JP7322417B2 - ウォーム減速機 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば電動パワーステアリング装置に組み込んで使用するウォーム減速機に関する。
図10は、自動車用のステアリング装置の1例を示している。ステアリングホイール1の回転は、ステアリングギヤユニット2の入力軸3に伝達され、入力軸3の回転に伴って左右1対のタイロッド4が押し引きされて、前車輪に舵角が付与される。ステアリングホイール1は、ステアリングシャフト5の後端部に支持固定されており、ステアリングシャフト5は、ステアリングコラム6の内側を軸方向に挿通し、かつ、ステアリングコラム6に回転自在に支持されている。ステアリングシャフト5の前端部は、自在継手7を介して中間シャフト8の後端部に接続され、中間シャフト8の前端部は、別の自在継手9を介して、入力軸3に接続されている。
図10のステアリング装置には、電動モータ10を補助動力源として、ステアリングホイール1を操作するのに要する力の低減を図る、電動パワーステアリング装置が組み込まれている。電動パワーステアリング装置には減速機が組み込まれるが、この減速機として、大きなリード角を有し、動力の伝達方向に関して可逆性を有するウォーム減速機が、一般的に使用されている。図11は、特許第4381024号公報に記載されている、ウォーム減速機の従来構造の1例を示している。ウォーム減速機11は、ハウジング12と、ウォームホイール13と、ウォーム14とを備える。
ハウジング12は、ホイール収容部15と、自身の中心軸がホイール収容部15の中心軸に対し捩れの位置に存在し、かつ、軸方向中間部がホイール収容部15内に開口したウォーム収容部16とを有する。ウォームホイール13は、外周面にホイール歯17を有し、ホイール収容部15の内側に回転自在に支持されたステアリングシャフト5(図10参照)の前側部分に、ステアリングシャフト5と同軸に支持固定されている。
ウォーム14は、軸方向中間部外周面に、ホイール歯17と噛合するウォーム歯18を有している。ウォーム14は、ウォーム歯18を挟んだ軸方向2箇所位置を、1対の玉軸受19a、19bにより、ウォーム収容部16の内側に回転自在に支持されている。1対の玉軸受19a、19bのうち、ウォーム14の先端側の玉軸受19aの外輪は、ウォーム収容部16の奥端側部分の内側に内嵌固定されたホルダ20に圧入されている。玉軸受19aの内輪は、ウォーム14のうちでウォーム歯18よりも先端側に位置する部分に設けられた大径部21に、合成樹脂製のブッシュ22を介して隙間嵌により外嵌されている。すなわち、玉軸受19aの内輪は、ウォーム14の大径部21に隙間嵌で外嵌されたブッシュ22にがたつきなく外嵌されている。ウォーム14の基端側の玉軸受19bの外輪は、ウォーム収容部16の開口部に圧入されており、玉軸受19bの内輪は、ウォーム14の基端部に外嵌されている。ウォーム14の基端部(図11の左端部)には、電動モータ10の出力軸が、トルクの伝達を可能に接続されている。すなわち、ウォーム14は、電動モータ10により回転駆動可能となっている。
ウォーム減速機11では、ホイール歯17とウォーム歯18との噛合部に、ウォーム減速機11を構成する部品のそれぞれの寸法誤差や組立誤差などに基づいて、不可避のバックラッシュが存在する。このバックラッシュの存在に基づき、ステアリングシャフト5の回転方向を変える際に、噛合部で耳障りな歯打ち音が発生する場合がある。図示の例では、このような歯打ち音の発生を抑えるために、ウォーム14の先端部を、ウォームホイール13側に向けて弾性的に付勢している。
すなわち、ウォーム14の基端部はウォーム収容部16に対し、ラジアル隙間を有する玉軸受19bにより、若干の揺動変位を可能に支持されている。ウォーム14の大径部21の外周面と、ブッシュ22の内周面との間には環状隙間が全周にわたって存在する。ウォーム14の先端部にはパッド23が外嵌され、パッド23とホルダ20との間に捩りコイルばね24が設置されている。捩りコイルばね24によって、パッド23を、電動モータ10の中心軸とウォームホイール13の中心軸に直交する第1の方向(図11の上下方向)に関して、ウォームホイール13側に向けて弾性的に押圧することにより、ウォーム14の先端部を、第1の方向に関して、ウォームホイール13側に向けて弾性的に押圧している。これにより、ホイール歯17とウォーム歯18との間のバックラッシュが抑えられ、歯打ち音の発生が抑えられる。
