JP2020032935A - シートフレーム - Google Patents

シートフレーム Download PDF

Info

Publication number
JP2020032935A
JP2020032935A JP2018162885A JP2018162885A JP2020032935A JP 2020032935 A JP2020032935 A JP 2020032935A JP 2018162885 A JP2018162885 A JP 2018162885A JP 2018162885 A JP2018162885 A JP 2018162885A JP 2020032935 A JP2020032935 A JP 2020032935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side frame
protrusion
frame
welded
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018162885A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7028107B2 (ja
Inventor
慎治 神谷
Shinji Kamiya
慎治 神谷
公恭 黒川
Kimitaka Kurokawa
公恭 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2018162885A priority Critical patent/JP7028107B2/ja
Priority to US16/556,442 priority patent/US10960800B2/en
Publication of JP2020032935A publication Critical patent/JP2020032935A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7028107B2 publication Critical patent/JP7028107B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/68Seat frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/64Back-rests or cushions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/68Seat frames
    • B60N2/682Joining means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2205/00General mechanical or structural details
    • B60N2205/30Seat or seat parts characterised by comprising plural parts or pieces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】サイドフレームへの連結部材の取り付けに必要なスペースの小型化が可能なシートフレームを提供する。【解決手段】シートフレームは、第1サイドフレーム100および第2サイドフレームと、第1サイドフレーム100および第2サイドフレームの少なくとも一方のサイドフレームに接続される構造材500と、連結部材600と、を備える。連結部材600は、筒部612と、閉塞部614と、筒部612の外形よりも小さな外形を有し、かつ、閉塞部614から筒部612の軸方向における外向きに突出する突部618と、を有する。少なくとも一方のサイドフレームには、突部618の挿入を許容し、かつ、筒部612の外形よりも小さな形状を有する突部挿入孔111が設けられている。突部618は、突部挿入孔111内に位置する状態で少なくとも一方のサイドフレームに溶接されている。【選択図】図2

