JP2017113656A - 積層体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物をビード状に塗布した積層体を製造する際に、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物によるビード塗布物の優れた保型性、及び、耐糸曳き性を得る製造方法を提供することである。【解決手段】本発明は、ポリオール(A)とポリイソシアネート(B)との反応物であり、120℃における溶融粘度が6,000〜50,000mPa・sの範囲であるイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(i)、及び、無機フィラー(ii)を含有する湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を基材上にビード状に塗布することを特徴とする積層体の製造方法を提供するものである。【選択図】 なし

Description

本発明は、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物をビード状に塗布した積層体の製造方法に関する。
湿気硬化型ポリウレタンホットメルト接着剤は、無溶剤であることから環境対応型接着剤として、繊維ボンディング・建材ラミネーションを中心に今日まで様々な研究がなされており、産業界でも広く利用されている。
また、近年においては、光学部品の貼り合せ等において、光学部品の軽量化や薄膜化のニーズの高まりを受け、これまで主流であったアクリル系粘着剤から、ホットメルト接着剤を代用する検討がなされている。
前記光学部品の貼り合せに使用可能なホットメルト接着剤としては、例えば、(a)流動開始温度が55℃以上110℃以下のポリウレタン樹脂100重量部に対し、(b)Tgが0℃以上110℃以下、分子量10,000〜25,000の飽和ポリエステル樹脂5〜150重量部、(c)軟化点が60℃以上140℃以下、分子量700〜3,000のエポキシ樹脂10〜150重量部及び(d)カップリング剤で表面処理した無機充填剤10〜200重量部を配合したことを特徴とする耐湿熱性ホットメルト接着剤組成物を用いた接着剤が開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
一方、前記光学部品の貼り合せには、コスト削減等の点から、被着体に対して接着剤をビード塗布するニーズも高まっている。しかしながら、前記耐湿熱性ホットメルト接着剤組成物をビード塗布装置によりビード塗布した場合には、ビード塗布物が流動してしまう問題や、糸を曳いてしまう問題があり、所望の接着剤層を形成するのが困難である場合があった。
特開2003−27030号公報
本発明が解決しようとする課題は、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物をビード状に塗布した積層体を製造する際に、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物によるビード塗布物の優れた保型性、及び、耐糸曳き性を得る製造方法を提供することである。
本発明は、ポリオール(A)とポリイソシアネート(B)との反応物であり、120℃における溶融粘度が6,000〜50,000mPa・sの範囲であるイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(i)、及び、無機フィラー(ii)を含有する湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を基材上にビード状に塗布することを特徴とする積層体の製造方法を提供するものである。
本発明の製造方法によれば、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物によるビード塗布物の優れた保型性、及び、耐糸曳き性が得られる。よって、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物による硬化物層を所望の形状に形成しやすいものである。また、上記効果に加えて、特定の組成の湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を用いた場合には、優れた初期接着強度、及び、耐衝撃性を得ることができる。
従って、本発明の製造方法は、繊維ボンディング・建材ラミネーション用途のみならず、光学用部材の製造に好適に用いることができ、特に車輌用ヘッドライトの製造に好適に使用することができる。
本発明の積層体の製造方法は、ポリオール(A)とポリイソシアネート(B)との反応物であり、120℃における溶融粘度が6,000〜50,000mPa・sの範囲であるイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(i)、及び、無機フィラー(ii)を含有する湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を基材上にビード状に塗布することが必須である。
本発明においては、前記ウレタンプレポリマー(i)の120℃における溶融粘度が、6,000〜50,000mPa・sの範囲であることが必須である。前記溶融粘度が6,000mPa・sを下回る場合には、ビード塗布物が流動してしまい、50,000mPa・sを超える場合には、糸曳きが発生してしまう。前記溶融粘度としては、ビード塗布性、ビード塗布物の保型性、及び、耐糸曳き性をより一層向上できる点から、7,000〜40,000mPa・sの範囲であることが好ましく、8,000〜30,000mPa・sの範囲であることがより好ましい。なお、前記ウレタンプレポリマー(i)の120℃における溶融粘度は、前記ウレタンプレポリマー(i)を120℃で1時間溶融した後、コーンプレート計(40Pコーン、ローター回転数;50rpm)を使用して測定した値を示す。なお、前記溶融粘度を満たすウレタンプレポリマー(i)を得るためには、原料であるポリオール(A)の種類を調整することが最も重要である。