特許第4381024号公報
特許第4381024号公報に記載の構造では、ウォーム14の先端部を、ウォームホイール13に近づく方向に押圧可能とするため、ウォーム14の大径部21の外周面と、ブッシュ22の内周面との間に環状隙間が全周にわたって存在する。また、ウォーム14の大径部21の外周面と、ブッシュ22の内周面との間に存在する環状隙間よりも小さいが、ウォーム14の先端部とパッド23の通孔との間にも環状隙間が全周にわたって存在する。したがって、ステアリングシャフト5の回転方向を変える際に、ウォーム14の先端部が、捩りコイルばね24による押圧方向と直角な方向(図11の表裏方向)に変位する可能性がある。
本発明は、上述のような事情に鑑み、ウォームの先端部に、ウォームホイールに近づく方向の弾力を付与する手段を備えるウォーム減速機において、ウォームの先端部が付勢方向と直角な方向に変位するのを抑えることができる構造を実現することを目的としている。
本発明のウォーム減速機は、ハウジングと、ウォームホイールと、ウォームと、転がり軸受と、パッドと、弾性部材とを備える。
前記ウォームホイールは、前記ハウジングに回転自在に支持されて、外周面にホイール歯を有する。
前記ウォームは、前記ハウジングに回転自在に支持されて、外周面に、前記ホイール歯と噛合するウォーム歯を有する。
前記転がり軸受は、前記ウォームの先端部に直接または円筒状のブッシュを介して隙間嵌で外嵌された内輪と、前記ハウジングに直接またはホルダを介して内嵌固定された外輪とを有する。
前記パッドは、前記ウォームの先端部で、かつ、前記内輪または前記ブッシュが外嵌された部分から軸方向に外れた部分を内嵌する嵌合孔を有する。
前記弾性部材は、前記パッドに、前記ウォームホイールに近づく方向の弾力を付与する。換言すれば、前記弾性部材は、前記パッドを、前記ウォームホイールに近づく方向に弾性的に付勢する。
前記嵌合孔の内周面と前記ウォームの先端部外周面とは、前記弾性部材により前記パッドに付与される弾力の方向に関して前記ウォームホイールから遠い側の円周方向1箇所位置でのみ接触している。
本発明の第1態様では、前記嵌合孔の中心軸を前記内輪の中心軸に対し、前記ウォームホイールの軸方向にオフセットさせている。
この場合、前記嵌合孔の中心軸を前記内輪の中心軸に対し、前記ウォームホイールの軸方向に関して、前記ホイール歯と前記ウォーム歯との当接面圧が小さくなる方向にオフセットさせることが好ましい。
本発明の第2態様では、前記嵌合孔の内周面と前記ウォームの先端部外周面との接触部が、前記弾性部材により前記パッドに付与される弾力の方向と平行で、かつ、前記嵌合孔の中心軸に直交する仮想直線上から、前記嵌合孔の円周方向に関して外れた位置に存在している。
本発明の第1態様および第2態様のウォーム減速機の何れも、前記弾性部材を、前記パッドに、前記ウォームホイールの中心軸と前記内輪の中心軸とに直交する方向に関して前記ウォームホイール側に向かう方向の弾力を付与するものとすることができる。
あるいは、前記弾性部材を、前記パッドに、前記ウォームホイールの中心軸と前記内輪の中心軸とに直交する方向に対し傾斜した方向で、かつ、前記ウォームホイールに近づく方向の弾力を付与するものとすることができる。この場合、前記ウォームホイールの中心軸と前記内輪の中心軸とに直交する方向と、前記弾性部材により前記パッドに付与される弾力の方向とのなす角度を45度以下とする。
この場合、前記弾性部材により、前記ウォームホイールの中心軸と前記内輪の中心軸とに直交する方向に関して、前記ウォームホイールに近づくほど、該ウォームホイールの軸方向に関して、前記内輪の中心軸に対する前記嵌合孔のオフセット方向に向かう方向の弾力を、前記パッドに付与することが好ましい。
上述のような本発明のウォーム減速機によれば、ウォームホイールの回転方向を変える際に、ウォームの先端部が弾性部材による付勢方向と直角な方向に変位するのを抑えることができる。
