JP2020033405A - 反応性ホットメルト接着剤 - Google Patents

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【課題】ウレタンプレポリマーを含有する反応性ホットメルト接着剤に関して、硬化後の弾性率の低減を図ること。【解決手段】ジオールに由来する構成単位及びジイソシアネートに由来する構成単位を含むポリウレタン鎖、及び該ポリウレタン鎖の末端に結合したイソシアネート基を有する、ウレタンプレポリマーと、硬化触媒と、を含有する、反応性ホットメルト接着剤が開示される。ジオールに由来する構成単位が、結晶性ジオールに由来する構成単位、及び非晶性ジオールに由来する構成単位を含む。反応性ホットメルト接着剤の硬化物が、ミクロ相分離構造を形成し、且つ、30℃以下の範囲に2以上のガラス転移温度を示す。【選択図】図1

Description

本発明は、反応性ホットメルト接着剤に関する。
反応性ホットメルト接着剤は、加熱溶融状態で被着体に塗布されてから、室温まで冷却されて固化することで、被着体を短時間である程度固定する。その後、接着剤が硬化することによって、より強固な接着強度が発現される。末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを含有する反応性ホットメルト接着剤が知られている(特許文献1)。
特開平8−027454号公報
ウレタンプレポリマーを含有する反応性ホットメルト接着剤は、硬化後に高い弾性率を示すことがある。硬化後の接着剤の弾性率が過度に高いと、接着部分の耐衝撃性が低下する傾向がある。
そこで、本発明の目的は、ウレタンプレポリマーを含有する反応性ホットメルト接着剤に関して、硬化後の弾性率の低減を図ることにある。
本発明の一側面は、ジオールに由来する構成単位及びジイソシアネートに由来する構成単位を含むポリウレタン鎖、及び該ポリウレタン鎖の末端に結合したイソシアネート基を有する、ウレタンプレポリマーと、硬化触媒と、を含有する、反応性ホットメルト接着剤に関する。前記ジオールに由来する構成単位が、結晶性ジオールに由来する構成単位、及び非晶性ジオールに由来する構成単位を含む。当該反応性ホットメルト接着剤の硬化物が、ミクロ相分離構造を形成し、且つ、30℃以下の範囲に2以上のガラス転移温度を示す。
上記反応性ホットメルト接着剤の硬化物は、2以上のガラス転移温度が示される程度に、明確なミクロ相分離構造を形成する。典型的には、海相及び島相を含むミクロ相分離構造が形成される。結晶性ジオールに由来する構成単位を含むウレタンプレポリマーが明確なミクロ相分離構造を形成すると、結晶性ジオールに由来する構成単位によって形成される結晶相が、ミクロ相分離構造を構成する複数の相のうちいずれかに、偏って分布する。その結果、硬化物の弾性率が低減されると考えられる。
本発明によれば、ウレタンプレポリマーを含有する反応性ホットメルト接着剤に関して、硬化後の弾性率の低減を図ることができる。
反応性ホットメルト接着剤の硬化物の動的粘弾性測定結果を示すグラフである。 反応性ホットメルト接着剤の硬化物の偏光顕微鏡像である。 反応性ホットメルト接着剤の硬化物のラマンスペクトルである。 反応性ホットメルト接着剤の硬化物の光学顕微鏡像、及びラマンイメージングによる画像である。 反応性ホットメルト接着剤の硬化物のラマンイメージングによる画像である。
以下、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
一実施形態に係る反応性ホットメルト接着剤は、ジオールに由来する構成単位及びジイソシアネートに由来する構成単位を含むポリウレタン鎖、及び該ポリウレタン鎖の末端に結合したイソシアネート基を有する、ウレタンプレポリマーと、硬化触媒とを含有する。この反応性ホットメルト接着剤は、水分との反応によって硬化する湿気硬化型ホットメルト接着剤であってもよい。
(ウレタンプレポリマー)
ウレタンプレポリマーを構成するポリウレタン鎖は、通常、ジオールとジイソアネートとの重合反応によって形成された重合鎖である。ただし、ポリウレタン鎖は、ウレタン結合の他に、ウレア結合等の他の結合も含み得る。ポリウレタン鎖の末端に結合したイソシアネート基は、通常、ジイソシアネートに由来する。ポリウレタン鎖が、3以上の水酸基を有するポリオールに由来する構成単位、及び/又は、3以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネートに由来する構成単位を更に含んでいてもよい。ただし、3以上の水酸基を有するポリオールに由来する構成単位、及び3以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネートに由来する構成単位の合計の割合は、ポリウレタン鎖を構成する構成単位の合計量を基準として、通常、10質量%以下、5質量%以下、3質量%以下、又は1質量%以下である。