前記ポリオール(A)としては、例えば、アクリポリオール(a1)、結晶性ポリエステルポリオール(a2)、ポリエーテルポリオール(a3)、非晶性ポリエスエルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリブタジエンポリオール等を用いることができる。これらのポリオールは単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ウレタンプレポリマー(i)の溶融粘度を前記範囲に設計しやすく、かつ、優れた初期接着強度、及び耐衝撃性が得られる点から、アクリルポリオール(a1)を用いることが好ましく、更に結晶性ポリエステルポリオール(a2)、及び、ポリエーテルポリオール(a3)を併用することがより好ましい。
前記アクリルポリオール(a1)は、水酸基を有する(メタ)アクリル化合物を必須成分として含有する(メタ)アクリル化合物を重合して得られるものである。なお、本発明において、「(メタ)アクリル化合物」とは、メタクリル化合物及び/又はアクリル化合物を示す。
前記水酸基を有する(メタ)アクリル化合物としては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等を用いることができる。前記水酸基を有する(メタ)アクリル化合物の含有量としては、前記アクリルポリオール(a1)を構成する(メタ)アクリル化合物の合計質量中0.05〜10質量%の範囲であることが好ましく、0.1〜3質量%の範囲であることがより好ましい。
その他の(メタ)アクリル化合物としては、例えば、(メタ)アクリル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、ネオペンチル(メタ)アクリレート、2−エチルへキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル(メタ)アクリル酸アルキルエステル;2,2,2−トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレート、1H,1H,5H−オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレート、2−(パーフルオロオクチル)エチル(メタ)アクリレート等のフッ素原子を有する(メタ)アクリル化合物;イソボルニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、シジクロペンタニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレート等の脂環構造を有する(メタ)アクリル化合物;ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシブチル(メタ)アクリレート、メトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート等のエーテル基を有する(メタ)アクリル化合物;ベンジル(メタ)アクリレート、2−エチル−2−メチル−[1,3]−ジオキソラン−4−イル−メチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートなどを用いることができる。これらの(メタ)アクリル化合物は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。
前記アクリルポリオール(a1)としては、ウレタンプレポリマー(i)の溶融粘度を前記範囲に設計しやすく、かつ、一層優れた初期接着強度、及び耐衝撃性が得られる点から、前記ポリオール(A)中20〜35質量%の範囲で含有されていることが好ましく、22〜32質量%の範囲で含有されていることがより好ましい。
また、前記アクリルポリオール(a1)としては、耐衝撃性をより一層向上可能できる、ガラス転移温度が0℃以下のアクリルポリオール(a1−1)、及び、初期接着強度をより一層向上できる、ガラス転移温度が0℃を超えるアクリルポリオール(a1−2)を併用することが好ましい。なお、前記アクリルポリオール(a1)のガラス転移温度は、JISK7121−1987に準拠し、DSC(示差走査熱量計)により測定した値を示し、具体的には、示差走査型熱量計装置内に前記アクリルポリオールを入れ、(Tg+50℃)まで昇温速度10℃/分で昇温した後、3分間保持し、その後急冷し、得られた示差熱曲線から読み取った中間点ガラス転移温度(Tmg)を示す。
前記ガラス転移温度が0℃以下のアクリルポリオール(a1−1)を得る方法としては、例えば、前記その他の(メタ)アクリル化合物として、ガラス転移温度が0℃以下のホモポリマーを形成可能な(メタ)アクリル化合物を25質量%以上用いて重合することが挙げられ、好ましくはn−ブチルアクリレートを25質量%以上、より好ましくは25〜80質量%の範囲で用いることが挙げられ、更に好ましいのはn−ブチルアクリレートを25〜80質量%、及びn−ブチルメタクリレートを10〜74質量%の範囲で用いることが挙げられる。また、前記アクリルポリオール(a1−1)のガラス転移温度としては、耐衝撃性をより一層向上できる点から、−2〜−40℃の範囲であることが好ましい。
前記アクリルポリオール(a1−1)の含有量としては、より一層優れた耐衝撃性が得られる点から、ポリオール(A)中8〜30質量%の範囲であることが好ましく、10〜22質量%の範囲であることがより好ましい。
前記ガラス転移温度が0℃を超えるアクリルポリオール(a1−2)を得る方法としては、例えば、前記その他の(メタ)アクリル化合物として、ガラス転移温度が80℃を超えるホモポリマーを形成可能な(メタ)アクリル化合物を30質量%以上用いて重合することが挙げられ、好ましくはメチルメタクリレートを30質量%以上、より好ましくは30〜80質量%の範囲で用いることが挙げられ、更に好ましいのはメチルメタクリレートを30〜80質量%、及びn−ブチルメタクリレートを10〜50質量%の範囲で用いることが挙げられる。また、前記アクリルポリオール(a1−1)のガラス転移温度としては、初期接着強度をより一層向上できる点から、50〜80℃の範囲であることが好ましい。