図1は、本発明の実施の形態の第1例のウォーム減速機を組み込んだステアリング装置を下方から見た斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態の第1例のウォーム減速機を組み込んだステアリング装置の端面図である。 図3は、図1のA-A断面図である。 図4は、図1のB-B断面図である。 図5は、付勢機構を取り出して示す斜視図である。 図6は、内輪の中心軸に対して嵌合孔の中心軸がオフセットしている様子を誇張して示す模式図である。 図7は、付勢機構の分解斜視図である。 図8は、内輪の中心軸に対する嵌合孔の中心軸のオフセット方向を説明するための図である。 図9は、本発明の実施の形態の第2例を示す、図6に相当する図である。 図10は、ステアリング装置の従来構造の1例を示す部分切断側面図である。 図11は、図10のC-C拡大断面図である。
[実施の形態の第1例]
図1~図8は、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例のステアリング装置は、ステアリングシャフト5aと、ステアリングコラム6aと、電動モータ10aと、ウォーム減速機11aとを備える。
ステアリングシャフト5aは、ステアリングコラム6aの内側を軸方向に挿通し、かつ、ステアリングコラム6aに回転自在に支持されている。ステアリングシャフト5aの後端部には、ステアリングホイール1(図10参照)が支持固定され、ステアリングシャフト5aの前端部は、自在継手7を介して中間シャフト8の後端部に、トルクの伝達を可能に接続される。ステアリングコラム6aは、支持ブラケット25を介して車体に支持される。
本例のステアリング装置は、ステアリングホイール1の前後位置を調節可能とするテレスコピック機構と、ステアリングホイール1の上下位置を調節可能とするチルト機構とを備える。このために、ステアリングシャフト5aを、前側のインナシャフト26と後側のアウタチューブ27とを、トルク伝達可能に、かつ、伸縮可能に組み合わせることにより構成し、ステアリングコラム6aを、前側のアウタコラム28と後側のインナコラム29とを伸縮可能に組み合わせることにより構成している。
アウタコラム28の前端部には、ウォーム減速機11aのハウジング12aを介して前側ブラケット30が固設されており、この前側ブラケット30は、車体の幅方向に配置された枢軸に対しこの枢軸を中心とする揺動変位を可能に支持されている。アウタコラム28は、アウタコラム28の軸方向に伸長するスリット31を形成することにより、後側部分の内径を拡縮可能に構成されている。支持ブラケット25は、アウタコラム28の後側部分を、車体の幅方向両側から挟持する1対の支持板部32を有する。1対の支持板部32は、調節レバー33の操作に基づいて、それぞれの内側面同士の間隔を拡縮可能に構成されている。これにより、本例のステアリング装置は、ステアリングホイール1の前後位置および上下位置を調節可能としたモードと、ステアリングホイール1を調節後の位置に保持するモードとを切り換え可能に構成されている。
本例のステアリング装置は、運転者がステアリングホイール1を操作するのに要する力の低減を図る、電動アシスト機構をさらに備える。本例では、電動アシスト機構を、電動モータ10aの補助動力をステアリングシャフト5aに付与する、コラムアシスト式としている。具体的には、本例の電動アシスト機構は、電動モータ10aの出力軸34の回転を、ウォーム減速機11aにより減速して、ステアリングシャフト5aに付与するように構成されている。
ウォーム減速機11aは、ハウジング12aと、ウォームホイール13aと、ウォーム14aと、転がり軸受35と、付勢機構36とを備える。
ハウジング12aは、ホイール収容部15aと、このホイール収容部15aの中心軸に対し捩れの位置にある中心軸を有し、かつ、軸方向中間部がホイール収容部15a内に開口したウォーム収容部16aとを備える。本例では、ハウジング12aは、アウタコラム28の前端部に、ホイール収容部15aの中心軸とアウタコラム28の中心軸とが同軸となるように支持固定されている。
ウォームホイール13aは、外周面に、はすば歯車であるホイール歯17aを有し、かつ、ホイール収容部15aの内側に回転自在に支持されている。本例では、ウォームホイール13aは、ステアリングシャフト5aのインナシャフト26の前側部の周囲に、このインナシャフト26と一体に回転するように支持固定されている。