ジオールに由来する構成単位は、結晶性ジオールに由来する構成単位、及び非晶性ジオールに由来する構成単位を含む。結晶性ジオールは、結晶性ポリエステルジオールを含んでもよい。非晶性ジオールは、非晶性ポリエーテルジオールを含んでもよい。ジオールに由来する構成単位が、結晶性ポリエステルジオールに由来する構成単位、非晶性ポリエステルジオールに由来する構成単位、及び非晶性ポリエーテルジオールに由来する構成単位を含んでもよい。ウレタンプレポリマーが結晶性ポリエステルジオールに由来する構成単位及び非晶性ポリエステルジオールに由来する構成単位を含むことは、ホットメルト接着剤の塗布性及び初期接着性の向上の点で有利である。
ここで、本明細書において、「結晶性ジオール」は、25℃で結晶を形成するジオールを意味する。25℃で結晶が形成されることは、例えば、示差走査熱量測定等によって、25℃を超える温度の融点が観測されることによって確認される。
ポリエステルジオールは、下記式(1)で表される化合物であることができる。ポリエステルジオールは、例えば、下記式(11)で表されるジオール化合物と、下記式(12)で表されるジカルボン酸化合物との重縮合物である。


これら式中、R及びRは、それぞれ独立に、直鎖若しくは分岐の脂肪族基、脂環基、又は芳香族基を示す。同一分子中の複数のR及びRは、それぞれ同一でも異なってもよい。nは整数であり、これは繰り返し単位数を示す。Rは、炭素数2〜15の直鎖又は分岐の脂肪族基であってもよい。Rは、炭素数2〜15の直鎖若しくは分岐の脂肪族基、及び/又は芳香族基であってもよい。
式(11)で表されるジオール化合物としては、例えば、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、ブタンジオールの各異性体、ペンタンジオールの各異性体、ヘキサンジオールの各異性体、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、2−メチルプロパンジオール、2,4,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオール、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等の脂肪族又は脂環族ジオール;4,4’−ジヒドロキシジフェニルプロパン、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ピロカテコール、レゾルシノール、ヒドロキノン等の芳香族ジオールが挙げられる。これらジオール化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
式(12)で表されるジカルボン酸化合物としては、例えば、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等の芳香族多価カルボン酸;マレイン酸、フマル酸、アコニット酸、1,2,3−プロパントリカルボン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、シクロヘキサン−1,2−ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジエン−1,2−ジカルボン酸等の脂肪族又は脂環族多価カルボン酸が挙げられる。ジカルボン酸化合物は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。ジカルボン酸化合物に代えて、これらに対応する無水物又はカルボン酸アルキルエステルを用いてもよい。
式(1)で表されるポリエステルジオールは、例えばRが1,4−ブタンジイル基、1,6−ヘキサンジイル基又は1,8−オクタンジイル基であるときに結晶性を有する傾向がある。結晶性ポリエステルジオールの例としては、1,6−ヘキサンジオールとアジピン酸との重縮合物(Rが1,6−ヘキサンジイル基で、Rが1,4−ブタンジイル基である重縮合物)、1、6ヘキサンジオールとセバシン酸との重縮合物(Rが1,6−ヘキサンジイル基で、Rが1,8−オクタンジイル基である重縮合物)、1,6−ヘキサンジオールとスベリン酸との重縮合物(R及びRが1,6−ヘキサンジイル基である重縮合物)、及び、1,4ブタンジオールとアジピン酸との重縮合物(RとRが1,4−ブタンジイル基である重縮合物)が挙げられる。
