JP2016034764A - 電動式ステアリングコラム装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置全体の大型化やロアジャケットの剛性の低下を招くことがなく、主要部品の組付性を改善した電動式ステアリングコラム装置を提供する。【解決手段】ロアジャケット2とアッパジャケット3とに跨って架橋的にテレスコピック駆動装置9を配置する。駆動装置9は、モータユニット10と、スクリューシャフト11と、スクリューシャフト11の一端をアッパジャケット3に連結するベース部13とを備える。ロアジャケット2には長手方向に沿って長穴24とガイドレール部25を形成し、ガイドレール部25にベース部13を摺動可能に支持させる。ベース部13にはアッパジャケット3側の係合穴29に係合する取付ボルト33を設けてあり、ベース部13とアッパジャケット3が一体的に進退移動するように構成してある。【選択図】図3
Description
本発明は、ステアリングホイールの軸心方向での位置調整のためのテレスコピック動作を電動にて行うようにした電動式ステアリングコラム装置に関する。
テレスコピック機能を備えたステアリングコラム装置においては、車体側に支持されたロアジャケットにアッパジャケットが軸心方向に移動可能に嵌合していて、それらのロアジャケットとアッパジャケットに跨ってテレスコピック動作のための電動式の駆動装置を設けてある。この駆動装置は、例えばロアジャケットに支持される電動モータユニットと、電動モータのいずれか一方側への回動によりアッパジャケットを前後進させるねじ軸と、このねじ軸の一端をアッパジャケットに連結する支持部材と、を主要素として構成される。
このような電動式ステアリングコラム装置に関して、特許文献1には、ロアジャケットとアッパジャケットの嵌合による両者の重合部分から外れた外側位置にて支持部材がアッパジャケットに固定されている構造のものが開示されている。また、特許文献2には、ロアジャケットとアッパジャケットの嵌合による両者の重合部分にて支持部材がアッパジャケットに固定されている構造のものが開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された構造のものでは、ステアリングコラム装置の軸方向長さが大きくなるという問題がある。また、特許文献2に開示された構造のものでは、ステアリングコラム装置の軸方向長さを小さくできる利点がある反面、支持部材をロアジャケットとアッパジャケットとの重合部分に設けるためには、支持部材との干渉を回避するべくロアジャケットにその支持部材を受容可能な大きな切欠開口部を形成する必要があり、ロアジャケットの剛性が低下するという問題があった。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、ステアリングコラム装置の大型化やロアジャケットの剛性の低下を招くことがない構造を提供し、その上でとりわけ支持部材の組付性を改善した電動式ステアリングコラム装置を提供するものである。
本発明は、車体側に支持されたロアジャケットに軸心方向で進退移動可能にアッパジャケットを内挿するとともに、前記ロアジャケットとアッパジャケットとに跨って架橋的にテレスコピック駆動装置を配置し、前記テレスコピック駆動装置は、前記ロアジャケットに支持された電動式のモータユニットと、このモータユニットの起動により前記アッパジャケットをロアジャケットに対し進退移動させるねじ軸と、このねじ軸の一端を前記アッパジャケットに連結する支持部材と、を備え、前記ロアジャケットに対するアッパジャケットの進退移動動作に基づいてテレスコピック動作させるようになっている電動式ステアリングコラム装置である。
その上で、前記ロアジャケットには長手方向に沿って長穴を形成するとともに、当該長穴に沿ってガイド部を形成し、このガイド部に沿って前記支持部材を摺動可能に支持させるとともに、前記支持部材には前記長穴を通って内方に突出して前記アッパジャケットに係合する突出部を形成してあり、前記テレスコピッック動作時には、前記ガイド部に案内されている支持部材とアッパジャケットが一体的に進退移動するようになっていることを特徴とする。
より具体的には、請求項2に記載のように、前記ロアジャケットに形成されたガイド部は、前記長穴の周囲に形成されたガイドレール部と、このガイドレール部に重合配置されるカバー部材と、を備え、前記支持部材に形成されたフランジ部を前記カバー部材とガイドレール部との間に摺動可能に配置することにより、前記支持部材がガイドレール部の長手方向で進退移動可能に案内されているものとする。
また、二次衝突時のエネルギー吸収を考慮した場合には、請求項3に記載のように、前記アッパジャケットには、前記支持部材の突出部が係合する係合穴を形成し、この係合穴の車両後方側に当該係合穴と隣接する穴延長部を形成するとともに、前記係合穴と穴延長部との間には規制部を形成し、二次衝突によってアッパジャケットに軸方向の衝撃荷重が作用した際に、前記規制部が塑性変形して、前記係合穴に係合している突出部が当該係合穴から抜け出て穴延長部側に移動可能となっていることが望ましい。