ウォーム14aは、軸方向中間部外周面に形成された、ねじ状のウォーム歯18aをウォームホイール13aのホイール歯17aと噛合させ、かつ、ウォーム収容部16aの内側に回転自在に支持されている。なお、本例では、ウォーム歯18aを、ウォーム14aの中心軸を上下方向に向けて配置し、ウォーム14aの径方向外方からウォーム歯18aを見た場合に、歯が右上がりである(右側に向かうほど上側に向かう方向に傾斜した)右ねじれとしている。
ウォーム14aは、基端部内周面に雌スプライン部37を有する。この雌スプライン部37と、電動モータ10aの出力軸34の外周面に形成された雄スプライン部39とをスプライン係合させることにより、ウォーム14aの基端部と電動モータ10aの出力軸34とを、トルクの伝達を可能に接続している。なお、電動モータ10aは、ハウジング12aのウォーム収容部16aの開口側の端部に、ねじ止めにより結合固定されている。
ウォーム14aは、基端部外周面を、先端側に向かうほど外径が段階的に大きくなる段付円筒面としている。具体的には、ウォーム14aは、基端部外周面に、ウォーム歯18aから遠い側から順に、円筒面部40と、嵌合面部41と、円筒面部42とを有し、かつ、円筒面部42とウォーム歯18aとの間部分に、基端側を向いた段差部43を有する。
ウォーム14aの基端部は、ウォーム収容部16aの開口側部分の内周面に形成された軸受保持部44に、玉軸受45により、回転および揺動変位を可能に支持されている。玉軸受45は、外輪46と、内輪47と、複数個の玉48とを備える。
外輪46は、外周面を、ウォーム収容部16aの軸受保持部44に締り嵌めで内嵌し、かつ、軸受保持部44の奥端側に形成された段差部49と、ウォーム収容部16aの開口側部分の内周面に係止された止め輪50との間で軸方向両側から挟持されている。すなわち、外輪46の軸方向片側面(図3の右側面)は、段差部49に突き当てられ、かつ、外輪46の軸方向他側面(図3の左側面)は、止め輪50に突き当てられている。
内輪47は、内周面を、ウォーム14aの嵌合面部41にがたつきなく外嵌し、かつ、段差部43と、円筒面部40に圧入およびかしめにより固定されたスペーサ51との間で、1対の弾性体52を介して、軸方向両側から挟持されている。すなわち、内輪47の軸方向片側面は、段差部43に、弾性体52を介して突き当てられ、かつ、内輪47の軸方向他側面は、スペーサ51に、弾性体52を介して突き当てられている。
以上のような構成により、ウォーム14aの基端部は、ウォーム収容部16aの軸受保持部44に対して、回転および揺動変位を可能に支持されている。
また、ウォーム14aは、先端部外周面を、段付円筒面としている。具体的には、ウォーム14aは、先端部外周面に、ウォーム歯18aに近い側の大径円筒面部53と、ウォーム歯18aから遠い側の小径円筒面部54とを有する。
本例のウォーム減速機11aでは、ウォーム14aの先端部外周面と、ウォーム収容部16aの奥端部内周面との間に、転がり軸受35と付勢機構36とを設置している。これにより、ウォーム14aの先端部に、ウォームホイール13aに近づく方向の弾力を付与して(ウォーム14aの先端部を、ウォームホイール13aに近づく方向に弾性的に付勢して)、ホイール歯17aとウォーム歯18aとの噛合部でのバックラッシュを抑えている。
ウォーム収容部16aは、奥端部内周面を、段付円筒面としている。具体的には、ウォーム収容部16aは、奥端部内周面に、開口側に近い側から順に、ホルダ保持部55と、小径部56とを有する。
転がり軸受35は、外輪57と、内輪58と、複数個の玉59とを備える。図示の例では、転がり軸受35を、転動体として玉59を使用したラジアル玉軸受としているが、ラジアル荷重を支承可能であれば、転動体として円筒ころや円すいころなどを使用した、ラジアル転がり軸受を採用することもできる。
外輪57は、ハウジング12aのウォーム収容部16aのホルダ保持部55に、付勢機構36のホルダ20aを介して回転不能に内嵌されている。