結晶性ポリエステルジオールの数平均分子量(Mn)は、防水性及び最終接着強度の観点から、500〜10000、800〜9000、又は1000〜8000であってもよい。
本明細書において、数平均分子量(Mn)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定され、標準ポリスチレン換算した値である。GPCの測定は、以下の条件で行うことができる。
カラム:「Gelpack GLA130−S」、「Gelpack GLA150−S」及び「Gelpack GLA160−S」(日立化成株式会社製、HPLC用充填カラム)
溶離液:テトラヒドロフラン
流量:1.0mL/分
カラム温度:40℃
検出器:RI
結晶性ポリエステルジオールに由来する構成単位の含有量は、ウレタンプレポリマーを構成するジオール及びポリオール(3以上の水酸基を有する)に由来する構成単位の合計質量を基準として、10〜60質量%であってもよい。
ウレタンプレポリマーが非晶性ポリエステルジオールに由来する構成単位を含む場合、その含有量は、ウレタンプレポリマーを構成するジオール及びポリオール(3以上の水酸基を有する)に由来する構成単位の合計質量を基準として、10〜60質量%であってもよい。
ポリエーテルジオールは、1級水酸基(−CHOH)を有していてもよく、1級水酸基及び2級水酸基を有していてもよい。1級水酸基を有するポリエーテルジオールとしては、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコールが挙げられる。これらは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用して用いてもよい。非晶性ポリエーテルジオールは、ポリプロピレングリコールであってもよい。このポリエーテルジオールは、通常、非晶性である。
ポリエーテルジオールは、例えば、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、テトラヒドロフラン等のオキシランの重合体であってもよい。なお、オキシシランとしてエーテル結合のα炭素が二級炭素原子であるプロピレンオキシドを用いた場合、通常、プロピレンオキシドのβ開裂が進行し、2級水酸基を有するポリプロピレングリコールが得られる傾向にあるが、プロピレンオキシドを支配的にα開裂させることによって、1級水酸基を有するポリプロピレングリコールを高い割合で得ることができる。1級水酸基を高い比率で含むポリプロピレングリコールの市販品としては、例えば、「FF−2100」(三洋化成株式会社製)が挙げられる。
1級水酸基を有するポリエーテルジオールの数平均分子量(Mn)は、塗布後の適度な貼り合わせ可能時間及び初期接着性を得る観点から、500〜20000、700〜15000、又は1000〜10000であってもよい。
1級水酸基を有する(非晶性)ポリエーテルジオールに由来する構成単位の含有量は、ウレタンプレポリマーを構成するジオール及びポリオール(3以上の水酸基を有する)に由来する構成単位の質量を基準として、5質量%以上、8質量%以上、又は10質量%であってもよく、55質量%以下、53質量%以下、又は50質量%以下であってもよい。1級水酸基を有するポリエーテルジオールに由来する構成単位の含有量がこれら範囲内にあると、透湿性の低い部材に適用した場合において、反応性ホットメルト接着剤がより優れた接着強度を示す傾向にある。また、反応性ホットメルト接着剤の熱安定性がより優れる傾向にある。
ウレタンプレポリマーに含まれ得る構成単位を誘導するジオールのその他の例としては、2級水酸基のみを有するポリエーテルポリオール、ポリエーテルエステルポリオール、ポリウレタンポリオール、ポリカーボネートポリオール、及びポリオレフィンポリオールが挙げられる。これらは結晶性又は非晶性であることができる。
ジイソシアネートは、イソシアネート基を2個有する化合物である。ジイソシアネートは、例えば、芳香族ジイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート、脂環式ジイソシアネート又はこれらから選ばれる2種以上の組み合わせであってもよい。