前記アクリルポリオール(a1)の数平均分子量としては、より一層優れた初期接着強度、及び耐衝撃性が得られる点から、1,000〜50,000の範囲であることが好ましく、10,000〜30,000の範囲であることがより好ましい。なお、前記アクリルポリオール(a1)の数平均分子量は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)法により、下記の条件で測定した値を示す。
測定装置:高速GPC装置(東ソー株式会社製「HLC−8220GPC」)
カラム:東ソー株式会社製の下記のカラムを直列に接続して使用した。
「TSKgel G5000」(7.8mmI.D.×30cm)×1本
「TSKgel G4000」(7.8mmI.D.×30cm)×1本
「TSKgel G3000」(7.8mmI.D.×30cm)×1本
「TSKgel G2000」(7.8mmI.D.×30cm)×1本
検出器:RI(示差屈折計)
カラム温度:40℃
溶離液:テトラヒドロフラン(THF)
流速:1.0mL/分
注入量:100μL(試料濃度0.4質量%のテトラヒドロフラン溶液)
標準試料:下記の標準ポリスチレンを用いて検量線を作成した。
(標準ポリスチレン)
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン A−500」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン A−1000」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン A−2500」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン A−5000」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−1」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−2」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−4」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−10」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−20」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−40」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−80」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−128」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−288」
東ソー株式会社製「TSKgel 標準ポリスチレン F−550」
前記結晶性ポリエステルポリオール(a2)はより一層優れた初期接着強度が得られる点から用いることが好ましく、例えば、水酸基を有する化合物と多塩基酸との反応物を用いることができる。なお、本発明において、「結晶性」とは、JISK7121−1987に準拠したDSC測定において、結晶化熱あるいは融解熱のピークを確認できるものを示し、「非晶性」とは、前記ピークを確認できないものを示す。
前記水酸基を有する化合物としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノナンジオール、デカンジオール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、グリセリン等を用いることができる。これらの化合物は単独で用いても、2種以上を併用してもよい。これらの中でも結晶性を高め、より一層優れた初期接着強度が得られる点から、ブタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジオール、及びデカンジオールからなる群より選ばれる1種以上の化合物を用いることが好ましい。
前記多塩基酸としては、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、1,12−ドデカン二酸等を用いることができる。これらの多塩基酸は単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの中でもこれらの中でも結晶性を高め、より一層優れた初期接着強度が得られる点から、アジピン酸、セバシン酸、及び1,12−ドデカン二酸からなる群より選ばれる1種以上多塩基酸を用いることが好ましい。
前記結晶性ポリエステルポリオール(a2)の数平均分子量としては、より一層優れた初期接着強度が得られる点から、500〜5,000の範囲であることが好ましく、1,000〜4,000の範囲であることがより好ましい。なお、前記結晶性ポリエステルポリオール(a2)の数平均分子量は、前記アクリルポリオール(a1)の数平均分子量と同様に測定して得られた値を示す。
前記結晶性ポリエステルポリオール(a2)の含有量としては、より一層優れた初期接着強度が得られる点から、ポリオール(A)中31〜50質量%の範囲であることが35〜42質量%の範囲であることがより好ましい。
前記ポリエーテルポリオール(a3)はより一層優れた耐衝撃性を得る上で用いることが好ましく、例えば、ポリエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシテトラメチレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール等を用いることができる。これらのポリエーテルポリオールは単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの中でも、より一層優れた耐衝撃性、及び機械的強度が得られる点から、ポリオキシプロピレングリコールを用いることが好ましい。