内輪58は、円筒状のブッシュ22aを介して、ウォーム14aの大径円筒面部53に隙間嵌で外嵌されている。すなわち、ブッシュ22aを内輪58の内周面に軽圧入し、かつ、ブッシュ22aを大径円筒面部53に隙間嵌で外嵌している。ウォーム14aの先端部は、ブッシュ22aの内周面と大径円筒面部53との間に存在する径方向隙間に基づいて、内輪58の中心軸(出力軸34の中心軸と同軸)とウォームホイール13aの中心軸とに直交する第1の方向(図3の上下方向)に関する変位が可能となっている。なお、ブッシュ22aは、ウォーム14aを構成する金属材料に対する摩擦係数が小さい、合成樹脂またはアルミニウム合金などの軽合金などにより構成することが好ましい。
付勢機構36は、ホルダ20aと、パッド23aと、弾性部材である捩りコイルばね24aとを備える。
ホルダ20aは、筒状部60と、この筒状部60の軸方向片側の端部から径方向内側に向かって伸長する、略円輪状の側板部61と、この側板部61の軸方向片側面の径方向内側部から軸方向片側に向けて突出する、略U字形の突出部62とを備える。なお、ホルダ20aは、十分な強度および剛性を有する金属材料製とすることが好ましい。
筒状部60は、内周面に、転がり軸受35の外輪57を内嵌保持する軸受保持面63を有し、かつ、外周面に、円周方向複数箇所に断面三角形の突条64を配置することにより構成された嵌合面部65を有する。本例では、筒状部60の軸受保持面63に外輪57の外周面を締り嵌めで内嵌し、かつ、嵌合面部65を、ウォーム収容部16aのホルダ保持部55に圧入することにより、転がり軸受35の外輪57を、ホルダ20aを介して、ウォーム収容部16aに回転不能に内嵌固定している。
側板部61は、径方向中央部に、長径の方向が第1の方向を向いた略長円形の案内孔66を有する。すなわち、案内孔66は、ウォームホイール13aの軸方向に関して両側に配置された直線部の両端部同士を、円弧形の曲線部により接続した、略長円形の開口形状を有する。
突出部62は、側板部61の軸方向片側面(図3および図4の右側面)の案内孔66の開口部を囲む径方向内側部分のうち、ウォームホイール13aから遠い側の端部を除く部分から軸方向片側に向けて突出している。突出部62は、外周面を部分円筒面としており、かつ、内周面を、案内孔66の内面形状に沿った形状としている。すなわち、突出部62の内面は、ウォームホイール13aの軸方向に関して両側に配置された平坦面の端部同士を、部分円筒面である曲面部により接続することにより構成されている。
突出部62は、外周面のうちで、ウォームホイール13aの軸方向に関する反対側2箇所位置に、互いに近づく方向に凹んだ引っ掛け凹部67をそれぞれ有し、かつ、円周方向両側の端部に係合凹部68をそれぞれ有する。
パッド23aは、略長円形の断面形状を有する本体部69と、この本体部69の中心部を貫通する嵌合孔70と、本体部69の幅方向両側面のうちで、第1の方向に関してウォームホイール13aから遠い側の端部から突出する1対の係合凸部71とを備える。パッド23aは、ウォーム14aを構成する金属材料に対する摩擦係数が小さい、合成樹脂またはアルミニウム合金などの軽合金などにより構成することが好ましい。
本体部69は、ホルダ20aの案内孔66および突出部62の内側に、第1の方向に関する摺動を可能に配置される。嵌合孔70は、ウォーム14aの小径円筒面部54に外嵌される。1対の係合凸部71のそれぞれは、ホルダ20aの係合凹部68のそれぞれに係合される。
捩りコイルばね24aは、ホルダ20aとパッド23aとの間にかけ渡すように設置されており、パッド23aを介して、ウォーム14aの先端部に、第1の方向に関してウォームホイール13a側に向かう方向の弾力を付与している。捩りコイルばね24aは、金属線を曲げ成形することにより構成され、コイル部72と、このコイル部72の両側の端部から径方向内方に折れ曲がった1対の腕部73とを有する。
コイル部72にホルダ20aの突出部62を挿通し、かつ、1対の腕部73を引っ掛け凹部67に引っ掛けることにより、コイル部72に、このコイル部72を縮径させる方向の弾力が付与される。この弾力に基づいて、コイル部72の内周面を、パッド23aの外周面に押し付けることにより、このパッド23aを介して、ウォーム14aの先端部に、第1の方向に関してウォームホイール13a側に向かう方向の弾力を付与している。これにより、ホイール歯17aとウォーム歯18aとの噛合部でのバックラッシュを抑えている。