芳香族ジイソシアネートとしては、例えば、1,3−又は1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−又は2,6−トリレンジイソシアネート、2,4’−又は4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−ジイソシアナトビフェニル、3,3’−ジメチル−4,4’−ジイソシアナトビフェニル、3,3’−ジメチル−4,4’−ジイソシアナトジフェニルメタン、1,5−ナフチレンジイソシアネート、m−又はp−イソシアナトフェニルスルホニルイソシアネート、m−又はp−キシリレンジイソシアネート、α,α,α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネートが挙げられる。
脂肪族ジイソシアネートとしては、例えば、エチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデカメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、2,6−ジイソシアナトメチルカプロエート、ビス(2−イソシアナトエチル)フマレート、ビス(2−イソシアナトエチル)カーボネート、2−イソシアナトエチル−2,6−ジイソシアナトヘキサノエートが挙げられる。
脂環式ジイソシアネートとしては、例えば、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート、シクロヘキシレンジイソシアネート、メチルシクロヘキシレンジイソシアネート、ビス(2−イソシアナトエチル)−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシレート、2,5−又は2,6−ノルボルナンジイソシアネートが挙げられる。
ジイソシアネートは、2,4’−又は4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、3,3’−ジメチル−4,4’−ジイソシアナトジフェニルメタン、3,3’−ジメチル−4,4’−ジイソシアナトジフェニルメタン、2,4−又は2,6−トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、m−又はp−キシリレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、又はこれらから選ばれる2種以上の組み合わせであってもよい。
末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーは、例えば、重合反応の際のイソシアネート基の水酸基に対する当量を過剰にすることで合成することができる。例えば、イソシアネート基当量/水酸基当量の比が1.3以上、又は1.5〜3.5であってもよい。ここでのイソシアネート基当量は、3以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネートが用いられる場合はこれに含まれるイソシアネート基の量も含む。水酸基当量は、3以上の水酸基を有するポリオールが用いられる場合はこれに含まれる水酸基の量も含む。イソシアネート基当量/水酸基当量の比がこれら範囲内にあると、ウレタンプレポリマーの粘度の上昇を抑えることができ、作業性が向上し易くなる傾向にある。また、反応性ホットメルト接着剤の湿気硬化反応の際の発泡が生じ難くなり、接着性の低下を抑制し易くなる傾向にある。
(硬化触媒)
硬化触媒は、ウレタンプレポリマーの湿気硬化反応を促進する化合物であればよく、その例としては、3級アミノ基を有する3級アミン化合物が挙げられる。3級アミン化合物は、2個の3級アミノ基を有していてもよい。3級アミノ化合物は、特に、モルホリン環を有するモルホリン化合物であってよい。モルホリン化合物を用いると、金属、ガラス等の透湿性の低い被着体に対する接着強度が更に高くなる傾向がある。この傾向は、モルホリン化合物と、1級水酸基を有するポリエーテルポリオールに由来する構成単位を含むウレタンプレポリマーとを組み合わせたときに特に顕著である。
モルホリン化合物は、例えば、N−エチルモルホリン、ビス(モルホリノエチル)エーテル、ビス(2,6−ジメチルモルホリノエチル)エーテル、ビス(3,5−ジメチルモルホリノエチル)エーテル、ビス(3,6−ジメチルモルホリノエチル)エーテル、及び4−(3,5−ジメチルモルホリノ)−4’−(3,6−ジメチルモルホリノ)ジエチルエーテルからなる群より選ばれる少なくとも1種であってもよい。