本発明によれば、支持部材をロアジャケットのガイド部に摺動可能に支持させているので、アッパジャケットと支持部材を強固に連結する必要がなく、支持部材のいわゆる後付けが可能となってその組付性が向上する。また、アッパジャケットと支持部材を溶接等で固定する必要がないため、熱歪み等の影響を受けることがなく、アッパジャケットの精度が向上するとともに、テレスコピック動作時の作動安定性も良好なものとなる。さらに、実質的にロアジャケットとアッパジャケットの重合部分に支持部材を設けているので、ステアリングコラム装置の軸方向長さを小さくでき、その小型化に貢献できる。
請求項2に記載の発明によれば、支持部材や、ガイドレール部とともにガイド部を形成することになるカバー部材を、後付けにてロアジャケットの側方から組み付けることができるため、必要な部品の組付性が一段と向上する。
請求項3に記載の発明によれば、支持部材側の突出部とアッパジャケットとの嵌合部が実質的に衝撃エネルギー吸収機能を有していて、二次衝突時の衝撃エネルギーをロアジャケットとアッパジャケットとの軸方向移動に基づくジャケット構成要素の収縮によって吸収することができるので、アッパジャケットを二重管によって構成する必要がなく、構造の簡素化を図ることができる。
図1〜5は本発明に係る電動式ステアリングコラム装置を実施するためのより具体的な第1の形態を示し、特に図1は上記ステアリングコラム装置の長手方向に沿った縦断面図として図2のA−A線に沿った断面説明図を、図2は図1のB−B線に沿った断面説明図をそれぞれ示している。また、図3は上記ステアリングコラム装置のロアジャケット2とアッパジャケット3を含むテレスコピック駆動装置の分解斜視図を示している。
図1に示すように、車体側に固定されることになる取付ブラケット1には略中空円筒状のロアジャケット2がチルトヒンジ1aを中心にチルト調節可能に固定支持されていて、このロアジャケット2に対し同じく中空円筒状のアッパジャケット3が軸心方向で摺動可能に内挿されている。また、ロアジャケット2およびアッパジャケット3を貫通するようにしてそれらの内部にステアリングシャフト4が同心状に挿入されている。ステアリングシャフト4は雌雄のスプライン結合部7にてスプライン結合されたロアシャフト5とアッパシャフト6とで形成されていて、複数のベアリング8を介して回転可能に支持されている。そして、アッパシャフト5の車両後方側の先端部に図示しないステアリングホイールが装着される。なお、取付ブラケット1とロアジャケット2は例えばアルミダイカスト等の金型成形法によって成形されたものであるのに対して、アッパジャケット3は鋼管等の金属パイプを加工したものが使用されている。
上記ロアジャケット2とアッパジャケット3とに跨るようにして、両者の間には架橋的にテレスコピック動作のためのテレスコピック駆動装置(以下、単に駆動装置という。)9が設けられている。この駆動装置9は、図3に全体構造が示されている電動式のモータユニット10と、このモータユニット9により回転駆動されるねじ軸としてのスクリューシャフト11と、このスクリューシャフト11の先端部に装着された継手部材12と、この継手部材12を介してスクリューシャフト11の先端部をアッパジャケット3に連結している支持部材としてのベース部13と、から構成される。また、図3に示すように、このベース部13をスライド可能に案内支持するための後述するガイド部28がロアジャケット2に設けられている。
モータユニット10は、図3に示すように正逆転可能な電動モータ(以下、単にモータと言う。)14と減速ギヤのためのギヤボックス部15とが実質的に一体化されているものであり、内挿されたスクリューシャフト11がステアリングシャフト4と平行となるようにロアジャケット2に斜めにねじ締め固定されている(図2参照)。
図1のほか図3,4に示すように、モータユニット10のギヤボックス部15内には回転可能なスクリューシャフト11が貫通するように挿入されていて、そのスクリューシャフト11にはナット部材16が螺合しているとともに、ナット部材16の外周にはウォームホイール17が回転不能に嵌合固定されている。これらのナット部材16およびウォームホイール17は一対のスラスト軸受18を介してギヤボックス部15に回転可能に支持された上で、そのギヤボックス部15に横方向から螺合されたホルダ19およびロックナット20により抜け止めが施されている。
また、ギヤボックス部15内にはモータ14によって直接回転駆動される図示外のウォームがモータ14の回転軸の延長線に配置されていて、このウォームがウォームホイール17と噛み合っている。したがって、モータ14がいずれか一方側に回転すると、ウォームとウォームホイール17を介してナット部材16が回転駆動され、ナット部材16の回転方向に応じてそれに螺合しているスクリューシャフト11が進退移動することになる。
スクリューシャフト11の先端には長手方向に対して直交するように円筒状に形成された受け駒21が固定されているとともに、この受け駒21が嵌合する円筒状の嵌合穴が半径方向に貫通して形成された中実円筒状の継手部材12に装着されている。