前記ポリエーテルポリオール(a3)の数平均分子量としては、より一層優れた耐衝撃性が得られる点から、500〜10,000の範囲であることが好ましく、800〜4,000の範囲であることがより好ましい。なお、前記ポリエーテルポリオール(a3)の数平均分子量は、前記アクリルポリオール(a1)の数平均分子量と同様に測定した値を示す。
前記ポリエーテルポリオール(a3)の含有量としては、より一層優れた耐衝撃性が得られる点から、15〜48質量%の範囲であることが好ましく、25〜40質量%の範囲であることがより好ましい。
前記ポリイソシアネート(B)としては、例えば、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、カルボジイミド変性ジフェニルメタンジイソシアネートイソシアネート、フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネートなどの芳香族ポリイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネートなどの脂肪族又は脂環族ポリイソシアネートを用いることができる。これらの中でも、優れた反応性及び接着性が得られる点から、芳香族ポリイソシアネートを用いることが好ましく、ジフェニルメタンジイソシアネートを用いることがより好ましい。
前記ウレタンプレポリマー(i)は、前記ポリオール(A)と前記ポリイソシアネート(B)とを反応させて得られるものであり、空気中やウレタンプレポリマーが塗布される筐体や被着体中に存在する水分と反応して架橋構造を形成しうるイソシアネート基をポリマー末端や分子内に有するものである。
前記ウレタンプレポリマー(i)の製造方法としては、例えば、前記ポリイソシアネート(B)の入った反応容器に、前記ポリオール(A)の混合物を滴下した後に加熱し、前記ポリイソシアネート(B)の有するイソシアネート基が、前記ポリオール(A)の有する水酸基に対して過剰となる条件で反応させることによって製造する方法が挙げられる。
前記ウレタンプレポリマー(i)を製造する際には、前記ポリイソシアネート(B)が有するイソシアネート基と前記ポリオール(A)が有する水酸基の当量比([イソシアネート基/水酸基])が、機械的強度、及び製造安定性の点から、1.1〜5の範囲であることが好ましく、1.5〜3の範囲であることがより好ましい。
前記ウレタンプレポリマー(i)は、通常、無溶剤下で製造することができるが、前記ポリオール(A)とポリイソシアネート(B)とを有機溶剤中で反応させることによって製造してもよい。有機溶剤中で反応させる場合には、反応を阻害しない酢酸エチル、酢酸n−ブチル、メチルエチルケトン、トルエン等の有機溶剤を使用することができるが、反応の途中又は反応終了後に減圧加熱等の方法により有機溶剤を除去することが必要である。
前記ウレタンプレポリマー(i)を製造する際には、必要に応じてウレタン化触媒を用いることができる。ウレタン化触媒は、前記反応の任意の段階で、適宜加えることができる。
前記ウレタン化触媒としては、例えば、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、N−メチルモルホリン等の含窒素化合物;酢酸カリウム、ステアリン酸亜鉛、オクチル酸錫等の金属塩;ジブチル錫ジラウレート等の有機金属化合物などを用いることができる。これらのウレタン化触媒は単独で用いても2種以上を併用してもよい。
前記ウレタンプレポリマー(i)のイソシアネート基含有率(NCO%)としては、機械的強度の点から、1.5〜8質量%の範囲であることが好ましく、1.7〜5質量の範囲であることがより好ましい。なお、前記ウレタンプレポリマー(i)のNCO%は、JISK1603−1:2007に準拠し、電位差滴定法により測定した値を示す。
前記無機フィラー(ii)は、優れた耐糸曳き性を得る上で必須の成分である。前記無機フィラー(ii)としては、例えば、シリカ、アルミナ等の酸化物;炭酸カルシウム等の炭酸塩;タルク、クレー、マイカ、モンモリロナイト、ベンナイト等のケイ酸塩などを用いることができる。これらの無機フィラーは単独で用いても2種以上を併用してもよい。これらの中でも、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物との相溶性が良好でビード塗布時につまりを発生しにくく、更に耐糸曳き性を一層向上できる点から、炭酸カルシウムを用いることが好ましい。
前記無機フィラー(ii)の含有量としては、より一層優れた耐糸曳き性が得られる点から、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物中1〜20質量%の範囲であることが好ましく、3〜15質量%の範囲であることがより好ましい。
本発明で用いる湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物は、前記ウレタンプレポリマー(i)、及び、前記無機フィラー(ii)を必須成分として含有するが、必要に応じてその他の添加剤を含有してもよい。
前記その他の添加剤としては、例えば、酸化防止剤、粘着付与剤、可塑剤、安定剤、染料、顔料、蛍光増白剤等を用いることができる。これらの添加剤は単独で用いても2種以上を併用してもよい。
前記湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を基材上にビード状に塗布する方法としては、例えば、ビードガン、コールドグルーガン等のホットメルト接着剤のビード塗布に用いられる公知のビード塗布装置を使用する方法が挙げられる。前記ビード塗布装置としては、例えば、「クラシックブルーシリーズホットメルトガン」、「LA820エレクトリックガン」(以上、ノードソン株式会社製)等を市販品として入手することができる。
前記ビード状に塗布された湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物のビード幅としては、使用される用途に応じて適宜決定されるが、例えば、1〜20mmの範囲である。
前記ビード状に塗布された湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物の厚さとしては、使用される用途に応じて適宜決定されるが、例えば、10μm〜5mmの範囲である。