硬化触媒の含有量は、反応性ホットメルト接着剤が適切な速度で硬化する範囲であればよいが、硬化触媒の含有量が低いと、反応性ホットメルト接着剤の硬化によって形成される硬化物が、ミクロ相分離構造を形成し易い傾向がある。ミクロ相分離構造が形成されると、硬化物の弾性率が低減される。係る観点から、硬化触媒(又は3級アミン化合物)の含有量は、ウレタンプレポリマーの含有量を基準として、0.2質量%以下、又は0.1質量%以下であってもよい。硬化触媒の含有量は、ウレタンプレポリマーの含有量を基準として、0.01質量%以上、又は0.02質量%以上であってもよい。
硬化触媒の含有量が小さいと、サイズの大きい島相を含む海島構造のミクロ相分離構造が形成される傾向がある。明確なミクロ相分離構造が形成された硬化物は、30℃以下の範囲に2以上のガラス転移温度を示す。ここでのガラス転移温度は、動的粘弾性測定によって求められる、tanδの極大値の温度である。硬化物がミクロ相分離構造を形成していることは、例えば、光学顕微鏡による観察、又はラマン顕微鏡を用いたラマンメージングの手法によって、確認することができる。海島構造のミクロ相分離構造において、結晶性ジオール(特に結晶性ポリエステルジオール)に由来する構成単位が、海相に偏って分布していてもよい。
硬化物がミクロ相分離構造を形成し、且つ、30℃以下の範囲に2以上のガラス転移温度を示すことは、例えば、反応性ホットメルト接着剤を、23℃で相対湿度50%の環境下で72時間の養生によって硬化させて得られる硬化物を評価することによって、確認される。下記の硬化物の融点も、同様の方法で準備した硬化物の試料を用いて測定することができる。
反応性ホットメルト接着剤の硬化物の融点が100℃以下であってもよい。融点が低い硬化物も、低い弾性率を示す傾向がある。硬化物の融点は、80℃以下、又は70℃以下であってもよく、40℃以上、又は30℃以上であってもよい。ここでの硬化物の融点は、昇温速度10℃/分の条件の示差走査熱量測定で得られるDSCサーモグラムにおける、融解による吸熱のピークトップの温度である。
(その他の成分)
本実施形態に係る反応性ホットメルト接着剤は、粘着性及び耐衝撃性の向上の観点から、ウレタンプレポリマーと非反応性の樹脂成分を更に含有してもよい。ウレタンプレポリマーと非反応性の樹脂成分としては、例えば、ポリブテン、ポリブタジエン、エステル系可塑剤、アクリル系可塑剤、ロジン系樹脂(ロジン樹脂、ロジンエステル樹脂、水添ロジンエステル樹脂)、テルペン系樹脂(テルペン樹脂、水添テルペン樹脂)が挙げられる。ウレタンプレポリマーと非反応性の樹脂成分の含有量は、湿気硬化性、接着性等の観点から、反応性ホットメルト接着剤の全量を基準として、0.1〜50質量%、又は0.2〜30質量%であってもよい。
反応性ホットメルト接着剤は、必要に応じて、顔料、染料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、界面活性剤、難燃剤、充填剤等を含有してもよい。
(反応性ホットメルト接着剤)
本実施形態に係る反応性ホットメルト接着剤は、ジオールを含むポリオールとジイソシアネートを含むポリイソシアネートとの重合反応によってウレタンプレポリマーを得る工程と、ウレタンプレポリマーと硬化触媒とを混合する工程とを含む方法によって得ることができる。
反応性ホットメルト接着剤は、加熱溶融した状態で被着体に塗布される。塗布方法は、特に制限されないが、例えば、ダイコーター、ロールコーター、スプレー等の塗布装置を用いる方法が挙げられる。小型部品等の狭小な部位へ塗布する場合には、ディスペンサーが適している。
以下、実施例を挙げて本発明についてさらに具体的に説明する。ただし、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
1.原材料
(A)ポリエステルジオール
下記式(1)で表される以下のポリエステルジオールを準備した。
・結晶性ポリエステルジオール:ポリエステルジオールA1
・非晶性ポリエステルジオール:ポリエステルジオールA2−1,A2−2
各ポリエステルジオールのR及びRと、重量平均分子量Mwを以下に示す。
(B)非晶性ポリエーテルジオール
下記式で表されるポリプロピレングリコールB1(Mw:2000)を準備した。
(C)ジイソシアネート
下記式で表されるジフェニルメタンジイソシアネートC1(分子量:250、ミリオネートMT、東ソー株式会社製)を準備した。
(D)硬化触媒
下記式で表されるビス(モルホリノエチル)エーテルD1(分子量:244、UCAT−660M、サンアプロ株式会社製)を準備した。
2.反応性ホットメルト接着剤