その一方、ベース部13は矩形状のフランジ部13aを有しているとともに、切欠部13bを有する中空円筒状のものとして形成されていて、そのベース部13の内部に、円周方向に回転可能および軸心方向に移動可能に軸受部材12が挿入されるようになっている。なお、ベース部13に形成された切欠部13bは、ベース部13自体に継手部材12が挿入される際にスクリューシャフト11が干渉を回避するためのものであり、切欠部13bとスクリューシャフト11との間にも所定の隙間を持たせてある。また、上記スクリューシャフト11と継手部材12およびベース部13との相互連結構造は、本出願人が提案している特開2012−11786号公報に記載のものと基本的に同一である。
図1のほか図3,4に示すように、ロアジャケット2の一端部には回転角センサ等を含む電気ユニットを取付ける取付部となる根元フランジ部22を形成してあるとともに、ロアジャケット2とこれに内挿されるアッパジャケット3との重合部となる長手方向の中間部には矩形状の張り出し部23を形成してある。この張り出し部23には長手方向に沿って長穴24を形成してあるとともに、長穴24の周囲には一般面よりも一段低くなる矩形状のガイドレール部25を形成してある。このガイドレール部25にはベース部13のフランジ部13aが着座して嵌合保持される。
さらに、張り出し部23には、ベース部13のフランジ部13aが着座するガイドレール部25の上からかぶせるようにカバー部材としてのカバープレート26が装着されて、複数のビス27にて固定される。これにより、ベース部13はロアジャケット2の長手方向にスライド可能に案内支持されることになり、ガイドレール部25とカバープレート26はベース部13のためのガイド部28を形成していることになる。なお、長穴24の長さは、後述するようにロアジャケット2に対するアッパジャケット3の摺動動作に基づくテレスコピック動作のためのストロークに相当している。
図3および図5に示すように、ロアジャケット2とアッパジャケット3との長手方向での重合部において、アッパジャケット3の円筒外周面には単一の係合穴29を形成してあるとともに、この係合穴29に隣接するように車両後方側に向けて穴延長部としての長穴30を延長形成してある。また、係合穴29と長穴30との接続部には係合穴29自体の直径よりも幅狭の狭窄部を形成するべく規制部としての一対の規制突起部31を拡張溝部32とともに形成してある。そして、図2,4に示すように、ベース部13の内底部に螺合させる取付ボルト33の先端の小径軸部33cをアッパジャケット3側の係合穴29に係合させてある。この小径軸部33cは支持部材であるベース部13の突出部として機能する。
ここで、図3に示すように、取付ボルト33は段付き軸状のものであり、例えば六角穴付きの頭部33aのほか、おねじ部でもある大径軸部33bと先端の単純円筒状の小径軸部33cとを有していて、大径軸部33bをベース部13の内底部のねじ穴(めねじ部)34に螺合させることでそのベース部13に固定される。
したがって、このように構成されたステアリングコラム装置によれば、テレスコピック動作をしない定常時においては、図1,2の状態を自己保持していて、図示しないステアリングホイールの操作に基づくステリングシャフト4の回転をスムーズに許容する。
また、ステアリングホイールの軸心方向での位置調整に際しては、図示しないテレスコピックスイッチを伸長側または収縮側に操作すると、駆動装置9のモータユニット10が起動して、図4に示したナット部材16が定位置にて正転または逆転方向に回転駆動される。ナット部材16が回転すると、それに螺合しているスクリューシャフト11が長手方向のいずれかの方向に進退移動し、そのスクリューシャフト11の進退移動に応じてベース部13がガイド部28に案内されるかたちで長手方向にスライド移動する。
そして、ベース部13に付帯している取付ボルト33とアッパシャフト3側の係合穴29との係合のために、ベース部13のスライド移動に応じて、ロアジャケット2に対してアッパジャケット3が摺動動作、すなわちテレスコピック動作をすることになる。これにより、長穴24の長さの範囲内において、ステアリングホイールの軸心方向の位置を任意の位置に調整することができる。
ここで、図3に示したスクリューシャフト11の先端の受け駒21と軸受部材12との間の円筒面接触に基づく回転自由度に加えて、軸受部材12とそれが挿入されるベース部13との間においても円周方向および軸心方向での相対移動自由度を有しているので、例えばスクリューシャフト11の芯ずれ等を吸収することができ、スクリューシャフト11や相手側となる部品に無理な力が加わることがなく、テレスコピック動作時の作動安定性に優れたものとなる。
さらに、いわゆる二次衝突時の衝撃エネルギーを受けた場合には、図3〜5に示すように、アッパジャケット3の係合穴29に係合している取付ボルト33の小径軸部33cがその係合穴29から抜け出て、規制突起部31を塑性変形させながら長穴30内を移動することから、これにより二次衝突時の衝撃エネルギーを吸収することができる。