前記湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を塗布する前記基材としては、例えば、ガラス、レンズ;木材;鋼等の金属板;ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン、ノルボルネン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリイミド樹脂、脂環式ポリイミド樹脂、セルロース樹脂、PC(ポリカーボネート)、PBT(ポリブチレンテレフタラート)、変性PPE(ポリフェニレンエーテル)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、乳酸ポリマー、ABS樹脂、AS樹脂等から得られる基材などを用いることができる。また、前記基材は、必要に応じて、コロナ処理、プラズマ処理、プライマー処理等の処理が施されていてもよい。
ビード塗布された前記湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物は、例えば、温度20〜80℃、相対湿度50〜90%の条件下で半日〜5日間の間でエージングを行うことが好ましい。
本発明の製造方法により製造された積層体は、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物によるビード塗布物の保型性、及び、耐糸曳き性に優れるものである。よって、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物による硬化物層を所望の形状に形成しやすいものである。また、上記効果に加えて、特定の組成の湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を用いた場合には、優れた初期接着強度、及び、耐衝撃性を得ることができる。
従って、本発明の製造方法は、繊維ボンディング・建材ラミネーション用途のみならず、光学用部材の製造に好適に用いることができ、特に車輌用ヘッドライトの製造に好適に使用することができる。
前記湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を用いて車輛用ヘッドライトを製造する方法としては、例えば、筐体(ハウジング)とレンズとの接合部に、前記筐体と前記レンズのどちらか一方に前記湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を輪っか状にビード塗布し、次いで、もう一方の被着体と貼り合せ、次いで、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物のエージングを行う方法が挙げられる。前記湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物として初期接着強度、及び、耐衝撃性に優れるものを用いた場合には、接着剤兼シーリング材として好適に機能する。
以下、実施例を用いて、本発明をより詳細に説明する。
[実施例1]
温度計、撹拌機、不活性ガス導入口および還流冷却器を備えた四口フラスコに、アクリルポリオール−1(n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、及び、2−ヒドロキシエチルアクリレートを質量比[71.7/28/0.3]で重合して得られたアクリルポリオール、ガラス転移温度:−27℃、数平均分子量:12,000、以下「AC−1」と略記する。)を10質量部、アクリルポリオール−3(メチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、及び、2−ヒドロキシエチルアクリレートを質量比[66.5/33/0.5]で重合して得られたアクリルポリオール、ガラス転移温度:68℃、数平均分子量:20,000、以下「AC−3」と略記する。)を10質量部、結晶性ポリエステルポリオール(1,6−ヘキサンジオール、及び1,12−ドデカン二酸の反応物、数平均分子量:3,500、以下「結晶性PEs−1」と略記する。)を32質量部、ポリオキシプロピレングリコール(数平均分子量:2,000、以下「PPG」と略記する。)を30質量部仕込み、減圧条件下で水分含有率が0.05質量%以下となるまで脱水した。
次いで、容器内温度70℃に冷却後、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(以下「MDI」と略記する。)13質量部を加え、100℃まで昇温して、NCO基含有率が一定となるまで約3時間反応させて、イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを得た。
次いで、炭酸カルシウムを5質量部添加し、混合することで湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を得た。
得られた湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を120℃で1時間溶融し、ビード塗布装置(ノードソン株式会社製「PUR BLUE4」、「LA820エレクトリックガン」)を使用して、縦5cm、横5cm、厚さ2mmのポリカーボネート板上に、4cm×4cmの正方形を描くように5mm幅となるようにビード状に塗布した。これに同様のポリカーボネート板を貼り合せ、23℃、湿度65%の条件下で3日間放置することで、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物の硬化物層を有する積層体を得た。
[実施例2〜4、比較例1〜4]
用いるポリオールの種類及び/又は量、並びに、炭酸カルシウムの量を表1に示す通りに変更した以外は、実施例1と同様にして湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を得、積層体を得た。
[湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物の溶融粘度の測定方法]
