JP2020023206A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】不特定の乗員が乗車する車両において、乗員がストレスを感じ難い快適な車室空間を提供すること。【解決手段】車両1の車室5の中央部に床面から上方に向けて突出した突出体30を有し、突出体30は外周部に複数の乗員が前記車室の内方に背を向けて着座可能な着座部32を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、車両に関し、詳細には車両のシート配置に関する。
自動運転車両では、運転者が常に前方を向く必要がなくなるため、前列シートを回転させ、後列シートと対面させたシート配置が可能になる(例えば、特許文献1)。このように、自動運転車両では、従来の一般的な車両とは異なり、様々なシート配置が可能になる。
特開2017−039400号公報
近年、渋滞の緩和やCO発生量の削減の観点から、移動経路が共通した複数人を同一の車両に乗車させるライドシェアが注目されている。ライドシェアでは、互いに面識がない不特定の複数人が搭乗する場合が想定される。そのため、各人のストレスを考慮してシート配置を決定する必要がある。
特に、車室空間が狭く、乗車定員が数人の車両において、隣り合う乗員同士で目線が合うと、気まずい雰囲気になり、ストレスを感じ易い。
本発明が解決しようとする課題は、以上の背景を鑑み、不特定の乗員が乗車する車両において、乗員がストレスを感じ難い快適な車室空間を提供することである。
本発明の一つの実施形態による車両(1)は、前記車両(1)の車室(5)の中央部に床面(6)から上方に向けて突出した突出体(30、40、51、61、72)を有し、前記突出体(30、40、51、61、72)は外周部に複数の乗員が前記車室(5)の内方に背を向けて着座可能な着座部(32、41、52、62、73)を含む。
この構成によれば、各着座部(32、41、52、62、73)に着座した乗員同士の目線が合い難く、気まずい雰囲気になり難くなり、不特定の乗員が乗車する車両(1)において、乗員がストレスを感じ難い快適な車室空間が得られる。
上記車両(1)において、好ましくは、前記着座部(32)は座面の高さが互いに異なるものを含む。
この構成によれば、各着座部に(32)着座した乗員の目線高さの違いが生じ、乗員同士の目線が合い難くなる。また、乗員は自分の体格に合った座面高さのシートを選ぶことができ、快適さが向上する。
上記車両(1)において、好ましくは、前記着座部(32)は座面の面積が互いに異なるものを含む。
この構成によれば、乗員は自分の体格に合った座面面積のシートを選ぶことができ、快適さが向上する。
上記車両(1)において、好ましくは、前記突出体(30)は、前後に長い単一の突出体(30)により構成され、外周を含む複数箇所に窪み部(31)を有し、各窪み部(31)の底面が前記着座部(32)をなしている。
この構成によれば、単一の突出体(30)に複数の窪み部(31)が形成されるだけで、明確に区分された複数の着座部(32)を有する乗員用シートが構成され、構造が簡単になる。
上記車両(1)において、好ましくは、前記突出体(40)は、前後に長い単一の突出体により構成され、平らな上面が、複数の乗員が着座可能な前記着座部(41)をなしている。
この構成によれば、単一の突出体(40)によって複数の着座部(41)を有する乗員用シートが構成され、構造が簡単になる。
上記車両(1)において、好ましくは、前記上面に前後に延在する直立壁(42)が設けられている。
この構成によれば、直立壁(42)によって突出体(40)の上面が左右に区切られ、その上面がなす着座部(41)の左右の区分が明確になる。
上記車両(1)において、好ましくは、前記突出体(51)は、平面視において2列の千鳥配置の複数の円柱体(50)により構成され、各円柱体(50)の上面が前記着座部(52)をなしている。
この構成によれば、円柱体(50)の個数によって着座部(52)の個数を簡単に増減できる。