さらに、本例では、ウォーム14aの小径円筒面部54に隙間嵌めで外嵌された嵌合孔70の中心軸O70を、転がり軸受35の内輪58の中心軸O58に対し、ウォームホイール13aの軸方向にオフセットさせている。なお、小径円筒面部54と嵌合孔70の内周面との間に存在する環状隙間の大きさ(径方向に関する厚さ)は、ウォーム14aの大径円筒面部53と、ブッシュ22aの内周面との間に存在する環状隙間の大きさよりも小さくなっている。
本例では、嵌合孔70の中心軸O70を内輪58の中心軸O58に対し、ホイール歯17aの歯面とウォーム歯18aの歯面との当接圧が小さくなる方向にオフセットさせている。すなわち、本例では、ウォーム歯18aを右ねじれとしているため、図8に示すように、ウォーム14aの中心軸を上下方向に向け、かつ、ウォーム14aの基端部を下側に配置した状態で、ウォームホイール13aと噛合するウォーム14aを、ウォームホイール13aの径方向外方から見た場合に、嵌合孔70の中心軸O70を内輪58の中心軸O58に対して右側にオフセットさせている。
より具体的には、ウォームホイール13aの軸方向に関して、案内孔66および突出部62の中心位置を、ホルダ20aの中心位置からオフセットさせることにより、案内孔66および突出部62の内側に係合したパッド23aの嵌合孔70の中心軸O70を、内輪58の中心軸O58に対してオフセットさせている。この結果、ウォーム14aの中心軸O14aが、玉軸受45により支持された部分を中心に、電動モータ10aの出力軸34の中心軸O34に対して傾斜する。
上述のように、本例では、嵌合孔70の中心軸O70を、転がり軸受35の内輪58の中心軸O58に対し、ウォームホイール13aの軸方向にオフセットさせている。これにより、捩りコイルばね24aによりパッド23aに弾力を付与した状態において、嵌合孔70の内周面とウォーム14aの小径円筒面部54との接触部Pを、捩れコイルばね24aによりパッド23aに付与される弾力の方向(第1の方向)と平行で、かつ、嵌合孔70の中心軸O70を通る仮想直線α上から、嵌合孔70の円周方向に関して外れた位置に存在させている。
なお、内輪58の中心軸O58に対する嵌合孔70の中心軸O70のオフセット量は、ブッシュ22aの内周面と大径円筒面部53との間の環状隙間の径方向寸法などに応じて適切に決定される。具体的には、一般的な乗用車の電動アシスト機構に組み込まれるウォーム減速機11aの場合、前記オフセット量を、0.01mm~0.5mmとし、0.05mm~0.3mmとすることが好ましく、0.1mm~0.2mmとすることがより好ましい。
本例のウォーム減速機11aでは、嵌合孔70の中心軸O70を、転がり軸受35の内輪58の中心軸O58に対し、ウォームホイール13aの軸方向にオフセットさせている。このため、ステアリングホイール1を操作して、ステアリングシャフト5に支持固定されたウォームホイール13aの回転方向を変えた場合でも、ウォーム14aの先端部が付勢方向と直角な方向、すなわち、ウォームホイール13aの軸方向に変位するのを防止することができる。特に本例では、嵌合孔70の中心軸O70を内輪58の中心軸O58に対し、ホイール歯17aの歯面とウォーム歯18aの歯面との当接圧が小さくなる方向にオフセットさせているので、ウォーム14aの先端部のがたつきを、より効果的に防止することができる。
なお、本例では、ウォーム14aのウォーム歯18aのねじれ方向が右ねじれである場合について説明したが、ウォーム歯のねじれ方向を左ねじれとすることもできる。この場合、ウォームの中心軸を上下方向に向け、かつ、ウォームの基端部を下側に配置した状態で、ウォームホイールと噛合するウォームを、ウォームホイールの径方向外方から見て、嵌合孔の中心軸を内輪の中心軸に対して左側にオフセットさせることが好ましい。
本例では、ウォーム減速機11aを、コラム式の電動アシスト機構に組み込んだ場合について説明したが、本発明のウォーム減速機は、コラム式に限らず、電動モータの補助動力を、ステアリングギヤユニットの入力軸であるピニオン軸に付与するピニオン式などの電動アシスト機構に組み込むこともできる。また、本発明のウォーム減速機は、電動アシスト機構に限らず、各種機械装置に組み込むことができる。