実施例及び比較例で得られた湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を120℃で1時間溶融した後に、1mlをサンプリングし、コーンプレート粘度計(M・S・Tエンジニアリング株式会社製デジタルビスコメーター「CV−1S RTタイプ」、40Pコーン、ローター回転数:50rpm)にて(40Pコーン、ローター回転:50rpm)にて溶融粘度(120℃溶融粘度)を測定した。
[ビード塗布物の保型性の評価方法]
実施例及び比較例で得られた湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を120℃で1時間溶融し、ビード塗布装置(ノードソン株式会社製「LA820エレクトリックガン」)を使用して、縦5cm、横5cm、厚さ2mmのポリカーボネート板上に、4cm×4vmの正方形を描くように5mm幅となるようにビード状に塗布した。塗布直後のビード塗布物の幅を測定し、以下のように評価した。
「○」:ビード塗布物の幅が5.5mm未満
「×」:ビード塗布物の幅が5.5mm以上
[ビード塗布物の耐糸曳き性の評価方法]
前記[ビード塗布物の保型性の評価方法]にて、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物をビード状に塗布を終了した際に、ビード塗布装置の吐出口から湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物の糸曳きがあるかを目視で観察し、糸曳きが確認されない場合は「○」、糸曳きが確認される場合は「×」と評価した。
[初期接着強度の評価方法]
実施例及び比較例で得られた湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を120℃で1時間溶融し、コロナ処理が施された厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上に、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物をロールコーターを使用して200μmの厚さとなるように塗布し、同様のポリエチレンテレフタレートフィルムを貼り合せて、3分後に180度剥離強度(N/25mm)を測定し、以下のように評価した。
「○」:180度剥離強度が10(N/25mm)以上である。
「×」:180度剥離強度が10(N/25mm)未満である。
[耐衝撃性の評価方法]
実施例及び比較例で得られた積層体の上から、デュポン式落下衝撃試験機にてポリカーボネート板から撃芯を介して、荷重:300g、高さ:50cmで衝撃を5回与える条件にて、ポリカーボネート板の剥がれの発生の有無を目視観察し、以下のように判断した。
「○」:剥がれが発生していなかった。
「×」:剥がれが発生していた。
Figure 2017113656
表1〜2中の略語について説明する。
・「Tg」:ガラス転移温度
・「AC−2」:n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、及び、2−ヒドロキシエチルアクリレートを質量比[28/71.7/0.3]で重合して得られたアクリルポリオール、ガラス転移温度:−3℃、数平均分子量:15,000
・「非晶性PEs−1」:エチレングリコール、ネオペンチルグリコール、イソフタル酸、及びテレフタル酸を反応させて得られた非晶性ポリエステルポリオール、数平均分子量:2,600
本発明の製造方法によれば、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物によるビード塗布物の保型性、及び、耐糸曳き性に優れる積層体が得られることが分かった。また、特定の組成の湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を用いることで、優れた初期接着強度、及び耐衝撃性が得られることが分かった。
一方、比較例1及び2は、ウレタンプレポリマーの溶融粘度が本発明で規定する範囲を超える態様であるが、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物の糸曳きが発生した。
比較例3は、ウレタンプレポリマーの溶融粘度が本発明で規定する範囲を下回る態様であるが、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物のビード塗布物の保型性が不良であった。
比較例4は、無機フィラー(ii)を含有しない湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を用いた態様であるが、湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物の糸曳きが発生した。

Claims (6)

  1. ポリオール(A)とポリイソシアネート(B)との反応物であり、120℃における溶融粘度が6,000〜50,000mPa・sの範囲であるイソシアネート基を有するウレタンプレポリマー(i)、及び、無機フィラー(ii)を含有する湿気硬化型ポリウレタンホットメルト樹脂組成物を基材上にビード状に塗布することを特徴とする積層体の製造方法。
  2. 前記ポリオール(A)が、アクリルポリオール(a1)をポリオール(A)中20〜35質量%の範囲で含有するものである請求項1記載の積層体の製造方法。
  3. 前記アクリルポリオール(a1)が、ガラス転移温度が0℃以下のアクリルポリオール(a1−1)、及び、ガラス転移温度が0℃を超えるアクリルポリオール(a1−2)を含有するものである請求項2記載の積層体の製造方法。
  4. 前記アクリルポリオール(a1−1)の含有量がポリオール(A)中8〜30質量%の範囲である請求項3記載の積層体の製造方法。
  5. 前記ポリオール(A)が、更に結晶性ポリエステルポリオール(a2)、及び、ポリエーテルポリオール(a3)を含有するものである請求項2記載の積層体の製造方法。
  6. 前記無機フィラー(ii)が、炭酸カルシウムである請求項1記載の積層体の製造方法。
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