JP2020019327A - ステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
Description
一方、二次衝突時において、所定の荷重がステアリングホイールに作用した場合には、インナチューブがアウタチューブに対して前方に移動しようとする。この際、ボルトがスリットを拡幅しながらインナチューブが前方に移動することで、二次衝突時に運転者に加わる衝撃荷重を緩和するとされている。
(1)本発明の一態様に係るステアリング装置は、前後方向に沿う第1軸線回りに回転可能にステアリングシャフトが挿入されるパイプと、車体に支持されるとともに、前記パイプを前記前後方向に移動可能に支持するハウジングと、前記ハウジングに対して前記パイプを前記前後方向に移動させるテレスコ機構と、前記パイプ及び前記テレスコ機構の間に設けられた荷重吸収機構と、を備え、前記荷重吸収機構は、前記パイプに設けられた第1支持部と、前記テレスコ機構に設けられた第2支持部と、前記第1支持部及び前記第2支持部の間に配置された中間支持部と、前記第1支持部に固定されるとともに、前記第1支持部及び前記中間支持部間を接続する第1接続部材と、前記第2支持部に固定されるとともに、前記第2支持部及び前記中間支持部間を接続する第2接続部材と、を備え、前記荷重吸収機構は、前記パイプに作用する前方への荷重が所定値以上の場合に、前記第1接続部材と前記中間支持部とが相対的に摺動可能に構成されるとともに、前記第2接続部材と前記中間支持部とが相対的に摺動可能に構成されている。
本態様によれば、中間支持部及び第1支持部同士、並びに中間支持部及び第2支持部同士を接続部材によって確実に接続できる。これにより、通常使用時(例えば、テレスコ動作時等)において、パイプとテレスコ機構とを荷重吸収機構を介して確実に接続することができる。また、二次衝突時には、中間支持部を接続部材に対して安定して摺動させることができる。
本態様によれば、二次衝突時において、中間支持部と第1接続部材との間に作用する摺動抵抗、及び中間支持部と第2接続部材との間に作用する摺動抵抗を確保できる。これにより、衝撃吸収性能の向上を図ることができる。
しかも、従来のように一段のストロークにより衝撃荷重を緩和する場合に比べて、スリットの拡幅時に発生するバリによって接続部材の移動が阻害されるのを抑制できる。そのため、第1接続部材と中間支持部との間に作用する摺動抵抗や、第2接続部材と中間支持部との間に作用する摺動抵抗が過大になるのを抑制できる。
本態様によれば、二次衝突時時において、シャフトの雄ねじ部と、可動部の雌ねじ部と、が接触することで、ハウジングに対する可動部の前方への移動が規制される。これにより、可動部に対してガイドプレートが前方に移動するのを規制でき、EAプレートと接続部材との相対移動を促すことができる。この場合、ガイドプレートの固定部を別途設ける必要がないので、部品点数の増加や構成の複雑化を抑制できる。
[ステアリング装置]
図1は、ステアリング装置1の斜視図である。
図1に示すように、ステアリング装置1は、車両に搭載され、ステアリングホイール2の回転操作に伴って車輪の舵角を調整する。
ハウジング11は、ブラケット(前側ブラケット20及び後側ブラケット33)を介して車体に取り付けられている。ハウジング11は、保持筒部21と、前側取付ステー22と、後側取付ステー23と、を有している。
図1、図2に示すように、保持筒部21は、シャフト軸方向(前後方向)に延びる筒状に形成されている。図2に示すように、保持筒部21内の前端部には、前側軸受25の外輪が嵌合(圧入)されている。保持筒部21の後部において、シャフト周方向の一部(本実施形態では、保持筒部21の上部)には、スリット26が形成されている。スリット26は、保持筒部21をシャフト径方向に貫通する。
