支障のない位置に設置する。そして、移動式パネルラッ
ク台車60を用いて1階壁パネルを現場まで搬送し、足場
SCのパネル搬入口から1階壁パネルを搬入する。1階壁
パネルは、搬入口から離れた位置から取付ける。
【0027】次に、足場SCにパネル搬入用リフトLを設
置する。詳細には、パネル搬入用リフトLの支柱11に固
着した取付金具30を介して、足場SCの建地VBと布地HBが
交差する位置に固定する(図4(b)参照)。そして、
パネル搬入用リフトLを用いて2階床パネルを荷揚げす
る(図5参照)。2階床パネルは、足場SCの搬入口側よ
り設置し、設置した床パネルを足場として奥側を設置し
てゆく。以下同様の手順で、2階壁パネル、3階床パネ
ル、3階壁パネル、そして屋根パネル等の荷揚げと設置
を行う。
【0028】以上に説明したパネル搬入用リフトLによ
ると、荷台1に立てたパネルPを勾配部材9によって傾斜
させ、ストッパー7でパネルPの底部を、パネル固定用
フック5でパネルPの上端をそれぞれ保持するととも
に、固定用リング4に係合した固定用ベルトBTによって
パネルPを固定しているので、パネルPを安定した状態
で、かつ小さい作業スペースで荷揚げすることができ
る。また、安全帯SBを掛けて、荷台1を昇降させている
ので、荷台1が落下する虞もなくなる。従って、前面道
路の狭い敷地であっても、交通の往来を遮ることなく、
建築資材の荷揚げを行うことが可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、荷台の水平部に立てたパネルを固定ベルト
とストッパーによって保持することができるので、パネ
ルを立てた状態で荷台を昇降させることが可能となり、
作業スペースを小さくすることができる。
【0030】請求項2に係る発明によれば、荷台の水平
部と垂直部との交差部位に勾配部を設けたことにより、
荷台の水平部に載せたパネルの上部が垂直部側に傾くの
で、パネルを安定させた状態で昇降させることができ
る。
【0031】請求項3に係る発明によれば、荷台の垂直
部の上端に設けた、上下動自在かつ回転自在のパネル固
定用フックによって、荷台に立てたパネルの上端を保持
することができるので、パネルが荷積込み側に倒れるの
を防止することができる。
【0032】請求項4に係る発明によれば、支柱と足場
を接続する取付金具の本体がコ字形の形状であるので、
本体の両脚部間に形成された開放部内に足場の建地を位
置させた状態で、足場の布地に両クランプを固定する
と、支柱を建地に沿って配置させることができる。従っ
て、荷台を支柱周りに回動させる際、足場の隣り合う建
地間のスペースを最大限有効に利用することができるの
で、寸法の大きい建築資材であっても搬入することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパネル搬入用リフトの一実施形態
の斜視図である。
【図2】図1に示すパネル搬入用リフトの正面図であ
る。
【図3】図1に示すパネル搬入用リフトの側面図であ
る。
【図4】取付金具を介して、図1のパネル搬入用リフト
の支柱を足場に固定した状態を説明する図で、(a)
は、取付金具の斜視図を示し、(b)は、パネル搬入用
リフトの断面図を示す。
【図5】図1のパネル搬入用リフトを用いて、パネルを
荷揚げする手順を示す説明図である。
【図6】トラックの荷台にパネルラックを載せた状態を
示す斜視図である。
【図7】移動式パネルラック台車の斜視図である。
【図8】従来の搬入用リフトの斜視図である。
【図9】従来の搬入用リフトを足場に固定するための取
付金具を示す斜視図である。
【図10】従来の搬入用リフトを用いてパネルの荷揚げ
を行う手順を示す説明図である。
【符号の説明】
L パネル搬入用リフト 1 荷台 2 垂直部 3 水平部 5 パネル固定用フック 7 ストッパー 9 勾配部材 10 支持台 11 支柱 30 取付金具 31 本体 31a 脚部 33 クランプ BT 固定用ベルト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持台に立設した支柱に沿って昇降する
    荷台を、荷積込み側と荷降ろし側との間で前記支柱周り
    に回動させることができるパネル搬入用リフトにおい
    て、 前記荷台が、垂直部と水平部からなる側面視L字形の形
    状を有し、前記水平部の前端部にストッパーを設け、 前記荷台に固定用ベルトを固定して、パネルを立てた状
    態で前記荷台を昇降させることを特徴とするパネル搬入
    用リフト。
  2. 【請求項2】 前記荷台の水平部と垂直部との交差部位
    に勾配を設けたことを特徴とする請求項1記載のパネル
    搬入用リフト。
  3. 【請求項3】 前記荷台の垂直部の上端に、上下動自在
    かつ回転自在のパネル固定用フックを設けたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載のパネル搬入用リフ
    ト。
  4. 【請求項4】 コ字形の本体と、前記本体の両脚部にス
    ライド自在に装着された一対のクランプとからなる取付
    金具を含み、前記取付金具を前記支柱に固着し、足場の
    建地を跨いだ状態で、前記一対のクランプを足場の布地
    に固着することを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれか1項に記載のパネル搬入用リフト。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102328893A (zh) * 2010-07-13 2012-01-25 上海诸光机械有限公司 船模翻转装置
JP2013244816A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Daiwa House Industry Co Ltd 運搬装置
CN117947956A (zh) * 2024-03-15 2024-04-30 杭州东科建筑科技有限公司 一种建筑保温外墙一体化施工安装装置
JP7483313B2 (ja) 2020-08-26 2024-05-15 光洋機械産業株式会社 資材運搬システム

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