上記車両(1)において、好ましくは、前記突出体(61)は、平面視において2列の俵積みの配置の複数の円柱体(60)により構成され、各円柱体(60)の上面が前記着座部(62)をなしている。
この構成によれば、着座部(62)が高密度に配置され、しかも、円柱体(60)の個数によって着座部(62)の個数を簡単に増減できる。
上記車両(1)において、好ましくは、前記突出体(72)は、袋状の表皮屋(70)と、前記表皮(70)内に充填されたビーズ(71)とを含み、前記乗員の荷重に応じて変形可能である。
この構成によれば、突出体(72)は不定形のものなり、乗員の荷重によって突出体(72)に乗員毎の窪みができ、座り心地がよいシートが得られる。
本発明による車両によれば、不特定の乗員が乗車する車両において、乗員がストレスを感じ難い快適な車室空間を提供することができる。
実施形態1に係る車両を右上方から見た斜視図 実施形態1に係る車両の右側面図 実施形態1に係る車両の左側面図 実施形態1に係る車両の車室の斜視図 実施形態1に係る車両の乗車状態の車室の斜視図 実施形態1に係る車両の車室の平面図 実施形態2に係る車両の車室の平面図 実施形態3に係る車両の車室の平面図 実施形態4に係る車両の車室の平面図 実施形態5に係る車両の車室の平面図
以下、本発明に係る車両の実施形態について説明する。以下の説明では、車両の前進方向を前方として各方向を定める。
図1〜図3に示すように、実施形態1に係る車両1は4輪車両(自動車)である。車両1は前後に長い略長方形の車体2を有する。車体2には、左右一対の前輪3と、左右一対の後輪4とが設けられている。車両1は、運転者を必要としない自動運転車両である。
図1〜図4に示すように、車体2の中央には、前後に長い略直方体の車室5が形成されている。車室5は、フロア6と、フロア6の前部において左右に延びる前壁11と、前壁11の左右両端から後方に延びる左壁12及び右壁13と、フロア6の後部において左右に延び、左右両端において左壁12及び右壁13の後端に接続した後壁14と、ルーフ15とによって画定されている。
車両1の前壁11より前側に配置された車両前部17及び車両1の後壁14より後側に配置された車両後部18の一方には、電動モータやエンジン等の走行用の駆動源やECU等の制御装置が搭載されている。車両前部17及び車両後部18の他方は荷室を形成してもよい。
右壁13には乗降口21が設けられ、乗降口21には開閉可能にドア22が設けられている。乗降口21は右壁13の下端からルーフ15にかけて形成されている。ドア22は、ウイングドアであり、上端において前後に延びる回転軸(不図示)を中心としてルーフ15に回動可能に支持されている。他の実施形態では、ドア22は、スイングドアやスライドドアであってよい。右壁13の乗降口21の前後、ドア22及び右壁13のそれぞれには、ガラスによって閉じられた窓26が形成されている。
図4〜図6に示すように、車室5の中央部にはフロア(床面)6から上方に向けて突出した一つの突出体30が設けられている。突出体30は、フレーム、クッション、表皮等(不図示)を含むソファと同等の単一の構造体であり、平面視で車室5の前後に長い略長方形をしており、外周を含む複数箇所、本実施形態では6箇所に個別の窪み部31を有する。
各窪み部31は、着座部32をなす略水平な底面と、背もたれ部33をなす略垂直な内周面とを含む。各背もたれ部33は突出体30の外周に対応する部分を除いて対応する着座部32の外周縁から起立している。各背もたれ部33の上部はアームリスト部34をなしている。
各着座部32は、突出体30の外周まで延在しており、突出体40の周りのフロア6に足を着けた状態で、乗員が車室の内方に背を向けて着座可能である。更に、各着座部32には、対応する背もたれ部33の存在により、乗員が車室の内方に背を向けてのみ着座可能であり、乗員は各着座部32に車室5の互い異なる方向の外方を正面として着座することになる。各着座部32は座面の高さが互いに異なっていると共に座面の面積が互いに異なっている。
突出体30の周りには乗降口21に対応する部分を含んでフロア6が残されており、突出体30の周りは乗員が歩行可能な通路35になっている。