前側ブラケット20は、前側取付ステー22と車体との間を接続している。具体的に、前側ブラケット20は、シャフト軸方向から見た正面視で下方に開口するU字状に形成されている。前側ブラケット20は、ハウジング11の前端部を上方及び左右方向の両側から取り囲んでいる。前側ブラケット20のうち、左右方向の両側に位置する前側壁20a,20aは、左右方向に延びるピボット軸29,29によって前側取付ステー22に接続されている。これにより、ハウジング11は、ピボット軸29回り(左右方向に延びる軸線O2回り)に回動可能に前側ブラケット20に支持されている。
後側ブラケット33は、正面視において下方に開口するハット形状に形成されている。後側ブラケット33は、保持筒部21を上方及び左右方向の両側から取り囲んでいる。すなわち、後側ブラケット33は、保持筒部21に対して左右方向の第1側(右側)に位置する右側壁33aと、保持筒部21に対して左右方向の第2側(左側)に位置する左側壁33bと、を有している。
図3に示すように、上述した第2リンクプレート32は、ハウジング11に対して左側において後側取付ステー23と後側ブラケット33とを接続している。第2リンクプレート32は、側面視でT字状に形成されている。具体的に、第2リンクプレート32は、前後延設部32aと、前後延設部32aから下方に延設された下方延設部32bと、を有している。前後延設部32aの前端部は、軸線O3回りに回動可能に上述した左側壁33bに支持されている。前後延設部32aの後端部は、上述した軸線O4回りに回動可能に後側取付ステー23に支持されている。
図1に示すように、パイプ12は、シャフト軸方向に延びる筒状に形成されている。パイプ12の外径は、保持筒部21の内径よりも小さくなっている。パイプ12は、保持筒部21内に挿入されている。パイプ12は、保持筒部21(ハウジング11)に対してシャフト軸方向に移動可能に構成されている。パイプ12の後端部には、後側軸受35の外輪が嵌合(圧入)されている。
図2に示すように、ステアリングシャフト13は、インナシャフト37及びアウタシャフト38を備えている。
インナシャフト37は、シャフト軸方向に延びる筒状に形成されている。インナシャフト37は、パイプ12内に挿入されている。インナシャフト37の後端部は、上述した後側軸受35の内輪に圧入されている。これにより、インナシャフト37は、パイプ12内で後側軸受35を介して軸線O1回りに回転可能に支持されている。インナシャフト37のうち、パイプ12から後方に突出した部分には、ステアリングホイール2が連結される。
図1に示すように、駆動機構14は、チルト機構41と、テレスコ機構42と、を備えている。チルト機構41は、例えばハウジング11の左側に配置されている。テレスコ機構42は、例えばハウジング11の右側に配置されている。なお、駆動機構14は、少なくともテレスコ機構42を有していればよい。
チルトモータユニット45は、チルトギヤボックス51と、チルトモータ52と、を備えている。
チルトモータ52は、チルトギヤボックス51の前端部に取り付けられている。本実施形態において、チルトモータ52は、出力軸(不図示)の軸方向をシャフト軸方向に向けた状態でチルトギヤボックス51に取り付けられている。チルトモータ52の出力軸は、チルトギヤボックス51内で減速機構に接続されている。
チルトカップリング57は、保持筒部21のシャフト軸方向の中央部において、左右方向に延びる軸線O5回りに回転可能に支持されている。
チルトシャフト55は、チルトカップリング57とチルト可動部47との間を架け渡している。チルトシャフト55は、チルトモータ52の駆動に伴い、チルトワイヤ54と共回りする。チルトシャフト55の外周面には、雄ねじ部が形成されている。
テレスコモータユニット61は、テレスコギヤボックス65と、テレスコモータ66と、を備えている。
テレスコモータ66は、テレスコギヤボックス65の前端部に取り付けられている。テレスコモータ66は、出力軸(不図示)の軸方向をシャフト軸方向に向けた状態でテレスコギヤボックス65に取り付けられている。テレスコモータ66の出力軸は、テレスコギヤボックス65内で減速機構に接続されている。
テレスコカップリング74は、保持筒部21のシャフト軸方向の略中央部で支持されている。