[実施の形態の第2例]
図9は、実施の形態の第2例を示している。本例の付勢機構36aでも、パッド23aの嵌合孔70の中心軸O70を、転がり軸受35(図3、図4および図7参照)の内輪58の中心軸に対し、ウォームホイール13aの軸方向(図9の左右方向)に関して、ホイール歯17aの歯面とウォーム歯18aの歯面との当接圧が小さくなる方向(図9の左方)にオフセットさせている。また、本例の付勢機構36aでは、捩りコイルばね24aにより、ウォーム14aの先端部を、パッド23aを介して、内輪58の中心軸とウォームホイール13aの中心軸とに直交する第1の方向(図9の上下方向)に対し傾斜した方向で、かつ、ウォームホイール13a側(図9の下側)に向かう方向の弾力を付与している。具体的には、ウォーム収容部16aのホルダ保持部55に対する付勢機構36aの円周方向に対する取り付け位相を、実施の形態の第1例のウォーム収容部16aのホルダ保持部55に対する付勢機構36の円周方向に対する取り付け位相に対してずらしている。なお、捩りコイルばね24aによるパッド23aの付勢方向は、第1の方向に関して、ウォームホイール13aに近づく(図9の下方に向かう)ほど、ウォームホイール13aの軸方向に関して、内輪58の中心軸O58に対する嵌合孔70の中心軸O70のオフセット方向(図9の左方)に向かう方向(図9の右上から左下に向かう方向)としている。
なお、本例では、第1の方向と、コイルばね24aによってウォーム14aの先端部を付勢する方向とのなす角度θを、0度よりも大きく、45度以下としている。
本例の場合も、ウォーム14aの小径円筒面部54に外嵌された嵌合孔70の中心軸O70を、転がり軸受35の内輪58の中心軸O58に対し、ウォームホイール13aの軸方向にオフセットさせている。具体的には、嵌合孔70の中心軸O70を内輪58の中心軸O58に対し、ホイール歯17aの歯面とウォーム歯18aの歯面との当接圧が小さくなる方向にオフセットさせている。これにより、嵌合孔70の内周面とウォーム14aの小径円筒面部54との接触部Pを、捩れコイルばね24aによりパッド23aに付与される弾力の方向と平行で、かつ、嵌合孔70の中心軸O70に直交する仮想直線α上から、嵌合孔70の円周方向に関して外れた位置に存在させている。
上述のような本例の場合も、嵌合孔70の中心軸O70を、転がり軸受35の内輪58の中心軸O58に対し、ウォームホイール13aの軸方向にオフセットさせているため、ウォームホイール13aの回転方向を変えた場合でも、ウォーム14aの先端部が付勢方向と直角な方向、すなわち、ウォームホイール13aの軸方向に変位するのを抑えることができる。
さらに本例では、捩りコイルばね24aにより、ウォーム14aの先端部を、パッド23aを介して、第1の方向に対し傾斜した方向の弾力を付与している。このため、実施の形態の第1例の構造と比較して、ウォーム14aの小径円筒面部54とパッド23aの嵌合孔70の内周面との摺接部で発生する摩擦熱を小さく抑えることができる。その他の部分の作用効果は、実施の形態の第1例と同様である。
1 ステアリングホイール
2 ステアリングギヤユニット
3 入力軸
4 タイロッド
5、5a ステアリングシャフト
6、6a ステアリングコラム
7 自在継手
8 中間シャフト
9 自在継手
10、10a 電動モータ
11、11a ウォーム減速機
12、12a ハウジング
13、13a ウォームホイール
14、14a ウォーム
15、15a ホイール収容部
16、16a ウォーム収容部
17、17a ホイール歯
18、18a ウォーム歯
19a、19b 玉軸受
20、20a ホルダ
21 大径部
22、22a ブッシュ
23、23a パッド
24、24a 捩りコイルばね
25 支持ブラケット
26 インナシャフト
27 アウタチューブ
28 アウタコラム
29 インナコラム
30 前側ブラケット
31 スリット
32 支持板部
33 調節レバー
34 出力軸
35 転がり軸受
36、36a 付勢機構
37 雌スプライン部
39 雄スプライン部
40 円筒面部
41 嵌合面部
42 円筒面部
43 段差部
44 軸受保持部
45 玉軸受
46 外輪
47 内輪
48 玉
49 段差部