実施形態1の車両1では、各着座部32に乗員が車室の内方に背を向けて互い異なる方向の外方を正面として着座することにより、乗員同士の目線が合い難く、気まずい雰囲気になり難くなる。更に、各着座部32の座面の高さが互いに異なっていることにより、各着座部32に着座した乗員の目線高さの違いが生じ、このことによっても乗員同士の目線が合い難くなる。
これらのことにより、不特定の乗員が乗車する相乗りや乗合いの車両において、乗員がストレスを感じ難い快適な車室空間が得られ、リラックスした乗車が行われ得るようになる。この反面、隣り合う着座部32に着座した乗員同士が顔を横に向けるだけで、隣り合う乗員同士で自然な雰囲気で会話が行われ得るようになる。また、実施形態1の車両1では、各着座部32に着座した乗員の脚が互いに干渉し難くなる。
これらのことは、特に、乗車定員が数人で、車室空間があまり広くなく、隣り合う乗員が接近する車両1において有用である。
また、実施形態1の車両1では、各着座部32の座面の高さ及び面積が互いに異なっていることにより、乗員は自分の体格に合った座面高さ、座面面積のシート(座席)を選ぶことが可能になる。このことによっても快適な車室空間が得られる。
また、実施形態1の車両1では、車室5における各着座部32のレイアウトの自由度が高く、前後2〜3列等に整列した従来から知られている一般的なシート配置のものに比して変化に富んだ斬新なシート配置(着座部32の配置)になり、乗車の楽しみが増す効果も期待できる。
また、実施形態1の車両1では、単一の突出体30に複数の窪み部31が形成されるだけで、明確に区分された複数の着座部32を有する乗員用シートが構成され、構造が簡単になる。
また、実施形態1の車両1では、複数の乗員が着座可能な椅子が、単一の突出体30によって構成されていて、その周りに通路35があるから、車室5を移動し易く、清掃が容易になる。
次に、図7を参照して実施形態2の車両1について説明する。なお、図7において、図4〜図6に対応する部分は、図4〜図6に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態2では、車室5の中央部にフロア6から上方に向けて突出した一つの突出体40が設けられている。突出体40は、フレーム、クッション、表皮等(不図示)を含むソファと同等の単一の構造体であり、平面視で車室5の前後に長い楕円形をしており、平らな上面が、複数の乗員が着座可能な着座部41になっている。突出体40の上面には、突出体40の上面を、つまり着座部41を左右に区切るように前後に延在する直立壁42が設けられている。直立壁42によって左右の区切られた着座部41の各々には突出体40の外周を取り囲むように複数の乗員が車室の内方に背を向けて着座することができる。直立壁42は着座部41の背もたれを兼ねる。
実施形態2でも、突出体40の周りには乗降口21に対応する部分を含んでフロア6が残されており、突出体40の周りは乗員が歩行可能な通路35になっている。
実施形態2の車両1でも、複数の乗員が足を突出体40の周りのフロア6に着けた状態で、突出体40の左右の各着座部41に車室5の内方に背を向けて外方を正面として着座することにより、乗員同士の目線が合い難く、気まずい雰囲気になり難くなる。
これにより、不特定の乗員が乗車する相乗りや乗合いの車両において、乗員がストレスを感じ難い快適な車室空間が得られ、リラックスした乗車が行われ得るようになる。この反面、隣り合う着座部41に着座した乗員同士が顔を横に向けるだけで、隣り合う乗員同士で自然な雰囲気で会話が行われ得るようになる。また、実施形態2の車両1でも、各着座部41に着座した乗員の脚が互いに干渉し難くなる。
また、実施形態2の車両1では、単一の突出体40によって複数の着座部32を有する乗員用シートが構成され、構造が簡単になる。また、直立壁42によって突出体40の上面が左右に区切られ、その上面がなす着座部41の左右の区分が明確になる。