Description

この発明は、シートフレームに関する。
たとえば、特開2017−30485号公報(以下、「特許文献1」という。)には、一対のサイドフレームと、一対のサイドフレーム間に配置されるフロントパイプと、フロントパイプの端部に取り付けられたカラーと、を備えるシートフレームが開示されている。カラーは、フロントパイプの端部を包囲する筒部と、筒部の端部から当該筒部の径方向の外向きに張り出す形状を有するフランジ部と、を有している。フランジ部は、円環状に形成されている。フランジ部の外縁部とサイドフレームとの境界部は、溶接されている。
特開2017−30485号公報
特許文献1に記載されるように、サイドフレームに対して、フロントパイプを連結するためのカラー(連結部材)を溶接することにより構成されたシートフレームが知られている。このシートフレームでは、カラーの筒部から径方向の外向きにフランジ部が張り出しており、さらにそのフランジ部の外縁部がサイドフレームに溶接されるため、溶接部を含め、サイドフレームへのカラーの取り付けに必要なスペースが大きくなる。
本発明の目的は、サイドフレームへの連結部材の取り付けに必要なスペースの小型化が可能なシートフレームを提供することである。
この発明に従ったシートフレームは、乗物用シートの骨格を構成する第1サイドフレームおよび第2サイドフレームと、第1サイドフレームおよび第2サイドフレームの少なくとも一方のサイドフレームに接続される構造材と、構造材を少なくとも一方のサイドフレームに連結するために少なくとも一方のサイドフレームに溶接された連結部材と、を備える。連結部材は、構造材の端部に接続される筒部と、筒部の一方側の開口を塞ぐ閉塞部と、筒部の外形よりも小さな外形を有し、かつ、閉塞部から筒部の軸方向における外向きに突出する突部と、を有する。少なくとも一方のサイドフレームには、突部の挿入を許容し、かつ、筒部の外形よりも小さな形状を有する突部挿入孔が設けられている。突部は、突部挿入孔内に位置する状態で少なくとも一方のサイドフレームに溶接されている。
本シートフレームでは、筒部の外形よりも小さな外形を有する突部が、突部挿入孔に挿入された状態でサイドフレームに溶接されているため、突部とサイドフレームとの溶接により形成される溶接部を含め、連結部材をサイドフレームに取り付けるために必要なスペースを小型化することができる。
また好ましくは、突部の閉塞部からの突出寸法は、少なくとも一方のサイドフレームの厚さに等しく設定されている。
このようにすれば、突部とサイドフレームとの突合せ溶接を省スペースで行うことができる。
また好ましくは、突部は、円柱状の外周面を有する。突部の外周面と少なくとも一方のサイドフレームとの境界部には、突部の外周面と少なくとも一方のサイドフレームとの溶接により形成される溶接部が形成されている。溶接部は、突部の外周面のうち突部の半周以上の長さを有する領域にわたって突部の周方向に沿って連続的に延びるとともに、突部の周方向における溶接部の一端および他端が互いに離間する形状を有している。
このようにすれば、溶接に起因してサイドフレームに対して連結部材が傾くことを抑制しつつ、溶接部の品質管理を容易にすることができる。具体的に、溶接部が、突部の外周面のうち突部の半周以上の長さを有する領域にわたって突部の周方向に沿って連続的に延びる形状を有していることにより、連結部材がサイドフレームに対して傾くことが抑制される。また、突部の周方向における溶接部の一端と他端とが互いに離間していることにより、溶接の開始点に再び入熱することが抑制されるため、溶接部の品質管理が容易になる。
また好ましくは、閉塞部は、少なくとも一方のサイドフレームに対して面接触する形状を有する外側面を有する。閉塞部の外側面は、サイドフレームに面接触している。
このようにすれば、閉塞部の外側面がサイドフレームと重なる重なり代として機能するため、突部とサイドフレームとを安定的に溶接することができる。
また好ましくは、構造材は、第1サイドフレームと第2サイドフレームとの間においてシート幅方向に延びる形状を有する。連結部材は、構造材の一端を第1サイドフレームに連結するために第1サイドフレームに溶接された第1カラーと、構造材の他端を第2サイドフレームに連結するために第2サイドフレームに溶接された第2カラーと、を有する。第1カラーおよび第2カラーは、それぞれ、筒部と、閉塞部と、突部と、を有する。第1サイドフレームおよび第2サイドフレームには、それぞれ、突部挿入孔が設けられている。第1カラーの突部は、第1サイドフレームの突部挿入孔内に位置する状態で第1サイドフレームに溶接されている。第2カラーの突部は、第2サイドフレームの突部挿入孔内に位置する状態で第2サイドフレームに溶接されている。
このようにすれば、第1サイドフレームと第2サイドフレームとを構造材によって補強しつつ、連結部材の第1カラーを第1サイドフレームに取り付けるために必要なスペースと、連結部材の第2カラーを第2サイドフレームに取り付けるために必要なスペースとの双方を小型化することができる。