テレスコシャフト72は、テレスコカップリング74とテレスコ可動部63との間を架け渡している。テレスコシャフト72は、テレスコモータ66の駆動に伴い、テレスコワイヤ71と共回りする。テレスコシャフト72の外周面には、雄ねじ部が形成されている。
図4は、図1のIV−IV線に沿う断面図である。図5は、荷重吸収機構15の分解斜視図である。
図4、図5に示すように、荷重吸収機構15は、ハンガブラケット80と、EA(Energy Absorbing)プレート81と、ガイドプレート82と、第1接続部材83と、第2接続部材84と、を備えている。
下壁部82aは、テレスコ可動部63の上面に固定されている。接続壁部82cは、下壁部82aの左側端部から上方に延在している。上壁部82bは、接続壁部82cの上端部から左側に延在している。上壁部82bは、ハウジング11の上方からEAプレート81に重なり合っている。
上壁部82bの前端部には、上壁部82bを上下方向に貫通する確認孔82eが形成されている。確認孔82eは、貫通孔82dよりも大径に形成されている。なお、ガイドプレート82は、確認孔82eを有さない構成としてもよい。
第1長孔90は、EAプレート81の前部において、シャフト軸方向に延在している。具体的に、第1長孔90は、後端部に位置する第1大径部90aと、第1大径部90aから前方に連なる第1小径部90bと、を有している。
第1接続ピン94の下端部は、例えばハンガブラケット80の貫通孔80b内に螺着されている。第1接続ピン94の上端部は、EAプレート81の第1大径部90a内に嵌合されている。すなわち、第1接続ピン94の外径は、第1大径部90aの幅(左右方向の幅)以下で、かつ第1小径部90bの幅よりも大きくなっている。第1接続ピン94は、上述した確認孔82eを通じてガイドプレート82の上方から視認可能とされている。なお、第1接続ピン94は、第1大径部90a及び貫通孔80bを通じて、ハンガブラケット80及びEAプレート81間を接続する構成であれば、ハンガブラケット80及びEAプレート81間の接続方法は適宜変更が可能である。
第2接続ピン97の下端部は、EAプレート81の第2大径部91a内に嵌合されている。第2接続ピン97の上端部は、例えばガイドプレート82の貫通孔82d内に螺着されている。すなわち、第2接続ピン97の外径は、第2大径部91aの幅以下で、かつ第2小径部91bの幅よりも大きくなっている。なお、第2接続ピン97は、第2大径部91a及び貫通孔80bを通じて、EAプレート81及びガイドプレート82間を接続する構成であれば、EAプレート81及びガイドプレート82間の接続方法は適宜変更が可能である。
次に、上述したステアリング装置1の作用を説明する。以下の説明では、チルト・テレスコ動作及び二次衝突時の動作について主に説明する。
図3に示すように、チルト動作は、チルトモータ52の駆動力が第2リンクプレート32を介してハウジング11に伝達されることで、ハウジング11が軸線O2回りに回動する。具体的に、ステアリングホイール2を上向きに調整する場合には、チルトモータ52が駆動することで、チルトワイヤ54及びチルトシャフト55が例えば第1方向に回転する。チルトシャフト55が第1方向に回転すると、チルト可動部47がチルトシャフト55に対して後方に移動する。チルト可動部47が後方に移動することで、第2リンクプレート32の前後延設部32a及び第1リンクプレート31が軸線O3回りに上方へ向けて回動する。その結果、ステアリングホイール2が、ハウジング11やパイプ12、ステアリングシャフト13等とともに軸線O2回りの上方に回動する。
図1に示すように、テレスコ動作は、テレスコモータ66の駆動力がガイドプレート82、EAプレート81及びハンガブラケット80を介してパイプ12に伝達されることで、パイプ12及びインナシャフト37がハウジング11及びアウタシャフト38に対して前後動する。具体的に、ステアリングホイール2を後方に移動させる場合には、テレスコモータ66の駆動により、テレスコワイヤ71及びテレスコシャフト72を例えば第1方向に回転させる。テレスコシャフト72が第1方向に回転すると、テレスコ可動部63及びガイドプレート82がテレスコシャフト72に対して後方に移動する。ガイドプレート82の後方移動に伴い、パイプ12が後方に移動する。これにより、ステアリングホイール2が後方に移動する。