この場合において、所要の衝撃エネルギー特性が得られるように、取付ボルト33における小径軸部33cの直径と長穴30の幅寸法を適宜設定するものとし、例えば長穴30の幅寸法を長手方向で段階的または連続的に変化させるようにしても良い。また、所要の衝撃エネルギー特性が得られるならば、長穴30に代えて他の穴形状としても良い。
このように本実施の形態のステアリングコラム装置によれば、駆動装置9とアッパジャケット3との連結部として機能するベース部13を、ガイドレール部25とカバープレート26とからなるガイド部28にスライド可能に支持させているので、アッパジャケット3とベース部13を溶接等にて強固に連結する必要がなく、ベース部13のいわゆる後付けが可能となってその組付性が向上することになる。
そして、アッパジャケット3とベース部13を溶接で固定する必要がないことは、熱歪みの影響を受けることがないこととなり、アッパジャケット3の精度が向上するとともに、テレスコピック動作時の作動安定性も良好なものとなる。
その上、ロアジャケット2とアッパジャケット3の重合部分にベース部13を設けているので、ステアリングコラム装置の軸方向長さを小さくでき、その小型化の上でも有利となる。
また、ベース部13や、ガイドレール部25とともにガイド部28を形成することになるカバープレート26を、後付けにてロアジャケット2の側方から組み付けることができるため、必要な部品の組付性が一段と向上する。
さらに、先にも述べたように、取付ボルト33の小径軸部33cと、それに係合しているアッパジャケット3側の係合穴29に規制突起部31や長穴30を含めた部分が、実質的に衝撃エネルギー吸収機能を有していて、二次衝突時の衝撃エネルギーをロアジャケット2とアッパジャケット3との摺動動作によって吸収することができるので、アッパジャケット3を二重管によって構成する必要がなく、構造を簡素化できる利点がある。
2…ロアジャケット
3…アッパジャケット
9…テレスコピック駆動装置
10…モータユニット
11…スクリューシャフト(ねじ軸)
13…ベース部(支持部材)
13a…フランジ部
24…長穴
25…ガイドレール部
26…カバープレート(カバー部材)
28…ガイド部
29…係合穴
30…長穴(穴延長部)
31…規制突起部(規制部)
33…取付ボルト(突出部)
3…アッパジャケット
9…テレスコピック駆動装置
10…モータユニット
11…スクリューシャフト(ねじ軸)
13…ベース部(支持部材)
13a…フランジ部
24…長穴
25…ガイドレール部
26…カバープレート(カバー部材)
28…ガイド部
29…係合穴
30…長穴(穴延長部)
31…規制突起部(規制部)
33…取付ボルト(突出部)
Claims (3)
- 車体側に支持されたロアジャケットに軸心方向で進退移動可能にアッパジャケットを内挿するとともに、前記ロアジャケットとアッパジャケットとに跨って架橋的にテレスコピック駆動装置を配置し、
前記テレスコピック駆動装置は、前記ロアジャケットに支持された電動式のモータユニットと、このモータユニットの起動により前記アッパジャケットをロアジャケットに対し進退移動させるねじ軸と、このねじ軸の一端を前記アッパジャケットに連結する支持部材と、を備え、前記ロアジャケットに対するアッパジャケットの進退移動動作に基づいてテレスコピック動作させるようになっていて、
前記ロアジャケットには長手方向に沿って長穴を形成するとともに、当該長穴に沿ってガイド部を形成し、
このガイド部に沿って前記支持部材を摺動可能に支持させるとともに、
前記支持部材には前記長穴を通って内方に突出して前記アッパジャケットに係合する突出部を形成してあり、
前記テレスコピッック動作時には、前記ガイド部に案内されている支持部材とアッパジャケットが一体的に進退移動するようになっていることを特徴とする電動式ステアリングコラム装置。 - 前記ロアジャケットに形成されたガイド部は、前記長穴の周囲に形成されたガイドレール部と、このガイドレール部に重合配置されるカバー部材と、を備え、
前記支持部材に形成されたフランジ部を前記カバー部材と前記ガイドレール部との間に摺動可能に配置することにより、前記支持部材がガイドレール部の長手方向で進退移動可能に案内されていることを特徴とする請求項1に記載の電動式ステアリングコラム装置。 - 前記アッパジャケットには、前記支持部材の突出部が係合する係合穴を形成し、この係合穴の車両後方側に当該係合穴と隣接する穴延長部を形成するとともに、前記係合穴と穴延長部との間には規制部を形成し、
二次衝突によってアッパジャケットに軸方向の衝撃荷重が作用した際に、前記規制部が塑性変形して、前記係合穴に嵌合している突出部が当該係合穴から抜け出て穴延長部側に移動可能となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動式ステアリングコラム装置。
Priority Applications (1)
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