以上に説明したように、この発明によれば、サイドフレームへの連結部材の取り付けに必要なスペースの小型化が可能なシートフレームを提供することができる。
本発明の一実施形態のシートフレームを含む乗物用シートの全体構成を概略的に示す斜視図である。 図1におけるII−II線での断面図である。 連結部材の断面の拡大図である。 図3中の矢印IVに示す方向から見た突部およびサイドフレームを示す図である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
図1は、本発明の一実施形態のシートフレームを含む乗物用シートの全体構成を概略的に示す斜視図である。乗物用シート1は、車両用シートとして機能する。図1に示されるように、本実施形態の乗物用シート1は、シートフレーム10を骨格とするシートバック20と、シートクッション30と、ヘッドレスト40と、アームレスト50と、アームレスト保持用ブラケット52と、エアバッグユニット60と、を有している。
シートバック20は、その前面が背凭れ面を形成している。シートクッション30は、その上面が着座面を形成している。ヘッドレスト40は、シートバック20の上部に設けられている。アームレスト50は、シート幅方向におけるシートバック20の一方側に配置されている。エアバッグユニット60は、シートバック20の内部でシート幅方向における外側に配置されている。
シートフレーム10は、乗物用シート1の骨格を構成している。本実施形態では、シートフレーム10は、シートバック20の骨格を構成している。ただし、シートフレーム10は、シートクッション30の骨格を構成してもよい。シートフレーム10は、第1サイドフレーム100と、第2サイドフレーム200と、補強材300と、アッパーフレーム400と、構造材500と、連結部材600と、を有している。
第1サイドフレーム100は、上下方向に延びる形状を有している。この第1サイドフレーム100に、アームレスト50およびエアバッグユニット60が接続されている。第2サイドフレーム200は、上下方向に延びる形状を有している。第2サイドフレーム200は、シート幅方向について第1サイドフレーム100と間隔を置いて配置されている。第1サイドフレーム100および第2サイドフレーム200の構造については後述する。
アッパーフレーム400は、第1サイドフレーム100の上端部と第2サイドフレーム200の上端部とを接続している。
構造材500は、第1サイドフレーム100および第2サイドフレーム200の少なくとも一方のサイドフレームに接続される部材である。本実施形態では、構造材500は、第1サイドフレーム100と第2サイドフレーム200との間においてシート幅方向に延びる形状を有している。構造材500は、第1サイドフレーム100および第2サイドフレーム200の双方に接続される。具体的に、構造材500として、第1サイドフレーム100および第2サイドフレーム200を補強するための補強パイプが用いられている。構造材500は、円筒状に形成されている。構造材500は、必要に応じて、適所に湾曲加工または屈曲加工が施されている。なお、図1には、2つの構造材500が示されているが、構造材500の数は、これに限られない。
連結部材600は、構造材500を第1サイドフレーム100および第2サイドフレーム200の少なくとも一方のサイドフレームに連結するための部材である。連結部材600は、少なくとも一方のサイドフレームに溶接されている。本実施形態では、連結部材600は、構造材500を第1サイドフレーム100および第2サイドフレーム200の双方に連結している。具体的に、連結部材600は、第1カラー610と、第2カラー(図示略)と、を有する。
第1カラー610は、構造材500の一端を第1サイドフレーム100に連結するための部材であって、第1サイドフレーム100に溶接されている。図2は、図1におけるII−II線での断面図である。図3は、連結部材の断面の拡大図である。図2および図3に示されるように、第1カラー610は、筒部612と、閉塞部614と、突部618と、を有している。
筒部612は、構造材500の一方側の端部に接続される。たとえば、筒部612の端部と構造材500の外周面との境界部は、溶接される。これにより、溶接部W3が形成される。筒部612は、構造材500の一方側の端部を包囲する形状を有している。本実施形態では、筒部612は、円筒状に形成されている。
閉塞部614は、筒部612の一方側の開口を塞ぐ形状を有する。閉塞部614は、第1サイドフレーム100に対して面接触する形状を有する外側面615を有している。この外側面615は、平坦に形成されている。閉塞部614は、筒部612の軸方向について外向きに窪む凹部616を有している。閉塞部614は、筒部612の厚さよりも大きな厚さを有している。