次に、図8を参照して実施形態3の車両1について説明する。なお、図8において、図4〜図6に対応する部分は、図4〜図6に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態3では、車室5のフロア6から上方に向けて突出した複数の円柱体50の群によって突出体51が構成されている。複数の円柱体50は、平面視において、各列の円柱体50が互いに接触する左右2列の前後に長い千鳥配置になっており、各円柱体50の上面が、乗員が着座可能な着座部52をなしている。このようにして各円柱体50がスツールをなす。
実施形態3でも、突出体51の周り、つまり、円柱体50の群の周りには乗降口21に対応する部分を含んでフロア6が残されており、突出体51の周りは乗員が歩行可能な通路35になっている。
複数の円柱体50が平面視において左右2列の千鳥配置であり、フロア6に足を着ける位置は通路35に限られるから、フロア6に足を着けた状態で、乗員が各円柱体50の着座部52に着座する方向が、車室5の内方に背を向ける方向に制限される。
実施形態3の車両1でも、乗員が突出体51の周りのフロア6に足を着けた状態で、各円柱体50の着座部52に車室5の内方に背を向けて外方を正面として着座することにより、乗員同士の目線が合い難く、気まずい雰囲気になり難くなる。
これにより、不特定の乗員が乗車する相乗りや乗合いの車両において、乗員がストレスを感じ難い快適な車室空間が得られ、リラックスした乗車が行われ得るようになる。この反面、隣り合う着座部52に着座した乗員同士が顔を横に向けるだけで、隣り合う乗員同士で自然な雰囲気で会話が行われ得るようになる。また、実施形態3の車両1でも、各着座部52に着座した乗員の脚が互いに干渉し難くなる。また、円柱体50の個数によって着座部52の個数を簡単に増減でき、設計の自由度が高い。
次に、図9を参照して実施形態4の車両1について説明する。なお、図8において、図4〜図6に対応する部分は、図4〜図6に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態4では、車室5のフロア6から上方に向けて突出した複数の円柱体60の群によって突出体61が構成されている。複数の円柱体60は、平面視において、各列の円柱体60が隣接するもの同士が互いに接触する左右2列の前後に長い俵積みの配置になっており、各円柱体60の上面が、乗員が着座可能な着座部62をなしている。このようにして各円柱体60がスツールをなす。
実施形態4でも、突出体61の周り、つまり、円柱体60の群の周りには乗降口21に対応する部分を含んでフロア6が残されており、突出体61の周りは乗員が歩行可能な通路35になっている。
複数の円柱体60が平面視において左右2列の俵積みの配置であり、フロア6に足を着ける位置は通路35に限られるから、フロア6に足を着けた状態で、乗員が各円柱体60の着座部62に着座する方向が、車室5の内方に背を向ける方向に制限される。
実施形態4の車両1でも、乗員が突出体61の周りのフロア6に足を着けた状態で、各円柱体60の着座部62に車室5の内方に背を向けて外方を正面として着座することにより、乗員同士の目線が合い難く、気まずい雰囲気になり難くなる。
これにより、不特定の乗員が乗車する相乗りや乗合いの車両において、乗員がストレスを感じ難い快適な車室空間が得られ、リラックスした乗車が行われ得るようになる。この反面、隣り合う着座部62に着座した乗員同士が顔を横に向けるだけで、隣り合う乗員同士で自然な雰囲気で会話が行われ得るようになる。また、実施形態4の車両1でも、各着座部62に着座した乗員の脚が互いに干渉し難くなる。また、着座部62が高密度に配置され、しかも円柱体60の個数によって着座部62の個数を簡単に増減でき、設計の自由度が高い。
次に、図10を参照して実施形態5の車両1について説明する。なお、図10において、図4〜図6に対応する部分は、図4〜図6に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施形態5では、車室5のフロア6上に、袋状の表皮70と、表皮70内に充填されたビーズ71とを含み、平面視で前後に長い略楕円形の突出体72が配置されている。突出体72は、上面が着座部73をなし、着座部73に着座する乗員の荷重に応じて変形可能な不定形のものになる。尚、突出体72は一部を破断して示している。