ポリオールとしてのポリエステルジオールA1、ポリエーテルジオールA2−1,A2−2及びポリプロピレングリコールB1と、ジフェニルメタンジイソシアネートC1とを反応容器に入れた。反応容器内の混合物を、窒素気流下、110℃で30分反応させることによって、ポリオールに由来する構成単位及びポリイソシアネートに由来する構成単位を含むポリウレタン鎖と、ポリウレタン鎖の末端に結合した2つのイソシアネート基とを有するウレタンプレポリマーを生成させた。次いで、硬化触媒としてビス(モルホリノエチル)エーテルD1を加え、反応容器内の混合物を真空下、110℃で45分、さらに加熱した。これにより、ウレタンプレポリマー及び硬化触媒を含有する反応性ホットメルト接着剤を得た。
表1に、各成分の含有量を、ウレタンプレポリマーの質量(ポリオール及びジイソシアネートの合計量)を基準とする割合(質量%)で示す。硬化触媒の量が異なる#1、#2、#3及び#4の反応性ホットメルト接着剤を調製した。
3.評価
(1)硬化フィルム
加熱融解した反応性ホットメルト接着剤を、2枚の離型フィルムで挟んだ。離型フィルムで挟まれた反応性ホットメルト接着剤を、23℃で相対湿度50%の恒温恒湿槽内で、72時間養生し、それにより厚さ100〜180μmの硬化フィルムを得た。
(2)動的粘弾性(DMA)
硬化フィルムから切り出した試験片の引張モードの動的粘弾性を、粘弾性測定装置(TAインスツルメント製、RSA−G2)を用いて測定した。測定条件は以下のとおりであった。測定結果から、ガラス転移温度(Tg)、及び30℃における貯蔵弾性率E’を記録した。ここでのガラス転移温度は、tanδが極大値を示す温度である。
・昇温速度:5℃/分
・測定温度領域:−100〜250℃
・周波数:1Hz
・窒素雰囲気
図1は、#1の硬化フィルムの動的粘弾性測定結果を示すグラフである。図1中には#1の硬化フィルムのDSCサーモグラムも示されている。−40℃に1つ目のガラス転移温度(Tg1)が観測され、−11℃に2つ目のガラス転移温度(Tg2)が観測された。貯蔵弾性率E’は、30℃では62.9MPaであるが、50℃付近で10MPaまで急激に減少した。この貯蔵弾性率E’の減少は、主に結晶相の融点Tmに起因するものと考えられる。これは、DSCサーモグラムで53.8℃の融点が観測されることからも裏付けられた。このことから、30℃における貯蔵弾性率E’に対して、物理架橋として機能する結晶相が寄与することが示唆される。
(3)示差走査熱量測定(DSC)
硬化フィルムから取得した試料の示差走査熱量測定を、昇温速度10℃/分の条件で行った。得られたDSCサーモグラムから、融点及び融解熱量を求めた。ここでの融点は、融解による吸熱のピークトップの温度である。
(4)引張試験
硬化フィルムから切り出した試験片を用いて、引張試験を行った。得られた応力−歪み曲線から、試験片の破断応力及び伸び率を求めた。
#1及び#2の反応性ホットメルト接着剤から形成された硬化フィルムは、30℃以下の範囲に2つのガラス転移温度を示したことから、ミクロ相分離構造が形成されていることが示唆された。これに対して、#3及び#4の反応性ホットメルト接着剤から形成された硬化フィルムは、単一のガラス転移温度を示した。これらの結果から、硬化触媒の量によって、硬化物のミクロ相分離構造の形成を制御できることが明らかとなった。ミクロ相分離構造を形成した#1及び#2の硬化フィルムは、ミクロ相分離構造が確認されなかった#3及び#4の硬化フィルムと比較して、明らかに低い貯蔵弾性率E’を示した。
(5)モルフォロジー分析
偏光顕微鏡
各硬化フィルムを、直交ニコルを用いた偏光顕微鏡によって観察した。図2の(a)、(b)、(c)及び(d)は、それぞれ、#1、#2、#3及び#4の硬化フィルムの偏光顕微鏡像である。特に#1及び#2の硬化フィルムでは、海相及び島相を含むミクロ相分離構造がみられた。海相が明るい色相を示していることから、海相に結晶相が多く含まれることが示唆された。結晶性ポリエステルジオールに由来する構成単位が、海相により多く分布していると考えられる。結晶相の少ない島相が大きな比率で存在することは、硬化物の低弾性率化に寄与すると考えられる。
ラマンイメージング
ラマン顕微鏡(サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社製、DXR2xi)を用いたラマンイメージングによって、硬化フィルムのモルフォロジーを分析した。ラマンイメージングの条件は以下のとおりである。
・レーザー波長:532nm
・出力:5.0mW
・露光時間:0.02秒
・スキャン回数:5回
・イメージピクセル:0.2μm