突部618は、筒部612の外形よりも小さな外形を有し、かつ、閉塞部614の外側面615から筒部612の軸方向における外向きに突出する形状を有している。突部618は、円柱状の外周面を有している。図3に示されるように、突部618の閉塞部614の外側面615からの突出寸法hは、第1サイドフレーム100の厚さに等しく(厚さに合わせて)設定されている。
第2カラーは、構造材500を第2サイドフレーム200に連結するための部材であって、第2サイドフレーム200に溶接されている。第2カラーは、構造材500の他方側の端部に接続(溶接)されている。第2カラーの構成は、第1カラー610の構成と同じである。このため、第2カラーの説明を省略する。
ここで、第1サイドフレーム100について説明する。図2に示されるように、第1サイドフレーム100は、閉断面を構成している。具体的に、第1サイドフレーム100は、アウターフレーム110と、インナーフレーム120と、を有している。
アウターフレーム110は、シート幅方向(図3の上下方向)の外側に配置されている。アウターフレーム110は、板状に形成されている。たとえば、シート前後方向におけるアウターフレーム110の両端部は、シート幅方向の内側に向かって折り曲げられている。
図3に示されるように、アウターフレーム110には、突部618の挿入を許容し、かつ、筒部612の外形よりも小さな形状を有する突部挿入孔111が設けられている。突部挿入孔111の外形は、突部618の外形よりも大きいことが好ましい。本実施形態では、突部挿入孔111は、円形に形成されている。この突部挿入孔111に突部618が挿入された状態(位置する状態)において、突部618がアウターフレーム110に溶接されている。
図3に示されるように、突部618の突出寸法hは、アウターフレーム110の厚さに合わせて設定されている。このため、突部618が突部挿入孔111に挿入され、かつ、閉塞部614の外側面615がアウターフレーム110の内側面に面接触した状態において、突部618の外側面(図3における上面)は、アウターフレーム110の外側面と面一になる。この状態において、シート幅方向におけるアウターフレーム110の外側から、アーク溶接などにより、突部618とアウターフレーム110との境界部が溶接される。この溶接により、溶接部W1が形成される。シート幅方向におけるアウターフレーム110の外側面のうち溶接部W1の近傍の部位に、エアバッグユニット60が接続されている。
図4は、図2中の矢印IIIに示す方向から見た突部およびサイドフレームを示す図である。図4に示されるように、溶接部W1は、突部618の外周面のうち突部618の半周以上の長さを有する領域にわたって突部618の周方向に沿って連続的に延びる形状を有している。突部618の周方向における溶接部W1の一端と他端とは、互いに離間している。具体的には、第1直線L1と第2直線L2とのなす角θが、180度以上360度未満となるように、突部618が第1サイドフレーム100のアウターフレーム110に溶接される。第1直線L1は、突部618の外周面のうち溶接の開始点Aと突部618の中心とを結ぶ直線である。第2直線L2は、突部618の外周面のうち溶接の終了点Bと突部618の中心とを結ぶ直線である。上記の角θが、220度以上300度以下となるように、突部618がアウターフレーム110に溶接されることがより好ましい。
インナーフレーム120は、アウターフレーム110と対向するようにシート幅方向についてアウターフレーム110の内側に配置されている。インナーフレーム120は、板状に形成されている。たとえば、シート前後方向におけるインナーフレーム120の両端部は、シート幅方向の外側に向かって折り曲げられている。このインナーフレーム120のシート前後方向における端部とアウターフレーム110のシート前後方向における端部とが互いに重なり合うことにより、第1サイドフレーム100が全体として閉断面を構成している。この互いに重なり合った部位同士は、たとえば溶接されている。
インナーフレーム120には、筒部612の挿通を許容する貫通孔121が設けられている。この貫通孔121内に筒部612が位置する状態において、シート幅方向におけるインナーフレーム120の内側(図3における下側)から、アーク溶接などにより、筒部612の外周面とインナーフレーム120との境界部が溶接される。この溶接により、溶接部W2が形成される。なお、図2および図3において、突部挿入孔111および貫通孔121は、説明のために大きく描かれているのであって、実際の寸法を示すものではない。
補強材300は、第1サイドフレーム100を補強するための部材である。補強材300は、第1サイドフレーム100に接続(たとえば溶接)されている。補強材300は、板状に形成されている。補強材300は、アウターフレーム110のうちインナーフレーム120と対向する側(図3の下側)の側面、または、インナーフレーム120のうちアウターフレーム110と対向する側(図3の上側)の側面に接続されることが好ましい。ただし、補強材300は、インナーフレーム120のうちアウターフレーム110と対向する側とは反対側(図3の下側)の側面に接続されてもよい。補強材300は、アウターフレーム110の厚さおよびインナーフレーム120の厚さよりも大きな厚さを有している。