実施形態5では、着座部73に着座する乗員の荷重によって突出体72が変形し、乗員毎の窪みができる。これにより、着座部73が乗員数に応じて乗員毎に区分され、座り心地がよいシートが得られる。各乗員は突出体72の周りのフロア6に足を着けた状態で、突出体72の外周部分の着座部73に着座することになるから、各乗員は、自ずと、車室5の内方に背を向ける方向に着座することになる。
実施形態5の車両1でも、乗員が突出体72の周りのフロア6に足を着けた状態で、突出体72の着座部73に車室5の内方に背を向けて外方を正面として着座することにより、乗員同士の目線が合い難く、気まずい雰囲気になり難くなる。
これにより、不特定の乗員が乗車する相乗りや乗合いの車両において、乗員がストレスを感じ難い快適な車室空間が得られ、リラックスした乗車が行われ得るようになる。この反面、隣り合う着座部73に着座した乗員同士が顔を横に向けるだけで、隣り合う乗員同士で自然な雰囲気で会話が行われ得るようになる。また、実施形態5の車両1でも、各着座部73に着座した乗員の脚が互いに干渉し難くなる。
以上、本発明を、その好適な実施形態について説明したが、当業者であれば容易に理解できるように、本発明はこのような実施形態により限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、突出体は、平面視で前後方向に長い長円形、瓢箪形、台形等であってもよい。本発明に係る車両は、自動運転車両に限られることはなく、運転者が運転する自動車、キャンピングカー、トレーラ等であってもよい。
また、上記実施形態に示した構成要素は必ずしも全てが必須なものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
1 :車両
2 :車体
3 :前輪
4 :後輪
5 :車室
6 :フロア(床面)
11 :前壁
12 :左壁
13 :右壁
14 :後壁
15 :ルーフ
17 :車両前部
18 :車両後部
21 :乗降口
22 :ドア
26 :窓
30 :突出体
31 :窪み部
32 :着座部
33 :背もたれ部
34 :アームリスト部
35 :通路
40 :突出体
41 :着座部
42 :直立壁
50 :円柱体
51 :突出体
52 :着座部
60 :円柱体
61 :突出体
62 :着座部
70 :表皮
71 :ビーズ
72 :突出体
73 :着座部

Claims (9)

  1. 車両であって、
    前記車両の車室の中央部に床面から上方に向けて突出した突出体を有し、
    前記突出体は外周部に複数の乗員が前記車室の内方に背を向けて着座可能な着座部を含む車両。
  2. 前記着座部は座面の高さが互いに異なるものを含む請求項1に記載の車両。
  3. 前記着座部は座面の面積が互いに異なるものを含む請求項1又は2に記載の車両。
  4. 前記突出体は、前後に長い単一の突出体により構成され、外周を含む複数箇所に窪み部を有し、各窪み部の底面が前記着座部をなしている請求項1から3の何れか一項に記載の車両。
  5. 前記突出体は、前後に長い単一の突出体により構成され、上面が、複数の乗員が着座可能な前記着座部をなしている請求項1に記載の車両。
  6. 前記突出体の上面に前後に延在する直立壁が設けられている請求項5に記載の車両。
  7. 前記突出体は、平面視において2列の千鳥配置の複数の円柱体により構成され、各円柱体の上面が前記着座部をなしている請求項1に記載の車両。
  8. 前記突出体は、平面視において2列の俵積みの配置の複数の円柱体により構成され、各円柱体の上面が前記着座部をなしている請求項1に記載の車両。
  9. 前記突出体は、袋状の表皮と、前記表皮内に充填されたビーズとを含み、前記乗員の荷重に応じて変形可能である請求項1に記載の車両。
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