・測定領域:20μm×20μm
図3は、#1の硬化フィルムの海相及び島相のラマンスペクトルである。海相及び島相の位置は、光学顕微鏡像から確認した。図3には、ウレタンプレポリマーを調製するために用いられた各成分のラマンスペクトルも併せて示されている。カルボニル基(C=O)に由来する1727cm−1のピーク強度が、海相において島相よりも大きく観測されたことから、ポリエステルポリオールに由来する構成単位が海相により多く分布していることが示唆された。また、2900cm−1付近のC−Hに由来するピークの形状は、島相においてポリプロピレングリコールB1のピークにより近似していた。これらの測定結果は、ポリエステルジオールに由来する構成単位は主に海相に分布し、ポリエーテルジオールに由来する構成単位は主に島相に分布することを示唆する。
ジフェニルメタンジイソシアネートC1の芳香環に主に由来する1615cm−1のピーク強度は、海相と島相とでほぼ一致していた。そこで、カルボニル基に由来する1727cm−1のピーク強度と、1615cm−1のピーク強度との比I(C=O)/I(aryl)に基づいて、ラマン顕微鏡の画像をマッピングした。図4は、#1の硬化フィルムの(a)光学顕微鏡像、及び(b)ラマンイメージングによる画像である。光学顕微鏡像とラマンイメージングによる画像との比較から、ポリエステルジオールに由来する構成単位は主に海相に分布し、ポリエーテルジオールに由来する構成単位は主に島相に分布することが更に裏付けられた。
図5は、#1、#2、#3及び#4の硬化フィルムのラマンイメージングによる画像である。(a)、(b)、(c)及び(d)がそれぞれ#1、#2、#3及び#4である。触媒量が少ない#1及び#2の硬化フィルムの場合、3〜5μm程度のサイズを有する島相を含む明確なミクロ相分離構造が形成されていた。一方、触媒量が0.4質量%と多い#4の硬化フィルムの場合、島相のドメインサイズが1〜2μm程度と小さく、相溶化の傾向が認められた。
(6)H NMR
各硬化フィルムについて、100℃に加熱された状態でのH NMRを測定した。その結果、何れの硬化フィルムにおいても、アロファネート結合及びビウレット結合のような架橋結合に由来するシグナルは検出されず、ウレタン結合及びウレア結合のみが生成していることが明らかになった。各シグナルの強度に基づいてこれらの結合の量を算出した結果を表2に示す。各結合の量は、芳香族エステルを1として規格化した割合である。末端芳香環の括弧内の数値は、ウレタン結合又はウレア結合が結合した芳香環に対する割合である。何れの硬化フィルムでも、各結合の割合がほぼ同程度であった。これらの結果から、硬化触媒の量によって結合状態には実質的に差が生じないことが確認された。この結果から、硬化フィルムの弾性率等の機械特性の違いは、主にミクロ相分離構造に由来することが示唆された。

Claims (6)

  1. ジオールに由来する構成単位及びジイソシアネートに由来する構成単位を含むポリウレタン鎖、及び該ポリウレタン鎖の末端に結合したイソシアネート基を有する、ウレタンプレポリマーと、
    硬化触媒と、
    を含有する、反応性ホットメルト接着剤であって、
    前記ジオールに由来する構成単位が、結晶性ジオールに由来する構成単位、及び非晶性ジオールに由来する構成単位を含み、
    当該反応性ホットメルト接着剤の硬化物が、ミクロ相分離構造を形成し、且つ、30℃以下の範囲に2以上のガラス転移温度を示す、
    反応性ホットメルト接着剤。
  2. 前記硬化触媒が3級アミン化合物である、請求項1に記載の反応性ホットメルト接着剤。
  3. 当該反応性ホットメルト接着剤の硬化物の融点が100℃以下である、請求項1又は2に記載の反応性ホットメルト接着剤。
  4. 前記硬化触媒の含有量が、前記ウレタンプレポリマーの含有量を基準として0.2質量%以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の反応性ホットメルト接着剤。
  5. 前記結晶性ジオールが、結晶性ポリエステルジオールを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の反応性ホットメルト接着剤。
  6. 前記非晶性ジオールが、非晶性ポリエーテルジオールを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の反応性ホットメルト接着剤。
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