第2サイドフレーム200は、第1サイドフレーム100と同様に、閉断面を構成してもよいし、単一の板状の部材により構成されてもよい。第2サイドフレーム200が板状の部材で構成される場合、シート前後方向における第2サイドフレーム200の両端部は、シート幅方向の内側に向かって折り曲げられる。
第2サイドフレーム200には、第2カラーの突部を挿入するための突部挿入孔(図示略)、すなわち、突部の挿入を許容し、かつ、筒部の外形よりも小さな形状を有する突部挿入孔が設けられている。この突部挿入孔に第2カラーの突部が挿入された状態において、シート幅方向における第2サイドフレーム200の外側から、アーク溶接などにより、第2カラーの突部が第2サイドフレーム200に溶接される。
以上に説明したように、本実施形態のシートフレーム10では、筒部612の外形よりも小さな外形を有する突部618が、突部挿入孔111に挿入された状態で第1サイドフレーム100に溶接されているため、溶接部W1を含め、連結部材600の第1カラー610を第1サイドフレーム100に取り付けるために必要なスペースを小型化することができる。このため、第1サイドフレーム100に、エアバッグユニット60などの取り付けスペースが確保される。換言すれば、エアバッグユニット60などの取り付けスペースを確保したうえで、構造材500の第1サイドフレーム100への接続位置をシート前後方向における前側に配置することが可能となるため、構造材500による第1サイドフレーム100の補強効果が向上する。
また、突部618の閉塞部614からの突出寸法hが、第1サイドフレーム100のアウターフレーム110の厚さに等しく設定されているため、突部618とアウターフレーム110との突合せ溶接を省スペースで行うことができる。
また、溶接部W1は、突部618の外周面のうち突部618の半周以上の長さを有する領域にわたって突部618の周方向に沿って連続的に延びる形状を有しているため、第1カラー610が第1サイドフレーム100に対して傾くことが抑制される。
さらに、突部618の周方向における溶接部W1の一端と他端とは、互いに離間しているため、溶接の開始点Aに再び入熱することが抑制される。このため、溶接部W1の品質管理が容易になる。
また、閉塞部614の外側面615は、アウターフレーム110に面接触しているため、この外側面615がアウターフレーム110と重なる重なり代として機能する。このため、突部618とアウターフレーム110とを安定的に溶接することができる。
また、第2カラーの突部(図示略)も、第2サイドフレーム200の突部挿入孔(図示略)内に位置する状態で第2サイドフレーム200に溶接されている。このため、第1サイドフレーム100と第2サイドフレーム200とを構造材500によって補強しつつ、第1カラー610を第1サイドフレーム100に取り付けるために必要なスペースと、第2カラーを第2サイドフレーム200に取り付けるために必要なスペースとの双方を小型化することができる。
なお、上記実施形態において、突部618は、多角柱状の外周面を有していてもよい。この場合、突部挿入孔111の外形も突部618の外形に対応する多角形に形成されることが好ましい。さらにこの場合、突部618の外周面と第1サイドフレーム100との境界部は、レーザ溶接で溶接される。
また、構造材500は、多角筒状に形成されてもよい。この場合、第1カラー610の筒部612および第2カラーの筒部は、構造材500の外形に対応する多角筒に形成される。
また、構造材500は、第1カラー610を介して第1サイドフレーム100にのみ接続されてもよい。換言すれば、第2カラーが省略され、連結部材600が第1カラー610のみにより構成されてもよい。この場合、構造材500として、リンク部材などが第1カラー610に接続される。
また、第1サイドフレーム100は、閉断面を構成する形状に限らず、単一の板状の部材により構成されてもよい。この場合、シート前後方向における第1サイドフレーム100の両端部は、シート幅方向の内側に向かって折り曲げられる。
また、閉塞部614の外側面615は、第1サイドフレーム100に対して面接触ではなく、点接触や線接触する形状に形成されてもよい。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 乗物用シート、10 シートフレーム、20 シートバック、30 シートクッション、40 ヘッドレスト、50 アームレスト、60 エアバッグユニット、100 第1サイドフレーム、110 アウターフレーム、111 突部挿入孔、120 インナーフレーム、121 貫通孔、200 第2サイドフレーム、300 補強材、400 アッパーフレーム、500 構造材、600 連結部材、610 第1カラー、612 筒部、614 閉塞部、615 外側面、616 凹部、618 突部、W1 溶接部、W2 溶接部、W3 溶接部。