次に、二次衝突時の動作について説明する。
図6に示すように、二次衝突時(衝突荷重が所定値以上の場合)には、ステアリングホイール2がパイプ12及びハンガブラケット80やインナシャフト37とともに、ハウジング11及びアウタシャフト38に対して前方に移動する。
図6、図7は通常時のEAプレート81と第1接続部材83と第2接続部材84を示している。図7を参照して、二次衝突時には、まずパイプ12、ハンガブラケット80、EAプレート81及び第1接続部材83がガイドプレート82及び第2接続部材84に対して前方に移動する。この際、第2接続ピン97の外径は、第2小径部91bの幅よりも大径になっている。そのため、EAプレート81は、第2接続ピン97によって第2小径部91bが押し広げられながら前方に移動する(一段目ストローク)。そして、第2小径部91bが押し広げられる際に発生する荷重によって、二次衝突時に運転者に加わる衝撃荷重が緩和される。
(1)パイプ12の外周面と保持筒部21の内周面との間の摺動抵抗。
(2)第1介装部材95及びEAプレート81間での摺動抵抗や、第2介装部材98及びEAプレート81間での摺動抵抗。
なお、上述した(1)、(2)の摺動部分に高摩擦係数の塗料を塗布したり、凹凸加工等を施したりしてもよい。
この構成によれば、二次衝突時において、第2接続ピン97とEAプレート81との間に作用する荷重、及びEAプレート81と第1接続ピン94との間に作用する荷重によって衝突荷重を緩和できる。すなわち、EAプレート81は、第1接続部材83及び第2接続部材84の双方に対して相対的に摺動する。そのため、EAプレート81とパイプ12との間の摺動のみで衝撃荷重を緩和する構成に比べ、第2長孔91の長さ分だけEAプレート81のシャフト軸方向における長さを短縮できる。これにより、二次衝突時におけるストロークを確保した上で、EAプレート81に対して前後のスペースを確保し易くなる。したがって、パイプ12周辺のレイアウト性を向上させることができる。
この構成によれば、第1接続部材83を支持する支持部をパイプ12と一体で設ける場合に比べて、支持部の形成に伴うパイプ12の剛性低下や加工の複雑化を抑制できる。
この構成によれば、EAプレート81及びハンガブラケット80同士、並びにEAプレート81及びガイドプレート82同士を接続部材83,84によって確実に接続できる。これにより、通常使用時(例えば、テレスコ動作時等)において、パイプ12とテレスコ可動部63とを荷重吸収機構15を介して確実に接続することができる。また、二次衝突時には、EAプレート81を接続部材83,84に対して安定して摺動させることができる。
この構成によれば、二次衝突時において、EAプレート81と第1接続部材83との間に作用する荷重、及びEAプレート81と第2接続部材84との間に作用する荷重を確保できる。これにより、衝撃吸収性能の向上を図ることができる。
しかも、従来のように一段のストロークにより衝撃荷重を緩和する場合に比べて、スリットの拡幅時に発生するバリによって接続部材の移動が阻害されるのを抑制できる。そのため、第1接続部材83とEAプレート81との間に作用する荷重や、第2接続部材84とEAプレート81との間に作用する荷重が過大になるのを抑制できる。
この構成によれば、二次衝突時において、テレスコシャフト72の雄ねじ部と、テレスコ可動部63の雌ねじ部と、が接触することで、ハウジング11に対するテレスコ可動部63の前方への移動が規制される。これにより、一段目ストローク時において、パイプ12とともにガイドプレート82が前方に移動するのを抑制できる。この場合、ガイドプレート82の固定部を別途設ける必要がないので、部品点数の増加や構成の複雑化を抑制できる。
例えば、上述した実施形態では、軸線O1が前後方向に交差している構成について説明していたが、この構成のみに限られない。軸線O1は、車両の前後方向に一致していてもよい。