50 止め輪
51 スペーサ
52 弾性体
53 大径円筒面部
54 小径円筒面部
55 ホルダ保持部
56 小径部
57 外輪
58 内輪
59 玉
60 筒状部
61 側板部
62 突出部
63 軸受保持面
64 突条
65 嵌合面部
66 案内孔
67 引っ掛け凹部
68 係合凹部
69 本体部
70 嵌合孔
71 係合凸部
72 コイル部
73 腕部

Claims (6)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに回転自在に支持されて、外周面にホイール歯を有するウォームホイールと、
    前記ハウジングに回転自在に支持されて、外周面に、前記ホイール歯と噛合するウォーム歯を有するウォームと、
    前記ウォームの先端部に、直接または円筒状のブッシュを介して、隙間嵌で外嵌された内輪と、前記ハウジングに直接またはホルダを介して内嵌固定された外輪とを有する転がり軸受と、
    前記ウォームの先端部で、かつ、前記内輪または前記ブッシュが外嵌された部分から軸方向に外れた部分を内嵌する嵌合孔を有するパッドと、
    前記パッドに、前記ウォームホイールに近づく方向の弾力を付与する弾性部材と、
    を備え、
    前記嵌合孔の内周面と前記ウォームの先端部外周面とは、前記弾性部材により前記パッドに付与される弾力の方向に関して前記ウォームホイールから遠い側の円周方向1箇所位置でのみ接触し、かつ、前記嵌合孔の中心軸が前記内輪の中心軸に対し、前記ウォームホイールの軸方向にオフセットしている、
    ウォーム減速機。
  2. 前記嵌合孔の中心軸が前記内輪の中心軸に対し、前記ウォームホイールの軸方向に関して、前記ホイール歯と前記ウォーム歯との当接圧が小さくなる方向にオフセットしている、請求項1に記載のウォーム減速機。
  3. ハウジングと、
    前記ハウジングに回転自在に支持されて、外周面にホイール歯を有するウォームホイールと、
    前記ハウジングに回転自在に支持されて、外周面に、前記ホイール歯と噛合するウォーム歯を有するウォームと、
    前記ウォームの先端部に、直接または円筒状のブッシュを介して、隙間嵌で外嵌された内輪と、前記ハウジングに直接またはホルダを介して内嵌固定された外輪とを有する転がり軸受と、
    前記ウォームの先端部で、かつ、前記内輪または前記ブッシュが外嵌された部分から軸方向に外れた部分を内嵌する嵌合孔を有するパッドと、
    前記パッドに、前記ウォームホイールに近づく方向の弾力を付与する弾性部材と、
    を備え、
    前記嵌合孔の内周面と前記ウォームの先端部外周面とは、前記弾性部材により前記パッドに付与される弾力の方向に関して前記ウォームホイールから遠い側の円周方向1箇所位置でのみ接触しており、
    前記嵌合孔の内周面と前記ウォームの先端部外周面との接触部が、前記弾性部材により前記パッドに付与される弾力の方向と平行で、かつ、前記嵌合孔の中心軸に直交する仮想直線上から、前記嵌合孔の円周方向に関して外れた位置に存在する、
    ウォーム減速機。
  4. 前記弾性部材は、前記パッドに、前記ウォームホイールの中心軸と前記内輪の中心軸とに直交する方向に関して前記ウォームホイール側に向かう方向の弾力を付与する、請求項1~3のうちの何れか1項に記載のウォーム減速機。
  5. 前記弾性部材は、前記パッドに、前記ウォームホイールの中心軸と前記内輪の中心軸とに直交する方向に対し傾斜した方向で、かつ、前記ウォームホイールに近づく方向の弾力を付与しており、
    前記ウォームホイールの中心軸と前記内輪の中心軸とに直交する方向と、前記弾性部材により前記パッドに付与される弾力の方向とのなす角度が45度以下である、請求項1~3のうちの何れか1項に記載のウォーム減速機。
  6. 前記弾性部材は、前記ウォームホイールの中心軸と前記内輪の中心軸とに直交する方向に関して、前記ウォームホイールに近づくほど、該ウォームホイールの軸方向に関して、前記内輪の中心軸に対する前記嵌合孔のオフセット方向に向かう方向の弾力を、前記パッドに付与している、請求項5に記載のウォーム減速機。
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