Claims (5)

  1. 乗物用シートの骨格を構成する第1サイドフレームおよび第2サイドフレームと、
    前記第1サイドフレームおよび前記第2サイドフレームの少なくとも一方のサイドフレームに接続される構造材と、
    前記構造材を前記少なくとも一方のサイドフレームに連結するために前記少なくとも一方のサイドフレームに溶接された連結部材と、を備え、
    前記連結部材は、
    前記構造材の端部に接続される筒部と、
    前記筒部の一方側の開口を塞ぐ閉塞部と、
    前記筒部の外形よりも小さな外形を有し、かつ、前記閉塞部から前記筒部の軸方向における外向きに突出する突部と、を有し、
    前記少なくとも一方のサイドフレームには、前記突部の挿入を許容し、かつ、前記筒部の外形よりも小さな形状を有する突部挿入孔が設けられており、
    前記突部は、前記突部挿入孔内に位置する状態で前記少なくとも一方のサイドフレームに溶接されている、シートフレーム。
  2. 前記突部の前記閉塞部からの突出寸法は、前記少なくとも一方のサイドフレームの厚さに等しく設定されている、請求項1に記載のシートフレーム。
  3. 前記突部は、円柱状の外周面を有し、
    前記突部の外周面と前記少なくとも一方のサイドフレームとの境界部には、前記突部の外周面と前記少なくとも一方のサイドフレームとの溶接により形成される溶接部が形成されており、
    前記溶接部は、前記突部の外周面のうち前記突部の半周以上の長さを有する領域にわたって前記突部の周方向に沿って連続的に延びるとともに、前記突部の周方向における前記溶接部の一端および他端が互いに離間する形状を有している、請求項1または2に記載のシートフレーム。
  4. 前記閉塞部は、前記少なくとも一方のサイドフレームに対して面接触する形状を有する外側面を有し、
    前記閉塞部の前記外側面は、前記少なくとも一方のサイドフレームに面接触している、請求項1から3のいずれか1項に記載のシートフレーム。
  5. 前記構造材は、前記第1サイドフレームと前記第2サイドフレームとの間においてシート幅方向に延びる形状を有し、
    前記連結部材は、
    前記構造材の一端を前記第1サイドフレームに連結するために前記第1サイドフレームに溶接された第1カラーと、
    前記構造材の他端を前記第2サイドフレームに連結するために前記第2サイドフレームに溶接された第2カラーと、を有し、
    前記第1カラーおよび前記第2カラーは、それぞれ、前記筒部と、前記閉塞部と、前記突部と、を有し、
    前記第1サイドフレームおよび前記第2サイドフレームには、それぞれ、前記突部挿入孔が設けられており、
    前記第1カラーの前記突部は、前記第1サイドフレームの前記突部挿入孔内に位置する状態で前記第1サイドフレームに溶接されており、
    前記第2カラーの前記突部は、前記第2サイドフレームの前記突部挿入孔内に位置する状態で前記第2サイドフレームに溶接されている、請求項1から4のいずれかに記載のシートフレーム。
JP2018162885A 2018-08-31 2018-08-31 シートフレーム Active JP7028107B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018162885A JP7028107B2 (ja) 2018-08-31 2018-08-31 シートフレーム
US16/556,442 US10960800B2 (en) 2018-08-31 2019-08-30 Seat frame