上述した実施形態では、ハンガブラケット80及びEAプレート81間が第1接続ピン94により接続され、EAプレート81及びガイドプレート82間が第2接続ピン97により接続された構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば接続部材は、ハンガブラケット80及びEAプレート81間、並びにEAプレート81及びガイドプレート82の間に介在して、EAプレート81に摺動可能とされていてもよい。
上述した実施形態では、ハウジング11にモータユニット(固定部)が設けられた構成について説明したが、この構成のみに限らず、パイプ12にモータユニット(可動部)が設けられていてもよい。
上述した実施形態では、第1接続部材83がハンガブラケット80を介してパイプ12に接続された構成について説明したが、この構成のみに限らず、第1接続部材83をパイプ12に直接固定してもよい。
11…ハウジング
12…パイプ
13…ステアリングシャフト
15…荷重吸収機構
42…テレスコ機構
61…テレスコモータユニット(モータユニット)
63…テレスコ可動部(ナット)
72…テレスコシャフト(シャフト)
80…ハンガブラケット(第1支持部)
81…EAプレート(中間支持部)
82…ガイドプレート(第2支持部)
83…第1接続部材
84…第2接続部材
90…第1長孔
91…第2長孔
Claims (4)
- 前後方向に沿う第1軸線回りに回転可能にステアリングシャフトが挿入されるパイプと、
車体に支持されるとともに、前記パイプを前記前後方向に移動可能に支持するハウジングと、
前記ハウジングに対して前記パイプを前記前後方向に移動させるテレスコ機構と、
前記パイプ及び前記テレスコ機構の間に設けられた荷重吸収機構と、を備え、
前記荷重吸収機構は、
前記パイプに設けられた第1支持部と、
前記テレスコ機構に設けられた第2支持部と、
前記第1支持部及び前記第2支持部の間に配置された中間支持部と、
前記第1支持部に固定されるとともに、前記第1支持部及び前記中間支持部間を接続する第1接続部材と、
前記第2支持部に固定されるとともに、前記第2支持部及び前記中間支持部間を接続する第2接続部材と、を備え、
前記荷重吸収機構は、前記パイプに作用する前方への荷重が所定値以上の場合に、前記第1接続部材と前記中間支持部とが相対的に摺動可能に構成されるとともに、前記第2接続部材と前記中間支持部とが相対的に摺動可能に構成されているステアリング装置。 - 前記中間支持部は、前記前後方向に交差する交差方向から見て前記第1支持部及び前記第2支持部の間に重ね合わされ、
前記中間支持部には、
前記中間支持部を前記交差方向に貫通するとともに、前記前後方向に延びる第1長孔と、
前記中間支持部を前記交差方向に貫通するとともに、前記前後方向に延びる第2長孔と、が形成され、
前記第1接続部材は、前記第1長孔の後端部に挿入され、
前記第2接続部材は、前記第2長孔の前端部に挿入されている請求項1に記載のステアリング装置。 - 前記第1長孔は、
前記第1長孔の後端部に位置して、前記第1接続部材が挿入された第1大径部と、
前記第1大径部の前方に連なるとともに、前記第1接続部材と前記中間支持部との前記前後方向への相対移動時に前記第1接続部材によって拡幅される第1小径部と、を有し、
前記第2長孔は、
前記第2長孔の前端部に位置して、前記第2接続部材が挿入された第2大径部と、
前記第2大径部の後方に連なるとともに、前記第2接続部材と前記中間支持部との前記前後方向への相対移動時に前記第2接続部材によって拡幅される第2小径部と、を有している請求項2に記載のステアリング装置。 - 前記テレスコ機構は、
前記ハウジングに設けられたモータユニットと、
前記モータユニットの出力軸に連結された雄ねじを有するシャフトと、
前記パイプに設けられるとともに、前記シャフトに螺合されたナットと、を備えている請求項1から請求項3の何れか1項に記載のステアリング装置。
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