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018162885A JP7028107B2 (ja) 2018-08-31 2018-08-31 シートフレーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020032935A true JP2020032935A (ja) 2020-03-05
JP7028107B2 JP7028107B2 (ja) 2022-03-02

Family

ID=69641969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018162885A Active JP7028107B2 (ja) 2018-08-31 2018-08-31 シートフレーム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10960800B2 (ja)
JP (1) JP7028107B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110227A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Shiroki Corp シート
JP2012136087A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Ts Tech Co Ltd 乗物用シート
JP2012176685A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Futaba Industrial Co Ltd トーションビーム式サスペンション
JP2013070856A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Imasen Electric Ind Co Ltd リクライニング装置
JP2014094607A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Tachi-S Co Ltd 車両用シートのフレーム構造

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4118069A (en) * 1976-10-07 1978-10-03 George Taylor Hunter Frame arm joint structure for seat or chair structure
US4067613A (en) * 1977-03-21 1978-01-10 J. C. Sales & Mfg. Co., Inc. Arm rest and mounting bracket therefor
US4205879A (en) * 1978-12-26 1980-06-03 Uop Inc. Insertable armrest for a vehicle seat
JPS57160415A (en) * 1981-03-26 1982-10-02 Nissan Motor Seat
US5131721A (en) * 1990-12-28 1992-07-21 Tachi-S Co., Ltd. Framework of seat back with armrest
US5318341A (en) * 1992-01-28 1994-06-07 Hoover Universal, Inc. Vehicle seat assembly with structural seat back to accommodate seat belt loads applied to seat back
US5447360A (en) * 1993-09-30 1995-09-05 Hoover Universal, Inc. Side impact seat back structure
US5498096A (en) * 1994-10-28 1996-03-12 Hoover Universal, Inc. Tube joint formed with adhesive and metal forming process
FR2736312B1 (fr) * 1995-07-03 1997-09-19 Faure Bertrand Equipements Sa Armature de dossier pour siege de vehicule et siege comportant une telle armature de dossier
FR2753935B1 (fr) * 1996-10-02 1998-12-04 Faure Bertrand Equipements Sa Procede pour realiser un siege de vehicule, et siege realise selon ce procede
FR2777518B1 (fr) * 1998-04-17 2000-06-16 Faure Bertrand Equipements Sa Armature de dossier de siege de vehicule automobile
DE10029551C1 (de) * 2000-06-15 2001-10-25 Faurecia Autositze Gmbh & Co Rahmen eines Fahrzeugsitzes
JP2002283891A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Johnson Controls Automotive Systems Corp 車両用シートにおけるシートバックフレーム
JP4337380B2 (ja) * 2003-03-25 2009-09-30 アイシン精機株式会社 シートリクライニング装置
US7284800B2 (en) * 2005-12-30 2007-10-23 Tachi-S Co., Ltd. Seat back frame for automotive seat
US7497521B2 (en) * 2006-08-30 2009-03-03 Honda Motor Co., Ltd Seat belt retractor mounting system
US8267479B2 (en) * 2007-11-20 2012-09-18 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle seat frame
JP5082795B2 (ja) * 2007-11-20 2012-11-28 アイシン精機株式会社 車両用シートフレーム
JP5136031B2 (ja) * 2007-12-06 2013-02-06 トヨタ紡織株式会社 車両用シートのアームレスト取付構造
JP2009196414A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Toyota Motor Corp 車両用シート
US8668272B2 (en) * 2008-03-12 2014-03-11 Johnson Controls Technology Company Vehicle seat
US20110163587A1 (en) * 2008-06-03 2011-07-07 Johnson Controls Technology Company Seat frame - tailored tubes
WO2010036238A1 (en) * 2008-09-23 2010-04-01 Lear Corporation Seat assembly with bushing
DE102011007129A1 (de) * 2011-04-11 2012-10-11 Thiel & Hoche Gmbh & Co. Kg Kraftfahrzeugsitztraverse
JP5847529B2 (ja) * 2011-10-14 2016-01-27 トヨタ紡織株式会社 シートバックフレーム
US8926022B2 (en) * 2012-07-17 2015-01-06 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicle frame component and manufacturing method for vehicle frame component
JP6324811B2 (ja) * 2014-05-26 2018-05-16 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP6528165B2 (ja) 2015-07-31 2019-06-12 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートフレーム及びその製造方法
JP7111446B2 (ja) * 2017-01-24 2022-08-02 トヨタ紡織株式会社 乗物用シートフレーム
JP6822201B2 (ja) * 2017-02-17 2021-01-27 トヨタ紡織株式会社 乗物シート用クッションフレーム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110227A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Shiroki Corp シート
JP2012136087A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Ts Tech Co Ltd 乗物用シート
JP2012176685A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Futaba Industrial Co Ltd トーションビーム式サスペンション
JP2013070856A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Imasen Electric Ind Co Ltd リクライニング装置
JP2014094607A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Tachi-S Co Ltd 車両用シートのフレーム構造

Also Published As

Publication number Publication date
US20200070698A1 (en) 2020-03-05
JP7028107B2 (ja) 2022-03-02
US10960800B2 (en) 2021-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4144514B2 (ja) ヘッドレストの支持構造
JP5217398B2 (ja) 車両のシート構造
WO2014167639A1 (ja) シート用フレーム
JP2015067169A (ja) 乗物用シート
WO2014033963A1 (ja) 車両用シート
JP5691769B2 (ja) 車両用シートのバックフレーム
CN110576777B (zh) 车辆用座椅
JP2012030632A (ja) 車両用シート
WO2011162017A1 (ja) 車両用シートの組み付け構造
JP2020032935A (ja) シートフレーム
US10821867B2 (en) Headrest support device
US10556528B2 (en) Cushion frame
JP7028108B2 (ja) シートフレーム
JP7147154B2 (ja) 乗物用シート
JP2018020657A (ja) 乗物用シート
US20170334329A1 (en) Seat back frame
JP2020032937A (ja) シートフレームおよびシートフレーム群
JP2011105050A (ja) 車両用シート装置
JP2009202788A (ja) 車両用シート
JP2016150658A (ja) シートフレーム及び車両用シート
JP7215653B2 (ja) 車両用シート及び車両用シートの製造方法
JP6764119B2 (ja) 車両用シート
JP5556478B2 (ja) 車両用シート
WO2017022724A1 (ja) シートバックフレーム
JP7067283B2 (ja) 乗物用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220131

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7028107

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151